JP2749262B2 - 管部分補修用ライニング材の製造方法 - Google Patents

管部分補修用ライニング材の製造方法

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JP2749262B2 JP6153385A JP15338594A JP2749262B2 JP 2749262 B2 JP2749262 B2 JP 2749262B2 JP 6153385 A JP6153385 A JP 6153385A JP 15338594 A JP15338594 A JP 15338594A JP 2749262 B2 JP2749262 B2 JP 2749262B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、管路の損傷部分を部分
的にライニングしてその部分を補修するための管部分補
修用ライニング材の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】地中に埋設された下水管等の管路に欠損
等の部分的な損傷が生じた場合、該管路を掘出すること
なく、その損傷部分にライニングを部分的に施してその
部分を補修する管部分補修工法は既に知られている。
【0003】即ち、上記管部分補修工法においては、例
えば、熱硬化性樹脂を含浸して成るライニング材を袋体
の外周に取り付け、袋体をライニング材と共に管路内に
導入してTVカメラで管路内をモニタリングしながら、
袋体とライニング材を所定箇所にセットし、その後、袋
体内に温水、熱風、スチーム等を供給して袋体を膨張さ
せ、該袋体でライニング材を管路内壁の損傷部分に押圧
するとともに、温水等の熱でライニング材を加温し、ラ
イニング材に含浸された熱硬化性樹脂を硬化させ、その
後、袋体内に供給された温水等を抜いて該袋体をライニ
ング材から引き抜く作業が実施される。すると、管路内
には硬化したライニング材が残り、管路は、これを掘出
することなく、その損傷部分が部分的にライニングされ
て補修される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記管
部分補修工法に用いられるライニング材は、所定の長さ
の樹脂吸収材に熱硬化性樹脂等を現場でその都度含浸さ
せて得られていたため、その製作が面倒で、作業能率が
悪いという問題があった。
【0005】又、ライニング材を二層構造とし、例え
ば、内層を硬化性樹脂を含浸する樹脂含浸層とし、外層
を止水剤を含んだ止水剤層とする場合、硬化性樹脂と止
水剤とでは母材である不織布等への吸収性が異なるた
め、これらを互いに混ざることなくそれぞれの層に含浸
させることは至難であった。
【0006】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、二層構造の複数の管部分補修
用ライニング材を同時に効率良く得ることができるとと
もに、吸収性の異なる2種の樹脂、止水剤等を互いに混
ざることなく各層に含浸せしめることができる管部分補
修用ライニング材の製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、管状の樹脂吸収材の内部に
硬化性樹脂を注入し、該樹脂吸収材を真空引きしてこれ
に硬化性樹脂を含浸せしめた後、外周面が気密性の高い
反転用チューブで覆われた管状のインライナーを流体圧
によって前記樹脂吸収材内に反転挿入して二層構造の管
状ライニング材を構成し、該管状ライニング材をその長
さ方向に対して直角に適当な間隔で切断して所定長さの
複数の管ライニング片を得た後、該管ライニング片を反
転させて最外層に位置する前記反転チューブを引き剥
し、前記インライナーに止水剤又は樹脂或は止水剤と樹
脂との混合体を塗布してこれをインライナーに含浸せし
めることによって管部分補修用ライニング材を得ること
を特徴とする。
【0008】又、請求項2記載の発明は、請求項1記載
の発明において、前記インライナーを、前記樹脂吸収材
の糸の太さよりも細い糸の不織布で構成したことを特徴
とする。
【0009】
【0010】
【作用】請求項1記載の発明によれば、硬化性樹脂を含
浸する樹脂吸収材を含む二層構造の管状ライニング材が
切断されることによって、所定長さの複数の管部分補修
用ライニング材が同時に得られるため、従来のように現
場でその都度ライニング材を製作する必要がなくなり、
作業能率が一段と高められる。
【0011】又、請求項2記載の発明によれば、樹脂吸
収材に予め含浸された硬化性樹脂が位置の細い不織布か
ら成るインライナー側へ浸透することがないため、後に
インライナーに含浸される止水剤等と樹脂吸収材に先に
含浸された硬化性樹脂が互いに混ざることがない。従っ
て、吸収性の異なる硬化性樹脂と止水剤等を互いに混ざ
ることなく樹脂吸収材とインライナーにそれぞれ含浸せ
しめることができる。
【0012】
【実施例】以下に本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0013】図1乃至図10は本発明に係る管部分補修
用ライニング材の製造方法をその工程順に示す説明図で
ある。
【0014】本発明に係る製造方法においては、先ず、
図1に示すような管状の樹脂吸収材1が準備される。こ
の樹脂吸収材1は、太さが6デニールの糸から成るアク
リル、ポリエステル、ナイロン、レーヨン、カーボン、
ガラス繊維等の不織布で構成され、その外周面には気密
性の高いプラスチックフィルム2がコーティングされて
いる。尚、プラスチックフィルム2の材質としては、ポ
リエチレン、ポリエチレン/ナイロン共重合体、ポリウ
レタン、ビニロン、ポリプロピレン等が用いられるが、
樹脂吸収材1の外周面にはプラスチックフィルム2でコ
ーティングする必要は必ずしもない。
【0015】而して、上記樹脂吸収材1の内部には、図
2に示すように、所定量の熱硬化性樹脂3が注入され、
樹脂吸収材1の一端に真空ホース4及びバルブ5を介し
て接続された真空ポンプ6が駆動されて樹脂吸収材1が
真空引きされる。この状態で、樹脂吸収材1を図2の矢
印方向に引いてこれをローラ7で押圧すれば、該樹脂吸
収材1には熱硬化性樹脂3が順次含浸されていく。尚、
熱硬化性樹脂3としては、不飽和ポリエステル樹脂、エ
ポキシ樹脂、ビニールエステル樹脂等が用いられる。
【0016】上述のようにして、樹脂吸収材1にその全
長に亘って熱硬化性樹脂3が含浸されると、図3に示す
ように、該樹脂吸収材1の内部に、その外周が気密性の
高い反転用チューブ8で覆われた管状のインライナー9
が流体圧によって反転挿入される。
【0017】ここで、上記インライナー9は樹脂吸収材
1と同様の材質の不織布で構成されるが、その不織布の
目は細かく、その糸の太さは0.5〜3デニールであっ
て、樹脂吸収材1を構成する不織布の糸の太さよりも細
い。このため、前述のように樹脂吸収材1の内部にイン
ライナー9を反転挿入しても、樹脂吸収材1に含浸され
た熱硬化性樹脂3が目の細かいインライナー9側に浸透
することがない。
【0018】而して、インライナー9の樹脂吸収材1内
への反転挿入が樹脂吸収材1の全長に亘って終了する
と、図4に示すように、内層がインライナー9で、外層
が樹脂吸収材1である二層構造を有する管状ライニング
材10Aが得られる。
【0019】上述のように二層構造の管状ライニング材
10Aが得られると、図5に示すように、該管状ライニ
ング材10Aがその長さ方向に対して直角なカットライ
ンCで適当な間隔Lで切断される。すると、所定長さL
の複数の管ライニング片10Bが得られる。ここで、各
管ライニング片10Bにおいては、図6及び図7に示す
ように、最外層に前記プラスチックフィルム2が位置
し、その内側に樹脂吸収材1、インライナー9及び反転
用チューブ8がこの順に位置する。
【0020】次に、上記管ライニング片10Bは反転さ
れる(裏返される)が、反転された管ライニング片10
Bにあっては、図8に示すように、最外層に反転チュー
ブ8が位置し、その内側にインライナー9、樹脂吸収材
1及びプラスチックフィルム2がこの順に位置すること
となる。
【0021】そして、上述のように管ライニング片10
Bが反転されると、図9に示すように、最外層の反転用
チューブ8を図示矢印方向に引いてこれをインライナー
9から引き剥す。すると、図10に示すように、インラ
イナー9が最外層に露出することとなり、その外表面に
不図示の止水剤が塗布され、その止水剤がインライナー
9に含浸されと、本発明に係る管部分補修用ライニング
材10が得られる。尚、インライナー9の外表面には止
水剤の他、熱硬化性樹脂又は止水剤と熱硬化性樹脂との
混合体を塗布してこれらをインライナー9に含浸せしめ
ても良いが、インライナー9に塗布される止水剤等は何
れも粘性が小さくて流動性に富むため、インライナー9
への浸透性が高く、インライナー9に容易に含浸され
る。
【0022】以上のようにして、本発明に係る管部分補
修用ライニング材10が得られるが、本発明に係る製造
方法においては、熱硬化性樹脂3を含浸する樹脂吸収材
1を含む二層構造の管状ライニング材10Aが切断され
ることによって、所定長さLの複数の管部分補修用ライ
ニング材10が同時に得られるため、従来のように現場
でその都度ライニング材を製作する必要がなくなり、作
業能率が一段と高められる。
【0023】又、インライナー9の糸の太さ(0.5〜
3デニール)は樹脂吸収材1の糸の太さ(6デニール程
度)よりも細いため、樹脂吸収材1に予め含浸された硬
化性樹脂3がインライナー9側へ浸透することがなく、
後にインライナー9に含浸される止水剤と樹脂吸収材1
に先に含浸された硬化性樹脂3とが互いに混ざることが
ない。従って、吸収性の異なる硬化性樹脂3と止水剤を
互いに混ざることなく樹脂吸収材1とインライナー9に
それぞれ含浸せしめることができる。
【0024】次に、以上のようにして得られた管部分補
修用ライニング材10を用いた管路の部分補修工法を図
11乃至図15に基づいて説明する。尚、図11は管部
分補修用ライニング材がセットされた移動体の断面図、
図12乃至図15は管部分補修工法をその工程順に示す
断面図である。
【0025】図11において、11は中空状の移動体で
あって、その外周部には気密性の高いエアープラグ12
がその両端部をバンド13によって締め付けられて取り
付けられており、該エアープラグ12内には移動体11
との間に気密な密閉空間Sが形成されている。尚、エア
ープラグ12の外周はフッ素ゴム等から成る離型フィル
ム14で覆われている。
【0026】そして、上記エアープラグ12の中央部に
は、導電性シートから成る電気ヒーター15が全周に亘
って設けられており、該電気ヒーター15の両端には導
電体から成る接点16が取り付けられている。
【0027】一方、前記移動体11内には、不図示の電
源に接続された電気コード17と不図示のコンプレッサ
ーに接続されたエアーホース18が導入されており、電
気コード17は前記密閉空間Sを通って前記接点16に
それぞれ接続されている。又、前記エアーホース18の
端部は、図示のように、前記密閉空間Sに開口してい
る。
【0028】而して、管部分補修用ライニング材(以
下、ライニング材と略称す)10は、図示のように前記
エアープラグ12の外周に脱着自在に取り付けられてセ
ットされ、以下に説明するように部分的なライニングに
供される。
【0029】図12において、20は地中に埋設された
下水管等の管路であって、その一部20aは図示のよう
に欠損しており、該管路20内には、移動体11にセッ
トされたライニング材10が導入されるが、このとき、
ライニング材10と移動体11及びエアープラグ12は
気密性及び水密性の高いカバーチューブ21によってそ
の全体が覆われている。尚、移動体11の両端には牽引
ロープ22,23が接続され、カバーチューブ21の一
端には牽引ロープ24が接続されており、カバーチュー
ブ21の他端は開口している。
【0030】そして、管路20内に導入された不図示の
TVカメラでモニタリングしながら、前記牽引ロープ2
2,23を操作して移動体11を管路20内で移動せし
め、ライニング材10を所定の欠損部分20aの位置に
セットする。尚、ライニング材10が管路20内に導入
されて所定位置にセットされるまでの間、該ライニング
材10はカバーチューブ21によって覆われているた
め、このライニング材10が管路20内の底部を移動し
ても、これが管路20内の底部に滞留する水や汚物のア
タックを受けることがない。
【0031】而して、上述のようにライニング材10が
管路20内の所定の欠損部分20aの位置にセットされ
ると、牽引ロープ24を図12の矢印方向に引いてカバ
ーチューブ21が抜き取られ、管路20内にはライニン
グ材10と移動体11及びエアープラグ12が残され
る。
【0032】上述のように、カバーチューブ21が抜き
取られると、不図示のコンプレッサーが駆動され、圧縮
エアーが前記エアーホース18を通って前記密閉空間S
内に供給される。すると、図13に示すように、エアー
プラグ12は圧縮エアーの圧力によって膨張し、その外
周に取り付けられたライニング材10を管路20の欠損
部分20aを含む内壁面に押圧する。このとき、ライニ
ング材10のインライナー9に含浸された止水剤に管路
20の欠損部分20aから漏れる地下水等が触れて該止
水剤が硬化し、欠損部分20aからの漏水が防がれる。
【0033】次に、上記状態を保ったまま、不図示の電
源から電気コード17を経て電気ヒーター15に通電す
ると、該電気ヒーター15が発熱してライニング材10
を加熱するため、該ライニング材10の樹脂吸収材1に
含浸された熱硬化性樹脂3が硬化する。
【0034】そして、上述のように管路20の欠損部分
20aからの漏水がライニング材10のインライナー9
によって防がれるとともに、電気ヒーター15による加
熱によってライニング材10の樹脂吸収材1の熱硬化性
樹脂が硬化すると、密閉空間S内の圧縮エアーが抜かれ
る。
【0035】すると、図14に示すようにエアープラグ
12は収縮し、これがライニング材10から離脱するた
め、牽引ロープ22を図14の矢印方向に引けば、移動
体11とエアープラグ12が管路20から容易に取り除
かれる。このように移動体11とエアープラグ12が取
り除かれると、図15に示すように、管路20内には硬
化したライニング材10だけが残され、管路20の欠損
部分20aにはライニング材10によるライニングが施
され、管路20は、これを掘出することなく、その欠損
部分20aが部分的に補修される。
【0036】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
記載の発明によれば、硬化性樹脂を含浸する樹脂吸収材
を含む二層構造の管状ライニング材が切断されることに
よって、所定長さの複数の管部分補修用ライニング材が
同時に得られるため、従来のように現場でその都度ライ
ニング材を製作する必要がなくなり、作業能率が一段と
高められるという効果が得られる。
【0037】又、請求項2記載の発明によれば、樹脂吸
収材に予め含浸された硬化性樹脂が位置の細い不織布か
ら成るインライナー側へ浸透することがないため、後に
インライナーに含浸される止水剤等と樹脂吸収材に先に
含浸された硬化性樹脂が互いに混ざることがない。従っ
て、吸収性の異なる硬化性樹脂と止水剤等を互いに混ざ
ることなく樹脂吸収材とインライナーにそれぞれ含浸せ
しめることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る製造方法を説明するための樹脂吸
収材の斜視図である。
【図2】本発明に係る製造方法を説明するための断面図
である。
【図3】本発明に係る製造方法を説明するための断面図
である。
【図4】本発明に係る製造方法を説明するための断面図
である。
【図5】本発明に係る製造方法を説明するための平面図
である。
【図6】本発明に係る製造方法を説明するための管ライ
ニング片の断面図である。
【図7】本発明に係る製造方法を説明するための管ライ
ニング片の斜視図である。
【図8】本発明に係る製造方法を説明するための管ライ
ニング片の断面図である。
【図9】本発明に係る製造方法を説明するための管ライ
ニング片の断面図である。
【図10】本発明に係る製造方法を説明するための管部
分補修用ライニング材の断面図である。
【図11】管部分補修用ライニング材がセットされた移
動体の断面図である。
【図12】本発明方法によって製造された管部分補修用
ライニング材を用いた管部分補修工法をその工程順に示
す断面図である。
【図13】本発明方法によって製造された管部分補修用
ライニング材を用いた管部分補修工法をその工程順に示
す断面図である。
【図14】本発明方法によって製造された管部分補修用
ライニング材を用いた管部分補修工法をその工程順に示
す断面図である。
【図15】本発明方法によって製造された管部分補修用
ライニング材を用いた管部分補修工法をその工程順に示
す断面図である。
【符号の説明】
1 樹脂吸収材 3 熱硬化性樹脂 6 真空ポンンプ 8 反転用チューブ 9 インライナー 10 管部分補修用ライニング材 10A 管状ライニング材 10B 管ライニング片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29K 105:08 B29L 23:00 (72)発明者 横島 康弘 茨城県結城郡石下町大字篠山175−3有 限会社 横島内 (72)発明者 遠藤 茂 茨城県岩井市大字富田1431番地株式会社 ゲット内 (56)参考文献 特開 平2−155720(JP,A) 特開 平5−193001(JP,A) 特開 平6−134861(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管状の樹脂吸収材の内部に硬化性樹脂を
    注入し、該樹脂吸収材を真空引きしてこれに硬化性樹脂
    を含浸せしめた後、外周面が気密性の高い反転用チュー
    ブで覆われた管状のインライナーを流体圧によって前記
    樹脂吸収材内に反転挿入して二層構造の管状ライニング
    材を構成し、該管状ライニング材をその長さ方向に対し
    て直角に適当な間隔で切断して所定長さの複数の管ライ
    ニング片を得た後、該管ライニング片を反転させて最外
    層に位置する前記反転チューブを引き剥し、前記インラ
    イナーに止水剤又は樹脂或は止水剤と樹脂との混合体を
    塗布してこれをインライナーに含浸せしめることを特徴
    とする管部分補修用ライニング材の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記インライナーは、前記樹脂吸収材の
    糸の太さよりも細い糸の不織布で構成されることを特徴
    とする請求項1記載の管部分補修用ライニング材の製造
    方法。
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JP5931629B2 (ja) * 2012-07-26 2016-06-08 岡三リビック株式会社 管更生工法
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