JP2747083B2 - 点火栓用主体金具の製造方法 - Google Patents

点火栓用主体金具の製造方法

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JP2747083B2 JP2112927A JP11292790A JP2747083B2 JP 2747083 B2 JP2747083 B2 JP 2747083B2 JP 2112927 A JP2112927 A JP 2112927A JP 11292790 A JP11292790 A JP 11292790A JP 2747083 B2 JP2747083 B2 JP 2747083B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、点火栓用主体金具の製造方法に関し、とく
に内燃機関に取り付けて使用される点火栓用主体金具の
製造方法に係わる。
[従来の技術] 従来より、例えば、ある種のガソリンエンジンにおい
ては、シリンダヘッドに形成された凹所に、胴体の中央
部より上方側の径が小さい六角形状の主体金具を有する
点火栓を取付けている。
このような形状の点火栓の主体金具(ヨーロッパ特許
第0036050号)は、押出し成形によって、胴体の一方側
に胴体の中央部より小さい径で断面が円形状の第1端部
を形成する第1工程と、押出し成形によって、胴体の他
方側に胴体の中央部より小さい径で断面が六角形状の第
2端部を形成する第2工程と、第1工程で形成された胴
体の上下方向を反転させて第2工程に移送凹する移送工
程とを備えた製造方法により製造されている。また、こ
の移送工程は、従来より、第1工程を行う成形部により
形成された胴体を掴持して、円弧状の軌跡を描きなが
ら、第2工程を行う成形部にその胴体を移動させるフィ
ンガーにより行われている。
[発明が解決しようとする課題] しかるに、前述の移送工程においては、第1工程を行
う成形部から第2工程を行う成形部にフィンガーにより
胴体を移動させる際に、フィンガーにより胴体を円弧状
の軌跡を描きながら反転させると、胴体と成形部のダイ
とが衝突して胴体または成形部のダイが損傷する可能性
があった。
例えば、フィンガーが高速で胴体の移動を行う場合に
は、遠心力により胴体がフィンガーから外方に飛ばされ
てしまう可能性がある。このため、この移送工程におけ
る胴体の移送速度は、胴体を反転させることなく移送す
る移送工程の胴体の移送速度より遅くする必要があるの
で、胴体を反転させて移送する移送工程を有する製造方
法では、点火栓の主体金具の生産性が悪いという課題が
あった。
本発明は、胴体または型枠の損傷を防止でき、点火栓
用主体金具の生産性を向上できる点火栓用主体金具の製
造方法の提供を目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明の点火栓用主体金具の製造方法は、押出し成形
によって、胴体の一方側に前記胴体の中央部より小さい
径鋭で断面が円形状の第1端部を形成するとともに、前
記胴体の他端に円弧状の凹部を形成する第1工程と、押
出し成形によって、前記凹部内にマンドレルを介在させ
て前記胴体の他方側の外周に前記胴体の中央部より小さ
い径で断面が六角形状の第2端部を形成する第2工程
と、前記第1工程で形成された胴体を反転することなく
前記第2工程に移送する移送工程とを備えた技術手段を
採用した。
[作用] 本発明の点火栓用主体金具の製造方法は、前記技術手
段によりつぎの作用有する。
第1工程により、胴体の一方側に胴体の中央部より小
さい径で断面が円形状の第1端部を押出し成形する。と
ともに、前記胴体の他端に円形状の凹部を形成する。つ
づいて、第1工程から第2工程の所定の位置に、第1工
程で形成された胴体を反転させることなく移送する。そ
して、第2工程により、第1工程で形成された胴体の凹
部内にマンドレルを介在させて、その胴体の他方側の外
周にその胴体の中央部より小さい径で断面が六角形状の
第2端部を押出し成形する。
[発明の効果] 本発明の点火栓用主体金具の製造方法は、前記技術手
段および作用によりつぎの効果を奏する。
第1工程で形成された胴体を反転することなく第2工
程に移送しているので、胴体と型枠との衝突が防止でき
る。このため、胴体または型枠の損傷を防止できる。
例えば、移送工程において、高速で胴体を移動させた
場合でも、遠心力により胴体が外方に飛ばされてしまう
可能性が全くない。このため、この移送工程における胴
体の移送速度の高速化が可能となるので、点火栓用主体
金具の生産性を向上することができる。
[実施例] 本発明の点火栓用主体金具の製造方法を第1図ないし
第16図に示す実施例に基づき説明する。
第1図ないし第15図は本発明の第1実施例を示す。第
1図ないし第7図は各成形部における胴体の成形形状を
示し、第8図ないし第13図は点火栓用主体金具の製造方
法により胴体を成形する冷間押出し成形機の各成形部を
示す。
冷間押出し成形機は、直線状に配置された第1〜第6
成形部1、2、3、4、5、6および移送手段7を備え
る。
第1成形部1は、第8図に示すように、型枠(ダイ)
11、パンチ12およびキックアウトピン13を有し、据込み
成形を行って胴体W1(第1図)を形成する。第2成形部
2は、第9図に示すように、枠(ダイ)21、パンチ22、
ピン23およびキックアウトスリーブ24を有し、前方押出
し成形を行って胴体W2(第2図)を形成する。なお、本
実施例では、第1成形部1および第2成形部2によって
第3成形部3以降の成形のための芯出し成形を行う。
第3成形部3は、第10図に示すように、本発明にかか
る第1工程を行う成形手段であって、型枠(ダイ)31、
パンチホルダー33、ピン34およびキックアウトスリーブ
35を有し、複合(前方および後方)押出し成形を行って
胴体W3(第3図)を形成する。
第4成形部4は、第11図に示すように、本発明にかか
る第2工程を行う成形手段であって、型枠(第1のダ
イ)41、パンチ(マンドレル)42、パンチキックアウト
スリーブ43、アウタスリーブ(第2のダイ)44、ピン4
5、ピンキックアウトスリーブ46およびピンアウタスリ
ーブ47を有し、六角成形を行って胴体W4(第4図および
第7図)を形成する。
第5成形部5は、第12図に示すように、型枠(ダイ)
51、パンチ52、ストリッパースリーブ53、ピン54および
キックアウトスリーブ55を有し、小穴成形を行って胴体
W5(第5図)を形成する。第6成形部6は、第13図に示
すように、型枠(ダイ)61、ピアシングパンチ62、スト
リッパースリーブ63、キックアウトスリーブ64および切
れ端排出部65を有し、軸穴を貫通させて胴体W6(第6
図)を形成する。なお、本実施例では、第5成形部5お
よび第6成形部6によって軸穴成形を行う。
そして、各ダイ11、21、31、51、61及びアウタスリー
ブ44は、冷間押出し成形機の固定部材aに一体的に組込
まれている。また、各パンチ12、22、32、42、52、62及
びダイ41は、冷間押出し成形機の稼働部材(図示せず)
に一体的に組込まれている。
移送手段7は、第8図ないし第13図に示すように、胴
体を掴持する第1〜第6フィンガー71〜76と、第1〜第
3スプリング711、721、731、第5スプリング751、およ
び第6スプリング761と、第1〜第6フィンガー71〜76
を反転させることなく変移させる第1〜第6変移手段
(図示せず)とを有する。
第1フィンガー71は、スチールから切断された丸棒状
胴体(図示せず)を第1成形部1のダイ11の凹所に移送
するものである。
第2フィンガー72は、第1成形部1で形成された胴体
W1を第2成形部2のダイ21の凹所に移送するものであ
る。
第3フィンガー73は、第2成形部2で形成された胴体
W2を第3成形部3のダイ31の凹所に移送するものであ
る。
第4フィンガー74は、本発明にかかる移送工程を行う
手段であって、第3成形部3で形成された胴体W3を第4
成形部4のアウタスリーブ44の凹所に移送するものであ
る。
第5フィンガー75は、第4成形部4で形成された胴体
W4を第5成形部5のダイ51の凹所に移送するものであ
る。
第6フィンガー76は、第5成形部5で形成された胴体
W5を第6成形部6のダイ61の凹所に移送するものであ
る。
本実施例の点火栓用主体金具の製造方法を第1ないし
第14図に基づき説明する。
(イ)スチールから切断された丸棒状胴体(図示せず)
は、第1フィンガー71および第1変移手段により第1成
形部1のダイ11の凹所の入口に反転することなく略平行
方向に移送され、このダイ11の凹所の入口で保持され
る。
冷間押出し成形機の可動部材が固定部材aに向かって
図示下方に移動することによって、パンチ12が丸棒状胴
体をダイ11の凹所内に圧入する。
ダイ11の凹所内に圧入された丸棒状胴体には、第1成
形部1において、ダイ11によって円弧状のコーナ101が
形成され、パンチ12の先端部およびキックアウトピン13
の先端部によって、両端面の軸心上に芯出し小穴102、1
03が形成される。よって、第1成形部1においては、前
述のような冷間押出し成形により、第1図に示す胴体W1
が形成される。
冷間押出し成形機の可動部材が固定部材aから離れて
図示上方に移動することによって、パンチ12が胴体W1か
ら離れる。このとき、キックアウトピン13により胴体W1
がダイ11の凹所内から取出される。
(ロ)つぎに、第1成形部1により形成された胴体W1
は、第2フィンガー72および第2変移手段により第1成
形部1から第2成形部2のダイ21の凹所の入口に反転す
ることなく略平行方向に移送され、このダイ21の凹所の
入口で保持される。
冷間押出し成形機の可動部材が固定部材aに向かって
図示下方に移動することによって、パンチ22が胴体W1を
ダイ21の凹所内に圧入する。
ダイ21の凹所内に圧入された胴体W1には、第2成形部
2において、ダイ21によって径の大きい部分104および
径の小さい部分105が形成され、パンチ22の先端部およ
びピン23の先端部によって、両端面の軸心上に芯出し大
穴106、107が形成される。よって、第2成形部2におい
ては、前述のような冷間押出し成形により、第2図に示
す胴体W2が形成される。
冷間押出し成形機の可動部材が固定部材aから離れて
図示上方に移動することによって、パンチ22が胴体W2か
ら離れる。このとき、キックアウトスリーブ24により胴
体W2がダイ21の凹所内から取出される。
(ハ)つぎに、第2成形部2により形成された胴体W2
は、第3フィンガー73および第3変移手段により第2成
形部2から第3成形部3のダイ31の凹所の入口に反転す
ることなく略平行方向に移送され、このダイ31の凹所の
入口で保持される。
冷間押出し成形機の可動部材が固定部材aに向かって
図示下方に移動することによって、パンチ32が胴体W2を
ダイ31の凹所内に圧入する。
ダイ31の凹所内に圧入された胴体W2には、第3成形部
3において、ダイ31によって胴体W2の一方側に他部108
より小さい径で断面が円形状の第1端部109が形成され
る。また、パンチ32の先端部およびピン34の先端部によ
って、両端面の軸心上に円柱状の凹部の穴110、111が形
成される。よって、第3成形部3においては、前述のよ
うな冷間押出し成形により、第3図に示す胴体W3が形成
される。
冷間押出し成形機の可動部材が固定部材aから離れて
図示上方に移動することによって、パンチ32が胴体W3か
ら離れる。このとき、キックアウトスリーブ35により胴
体W3がダイ31の凹所内から取出される。
(ニ)つぎに、第3成形部3により形成された胴体W3
は、第4フィンガー74および第4変移手段により第3成
形部3から第4成形部4のアウタスリーブ(第2のダ
イ)44の凹所の入口に反転することなく略平行方向に移
送され、このアウタスリーブ44の凹所の入口でピンアウ
タスリーブ47内に第1端部109が保持され、続いてアウ
タスリーブ44内に他部108が保持される。
冷間押出し成形機の可動部材が固定部材aに向かって
図示下方に移動することによって、マンドレル42の上端
に設けられたスプリング(図示せず)によって突き出さ
れたマンドレル42が胴体W3を凹所の穴110内に挿入され
るとともにダイ41がアウタスリーブ44の端面に当接し、
更に図示下方に移動すると、固定部材aの下端に設けら
れたスプリング(図示せず)によってアウタスリーブ44
も図示下方に移動するとともに、ダイ41内に胴体W3の上
側部分が圧入され、更には他方がピン45およびピンアウ
タスリーブ47の付勢によって圧入される。可動部材は、
第4フィンガー74が第11図に示すように、逃げているの
で、ダイ41の図示下端面がアウタスリーブ44の上端面に
接触するまで下降する。
ダイ41の凹所内に圧入された胴体W3には、第4成形部
4において、ダイ41およびマンドレル42によって胴体W4
の中央部112が形成される。とともに、胴体W4の他方側
の外周に中央部112より小さい径で断面が六角形状の第
2端部113、および該第2端部113内に穴114が形成され
る。よって、第4成形部4においては、前述のような冷
間(後方)押出し成形により、第4図に示す胴体W4が形
成される。
冷間押出し成形機の可動部材が固定部材aから離れて
図示上方に移動することによって、パンチキックアウト
スリーブ43が押圧してマンドレル42およびダイ41が胴体
W4の図示上端面および第2端部113から離れる。このと
き、ピンキックアウトスリーブ46により胴体W4がアウタ
スリーブ44の凹所内から取出される。
(ホ)つぎに、第4成形部4により形成された胴体W4
は、第5フィンガー75および第5変移手段により第4成
形部4から第5成形部5のダイ51の凹所の入口に反転す
ることなく略平行方向に移送され、このダイ51の凹所の
入口で保持される。
冷間押出し成形機の可動部材が固定部材aに向かって
図示下方に移動することによって、パンチ52が胴体W4を
ダイ51の凹所内に圧入する。
ダイ51の凹所内に圧入された胴体W4には、第5成形部
5において、パンチ52によって胴体W4の一方側の内部に
段付き穴115が形成鋭される。よって、第5成形部5に
おいては、前述のような冷間押出し成形により、第5図
に示す胴体愛W5が形成される。
冷間押出し成形機の可動部材が固定部材aから離れて
図示上方に移動することによって、パンチ52が胴体W5か
ら離れる。このとき、キックアウトスリーブ55により胴
体W5がダイ51の凹所内から取出される。
(ヘ)つぎに、第5成形部5により形成された胴体W
は、第6フィンガー76および第6変移手段により第5成
形部5から第6成形部6のダイ61の凹所の入口に反転す
ることなく略平行方向に移送され、このダイ61の凹所の
入口で保持される。
冷間押出し成形機の可動部材が固定部材aに向かって
図示下方に移動することによって、パンチ62が胴体W5を
ダイ61の凹所内に圧入する。
ダイ61の凹所内に圧入された胴体W5には、第6成形部
6において、パンチ62によって胴体W5の内部に胴体W5を
軸方向に貫通する軸穴116が形成される。このとき、排
出された切れ端は、切れ端排出部65を通って外部に排出
される。よって、第6成形部6においては、前述のよう
な冷間押出し成形により、第6図に示す胴体W6が形成さ
れる。
冷間押出し成形機の可動部材が固定部材aから離れて
図示上方に移動することによって、パンチ62が胴体W6か
ら離れる。このとき、キックアウトスリーブ64により胴
体W6がダイ61の凹所内から取出される。
以上のように、前工程で形成された胴体を反転するこ
となく後工程に移送しているので、胴体の端部付近とダ
イ11、21、31、51、61及びアウタスリーブ44の凹所付近
との衝突が防止できるので、胴体の端部付近またはダイ
11、21、31、51、61及びアウタスリーブ44の凹所付近の
損傷を防止できる。
さらに、例えば、第1工程(第3成形部3のダイ31)
から第2工程(第4成形部4のアウタスリーブ44)に高
速で胴体W3を移送させた場合でも、遠心力により胴体W3
が外方に飛ばされてしまう可能性が全くない。このた
め、この移送工程における胴体W3の移送速度の高速化が
可能となるので、主体金具の生産性を向上することがで
きる。
(ト)前述のような第1工程および第2工程などによっ
て形成された胴体W6は、第14図に示すように、第1端部
109の外周におねじ120が形成され、さらに第2端部113
を切削加工により六角部121より径の小さい円形部122、
かしめ溝123が形成され、主体金具100が製造される。そ
して、この主体金具100の先端には、任意の形状の外側
電極124が溶接等の接合方法により取付けられる。
そして、以上のような製造方法により製造された主体
金具100の内部に、中心電極81、絶縁体82などを一体的
に組付けることによって、第15図に示すように、ガソリ
ンエンジンのシリンダヘッドの外壁に形成された凹所に
取付けられる点火栓8が製造される。
第8図の第1成形部は必ずしも必要ではなく、ものに
よっては第9図の第2成形部より行う製造方法を採用し
ても良い。
第16図は本発明の第2実施例を表し、点火栓用主体金
具の製造方法により胴体を成形する冷間押出し成形機の
第4成形部を示す。
(第1実施例と同一機能物は同番号を付す) 本実施例の冷間押出し成形機の第4成形部9は、型枠
(第1のダイ)91、パンチ(マンドレル)92、パンチキ
ックアウトスリーブ93、アウタスリーブ(第2のダイ)
94、ピン95、ピンキックアウトスリーブ96およびピンア
ウタスリーブ97を有る。
本実施例では、第2実施例と同一の効果に加えて、六
角成形の際に型枠91内にピンアウタスリーブ97の先端が
入り込んでいる。このため、胴体W4の外周面が型枠91の
図示下端面とアウタスリーブ94の図示上端面との隙間98
に面していない。したがって、六角成形により胴体W4の
中央部112および第2端部113が絞られる際に、胴体W4の
中央部112の外周から胴体W4の一部が前述の隙間98に流
出しない。すなわち、冷間押出し成形機の第4成形部に
より六角成形された胴体W4の外周にバリが発生しない。
(変形例) 本実施例では、第4成形部において胴体に六角形状の
第2端部を形成したが、第3成形部以降であればどの成
形部であっても胴体に六角形状の第2端部を形成するこ
とができる。
すなわち、本実施例では、冷間押出し成形機によって
芯出し成形、第1工程、第2工程および軸穴成形の順に
胴体を成形したが、冷間押出し成形機によって芯出し成
形、第1工程、軸穴成形および第2工程の順に胴体を成
形しても良く、要は第1工程を成形後ならば第5成形部
あるいは第6成形部後に第2工程の六角形状の第2端部
の第2端部の成形を行っても良い。
また、第1工程と第2工程とを備えた製造方法で主体
金具を製造する冷間押出し成形機であれば本実施例の冷
間押出し成形機に限定されない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第15図は本発明の第1実施例を示す。第1
図ないし第6図は各成形部における胴体の成形形状を示
す断面図、第7図は第4図の上視図、第8図ないし第13
図は点火栓用主体金具の製造方法により胴体を成形する
冷間押出し成形機の各成形部を示す断面図である。第14
図は点火栓用主体金具を示す半断面図、第15図は点火栓
を示す半断面図である。 第16図は本発明の第2実施例を表し、点火栓用主体金具
の製造方法により胴体を成形する冷間押出し成形機の第
4成形部を示す断面図である。 図中 1……第1成形部、2……第2成形部、3……第3成形
部(第1工程を行う成形部)、4、9……第4成形部
(第2工程を行う成形部)、5……第5成形部、6……
第6成形部、7……移送手段、8……点火栓、42……マ
ンドレル、74……第4フィンガー(移送工程を行う手
段)、100……点火栓用主体金具、109……第1端部、11
0……円柱状の凹部の穴、……第2端部、W1、W2、W3、W
4、W5、W6……胴体

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)押出し成形によって、胴体の一方側
    に前記胴体の中央部より小さい径で断面が円形状の第1
    端部を形成するとともに、前記胴体の他端に円形状の凹
    部を形成する第1工程と、 (b)押出し成形によって、前記凹部内にマンドレルを
    介在させて前記胴体の他方側の外周に前記胴体の中央部
    より小さい径で断面が六角形状の第2端部を形成する第
    2工程と、 (c)前記第1工程で形成された胴体を反転することな
    く前記第2工程に移送する移送工程と を備えた点火栓用主体金具の製造方法。
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