JP2528430B2 - 枝管ライニング材の製造方法 - Google Patents

枝管ライニング材の製造方法

Info

Publication number
JP2528430B2
JP2528430B2 JP5216420A JP21642093A JP2528430B2 JP 2528430 B2 JP2528430 B2 JP 2528430B2 JP 5216420 A JP5216420 A JP 5216420A JP 21642093 A JP21642093 A JP 21642093A JP 2528430 B2 JP2528430 B2 JP 2528430B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
branch pipe
lining material
woven fabric
pipe lining
tubular
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5216420A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0760837A (ja
Inventor
隆夫 神山
康弘 横島
茂 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shonan Plastic Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Shonan Plastic Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shonan Plastic Manufacturing Co Ltd filed Critical Shonan Plastic Manufacturing Co Ltd
Priority to JP5216420A priority Critical patent/JP2528430B2/ja
Priority to TW083101145A priority patent/TW229257B/zh
Priority to KR1019940005469A priority patent/KR0178143B1/ko
Priority to MYPI94001855A priority patent/MY118468A/en
Priority to DE69413338T priority patent/DE69413338T2/de
Priority to EP94305284A priority patent/EP0640464B1/en
Priority to DK94305284T priority patent/DK0640464T3/da
Publication of JPH0760837A publication Critical patent/JPH0760837A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2528430B2 publication Critical patent/JP2528430B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C57/00Shaping of tube ends, e.g. flanging, belling or closing; Apparatus therefor, e.g. collapsible mandrels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C63/00Lining or sheathing, i.e. applying preformed layers or sheathings of plastics; Apparatus therefor
    • B29C63/18Lining or sheathing, i.e. applying preformed layers or sheathings of plastics; Apparatus therefor using tubular layers or sheathings
    • B29C63/20Lining or sheathing, i.e. applying preformed layers or sheathings of plastics; Apparatus therefor using tubular layers or sheathings using pressure difference, e.g. vacuum
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • F16L55/16Devices for covering leaks in pipes or hoses, e.g. hose-menders
    • F16L55/162Devices for covering leaks in pipes or hoses, e.g. hose-menders from inside the pipe
    • F16L55/165Devices for covering leaks in pipes or hoses, e.g. hose-menders from inside the pipe a pipe or flexible liner being inserted in the damaged section
    • F16L55/1651Devices for covering leaks in pipes or hoses, e.g. hose-menders from inside the pipe a pipe or flexible liner being inserted in the damaged section the flexible liner being everted
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • F16L55/16Devices for covering leaks in pipes or hoses, e.g. hose-menders
    • F16L55/179Devices for covering leaks in pipes or hoses, e.g. hose-menders specially adapted for bends, branch units, branching pipes or the like
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L58/00Protection of pipes or pipe fittings against corrosion or incrustation
    • F16L58/02Protection of pipes or pipe fittings against corrosion or incrustation by means of internal or external coatings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C2793/00Shaping techniques involving a cutting or machining operation
    • B29C2793/0081Shaping techniques involving a cutting or machining operation before shaping

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、老朽化した枝管の補修
に供される枝管ライニング材の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】枝管を有する下水管等のライニングにお
いては、例えば枝管のライニングが終了した後に本管の
ライニングが施される。このとき、枝管をライニングす
る枝管ライニング材と本管をライニングする本管ライニ
ングとの接合部が一体的に密着しなければ、その接合部
から地下水等が浸入するという不具合が発生する。
【0003】そこで、図14乃至図16に示す工法が提
案されている。
【0004】この工法おいては、図14に示すように、
枝管ライニング材111の一端に形成された鍔111A
を本管120の枝管開口部周壁に密着させた状態で、枝
管ライニング材111が流体圧によって枝管121内に
上方に向かって反転挿入され、その後に該枝管ライニン
グ材111に含浸された硬化性樹脂が硬化せしめられて
先ず枝管121がライニングされる。
【0005】次に、図15に示すように、本管ライニン
グ材146が流体圧力によって本管120内に反転挿入
され、この本管ライニング材146の反転挿入が終了す
ると、該本管ライニング材146に含浸された硬化性樹
脂が硬化されて本管120がライニングされる。そし
て、最後に本管ライニング材146の枝管開口部が不図
示のカッターによって切除され、図16に示すように、
枝管121と本管120に対するライニングが終了す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記管
ライニング工法によっても、枝管ライニング材111の
鍔部分111Aと本管ライニング材146との接合一体
化が完全ではなく、両者の接合部からの地下水等の浸入
を完全に防ぐことは不可能であった。
【0007】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、本管ライニング材との接合一
体化が可能であって、本管ライニング材との接合部から
の水の浸入を確実に防ぐことができる枝管ライニング材
の製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明は、外表面を気密性の高いフィルムで被覆して成る
管状不織布の一端のフィルムを剥がし、そのフィルムを
剥がした部分に長さ方向の複数の切れ目を入れた後、該
管状不織布の一端を折り返して押し広げ、この押し広げ
られた部分を本管内壁と同形の型に予め取り付けられた
鍔加工用不織布の上にセットし、その上に別の鍔加工用
不織布をセットして管ライニング材の押し広げられた一
端の上下を鍔加工用不織布でサンドイッチ状に狭み込
み、該管状不織布の一端及び両鍔加工用不織布に液状硬
化性樹脂を含浸させた後にこれを硬化させ、その後、管
状不織布に硬化性樹脂を含浸させることを特徴とする。
【0009】又、本発明は、前記鍔加工用不織布の外表
面にフィルムを被覆しておき、該鍔加工用不織布に含浸
された硬化性樹脂が硬化した後、前記フィルムを引き剥
がすことを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明によれば、枝管ライニング材の押し広げ
られた一端は、その上下を鍔加工用不織布でサンドイッ
チ状に狭み込まれて鍔として加工され、その鍔は型によ
って本管内壁と同形状(本管内壁と同じ曲率の円弧曲面
状)に成形されるため、該鍔と本管ライニング材との密
着性が高められて両者は完全に接合一体化され、両接合
部からの水の浸入が確実に防がれる。
【0011】特に、枝管ライニング材の鍔部を構成する
鍔加工用不織布の本管ライニング材に接触する面にフィ
ルムを被覆しておき、該鍔加工用不織布に含浸された硬
化性樹脂が硬化した後にそのフィルムを引き剥せば、鍔
加工用不織布の表面が毛羽立って粗くなるため、鍔部と
本管ライニング材との密着性がより一層高められて両者
はより確実に接合一体化される。
【0012】
【実施例】以下に本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0013】図1乃至図7は本発明方法をその工程順に
示す説明図であり、図1及び図2は管状不織布の側面
図、図3は図1のA−A線断面図、図4は管状不織布の
一端を折り返して押し広げた状態を示す斜視図、図5は
型にセットされた管状不織布の部分断面図、図6は図5
の上面図、図7は熱硬化性樹脂の含浸方法を示す管状不
織布の部分断面図である。
【0014】図1において、1はその外表面を気密性の
高いプラスチックフィルム2(図3参照)で被覆された
管状不織布であり、その一端は本管の内壁形状に沿って
曲線状にカットされている。尚、プラスチックフィルム
2としては、ポリエチレン、塩化ビニル、ビニロン、ポ
リウレタン、ナイロン、ポリプロピレン、ポリエチレン
−ナイロン共重合体等のフィルムが用いられ、管状不織
布1の材質としてはポリエステル、ナイロン、アクリ
ル、ビニロン等が用いられる。
【0015】而して、管状不織布1の一端は、図1に示
すように、その外表面に被覆された前記プラスチックフ
ィルム2の一部が本管の内壁形状に沿う曲線状のカット
ラインaに沿って適当な幅で剥ぎ取られる。
【0016】次に、図2に示すように管状不織布1の一
端のプラスチックフィルム2が剥ぎ取られた部分1aに
長さ方向(図2の上下方向)の複数の切れ目bを全周に
亘って適当な間隔で入れ、該部分1aを図4に示すよう
に外側へ折り返して押し広げれば、該部分1aは切れ目
b部分から花弁状に開く。
【0017】一方、図5に示すように、本管内壁と同形
の型3の曲面上には、リング状の鍔加工用不織布4がセ
ットされており、該鍔加工用不織布4の下面(型3との
接触面)にはプラスチックフィルム5が被覆されてい
る。
【0018】而して、管状不織布1の折り返されて花弁
状に開した一端1aを、型3上に予めセットされた前記
鍔加工用不織布4上に重ね、その上から別のリング状の
鍔加工用不織布6を被せて管状不織布1の一端1a部分
を上下の鍔加工用不織布6,4でサンドイッチ状に狭み
込む。このとき、管状不織布1の他の未反転部分は、型
3を通って下方へ吊り下げられている。
【0019】尚、鍔加工用不織布6の上面(本管内壁面
との接触面)にもプラスチックフィルム7が被覆されて
いる。
【0020】上述のように、管状不織布1の一端1aを
上下の鍔加工用不織布6,4でサンドイッチ状に狭み込
むと、上側の鍔加工用不織布6の上面に被覆されたプラ
スチックフィルム7の一部を剥がし、図5に示すよう
に、その部分に容器8から液状硬化性樹脂を管状不織布
1の一端1a及び鍔加工用不織布6,4に注入し、管状
不織布1の一端1a及び鍔加工用不織布6,4に液状硬
化性樹脂が一様に含浸されると、該液状硬化性樹脂を硬
化させる。すると、管状不織布1の一端1aと鍔加工用
不織布6,4は硬化し、管状不織布1には本管の内壁形
状に沿う円弧曲面状の鍔11Aが一体的に形成される。
【0021】尚、鍔加工用不織布4,6としては、本実
施例にようなリング状のものの他、図8(a),
(b),(c)に示すような正方形、長方形等のものを
用いることができる。
【0022】上述のように鍔11Aが形成されると、管
状不織布1の他の未反転部分は不図示の真空ポンプによ
って真空引きされ、樹脂注入袋9に収容された熱硬化性
樹脂10が管状不織布1の未反転部分に含浸される。
【0023】而して、管状不織布1の未反転部分に熱硬
化性樹脂10が一様に含浸されると、図7に示すよう
に、下側の鍔加工用不織布4の下面に被覆されていたプ
ラスチックフィルム5と上側の鍔加工用不織布6の上面
に被覆されていたプラスチックフィルム7が引き剥がさ
れ、ここに所望の枝管ライニング材11が得られる。
【0024】ここで、上記枝管ライニング材11を用い
た枝管の補修工法を図9乃至図11に基づいて説明す
る。
【0025】図9乃至図11は枝管ライニング工法をそ
の工程順に示す断面図であり、図中、20は本管、21
は本管20から分岐する小径の枝管であって、本管20
内には、図9に示すように、ロボット22、枝管ライニ
ング材11等が引き込まれており、枝管21内にはモニ
ター用TVカメラ23が上方から吊り下げられて収納さ
れている。
【0026】ところで、前記ロボット22は油圧で駆動
されるものであって、そのヘッド24は図9の矢印a方
向に進退し、且つ、矢印b方向に回転し、該ヘッド24
には流体圧力密閉ノズル25が支持されている。又、ロ
ボット22には牽引ロープ26,27が結ばれており、
該ロボット22の上部にはモニター用のTVカメラ28
及び照明用のライト29が取り付けられている。
【0027】一方、前記流体圧力密閉ノズル25には、
前記枝管ライニング材11がセットされている。即ち、
枝管ライニング材11は、その鍔11A部が流体圧力密
閉ノズル25上にセットされ、他の未反転部分は、図9
に示すように流体圧力密閉ノズル25を通って延出し、
反転用圧力バッグ30内に収納されている。
【0028】上記反転用圧力バッグ30は、その一端が
流体圧力密閉ノズル25に取り付けられ、他端はカップ
31にて閉塞されており、その内部にはエアーホース3
2を介してコンプレッサー33が接続されている。又、
この反転用圧力バッグ30の外周には膨張・収縮自在な
管状のシール用圧力バッグ34が取り付けられており、
該シール用圧力バッグ34にはエアーホース35を介し
てコンプレッサー36が接続されている。尚、図9にお
いて、37は前記カップ31にその一端が結ばれた牽引
ロープである。
【0029】而して、前記牽引ロープ26,27を引っ
張ることによってロボット22とこれに支持された枝管
ライニング材11や反転用圧力バッグ30等は本管20
内を一体的に移動するが、TVカメラ23,28によっ
て枝管21及び本管20内をモニタリングしながら、図
9に示すように枝管ライニング材11の鍔11A部分を
枝管21の開口部に位置決めし、ロボット22のヘッド
24を上動させて枝管ライニング材11の鍔11Aを本
管20の内壁に押圧してこれを密着させる。
【0030】次に、コンプレッサー33を駆動してエア
ーホース32を経て圧縮エアーを反転用圧力バッグ30
内に供給すると、枝管ライニング材11は圧縮エアーの
圧力を受けて反転しながら枝管21内を本管20から地
上側(上方)へ向かって順次挿入されていく。
【0031】而して、枝管ライニング材11の枝管21
内への反転挿入がその全長に亘って終了すると、図10
に示すように、その上端部をロープ38を用いて地上で
引き上げて鍔11A部を本管20の内壁に固定したま
ま、圧力流体密閉ノズル25を枝管ライニング材11か
ら切り離す。即ち、図9に示す状態から、ロボット22
のヘッド24を下動させて流体圧力密閉ノズル25を枝
管ライニング材11の鍔11Aから離間せしめた後、図
9に示す牽引ロープ26を引いて図10に示すようにロ
ボット22、流体圧力密閉ノズル25、反転用圧力バッ
グ30等を本管20内で右方へ移動させ、シール用圧力
バッグ34を枝管2の開口部に位置決めする。
【0032】上述のようにシール用圧力バッグ34が枝
管21の開口部に位置決めされると、コンプレッサー3
6が駆動され、圧縮エアーがエアーホース35を経てシ
ール用圧力バッグ34内に供給される。すると、シール
用圧力バッグ34は圧縮エアーによって膨張し、図11
に示すように枝ライニング材11の下端開口部がシール
用圧力バッグ34によって密閉される。
【0033】次に、図11に示すように枝管ライニング
材11の上端にカップ39を取り付け、コンプレッサー
40を駆動して圧縮エアーをエアーホース41を介して
枝管ライニング材11内に供給する。すると、枝管ライ
ニング材11は圧縮エアーの圧力によって膨張して枝管
21の内周壁に押圧される。尚、カップ39には圧力計
42及び安全弁43が取り付けられている。
【0034】その後、上記状態を保ったまま、枝管ライ
ニング材11内に導入された湯湯ホース44から温水を
枝管ライニング材11内に供給し、且つ、排水ホース4
5から温水を枝管ライニング材11外へ排出する作業を
繰り返せば、枝管ライニング材11内に含浸された熱硬
化性樹脂が温水によって加温されて硬化し、枝管21
は、硬化した枝管ライニング材11によってその内周面
がライニングされて補修される。
【0035】而して、前述のように枝管ライニング材1
1が硬化すると、該枝管ライニング材11内の温水を抜
き取るとともに、シール用圧力バッグ34を本管20内
から取り除く。すると、硬化した枝管ライニング材11
だけが枝管21内に残り、枝管21はこの枝管ライニン
グ材11によってライニングされて補修され、ここに枝
管21に対する一連の補修が終了する。
【0036】以上のように枝管21に対するライニング
が終了すると、次に本管20に対してライニングが実施
される。
【0037】即ち、図12に示すように、本管ライニン
グ材46が流体圧力によって本管20内に反転挿入さ
れ、本管ライニング材46の反転挿入が本管20の全長
亘って行なわれると、本管ライニング材46の内圧が一
定に保たれたまま、該本管ライニング材46に含浸され
た硬化性樹脂が硬化せしめられる。すると、本管20の
内周面も本管ライニング材46によってライニングされ
る。
【0038】そして、最後に本管ライニング材46の枝
管開口部を不図示のカッターによって切除すれば、図1
3に示すように、枝管21と本管20に対するライニン
グが終了する。
【0039】而して、本発明に係る枝管ライニング材1
1においては、管状不織布1の押し広げられた一端1a
が上下の鍔加工用不織布6,4によってサンドイッチ状
に狭み込まれて鍔11Aが構成され、この鍔11Aは型
3によって本管20の内周壁と同形状(本管20の内周
壁と同じ曲率の円弧曲面状)に成形されるため、該鍔1
1Aと本管ライニング材46との密着性が高められて両
者は完全に接合一体化され、両接合部からの水の浸入が
確実に防がれる。
【0040】特に、本実施例では、枝管ライニング材1
1の鍔11Aを構成する上側の鍔加工用不織布6の上面
(本管20の内周壁に接触する面)、下側の鍔加工用不
織布4の下面(本管ライニング材に接触する面)にそれ
ぞれプラスチックフィルム7,5を被覆しておき、これ
らの鍔加工用不織布6,4に含浸された硬化性樹脂が硬
化した後にプラスチックフィルム7,5を引き剥がすよ
うにしたため、鍔加工用不織布6,4の外表面が毛羽立
って粗くなり、この結果、鍔11Aの本管20と本管ラ
イニング材46との密着性がより一層高められ、水の浸
入がより確実に防がれる。
【0041】
【発明の効果】以上の説明で明らかな如く、本発明によ
れば、外表面を気密性の高いフィルムで被覆して成る管
状不織布の一端のフィルムを剥がし、そのフィルムを剥
がした部分に長さ方向の複数の切れ目を入れた後、該管
状不織布の一端を折り返して押し広げ、この押し広げら
れた部分を本管内壁と同形の型に予め取り付けられた鍔
加工用不織布の上にセットし、その上に別の鍔加工用不
織布をセットして管ライニング材の押し広げられた一端
の上下を鍔加工用不織布でサンドイッチ状に狭み込み、
該管状不織布の一端及び両鍔加工用不織布に液状硬化性
樹脂を含浸させた後にこれを硬化させ、その後、管状不
織布に硬化性樹脂を含浸させて枝管ライニング材を製造
するようにしたため、該枝管ライニング材と本管ライニ
ング材との接合一体化が図られ、両接合部からの水の浸
入を確実に防ぐことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】管状不織布の側面図である。
【図2】管状不織布の側面図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】管状不織布の一端を折り返して押し広げた状態
を示す斜視図である。
【図5】型にセットされた管状不織布の部分断面図であ
る。
【図6】図5の上面図である。
【図7】熱硬化性樹脂の含浸方法を示す管状不織布の部
分断面図である。
【図8】(a)〜(c)は鍔加工用不織布の他の例を示
す平面図である。
【図9】枝管ライニング工法をその工程順に示す断面図
である。
【図10】枝管ライニング工法をその工程順に示す断面
図である。
【図11】枝管ライニング工法をその工程順に示す断面
図である。
【図12】本管ライニング工法をその工程順に示す断面
図である。
【図13】本管ライニング工法をその工程順に示す断面
図である。
【図14】従来の管ライニング工法を示す断面図であ
る。
【図15】従来の管ライニング工法を示す断面図であ
る。
【図16】従来の管ライニング工法を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 管状不織布 1a 管状不織布の押し広げられた一端 2 プラスチックフィルム 3 型 4,6 鍔加工用不織布 5,7 プラスチックフィルム 10 硬化性樹脂 11 管ライニング材 11A 管ライニング材の鍔 20 本管 21 枝管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横島 康弘 茨城県結城郡石下町大字篠山175−3有 限会社 横島内 (72)発明者 遠藤 茂 茨城県岩井市大字富田1431番地株式会社 ゲット内 (56)参考文献 特開 平4−355115(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外表面を気密性の高いフィルムで被覆し
    て成る管状不織布の一端のフィルムを剥がし、そのフィ
    ルムを剥がした部分に長さ方向の複数の切れ目を入れた
    後、該管状不織布の一端を折り返して押し広げ、この押
    し広げられた部分を本管内壁と同形の型に予め取り付け
    られた鍔加工用不織布の上にセットし、その上に別の鍔
    加工用不織布をセットして管ライニング材の押し広げら
    れた一端の上下を鍔加工用不織布でサンドイッチ状に狭
    み込み、該管状不織布の一端及び両鍔加工用不織布に液
    状硬化性樹脂を含浸させた後にこれを硬化させ、その
    後、管状不織布に硬化性樹脂を含浸させることを特徴と
    する枝管ライニング材の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記鍔加工用不織布の外表面にフィルム
    を被覆しておき、該鍔加工用不織布に含浸された硬化性
    樹脂が硬化した後、前記フィルムを引き剥がすことを特
    徴とする請求項1記載の枝管ライニング材の製造方法
JP5216420A 1993-08-31 1993-08-31 枝管ライニング材の製造方法 Expired - Fee Related JP2528430B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5216420A JP2528430B2 (ja) 1993-08-31 1993-08-31 枝管ライニング材の製造方法
TW083101145A TW229257B (en) 1993-08-31 1994-02-15 Method of making lining member of breeches pipe
KR1019940005469A KR0178143B1 (ko) 1993-08-31 1994-03-18 지관라이닝재의 제조방법
MYPI94001855A MY118468A (en) 1993-08-31 1994-07-15 Method of manufacturing a branch pipe liner bag
DE69413338T DE69413338T2 (de) 1993-08-31 1994-07-19 Verfahren zum Herstellen eines Auskleidungsschlauches für eine Abzweigeleitung
EP94305284A EP0640464B1 (en) 1993-08-31 1994-07-19 Method of manufacturing a branch pipe liner bag
DK94305284T DK0640464T3 (da) 1993-08-31 1994-07-19 Fremgangsmåde til fremstilling af en pose med en foring til et siderør

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5216420A JP2528430B2 (ja) 1993-08-31 1993-08-31 枝管ライニング材の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0760837A JPH0760837A (ja) 1995-03-07
JP2528430B2 true JP2528430B2 (ja) 1996-08-28

Family

ID=16688289

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5216420A Expired - Fee Related JP2528430B2 (ja) 1993-08-31 1993-08-31 枝管ライニング材の製造方法

Country Status (7)

Country Link
EP (1) EP0640464B1 (ja)
JP (1) JP2528430B2 (ja)
KR (1) KR0178143B1 (ja)
DE (1) DE69413338T2 (ja)
DK (1) DK0640464T3 (ja)
MY (1) MY118468A (ja)
TW (1) TW229257B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0908661A2 (en) 1997-10-06 1999-04-14 Shonan Gosei - Jushi Seisakusho K.K. Branch pipe liner bag and pipe lining method

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2752253B3 (fr) * 1996-08-09 1998-06-12 Claude Bernard Procede d'etancheification au moyen d'une gaine d'un caniveau a fente en continu lors de sa fabrication, au moyen d'une machine a coffrage glissant, ou lors de sa restauration, gaine et dispositifs pour sa mise en oeuvre
US5944058A (en) * 1997-02-04 1999-08-31 Shonan Gosei-Jushi Seisakusho K.K. Branch pipe liner assembly and a pipe lining method
JPH11207821A (ja) * 1998-01-27 1999-08-03 Shonan Gosei Jushi Seisakusho:Kk 管ライニング工法
US6039079A (en) * 1998-07-17 2000-03-21 Lmk Enterprises, Inc. Apparatus and method for repairing the junction of a sewer main line and lateral pipe
TW200613677A (en) * 2004-10-27 2006-05-01 Shonan Gosei Jushi Seisakusho Lateral pipe lining material and lateral pipe lining method
JP5534585B2 (ja) * 2010-01-29 2014-07-02 株式会社湘南合成樹脂製作所 枝管ライニング材の製造方法
DE102011075403B4 (de) 2011-05-06 2014-02-13 Trelleborg Pipe Seals Duisburg Gmbh Kalibrierschlauch
US9308708B2 (en) * 2012-03-23 2016-04-12 General Electric Company Process for producing ceramic composite components

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3430661A (en) * 1965-06-01 1969-03-04 John B Sabine Flanged plastic pipes
GB1591323A (en) * 1978-05-30 1981-06-17 P & B Plastics Ltd Freight containers for bulk storage transporters
GB8322004D0 (en) * 1983-08-16 1983-09-21 Raychem Ltd Heat-recoverable article
JP2845345B2 (ja) * 1990-11-22 1999-01-13 東亜グラウト工業株式会社 管路の止水方法
JP2554411B2 (ja) * 1991-05-31 1996-11-13 株式会社ゲット 枝管ライニング材及びその製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0908661A2 (en) 1997-10-06 1999-04-14 Shonan Gosei - Jushi Seisakusho K.K. Branch pipe liner bag and pipe lining method

Also Published As

Publication number Publication date
DE69413338T2 (de) 1999-05-06
DK0640464T3 (da) 1999-02-22
EP0640464A2 (en) 1995-03-01
EP0640464B1 (en) 1998-09-16
DE69413338D1 (de) 1998-10-22
EP0640464A3 (en) 1995-11-29
KR0178143B1 (ko) 1999-05-15
KR950005508A (ko) 1995-03-20
TW229257B (en) 1994-09-01
MY118468A (en) 2004-11-30
JPH0760837A (ja) 1995-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2528429B2 (ja) 枝管ライニング工法
KR100199645B1 (ko) 지관 라이닝공법
JP2530553B2 (ja) 枝管ライニング工法
JP2554411B2 (ja) 枝管ライニング材及びその製造方法
US7311121B2 (en) Lateral pipe lining material and lateral pipe lining method
KR0178151B1 (ko) 관 라이닝 공법
KR100488670B1 (ko) 지관라이닝재및관라이닝공법
KR100557753B1 (ko) 지관라이닝재 및 지관라이닝 공법
JP2528430B2 (ja) 枝管ライニング材の製造方法
JP2644437B2 (ja) 枝管ライニング工法
JP2959667B2 (ja) 枝管ライニング材及び枝管ライニング工法
JP2690716B2 (ja) 管部分補修用器材及び管部分補修工法
JP2865240B2 (ja) 管路内面の補修材
JP2749262B2 (ja) 管部分補修用ライニング材の製造方法
JP3226262B2 (ja) 枝管ライニング工法
JP2678149B2 (ja) 枝管ライニング材及び枝管ライニング工法
JP2002086565A (ja) 引き剥しライナーとその製造方法及び管ライニング工法
JPH0788962A (ja) 枝管ライニング工法
JP2665493B2 (ja) 枝管ライニング材の製造方法
JPH09254260A (ja) 枝管ライニング材及び枝管ライニング工法
JP3226263B2 (ja) 枝管ライニング材
JP2702099B2 (ja) 枝管用鍔付スタートライナー及び管ライニング工法
JP2932358B2 (ja) 管ライニング工法
JP3534930B2 (ja) 分岐管路の補修方法、補修用バッグ及び補修材
JPH09193247A (ja) 管ライニング材とその製造方法及び管ライニング工法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090614

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090614

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100614

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100614

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110614

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120614

Year of fee payment: 16

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees