JP2749113B2 - 熱転写記録装置における記録紙供給動作方法 - Google Patents
熱転写記録装置における記録紙供給動作方法Info
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- JP2749113B2 JP2749113B2 JP1095141A JP9514189A JP2749113B2 JP 2749113 B2 JP2749113 B2 JP 2749113B2 JP 1095141 A JP1095141 A JP 1095141A JP 9514189 A JP9514189 A JP 9514189A JP 2749113 B2 JP2749113 B2 JP 2749113B2
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- Japan
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- recording paper
- paper
- recording
- roll
- roller
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、熱転写記録装置における記録紙供給動作方
法に関する。
法に関する。
従来の装置は、例えば、特開昭60−25942号公報に記
載のように、プラテンローラとカムによつてプラテンロ
ーラに押圧可能なサーマルヘツドを持ち、記録紙を巻回
してある紙芯とサーマルヘツドの間には、プラテンロー
ラに圧接された紙送りローラと、、記録紙の搬送経路で
ある上下一対のガイドが設置してある。またサーマルヘ
ツドを中心に紙送りローラとほぼ反対の位置にキヤプス
タンローラがプラテンローラに圧接した状態になつてい
る。その先には、ロータリーカツタガイド及びロータリ
ーカツタを有している。なお、本装置における最初の記
録紙供給動作は次の通りである。
載のように、プラテンローラとカムによつてプラテンロ
ーラに押圧可能なサーマルヘツドを持ち、記録紙を巻回
してある紙芯とサーマルヘツドの間には、プラテンロー
ラに圧接された紙送りローラと、、記録紙の搬送経路で
ある上下一対のガイドが設置してある。またサーマルヘ
ツドを中心に紙送りローラとほぼ反対の位置にキヤプス
タンローラがプラテンローラに圧接した状態になつてい
る。その先には、ロータリーカツタガイド及びロータリ
ーカツタを有している。なお、本装置における最初の記
録紙供給動作は次の通りである。
サーマルヘツドはカムによつてプラテンローラから離
間した位置に押し上げられた状態になつており、紙芯に
巻回してある記録紙の先端は手操作によりガイドの間を
通過してプラテンローラと紙送りローラの圧接位置に到
達するまで挿入される。次にキヤプスタンローラを回転
させプラテンローラ及び紙送りローラを回転させると記
録紙の先端は、プラテンローラと紙送りローラの圧接位
置を通過してガイドに沿つてプラテンローラとサーマル
ヘツドの間を通り、キヤプスタンローラとプラテンロー
ラの圧接位置を通つて、ロータリーカツタガイドからロ
ータリーカツタの内部を通過し、操作者はここに致つて
記録紙の先端をロータリーカツタの出口に視認してキヤ
プスタンローラの回転を終え、記録紙供給動作が終了す
る。
間した位置に押し上げられた状態になつており、紙芯に
巻回してある記録紙の先端は手操作によりガイドの間を
通過してプラテンローラと紙送りローラの圧接位置に到
達するまで挿入される。次にキヤプスタンローラを回転
させプラテンローラ及び紙送りローラを回転させると記
録紙の先端は、プラテンローラと紙送りローラの圧接位
置を通過してガイドに沿つてプラテンローラとサーマル
ヘツドの間を通り、キヤプスタンローラとプラテンロー
ラの圧接位置を通つて、ロータリーカツタガイドからロ
ータリーカツタの内部を通過し、操作者はここに致つて
記録紙の先端をロータリーカツタの出口に視認してキヤ
プスタンローラの回転を終え、記録紙供給動作が終了す
る。
上記従来技術は、記録紙供給動作時に記録紙をサーマ
ルヘツドとプラテンローラに対して直角に装填するとい
う点について配慮がされておらず、最初の記録紙供給動
作中の手操作による記録紙挿入時に記録紙が斜めに挿入
した場合、記録紙供給動作を始めからやり直さない限り
記録紙はサーマルヘツドとプラテンローラに対して直角
にはならず、記録紙に対して記録画像が斜めになり易い
という問題が残されている。
ルヘツドとプラテンローラに対して直角に装填するとい
う点について配慮がされておらず、最初の記録紙供給動
作中の手操作による記録紙挿入時に記録紙が斜めに挿入
した場合、記録紙供給動作を始めからやり直さない限り
記録紙はサーマルヘツドとプラテンローラに対して直角
にはならず、記録紙に対して記録画像が斜めになり易い
という問題が残されている。
本発明の目的は、上記問題点を解消するためになされ
たもので、記録紙と記録画像が平行で、搬送中の記録紙
の折れ曲りや紙づまり等のトラブルが少なく、色ずれの
少ない高品質のカラー画像を得ることができる熱転写記
録装置を提供することである。
たもので、記録紙と記録画像が平行で、搬送中の記録紙
の折れ曲りや紙づまり等のトラブルが少なく、色ずれの
少ない高品質のカラー画像を得ることができる熱転写記
録装置を提供することである。
上記目的を達成するために、記録紙をロール状に巻回
してある記録紙ロールを装着し、記録紙の供給動作を行
うための供給ローラ対を備え、記録紙供給動作時に、記
録紙ロールから送り出された記録紙を供給ローラ対に挟
持し、記録紙先端を供給ローラ対下流に設置された検出
器が検知した後、前記供給ローラ対の一方のローラを記
録紙ロール側に回転しないようにし、他方のローラを回
転自在として、一旦送り出した記録紙を記録紙ロールに
巻き戻す動作を行うことにより、給紙ローラ対と記録紙
ロール間で記録紙にテンションが働く状態で、給紙ロー
ラと記録紙を記録紙の傾きをなくすようにすべらせる動
作を行うようにしたものである。
してある記録紙ロールを装着し、記録紙の供給動作を行
うための供給ローラ対を備え、記録紙供給動作時に、記
録紙ロールから送り出された記録紙を供給ローラ対に挟
持し、記録紙先端を供給ローラ対下流に設置された検出
器が検知した後、前記供給ローラ対の一方のローラを記
録紙ロール側に回転しないようにし、他方のローラを回
転自在として、一旦送り出した記録紙を記録紙ロールに
巻き戻す動作を行うことにより、給紙ローラ対と記録紙
ロール間で記録紙にテンションが働く状態で、給紙ロー
ラと記録紙を記録紙の傾きをなくすようにすべらせる動
作を行うようにしたものである。
上記の方法によれば本発明は、前給紙ローラと記録紙
ロール間で記録紙にテンシヨンが働き、また、前給紙ロ
ーラと記録紙がすべる状態になる。それによつて記録紙
は、記録紙ロールに対して直角になり、記録紙をサーマ
ルヘツドとプラテンローラに対して直角に装填すること
ができるので、記録紙と記録画像を常に平行に保つこと
ができ、搬送中の記録紙の折れ曲がりや紙づまりが少な
く、色ずれの少ない高品位の熱転写記録装置を実現する
ことができる。
ロール間で記録紙にテンシヨンが働き、また、前給紙ロ
ーラと記録紙がすべる状態になる。それによつて記録紙
は、記録紙ロールに対して直角になり、記録紙をサーマ
ルヘツドとプラテンローラに対して直角に装填すること
ができるので、記録紙と記録画像を常に平行に保つこと
ができ、搬送中の記録紙の折れ曲がりや紙づまりが少な
く、色ずれの少ない高品位の熱転写記録装置を実現する
ことができる。
以下、本発明の実施例について説明する。
本発明の一実施例を第1図から第7図により説明す
る。
る。
本発明の一実施例に用いる第1図記載の熱転写記録装
置は、記録紙供給機構である給紙ブロツク1,搬送ブロツ
ク2,ヘツドブロツク3,カツタブロツク4等により構成さ
れている。まず本発明に特に関係が深い給紙ブロツク1
とその周辺の構成を説明する。給紙ブロツク1は、前給
紙ローラ15a及び15bと、後給紙ローラ16a及び16bの2組
のローラ対と、ペーパーガイド17a及び17bから成る。前
給紙ローラ15b及び後給紙ローラ16bは、給紙フレーム14
の左右方向の移動により、上下方向に移動する。給紙レ
バー13がカム18に設けた溝19に案内されてピン33を中心
に回転することにより給紙フレーム14が左右方向へ移動
する。記録紙ロール12は、前給紙ローラ15a及び15bの上
流側へ装着され、サーマルヘツド8及びプラテンローラ
9の軸に対して、平行に支持されている。記録紙ロール
12に巻回してある記録紙7は、前給紙ローラ15aと15bの
間を通り、ペーパーガイド17aと17bの間、後給紙ローラ
16aと16bの間を通過し、後給紙ローラ16a及び16bの下流
側へ固定した光学センサ36の上を通過し、搬送ブロツク
2の搬送路を経てカツタブロツク4を通過する構成にな
つている。次にヘツドブロツク3の説明をする。ヘツド
ブロツク3は、ヘツドアーム41の左端部に記録紙7に記
録を行なうサーマルヘツド8を有し、右端部にはヘツド
ブロツク3を持ち上げる時の回転中心となる軸42を設け
てあり、この軸42は側板31に回転可能に取付けている。
またヘツドアーム41の右端には、持ち上げたヘツドブロ
ツク3を保持するために、コイルバネ43を設けている。
ヘツドブロツク3は、第3図に示すように持ち上げるこ
とができ、ヘツドアーム41が垂直になる位置まで回転可
能である。なお、搬送ブロツク2には、プラテンローラ
9が設置されており、サーマルヘツド8と対向する位置
にある。
置は、記録紙供給機構である給紙ブロツク1,搬送ブロツ
ク2,ヘツドブロツク3,カツタブロツク4等により構成さ
れている。まず本発明に特に関係が深い給紙ブロツク1
とその周辺の構成を説明する。給紙ブロツク1は、前給
紙ローラ15a及び15bと、後給紙ローラ16a及び16bの2組
のローラ対と、ペーパーガイド17a及び17bから成る。前
給紙ローラ15b及び後給紙ローラ16bは、給紙フレーム14
の左右方向の移動により、上下方向に移動する。給紙レ
バー13がカム18に設けた溝19に案内されてピン33を中心
に回転することにより給紙フレーム14が左右方向へ移動
する。記録紙ロール12は、前給紙ローラ15a及び15bの上
流側へ装着され、サーマルヘツド8及びプラテンローラ
9の軸に対して、平行に支持されている。記録紙ロール
12に巻回してある記録紙7は、前給紙ローラ15aと15bの
間を通り、ペーパーガイド17aと17bの間、後給紙ローラ
16aと16bの間を通過し、後給紙ローラ16a及び16bの下流
側へ固定した光学センサ36の上を通過し、搬送ブロツク
2の搬送路を経てカツタブロツク4を通過する構成にな
つている。次にヘツドブロツク3の説明をする。ヘツド
ブロツク3は、ヘツドアーム41の左端部に記録紙7に記
録を行なうサーマルヘツド8を有し、右端部にはヘツド
ブロツク3を持ち上げる時の回転中心となる軸42を設け
てあり、この軸42は側板31に回転可能に取付けている。
またヘツドアーム41の右端には、持ち上げたヘツドブロ
ツク3を保持するために、コイルバネ43を設けている。
ヘツドブロツク3は、第3図に示すように持ち上げるこ
とができ、ヘツドアーム41が垂直になる位置まで回転可
能である。なお、搬送ブロツク2には、プラテンローラ
9が設置されており、サーマルヘツド8と対向する位置
にある。
第2図は本実施例の記録紙供給動作をフローチヤート
で表わしたものである。以下第2図にそつて第3図〜第
7図を引用しながら動作の説明をする。
で表わしたものである。以下第2図にそつて第3図〜第
7図を引用しながら動作の説明をする。
まず、ヘツドブロツク3を持ち上げ、コイルばね43で
保持している状態で、手操作により記録紙ロール12を装
着し、記録紙7の先端7aが前給紙ローラ15a及び15bと後
給紙ローラ16a及び16bの間に位置するようにする。この
時点の状態を第3図に示す。この時、給紙ブロツク1の
前給紙ローラ15aと15bは離れており、後給紙ローラ16a
と16bは押圧状態にある。これまでが第2図の101であ
る。次の動作は、第4図を用いて説明する。ヘツドブロ
ツク3を押し下げ、装置を閉じた状態にし、カム18を回
転させることにより溝19に案内される給紙レバー13がピ
ン33を中心に回転し給紙フレーム14が左方向に移動し前
給紙ローラ15bのみを下方へ移動させ前給紙ローラ15aと
15bで記録紙7を挟持する。ここまでの動作が第2図の1
02であり、この時点では第5図に示したaのように記録
紙が斜めになる場合が極めて多い。その理由は、記録紙
7は装着時にその巻回しが緩んでいるためである。
保持している状態で、手操作により記録紙ロール12を装
着し、記録紙7の先端7aが前給紙ローラ15a及び15bと後
給紙ローラ16a及び16bの間に位置するようにする。この
時点の状態を第3図に示す。この時、給紙ブロツク1の
前給紙ローラ15aと15bは離れており、後給紙ローラ16a
と16bは押圧状態にある。これまでが第2図の101であ
る。次の動作は、第4図を用いて説明する。ヘツドブロ
ツク3を押し下げ、装置を閉じた状態にし、カム18を回
転させることにより溝19に案内される給紙レバー13がピ
ン33を中心に回転し給紙フレーム14が左方向に移動し前
給紙ローラ15bのみを下方へ移動させ前給紙ローラ15aと
15bで記録紙7を挟持する。ここまでの動作が第2図の1
02であり、この時点では第5図に示したaのように記録
紙が斜めになる場合が極めて多い。その理由は、記録紙
7は装着時にその巻回しが緩んでいるためである。
次の動作を第6図で説明する。前給紙ローラ15aと15b
で挟持された記録紙7を前給紙ローラ15aを駆動するこ
とにより下流方向へ搬送する。この時記録紙ロールに
は、その軸に装着した図示しない摩擦クラツチですべり
ながら回転している。また、この時、後給紙ロール16a
も駆動させておく。下流方向へ搬送された記録紙7の先
端7aは、後給紙ローラ16aと16bに挟持され、さらに下流
方向へ搬送され、光学センサ36が記録紙7を検出した時
点で前,後給紙ローラ15a及び16aの駆動を止め記録紙7
の搬送を停止する。これまでが第2図の103である。次
の動作を第7図で説明する。まず、記録紙ロール12を反
時計方向に駆動し、記録紙7を上流方向へ搬出し、記録
紙7を記録紙ロール12に巻き戻す。ただ記録紙7の先端
7aが前給紙ローラ15aと15bの挟持からはずれないように
一定長さを巻戻した時点で記録紙ロール12の駆動を停止
する。この時、前給紙ローラ15aは、上流方向の搬送方
向には回転不可能状態である。また前給紙ローラ15bは
回転自在である。つまり、前給紙ローラ15a及び15bと記
録紙ロール12間では、記録紙にテンシヨンが働く状態に
なつており記録紙巻戻しの動作中は、記録紙7と前,後
給紙ローラ15b,16bはすべつている。これまでが第2図
の104であり、記録紙7は第5図のbに示したように、
記録紙ロール12に対して、直角になる。その後再び前給
紙ローラ15aと後給紙ローラ16aを駆動し、記録紙7を下
流方向へ搬送し、搬送ブロツク2及びカウンタブロツク
4へ記録紙7を装填し、その後前給紙ローラ15aと15b,
後給紙ローラ16aと16bのそれぞれ離間させ記録紙供給動
作を終える。これまでの動作が第2図の105でありこの
時点で第1図の状態になる。これらの動作によつて、記
録紙7を、サーマルヘツド8とプラテンローラ9の軸に
対して直角に装填することができる。これらのことから
記録紙と記録画像を常に平行に保つことができ、搬送中
の記録紙の折れ曲がりや紙づまりがなくなり、供紙の信
頼性が向上する。さらに記録紙は斜めに走行することが
ないので色ずれが起こらないという効果がある。
で挟持された記録紙7を前給紙ローラ15aを駆動するこ
とにより下流方向へ搬送する。この時記録紙ロールに
は、その軸に装着した図示しない摩擦クラツチですべり
ながら回転している。また、この時、後給紙ロール16a
も駆動させておく。下流方向へ搬送された記録紙7の先
端7aは、後給紙ローラ16aと16bに挟持され、さらに下流
方向へ搬送され、光学センサ36が記録紙7を検出した時
点で前,後給紙ローラ15a及び16aの駆動を止め記録紙7
の搬送を停止する。これまでが第2図の103である。次
の動作を第7図で説明する。まず、記録紙ロール12を反
時計方向に駆動し、記録紙7を上流方向へ搬出し、記録
紙7を記録紙ロール12に巻き戻す。ただ記録紙7の先端
7aが前給紙ローラ15aと15bの挟持からはずれないように
一定長さを巻戻した時点で記録紙ロール12の駆動を停止
する。この時、前給紙ローラ15aは、上流方向の搬送方
向には回転不可能状態である。また前給紙ローラ15bは
回転自在である。つまり、前給紙ローラ15a及び15bと記
録紙ロール12間では、記録紙にテンシヨンが働く状態に
なつており記録紙巻戻しの動作中は、記録紙7と前,後
給紙ローラ15b,16bはすべつている。これまでが第2図
の104であり、記録紙7は第5図のbに示したように、
記録紙ロール12に対して、直角になる。その後再び前給
紙ローラ15aと後給紙ローラ16aを駆動し、記録紙7を下
流方向へ搬送し、搬送ブロツク2及びカウンタブロツク
4へ記録紙7を装填し、その後前給紙ローラ15aと15b,
後給紙ローラ16aと16bのそれぞれ離間させ記録紙供給動
作を終える。これまでの動作が第2図の105でありこの
時点で第1図の状態になる。これらの動作によつて、記
録紙7を、サーマルヘツド8とプラテンローラ9の軸に
対して直角に装填することができる。これらのことから
記録紙と記録画像を常に平行に保つことができ、搬送中
の記録紙の折れ曲がりや紙づまりがなくなり、供紙の信
頼性が向上する。さらに記録紙は斜めに走行することが
ないので色ずれが起こらないという効果がある。
第8図は、本発明の他の実施例を示す。本装置は、前
記実施例に記載の装置に記録紙ロール固定機構を増設し
たものである。記録ロール固定機構は、ピン108及びば
ね109と、ばね109の引張力によりピン108を中心に反時
計方向の回転力を受け記録紙ロール12の回転を固定する
ことができる固定レバー106と、固定レバー106による記
録紙ロール12の固定を解除することができる偏心カム10
7とにより構成されている。なお、通常は記録紙ロール1
2の固定は解除されている。
記実施例に記載の装置に記録紙ロール固定機構を増設し
たものである。記録ロール固定機構は、ピン108及びば
ね109と、ばね109の引張力によりピン108を中心に反時
計方向の回転力を受け記録紙ロール12の回転を固定する
ことができる固定レバー106と、固定レバー106による記
録紙ロール12の固定を解除することができる偏心カム10
7とにより構成されている。なお、通常は記録紙ロール1
2の固定は解除されている。
本実施例の記録紙供給動作をフローチヤートで表わし
たものが第9図である。前記実施例と異なる点は、第2
図記載の103及び104の変わりに104′の動作を行なうこ
とである。従つて以下に、104′の動作について説明す
る。
たものが第9図である。前記実施例と異なる点は、第2
図記載の103及び104の変わりに104′の動作を行なうこ
とである。従つて以下に、104′の動作について説明す
る。
記録紙の先端7aが前給紙ローラ15a及び15bと後給紙ロ
ーラ16a及び16bの間の位置にあり、記録紙7は前給紙ロ
ーラ15aと15bに挟持されている状態で、偏心カム107を
回転し固定レバー106により記録紙ロール12を固定す
る。次に、前給紙ローラ15aを下流搬送方向に駆動して
前給紙ローラ15a及び15bと記録紙ロール12間で記録紙7
にテンシヨンが働き、また前給紙ローラ15aと記録紙7
がすべる状態にし、一定時間後に前給紙ローラ15aの駆
動を停止する。次に編心カム107を回転させ固定レバー1
06による記録紙ロール12の固定を解除する。これまでが
第9図記載の104′の動作であり、104′の動作が終了し
た時点での本装置の状態は、前記実施例の第2図記載の
104の動作を終了した時点の状態と同じになる。従つて
以下の記録紙供給動作は前記実施例と同じである。
ーラ16a及び16bの間の位置にあり、記録紙7は前給紙ロ
ーラ15aと15bに挟持されている状態で、偏心カム107を
回転し固定レバー106により記録紙ロール12を固定す
る。次に、前給紙ローラ15aを下流搬送方向に駆動して
前給紙ローラ15a及び15bと記録紙ロール12間で記録紙7
にテンシヨンが働き、また前給紙ローラ15aと記録紙7
がすべる状態にし、一定時間後に前給紙ローラ15aの駆
動を停止する。次に編心カム107を回転させ固定レバー1
06による記録紙ロール12の固定を解除する。これまでが
第9図記載の104′の動作であり、104′の動作が終了し
た時点での本装置の状態は、前記実施例の第2図記載の
104の動作を終了した時点の状態と同じになる。従つて
以下の記録紙供給動作は前記実施例と同じである。
本実施例は、前記実施例と比較して、第2図記載の10
3の動作がない。従つて前記実施例の効果と比較して、
記録供給動作の時間短縮を実現できる。
3の動作がない。従つて前記実施例の効果と比較して、
記録供給動作の時間短縮を実現できる。
上述のとおり本発明によれば、前給紙ローラと記録紙
ロール間で記録紙にテンシヨンが働く状態で記録紙と前
給紙ローラをすべらすことにより、記録紙をサーマルヘ
ツドとプラテンローラに対して直角にすることができる
ので、記録紙と記録画像を平行に保つことができ、搬送
中の記録紙の折れ曲がりや紙づまりが少なくなり、給紙
の信頼性が向上する。さらに、記録紙は斜め走行にする
ことがないので色ずれが起こらないという効果がある。
ロール間で記録紙にテンシヨンが働く状態で記録紙と前
給紙ローラをすべらすことにより、記録紙をサーマルヘ
ツドとプラテンローラに対して直角にすることができる
ので、記録紙と記録画像を平行に保つことができ、搬送
中の記録紙の折れ曲がりや紙づまりが少なくなり、給紙
の信頼性が向上する。さらに、記録紙は斜め走行にする
ことがないので色ずれが起こらないという効果がある。
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図は第1
図の動作フロー図、第3図,第4図,第6図および第7
図は夫々動作中の状態を示す図、第5図は記録紙の状態
を示す部分図、第8図は他の実施例の断面図、第9図は
第8図の動作フロー図である。 1……給紙ブロツク、3……ヘツドブロツク、7……記
録紙、8……サーマルヘツド、9……プラテンローラ、
12……記録紙ロール、14……給紙フレーム、15a,15b…
…前給紙ローラ、16a,16b……後給紙ローラ、18……カ
ム、19……溝、36……光学センサ、106……固定レバ
ー、107……偏心カム、108……ピン、109……ばね。
図の動作フロー図、第3図,第4図,第6図および第7
図は夫々動作中の状態を示す図、第5図は記録紙の状態
を示す部分図、第8図は他の実施例の断面図、第9図は
第8図の動作フロー図である。 1……給紙ブロツク、3……ヘツドブロツク、7……記
録紙、8……サーマルヘツド、9……プラテンローラ、
12……記録紙ロール、14……給紙フレーム、15a,15b…
…前給紙ローラ、16a,16b……後給紙ローラ、18……カ
ム、19……溝、36……光学センサ、106……固定レバ
ー、107……偏心カム、108……ピン、109……ばね。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 勝美 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社 日立製作所機械研究所内 (72)発明者 ▲吉▼田 雅志 茨城県勝田市大字稲田1410番地 株式会 社日立製作所東海工場内 (72)発明者 清水 晃 茨城県勝田市大字稲田1410番地 株式会 社日立製作所東海工場内 (72)発明者 鈴木 次男 茨城県勝田市大字稲田1410番地 株式会 社日立製作所東海工場内 (56)参考文献 特開 昭58−89387(JP,A) 実開 昭62−9547(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】記録紙をロール状に巻回してある記録紙ロ
ールを装着し、記録紙の供給動作を行うための供給ロー
ラ対を具備してなる熱転写記録装置において、 記録紙供給動作時に、記録紙ロールから送り出された記
録紙を供給ローラ対に挟持し、記録紙先端を供給ローラ
対下流に設置された検出器が検知した後、前記供給ロー
ラ対の一方のローラを記録紙ロール側に回転しないよう
にし、他方のローラを回動自在として、一旦送り出した
記録紙を記録紙ロールに巻き戻す動作を行うことによ
り、給紙ローラ対と記録紙ロール間で記録紙にテンショ
ンが働く状態で、給紙ローラと記録紙を記録紙の傾きを
なくすようにすべらせる動作を行うことを特徴とする熱
転写記録装置における記録紙供給動作方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1095141A JP2749113B2 (ja) | 1989-04-17 | 1989-04-17 | 熱転写記録装置における記録紙供給動作方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1095141A JP2749113B2 (ja) | 1989-04-17 | 1989-04-17 | 熱転写記録装置における記録紙供給動作方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02274581A JPH02274581A (ja) | 1990-11-08 |
JP2749113B2 true JP2749113B2 (ja) | 1998-05-13 |
Family
ID=14129527
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP1095141A Expired - Lifetime JP2749113B2 (ja) | 1989-04-17 | 1989-04-17 | 熱転写記録装置における記録紙供給動作方法 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2749113B2 (ja) |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS6221172A (ja) * | 1985-07-20 | 1987-01-29 | Sanyo Electric Co Ltd | 電子複写機 |
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JPS62211172A (ja) * | 1986-03-12 | 1987-09-17 | Fujitsu Ltd | 感熱転写型カラ−プリンタ |
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JP2505431B2 (ja) * | 1986-11-13 | 1996-06-12 | 桂川電機株式会社 | 電子写真装置におけるロ−ル紙給送装置 |
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-
1989
- 1989-04-17 JP JP1095141A patent/JP2749113B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH02274581A (ja) | 1990-11-08 |
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