JP2003341991A - 油圧ジャッキ装置 - Google Patents

油圧ジャッキ装置

Info

Publication number
JP2003341991A
JP2003341991A JP2002144433A JP2002144433A JP2003341991A JP 2003341991 A JP2003341991 A JP 2003341991A JP 2002144433 A JP2002144433 A JP 2002144433A JP 2002144433 A JP2002144433 A JP 2002144433A JP 2003341991 A JP2003341991 A JP 2003341991A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plunger
hydraulic
pressure
plunger pump
hydraulic cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002144433A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3877299B2 (ja
Inventor
Hitoshi Okuda
均 奥田
Yoshitoyo Ikegawa
吉豊 池側
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okudaya Giken KK
Original Assignee
Okudaya Giken KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okudaya Giken KK filed Critical Okudaya Giken KK
Priority to JP2002144433A priority Critical patent/JP3877299B2/ja
Priority to CNB021438110A priority patent/CN1309654C/zh
Publication of JP2003341991A publication Critical patent/JP2003341991A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3877299B2 publication Critical patent/JP3877299B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プランジャポンプ15及び油圧回路構
造の簡略化並びにプランジャポンプ15操作構造の簡略
化などを行い、製造コストの低減並びにコンパクト化な
どを図る。 【解決手段】 荷役用油圧シリンダ5をプランジャポ
ンプ15によって駆動する油圧ジャッキ装置において、
プランジャポンプ15のシリンダ本体33に出入させる
プランジャ19にプランジャヘッド35を設け、プラン
ジャヘッド35を介してシリンダ本体33の内部に加圧
室36と背圧室37を形成し、加圧室36と背圧室37
を短絡させることによりプランジャ19の吐出油によっ
て油圧シリンダ5を遅揚り動作させる切換バルブ41
と、油圧シリンダ5の作動油圧が一定圧力以上で切換バ
ルブ41を開動させる操作具47を設けることを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばパレットに
荷物を載せて運搬するパレットトラック、並びに荷物ま
たは作業台を高位置に昇降させるリフトトラックなどの
荷役作業車に設ける油圧ジャッキ装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、台車に荷台を昇
降自在に取付けると共に、荷台を上昇させる油圧シリン
ダをプランジャポンプによって駆動する技術があるが、
荷台の上昇速度を変更させる場合、能力の異なる複数の
プランジャポンプを設けて択一的に使用したり、プラン
ジャポンプの操作ストロークを変更したり、油圧シリン
ダを作動させるプランジャポンプの油流量を制御する必
要があり、プランジャポンプ構造の簡略化、プランジャ
ポンプ操作構造の簡略化、油圧シリンダとプランジャポ
ンプを接続させる油圧回路の簡略化などを容易に行い得
ず、製造コストの低減並びに構造の簡略化及びコンパク
ト化などを容易に図り得ない等の問題がある。
【0003】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、荷役
用油圧シリンダをプランジャポンプによって駆動する油
圧ジャッキ装置において、プランジャポンプのシリンダ
本体に出入させるプランジャにプランジャヘッドを設
け、プランジャヘッドを介してシリンダ本体の内部に加
圧室と背圧室を形成し、加圧室と背圧室を短絡させるこ
とによりプランジャの吐出油によって油圧シリンダを遅
揚り動作させる切換バルブと、油圧シリンダの作動油圧
が一定圧力以上で切換バルブを開動させる操作具を設け
るもので、油圧シリンダの作動油圧が一定以上に大きく
なると、切換バルブを操作具によって開状態に速やかに
切換えるから、プランジャポンプのプランジャ径とプラ
ンジャヘッド径の差だけプランジャの1ストローク当り
の吐出油量よりもプランジャヘッドの1ストローク当り
の吐出油量を多くし、プランジャポンプの1ストローク
当りの油圧シリンダの作動速度を異ならせ、例えば複数
のプランジャポンプを設ける必要がなく、またプランジ
ャポンプの操作ストロークを変更させる必要がなく、ま
た油圧シリンダを作動させるプランジャポンプの油流量
を制御する必要がなく、プランジャポンプ及び油圧回路
構造の簡略化並びにプランジャポンプ操作構造の簡略化
などを容易に行い得、製造コストの低減並びにコンパク
ト化などを容易に図り得るものである。
【0004】また、一定以上のプランジャポンプの吐出
油圧によってバネに抗して移動するスプールと、スプー
ルの移動によって操作ロッドに当接して開動するチェッ
ク弁を設けるもので、スプールと操作ロッドをプランジ
ャの軸芯部にコンパクトに組込み得るものである。
【0005】また、切換バルブと操作ロッドをプランジ
ャに組込み、操作ロッドをプランジャの外側から位置調
整自在に設けるもので、操作ロッドの位置をプランジャ
の外側から調整して切換バルブが切換わる油圧シリンダ
の作動油圧を変更し得、遅揚り動作または早揚り動作に
切換わるときの油圧シリンダの作動油圧の設定をプラン
ジャポンプを分解することなく行い得るものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳述する。図1は全体の側面図、図2は同平面
図、図3は要部側面図であり、図中1は先端に走行用前
輪2・2を下方に突出可能に取付けてなる二叉のフォー
ク形荷台、3は下部に走行用後輪4・4を軸支していて
前記荷台1の後端を支えてこれを昇降させるジャッキ装
置、5は下端のシリンダ頭5bに車軸6を介して後輪4
・4を取付ける油圧シリンダ、7は前記荷台1の支え部
8に球体9を介して当接させるラム形ピストン、10は
前記シリンダ5中間に略水平に固定支持する油圧ベー
ス、11は前記油圧ベース10下方のシリンダ5周側部
に回転自在に設けていて前記ピストン7の上動に比例さ
せて前輪2を突出させるアーム12及びロッド13を連
結させる軸受プレート、14は前記油圧ベース10上面
のシリンダ5周側に固設する油タンク、15は前記シリ
ンダ5に圧油を送るプランジャポンプ、16は前記タン
ク14の背部上方に固設するハンドルブラケット、17
は前記ブラケット16に回動支点ピン18を介して支持
させていて前記ポンプ15のプランジャ19に当接させ
るプレッシャロール20を軸支してなるハンドルベー
ス、21は上端部にループ形握部21aを設けていて基
端を前記ハンドルベース17に連結固定する昇降操作並
びに押引操作用のポンピングハンドル、22はプランジ
ャ19を突出させハンドル21を立設支持する復帰バネ
であり、前記ポンピングハンドル21を前記タンク14
にハンドルブラケット16を介して後倒自在に立設支持
させている。
【0007】さらに、図4乃至図8に示す如く、前記油
圧ベース10に昇降操作バルブ23並びに過負荷防止バ
ルブ24を設ける。そして、前記操作バルブ23の吸込
球25を介してタンクポート26をポンプポート27
に、また前記操作バルブ23の圧力球28を介して前記
ポンプポート27をシリンダポート29に夫々連通させ
る。また、前記圧力球28とこれを封入させるプラグ3
0間の背圧室に弁座を介して絞り球31を設けると共
に、プラグ30と絞り球31間に復帰バネを張設させ、
このバネ力により絞り球31を圧力球28に当接させる
もので、前記プランジャポンプ15を作動時、吸込球2
5を介してタンク14の作動油をポンプ15に吸入し、
復帰バネに抗して圧力球28を開作動させてシリンダ5
にポンプ15からの圧油を送る。
【0008】また、前記操作バルブ23に圧抜き用プッ
シュロッド32を設け、前記ハンドル21上端側の圧抜
レバー33操作によって、プッシュロッド32を押入さ
せることにより、吸込球25のみを先に開放維持し、プ
ランジャポンプ15を空作動すべく、操作バルブ23を
中立操作状態に切換える一方、前記プッシュロッド32
を更に押入させることにより、吸込球25を圧力球28
に当接させ、シリンダ5からの戻り油圧に抗して圧力球
28を開作動し、シリンダポート29をタンクポート2
6に連通させ、圧力球28と絞り球31による油圧絞り
作用によって希望する流圧でシリンダ5の圧油をタンク
14に戻す。
【0009】さらに、前記プランジャポンプ15の円筒
形シリンダ本体33下端を油圧ベース10に溶接固定さ
せ、シリンダ本体33上端側にシリンダヘッド34を着
脱自在に螺着させ、シリンダヘッド34を介してシリン
ダ本体33に内挿させるプランジャ19下端にプランジ
ャヘッド35を一体形成し、プランジャヘッド35によ
ってシリンダ本体33内部を上下に仕切り、シリンダ本
体33内部の下側に加圧室36を形成し、上側に背圧室
37を形成する。
【0010】さらに、加圧室36と背圧室37を連通さ
せる通路38をプランジャ19の下端側に設ける。そし
て、前記通路38にスプール39を摺動自在に内装さ
せ、前記スプール39の軸芯方向に貫通孔40を形成す
ると共に、前記貫通孔40に挿入してスプール39の弁
座に当接させる復流用チェック弁41と、前記復流用チ
ェック弁41をスプール39の弁座に弾圧する復流用バ
ネ42と、前記スプール39に螺着させて復流用チェッ
ク弁41と復流用バネ42を支持するバネ座金43と
を、前記スプール39に備える。また、スプール39を
加圧室36側に弾圧する背圧バネ44と、プランジャ1
9に係止させてスプール39を支持する座金45とをプ
ランジャ19の通路38に内装する。
【0011】さらに、前記通路38に連通させる挿入孔
46をプランジャ19の上端側の軸芯部に設け、前記プ
ランジャ19の上方外側端に挿入孔46を開口させると
共に、前記挿入孔46に上方開口から螺入させる操作ロ
ッド47と、前記挿入孔46に螺入させて操作ロッド4
7の遊転を防ぐロックネジ48と、前記挿入孔46の上
方開口に螺着させて該部を閉鎖するプラグ49及び油漏
れ防止ボール50とを設ける。
【0012】そして、ポンピングハンドル21を操作し
て復帰バネ22に抗してプランジャ19を押下げること
により、荷台1の荷物が軽くて油圧シリンダ5に圧送さ
せる加圧室36の油圧が低い軽負荷作業のとき、背圧バ
ネ44によってスプール39が座金45に当接維持され
ると共に、スプール39内の復流用バネ42によって複
流用チェック弁41がスプール39の弁座に当接維持さ
れてスプール39の貫通孔40を閉状態にし、加圧室3
6の油がプランジャヘッド35によって油圧シリンダ5
に圧力球28を介して圧送され、プランジャ19の1ス
トローク当りのピストン7の上昇寸法を大きくし、荷台
1を早揚り動作させる。また、図7、図8のように、吸
込25球と並列に補助吸込弁25aを設け、復帰バネ2
2によってプランジャ19が退出するとき、吸込球25
と吸込弁25aの両方を介して油タンク14の油を加圧
室36に吸込み、吸込球25による油の吸込量の不足を
吸込弁25aによって補う。
【0013】一方、図9に示す如く、ポンピングハンド
ル21を操作して復帰バネ22に抗してプランジャ19
を押下げることにより、荷台1の荷物が重くて油圧シリ
ンダ5に圧送させる加圧室36の油圧が高い重負荷作業
のとき、加圧室36の油圧によって背圧バネ44に抗し
てスプール39が上方に移動し、操作ロッド47によっ
て復流用バネ42に抗して復流用チェック弁41を押し
下げて開動させ、スプール39の貫通孔40を速やかに
開状態にして通路38を開放させ、通路38を介して加
圧室36の油を背圧室37に流入させ、シリンダ本体3
3へのプランジャ19の進入量だけ加圧室36から油圧
シリンダ5に圧力球28を介して油が圧送され、プラン
ジャ19の1ストローク当りのピストン7の上昇寸法を
小さくし、荷台1を遅揚り動作させる。また、図10に
示す如く、復帰バネ22によってプランジャ19が退出
するとき、背圧バネ44によってスプール39が座金4
5に当接維持されると共に、背圧室37の油圧によって
復流用バネ42に抗して復流用チェック弁41を開動さ
せ、背圧室37の油を加圧室36側に移動させ乍ら、油
タンク14の油を吸込球25及び吸込弁25aを介して
加圧室36に吸込む。
【0014】また、プレッシャロール20を上方に持上
げた状態下でプラグ49及び油漏れ防止ボール50及び
ロックネジ48を取外し、プランジャ19上端側の挿入
孔46の開口からドライバなどの治具を差込んで操作ロ
ッド47を上方から上下に螺出入させ、操作ロッド47
の下端側の高さ位置を調節し、復流用チェック弁41と
操作ロッド47の下端側との間隔を変更させ、背圧バネ
44に抗してスプール39が移動して操作ロッド47が
復流用チェック弁41を開にする加圧室36の油圧力、
即ち、荷台1に載せられた荷物の重量を設定する。
【0015】上記から明らかなように、荷役用油圧シリ
ンダ5をプランジャポンプ15によって駆動する油圧ジ
ャッキ装置において、プランジャポンプ15のシリンダ
本体33に出入させるプランジャ19にプランジャヘッ
ド35を設け、プランジャヘッド35を介してシリンダ
本体33の内部に加圧室36と背圧室37を形成し、加
圧室36と背圧室37を短絡させることによりプランジ
ャ19の吐出油によって油圧シリンダ5を遅揚り動作さ
せる切換バルブである復流用チェック弁41と、油圧シ
リンダ5の作動油圧が一定圧力以上で復流用チェック弁
41を開動させる操作具である操作ロッド47を設け
る。そして、油圧シリンダ5の作動油圧が一定以上に大
きくなると、油圧シリンダ5の作動油圧によって背圧バ
ネ44を抗してスプール39が移動すると共に、操作ロ
ッド47が復流用バネ42に抗して復流用チェック弁4
1を押し下げて開動させ、スプール39の貫通孔40を
速やかに開状態に切換え、前記復流用チェック弁41が
開動するときに油が絞られる時間を従来よりも短縮させ
る。
【0016】また、一定以上のプランジャポンプ15の
吐出油圧によって背圧バネ44に抗して移動するスプー
ル39と、スプール39の移動によって操作ロッド47
に当接してスプール39の貫通孔40を開動する復流用
チェック弁41を設け、プランジャ19の軸芯部に設け
た加圧室36と背圧室37を連通させる通路38にスプ
ール39を、プランジャ19の軸芯部に設けた挿入孔4
6に操作ロッド47を夫々コンパクトに組込めるもの
で、プランジャ19の軸芯部に長尺の操作ロッド47を
内挿入させ、プランジャ19の下端側の復流用チェック
弁41を操作ロッド47の下端で開動させ、かつ、プラ
ンジャ19の上端側に操作ロッド47上端を位置させ、
プランジャ19上端からの操作ロッド47出入操作また
は操作ロッド47の螺出入量の調節操作などの取扱い性
を向上させる。
【0017】また、復流用チェック弁41と操作ロッド
47をプランジャ19に組込み、操作ロッド47をプラ
ンジャ19の外側から位置調整自在に設ける。そして、
プランジャ19上端に螺着したプラグ49と、油漏れ防
止ボール50と、ロックネジ48とを取外し、挿入孔4
6上端開口を介して復流用チェック弁41が操作ロッド
47に当接する位置をプランジャ19の外側から調整
し、復流用チェック弁41が開動する油圧シリンダ5の
作動油圧を変更させ、遅揚り動作または早揚り動作に切
換わるときの油圧シリンダ5の作動油圧の設定をプラン
ジャポンプ15を分解することなく行う。
【0018】さらに、図11乃至図17に示す如く、前
後輪51・52を設ける台車53にリフト用油圧シリン
ダ54及びマスト55を立設させ、マスト55に荷台5
6を昇降自在に取付け、荷台56に載せる荷物を高位置
に昇降させるリフトトラックにおいて、油圧シリンダ5
4の外側に油タンク57を設け、油タンク57にブラケ
ット58を固定させ、ポンピング支点軸59を介してブ
ラケット58にベース60を回転自在に軸支させ、足踏
み操作用のペダル61をベース60に取付けると共に、
台車53に油圧ベース62を固定させ、前記シリンダ5
4及びタンク57を油圧ベース62に立設させるもの
で、上記の図1乃至図8のパレットトラックと同様に、
油圧ベース62にプランジャポンプ15を設け、前記ペ
ダル61の足踏み操作により、ベース60のプレッシャ
ロール20によってプランジャポンプ15を作動させ、
油圧シリンダ54のラム形ピストン63を上方に進出さ
せ、荷台56を上昇させるもので、上記と同様に、荷台
56の荷重が小さいときに早揚り動作させ、荷重が大き
いときに遅揚り動作させるもので、プランジャポンプ1
5の上下幅寸法を大きくする必要がないから、前記ペダ
ル61を低い位置に設置して簡単に足踏み操作できる共
に、ペダル61を早い速度で足踏み操作してプランジャ
19を高速で下降させても、復流用チェック弁41が操
作ロッド47によって瞬敏に開動される。
【0019】また、図15乃至図17に示す如く、前記
油圧シリンダ54から油タンク57に圧油を戻す圧抜バ
ルブ64を設けると共に、油圧シリンダ54と圧抜バル
ブ64の接続油路の途中に急降下防止バルブ65を設
け、荷台56が重いときでも、圧抜バルブ64の開操作
時、荷台56を遅い速度で降下させる。
【0020】さらに、図18に示す如く、図13に示す
ペダル61に代え、ベース60に手漕ぎ操作用のレバー
66を取付け、レバー66の手漕ぎ操作によってプラン
ジャポンプ15を駆動し、上記と同様に、荷台56を早
揚り動作または遅揚り動作させることも行える。
【0021】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、荷役用油圧シリンダ5をプランジャポンプ15によ
って駆動する油圧ジャッキ装置において、プランジャポ
ンプ15のシリンダ本体33に出入させるプランジャ1
9にプランジャヘッド35を設け、プランジャヘッド3
5を介してシリンダ本体33の内部に加圧室36と背圧
室37を形成し、加圧室36と背圧室37を短絡させる
ことによりプランジャ19の吐出油によって油圧シリン
ダ5を遅揚り動作させる切換バルブ41と、油圧シリン
ダ5の作動油圧が一定圧力以上で切換バルブ41を開動
させ操作具47を設けるもので、油圧シリンダ5の作動
油圧が一定以上に大きくなると、切換バルブ41を操作
具47によって開状態に速やかに切換えるから、プラン
ジャポンプ15のプランジャ19径とプランジャヘッド
35の差だけプランジャ19の1ストローク当りの吐出
油量よりもプランジャヘッド35の1ストローク当りの
吐出油量を多くし、プランジャポンプ15の1ストロー
ク当りの油圧シリンダ5の作動速度を異ならせ、例えば
複数のプランジャポンプ15を設ける必要がなく、また
プランジャポンプ15の操作ストロークを変更させる必
要がなく、また油圧シリンダ5を作動させるプランジャ
ポンプ15の油流量を制御する必要がなく、プランジャ
ポンプ15及び油圧回路構造の簡略化並びにプランジャ
ポンプ15操作構造の簡略化などを容易に行うことがで
き、製造コストの低減並びにコンパクト化などを容易に
図ることができるものである。
【0022】また、一定以上のプランジャポンプ15の
吐出油圧によってバネ44に抗して移動するスプール3
9と、スプール39の移動によって操作ロッド47に当
接して開動するチェック弁41を設けるもので、スプー
ル39と操作ロッド47をプランジャ19の軸心部にコ
ンパクトに組込むことができるものである。
【0023】また、切換バルブ41と操作ロッド47を
プランジャ19に組込み、操作ロッド47をプランジャ
19の外側から位置調整自在に設けるもので、操作ロッ
ド47の位置をプランジャ19の外側から調整して切換
バルブ41が切換わる油圧シリンダ5の作動油圧を変更
させることができ、遅揚り動作または早揚り動作に切換
わるときの油圧シリンダ5の作動油圧の設定をプランジ
ャポンプ15を分解することなく行うことができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】パレットトラックの全体側面図。
【図2】同平面図。
【図3】油圧シリンダ部の側面図。
【図4】プランジャポンプ部の側面図。
【図5】プランジャポンプ部の分解説明図。
【図6】油圧ベース部の斜視図。
【図7】同平面図。
【図8】油圧回路図。
【図9】プランジャポンプの動作説明図。
【図10】プランジャポンプの動作説明図。
【図11】リフトトラックの全体側面図。
【図12】同平面図。
【図13】プランジャポンプ部の側面図。
【図14】同拡大図。
【図15】油圧ベースの平面図。
【図16】同断面平面図。
【図17】油圧回路図。
【図18】図11の変形例を示す全体側面図。
【符号の説明】
5 油圧シリンダ 15 プランジャポンプ 19 プランジャ 33 シリンダ本体 35 プランジャヘッド 36 加圧室 37 背圧室 39 スプール 41 復流用チェック弁(切換バルブ、チェック弁) 44 背圧バネ(バネ) 47 操作ロッド(操作具)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F333 AA03 AB07 BD02 FH04 3H089 AA32 BB27 CC01 DA16 DB03 DB13 DB33 DB44 DB48 GG02 HH05 HH16 HH19 JJ07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷役用油圧シリンダをプランジャポンプ
    によって駆動する油圧ジャッキ装置において、プランジ
    ャポンプのシリンダ本体に出入させるプランジャにプラ
    ンジャヘッドを設け、プランジャヘッドを介してシリン
    ダ本体の内部に加圧室と背圧室を形成し、加圧室と背圧
    室を短絡させることによりプランジャの吐出油によって
    油圧シリンダを遅揚り動作させる切換バルブと、油圧シ
    リンダの作動油圧が一定圧力以上で切換バルブを開動さ
    せる操作具を設けることを特徴とする油圧ジャッキ装
    置。
  2. 【請求項2】 一定以上のプランジャポンプの吐出油圧
    によってバネに抗して移動するスプールと、スプールの
    移動によって操作ロッドに当接して開動するチェック弁
    を設けることを特徴とする請求項1に記載の油圧ジャッ
    キ装置。
  3. 【請求項3】 切換バルブと操作ロッドをプランジャに
    組込み、操作ロッドをプランジャの外側から位置調整自
    在に設けることを特徴とする請求項1に記載の油圧ジャ
    ッキ装置。
JP2002144433A 2002-05-20 2002-05-20 油圧ジャッキ装置 Expired - Lifetime JP3877299B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002144433A JP3877299B2 (ja) 2002-05-20 2002-05-20 油圧ジャッキ装置
CNB021438110A CN1309654C (zh) 2002-05-20 2002-09-24 油压起重器装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002144433A JP3877299B2 (ja) 2002-05-20 2002-05-20 油圧ジャッキ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003341991A true JP2003341991A (ja) 2003-12-03
JP3877299B2 JP3877299B2 (ja) 2007-02-07

Family

ID=29545055

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002144433A Expired - Lifetime JP3877299B2 (ja) 2002-05-20 2002-05-20 油圧ジャッキ装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP3877299B2 (ja)
CN (1) CN1309654C (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8279648B2 (en) 2008-03-20 2012-10-02 Pratt & Whitney Canada Corp. Power inverter and method
JP2016000651A (ja) * 2014-06-12 2016-01-07 有限会社イシガミ 搬送装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102351136A (zh) * 2011-06-27 2012-02-15 上海建科检验有限公司 建筑构件耐火试验用试样架搬移车

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4589669A (en) * 1981-10-26 1986-05-20 Equipment Company Of America Pallet truck with hydraulic lift
JPH06286984A (ja) * 1993-03-31 1994-10-11 Koretsuku Kk 油圧ジャッキ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8279648B2 (en) 2008-03-20 2012-10-02 Pratt & Whitney Canada Corp. Power inverter and method
JP2016000651A (ja) * 2014-06-12 2016-01-07 有限会社イシガミ 搬送装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3877299B2 (ja) 2007-02-07
CN1309654C (zh) 2007-04-11
CN1459412A (zh) 2003-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4589669A (en) Pallet truck with hydraulic lift
US4018421A (en) Portable lifting jack
US10654696B2 (en) Hydraulic jack capable of quickly lifting load
AU2007259533A1 (en) Pallet truck with extending forks
JPH0649455B2 (ja) ハンドリフトトラック
US4567911A (en) Cartridge type directional control valve
US7431265B2 (en) Swiveling handle mounting mechanism of a hydraulic garage jack
US6199379B1 (en) Oil circuit of a jack for rising object to preset position rapidly
JP2003341991A (ja) 油圧ジャッキ装置
JP2003054886A (ja) 油圧ジャッキ装置
US20230257242A1 (en) Hydraulic Jack
EP0531560A1 (en) Pallet lifters
JP3153993B1 (ja) 油圧リフト装置
JPH06286984A (ja) 油圧ジャッキ
JP2002068679A (ja) ガレージジャッキ
US7055801B2 (en) Quick rise hydraulic lifting jack
JP4342531B2 (ja) ハンドリフトトラックの油圧ユニット
JP4152392B2 (ja) 荷役作業車
JP2575088Y2 (ja) リーチ式フォークリフトのスリップ防止装置
GB2353022A (en) Pallet truck
JP4394090B2 (ja) 荷役作業車の油圧装置
KR100579909B1 (ko) 유압식 리프트 잭의 유체 펌핑용 실린더 장치
JP2629425B2 (ja) フォークリフトのマスト装置
JPH101293A (ja) 油圧駆動リフトスタンド
JP2750342B2 (ja) 油圧リフト装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040218

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20040531

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060704

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060727

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061024

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061030

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3877299

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101110

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111110

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111110

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121110

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131110

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term