JP5778955B2 - タイヤ上ビードの取外し方法 - Google Patents
タイヤ上ビードの取外し方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5778955B2 JP5778955B2 JP2011059226A JP2011059226A JP5778955B2 JP 5778955 B2 JP5778955 B2 JP 5778955B2 JP 2011059226 A JP2011059226 A JP 2011059226A JP 2011059226 A JP2011059226 A JP 2011059226A JP 5778955 B2 JP5778955 B2 JP 5778955B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tire
- bead
- wheel
- claw
- demounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000011324 bead Substances 0.000 title claims description 161
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 128
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 27
- 238000013459 approach Methods 0.000 claims description 6
- 230000000881 depressing effect Effects 0.000 claims 1
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 235000012489 doughnuts Nutrition 0.000 description 1
- 238000006748 scratching Methods 0.000 description 1
- 230000002393 scratching effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Tires In General (AREA)
Description
回転テーブルにホイールを固定し、該ホイールに扁平タイヤを載せ、タイヤの下ビードを所定の位置に配置したタイヤ爪に係止した状態で上記回転テーブルを回しながらホイールに嵌込み、下ビードはホイールのドロップ部に位置させておき、そしてタイヤの上ビードを同じくタイヤ爪に係止するとともに、タイヤ爪の付近であってタイヤ回転方向の後方に配置したマウントローラによって、タイヤ上側面を押圧しながら回転テーブルを回して、上ビードをホイールに嵌込むことが出来る。
ホイールを回転テーブルにチャック爪を介して固定し、該タイヤの上側面をディマウントローラにて押圧してタイヤの上ビードをホイールのドロップ部へ落し込み、対向する反対側の上ビードにテコを差込んでタイヤ爪に係止し、上記回転テーブルを回すことで上ビードをホイールから外し、その後、タイヤの下ビードがドロップ部に落し込まれていない場合には、該タイヤの下側面にディマウントローラを当てて押し上げ、下ビードがドロップ部に落し込まれた状態で上ビードと同じようにテコを差込んでタイヤ爪に係止し、上記回転テーブルを回すことで下ビードをホイールから取外すことが出来る。
(タイヤ装着工程)
(1)ホイールを回転テーブルに固定する。
回転テーブル2には4個のツメ6,6・・・が取付けられ、エアシリンダーを作動することで各ツメ6,6・・・は移動し、回転テーブル2の上に載置したホイール20が固定される。
(3)タイヤ21の下ビードを嵌める。
タイヤ下ビードをタイヤ爪1に係止し、この状態で回転テーブル2と共にホイール20及びタイヤ21を回転すればタイヤ下ビードはホイール20に嵌る。この場合、上ビードはフリーな状態である為に、扁平タイヤやランフラットタイヤ、又はホイール幅に対して幅の小さい外し難いタイヤであっても比較的容易に嵌る。
この場合も、上ビードをタイヤ爪1に係止し、この状態で回転テーブル2と共にホイール20及びタイヤ21を回転すればタイヤ上ビードはホイール20に嵌るが、上ビード部付近をビードプレスローラ3にて押圧する。この状態を図3に示している。そして、必要に応じて押え部材5をタイヤの上側面に当てて回転する。押え部材5を当てることで一旦嵌ったタイヤ上ビードがホイール20から外れることはなく、タイヤ21が一回転することで全周を嵌めることが出来る。該押え部材5はガイドポスト16に沿って上下動する基部15から継手を介して連結した3本のリンク17,18,19が繋がれることで、タイヤ21の上側面に押え部材5を当てた状態で該タイヤ21と共に回転することが出来る。
(タイヤ上ビードの取外し工程)
(1)ホイールの固定。
タイヤ21が装着されているホイール20を回転テーブル2に複数のツメ6,6・・・を介して固定する。この場合、回転テーブル2に載置するに際して、ホイール20に固着しているタイヤビードはビードブレーカ38を使って外されるが、エアシリンダーを作動してツメ6,6・・・を回転テーブル2の中心側へ移動してもタイヤ21が邪魔してツメ6,6・・・はホイール外周に係止し難い。すなわち、タイヤビードがホイール20から外れて固着状態は解除されても、ホイール20との間に隙間がなくて、ツメ6,6・・・は該ホイール外周に係止出来ない。そこで、押え板39ホイール中央に当てて押圧するならば、ツメ6,6・・・に載っているタイヤ21に対して該ホイール20は降下し、タイヤ下ビードとの間に空間が形成され、この状態でエアシリンダーを作動するならば、ツメ6,6・・・は中心側へ移動してホイール外周に係止することが出来、該ホイール20は回転テーブル2に固定される。
図4はディマウント爪4の先端にてタイヤ上ビード部付近を押圧している場合である。ところで、ディマウント爪4は角形断面の水平ガイド軸22の先端に取着され、そして軸33を中心として揺動することが出来る。又水平ガイド軸22の先端には取着部40が設けられ、この取着部40にディマウント爪4と対を成してビードプレスローラ3が回転可能に軸支されている。そして、エアシリンダー25とバネ26が取付けられていて、該エアシリンダー25が作動してピストンロッドが突出するならば、ディマウント爪4の先端はホイール20から遠ざかり、エアシリンダー25がOFFになればバネ26のバネ力によってディマウント爪4の先端はホイール20に接近する。
ディマウント爪4をタイヤ21の上ビード部付近を押圧するならば、該タイヤ上ビード23は変形する。しかし、上記の通り、このままディマウント爪4を降下しても外側溝31に上ビード23は係合しない為に、ある程度降下したところでディマウント爪4の向きを変える。すなわち、図5に示すようにディマウント爪4の先端をホイール20に接近させ、この状態でさらに降下するならば外側溝31に上ビード23が係合することが出来る。ディマウント爪4の向きを最初から所定の角度にしたのでは、ディマウント爪4の先端がホイール耳部24に当るために、同図のように先端部が耳部24の下側に降下したところで向きが変えられ、先端は上ビード23に接近する。
ディマウント爪4の向きを変えて先端部を耳部24に接近させ、この状態で押圧降下するならば、図6に示すように上ビード23は外側溝31に係合する。
(5)上ビードの離脱。
ディマウント爪4の外側溝31に上ビード23が係合したところで、ディマウント爪4は上昇する。そして上ビード23はホイール20の耳部24から離脱する。この場合、エアシリンダー25はOFFの状態で、ディマウント爪4にはバネ力が付勢されて、その為にディマウント爪4の先端部はホイール側へ近づく方向に揺動するが、先端部はホイール20の外周に沿って揺動しながら上昇する。
先端部をホイール側に近づくバネ力が付勢された状態でディマウント爪4が上昇するならば、図7に示すように該ディマウント爪4の内側溝32はホイール耳部24に係合する。従って、ディマウント爪4の先端部はホイール20の耳部24に内側溝32が係合することで位置決めされる。
ディマウント爪4はタイヤ上ビード23を外側溝31に係合した状態で上昇し、内側溝32をホイール耳部24に係合させる。この状態でタイヤ上ビード23によって押下げる力とエアシリンダー34によって上昇する力がバランスした状態で耳部24に係合することになる。すなわち、エアシリンダー内にはピストン36を押上げようとするエアー圧が作用している訳で、本発明では上ビード23が外れる過程においてエアシリンダー34による上昇力とのバランスが崩れることから該エアシリンダー内のエアー圧を抜取る。
外側溝31は内側溝32より高い位置にあり、すなわち、内側溝32が耳部24に係合している状態では、外側溝31に係合している上ビード23は耳部24より高い位置にあってホイール20から離脱している。従って、この状態でホイール20及びタイヤ21が回転するならば、上ビード23の全周はホイール20から取外される。ここで、エアシリンダー34のエアー圧が抜取られている為に、タイヤ21が回転してタイヤ上ビード23がホイール20から外されることで、ディマウント爪4を押下げる力は小さくなっても、ディマウント爪4がホイール耳部24から外れることはない。すなわち、上ビード23を安全に外すことが出来る。
上ビード23がホイール20から外されたタイヤ21は、ビードアップローラ9をタイヤ21の下側面41に押し当ててタイヤ21を回転させるならば、下ビードはホイール20から簡単に外れる。勿論、本発明では下ビードの取外しに関しては対象外であり、ビードアップローラ9を使用する場合に限定しない。
2 回転テーブル
3 ビードプレスローラ
4 ディマウント爪
5 押え部材
6 ツメ
7 エアシリンダー
8 エアシリンダー
9 ビードアップローラ
10 縦ガイドポール
11 支柱
12 縦軸受け
13 水平軸受け
14 水平ガイドポール
15 基部
16 ガイドポスト
17 リンク
18 リンク
19 リンク
20 ホイール
21 タイヤ
22 水平ガイド軸
23 上ビード
24 耳部
25 エアシリンダー
26 バネ
27 基部
28 軸受け
29 エアシリンダー
30 ロック板
31 外側溝
32 内側溝
33 軸
34 エアシリンダー
35 切替弁
36 ピストン
37 ボタン
38 ビードブレーカ
39 押え板
40 取着部
41 タイヤ下側面
42 タイヤ上側面
Claims (3)
- 回転テーブルにホイールを固定し、該ホイールと共にタイヤを回転することでタイヤ上ビード取外す方法において、ディマウント爪はその位置を高くした外側溝と位置を低くした内側溝を先端部に形成し、このディマウント爪をタイヤの上ビード部付近に押圧して変形させ、タイヤ上ビードを外側溝に係合し、その後ディマウント爪を上昇させて内側溝をホイールの耳部に係合し、そして、ディマウント爪を昇降動させる為のエアシリンダーのエアー圧を切替弁を切り替えることで抜取り、この状態でタイヤ下側面をビードアップローラにて押上げ、ホイールと共にタイヤを回転させることでタイヤ上ビードを取外すことを特徴とするタイヤ上ビードの取外し方法。
- 上記ディマウント爪が上ビード部付近を押圧して先端部がホイール耳部より下側に降下したところで、ディマウント爪を揺動させてその先端をホイール側へ接近し、そして該ディマウント爪をさらに押圧して変形させることで外側溝にタイヤ上ビードを係合させるようにした請求項1記載のタイヤ上ビードの取外し方法。
- 上記ディマウント爪は揺動可能に軸支され、エアシリンダーの動作によって先端をホイールから遠ざける方向に揺動し、エアシリンダーをOFFにすることでバネ力によってホイール側へ先端が近づくように揺動可能に制御した請求項1、又は請求項2記載のタイヤ上ビードの取外し方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011059226A JP5778955B2 (ja) | 2011-03-17 | 2011-03-17 | タイヤ上ビードの取外し方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011059226A JP5778955B2 (ja) | 2011-03-17 | 2011-03-17 | タイヤ上ビードの取外し方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012192866A JP2012192866A (ja) | 2012-10-11 |
JP5778955B2 true JP5778955B2 (ja) | 2015-09-16 |
Family
ID=47085193
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011059226A Active JP5778955B2 (ja) | 2011-03-17 | 2011-03-17 | タイヤ上ビードの取外し方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5778955B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101449998B1 (ko) | 2013-10-14 | 2014-10-15 | 주식회사 대화산기 | 완성비드 중량 측정장치 |
CN111770844B (zh) * | 2018-02-22 | 2022-07-08 | 中央精机株式会社 | 轮胎组装体的装配装置及轮胎组装体的制造方法 |
CN212685130U (zh) * | 2020-08-14 | 2021-03-12 | 营口辽南德威机械设备有限公司 | 一种组合式拆胎装置及大型卧式轮胎拆装机 |
CN113397192B (zh) * | 2021-07-17 | 2023-03-28 | 岳阳时瑞来饲料有限公司 | 一种具有快速换装压辊结构的饲料颗粒机及其使用方法 |
CN114523801B (zh) * | 2022-02-28 | 2024-03-12 | 万达工业(始兴)有限公司 | 一种汽车模型用自动入轮打轴设备 |
JP7507526B1 (ja) | 2023-10-03 | 2024-06-28 | 小野谷機工株式会社 | ビード分離装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0880715A (ja) * | 1994-09-12 | 1996-03-26 | Onodani Kiko Kk | タイヤの着脱装置 |
JP2005041315A (ja) * | 2003-07-28 | 2005-02-17 | Onodani Kiko Kk | 自動車タイヤ取外し方法、およびタイヤ取外し装置 |
ITRE20050079A1 (it) * | 2005-07-11 | 2007-01-12 | Corghi Spa | Metodo e dispositivo per lo smontaggio di pneumatici autoportanti |
JP5026477B2 (ja) * | 2009-07-30 | 2012-09-12 | 小野谷機工株式会社 | タイヤ上ビードの取外し方法及びその装置 |
-
2011
- 2011-03-17 JP JP2011059226A patent/JP5778955B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012192866A (ja) | 2012-10-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5778955B2 (ja) | タイヤ上ビードの取外し方法 | |
EP1743782B1 (en) | Method and device for dismounting run-flat tyres | |
EP1607247B1 (en) | Bead breaker device | |
JP5026477B2 (ja) | タイヤ上ビードの取外し方法及びその装置 | |
CA2572367A1 (en) | Tire changing machine | |
EP2524819B1 (en) | Bead breaking unit for tyre changing machines | |
EP2338705B1 (en) | Bead breaking unit for tyre changing machines | |
EP2527166B1 (en) | bead breaking unit for tyre changing machines | |
ITMO20060275A1 (it) | Macchina per il montaggio e lo smontaggio di ruote di veicoli | |
ITBO20080540A1 (it) | Dispositivo per il montaggio e lo smontaggio di pneumatici | |
US8464775B2 (en) | Tool for tire uninstalling and installing machines | |
EP2995478A2 (en) | Machine for removing and fitting wheel tyres for vehicles | |
EP2269841B1 (en) | Bead detaching arm, tire demounting method and apparatus using bead detaching arm | |
JP2014162271A (ja) | タイヤ固定機構及びタイヤチェンジャ | |
US9375984B2 (en) | Machine for fitting and removing wheel tyres for vehicles | |
JP4395624B2 (ja) | タイヤ着脱装置 | |
JP5026481B2 (ja) | 回転テーブルを備えたタイヤ着脱装置 | |
JP2010260500A (ja) | ツールの取付け構造及びタイヤ着脱装置 | |
JP5026476B2 (ja) | タイヤ着脱機に装着されるビード落し装置 | |
US20120138239A1 (en) | Bead detaching arm, tire demounting method and apparatus using bead detaching arm | |
JP5026473B2 (ja) | タイヤ上ビードの取外し方法 | |
ITMO20150008U1 (it) | Macchina smontagomme perfezionata | |
US8424584B2 (en) | Unit for beading tires in tire changing machines or the like | |
JP3116676U (ja) | タイヤ着脱装置 | |
EP4169744B1 (en) | Machine for mounting and demounting a tyre relative to a corresponding rim and wheel servicing method |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140219 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140826 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20141021 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141219 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150609 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150710 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5778955 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |