JP5026481B2 - 回転テーブルを備えたタイヤ着脱装置 - Google Patents

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本発明は主にランフラットタイヤ(パンクしても一定距離を走れるタイヤ)や扁平タイヤを対象とした回転テーブルを備えたタイヤ着脱装置に関するものである。
ホイールにタイヤを装着する場合又は取外す場合、一般にタイヤの着脱装置が用いられて該タイヤ着脱作業の効率化が図られている。タイヤの着脱方法もタイヤサイズによって違っており、例えばトラック等の大型タイヤであれば、ホイールを上記タイヤ着脱装置の回転チャックに固定した状態でビードローラをタイヤ側面に押圧しながら回転するだけで、該タイヤの着脱を行うことが出来る。
しかし、小型乗用車に装着されているタイヤは、上記大型タイヤのように単にビードローラにて押圧しながら回転するだけでは着脱を行ない得ない。これは小型乗用車タイヤは大型タイヤに比べて柔らかいためで、タイヤ側面をビードローラでもって押圧しただけでは該タイヤ全体が変形するだけとなり、タイヤのビードをホイールのビード部から外したり、逆にホイールのビード部へ嵌込むことは出来ず、その為にタイヤビードをタイヤ爪に係止してホイールへの着脱作業を行なっている。
すなわち、水平に揺動するアーム端から垂下するロッドの下端にタイヤ爪を備え、回転テーブルには同じくホイールを固定し、該タイヤ爪をタイヤビードに係止した状態で、ホイール並びにタイヤを回転することで、タイヤの着脱を行なうことが出来る。勿論、このように上記回転テーブルとタイヤ爪を備えたアームを有すタイヤ着脱装置は従来から知られていて、多方面で利用されているが、同じ小型乗用車用タイヤであっても、扁平タイヤの場合には従来のタイヤ着脱装置を用いてタイヤの着脱作業を容易に行うことが出来ない。同じくランフラットタイヤの場合も着脱作業は容易でない。
扁平タイヤを装着しているケースは近年多く、この種のタイヤは一般乗用車用タイヤに比べて剛性が高くなっているため、タイヤ爪をタイヤビードに係止して回転するだけではホイールに装着出来ず、又ホイールから取外し出来ない為に、タイヤ爪の他にマウントローラやディマウントローラを装着している装置が知られている。特許第2724661号に係る「扁平タイヤの装着方法」、特許第2668318号に係る「扁平タイヤの取外し方法及びその装置」はマウントローラやディマウントローラを兼用したタイヤ着脱方法である。
(特許第2724661号に係る「扁平タイヤの装着方法」)
回転テーブルにホイールを固定し、該ホイールに扁平タイヤを載せ、タイヤの下ビードを所定の位置に配置したタイヤ爪に係止した状態で上記回転テーブルを回しながらホイールに嵌込み、下ビードはホイールのドロップ部に位置させておき、そしてタイヤの上ビードを同じくタイヤ爪に係止するとともに、タイヤ爪の付近であってタイヤ回転方向の後方に配置したマウントローラによって、タイヤ上側面を押圧しながら回転テーブルを回して、上ビードをホイールに嵌込むことが出来る。
(特許第2668318号に係る「扁平タイヤの取外し方法」)
ホイールを回転テーブルにチャック爪を介して固定し、該タイヤの上側面をディマウントローラにて押圧してタイヤの上ビードをホイールのドロップ部へ落し込み、対向する反対側の上ビードにテコを差込んでタイヤ爪に係止し、上記回転テーブルを回すことで上ビードをホイールから外し、その後、タイヤの下ビードがドロップ部に落し込まれていない場合には、該タイヤの下側面にディマウントローラを当てて押し上げ、下ビードがドロップ部に落し込まれた状態で上ビードと同じようにテコを差込んでタイヤ爪に係止し、上記回転テーブルを回すことで下ビードをホイールから取外すことが出来る。
ところで、扁平タイヤの装着に関しては上記特許第2724661号に係る「扁平タイヤの装着方法」を採用することに大きな問題はないが、取外しに関しては容易でない。すなわち、タイヤビードをタイヤ爪に係止するに際してレバーで持ち上げなくてはならず、特に扁平タイヤで硬いタイヤビードをタイヤ爪に係止する作業は容易でない。
そして、ホイールは回転テーブルに固定されるが、タイヤの着脱に際してタイヤビードをホイールから外す場合、又ホイールにタイヤビードを嵌める場合に該ホイール外周の耳部に大きな負荷が作用する。この負荷によってホイールが大きく変形しないように回転テーブルに固定する必要がある。
特許第2724661号に係る「扁平タイヤの装着方法」 特許第2668318号に係る「扁平タイヤの取外し方法及びその装置」
このように、従来のタイヤ着脱装置には上記のごとき問題がある。本発明が解決しようとする課題はこの問題点であり、レバーを使用することなく容易にタイヤの取外しが出来るタイヤ着脱装置を提供する。並びに、タイヤの着脱に際して発生する負荷に対してホイールの変形を出来る限り抑えることが出来る回転テーブルを備えたタイヤ着脱装置を提供する。
本発明に係るタイヤ着脱装置の基本構造は従来装置と共通しているが、ホイールを固定して回転する回転テーブル、タイヤビードに係止するタイヤ爪を備え、ホイールにタイヤを載せてタイヤビードをタイヤ爪に係止して回転することで装着され、又、ディマウント爪にタイヤの上側ビードを係止して回転することで取外されるように成っている。勿論、本発明はタイヤ爪やディマウント爪の使い方に関して限定ましない。
ところで、本発明のタイヤ着脱装置には従来からのタイヤ爪の他に、ビードプレスローラ、ディマウント爪、ビードアップローラを備え、ビードプレスローラとディマウント爪で構成されるツールはその向き(上下位置)を換えることが出来る取付け構造としている。ビードプレスローラは回転可能に軸支され、ディマウント爪はタイヤビードに係止することが出来る係止部を設けている。しかも、ディマウント爪はその向きを僅かに変えることが出来るように軸支した構造と成っている。
一方、ホイールが固定される回転テーブルは複数のツメを備え、該ツメはテーブルの中心から放射状に設けたガイド溝に沿ってスライドすることが出来、ホイールの外周をクランプすることが出来る。そして、ツメのスライドは回転テーブル下側に取付けたエアシリンダーの作動にて行われる。
本発明に係るタイヤ着脱装置はタイヤ爪を備え、基本的にはこのタイヤ爪によってタイヤの着脱作業が行われる。一般的なタイヤを装着する場合にはタイヤ爪にタイヤビードを係止してタイヤを回転し、同時にビードプレスローラにて押えることで簡単に装着できる。しかし、近年多用されている扁平タイヤ、又はパンクしても一定距離を走ることが出来るランフラットタイヤの場合、タイヤ爪だけではタイヤビードの取外しが容易でない為にディマウント爪が使用される。
すなわち、ディマウント爪の先端をタイヤビードに当てて押圧するならば、該タイヤビードは変形してディマウント爪の先端はタイヤビードとホイール耳部の間に侵入する。そして、ある程度侵入したところでディマウント爪の先端部に形成している外側溝にタイヤビードが係止することが出来、この状態でディマウント爪が上昇するならば、タイヤビードはホイールから外される。
タイヤビードの一部が外れた状態でホイールと共にタイヤが回転するならば、タイヤビードは該ホイールから完全に離脱する。そして、下側のタイヤビードはビードアップローラをタイヤ下側側面に押し当てて回転することでタイヤはホイールから外される。従って、従来のようにレバーを用いてタイヤビードをタイヤ爪に係止する作業を必要としないで特に扁平タイヤやランフラットタイヤの取外しが簡単に出来る。
そして、本発明のタイヤ着脱装置の回転テーブルにはホイールが固定されるが、該回転テーブルの中心から放射状に延びるガイド溝に沿ってスライドするツメによってクランプされる。しかも、該ツメはホイールの外周に係止してクランプされることで、タイヤビードの着脱操作時に作用する負荷によって該ホイールは変形することなく固定される。すなわち、安定した固定が成される。
本発明に係るタイヤ着脱装置の平面図。 本発明に係るタイヤ着脱装置の正面図。 ホイールを固定する回転テーブルの具体例。 タイヤの装着作業状態。 タイヤの取外し作業状態。 ツールの反転状態を示す。 ツールを角型断面軸から分離した状態。 ディマウント爪を上側ビードに押圧する場合。 ディマウント爪を上側ビード押圧して差込む場合。 ディマウント爪の係止部に上側ビードが係止した状態。 ディマウント爪を上昇して上側ビードをホイールから離脱した場合。
図1、図2は本発明に係るタイヤ着脱装置を表している外観図であり、図1は平面図、図2は正面図を示している。同図の1はタイヤ爪、2は回転テーブル、3はビードプレスローラ、4はディマウント爪、5は押え板、9はビードアップローラを夫々表している。回転テーブル2には複数のチャックツメ6,6・・・が取付けられ、これら各チャックツメ6,6・・・は回転テーブル2の下側に取付けているエアシリンダー7にて作動することが出来、回転テーブル2に載置されるホイールを固定することが出来る。
そして、本体の両側には別のエアシリンダー8、33が取付けられ、該エアシリンダー8、33が作動することで上記押え板5、ビードプレスローラ3、ディマウント爪4、及びビードアップローラ9を昇降動することが出来る。タイヤ爪1は縦ガイドポール10の下端に固定され、縦ガイドポール10は縦軸受け12に嵌って昇降動可能と成っている。
本体中央には支柱11が垂直に起立し、該支柱11の上端には水平軸受け13が設けられ、この水平軸受け13には水平ガイドポール14がスライド可能に嵌っている。従って、タイヤ爪1は縦ガイドポール10と水平ガイドポール14を伸縮させることで、あらゆるタイヤサイズに応じてその位置を変えることが可能である。すなわち、あらゆるサイズのタイヤビードに係止することが出来る。
図3はホイールが固定される回転テーブル2の具体例を示している。同図に示す回転テーブル2は前記図1に示す正方形ではなく円盤形状を成しているが、該回転テーブル2には4個のチャックツメ6,6,6,6が取付けられ、これらチャックツメ6,6,6,6は放射状に延びるガイド溝35,35,35,35に沿ってスライドすることが出来る。
そして、該チャックツメ6,6,6,6は回転テーブル2の上面から斜めに立ち上がる傾斜部36,36・・・を有し、その先端は概略V形を形成している。従って、回転テーブル2の上面に置かれるホイール、又はタイヤ付きホイールの外周耳部にチャックツメ6,6,6,6が係止してクランプすることが出来る。上記チャックツメ6,6,6,6の下側にはスライダー37,37・・が設けられ、このスライダー37,37・・・が回転テーブル2に形成したガイド溝35,35,35,35に遊嵌している。
そしてスライダー37の下端には下板38を有し、回転テーブル2をチャックツメ6と下板38とで挟み込み、スライダー37がガイド溝35に嵌っていることで、該チャックツメ6は回転テーブル2から浮き上がることなくガイド溝35に沿ってスライドすることが出来る。
又上記下板38には2枚のブラケット39,39が下方へ延び、両ブラケット39,39から外方向へロッド40,40を延ばし、この両ロッド40,40の先端にエアシリンダー7,7が連結している。そして、エアシリンダー7,7のピストンロッド41,41の先端は対向するチャックツメ6側のブラケット39,39から外方向へ延びているロッド40,40に連結している。
さらに、両チャックツメ6,6の下板38,38にはリンク42,42が軸43,43を介して連結し、このリンク42,42は円板34の外周部に軸43,43を介して連結している。一方、X−X軸上に配置されたチャックツメ6,6に対して垂直方向と成るY−Y軸上にもチャックツメ6,6がガイド溝35,35に嵌って取付けられる。そして、チャックツメ6,6のスライダー下端に設けている下板38,38には同じくリンク42,42が軸43,43を介して連結し、リンク42,42の先端は円板34の外周部に軸43,43を介して連結している。
ところで、上記エアシリンダー7,7が作動してピストンロッド41,41が収縮(後退)するならば、X−X方向にあるチャックツメ6,6はガイド溝35,35に沿って中心側へ移動し、同時にリンク42,42を介して円板34を反時計方向に回転させる。一方、Y−Y軸上に配置されているチャックツメ
,6はリンク42,42を介して中心方向へ移動することが出来る。円板34は回転テーブル2の主軸に軸支されている為に、この円板34の回転によって4個のチャックツメ6,6,6,6は中心方向へ移動してホイールが固定される。ただし、4個のチャックツメ6,6,6,6を備えた回転テーブル2の構造はあくまでも1具体例に過ぎず、図3に示す場合に限定するものではない。
ところで、このタイヤ着脱装置を用い、上記回転テーブル2のチャックツメ6,6・・にホイールを固定し、該ホイールにタイヤを装着し、又タイヤをホイールから取外すことが出来る。
(タイヤ装着工程)
(1)ホイールを回転テーブルに固定する。
回転テーブル2には4個のチャックツメ6,6・・・が取付けられ、エアシリンダー7を作動することで各チャックツメ6,6・・・は移動し、回転テーブル2の上に載置したホイール20が固定される。
(2)タイヤ21をホイール20の上に配置する。
(3)タイヤ21の下側ビードを嵌める。
タイヤ下側ビードをタイヤ爪1に係止し、この状態で回転テーブル2と共にホイール20及びタイヤ21を回転すればタイヤ下側ビードはホイール20に嵌る。この場合、上側ビードはフリーな状態である為に、比較的容易に嵌る。
(4)タイヤ上側ビードを嵌める。
この場合も、上側ビードをタイヤ爪1に係止し、この状態で回転テーブル2と共にホイール20及びタイヤ21を回転すればタイヤ上側ビードはホイール20に嵌るが、上側ビード部付近をビードプレスローラ3にて押圧する。この状態を図4に示している。そして、必要に応じて押え板5をタイヤの上側面に当てて回転する。押え板5を当てることで一旦嵌った上側ビードが外れることはなく、タイヤが一回転することで全周を嵌めることが出来る。該押え板5はガイドポスト16に沿って上下動する基部15から継手を介して連結した3本のリンク17,18,19が繋がれることで、タイヤ21の上側側面に押え板5を当てた状態で該タイヤ21と共に回転することが出来る。
(タイヤ取外し工程)
(1)ホイールの固定。
タイヤ21が装着されているホイール20を回転テーブル2にツメ6,6・・・を介して固定する。
(2)ディマウント爪の先端係止部を上側ビードに係止する。
ディマウント爪4をタイヤ21の上側ビードに押圧するならば、該上側ビードは変形し、ディマウント爪4の先端はホイール20と上側ビードの間に侵入する。そしてある程度侵入したところでディマウント爪4の向きを変えて上側ビードに係止する。ディマウント爪4の先端には後で説明するように係止部が設けられ、又、ディマウント爪4の向きを変えて係止部に形成した外側溝に上側ビードが係止するようにエアシリンダー及びバネを取付けている。
(3)上側ビードの離脱。
ディマウント爪4の係止部の外側溝に上側ビードが係止したところで、ディマウント爪4を上昇させ、ホイール20から離脱させる。
(4)上側ビードの取外し。
上側ビードを持ち上げてホイール20から離脱した状態でホイール20及びタイヤ21を回転させるならば、上側ビードがホイール20から外れる。図5は上側ビードがディマウント爪4によって離脱している状態を示している。
(5)下側ビードの取外し。
上側ビードが外されたタイヤ21はビードアップローラ9をタイヤ21の下側側面に押し当ててタイヤ21を回転させるならば、下側ビードはホイール20から外れる。
図6はビードプレスローラ3とディマウント爪4を備えたツール32を示し、本発明ではこのツール32の向きを変えることが出来る反転機構を備えている。タイヤ着脱装置の左側には複数のリンク17,18,19を繋いで先端に取付けた押え板5を有しており、右側に上記ビードプレスローラ3とディマウント爪4を別々に配置することはスペース的に困難であり、又別々の配置とすることでタイヤ着脱作業がし難くなることから、本発明ではツール32を反転することでビードプレスローラ3とディマウント爪4を使い分けることが出来る。
図7はツール32を角型断面軸22から取外した状態を示しているが、軸27を角型断面軸22に形成した軸穴に嵌め、そしてピン23をピン穴24に挿入することで所定の向きに取付けられる。従って向きを反転させる場合にはピン23を抜いて行う。そして、ツール32にはエアシリンダー25とバネ26が取付けられ、該バネ26のバネ力にてディマウント爪4は図7において左方向に傾き、エアシリンダー25が作動するとバネ26を圧縮して右方向に傾くことが出来る。
図8はディマウント爪4を上側ビードに押圧して差込む場合であり、エアシリンダー25のピストンロッドが伸びてディマウント爪4が右側に傾いた状態(ホイールから離れる位置)と成っている。この場合、角型断面軸22は軸受け28にスライド可能な状態で嵌って支持され、該軸受け28にはロック機構を備えている。すなわちエアシリンダー29が作動することでロック板30が傾斜して角型断面軸22に係止してスライドが阻止される。そこで、図8に示すようなディマウント爪4を上側ビードに押圧して差込む場合には、角型断面軸22はロックされていない。
図9は上側ビードを押圧してある程度変形した状態を示しているが、この状態でエアシリンダー25のピストンロッドが収縮するならば、ディマウント爪4は左方向へ傾いてホイール側へ寄る。そして、角型断面軸22はロックされる。そしてディマウント爪4をさらに差込むならば、図10に示すように先端に形成した係止部31の外側溝に上側ビードが係止する。そして、図11のようにディマウント爪4を上昇するならば、上側ビードは持ち上げられてホイール20から離脱する。このように上側ビードが離脱した状態でタイヤ21が回転すると上側ビードはホイール20から完全に外れる。
ディマウント爪4の係止部31には内側溝が形成され、この内側溝にホイールの耳部が係合して位置決めされ、この状態でホイール20及びタイヤ21が回転することでタイヤ上ビードが外れる。
1 タイヤ爪
2 回転テーブル
3 ビードプレスローラ
4 ディマウント爪
5 押え板
6 ツメ
7 エアシリンダー
8 エアシリンダー
9 ビードアップローラ
10 縦ガイドポール
11 支柱
12 縦軸受け
13 水平軸受け
14 水平ガイドポール
15 基部
16 ガイドポスト
17 リンク
18 リンク
19 リンク
20 ホイール
21 タイヤ
22 角型断面軸
23 ピン
24 ピン穴
25 エアシリンダー
26 バネ
27 軸
28 軸受け
29 エアシリンダー
30 ロック板
31 係止部
32 ツール
33 エアシリンダー
34 円板
35 ガイド溝
36 傾斜部
37 スライダー
38 下板
39 ブラケット
40 ロッド
41 ピストンロッド
42 リンク
43 軸

Claims (3)

  1. 回転テーブルにホイールを固定し、該ホイールと共にタイヤを回転することで該タイヤを装着したり取外したりすることが出来るように、タイヤビードに係止するタイヤ爪を備え、該タイヤ爪はあらゆるサイズのタイヤビードに係止することが出来るように移動可能とするタイヤ着脱装置において、上記回転テーブルには放射状に延びるガイド溝に沿って移動することでホイール外周の耳部に係止するチャックツメを取付け、該タイヤ爪の側方にビードプレスローラとディマウント爪で構成したツールを回転しないように拘束された軸の先端に取付け、該軸は軸受けに嵌って支持されると共に軸方向にスライド可能とし、そして軸先端に取付けた上記ツールはその向きを反転することで上記ビードプレスローラとディマウント爪を使い分け、上記ビードプレスローラはホイールにタイヤ爪を介して上ビードを嵌める際に使われ、上記ディマウント爪はホイールから上ビードを外す場合に使用し、さらに該ツールは昇降動可能としたことを特徴とするタイヤ着脱装置。
  2. 上記ツールの下方にビードアップローラを備えた請求項1記載のタイヤ着脱装置。
  3. 上記タイヤ爪の反対側方にタイヤ装着に際して上側面を押圧する押え板を複数のリンクを介して取付けた請求項1、又は請求項2記載のタイヤ着脱装置。
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