JP2748024B2 - 再剥離型固型糊 - Google Patents
再剥離型固型糊Info
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- C09J133/06—Homopolymers or copolymers of esters of esters containing only carbon, hydrogen and oxygen, the oxygen atom being present only as part of the carboxyl radical
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、紙類、合成シート類等の仮どめを目的とす
る再剥離型固型糊に関する。
る再剥離型固型糊に関する。
従来技術及びその問題点 従来、固型糊としては、水溶性接着剤、石ケン等のゲ
ル化剤、エマルジョン物質及び水を必須成分として含有
してなる固型糊(特開昭54−34342号公報),固体のア
ニオン界面活性剤と合成樹脂エマルジョンとより形成し
た水溶性錯合体を主成分としてなる固型状接着剤(特開
昭48−43431号公報)などが提案されている。
ル化剤、エマルジョン物質及び水を必須成分として含有
してなる固型糊(特開昭54−34342号公報),固体のア
ニオン界面活性剤と合成樹脂エマルジョンとより形成し
た水溶性錯合体を主成分としてなる固型状接着剤(特開
昭48−43431号公報)などが提案されている。
しかしながらこれらは、エマルジョンの凝集さらには
破壊が生じているために、塗工表面のムラが多く、カス
が発生する。また、製造工程中の混合物の融解時に著し
く高粘度となるために、型への充填などの際の取扱いが
困難という問題もある。更にまた、再剥離型でないため
に紙類及び他の類似材料の仮どめには不適である。
破壊が生じているために、塗工表面のムラが多く、カス
が発生する。また、製造工程中の混合物の融解時に著し
く高粘度となるために、型への充填などの際の取扱いが
困難という問題もある。更にまた、再剥離型でないため
に紙類及び他の類似材料の仮どめには不適である。
上記固型状の接着剤の他に、粘着性エラストマー状共
重合体微球体を有する繰り返して使用できる感圧シート
状材料(特開昭50−2736号公報)などが提案されている
が、粘着力が弱く、また、接着面にベタツキ(タック)
が有るために、汚れやすく、粘着力の著しい低下が生じ
る恐れがある。
重合体微球体を有する繰り返して使用できる感圧シート
状材料(特開昭50−2736号公報)などが提案されている
が、粘着力が弱く、また、接着面にベタツキ(タック)
が有るために、汚れやすく、粘着力の著しい低下が生じ
る恐れがある。
問題点を解決するための手段 本発明者は、上記問題点を解消もしくは軽減すべく鋭
意研究を重ねた結果、押圧力の増加に伴って接着力が上
昇し、かつ再剥離型の特性を有する固型糊を見い出し、
本発明を完成するに至った。
意研究を重ねた結果、押圧力の増加に伴って接着力が上
昇し、かつ再剥離型の特性を有する固型糊を見い出し、
本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、ガラス転移点が−10℃以下のア
クリル樹脂5.0〜45重量%、ポリアクリル酸系増粘剤0.1
〜2.0重量%、脂肪酸石ケン5.0〜30重量%、水酸化アル
カリ0.1〜2.0重量%、平均粒径10〜200μmの微小球0.1
〜10重量%及び水2.0〜60重量%を含むことを特徴とす
る再剥離型固型糊に係る。
クリル樹脂5.0〜45重量%、ポリアクリル酸系増粘剤0.1
〜2.0重量%、脂肪酸石ケン5.0〜30重量%、水酸化アル
カリ0.1〜2.0重量%、平均粒径10〜200μmの微小球0.1
〜10重量%及び水2.0〜60重量%を含むことを特徴とす
る再剥離型固型糊に係る。
本発明におけるアクリル樹脂とは、例えば、アクリル
酸ブチル、アクリル酸エチル、アクリル酸2−エチルヘ
キシルなどのアクリル酸アルキルエステルの単独もしく
は共重合体で、ガラス転移点−10℃以下の樹脂をいう。
アクリル樹脂は、製造時にエマルジョンの形態で粘度50
〜15000cpsの範囲のものを使用することが好ましい。具
体的には、商品名AE−332、AE−812、AE−330、AE−923
(日本合成ゴム(株)製)として市販されているものな
どが挙げられる。
酸ブチル、アクリル酸エチル、アクリル酸2−エチルヘ
キシルなどのアクリル酸アルキルエステルの単独もしく
は共重合体で、ガラス転移点−10℃以下の樹脂をいう。
アクリル樹脂は、製造時にエマルジョンの形態で粘度50
〜15000cpsの範囲のものを使用することが好ましい。具
体的には、商品名AE−332、AE−812、AE−330、AE−923
(日本合成ゴム(株)製)として市販されているものな
どが挙げられる。
また、ポリアクリル酸系増粘剤としては、公知のアク
リル系水溶性樹脂で、例えばポリアクリル酸、ポリアク
リル酸ナトリウム、ポリアクリル酸アンモニウムなどが
挙げられ、粘度100〜15000cps(5%水溶液、25℃)程
度のものが用いられる。具体例としては、商品名ジュン
ロンPW−110、レオジック250H、レオジック306L(日本
純薬(株)製)として市販されているものなどが挙げら
れる。
リル系水溶性樹脂で、例えばポリアクリル酸、ポリアク
リル酸ナトリウム、ポリアクリル酸アンモニウムなどが
挙げられ、粘度100〜15000cps(5%水溶液、25℃)程
度のものが用いられる。具体例としては、商品名ジュン
ロンPW−110、レオジック250H、レオジック306L(日本
純薬(株)製)として市販されているものなどが挙げら
れる。
本発明における脂肪酸石ケンは、本発明再剥離型固型
糊の固型化の基材として用いられるもので、ゲル化時の
エマルジョン粒子の凝集及びエマルジョンの破壊を防止
する働きをする。具体的には、ラウリン酸ナトリウム、
ミリスチン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム、ス
テアリン酸ナトリウムなどが挙げられる。これらの脂肪
酸石ケンは、単独で使用しても良く、或いは2種以上を
併用しても良い。
糊の固型化の基材として用いられるもので、ゲル化時の
エマルジョン粒子の凝集及びエマルジョンの破壊を防止
する働きをする。具体的には、ラウリン酸ナトリウム、
ミリスチン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム、ス
テアリン酸ナトリウムなどが挙げられる。これらの脂肪
酸石ケンは、単独で使用しても良く、或いは2種以上を
併用しても良い。
また、水酸化アルカリとしては、例えば水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウムなどが挙げられ、これらは、融解
粘度低下剤としての働きがある。
ウム、水酸化カリウムなどが挙げられ、これらは、融解
粘度低下剤としての働きがある。
本発明における微小球としては、各種の無機及び有機
の微小球を使用することができ、例えばシリカ,ホウケ
イ酸ガラス等の無機微小球,アクリル樹脂,シリコン樹
脂等の有機微小球が挙げられ、これらの少なくとも1種
を用いる。該微小球は、平均粒径10〜200μmのものと
して使用するのがよい。
の微小球を使用することができ、例えばシリカ,ホウケ
イ酸ガラス等の無機微小球,アクリル樹脂,シリコン樹
脂等の有機微小球が挙げられ、これらの少なくとも1種
を用いる。該微小球は、平均粒径10〜200μmのものと
して使用するのがよい。
また、微小球は、本発明固型糊の他の成分中での分散
性を高めるために、その比重を0.01〜1.00程度とするの
がよい。
性を高めるために、その比重を0.01〜1.00程度とするの
がよい。
微小球の比重を上記範囲とするには、例えば中空球と
すればよく、このようにすることにより、本発明固型糊
は、従来のものに比し、極めて実用的なものとなる。
すればよく、このようにすることにより、本発明固型糊
は、従来のものに比し、極めて実用的なものとなる。
本発明の再剥離型固型糊における、上記アクリル樹
脂、ポリアクリル酸系増粘剤、脂肪酸石ケン、水酸化ア
ルカリ、微小球及び水の配合量は、それぞれ5.0〜45重
量%、0.1〜2.0重量%、5.0〜30重量%、0.1〜2.0重量
%、0.1〜10重量%及び2.0〜60重量%程度の範囲であ
り、好ましくは、15〜40重量%、0.1〜1.0重量%、10〜
28重量%、0.2〜1.0重量%、0.5〜5.0重量%及び7.0〜5
5重量%とするのがよい。
脂、ポリアクリル酸系増粘剤、脂肪酸石ケン、水酸化ア
ルカリ、微小球及び水の配合量は、それぞれ5.0〜45重
量%、0.1〜2.0重量%、5.0〜30重量%、0.1〜2.0重量
%、0.1〜10重量%及び2.0〜60重量%程度の範囲であ
り、好ましくは、15〜40重量%、0.1〜1.0重量%、10〜
28重量%、0.2〜1.0重量%、0.5〜5.0重量%及び7.0〜5
5重量%とするのがよい。
本発明の再剥離型固型糊を製造する方法としては、特
に制限されず、例えばアクリル樹脂エマルジョン、ポリ
アクリル酸系増粘剤、脂肪酸石ケン、水酸化アルカリ、
微小球及び水を加熱攪拌して得た混合物を型(固型糊と
同様の容器)に充填して冷却し、固型化する方法などを
採用すれば良い。
に制限されず、例えばアクリル樹脂エマルジョン、ポリ
アクリル酸系増粘剤、脂肪酸石ケン、水酸化アルカリ、
微小球及び水を加熱攪拌して得た混合物を型(固型糊と
同様の容器)に充填して冷却し、固型化する方法などを
採用すれば良い。
通常、加熱温度40〜100℃、攪拌速度300〜500r.p.m.
で、15〜60分間プロペラ攪拌器などを使用して攪拌混合
し、水冷により固型化すればよい。
で、15〜60分間プロペラ攪拌器などを使用して攪拌混合
し、水冷により固型化すればよい。
発明の効果 本発明の再剥離型固型糊では、製造段階において、ガ
ラス転移点の低いアクリル樹脂をエマルジョンの形態で
ポリアクリル酸系増粘剤及び脂肪酸石ケンと共に用いる
ことにより、エマルジョンの凝集及び破壊を効果的に防
止し、エマルジョンが安定した状態で固型化できる。し
たがって、滑らかで均一な塗工面が得られ、再剥離型固
型糊として優れたものとなる。
ラス転移点の低いアクリル樹脂をエマルジョンの形態で
ポリアクリル酸系増粘剤及び脂肪酸石ケンと共に用いる
ことにより、エマルジョンの凝集及び破壊を効果的に防
止し、エマルジョンが安定した状態で固型化できる。し
たがって、滑らかで均一な塗工面が得られ、再剥離型固
型糊として優れたものとなる。
水酸化アルカリの添加は、融解時の混合物の粘度を低
下させるために、型への充填が容易となり、製造時の取
り扱いを一層簡便なものとする。
下させるために、型への充填が容易となり、製造時の取
り扱いを一層簡便なものとする。
また、微小球を含有させることで、塗工表面及び剥離
跡のタックを著しく減少させ、汚れの付着を防ぎ、接着
力を保持することができる。
跡のタックを著しく減少させ、汚れの付着を防ぎ、接着
力を保持することができる。
更に、微小球の存在は、塗布した物体を壁面などの基
体に接着させる際に、押圧力に依存して接着力を変化さ
せる。すなわち、接着面への押圧力を大きくすること
で、強い粘着力が得られ、ある程度重いものでも仮どめ
できる。
体に接着させる際に、押圧力に依存して接着力を変化さ
せる。すなわち、接着面への押圧力を大きくすること
で、強い粘着力が得られ、ある程度重いものでも仮どめ
できる。
更にまた、塗工厚を厚くすることができ、多少の凹凸
のある物体のもしくは基体への接着に際しても、微小球
が凹凸部に入り込むために、その接着力を低下させるこ
となく物体を基体に接着させることができる。
のある物体のもしくは基体への接着に際しても、微小球
が凹凸部に入り込むために、その接着力を低下させるこ
となく物体を基体に接着させることができる。
本発明の固型糊は、速乾性で、接着力及び再剥離型粘
着物性に優れた極めて実用的なものである。
着物性に優れた極めて実用的なものである。
実 施 例 以下実施例に依り、本発明を更に詳細に説明する。
実施例1〜6及び比較例1〜8 第1表(実施例)及び第2表(比較例)に示す配合比
の各固型物を以下に示す方法により得た。
の各固型物を以下に示す方法により得た。
第1表及び第2表に示した配合材料を80℃に加熱し撹
拌速度400r.p.m.で30分間混合する。その後型に流し込
み充填を行い、5分間水冷し、目的物を得る。
拌速度400r.p.m.で30分間混合する。その後型に流し込
み充填を行い、5分間水冷し、目的物を得る。
各例で得られた固型物を試料とし、以下の性能試験に
供した。その結果を第3表に示す。
供した。その結果を第3表に示す。
〔性能試験〕 塗工性 上質紙上に各試料を塗工し、塗工表面の滑らかさを評
価した。ムラがなく滑らかで、カスの発生がないものを
○、ムラが多くカスが発生するものを×とした。
価した。ムラがなく滑らかで、カスの発生がないものを
○、ムラが多くカスが発生するものを×とした。
充填性 各例での製造工程中における、型への充填が容易なも
のを○、粘度が高く困難なものを×とした。
のを○、粘度が高く困難なものを×とした。
固型化 各例での型への充填後の固化の、良好なものを○、不
良なものを×とした。
良なものを×とした。
タック 上記塗工性試験における、塗工表面のタックがないも
のを○、あるものを×とした。
のを○、あるものを×とした。
安定性 固型化後のエマルジョンの安定なものを○、凝集ある
いは破壊したものを×とした。
いは破壊したものを×とした。
圧着性 押圧力の増加に伴った接着力の増加を示すものを○、
示さないものを×とした。
示さないものを×とした。
尚、第1表及び第2表中の数値は重量%を示し、ま
た、記載された信号の意味は以下の通りである。I−a
〜I−fの商品名は、アクリル酸エステル樹脂の源とし
てのエマルジョンを示す。
た、記載された信号の意味は以下の通りである。I−a
〜I−fの商品名は、アクリル酸エステル樹脂の源とし
てのエマルジョンを示す。
I−a:アクリル酸エステル樹脂−商品名“AE−332"(日
本合成ゴム(株)製、ガラス転移点(Tg):−10℃) I−b:アクリル酸エステル樹脂−商品名“AE−812"(日
本合成ゴム(株)製、Tg:−24℃) I−c:アクリル酸エステル樹脂−商品名“AE−330"(日
本合成ゴム(株)製、Tg:−50℃) I−d:アクリル酸エステル樹脂−商品名“AE−923"(日
本合成ゴム(株)製、Tg:−62℃) I−e:アクリル酸エステル樹脂−商品名“AE−123"(日
本合成ゴム(株)製、Tg:58℃) I−f:アクリル酸エステル樹脂−商品名“AE−315"(日
本合成ゴム(株)製、Tg:10℃) II−a:ポリアクリル酸−商品名“ジュンロンPW−110"
(日本純薬(株)製) II−b:ポリアクリル酸ナトリウム−商品名“レオジック
250H"(日本純薬(株)製) II−c:ポリアクリル酸アンモニウム−商品名“レオジッ
ク306L"(日本純薬(株)製) II−d:メチルセルロース−商品名“マーボロースA"(松
本油脂(株)製) II−e:ベントナイト系−商品名“ベントンLT"(ウィル
バー・エルス(株)製) III−a:ミリスチン酸ナトリウム III−b:ラウリン酸ナトリウム III−c:パルミチン酸ナトリウム III−d:ステアリン酸ナトリウム IV−a:水酸化カリウム IV−b:水酸化ナトリウム V−a:ホウケイ酸ガラス中空微小球−商品名“Qセル30
0"(旭硝子(株)製) V−b:塩化ビニリデン−アクリロニトリルコポリマー中
空カプセル−商品名“エクスパンセル”(日本フィライ
ト(株)製) V−c:シリカ中空微小球−商品名“ニップセルK−133"
(日本シリカ(株)製) VI :水 第3表から明らかなように、本発明の再剥離型固型糊
は、全ての試験に優れた結果を示している。
本合成ゴム(株)製、ガラス転移点(Tg):−10℃) I−b:アクリル酸エステル樹脂−商品名“AE−812"(日
本合成ゴム(株)製、Tg:−24℃) I−c:アクリル酸エステル樹脂−商品名“AE−330"(日
本合成ゴム(株)製、Tg:−50℃) I−d:アクリル酸エステル樹脂−商品名“AE−923"(日
本合成ゴム(株)製、Tg:−62℃) I−e:アクリル酸エステル樹脂−商品名“AE−123"(日
本合成ゴム(株)製、Tg:58℃) I−f:アクリル酸エステル樹脂−商品名“AE−315"(日
本合成ゴム(株)製、Tg:10℃) II−a:ポリアクリル酸−商品名“ジュンロンPW−110"
(日本純薬(株)製) II−b:ポリアクリル酸ナトリウム−商品名“レオジック
250H"(日本純薬(株)製) II−c:ポリアクリル酸アンモニウム−商品名“レオジッ
ク306L"(日本純薬(株)製) II−d:メチルセルロース−商品名“マーボロースA"(松
本油脂(株)製) II−e:ベントナイト系−商品名“ベントンLT"(ウィル
バー・エルス(株)製) III−a:ミリスチン酸ナトリウム III−b:ラウリン酸ナトリウム III−c:パルミチン酸ナトリウム III−d:ステアリン酸ナトリウム IV−a:水酸化カリウム IV−b:水酸化ナトリウム V−a:ホウケイ酸ガラス中空微小球−商品名“Qセル30
0"(旭硝子(株)製) V−b:塩化ビニリデン−アクリロニトリルコポリマー中
空カプセル−商品名“エクスパンセル”(日本フィライ
ト(株)製) V−c:シリカ中空微小球−商品名“ニップセルK−133"
(日本シリカ(株)製) VI :水 第3表から明らかなように、本発明の再剥離型固型糊
は、全ての試験に優れた結果を示している。
一方、比較例のものは、全ての試験を同時に満たして
いるものはない。
いるものはない。
試験例1 実施例1の固型糊及び市販のタック紙を用いて、粘着
力(保持力)と押圧力の関係を試験した。その結果を第
4表に示す。
力(保持力)と押圧力の関係を試験した。その結果を第
4表に示す。
第4表から明らかなように、実施例1の試料を用いた
場合には、押圧力の増加に伴って顕著な接着力の増加が
みられているのに対して、参考例の場合には、大きな変
化は見られていない。粘着力がある値に達するとその後
は一定となり、その粘着力も低いことがわかる。
場合には、押圧力の増加に伴って顕著な接着力の増加が
みられているのに対して、参考例の場合には、大きな変
化は見られていない。粘着力がある値に達するとその後
は一定となり、その粘着力も低いことがわかる。
Claims (1)
- 【請求項1】ガラス転移点が−10℃以下のアクリル樹脂
5.0〜45重量%、ポリアクリル酸系増粘剤0.1〜2.0重量
%、脂肪酸石ケン5.0〜30重量%、水酸化アルカリ0.1〜
2.0重量%、平均粒径10〜200μmの微小球0.1〜10重量
%及び水2.0〜60重量%を含むことを特徴とする再剥離
型固型糊。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1173715A JP2748024B2 (ja) | 1989-07-05 | 1989-07-05 | 再剥離型固型糊 |
DE4021231A DE4021231A1 (de) | 1989-07-05 | 1990-07-04 | Feste klebemasse |
GB9014829A GB2234256B (en) | 1989-07-05 | 1990-07-04 | Solid adhesive composition |
US07/548,264 US5010120A (en) | 1989-07-05 | 1990-07-05 | Solid adhesive composition |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1173715A JP2748024B2 (ja) | 1989-07-05 | 1989-07-05 | 再剥離型固型糊 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0339382A JPH0339382A (ja) | 1991-02-20 |
JP2748024B2 true JP2748024B2 (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=15965793
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1173715A Expired - Fee Related JP2748024B2 (ja) | 1989-07-05 | 1989-07-05 | 再剥離型固型糊 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
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