JP2743800B2 - 積層型熱交換器 - Google Patents

積層型熱交換器

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JP2743800B2 JP5308351A JP30835193A JP2743800B2 JP 2743800 B2 JP2743800 B2 JP 2743800B2 JP 5308351 A JP5308351 A JP 5308351A JP 30835193 A JP30835193 A JP 30835193A JP 2743800 B2 JP2743800 B2 JP 2743800B2
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rectifying plate
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雅俊 飯尾
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    • F28F2250/10Particular pattern of flow of the heat exchange media
    • F28F2250/104Particular pattern of flow of the heat exchange media with parallel flow

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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、積層型熱交換器の改良
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のガスタービンの流路構造として、
例えば図25に示すようなものがある(特開平2−23
8132号公報、参照)。
【0003】これについて説明すると、図中61は排気
ガスによって吸気を加熱する熱交換器であり、62はタ
ービン63から出た排気ガスをこの熱交換器61に導入
するディフューザである。
【0004】ディフューザ62は、その流路断面積が上
流側から下流側にかけて次第に大きくなり、タービン6
3から排出される排気ガスを熱交換器61の全域に導入
させる働きをする。
【0005】ところが、タービン63と熱交換器61が
接近して、ディフューザ62の通路長が十分に得られな
い場合、タービンから出た排気ガスの流速分布を均一化
することができず、熱交換器61の中央部に向かう勢力
が大きくなる。
【0006】また、例えば実開昭61−200409号
公報に開示された排気流路構造にあっては、図26に示
すように、ディフューザ72の内側に3つの筒状をした
ルーバー73が支柱74を介して設けられ、このルーバ
ー73により触媒71に流入する排気ガスの流速分布の
均一化がはかられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のディフューザ72の内側にルーバー73が介
装される排気流路構造をガスタービンに適用する場合、
ルーバー73がタービンから排出される燃焼ガスからの
熱的影響または圧力変動に伴う加振力を受けるため、こ
れらに対して十分な耐熱性や強度を確保することが難し
いという問題点がある。さらに、ルーバー73が騒音を
発生するという問題点もあった。
【0008】この対策として、本出願人により既に特願
平5−184073号として、ディフューザの内側にお
いて各チューブエレメントの上流端部に間隙をもって対
峙する整流プレートとを備えるものが提案されている。
【0009】この場合、ディフューザを通って各チュー
ブエレメントの中央部に向かう排気ガスの流れが各チュ
ーブエレメントの中央部に集中して流入することがな
く、チューブエレメントの耐熱性を高められる。また、
タービンから排出される燃焼ガスのヒートスポットや未
燃焼燃料がチューブエレメントに直接当たることを防止
でき、チューブエレメントの耐久性を高めれる。
【0010】しかしながら、整流プレートは平板状に形
成されているため、整流プレートに衝突した排気ガスを
各チューブエレメントの間に均等に分散させることが難
しいという点で改善の余地が残されている。
【0011】本発明は上記の問題点に着目し、積層型熱
交換器において、耐久性および効率を改善することを目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
流体Aが流れる第一流路を画成する複数のチューブエレ
メントと、互いに積層されたチューブエレメントの間に
画成される第二流路と、流体Bを第二流路に導入するデ
ィフューザと、ディフューザの内側に各チューブエレメ
ントの上流端部に間隙をもって対峙する整流プレート
と、整流プレートにディフューザの入口に対峙するヒー
トプロテクター部と、ヒートプロテクター部から各チュ
ーブエレメントの上流端部に間隙をもって延びる延長部
と、延長部の端部から第二流路の上流側に向けて突出し
て流体Bを第二流路の隅部に案内するガイド部とを備え
る。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記ガイド部を前記第二流路の隅部に近接
する端部から前記ヒートプロテクター部に向けて凸状に
湾曲させて形成する。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、前記ヒートプロテクター部をディ
フューザの入口断面形状と相似形に形成する。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項1から3の
いずれかに記載の発明において、前記各チューブエレメ
ントの上流端部に対する前記ガイド部の突出高さを、各
チューブエレメントの上流端部とディフューザの下流端
部間の距離と略等しく形成する。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項1から4の
いずれかに記載の発明において、前記整流プレートに前
記チューブエレメントの上流端部に着座する突起部を形
成し、チューブエレメントの下流端部に着座する当て板
を設け、突起部と当て板を結ぶ締結具を前記排気流路を
貫通させて配設する。
【0017】
【作用】請求項1記載の発明において、各チューブエレ
メントの上流端部に間隙をもって対峙する整流プレート
が設けられることにより、ディフューザを通って各チュ
ーブエレメント間の中央部に向かう流体Bの流れは、整
流プレートに衝突し、チューブエレメント間の周辺部に
分散するとともに、その一部が整流プレートの背後に回
り込んで間隙からチューブエレメント間の中央部に分散
する。
【0018】整流プレートのヒートプロテクター部に当
たった後に各延長部に沿って分流する流体B流は、延長
部の端部から突出したガイド部に当たることにより第二
流路の隅部に案内される。ガイド部によって流体Bが第
二流路の隅部に案内されて、各チューブエレメント間に
流入する流体Bの速度分布の均一化がはかられることに
より、各チューブエレメントの温度分布を均一化するこ
とができる。
【0019】また、この熱交換器がガスタービンの排気
通路に介装された場合、整流プレートがチューブエレメ
ントの直上流側に配置されることにより、タービンから
排出される燃焼ガスの温度不均一によるヒートスポット
がチューブエレメントに直接当たることを防止できると
ともに、燃焼器における着火ミス時にタービンを経てデ
ィフューザに排出される未燃焼燃料がチューブエレメン
トに直接付着することを防止し、チューブエレメントの
耐熱性を高められる。
【0020】請求項2記載の発明において、前記ガイド
部を前記第二流路の隅部に近接する端部から前記ヒート
プロテクター部に向けて凸状に湾曲させて形成したた
め、整流プレートのヒートプロテクター部に当たった後
に各延長部に沿って分流する流体Bは、延長部の端部か
ら突出したガイド部に当たることによりガイド部の両側
に円滑に分流して第二流路の隅部に案内され、各チュー
ブエレメントの温度分布を均一化することができる。
【0021】請求項3記載の発明において、前記ヒート
プロテクター部をディフューザの入口断面形状と相似形
に形成したため、ディフューザを介して導かれる流体B
の速度分布の高い部位にヒートプロテクター部が配置さ
れ、流体Bが各チューブエレメントの中央部に集中して
流入することを効果的に抑えて、ディフューザの大型化
を招くことなく、熱交換効率を高められる。
【0022】請求項4記載の発明において、前記各チュ
ーブエレメントの上流端部に対する前記ガイド部の突出
高さを、各チューブエレメントの上流端部とディフュー
ザの下流端部間の距離と略等しく形成したため、ガイド
部の先端部がディフューザの内壁部に隙間なく対峙する
ことにより、流体Bがガイド部の近傍に集中することが
抑えられ、熱交換効率を高められる。
【0023】請求項5記載の発明において、整流プレー
トはこれに形成された突起部をチューブエレメントの上
流端部に着座させて支持される構造のため、従来のルー
バーのようにタービンから排出される排気ガスの流れに
影響する加振力を受けて、整流プレートまたは突起部に
フラッタが生じることがなく、その耐久性を高められ
る。
【0024】チューブエレメントの下流端部に着座する
当て板を設け、突起部と当て板を結ぶ締結具を前記排気
流路を貫通させる構造のため、ワイヤーの締結力を各チ
ューブエレメントの端部の広い範囲に分散させ、ワイヤ
ーの張力を高めて整流プレートの支持剛性を十分に確保
することができる。
【0025】
【実施例】本発明の第一実施例を添付図面に基づいて説
明する。
【0026】図3に示すように、ガスタービンに備えら
れる積層型熱交換器は、ハウジング6により排気ガスB
が流れる排気流路22が画成され、ハウジング6の内部
にアウターフィン1を介して複数のチューブエレメント
2が積層される。
【0027】ハウジング6の一端には排気流路22のデ
ィフューザ(入口ダクト)24が、他端には出口ダクト
25がそれぞれ形成される。図示しないタービンから出
た排気ガスBは図中矢印で示すようにディフューザ24
から排気流路22に流入し、各チューブエレメント2の
周囲をアウターフィン1を介して流れて出口ダクト25
へと排出される。
【0028】図2に示すように、各チューブエレメント
2の内部に吸気Aが流れる吸気流路21が画成されてい
る。
【0029】各チューブエレメント2間に吸気流路21
に対して排気流路22を挟んで二方向から吸気Aを流入
させる2つの入口流路4と、各チューブエレメント2か
ら吸気Aを排気流路22を挟んで二方向から流出させる
2つの出口流路5がアウターフィン1の側部1aから外
側に突出して形成される。
【0030】図示しないコンプレッサから送られる吸気
Aは図中矢印で示すように各入口流路4の上端から流入
し、各入口流路4から各吸気流路21に流入し、各吸気
流路21を流れる過程で排気ガスBとの間で熱交換が行
われた後に各出口流路5の上端から流出し、図示しない
燃焼器へと送られる。
【0031】図4(A)にも示すように、チューブエレ
メント2は箱形のアッパープレート26とロアプレート
27が組み合わせられ、アッパープレート26とロアプ
レート27の間にインナーフィン3が介装される。
【0032】アッパープレート26とロアプレート27
は互いに接合する周縁部26bと27bを有し、一方の
周縁部27bが他方の周縁部26bを包むように折り返
されてカシメ固定され、これにより略四角形の枠状をし
た周縁固定部10が形成される。
【0033】アッパープレート26とロアプレート27
にはそれぞれボス26aと27aが突出形成され、ボス
26aと27aが互いに嵌合することにより入口流路4
が画成される。入口流路4および出口流路5が各チュー
ブエレメント2の4隅に配置されているため、各チュー
ブエレメント2の位置決め精度が高められる。
【0034】チューブエレメント2の内側にはアッパー
プレート26とロアプレート27の間に入口流路4を囲
むようにスペーサ14が介装されるとともに、各チュー
ブエレメント2の間にはボス26aと27aを囲むよう
にスペーサ15が介装される。
【0035】スペーサ14は、図4(B)に示すよう
に、C字形に形成される。スペーサ15は、図4(C)
に示すように、O字形に形成される。
【0036】出口流路5のまわりも、上記入口流路4の
まわりと同様に各チューブエレメント2は互いにボス2
6aと27aが嵌合し、各チューブエレメント2の内外
に出口流路5を囲むようにスペーサ14,15が介装さ
れている。各チューブエレメント2は互いに積層された
状態で、4隅に配置されたボス26aと27aが嵌合す
ることにより、組み付け精度を十分に確保することがで
きる。
【0037】各チューブエレメント2の4隅には、各入
口流路4の外壁2aと、各出口流路5の外壁2bが、ア
ウターフィン1の側部1aから外側に突出して形成され
る。したがって、各チューブエレメント2の側部には各
外壁2a,2bの間に凹部12が窪んで形成される。
【0038】ハウジング6の側部を構成するサイドプレ
ート8は、各外壁2a,2bに沿って湾曲する凸部8
a,8bが形成される。サイドプレート8は各凸部8
a,8bの間に凹部8cが窪んで形成される。各チュー
ブエレメント2の外壁2a,2bとサイドプレート8の
凸部8a,8bをそれぞれ湾曲して形成することによ
り、両者の間に画成される間隙11は大きく湾曲する部
位13を有しているため、排気流路22を流れる排気ガ
スBに付与される流路抵抗が間隙11の大きく湾曲する
部位13で局部的に高められ、間隙11を迂回してアウ
ターフィン1の間を流れる流量が増し、吸気Aと排気ガ
スBの熱交換が促進される。
【0039】インナーフィン3とアウターフィン1はそ
れぞれ波板状に形成され、それぞれの折り目が互いに平
行になるように配置される。各入口流路4が排気流路2
2の出口ダクト25に近接し、かつ各出口流路5がディ
フューザ24に近接するように配置され、インナーフィ
ン3によって導かれる吸気Aの流れ方向をアウターフィ
ン1によって導かれる排気ガスBの流れ方向に対向させ
る構成とする。
【0040】図3に矢印で示すように、吸気Aは各入口
流路4からチューブエレメント2間に流入し、インナー
フィン3に沿って流れた後、各出口流路5へと流出する
一方、排気ガスBはハウジング6の入口に設けられるデ
ィフューザ24から流入し、アウターフィン1に沿って
流れて吸気Aとの間で熱交換が行われた後、出口ダクト
25から流出する。
【0041】インナーフィン3によって導かれる吸気A
の流れ方向をアウターフィン1によって導かれる排気ガ
スBの流れ方向に対向させる構成とすることにより、各
チューブエレメント2の温度分布を均一化して熱交換効
率を高められ、熱交換器の小型化がはかられる。
【0042】ディフューザ24はその入口24aが図示
しないタービンハウジングに接合され、タービンから排
出される排気ガスBを各チューブエレメント2の間に導
入する。ディフューザ24は、その流路断面積が入口2
4aから下流側にかけて次第に大きくなり、タービンか
ら排出される排気ガスBを各チューブエレメント2の全
域に導入させる働きをする。
【0043】図1に示すように、ディフューザ24の内
側には各チューブエレメント2およびアウターフィン1
の各上流端2f,1fに間隙9をもって平行に対峙する
整流プレート7が設けられる。
【0044】図5に示すように、整流プレート7は、デ
ィフューザ24の入口24aに対峙するヒートプロテク
ター部31と、ヒートプロテクター部31から各チュー
ブエレメント2の上流端部2fに間隙9をもって延びる
延長部32と、延長部32の端部から排気流路22の上
流側に向けて突出して排気ガスBを排気流路22の隅部
に案内するガイド部33とを備える。
【0045】ヒートプロテクター部31は、ディフュー
ザ24の入口断面形状と相似形に形成される。すなわ
ち、ディフューザ24の入口24aの断面形状は円形に
形成される一方、ヒートプロテクター部31も円形に形
成される。ヒートプロテクター部31の半径Rはディフ
ューザ入口24aより所定の比率で小さい値に設定され
る。
【0046】ヒートプロテクター部31はディフューザ
入口24aに対峙するように各チューブエレメント2の
中央部に配置される。
【0047】ヒートプロテクター部31の上下一対で設
けられる各延長部32は、ヒートプロテクター部31の
径方向に対称的に延び、ヒートプロテクター部31と共
にチューブエレメント2の上流端部2fの間に所定の間
隙9をもっている。
【0048】図6にも示すように、整流プレート7には
チューブエレメント2およびアウターフィン1の上流端
部2f,1fに着座する上下一対の突起部34と、左右
一対の突起部35がそれぞれ長円形の外形をもって膨出
する凸部として一体形成される。上下突起部34は延長
部32の中央部とヒートプロテクター部31に渡って配
置される。左右突起部35はヒートプロテクター部31
に上下突起部34を挟むように配置される。
【0049】図8に示すように、左右突起部35をチュ
ーブエレメント2に締結する締結具として、ワイヤー3
6が設けられる。各突起部35のチューブエレメント2
に対する接合部にはワイヤー36を挿通させる穴37が
形成される。穴37を挿通するワイヤー36は、各チュ
ーブエレメント2およびアウターフィン1の間の排気流
路22を貫通して、それぞれの端部が出口ダクト25側
で互いに結ばれることにより、締結部40が設けられ
る。
【0050】図9にも示すように、チューブエレメント
の下流端部に着座する長円形の当て板38が設けられ
る。当て板38は一対の穴39が形成される。ワイヤー
36は各穴39を挿通し、整流プレート7と当て板38
を結ぶようになっている。
【0051】図7にも示すように、延長部32の端部か
らディフューザ24の上流側に向けて所定幅hをもって
堤状に突出するガイド部33は、排気流路22の隅部に
近接する端部41からヒートプロテクター部31に向け
て突出する円弧状に湾曲して形成され、排気ガスBを排
気流路22の隅部に案内するようになっている。
【0052】整流プレート7の上下方向の長さLはディ
フューザ24の下流端部42の開口幅と略等しく設定さ
れ、上下のガイド部33がディフューザ24の下流端部
42に対峙するようになっている。
【0053】図10に示すように、各チューブエレメン
ト2の上流端部2fに対するガイド部33の突出高さH
は、各チューブエレメント2の上流端部2fとディフュ
ーザ24の下流端部42間の距離dと略等しく形成され
る。これにより、ガイド部33の先端部はディフューザ
24の内壁部に隙間なく対峙している。
【0054】以上のように構成され、次に作用について
説明する。
【0055】整流プレート7がチューブエレメント2の
直上流側に配置されているため、タービンから排出され
る燃焼ガスの温度不均一によるヒートスポットがチュー
ブエレメント2またはアウターフィン1等に直接当たる
ことを防止できる。また、燃焼器における着火ミス時に
タービンを経てディフューザ24に排出される未燃焼燃
料がチューブエレメント2またはアウターフィン1に付
着することを防止できる。これに対して、ディフューザ
24の上流側に設けられる従来のルーバー等にあって
は、未燃焼燃料がチューブエレメント2またはアウター
フィン1に付着する可能性があった。
【0056】吸気Aは吸気流路21において2つの入口
流路4から入口空間16を経てインナーフィン3の間に
流入する際に、その流線が図2に矢印で示すよう大きく
曲げられるため、図14に示すように入口空間16の中
央部に吸気Aの流れが淀む滞留部が生じる。
【0057】上記入口空間16における流速分布の影響
により、インナーフィン3の間に画成される流路、およ
び出口流路5につながる出口空間17においても、入口
流路4および出口流路5から遠い中央部に位置する領域
の流速が、入口流路4および出口流路5に近い周辺部に
位置する領域の流速より低くなる。
【0058】一方、ディフューザ24の通路長が十分に
得られないガスタービンにあっては、整流プレート7が
設けられない場合、ディフューザ24を介してチューブ
エレメント2間の排気流路22を流れる排気ガスBはそ
の速度分布を均一化することが難しく、各チューブエレ
メント2の中央部に向かう勢力が大きくなる。
【0059】このように、各チューブエレメント2の中
央部ではその内側を流れる吸気Aの速度分布が小さくな
る一方、整流プレート7が設けられない場合にその外側
を流れる排気ガスBの速度分布が大きくなるため、その
温度分布が局所的に高くなり、チューブエレメント2の
中央部に高温部分が生じる可能性がある。この結果、熱
交換効率が低下するとともに、チューブエレメント2等
の耐熱性が低下する。
【0060】各チューブエレメント2の直上流側に間隙
9をもって対峙する整流プレート7が設けられることに
より、ディフューザ24を通って各チューブエレメント
2の中央部に向かう排気ガスBの流れは、図10に矢印
で示すように、整流プレート7に衝突し、チューブエレ
メント2の周辺部に分散するとともに、その一部が整流
プレート7の背後に回り込んで間隙9からチューブエレ
メント2の中央部に分散し、各チューブエレメント2の
中央部に流入する排気ガスBの速度分布が周辺部より小
さくなる。
【0061】整流プレート7が各チューブエレメント2
の中央部に対峙するように配置されているため、各チュ
ーブエレメント2の温度分布が局所的に高くなる可能性
がある領域に流入する排気ガスBの流量を低減して、チ
ューブエレメント2等に熱損傷が生じることを有効に防
止できる。
【0062】整流プレート7のヒートプロテクター部3
1に当たった後に各延長部32に沿って上下方向に分流
する排気ガス流は、図12に矢印で示すように、円弧状
に湾曲したガイド部33に当たることにより左右方向に
分流し、排気流路22の隅部に案内される。
【0063】ガイド部33によって排気ガスBが排気流
路22の隅部に案内されて、各チューブエレメント2に
流入する排気ガスBの速度分布の均一化がはかられるこ
とにより、各チューブエレメント2の温度分布を図13
に示すように均一化することができる。
【0064】これに対して、図27に示すように、ガイ
ド部を持たない整流プレート90の場合、整流プレート
90のヒートプロテクター部91に当たった後に各延長
部92に沿って上下方向に分流する排気ガス流は、矢印
で示すようにハウジング6に当たって各チューブエレメ
ント2間の上下中央部にその多くが流入する。これによ
り、各チューブエレメント2の温度分布を図28に示す
ように各チューブエレメント2の上下中央部が著しく高
くなるのである。
【0065】ガイド部33の先端部はディフューザ24
の内壁部に隙間なく対峙する構造としたため、ガイド部
33を回り込む排気ガスの流量を最小限に抑えられ、各
チューブエレメント2の上下中央部が高温となることを
有効に抑えられる。
【0066】図15に示すように、各チューブエレメン
ト2の上流端部2fに対するガイド部33の突出高さH
を、各チューブエレメント2の上流端部2fとディフュ
ーザ24の下流端部42間の距離dより小さく形成し、
ガイド部33の先端部のディフューザ24の内壁部の間
に所定の隙間45を空けた場合、隙間45の大きさを変
えることにより、ガイド部33を回り込む排気ガスの流
量を変えて、各チューブエレメント2の温度分布を任意
に設定することができる。
【0067】整流プレート7はその背後に突出した各突
起部34,35を各チューブエレメント2およびアウタ
ーフィン1の上流端部2f,1fに接合させて支持され
る構造のため、従来のルーバーのようにタービンから排
出される排気ガスBの流れに影響する加振力を受けるこ
とが少なく、整流プレート7にフラッタが生じることを
防止して、その耐久性を高められる。
【0068】整流プレート7は各突起部34,35の各
穴37と各当て板38の各穴39を挿通するワイヤー3
6を介して各チューブエレメント2に縛り付けられる構
造のため、ワイヤー36の締結力を各チューブエレメン
ト2およびアウターフィン1の広い範囲に分散させ、ワ
イヤー36の張力を高めて整流プレート7の支持剛性を
十分に確保することができる。
【0069】また、整流プレート7の支持部材を各チュ
ーブエレメント2およびアウターフィン1の間に介装
し、ロウ付けにより固着する構造も考えられるが、薄い
板金からなるチューブエレメント2およびアウターフィ
ン1の間に剛性の高い支持部材が介在することにより、
ロウ付け時に不均一な力が働き、チューブエレメント2
の変形を来したり、ロウ付けによる結合不良部が発生す
る可能性がある。
【0070】ヒートプロテクター部31をディフューザ
入口24aより小さく形成したことにより、図11に示
すように、ハウジング6にディフューザ24を組み付け
た後、整流プレート7を組み付けられるため、生産性お
よびメインテナンス性を改善することができる。
【0071】次に、図17に示す第二実施例について説
明する。なお、前記第一実施例との対応部分には同一符
号を用いて説明する。
【0072】整流プレート7にはチューブエレメント2
およびアウターフィン1の上流端部2f,1fに着座す
る突起部として、ヒートプロテクター部31および各延
長部32の中央部に延びる1つの突起部54と、ヒート
プロテクター部31に放射状に延びる4つの突起部55
がそれぞれ長円形の外形をもって膨出する凸部として一
体形成される。
【0073】この場合、ヒートプロテクター部31を回
り込む排気ガスは、図18に矢印で示すように、放射状
に配置された突起部55に沿って流れるため、突起部5
5が整流プレート7の背後に回り込んで間隙9からチュ
ーブエレメント2の中央部に流入する排気ガスBの流れ
を妨げない。これにより、整流プレート7の背後空間に
おいて排気ガスの流れに淀みが生じる部位は図中斜線を
入れて示すように各突起部54,55が接合する部位の
みである。
【0074】これに対して、前記第一実施例の場合、ヒ
ートプロテクター部31を回り込む排気ガスの流れは、
図16に矢印で示すように、その多くが上下方向に延び
る左右突起部35に当たるため、整流プレート7の背後
空間において図中斜線を入れて示すように各突起部35
の間に挟まれる部位に排気ガスの流れに淀みが生じ、各
チューブエレメント2間への排気ガスの流入が妨げられ
る。
【0075】また、整流プレート7は放射状に隆起する
突起部55を各チューブエレメント2およびアウターフ
ィン1の上流端部2f,1fに対して広い範囲で接合さ
せて支持される構造のため、十分な支持剛性が得られる
とともに、整流プレート7自体の剛性が有効に高められ
ることにより、排気ガスBの流れに影響する加振力を受
けて整流プレート7等にフラッタが生じることがなく、
その耐久性を高められる。
【0076】次に、図19、図20に示した第三実施例
は、整流プレート7に形成されてチューブエレメント2
の上流端部2fに着座する突起部として、チューブエレ
メント2に4つの脚部56が一体形成されるとともに、
ヒートプロテクター部31および各延長部32の中央部
に延びる1つの突起部57が長円形の外形をもって膨出
する凸部として一体形成される。
【0077】各脚部56のチューブエレメント2等に対
する接合部にはワイヤー36を挿通させる穴58が形成
される。
【0078】整流プレート7は各脚部56および突起部
57を各チューブエレメント2およびアウターフィン1
の上流端部2f,1fに接合させることにより、これら
の間に所定の間隙9が画成される。
【0079】この場合、各脚部56がヒートプロテクタ
ー部31から折り曲げて形成される構造のため、ヒート
プロテクター部31および各延長部32が完全な平板状
に形成される。これにより、整流プレート7に当たった
排気ガスは図21に矢印で示すように円滑に四方にひろ
がり、圧力損失を小さく抑えることができる。
【0080】これに対して、前記第一実施例の場合、整
流プレート7に当たった排気ガスの流れは、図22に矢
印で示すように、各突起部34,35の凹凸に沿って流
れるため、この部分で圧力損失が増大する。
【0081】次に、図23に示すさらに第四実施例につ
いて説明する。
【0082】ディフューザ24の入口24aの断面形状
は矩形に形成される一方、整流プレート80のヒートプ
ロテクター部81はディフューザ24の入口断面形状と
相似形をした矩形に形成される。
【0083】ヒートプロテクター部81はディフューザ
入口24aに対峙するように各チューブエレメント2の
中央部に配置される。ヒートプロテクター部81の上下
一対で設けられる各延長部82は、ヒートプロテクター
部81の中央部から上下方向に対称的に延び、ヒートプ
ロテクター部81と共にチューブエレメント2の上流端
部2fの間に所定の間隙9をもっている。
【0084】延長部82の端部からディフューザ24の
上流側に向けて所定幅hをもって堤状に突出するガイド
部83は、排気流路22の隅部に近接する端部89から
ヒートプロテクター部81に向けて突出する円弧状に湾
曲して形成され、排気ガスBを排気流路22の隅部に案
内するようになっている。
【0085】図24にも示すように、整流プレート80
にはチューブエレメント2およびアウターフィン1の上
流端部2f,1fに着座する1本の中央突起部84と、
左右一対の突起部85がそれぞれ長円形の外形をもって
膨出する凸部として一体形成される。中央突起部84は
延長部82とヒートプロテクター部81の中央部に渡っ
て配置される。左右突起部85はヒートプロテクター部
81に上下突起部84を挟むように配置される。
【0086】左右突起部85をチューブエレメント2に
締結する締結具として、ワイヤー86が設けられる。各
突起部85のチューブエレメント2に対する接合部には
ワイヤー86を挿通させる穴87が形成される。穴87
を挿通するワイヤー86は、各チューブエレメント2お
よびアウターフィン1の間の排気流路22を貫通して、
それぞれの端部が出口ダクト25側で互いに結ばれる。
【0087】この場合も、ヒートプロテクター部81が
ディフューザ24の入口24aの断面形状と相似形に形
成されているため、ディフューザ24を介して導かれる
流体Bの速度分布の高い部位にヒートプロテクター部8
1を配置することが可能となり、流体Bが各チューブエ
レメント2の中央部に集中して流入することを効果的に
抑えて、ディフューザ24の大型化を招くことなく、熱
交換効率を高められる。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
は、ディフューザの内側に各チューブエレメントの上流
端部に間隙をもって対峙する整流プレートと、整流プレ
ートにディフューザの入口に対峙するヒートプロテクタ
ー部と、ヒートプロテクター部から各チューブエレメン
トの上流端部に間隙をもって延びる延長部と、延長部の
端部から第二流路の上流側に向けて突出して流体Bを第
二流路の隅部に案内するガイド部とを備えたため、各チ
ューブエレメントに流入する流体Bの速度分布を適切に
設定することが可能となり、積層型熱交換器の耐久性お
よび効率を改善することができる。
【0089】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記ガイド部を前記第二流路の隅部に近接
する端部から前記ヒートプロテクター部に向けて凸状に
湾曲させて形成したため、流体Bはガイド部の両側に円
滑に分流して第二流路の隅部に案内され、各チューブエ
レメントの温度分布を均一化することができる。
【0090】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、前記ヒートプロテクター部をディ
フューザの入口断面形状と相似形に形成したため、流体
Bが各チューブエレメントの中央部に集中して流入する
ことを効果的に抑えて、ディフューザの大型化を招くこ
となく、熱交換効率を高められる。
【0091】請求項4記載の発明は、請求項1から3の
いずれかに記載の発明において、前記各チューブエレメ
ントの上流端部に対する前記ガイド部の突出高さを、各
チューブエレメントの上流端部とディフューザの下流端
部間の距離と略等しく形成したため、流体Bがガイド部
の近傍に集中することが抑えられ、熱交換効率を高めら
れる。
【0092】請求項5記載の発明は、請求項1から4の
いずれかに記載の発明において、前記整流プレートに前
記チューブエレメントの上流端部に着座する突起部を形
成し、チューブエレメントの下流端部に着座する当て板
を設け、突起部と当て板を結ぶ締結具を前記排気流路を
貫通させて配設したため、整流プレートの支持剛性を十
分に確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例における熱交換器の斜視図
【図2】同じく熱交換器の断面図。
【図3】同じく熱交換器の断面図。
【図4】同じく熱交換器の横断面図。
【図5】同じく整流プレートの正面図。
【図6】同じく図5のA−A線に沿う断面図。
【図7】同じく図5のB−B線に沿う断面図。
【図8】同じくワイヤー等を含む熱交換器の断面図。
【図9】同じく当て板の正面図。
【図10】同じく排気流路における排気ガスの流れを示
す図。
【図11】同じく整流プレートを取付ける様子を示す熱
交換器の断面図。
【図12】同じく排気流路における排気ガスの流れを示
す図。
【図13】同じくチューブエレメントにおける温度分布
を示す図。
【図14】同じくチューブエレメントにおける吸気の流
れを示す図。
【図15】同じく排気ガスの流れを示す図。
【図16】同じく排気ガスの流れを示す図。
【図17】第二実施例を示す整流プレートの正面図。
【図18】同じく排気ガスの流れを示す図。
【図19】第三実施例を示す整流プレートの正面図。
【図20】同じく図19のA−A線に沿う断面図。
【図21】同じく排気ガスの流れを示す図。
【図22】第一実施例における排気ガスの流れを示す
図。
【図23】第四実施例を示す熱交換器の斜視図。
【図24】同じく整流プレートの正面図。
【図25】従来例を示す熱交換器の断面図。
【図26】従来例を示す排気流路構造の断面図。
【図27】従来例における排気ガスの流れを示す図。
【図28】同じくチューブエレメントにおける温度分布
を示す図。
【符号の説明】
1 アウターフィン 2 チューブエレメント 3 インナーフィン 4 入口流路 5 出口流路 6 ハウジング 7 整流プレート 9 間隙 16 入口空間 17 出口空間 21 吸気流路 22 排気流路 24 ディフューザ 24a ディフューザ入口 31 ヒートプロテクター部 32 延長部 33 ガイド部 34 突起部 35 突起部 36 ワイヤー

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体Aが流れる第一流路を画成する複数
    のチューブエレメントと、互いに積層されたチューブエ
    レメントの間に画成される第二流路と、流体Bを第二流
    路に導入するディフューザと、ディフューザの内側に各
    チューブエレメントの上流端部に間隙をもって対峙する
    整流プレートと、整流プレートにディフューザの入口に
    対峙するヒートプロテクター部と、ヒートプロテクター
    部から各チューブエレメントの上流端部に間隙をもって
    延びる延長部と、延長部の端部から第二流路の上流側に
    向けて突出して流体Bを第二流路の隅部に案内するガイ
    ド部とを備えたことを特徴とする積層型熱交換器。
  2. 【請求項2】 前記ガイド部を前記第二流路の隅部に近
    接する端部から前記ヒートプロテクター部に向けて凸状
    に湾曲させて形成したことを特徴とする請求項1記載の
    積層型熱交換器。
  3. 【請求項3】 前記ヒートプロテクター部をディフュー
    ザの入口断面形状と相似形に形成したことを特徴とする
    請求項1または2記載の積層型熱交換器。
  4. 【請求項4】 前記各チューブエレメントの上流端部に
    対する前記ガイド部の突出高さを、各チューブエレメン
    トの上流端部とディフューザの下流端部間の距離と略等
    しく形成したことを特徴とする請求項1から3のいずれ
    かに記載の積層型熱交換器。
  5. 【請求項5】 前記整流プレートに前記チューブエレメ
    ントの上流端部に着座する突起部を形成し、チューブエ
    レメントの下流端部に着座する当て板を設け、突起部と
    当て板を結ぶ締結具を前記排気流路を貫通させて配設し
    たことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の
    積層型熱交換器。
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DE10247264A1 (de) * 2002-10-10 2004-04-29 Behr Gmbh & Co. Plattenwärmeübertrager in Stapelbauweise
FR2855604B1 (fr) * 2003-05-28 2008-09-26 Valeo Thermique Moteur Sa Echangeur de chaleur a plaques comportant un element d'obturation des fuites du gaz a fefroidir.
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