JP2745251B2 - 半導体メモリ装置 - Google Patents

半導体メモリ装置

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JP2745251B2
JP2745251B2 JP3140136A JP14013691A JP2745251B2 JP 2745251 B2 JP2745251 B2 JP 2745251B2 JP 3140136 A JP3140136 A JP 3140136A JP 14013691 A JP14013691 A JP 14013691A JP 2745251 B2 JP2745251 B2 JP 2745251B2
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    • G11C7/062Differential amplifiers of non-latching type, e.g. comparators, long-tailed pairs
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  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
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  • Static Random-Access Memory (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一般に半導体メモリ
装置に関し、特に、ビット線から出力されたデータ信号
を伝送するための信号伝送線のイコライズタイミングの
改善に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体メモリが様々な機器におい
て用いられるようになり、様々な機能が要求されるよう
になった。すなわち、半導体メモリは、基本的に、与え
られた(または予め定められた)データをストアし、か
つストアされたデータを読出すための機能を有するので
あるが、これに加えて、アクセスのための追加の機能が
必要となった。特に、映像信号または画像信号処理を高
速で行なうため、シリアルアクセス、すなわちデータ信
号のシリアル読出および/またはシリアル書込が必要と
なった。
【0003】シリアルアクセス機能を有するランダムア
クセスメモリ(RAM)として、たとえばフィールドメ
モリおよびビデオRAMが知られる。フィールドメモリ
では、与えられたデータ信号がシリアルにメモリセルに
書込まれ、ストアされたデータ信号が書込まれた順序で
読出される。1つのフィールドメモリは、たとえばテレ
ビジョンの1画面のデジタル画素信号をストアできるメ
モリ容量を有しているので、映像信号処理のための遅延
回路としてしばしば用いられる。
【0004】ビデオRAMは、ランダムアクセスポート
およびシリアルアクセスポートを有する。ランダムアク
セスポートを介して、与えられたデータ信号が外部的に
指定されたメモリセルにストアされ、ストアされたデー
タ信号が外部的に指定されたメモリセルから読出され
る。他方、シリアルアクセスポートを介して与えられた
データ信号が外部的に指定されたメモリセル行にシリア
ルにストアされ、ストアされたデータ信号が外部的に指
定されたメモリセル行からシリアルに読出される。画像
信号処理を高速に実行するため、ランダムアクセスポー
トは、頻繁に使用され、一方、シリアルアクセスポート
は、処理された、すなわちストアされた画素信号をCR
Tのような画像表示装置に高速で供給するために使用さ
れる。
【0005】さらには、RAMではないが、与えられた
データ信号をシリアルにストアし、ストアされたデータ
信号をストアされた順序でシリアルに読出すためのファ
ーストインファーストアウト(FIFO)メモリも知ら
れる。
【0006】上記の半導体メモリは、シリアルアクセ
ス、特にメモリセルにストアされたデータ信号をシリア
ルに読出すための機能を有する点で共通していることが
指摘される。この発明は、一般に半導体メモリ、特にシ
リアルアクセス機能を有するシリアルアクセスメモリに
適用可能であるが、以下では、説明を簡単にするため、
一例としてフィールドメモリについてのみ記載する。
【0007】フィールドメモリは、テレビ技術およびビ
デオテープレコーダ(VTR)などにおける映像信号ま
たは画像信号処理の目的で頻繁に使用されている。たと
えば、映像信号はA/D変換器によりデジタル信号に変
換された後、シリアルアクセスメモリ内に一旦ストアさ
れる。ストアされた映像データに対し、様々な画像処理
が行なわれ、画像表示におけるノイズリラクションおよ
びインタレース表示などの機能が実現される。上記の画
像処理を行なうのに、近年フィールドメモリを用いたよ
り高い処理速度での画像処理がますます要求されてお
り、したがって、シリアルアクセスメモリの動作速度に
おける改善も強く望まれている。たとえば、最近では、
ストアされたデータをシリアルに読出すために使用され
るシリアルアウトクロック信号のサイクルタイムとし
て、30ns以下の時間が要求されるようになってきて
いる。一方では、10nsのサイクルタイムを有するも
のまで開発されてきている。つまり、画像処理における
高速処理の要求が増加するにつれて、シリアルアクセス
メモリの動作速度が近年より高くなっており、今後もま
すます高くなるであろうことが予測される。
【0008】図4は、この発明の背景を示すフィールド
メモリのブロック図である。図4を参照して、このフィ
ールドメモリは、行および列に配設された多数のメモリ
セルを含むメモリセルアレイ1と、外部的に指定された
メモリセル行を選択するための行デコーダ2と、外部的
に指定されたメモリセル列を選択するための列デコーダ
3と、メモリセルから読出されたデータ信号を増幅する
ためのセンスアンプ7とを含む。データ入力のためのシ
リアルセレクタ8が列デコーダ3に接続される。
【0009】書込動作において、入力バッファ9は、外
部的に与えられるシリアル入力データSID1ないしS
ID6を受け、受けたデータをデータレジスタ10に与
える。データレジスタ10は、与えられたパラレルデー
タを保持し、シリアルセレクタ8から発生された出力信
号に応答して、保持されたデータをメモリセルアレイ1
に与える。行デコーダ2は、外部的に与えられるアドレ
ス信号により指定された1つのワード線を選択するの
で、データレジスタ10から与えられたデータが1つの
メモリセル行に書込まれる。
【0010】読出動作において、行デコーダ2が外部的
に与えられたアドレス信号により指定された1つのワー
ド線を選択する。したがって、選択されたワード線に接
続されたメモリセル行にストアされたデータ信号がビッ
ト線(図示せず)に与えられ、センスアンプ7により増
幅される。センスアンプ7により増幅されたパラレルデ
ータ信号は、データレジスタ4に与えられ、そこで保持
される。シリアルセレクタ5は、外部的に与えられるシ
リアル出力クロック信号SOCに応答して、データレジ
スタ4内に設けられたラッチ回路を順次選択する。すな
わち、データレジスタ4は、シリアルセレクタ5から発
生されるシリアル選択信号SSに応答して、保持された
またはラッチされたデータ信号を順次シリアルバスSB
に出力する。出力バッファ6は、シリアルバスSBを介
してデータレジスタ4に接続される。したがって、メモ
リセルアレイ1内のメモリセル行から読出されたデータ
信号が、出力バッファ6を介して、シリアル出力データ
SOD1ないしSOD6として出力される。
【0011】フィールドメモリ内の他の回路について以
下に簡単に説明する。命令/アドレスバッファ11は、
外部的に与えられる命令信号IR1ないしIR7/アド
レス信号A0ないしA8を受ける。受信されたアドレス
信号A0ないしA8は、行デコーダ2,列デコーダ3,
入力用行アドレスカウンタ12および出力用行アドレス
カウンタ13に与えられる。行デコーダ2は、アドレス
カウンタ12または13からのカウント信号に応答し
て、メモリセル行、すなわちワード線を選択する。行デ
コーダ2は、リフレッシュモードにおいて、リフレッシ
ュ用行アドレスカウンタ14からのカウント信号にも応
答して、ワード線を選択する。一方、命令/アドレスバ
ッファ11により受信された命令信号は命令レジスタ1
5内に保持される。命令デコーダ16は、命令レジスタ
15内に保持された命令信号を受け、それをデコードす
る。命令デコーダ16は、この外部的に与えられた命令
に従ってフィールドメモリが動作するための様々な制御
信号を発生する。このフィールドメモリは、上記の回路
を同期して動作させるためのタイミング信号を発生する
タイミング信号発生回路17を含む。
【0012】図5は、図4に示したメモリセルアレイ
1,センスアンプ7およびデータレジスタ4の回路図で
ある。図5では、2つのメモリセル列に関連する回路が
示されているが、以下の記載では説明を簡単にするため
に、1つのメモリセル列に関連する回路についてのみ説
明する。図5を参照して、ビット線BLaおよびBLb
は、互いに反転されたデータ信号を扱い、ビット線対を
構成している。NMOSトランジスタQ1は、ビット線
ホールド信号φ1に応答して動作され、ビット線対BL
a,BLbを予め定められた電位(Vcc/2)にホー
ルドする。すなわち、信号φ2が常に電位Vcc/2を
有しているので、トランジスタQ1のオンにより、ビッ
ト線対BLa,BLbが電位Vcc/2にもたらされ
る。NMOSトランジスタQ2は、ビット線BLaとB
Lbとの間に接続され、イコライズ信号φ3に応答して
ビット線対BLa,BLbをイコライズする。ダミーメ
モリセルDC1およびDC2がビット線BLa,BLb
にそれぞれ接続される。スイッチングトランジスタQ3
およびQ4は、ダミーワード線信号φ5およびφ4に応
答してそれぞれ動作される。
【0013】ビット線BLaに接続された2つのメモリ
セルMC1およびMC3と、ビット線BLbに接続され
た2つのメモリセルMC2およびMC4とが示される。
たとえば、メモリセルMC1は、スイッチングのための
NMOSトランジスタQ5と、データ信号をストアする
ためのキャパシタC3とを含む。トランジスタQ5は、
ロウデコーダ(図示せず)から出力されるワード線信号
φ7に応答して動作する。メモリセルMC2を構成する
スイッチングトランジスタQ6も、もう1つのワード線
信号φ6に応答して動作する。
【0014】センスアンプ7は、PMOSトランジスタ
Q7およびQ9と、NMOSトランジスタQ8およびQ
10とによって構成される。行方向に沿って設けられた
たくさんのセンスアンプ回路は、活性化信号φ8および
φ9に応答して活性化される。NMOSトランジスタQ
11およびQ12は、対応するビット線BLaおよびB
Lbに接続され、トランスファ信号φ10に応答して、
ビット線信号をデータレジスタ回路4に伝送する。
【0015】データレジスタ回路4を構成する1つのラ
ッチ回路は、NMOSトランジスタQ13およびQ15
と、PMOSトランジスタQ14およびQ16とを含
む。行方向に沿って設けられたそれぞれのラッチ回路
は、電源電位Vccと接地電位との間に接続される。
【0016】4つのNMOSトランジスタQ17ないし
Q20によって構成された1つのシリアル転送回路は、
図4に示したシリアルセレクタ5から発生されるシリア
ル選択信号φ14に応答して、前述の1つのラッチ回路
によりラッチされたデータ信号φ21および/φ21を
シリアルバス線SBaiおよびSBbiに転送する。す
なわち、トランジスタQ17およびQ18の一方が信号
φ21または/φ21に応答してオンする。これに加え
て、トランジスタQ19およびQ20がシリアル選択信
号φ14に応答してオンするので、ラッチ回路において
ラッチされたデータ信号がシリアルバス線SBaiおよ
びSBbiに与えられる。
【0017】図6は、図5に示した回路の動作を説明す
るためのタイミングチャートである。図5および図6を
参照して、以下に読出動作について説明する。図6に示
した信号/IRSは、外部的に与えられるインストラク
ションストローブ信号を示す。信号CASは、カラムア
ドレスストローブ信号を示す。信号/RASは、ローア
ドレスストスーブ信号を示す。信号/IREは、インス
トラクションイネーブル信号を示す。これらの信号は、
フィールドメモリの読出および書込動作を制御するため
に、図4に示すように外部から与えられる。以下の説明
では、信号/IRSおよびCASを信号φ23により表
わし、一方、信号/RASおよび/IREを信号φ24
により表わす。
【0018】時刻t1において信号φ23が立ち下がっ
た後、時刻t2において信号φ25も立ち下がる。信号
φ1およびφ3は、信号φ24の立ち下がりに応答し
て、時刻t3およびt4においてそれぞれ立ち下がる。
時刻t3およびt4までは、信号φ1およびφ3がそれ
ぞれ高レベルであるので、トランジスタQ1およびQ2
がオンされている。したがって、ビット線対BLa、B
Lbは、時刻t4までイコライズされ(Vcc/2にも
たらされ)、その後フローティング状態にもたらされ
る。
【0019】時刻t5においてワード線信号φ7が立ち
上がる。メモリセルMC1のスイッチングトランジスタ
Q5が、高レベルの信号φ7に応答してオンするので、
ビット線BLa,BLbの間に微小な電位差が現われ
る。時刻t6の後、活性化信号φ8およびφ9が高レベ
ルおよび低レベルにそれぞれなるので、センスアンプ回
路7が活性化される。したがって、ビット線BLa,B
Lb上に現われた微小な電位差は、センスアンプ回路7
により増幅される。時刻t7においてトランスファ信号
φ10が立ち上がるので、トランジスタQ11およびQ
12がオンし、ビット線BLa,BLb間の電位差(す
なわち読出されたデータ信号)が、トランジスタQ11
およびQ12を介してラッチ回路4に与えられる。ラッ
チ回路4は、与えられたデータ信号φ21および/φ2
1をラッチする。
【0020】上記の記載では、1つのメモリセル列にお
ける読出動作が説明されたが、同様の読出動作がメモリ
セルアレイ1内の他のメモリセル列についても同時に行
なわれる。したがって、それぞれのメモリセル列から読
出されたデータ信号がそれぞれのラッチ回路,すなわち
データレジスタ4により保持される。データレジスタ4
により保持されたデータ信号は、シリアルセレクタ5か
ら与えられるシリアル選択信号(たとえばφ14)に応
答して、シリアルにシリアルバス線対SBaiおよびS
Bbiに与えられる。
【0021】図7は、図4に示した出力バッファ6の回
路図である。図4に示したフィールドメモリは、6つの
シリアル出力データ端子SOD1ないしSOD6を有し
ている。したがって、データレジスタ4と出力バッファ
6との間に設けられたシリアルバスSBは、6つのシリ
アルバス線対を含んでいる。図7に示した回路は、その
うちの1つ、すなわちi番目のシリアルバス線対SBa
i,SBbiに接続されたものを示す。図7に示したシ
リアルバス線SBai,SBbiは、図5に示したシリ
アルバス線SBai,SBbiにそれぞれ接続される。
【0022】図7を参照して、この出力バッファ回路6
は、シリアルバス線対SBai,SBbiをイコライズ
するためのイコライズ回路60iと、プリアンプ回路6
1iと、インバータ回路62iと、2つのラッチ回路6
3iおよび64iと、メインアンプ65iとを含む。メ
インアンプ65iの出力は、i番目のシリアル出力デー
タ端子SODiに接続される。
【0023】イコライズ回路60iは、イコライズ信号
φ19に応答して動作される3つのPMOSトランジス
タQ26,Q27およびQ28を含む。シリアルバス線
SBaiおよびSBbiと対応するデータバス線DBa
iおよびDBbiとの間にPMOSトランジスタQ29
およびQ30が接続される。トランジスタQ29および
Q39は、ゲートが接地される。データバス線DBai
とDBbiとの間にイコライズのためのPMOSトラン
ジスタQ31が接続される。トランジスタQ31もま
た、イコライズ制御信号φ19に応答して動作される。
【0024】プリアンプ61iは、各々がデータバス線
対DBai,DBbiに接続されたカレントミラー型増
幅器21およびクロスカップル型増幅器22を備えてい
る。カレントミラー型増幅器21は、PMOSトランジ
スタQ32およびQ33と、NMOSトランジスタQ3
4およびQ35とによって構成される。クロスカップル
型増幅器22は、NMOSトランジスタQ36およびQ
37によって構成される。これらの増幅器21および2
2は、プリアンプイネーブル信号φ18に応答して活性
化される。
【0025】インバータ回路62iは、電源電位Vcc
と接地電位との間に直列に接続されたPMOSトランジ
スタQ39とNMOSトランジスタQ40およびQ41
とを含む。トランジスタQ39およびQ40は、ゲート
がプリアンプ61iから出力されるデータ信号DS1を
受けるように接続される。このインバータ回路62iも
またプリアンプイネーブル信号φ18に応答して活性化
される。ラッチ回路63iおよび64iのそれぞれの前
段に、トランスファゲートとしてのNMOSトランジス
タQ47およびQ48がそれぞれ設けられる。トランジ
スタQ47は信号φ18に応答してオンし、一方、トラ
ンジスタQ48は信号φ25に応答してオンする。
【0026】図8は、図7に示した回路の動作を説明す
るためのタイミングチャートである。図7および図8を
参照して、以下に動作について説明する。図8を参照し
て、シリアルアウトクロック信号SOCの1つの周期に
おいて、1つのメモリセル列から、ストアされていた1
つのデータ信号が読出される。したがって、図4に示し
たフィールドメモリのシリアル出力データ端子SOD1
ないしSOD6を介して、6つのデータ信号が1つの周
期T内に同時に出力される。シリアルアウトクロック信
号SOCに応答して、クロック信号φ16が発生され
る。クロック信号φ16に応答して、信号φ17が発生
される。信号φ17に応答して、信号φ14,φ18お
よびφ19が発生される。
【0027】時刻t21の前は、イコライズ信号φ19
が低レベルであるので、イコライズ回路60iを構成し
ているトランジスタQ26,Q27およびQ28がオン
する。したがって、シリアルバス線対SBai,SBb
iは、イコライズされ、かつ電源電位Vccにもたらさ
れる。時刻t21において、シリアル選択信号φ14お
よびイコライズ信号φ19が立ち上がる。図5に示した
トランジスタQ19およびQ20が高レベルのシリアル
選択信号φ14に応答してオンするので、シリアルバス
線SBai,SBbiの間に微小な電位差が現われる。
この微小な電位差は、図7に示したトランジスタQ29
およびQ30を介してデータバス線DBai,DBbi
に伝送される。トランジスタQ29およびQ30は、プ
リアンプ61iによる増幅動作を高速化させるために設
けられる。
【0028】時刻t22においてプリアンプイネーブル
信号φ18が立ち上がる。したがって、プリアンプ61
i内に設けられたカレントミラー型増幅器21およびク
ロスカップル型増幅器22とインバータ回路62iとが
活性化される。その結果、データバス線対DBa,DB
bi上の微小な電位差が増幅器21および22によって
増幅され、増幅されたデータ信号DS1がインバータ回
路62iに与えられる。
【0029】データ信号DS1は、インバータ回路62
iによって反転された後、2つのラッチ回路63iおよ
び64iを介してメインアンプ65iに与えられる。ラ
ッチ回路63iによりラッチされるデータ信号が信号D
S2として第8図に示される。メインアンプ65iに与
えられたデータ信号は、メインアンプ65iによりさら
に増幅された後、シリアルアウトデータ端子SODiを
介して外部に出力される。
【0030】以下に、上記の動作を制御するのに使用さ
れるさまざまなクロック信号または制御信号を発生する
ための回路について簡単に説明する。図9ないし図11
は、クロック信号φ16,φ17,φ18,φ19およ
びφ25を発生するための制御回路100,200,3
00および400の回路図である。これらの制御回路1
00,200,300および400は、図4に示したタ
イミング信号発生回路17内に設けられる。
【0031】図9を参照して、制御回路100は、シュ
ミット回路により構成された入力バッファ101と、N
ORゲート102と、インバータ103ないし108
と、NORゲート109と、NMOSトランジスタQ4
2とを含む。入力バッファ101は、PMOSトランジ
スタQ21,Q22およびQ25と、NMOSトランジ
スタQ23およびQ24と、インバータ111とを含
む。入力バッファ101は、外部的に与えられるシリア
ルアウトクロック信号SOCを受けるように接続され
る。制御回路100は、与えられた信号SOCに応答し
て、インバータ103ないし106およびキャパシタ1
10により構成された遅延回路によって決定されるパル
ス幅を有するクロック信号φ16を発生する。入力バッ
ファ110は、シュミット回路により構成されているの
で、外部的に与えられる信号SOCがTTL振幅を有し
ているときでも、MOS論理振幅を有する出力信号をN
ORゲート102に与えることができる。
【0032】図10を参照して、制御回路200は、N
ANDゲート201および202と、インバータ203
ないし209と、キャパシタ210とを含む。NAND
ゲート201は、図9に示した制御回路100から出力
されたクロック信号φ16を受ける。制御回路200
は、与えられたクロック信号φ16に応答して、インバ
ータ205および206とキャパシタ210とによって
構成された遅延回路によって決定されるパルス幅を有す
るクロック信号φ17を発生する。クロック信号φ17
は、前述のシリアル選択信号φ14を発生するのに用い
られるものであり、かつそれは制御回路300にも与え
られる。
【0033】制御回路300は、NANDゲート301
と、インバータ302ないし309と、キャパシタ31
0および311とを含む。制御回路300は、図7に示
した回路を制御するのに使用されるプリアンプイネーブ
ル信号φ18およびイコライズ信号φ19を発生する。
【0034】図11を参照して、制御回路400は、イ
ンバータ401ないし405と、NANDゲート406
と、NORゲート407と、キャパシタ409とを含
む。制御回路400は、図9に示した回路100から与
えられるクロック信号φ16に応答して、図7に示した
トランスファゲートトランジスタQ48を制御するため
のクロック信号φ25を発生する。
【0035】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、最近で
は、フィールドメモリのより高速での動作が要求されて
いるので、外部的に与えられるシリアルアウトクロック
信号SOCの周波数がより高くなっている。したがっ
て、図8に示したシリアルアウトクロック信号SOCの
周期Tがより短くなってきており、それにより次のよう
な問題が生じている。
【0036】信号SOCの周波数がより高くなるので、
シリアルバス線SBai,SBbiをイコライズするた
めのイコライズ信号φ19の周波数もより高くなる。こ
のことは、図8に示したイコライズ期間Te(すなわち
信号φ19の低レベルの期間)が短くなることを意味す
る。したがって、場合によってはこのイコライズ期間T
eにおいて、シリアルバス線SBai,SBbiおよび
データバス線DBai,BDbiのイコライズを十分に
行ない得ないことが生じる。特に、シリアルバス線SB
ai,SBbiは、長い配線長さを有しているので、イ
コライズのためにそれらを充電および放電するのに時間
がかかる。もし、シリアルバス線SBai,SBbiが
完全にイコライズされないままで、プリアンプ61iが
イネーブル信号φ18に応答して次の増幅動作を開始し
たとき、読出し誤りが発生する。すなわち、シリアルバ
ス線SBai,SBbiのイコライズが十分ではないの
で、前回に読出されたデータ信号がシリアルバス線対S
Bai,SBbi上に残されている。新しく読出された
データ信号は、残されているデータ信号により影響され
ることになる。その結果、読出誤りが生じる。
【0037】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、より高速の読出動作の要求のも
とで、半導体メモリ装置の読出誤りが引き起こされるを
防ぐことを目的とする。
【0038】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる半導体
メモリ装置は、複数のメモリセル列と、各々が複数のメ
モリセル列の対応する1つに接続された複数のビット線
対と、複数のビット線対に結合され、かつ複数のビット
線対から与えられるデータ信号を伝送する信号伝送線対
と、信号伝送線対をイコライズするイコライズ手段と、
外部的に与えられるクロック信号に応答して、信号伝送
線対を介して伝送されるデータ信号を増幅する増幅手段
と、増幅手段の増幅動作が開始された後、信号伝送線対
と増幅手段の間を電気的に切断する切断手段とを含む。
イコライズ手段は、切断手段が動作した後であって、か
つ、増幅手段の増幅動作中に、信号伝送線対のイコライ
ズ動作を開始する。
【0039】
【作用】この発明における半導体メモリ装置では、増幅
手段が信号伝送線対を介して伝送されるデータ信号の増
幅を開始した後、切断手段が信号伝送線対と増幅手段と
の間を電気的に切断する。イコライズ手段は、切断手段
が信号伝送線対と増幅手段との間を電気的に切断した後
であって、かつ、増幅手段の増幅動作中に、信号伝送線
対のイコライズ動作を開始する。したがって、増幅手段
による増幅動作が完了するのを待つことなしに、イコラ
イズ手段が信号伝送線対のイコライズをより早いタイミ
ングで開始させることができる。その結果、より高速の
読出動作の要求のもとで、半導体メモリ装置の読出誤り
が引き起こされるのが防がれる。
【0040】
【実施例】図1は、この発明の一実施例を示す出力バッ
ファの回路図である。図1に示した出力バッファは、図
4に示した出力バッファ6の改善されたものとしてフィ
ールドメモリに適用される。図1を参照して、図7に示
した従来のものと比較すると、図1に示した回路はつぎ
のように異なっている。まず、シリアルバス線SBa
i,SBbiとデータバス線DBai,DBbiとの間
に、トランスミッションゲート67iおよび68iによ
り構成された切断回路52iが設けられている。トラン
スミッションゲート67iは、PMOSトランジスタQ
43とNMOSトランジスタQ44とによって構成され
る。同様に、トランスミッションゲート68iは、PM
OSトランジスタQ46とNMOSトランジスタQ45
とによって構成される。トランジスタQ44およびQ4
5は、ゲートが切断制御信号φ24を受けるように接続
される。トランジスタQ43およびQ46は、ゲートが
反転された切断制御信号/φ24を受けるように接続さ
れる。切断制御信号φ24および/φ24は、図4に示
したタイミング信号発生回路17内に新たに設けられた
回路600(後に図3を参照して説明される)から発生
される。イコライズ回路51iは、図7に示したもの6
0iと同様に、3つのPMOSトランジスタQ26,Q
27おQ28により構成されるのであるが、これらのト
ランジスタが改善されたイコライズ信号φ23に応答し
て動作される。改善されたイコライズ信号φ23もま
た、新たに設けられる制御回路500(これもまた図3
を参照して後に説明される)から発生される。上記の回
路を除く他の回路構成は、図7に示した従来のものと同
様であるので説明が省略される。
【0041】図3は、図4に示したタイミング信号発生
回路17内に新たに設けられる制御回路500および6
00の回路図である。制御回路500および600から
発生される改善されたイコライズ信号φ23および切断
制御信号φ24および/φ24は、図1に示した回路に
与えられる。
【0042】図3を参照して、制御回路500は、NM
OSトランジスタ501ないし505と、PMOSトラ
ンジスタ506と、キャパシタ507と、インバータ5
08および509とを含む。NMOSトランジスタ50
1は、高いオン抵抗を有しており、ゲートが電源電位V
ccに接続される。したがって、トランジスタ501は
高抵抗として機能する。トランジスタ504および50
6は、ゲートが図10に示した制御回路300から発生
されるプリアンプイネーブル信号φ18を受けるように
接続される。トランジスタ502および503も抵抗と
して働く。トランジスタ505は、ゲートがトランジス
タ501および502の共通接続ノードN2に接続され
る。トランジスタ501が高抵抗として働くので、トラ
ンジスタ505も高いオン抵抗を有する。トランジスタ
504および506によってCMOSインバータが構成
される。このインバータの出力ノードN1と接地との間
にキャパシタ507が接続される。したがって、キャパ
シタ507によって充電された電荷、すなわちノードN
1における正電荷は、高いオン抵抗を有しているトラン
ジスタ505を介して接地に放電される。トランジスタ
505のオン抵抗の値をRとし、キャパシタ507の容
量の値をCとすると、ノードN1における正電荷を放電
するのに要する時間は、時定数RCによって決定され
る。言い換えると、プリアンプイネーブル信号φ18が
立ち上がるとき、ノードN1の正電荷が放電されるので
あるが、ノードN1の放電は時定数RCによって決定さ
れる遅延を伴っている。他方、キャパシタ507の充
電、すなわちノードN1の正電荷による充電は、トラン
ジスタ506を介して速やかに行なわれるので、ノード
N1における電位は速やかに立ち上がる。その結果、切
断制御信号/φ24は、プリアンプイネーブル信号φ1
8が立ち上がったとき、RCにより決定される遅延を伴
って立ち上がる。他方、プリアンプイネーブル信号φ1
8が立ち下がるとき、ほとんど遅延を伴うことなく信号
/φ24も立ち下がる。
【0043】制御回路600は、インバータ601と、
ANDゲート602とを含む。インバータ601は、図
10に示した制御回路200から発生されるクロック信
号φ17を受ける。ANDゲート602は、インバータ
601の出力信号と制御回路500から出力される信号
φ24を受ける。制御回路600は、ANDゲート60
2を介して改善されたイコライズ信号φ23を発生す
る。
【0044】図2は、図1に示した回路の動作を説明す
るためのタイミングチャートである。図1および図2を
参照して、以下に図1に示した改善された出力バッファ
回路の動作について説明する。
【0045】図9に示した制御回路100は、シリアル
アウトクロック信号SOCに応答してクロック信号φ1
6を発生する。図10に示した制御回路200および3
00は、クロック信号φ16に応答してクロック信号φ
17,φ18およびφ19を発生する。
【0046】時刻t21においてシリアル選択信号φ1
4および改善されたイコライズ信号φ23が立ち上が
る。図5に示したトランジスタQ19およびQ20が信
号φ14の立ち上がりに応答してオンするので、トラン
ジスタQ13ないしQ16によって構成されたラッチ回
路によりラッチされたデータがシリアルバス線対SBa
i,SBbiに与えられる。一方、時刻t21までは、
低レベルの信号φ23が与えられるので、イコライズ回
路51iがシリアルバス線SBai,SBbiをイコラ
イズしている。時刻t21の後、イコライズが終了され
るので、シリアルバス線SBai,SBbiがフローテ
ィング状態にもたらされる。したがって、時刻t21の
後、シリアルバス線SBai,SBbi間に、読出され
たデータ信号に基づいた微小な電位差が現われる。この
とき、切断制御信号φ24および/φ24は、それぞれ
高レベルおよび低レベルであるので、トランスミッショ
ンゲート67iおよび68iがオンしている。したがっ
て、シリアルバス線SBai,SBbi間の微小な電位
差は、データバス線DBai,DBbi間に伝えられ
る。
【0047】時刻t22において、プリアンプイネーブ
ル信号が立ち上がるので、プリアンプ61iが活性化さ
れる。したがって、プリアンプ61iは、トランスミッ
ションゲート67iおよび68iを介して伝送されてき
た微小な電位差の増幅を開始する。
【0048】時刻t22から予め定められた時間Δtが
経過した後、時刻t23において切断制御信号φ24お
よび/φ24がそれぞれ低レベルおよび高レベルにな
る。したがって、トランスミッションゲート67iおよ
び68iが信号φ24および/φ24に応答してオフす
る。その結果、シリアルバス線SBai,SBbiとデ
ータバス線DBai,DBbiとの間の接続が電気的に
切断される。
【0049】時刻t23のすぐ後の時刻t24におい
て、改善されたイコライズ信号φ23が立ち下がる。し
たがって、イコライズ回路51i内のトランジスタQ2
6,Q27およびQ28がオンし、シリアルバス線SB
ai,SBbiのイコライズが再開される。イコライズ
が再開された後、それは時刻t27においてイコライズ
信号φ23が立ち上るまで続けられる。
【0050】時刻t25において、プリアンプイネーブ
ル信号φ18が立ち下がり、これとほぼ同時に切断制御
信号φ24および/φ24がそれぞれ高レベルおよび低
レベルになる。プリアンプ61iは、信号φ18の立ち
がりに応答して増幅動作を終了する。トランスミッショ
ンゲート67iおよび68iは、高レベルの信号φ24
および低レベルの信号/φ24に応答してオンする。し
たがって、データバス線DBai,DBbiも、イコラ
イズ回路51iによりイコライズされ始める。プリアン
プ61iにより増幅されたデータ信号DS1は、時刻t
25までに、インバータ回路62iおよびトランジスタ
Q47を介してラッチ回路63iに与えられ、そこでラ
ッチされている。
【0051】図2に示されるように、シリアルバス線S
Bai,SBbiのイコライズ期間Te′は、時刻t2
4から始まり時刻t27において終了する。一方、従来
の出力バッファ回路では、図8に示されるようにイコラ
イズ期間Teは、時刻t26から始まり時刻t27にお
いて終了する。図2および図8を比較することによって
理解されるように、図1に示した出力バッファ回路で
は、シリアルバス線SBai,SBbiのイコライズの
開始時刻(t24)が従来の開始時刻(t26)よりも
早められている。すなわち、図1に示した出力バッファ
回路は、トランスミッションゲート67iおよび68i
を含む切断回路52iを備えているので、回路52iが
動作した直後からイコライズ回路51iがイコライズ動
作を開始することができる。イコライズ動作の開始が早
められるので、シリアルアウトクロック信号SOCの周
期Tがより短くなっても、十分なイコライズ期間Te′
を容易に確保することができる。言い換えると、より高
速のシリアル読出動作が必要となっても、シリアルバス
線対SBaく,SBbiの十分なイコライズが行なえる
ので、新たに読出されたデータ信号が先に読出されたも
のにより影響されない。すなわち、読出誤りが引き起こ
されるが防がれる。
【0052】好ましい実施例では、図1において点線で
示されるように、データバス線DBai,DBbiと接
地との間にキャパシタCaおよびCbがそれぞれ接続さ
れる。キャパシタCaおよびCbは、同じ容量値を有し
ており、その値はデータ信号の保持の観点および要求さ
れる高速動作の観点から決定される。すなわち、キャパ
シタCaおよびCbは、時刻t22からt23の間の期
間において、トランスミッションゲート67iおよび6
8iを介して伝えられるデータ信号の電荷を保持する。
予め定められた時間長さΔtは、高速動作の要求のもと
で非常に短い時間に設定されるが、キャパシタCaおよ
びCbの信号電荷の保持作用により、プリアンプ61i
の増幅動作が安定に行なわれる。
【0053】なお、予め定められた時間長さΔtは、プ
リアンプ61iが正常にデータ信号を増幅できるような
値に設定される。すなわち、プリアンプ61iは、時刻
t22において、プリアンプイネーブル信号φ18が立
ち上がることにより活性化される。一方、時刻t23に
おいて、切断制御信号φ24および/φ24がそれぞれ
低レベルおよび高レベルになるので、切断回路52iが
シリアルバス線SBai,SBbiとデータバス線DB
ai,DBbiとの間を切断する。したがって、プリア
ンプ61iが時刻t22からt23の間の期間、すなわ
ち時間長さΔtにおいて、正常なデータ信号の増幅を開
始する必要がある。時間長さΔtは、プリアンプ61i
による正常な増幅動作を確保できるような値に設定され
る。
【0054】上記の説明では、この発明が一例としてシ
リアルアクセスメモリに適用される場合について説明が
なされたが、この発明は一般に半導体メモリに適用でき
ることが指摘される。
【0055】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、増幅
手段の増幅動作が開始された後、信号伝送線対と増幅手
段との間を電気的に切断する切断手段を設けたので、信
号伝送線対のための十分なイコライズ時間が確保でき、
したがって、より高速の読出動作の要求のもとで読出し
誤りなく動作することのできる半導体メモリ装置が得ら
れた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す出力バッファ回路の
回路図である。
【図2】図1に示した回路の動作を説明するためのタイ
ミングチャートである。
【図3】図4に示したタイミング信号発生回路内に新た
に設けられる制御回路の回路図である。
【図4】この発明の背景を示すフィールドメモリのブロ
ック図である。
【図5】図4に示したメモリセルアレイ,センスアンプ
およびデータレジスタの回路図である。
【図6】図5に示した回路の動作を説明するためのタイ
ミングチャートである。
【図7】図4に示した出力バッファ回路の回路図であ
る。
【図8】図7に示した回路の動作を説明するためのタイ
ミングチャートである。
【図9】図4に示したタイミング信号発生回路内に設け
られた制御回路の回路図である。
【図10】図4に示したタイミング信号発生回路内に設
けられた制御回路の回路図である。
【図11】図4に示したタイミング信号発生回路内に設
けられた制御回路の回路図である。
【符号の説明】
51i イコライズ回路 52i 切断回路 61i プリアンプ 62i インバータ回路 65i メインアンプ 67i トランスミッションゲート 68i トランスミッションゲート

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のメモリセル列と、 各々が前記複数のメモリセル列の対応する1つに接続さ
    れた複数のビット線対と、 前記複数のビット線対に結合され、前記複数のビット線
    対から与えられるデータ信号を伝送する信号伝送線対
    と、 前記信号伝送線対に接続され、前記信号伝送線対をイコ
    ライズするイコライズ手段と、 外部的に与えられるクロック信号に応答して、前記信号
    伝送線対を介して伝送されるデータ信号を増幅する増幅
    手段と、 前記増幅手段の増幅動作が開始された後、前記信号伝送
    線対と増幅手段との間を電気的に切断する切断手段とを
    含み、 前記イコライズ手段は、前記切断手段が動作した後であ
    って、かつ、前記増幅手段の増幅動作中に、前記信号伝
    送線対のイコライズ動作を開始する、半導体メモリ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記半導体メモリ装置は、さらに、前記
    増幅手段の入力ノードに接続され、前記信号伝送線対を
    介して伝送されるデータ信号電荷を保持する電荷保持手
    段を含む、請求項1に記載の半導体メモリ装置。
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