JP2750013B2 - 扇風機 - Google Patents

扇風機

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JP2750013B2
JP2750013B2 JP3046802A JP4680291A JP2750013B2 JP 2750013 B2 JP2750013 B2 JP 2750013B2 JP 3046802 A JP3046802 A JP 3046802A JP 4680291 A JP4680291 A JP 4680291A JP 2750013 B2 JP2750013 B2 JP 2750013B2
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JP
Japan
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ambient temperature
temperature
fan motor
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進 橋本
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Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC
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  • Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、風量を制御する扇風
機に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、周囲温度によりファンモータの回
転速度を制御して風量を調整する扇風機が普及している
が、その制御方式は、一般に、予め各温度範囲に対する
風量(モータの回転速度)が設定されていて、周囲温度
検出手段により検出された温度に応じて、設定された風
量に制御するものである。例えば、検出温度が25°C
以下ではオフと、27°C以下では弱、29°C以下で
は中、29°C以上では強、というように風量をモータ
の回転速度制御により調整している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
制御方法では、その時点での周囲温度のみに基づいて制
御しており、それ以前との温度の変化量を考慮していな
いため、快適度が充分得られなかった。すなわち、たと
えば現時点で28°Cであっても、それまでが25°C
で急激に28°Cまで温度上昇した場合と、ずうっと2
8°Cが続いている場合とでは、当然前者の場合のほう
が暑く感じるわけである。したがって、温度の変化量に
依って暑く感じたり寒く感じたりするのに対応できない
という欠点があった。
【0004】そこでこの発明の目的は、温度の急上昇、
急下降などあらゆる温度変化に対応して常に快適な風量
に制御できる扇風機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、回転により
空気流を形成するファンモータと、周囲の温度を検出す
周囲温度検出手段と、前記周囲温度検出手段にて検出
された周囲温度が高い時前記ファンモータの回転数を強
回転に制御し、低い時前記ファンモータの回転数を弱回
転に制御し、高くも低くもない時前記ファンモータの回
転数を中回転に制御する制御手段とを備えた扇風機にお
いて、前記周囲温度検出手段にて周囲温度を検出した時
点における周囲温度の単位時間当たりの温度変化量を算
出する温度変化検出手段を設け、前記周囲温度検出手段
にて検出された周囲温度が高く且つ前記温度変化検出手
段にて算出された周囲温度の単位時間当たりの温度変化
量が負の時、あるいは前記周囲温度検出手段にて検出さ
れた周囲温度が低く且つ前記温度変化検出手段にて算出
された周囲温度の単位時間当たりの温度変化量が正の
時、前記制御手段は前記ファンモータの回転数を中回転
に制御してなることを特徴とする。
【0006】
【作用】この発明に係る扇風機では、周囲温度検出手段
にて周囲温度を検出した時点における周囲温度の単位時
間当たりの温度変化量を算出する温度変化検出手段を設
け、前記周囲温度検出手段にて検出された周囲温度が高
く且つ前記温度変化検出手段にて算出された周囲温度の
単位時間当たりの温度変化量が負の時、あるいは前記周
囲温度検出手段にて検出された周囲温度が低く且つ前記
温度変化検出手段にて算出された周囲温度の単位時間当
たりの温度変化量が正の時、制御手段は前記ファンモー
タの回転数を中回転に制御してなる構成なので、周囲温
度が高く前記ファンモータを強回転している際において
急に温度が低くなった時に前記ファンモータの回転数を
中回転に制御し、前記ファンモータにて送風される風量
を前記ファンモータの中回転による風量に程良く減少さ
せることができる。あるいは、周囲温度が低く前記ファ
ンモータを弱回転している際において急に温度が高くな
った時に前記ファンモータの回転数を中回転に制御し、
前記ファンモータにて送風される風量を前記ファンモー
タの中回転による風量に程良く増加させることができ
る。
【0007】
【実施例】図4は、この発明の実施例である扇風機の外
観斜視図である。
【0008】扇風機本体1は、ファン、ファンモータ等
の空気流を形成する送風装置2、周囲の温度を検出する
温度検出手段3、オン−オフボタン、ファジィ運転ボタ
ン、風量選択ボタン(弱、中、強)などが配設された操
作パネル4、スタンド部5、コード6などより構成され
ている。
【0009】電源を繋いで操作パネル4のオン−オフボ
タンをオンすると送風装置2が作動してファンが回転し
風が流れる。操作パネル4の風量選択ボタンにより風の
強さを選択するか、ファジィ運転ボタンによりファジィ
運転かを選択する。ファジィ運転を選んだ場合は、温度
検出手段3が周囲の温度を検出し、その検出温度とその
検出温度を基に算出した単位時間当たりの温度の変化量
とからファジィ推論手段がファンモータの回転速度の制
御値を生成して、その制御値に従ってモータが回転し快
適な風を送風装置2が形成する。
【0010】図1は、同扇風機の制御部の一部のブロッ
ク図である。
【0011】制御回路20にはファジイROM21が接
続されている。またファンモータ23を駆動する駆動回
路22、温度検出手段3接続されている。操作パネル
のファジイ運転ボタンが押されてファジイ運転の場合
は、温度検出手段3より周囲温度が検出され、この周囲
温度より単位時間当たりの温度変化量が算出される。つ
ぎに周囲温度と温度変化量とからファジィROM21
記憶されているファジィテーブルに従ってファンモータ
の回転速度の制御値を演算する。この制御値を制御回路
20が駆動回路22に出力すると、駆動回路はその制御
値の回転速度でファンモータ23を駆動する。
【0012】ファジィROMに設定されているファジィ
ルールは、たとえば、図2に示すようになっている。周
囲温度をT、周囲温度の単位時間当たりの変化量をΔ
T、ファンモータの回転速度の変化をΔVとすると、同
図に示すファジィルールは次のような意味で、 if T=N and ΔT=P then ΔV=Z (温度が低く) (変化量が正) (回転速度は変えない) if T=Z and ΔT=P then ΔV=P (温度が高くも低くもなく)(変化量が正) (回転速度を上げる) if T=P and ΔT=P then ΔV=P (温度が高く) (変化量が正) (回転速度を上げる) if T=N and ΔT=Z then ΔV=NS (温度が低く) (変化量が0) (回転速度を下げる) if T=Z and ΔT=Z then ΔV=Z (温度が高くも低くもなく)(変化量が0) (回転速度を変えない) if T=P and ΔT=Z then ΔV=P (温度が高く) (変化量が0) (回転速度を上げる) if T=N and ΔT=N then ΔV=NB(OFF) (温度が低く) (変化量が負) (運転停止) if T=Z and ΔT=N then ΔV=NS (温度が高くも低くもなく)(変化量が負) (回転速度を下げる) if T=P and ΔT=N then ΔV=Z (温度が高く) (変化量が負) (回転速度を変えない) ここでファジィ集合の表すラベルN,NS,Z,Pは次
のような意味をもっている。
【0013】N:負の方向、NS:負の方向に小さい、
Z:0である、P:正の方向、またラベルN,NS,
Z,Pに対応するメンバシップ関数を図3の(A)、
(B)、(C)に示す。同図(A)は周囲温度によるグ
レードを表し、(B)は周囲温度の変化量によるグレー
ド、(C)は出力のメンバシップ関数である。なおNB
は負の方向に大きいという意味を持つ。
【0014】以上のファジィルール、メンバシップ関数
などは一例であり、本実施例に限られるものではない。
【0015】
【発明の効果】以上のようにこの発明の扇風機によれ
ば、周囲温度検出手段にて周囲温度を検出した時点にお
ける周囲温度の単位時間当たりの温度変化量を算出する
温度変化検出手段を設け、前記周囲温度検出手段にて検
出された周囲温度が高く且つ前記温度変化検出手段にて
算出された周囲温度の単位時間当たりの温度変化量が負
の時、あるいは前記周囲温度検出手段にて検出された周
囲温度が低く且つ前記温度変化検出手段にて算出された
周囲温度の単位時間当たりの温度変化量が正の時、制御
手段は前記ファンモータの回転数を中回転に制御してな
る構成なので、周囲温度が高く前記ファンモータを強回
転している際において急に温度が低くなった時に前記フ
ァンモータの回転数を中回転に制御し、前記ファンモー
タにて送風される風量を前記ファンモータの中回転によ
る風量に程良く減少させることができる。あるいは、周
囲温度が低く前記ファンモータを弱回転している際にお
いて急に温度が高くなった時に前記ファンモータの回転
数を中回転に制御し、前記ファンモータにて送風される
風量を前記ファンモータの中回転による風量に程良く増
加させることができる。 したがって、周囲温度が高い時
急に温度が低くなって使用者が寒く感じること、ある
いは周囲温度が低い時に急に温度が高くなって使用者が
暑く感じることを確実に防止することができる。しか
も、周囲温度が高い時に急に温度が低くなった際、ある
いは周囲温度が低い時に急に温度が高くなった際に、前
記ファンモータにて送風される風量を程良く減少、ある
いは程良く増加させることができ、大幅に減少、あるい
は大幅に増加されて使用者が逆に暑く感じたり、あるい
は寒く感じることを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例である扇風機の制御部の一部
のブロック図である。
【図2】同扇風機に適用されるファジィルールである。
【図3】同ファジィルールに対応するメンパシップ関数
である。
【図4】同扇風機の外観斜視図である。
【符号の説明】
1−扇風機本体 2−送風機 3−温度検出手段 20−制御回路 21−ファジィROM 23−ファンモータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転により空気流を形成するファンモー
    タと、周囲の温度を検出する 周囲温度検出手段と、前記周囲温度検出手段にて検出された周囲温度が高い時
    前記ファンモータの回転数を強回転に制御し、低い時前
    記ファンモータの回転数を弱回転に制御し、高くも低く
    もない時前記ファンモータの回転数を中回転に制御する
    制御手段とを備えた扇風機において、 前記周囲温度検出手段にて周囲温度を検出した時点にお
    ける周囲温度の単位時間当たりの温度変化量を算出する
    温度変化検出手段を設け、 前記周囲温度検出手段にて検出された周囲温度が高く且
    つ前記温度変化検出手段にて算出された周囲温度の単位
    時間当たりの温度変化量が負の時、あるいは前記周囲温
    度検出手段にて検出された周囲温度が低く且つ前記温度
    変化検出手段にて算出された周囲温度の単位時間当たり
    の温度変化量が正の時、前記制御手段は前記ファンモー
    タの回転数を中回転に制御してなることを特徴とする扇
    風機。
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JPH04284200A JPH04284200A (ja) 1992-10-08
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2676781B2 (ja) * 1988-04-28 1997-11-17 松下電器産業株式会社 エアコン装置とファンヒータ

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