JP2746187B2 - 誘導装置 - Google Patents

誘導装置

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JP2746187B2
JP2746187B2 JP7097607A JP9760795A JP2746187B2 JP 2746187 B2 JP2746187 B2 JP 2746187B2 JP 7097607 A JP7097607 A JP 7097607A JP 9760795 A JP9760795 A JP 9760795A JP 2746187 B2 JP2746187 B2 JP 2746187B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は飛翔体に設けられる誘導
装置に関し、特に電波を放射し目標で反射する反射波を
受信して目標に到達するように飛翔体を誘導するための
誘導装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の誘導装置は、図3に概念
構成を示すように、飛翔中に空中線31の指向方向を変
化させながら送信機32からの電波を送信し、かつ目標
1から反射される電波を空中線31を介して受信機33
により受信し、制御装置34において送信波と反射波と
に基づいて目標を探知し、この探知された目標に対する
誘導信号35を図外の誘導装置に出力して飛翔体を誘導
するように構成される。この場合、この制御装置34に
おいては、反射波の受信レベルが予め設定してあるレベ
ル以上になると、空中線の指向方向内に目標が探知され
たものとし、以降は目標の捜索を停止し、反射波の到来
方向すなわち目標に向けて飛翔体を誘導するための誘導
信号35を出力する動作を行なう構成とされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
誘導装置では、受信した反射波が、自分が放射した電波
が目標で反射して戻って来たのか、他の誘導装置が放射
した電波が目標で反射して戻って来たのかを区別するこ
とは行っていない。このため、構成が同じ誘導装置を備
えた複数の飛翔体が存在したときには、各飛翔体の誘導
装置が同一目標を探知することがあり、この場合にはこ
の同一目標に複数の飛翔体が誘導されてしまうことがあ
る。したがって、例えば、飛翔体がミサイルである場合
はオーバーキル、すなわち過剰攻撃を起こすと言う問題
が生じることになる。
【0004】
【発明の目的】本発明の目的は、同一目標に対して複数
の飛翔体が誘導されることを防止した誘導装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の誘導装置は、一
定の周期で周波数変調された電波を放射するための送信
手段と、複数の反射波を受信する手段と、各受信手段で
受信した反射波の受信レベルに基づいてそれぞれ目標を
探知する手段と、複数の目標を探知した信号が出力され
たときにこれらの目標が特定の関係にあるときに特定の
信号を出力する手段と、この特定の信号が出力されたと
きに前記送信手段から放射される電波の変調周期を変化
させる手段と、複数の目標が探知されたときには前記特
定の信号が継続して出力されたときにのみ誘導動作を開
始する手段とを備える。
【0006】例えば、送信手段から放射する電波を一定
の周期で周波数変調するための周波数制御信号発生手段
を有し、特定の信号が出力されたときにこの周波数制御
信号発生手段により周波数変調の変調を開始するタイミ
ングを変化させる構成とする。
【0007】本発明の誘導装置の好ましい構成は、電波
の送受信を行う空中線と、前記空中線の向きを変える空
中線駆動手段と、前記空中線駆動手段に捜索信号を出力
して前記空中線の向きを変化させて指向方向を変え目標
の捜索の動作をさせる捜索信号発生手段と、前記空中線
が放射する電波を発生する送信手段と、前記送信手段に
周波数制御信号を出力して前記送信手段が発生する電波
に鋸波状または三角波状の周波数変調を施す周波数制御
信号発生手段と、前記空中線が捕らえる反射波を受信し
て前記送信手段が発生する電波とのビート信号を求めて
その周波数毎に反射波の受信レベルに応じた受信信号を
出力する受信手段と、前記受信出力が予め設定してある
値以上であると第1目標探知信号を出力する第1目標探
知手段と、前記受信出力とは別の受信出力が予め設定し
てある値以上であると第2目標探知信号を出力する第2
目標探知手段と、前記第1、第2目標探知信号が各々入
力されると受信信号から空中線の指向中心に対する反射
波の到来角を求めて、第1、第2目標角信号を各々出力
する第1、第2目標角演算手段と、前記第1、第2目標
角信号から誘導信号を求めて出力する目標角判定手段
と、前記第1、第2目標探知信号が各々入力されると前
記受信信号により目標までの距離を求めて第1、第2距
離信号を出力する第1、第2距離演算手段と、前記第
1、第2距離信号の差が一定であるとき別目標受信信号
を出力する目標間距離判定手段と、前記第1目標探知信
号のみ、または前記第2目標探知信号のみ、または前記
第1目標探知信号と前記第2目標探知信号と前記別目標
受信信号すべてが得られると前記空中線駆動手段に供給
する信号を前記捜索信号から前記誘導信号に切り替える
と共に外部に誘導信号を出力する信号切替手段とからな
り、前記周波数制御信号発生手段は前記別目標受信信号
が出力されたときにこれを入力して前記周波数変調を開
始するタイミングを変化させるように構成する。
【0008】
【作用】誘導装置が2つの目標探知信号を出力したとき
に、これらの目標が特定の状態にある場合には別目標受
信信号を出力し、送信波の周波数変調の開始タイミング
を変化させる。この周波数変調の開始タイミング変化に
よっても前記2つの目標の特定状態が変化されない場合
には、2つの目標を探知したとして以降は誘導動作を実
行する。また、周波数変調の開始タイミングの変化によ
って2つの目標の特定状態が変化されたときには、他の
誘導装置の電波の反射波を受信して目標を探知したもの
とし、誘導動作は行わず、捜索を継続する。
【0009】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。第1図は本発明の一実施例を示す概略ブロック図で
ある。目標1は例えば航空機等の電波反射体であり、被
誘導体としての飛翔体、例えばミサイルを誘導する標的
となる。この飛翔体に搭載される2つの空中線2,3は
それぞれ電波を送受信し、かつそれぞれの指向パターン
4,5を有している。ここでは、送信機10から出力さ
れる同一の送信波103を空中線2,3からそれぞれ送
信し、かつ各空中線2,3を通して受信機13,14に
おいて目標1からの反射波を受信するように構成され
る。
【0010】また、前記空中線2,3は空中線駆動器8
によって方向が変化されるように構成されており、捜索
制御信号発生器6からスイッチ7を介して空中線駆動器
8に捜索信号101が出力され、この捜索信号101に
よって空中線駆動器8が空中線2,3を可動させ、これ
に従って各空中線2,3の指向パターン4,5が変化さ
れ、目標1を捕らえるように迂生される。
【0011】前記送信機10に送信波103を出力する
周波数制御信号発生器9は、送信機10で生成される送
信波103に対して鋸波状または三角波状の周波数変調
を施すための周波数信号102を発生して前記送信機1
0に出力する。この周波数変調された送信波103はサ
ーキュレータ10,11を介して空中線2,3から電波
として空間に放射される。
【0012】一方、空間に放射された前記送信波103
の一部は目標1で反射され、その一部は空中線2,3で
捕らえられてサーキュレータ11,12を介して受信機
13,14で受信される。受信機13では、反射波10
4を受信するとともに、送信波103の一部を入力し、
両波を用いて送信波103と各反射波13のビート周波
数を生成し、これを受信信号106として出力する。同
様に、受信機14では反射波105と送信波103との
ビート周波数を生成し、これを受信信号107として出
力する。そして、これらの受信信号106,107を第
1目標探知器15、第2目標探知器16、第1目標角演
算器17、第2目標角演算器18、第1測距演算器20
及び第2測距演算器21に送出する。
【0013】第1目標探知器15は受信信号106のレ
ベルが予め設定してある値以上になった場合に第1目標
探知信号108を出力する。同様に、第2目標探知器1
6は受信信号107のレベルが予め設定してある値以上
になった場合に第2目標探知信号109を出力する。
【0014】第1目標角演算器17は第1目標探知信号
108の出力されるタイミングに同期して、2つの受信
信号106,107のレベル比から空中線2,3の中心
方向に対する受信反射波の到来角φに対応する電圧値を
計算して保持する。同様に、第2目標角演算器18は第
2目標探知信号109の出力されるタイミングに同期し
て、2つの受信信号106,107のレベル比から空中
線2,3の中心方向に対する受信反射波の到来角φに対
応する電圧値を計算して保持する。目標角判定器19
は、前記第1目標角演算器17及び第2目標角演算器1
8のそれぞれから得られる電圧値に基づいて誘導信号1
11を出力する。この誘導信号111は前記スイッチ7
とスイッチ24に出力される。
【0015】第1測距演算器20は第1目標探知信号1
08の出力されるタイミングに同期して、受信信号10
6,107の周波数に比例した電圧値を保持する。同様
に、第2測距演算器21は第2目標探知信号109の出
力されるタイミングに同期して、受信信号106,10
7の周波数に比例した電圧値を保持する。
【0016】目標間距離判定器22は第1測距演算器2
0及び第2測距演算器21がそれぞれ保持している電圧
値の差を演算するとともに、この電圧値の差を時間の経
過を基準に判定し、この電圧値の差が略一定である時間
幅が、予め設定している時間長を越えたときに別目標受
信信号110を出力する。この別目標受信信号110は
前記信号切替器23と、周波数制御信号発生器9に出力
される。
【0017】前記周波数制御信号発生器9は、前記別目
標受信信号110が入力されると、送信波103の周波
数変調の繰り返しタイミングを変更するための周波数信
号102を送信機10に出力する。また、信号切替器2
3は、前記第1目標探知信号108、第2目標探知信号
109、及び別目標受信信号110を受けて、第1目標
探知信号108のみが入力されたとき、または第2目標
探知信号109のみが入力されたとき、または第1目標
探知信号108、第2目標探知信号109及び別目標受
信信号110が同時に入力されたときに、前記スイッチ
7,24を第1図に示す状態から逆の状態に切り替え
る。
【0018】この切替制御により、スイッチ7を通して
誘導信号111、すなわち目標1の反射波到来角に対応
した電圧値が空中線駆動器8に送られてφを零とするよ
うに空中線2,3の方向が変えられ、またその電圧値は
誘導信号出力端子25から誘導信号として出力される。
【0019】したがって、この構成によれば、送信機1
0から出力される周波数変調された信号を空中線2,3
から送信し、目標1で反射された反射波を受信機13,
14で受信する。そして、これらの受信信号106,1
07に基づいて、第1目標探知器15と第2目標探知器
16からそれぞれ第1目標探知信号108,第2目標探
知信号109を出力する。また、これらの探知信号10
8,109と、前記受信信号106,107とで、空中
線2,3の中心方向に対する受信反射波の到来角φに対
応する電圧値を計算し、目標角判定器19から誘導信号
111を出力する。
【0020】また、前記第1測距演算器20と第2測距
演算器21では第1及び第2の各探知信号108,10
9と受信信号106,107で電圧値を求め、目標間距
離測定器22ではこれらの電圧値の差を演算するととも
に、この電圧値の差を時間の経過を基準に判定する。こ
の電圧値の差が略一定である時間幅が、予め設定してい
る時間長を越えないときには、目標間距離が変化してい
ることであり、したがって別目標受信信号112は出力
されず、スイッチ7,24は図1の状態を保ち、更に捜
索を継続する。
【0021】そして、この捜索の結果、第1目標探知信
号108のみ、或いは第2目標探知信号109のみが信
号切替器23に入力されたときには、1つの目標を探知
したことであると判定されるため、信号切替器23がス
イッチ7,14を図1の状態から切り替える。これによ
り、誘導信号111が空中線駆動器8に入力され、空中
線2,3を駆動して探知した目標1を追尾する。また、
同時に誘導信号出力端子25に誘導信号111が出力さ
れるため、図外の誘導装置により飛翔体を目標1に誘導
させる。
【0022】一方、前記目標間距離測定器22からの電
圧値の差が略一定である時間幅が、予め設定している時
間長を越えたときには別目標受信信号110を出力す
る。この別目標受信信号110が出力されたときには、
同一目標に対する2つの異なる反射波を受信している可
能性が生じていることが考えられる。そこで、この別目
標受信信号110は周波数制御信号発生器9に入力さ
れ、この受信状態であるか否かの確認を実行する。
【0023】図2はこの確認を行うための動作を説明す
るための図であり、送信波と反射波の関係を示してい
る。今、図2(a)に示すように、本誘導装置と同種の
もう一つの誘導装置が目標1を探知して送信波を照射し
ている状態で、本誘導装置が目標1の捜索を行ない、そ
の結果、本誘導装置の送信波201が目標1で反射され
た反射波202が第1目標探知器15で探知されて第1
目標探知信号108が出力され、もう一つの誘導装置の
送信波201′が目標1で反射された反射波203が第
2目標探知器16で探知されて第2目標探知信号108
が出力されると仮定する。
【0024】図2(b)のように、反射波202,20
3は同種の誘導装置から放射された電波であるため同じ
同期で周波数変調されおり、受信機13,14から出力
されるそれぞれの受信信号の周波数差206は略一定で
あり第1測距演算器20及び第2測距演算器22が保持
する電圧値の差は略一定となり、目標間距離判定器22
からは前記したように別目標受信信号110が出力さ
れ、周波数制御信号発生器9に入力される。
【0025】周波数制御信号発生器9は別目標受信信号
110を受けると、その時点で送信波201の周波数変
調の繰り返しタイミング、すなわち変調周期の位相を変
更するように周波数信号102を送信機10に出力す
る。ここでは、送信機10における周波数変調の変調周
期の位相をリセットさせる。この結果、本誘導装置の送
信波201が目標1で反射された反射波202が受信機
13,14で周波数変換された結果得られる受信波の周
波数は殆ど変化されない(204→207)が、他の誘
導装置の送信波が目標1で反射された反射波が受信機1
3,14で周波数変換された結果得られる受信波の周波
数は変化される(205→208)ことになる。
【0026】このため、別目標受信信号112が出力さ
れると前と比べて、それぞれの受信信号の周波数差は変
化される(206→209)。したがって、第1測距演
算器20及び第2測距演算器22が保持する電圧値の差
も変化され、以降は別目標受信信号110は出力されな
くなる。このため、信号切替器2は設定条件を満たさず
に切替制御を行わなず、本誘導装置は目標の捜索を継続
して行い、目標1に対して飛翔体を誘導することはな
い。これにより、同一の目標に対して複数の飛翔体が誘
導されて、例えばオーバキルが生じることが防止される
ことになる。
【0027】なお、別目標受信信号110が出力され、
前記した各周波数差が変化されない場合には、本誘導装
置のみが何らかの理由で1つの目標を2つの目標として
探知したと考えられ、或いは同方向に移動する2つの異
なる目標を探知したと考えられるため、別目標受信信号
110の出力は継続される。したがって、信号切替器2
3は、この別目標受信信号112と第1及び第2の目標
探知信号108,109が同時に入力されたときにスイ
ッチ7,24を切り替え、目標に対する飛翔体の誘導を
実行することになる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、複数の目
標を探知した信号が出力されたときに複数の目標が特定
の関係にあるときに特定の信号を出力し、この特定の信
号が出力されたときに送信手段から放射される電波の変
調周期を変化させ、この特定の信号が継続して出力され
たときに誘導動作を開始する構成としているため、目標
が探知されたときに、他の誘導装置による反射波が存在
するか否かを判定して捜索の継続と誘導動作を行うよう
にしているので、既に他の誘導装置が探知している目標
を自分の目標として探知し追尾することを防止でき、特
にミサイルの誘導装置として用いる場合にはオーバーキ
ルを防止できるという効果がある。
【0029】ここで、送信手段から放射する電波を一定
の周期で周波数変調し、特定の信号が出力されたときに
その周波数変調の変調を開始するタイミングを変化させ
ることにより、自分の送信波による反射波の場合には受
信信号が変化されず、他の送信波による反射波の場合に
は受信信号に変化が生じるため、自分の送信波による反
射波であるか否かが判定できる。
【0030】また、この場合、両受信信号からそれぞれ
得られる目標に関する値を比較し、その差が略同一であ
る時間幅が予め設定してある時間長を越えたときに特定
の信号を出力する構成とすることで、変調の開始タイミ
ングが変化されたときには、他の誘導装置からの反射波
による受信信号が変化され、目標に関する値が変化され
るため、以降は特定の信号が出力されることはなく、誘
導動作の開始が停止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の誘導装置の一実施例のブロック構成図
である。
【図2】目標探知の確認を行う動作を説明するための模
式図と、その際の送信波と反射波の関係を示す図であ
る。
【図3】本発明が適用される誘導装置の基本技術を説明
するための概念図である。
【符号の説明】
1 目標 2,3 空中線 6 捜索制御信号発生器 7 スイッチ 8 空中線駆動器 9 周波数制御信号発生器 10 送信機 13,14 受信機 15 第1目標探知器 16 第2目標探知器 17 第1目標角演算器 18 第2目標角演算器 19 目標角演算器 20 第1測距演算器 21 第2測距演算器 22 目標間距離判定器 23 信号切替器

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空中に放射した電波が目標で反射された
    反射波を受信して目標の捜索を行い、受信した反射波の
    受信レベルが一定の強さ以上になると目標を探知したも
    のとみなして捜索動作を停止して前記目標に向けて飛翔
    体を誘導するように構成される誘導装置において、一定
    周期で周波数変調された電波を放射するための送信手
    段と、複数の反射波を受信する手段と、各受信手段で受
    信した反射波の受信レベルに基づいてそれぞれ目標を探
    知する手段と、複数の目標を探知した信号が出力された
    ときにこれらの目標が特定の関係にあるときに特定の信
    号を出力する手段と、この特定の信号が出力されたとき
    に前記送信手段から放射される電波の変調周期を変化さ
    せる手段と、複数の目標が探知されたときには前記特定
    の信号が継続して出力されたときにのみ誘導動作を開始
    する手段とを備えることを特徴とする誘導装置。
  2. 【請求項2】 前記送信手段から放射する電波を一定の
    周期で周波数変調するための周波数制御信号発生手段を
    有し、特定の信号が出力されたときにこの周波数制御信
    号発生手段により前記周波数変調の変調を開始するタイ
    ミングを変化させる請求項1に記載の誘導装置。
  3. 【請求項3】 特定の信号により周波数制御信号発生手
    段おけ周波数変調の変調周期の位相をリセットする請
    求項2に記載の誘導装置。
  4. 【請求項4】 空中に放射した電波が目標で反射された
    反射波を受信して目標の捜索を行い、受信した反射波の
    受信レベルが一定の強さ以上になると目標を探知したも
    のとみなして捜索動作を停止して前記目標に向けて飛翔
    体を誘導するように構成される誘導装置において、電波
    の送受信を行う空中線と、前記空中線の向きを変える空
    中線駆動手段と、前記空中線駆動手段に捜索信号を出力
    して前記空中線の向きを変化させて指向方向を変え目標
    の捜索の動作をさせる捜索信号発生手段と、前記空中線
    が放射する電波を発生する送信手段と、前記送信手段に
    周波数制御信号を出力して前記送信手段が発生する電波
    に鋸波状または三角波状の周波数変調を施す周波数制御
    信号発生手段と、前記空中線が捕らえる反射波を受信し
    て前記送信手段が発生する電波とのビート信号を求めて
    その周波数毎に反射波の受信レベルに応じた受信信号を
    出力する受信手段と、前記受信出力が予め設定してある
    値以上であると第1目標探知信号を出力する第1目標探
    知手段と、前記受信出力とは別の受信出力が予め設定し
    てある値以上であると第2目標探知信号を出力する第2
    目標探知手段と、前記第1、第2目標探知信号が各々入
    力されると受信信号から空中線の指向中心に対する反射
    波の到来角を求めて、第1、第2目標角信号を各々出力
    する第1、第2目標角演算手段と、前記第1、第2目標
    角信号から誘導信号を求めて出力する目標角判定手段
    と、前記第1、第2目標探知信号が各々入力されると前
    記受信信号により目標までの距離を求めて第1、第2距
    離信号を出力する第1、第2距離演算手段と、前記第
    1、第2距離信号の差が一定であるとき別目標受信信号
    を出力する目標間距離判定手段と、前記第1目標探知信
    号のみ、または前記第2目標探知信号のみ、または前記
    第1目標探知信号と前記第2目標探知信号と前記別目標
    受信信号すべてが得られると前記空中線駆動手段に供給
    する信号を前記捜索信号から前記誘導信号に切り替える
    と共に外部に誘導信号を出力する信号切替手段とからな
    り、前記周波数制御信号発生手段は前記別目標受信信号
    が出力されたときにこれを入力して前記周波数変調を開
    始するタイミングを変化させるように構成したことを特
    徴とする誘導装置。
  5. 【請求項5】 前記目標間距離判定手段は、第1、第2
    距離信号のそれぞれから得られる目標に関する値を比較
    し、その差が略同一である時間幅が予め設定してある時
    間長を越えたときに別目標受信信号を出力する請求項4
    に記載の誘導装置。
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JPH0743095A (ja) * 1993-07-29 1995-02-10 Nec Corp 誘導装置

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JPH08271193A (ja) 1996-10-18

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