JP2747809B2 - マンホ―ル等用足掛具 - Google Patents

マンホ―ル等用足掛具

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JP2747809B2
JP2747809B2 JP7183317A JP18331795A JP2747809B2 JP 2747809 B2 JP2747809 B2 JP 2747809B2 JP 7183317 A JP7183317 A JP 7183317A JP 18331795 A JP18331795 A JP 18331795A JP 2747809 B2 JP2747809 B2 JP 2747809B2
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manhole
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footrest
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英三 高橋
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、棒状の芯材の一部に合
成樹脂を被覆して足踏部を構成すると共に合成樹脂が被
覆されていない芯材の部分をマンホ―ル等の壁面に埋設
させる脚部としたマンホ―ル等用足掛具に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】棒状の芯材として鉄製のものを用い、そ
の一部に合成樹脂を被覆して足踏部を構成すると共に合
成樹脂が被覆されていない芯材の部分をマンホ―ル等の
壁面に埋設させる脚部としたマンホ―ル等用足掛具は、
例えば実公平4ー4040号公報に示すように公知であ
る。そして、前記足踏部の上面は直線状で平坦に形成さ
れていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記公知の
ものでは、芯材が鉄製であるため足掛具の重量が重く、
狭いマンホ―ル内や急傾斜の岸壁における足掛具の搬送
及び取付け時の取り扱いが困難であった。また、この足
掛具は鉄製の脚部が直接にマンホ―ル等のコンクリ―ト
壁面に埋設されるため、該脚部がコンクリ―トによって
腐蝕され破損する虞があって昇降時に危険を伴うもので
ある。更に、足踏部の上面は直線状で平坦に形成されて
いたため、この足掛具をマンホ―ル内等に多数上下に配
置して該足掛具を利用してマンホ―ル内等を昇降する際
に、昇降者は足踏部から足を踏み外すような不安定な状
態で昇降することになると共に、昇降者の足や膝を疲労
させる虞もある。
【0004】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、軽量で取り扱いが容易で耐蝕性に優れ、安定
した状態で昇降でき、昇降者の足や膝の疲労の少ないマ
ンホール等用足掛具を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明におけるマンホール等用足掛具は、芯材を繊
維強化プラスチックで成形し、この芯材を覆う足踏部の
合成樹脂の肉厚を、その上面が中央部から両端側に向け
て1度ないし5度の角度で上方へ傾斜するように変化さ
たことを特徴とするものである。たことを特徴とする
ものである。
【0006】
【0007】
【作用】芯材が繊維強化プラスチックで構成されている
ため、足掛具の重量は従来の芯材が鉄製のものに比して
軽量となり、狭いマンホ―ル内や急傾斜の岸壁における
足掛具の搬送及び取付け時の取り扱いが極めて容易とな
るばかりでなく、この足掛具は、繊維強化プラスチック
を棒状に成形した脚部がマンホ―ル等のコンクリ―ト壁
面に埋設されるため、該脚部がコンクリ―トによって腐
蝕されることがない。
【0008】ところで、人間が立身の姿勢で長時間歩行
を続行するには、その人の足が接する面が平坦な面であ
ると、歩行の姿勢が不安定となり、足や膝を痛め易い、
と歩行生理学では言われている。そして、前記足が接す
る面が3度を中心としてその前後の微少角度に傾斜して
いると安定した歩行が可能となる。そこで、本発明の
ンホール等用足掛具で、その足踏部の上面を中央部か
ら側部側に向けて1度ないし5度の角度で上方へ傾斜さ
せたので、該足掛具をマンホール等に上下方向に多数設
置して、この足掛具を利用して昇降する際に、昇降者の
足は足踏部から外れにくく安定した姿勢で昇降が可能と
なるものである。
【0009】
【実施例】図1ないし図3は本発明の一実施例に関する
ものであり、図1は足掛具の平面図、図2はその正面
図、図3は図1のA―A断面図を示すものである。
【0010】図において、1は足掛具の全体を示すもの
であり、該足掛具1は、平面視略コ字状をした棒状の芯
材2に対してその脚部3を除いてポリプロピレン等の合
成樹脂4を防錆被覆してなるものである。そして、該足
掛具1は、前記脚部3の合成樹脂4の被覆を施されてい
ない部分を例えばマンホ―ルのコンクリ―ト内に埋め込
まれた状態でマンホ―ルに固定されるものである。
【0011】5は足掛具1に形成された足踏部であり、
6はその両側に形成された側部である。そして前記足踏
部5の上面には、昇降者の足が滑べらないように多数の
滑り止め模様7がその軸線方向に形成されており、また
該足踏部5を昇降者が手で握れるような波形の握り部8
がその軸線方向に形成されており、さらに、両端部には
反射体9が設置されている。
【0012】前記棒状の芯材2は、ガラス繊維や炭素繊
維などをプラスチック中に分散させて強化・軽量化した
通称FRPと称せられる繊維強化プラスチックを棒状に
成形したものであり、その断面は図示のように八角形状
をしているが、この断面は六角形等の多角形状或は円形
状としてもよい。そして、前記足踏部5の合成樹脂4の
肉厚は、その上面が中央部Sから両端側に向けて1度な
いし5度の角度で上方へ傾斜するように変化させられて
いる。
【0013】以上のような構成からなる足掛具1は、芯
材2が繊維強化プラスチックで構成されているため、足
掛具1の重量は従来の芯材が鉄製のものに比して軽量で
あり、狭いマンホ―ル内や急傾斜の岸壁における足掛具
1の搬送及び取付け時の取り扱いが極めて容易となる。
【0014】また、この足掛具1をマンホ―ル等に上下
方向に多数設置して、この足掛具1を利用して昇降する
際に、昇降者は順次に足掛具1の足踏部5に足を乗せて
昇降するのであるが、該足掛具1は、繊維強化プラスチ
ックを棒状に成形した脚部3がマンホ―ル等のコンクリ
―ト壁面に埋設されるため、該脚部3がコンクリ―トに
よって腐蝕されることはない。
【0015】
【0016】そして、足踏部の上面を中央部Sから両
端側に向けて1度ないし5度の角度で上方へ傾斜させた
ので、該足掛具をマンホール等に上下方向に多数設置し
て、この足掛具を利用して昇降する際に、昇降者の足は
足踏部から外れにくく安定した姿勢で昇降が可能とな
り、昇降者の足や膝も格別に疲労しない。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、芯材が繊維強化プラス
チックで構成されているため、足掛具の重量は従来の芯
材が鉄製のものに比して軽量であり、狭いマンホ―ル内
や急傾斜の岸壁における足掛具の搬送及び取付け時の取
り扱いが極めて容易となるばかりでなく、この足掛具
は、繊維強化プラスチックを棒状に成形した脚部がマン
ホ―ル等のコンクリ―ト壁面に埋設されるため、該脚部
がコンクリ―トによって腐蝕されることがなく耐蝕性に
優れたマンホ―ル等用足掛具となる。
【0018】しかも、足踏部の上面を中央部から側部側
に向けて1度ないし5度の角度で上方へ傾斜させたの
で、該足掛具をマンホール等に上下方向に多数設置し
て、この足掛具を利用して昇降する際に、昇降者の足は
自然体で足踏部に乗るようになり、安定した状態で昇降
でき足踏部から外れにくく安定した姿勢で昇降が可能と
なり、昇降者の足や膝も格別に疲労しない優れたマンホ
ール等用足掛具となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例に係るマンホール等用
足掛具の平面図である。
【図2】図2はその正面図である。
【図3】図3は図1のA−A断面図である。
【符号の説明】
1 足掛具 2 棒状の芯材 3 脚部4 合成樹脂 5 足踏部 S 足踏部の中央部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】棒状の芯材の一部に合成樹脂を被覆して足
    踏部を構成すると共に合成樹脂が被覆されていない芯材
    の部分をマンホール等の壁面に埋設させる脚部としたマ
    ンホール等用足掛具において、前記芯材を繊維強化プラ
    スチックで成形し、この芯材を覆う前記足踏部の合成樹
    脂の肉厚を、その上面が中央部から両端側に向けて1度
    ないし5度の角度で上方へ傾斜するように変化させたこ
    とを特徴とするマンホール等用足掛具。
JP7183317A 1995-06-28 1995-06-28 マンホ―ル等用足掛具 Expired - Fee Related JP2747809B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6066746U (ja) * 1983-10-14 1985-05-11 三山工業株式会社 マンホ−ル等用足掛具
JPH065515Y2 (ja) * 1986-08-04 1994-02-09 三山工業株式会社 梯 子

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