JPH1123186A - 熱交換器 - Google Patents
熱交換器Info
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- JPH1123186A JPH1123186A JP18745297A JP18745297A JPH1123186A JP H1123186 A JPH1123186 A JP H1123186A JP 18745297 A JP18745297 A JP 18745297A JP 18745297 A JP18745297 A JP 18745297A JP H1123186 A JPH1123186 A JP H1123186A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- heat exchanger
- heat exchange
- contraction
- tanks
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F9/00—Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
- F28F9/02—Header boxes; End plates
- F28F9/026—Header boxes; End plates with static flow control means, e.g. with means for uniformly distributing heat exchange media into conduits
- F28F9/028—Header boxes; End plates with static flow control means, e.g. with means for uniformly distributing heat exchange media into conduits by using inserts for modifying the pattern of flow inside the header box, e.g. by using flow restrictors or permeable bodies or blocks with channels
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F9/00—Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
- F28F9/02—Header boxes; End plates
- F28F9/0202—Header boxes having their inner space divided by partitions
- F28F9/0204—Header boxes having their inner space divided by partitions for elongated header box, e.g. with transversal and longitudinal partitions
- F28F9/0209—Header boxes having their inner space divided by partitions for elongated header box, e.g. with transversal and longitudinal partitions having only transversal partitions
- F28F9/0212—Header boxes having their inner space divided by partitions for elongated header box, e.g. with transversal and longitudinal partitions having only transversal partitions the partitions being separate elements attached to header boxes
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
- Details Of Fluid Heaters (AREA)
- Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 タンクの内部に熱交換チューブの端部が突入
され、該タンクの内部に縮流部を有する熱交換器の異音
の発生を防止する。 【解決手段】 熱交換媒体の分配、集合を司る一対のタ
ンクと、両端部が前記一対のタンク内に突入されて該一
対のタンク間に接続された熱交換チューブとを有し、少
なくとも一方のタンク内に、該タンク内を流れる熱交換
媒体の流れを縮流する縮流部を有する熱交換器であっ
て、前記一方のタンク内において、前記熱交換チューブ
の該タンク内への突入部と前記縮流部とが、該タンクの
長手方向に沿って観た投影上、互いにオーバーラップし
ていないことを特徴とする熱交換器。
され、該タンクの内部に縮流部を有する熱交換器の異音
の発生を防止する。 【解決手段】 熱交換媒体の分配、集合を司る一対のタ
ンクと、両端部が前記一対のタンク内に突入されて該一
対のタンク間に接続された熱交換チューブとを有し、少
なくとも一方のタンク内に、該タンク内を流れる熱交換
媒体の流れを縮流する縮流部を有する熱交換器であっ
て、前記一方のタンク内において、前記熱交換チューブ
の該タンク内への突入部と前記縮流部とが、該タンクの
長手方向に沿って観た投影上、互いにオーバーラップし
ていないことを特徴とする熱交換器。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用空調装置の
熱交換器、とくにヒーターコア、蒸発器、凝縮器等に用
いられる熱交換器に関する。
熱交換器、とくにヒーターコア、蒸発器、凝縮器等に用
いられる熱交換器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から、車両用空調装置に用いられる
熱交換器としては、図１および図２に示すようなものが
知られている。なお、この熱交換器の外観を表した図
１、および図１の熱交換器の分解斜視図である図２は、
後述の本発明の説明においても共通に使用する。図にお
いて１は、熱交換器を示している。熱交換器１は、一対
の第１のタンク２と第２のタンク３とを有している。タ
ンク２、３内には図５に示すようにチューブ４の端部が
突入されており、一対のタンク２、３は熱交換チューブ
４により連通されいる。また、熱交換チューブ４間には
フィン５が配設されている。
熱交換器としては、図１および図２に示すようなものが
知られている。なお、この熱交換器の外観を表した図
１、および図１の熱交換器の分解斜視図である図２は、
後述の本発明の説明においても共通に使用する。図にお
いて１は、熱交換器を示している。熱交換器１は、一対
の第１のタンク２と第２のタンク３とを有している。タ
ンク２、３内には図５に示すようにチューブ４の端部が
突入されており、一対のタンク２、３は熱交換チューブ
４により連通されいる。また、熱交換チューブ４間には
フィン５が配設されている。
【０００３】第１のタンク２は、タンク部材１２と座板
１３とを接合したものから形成されており、その両端は
キャップ１４、１５により閉塞されている。タンク部材
１２には、穴１６、１７が設けられている。穴１６には
熱交換器１内部へ熱交換媒体を導入する入口パイプ６が
接続されており、穴１７には熱交換器１の外部へと熱交
換媒体を導出するための出口パイプ７が接続されてい
る。また、第１のタンク２の内部は仕切板８により２室
に区画されており、一方の室には入口パイプ６が開口さ
れ、他方の室には出口パイプ７が開口されている。座板
１３には熱交換チューブ４の端部が突入される突入穴１
８が設けられている。
１３とを接合したものから形成されており、その両端は
キャップ１４、１５により閉塞されている。タンク部材
１２には、穴１６、１７が設けられている。穴１６には
熱交換器１内部へ熱交換媒体を導入する入口パイプ６が
接続されており、穴１７には熱交換器１の外部へと熱交
換媒体を導出するための出口パイプ７が接続されてい
る。また、第１のタンク２の内部は仕切板８により２室
に区画されており、一方の室には入口パイプ６が開口さ
れ、他方の室には出口パイプ７が開口されている。座板
１３には熱交換チューブ４の端部が突入される突入穴１
８が設けられている。
【０００４】一方、第２のタンク３は、タンク部材１９
と座板１３を互いに接合したものから形成されており、
その端部はキャップ１４、１５で閉塞されている。ま
た、第２のタンク３の内部には縮流部９を有する縮流板
１０が設けられている。縮流部９は、タンク３内に設け
られた区画板の連通穴として形成されている。
と座板１３を互いに接合したものから形成されており、
その端部はキャップ１４、１５で閉塞されている。ま
た、第２のタンク３の内部には縮流部９を有する縮流板
１０が設けられている。縮流部９は、タンク３内に設け
られた区画板の連通穴として形成されている。
【０００５】上記のような熱交換器１においては、入口
パイプ６から第１のタンク２の一方の室内に導入された
熱交換媒体は、該一方の室に連通する各チューブ４内へ
分配され該チューブ４内を通って第２のタンク３内に流
入する。さらに第２のタンク３内に流入した熱交換媒体
は、タンク２の他方の室に連通されるチューブ４を介し
てタンク２の他方の室へと集合した後出口パイプ７を通
って熱交換器１の外部へと導出される。そして、上記の
ように熱交換器１内部を循環する熱交換媒体と熱交換器
１外部を流通する熱交換用空気との間において熱交換が
行われるようになっている。
パイプ６から第１のタンク２の一方の室内に導入された
熱交換媒体は、該一方の室に連通する各チューブ４内へ
分配され該チューブ４内を通って第２のタンク３内に流
入する。さらに第２のタンク３内に流入した熱交換媒体
は、タンク２の他方の室に連通されるチューブ４を介し
てタンク２の他方の室へと集合した後出口パイプ７を通
って熱交換器１の外部へと導出される。そして、上記の
ように熱交換器１内部を循環する熱交換媒体と熱交換器
１外部を流通する熱交換用空気との間において熱交換が
行われるようになっている。
【０００６】ところで、タンク２の一方の室に連通する
チューブ４を介してタンク３内へ流入し該タンク３の長
手方向へ流れる熱交換媒体は、慣性力によりタンク３と
タンク２の他方の室を連通するチューブ４のうちタンク
３の端部（図１の熱交換器１の上部側のチューブ４）に
位置するチューブ４へ集中し易い。このため、タンク３
内部には縮流部９を有する縮流板１０が設けられてい
る。タンク３内部に縮流部９を設けることにより、縮流
部９の下流側へ流入する熱交換媒体の流れが縮流される
ので、タンク３とタンク２の他方の室とを連通するチュ
ーブ４に均一に熱交換媒体が分配される結果該チューブ
４の温度分布が是正され、熱交換器１全体として熱交換
効率が向上されるようになっている。なお、図１の熱交
換器１は、タンク２、３とチューブ４は別体として構成
されており、チューブ４の端部はタンク２、３の内部へ
突入されているが、タンクとチューブを一体として構成
し、チューブの端部がタンクの内部へ突入されていない
熱交換器も既に提案されている（たとえば、実開平４−
７３７７８号公報、実開平３−５０７８号公報等）。
チューブ４を介してタンク３内へ流入し該タンク３の長
手方向へ流れる熱交換媒体は、慣性力によりタンク３と
タンク２の他方の室を連通するチューブ４のうちタンク
３の端部（図１の熱交換器１の上部側のチューブ４）に
位置するチューブ４へ集中し易い。このため、タンク３
内部には縮流部９を有する縮流板１０が設けられてい
る。タンク３内部に縮流部９を設けることにより、縮流
部９の下流側へ流入する熱交換媒体の流れが縮流される
ので、タンク３とタンク２の他方の室とを連通するチュ
ーブ４に均一に熱交換媒体が分配される結果該チューブ
４の温度分布が是正され、熱交換器１全体として熱交換
効率が向上されるようになっている。なお、図１の熱交
換器１は、タンク２、３とチューブ４は別体として構成
されており、チューブ４の端部はタンク２、３の内部へ
突入されているが、タンクとチューブを一体として構成
し、チューブの端部がタンクの内部へ突入されていない
熱交換器も既に提案されている（たとえば、実開平４−
７３７７８号公報、実開平３−５０７８号公報等）。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、縮流部
９を通過し縮流された熱交換媒体は流速が加速されるの
で、タンク２、３の内部にチューブ４の端部が突入され
るタイプの熱交換器において、図５に示すように、チュ
ーブ４の突入部１１と縮流部９とがタンク３の長手方向
に沿って観た投影上、互いにオーバーラップしている場
合には、上記加速された熱交換媒体が突入部１１に直接
衝突する。このため、突入部１１に弁のようなびびり現
象が生じ、異音が発生するおそれがある。
９を通過し縮流された熱交換媒体は流速が加速されるの
で、タンク２、３の内部にチューブ４の端部が突入され
るタイプの熱交換器において、図５に示すように、チュ
ーブ４の突入部１１と縮流部９とがタンク３の長手方向
に沿って観た投影上、互いにオーバーラップしている場
合には、上記加速された熱交換媒体が突入部１１に直接
衝突する。このため、突入部１１に弁のようなびびり現
象が生じ、異音が発生するおそれがある。
【０００８】本発明の課題は、タンクの内部に縮流部を
有し、該タンクの内部にチューブが突入されるタイプの
熱交換器において、優れた熱交換効率を発揮しつつ、異
音の発生を確実に防止できる高性能の熱交換器を提供す
ることにある。
有し、該タンクの内部にチューブが突入されるタイプの
熱交換器において、優れた熱交換効率を発揮しつつ、異
音の発生を確実に防止できる高性能の熱交換器を提供す
ることにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の熱交換器は、熱交換媒体の分配、集合を司
る一対のタンクと、両端部が前記一対のタンク内に突入
されて該一対のタンク間に接続された熱交換チューブと
を有し、少なくとも一方のタンク内に、該タンク内を流
れる熱交換媒体の流れを縮流する縮流部を有する熱交換
器であって、前記一方のタンク内において、前記熱交換
チューブの該タンク内への突入部と前記縮流部とが、該
タンクの長手方向に沿って観た投影上、互いにオーバー
ラップしていないことを特徴とするものからなる。
に、本発明の熱交換器は、熱交換媒体の分配、集合を司
る一対のタンクと、両端部が前記一対のタンク内に突入
されて該一対のタンク間に接続された熱交換チューブと
を有し、少なくとも一方のタンク内に、該タンク内を流
れる熱交換媒体の流れを縮流する縮流部を有する熱交換
器であって、前記一方のタンク内において、前記熱交換
チューブの該タンク内への突入部と前記縮流部とが、該
タンクの長手方向に沿って観た投影上、互いにオーバー
ラップしていないことを特徴とするものからなる。
【００１０】上記突入部が縮流部とオーバーラップして
いない熱交換チューブは、少なくとも、上記一方のタン
クに該タンク内における熱交換媒体の流れ方向に上記縮
流部よりも下流側に接続された熱交換チューブであれば
本発明の目的を達成することができる。
いない熱交換チューブは、少なくとも、上記一方のタン
クに該タンク内における熱交換媒体の流れ方向に上記縮
流部よりも下流側に接続された熱交換チューブであれば
本発明の目的を達成することができる。
【００１１】上記縮流部の形状は、とくに限定されるも
のではなく、たとえば円形、一方のタンクの幅方向を長
手方向とする長穴形状（たとえば、楕円形、矩形等）を
採用することができる。とくに、長穴形状にあっては、
縮流部に所定の縮流断面積を付与しつつ、タンクの厚み
方向の寸法の増大を防止あるいは最小限に抑制すること
ができるので、好ましい。
のではなく、たとえば円形、一方のタンクの幅方向を長
手方向とする長穴形状（たとえば、楕円形、矩形等）を
採用することができる。とくに、長穴形状にあっては、
縮流部に所定の縮流断面積を付与しつつ、タンクの厚み
方向の寸法の増大を防止あるいは最小限に抑制すること
ができるので、好ましい。
【００１２】また、上記縮流部は、たとえば一方のタン
ク内に設けられた区画板に連通穴として形成することが
できる。
ク内に設けられた区画板に連通穴として形成することが
できる。
【００１３】上記のような熱交換器にあっては、熱交換
チューブのタンク内への突入部と縮流部とが該タンクの
長手方向に沿って観た投影上、互いにオーバーラップし
ていない。したがって、縮流部を通過して流速が増した
熱交換媒体が熱交換チューブの突入部に直接衝突するこ
とはなくなるので、突入部のびびりに起因する異音の発
生を効果的に防止することができる。
チューブのタンク内への突入部と縮流部とが該タンクの
長手方向に沿って観た投影上、互いにオーバーラップし
ていない。したがって、縮流部を通過して流速が増した
熱交換媒体が熱交換チューブの突入部に直接衝突するこ
とはなくなるので、突入部のびびりに起因する異音の発
生を効果的に防止することができる。
【００１４】また、熱交換チューブの突入部のびびり現
象は、タンク内における熱交換媒体の流れ方向に縮流部
よりも下流側に接続された熱交換チューブの突入部で生
じ易いので、とくに上記下流側に接続された熱交換チュ
ーブの突入部と縮流部とを上位関係に設定すれば本発明
の目的を達成できる。
象は、タンク内における熱交換媒体の流れ方向に縮流部
よりも下流側に接続された熱交換チューブの突入部で生
じ易いので、とくに上記下流側に接続された熱交換チュ
ーブの突入部と縮流部とを上位関係に設定すれば本発明
の目的を達成できる。
【００１５】上記縮流部は、熱交換媒体を縮流するため
の所定の縮流断面積を有していればよく、形状、個数は
とくに限定されるものではないが、一方のタンクの幅方
向を長手方向とする長穴形状であることが好ましい。つ
まり、突入部と縮流部を上記のような関係に設定しよう
として、縮流部をタンクのチューブ突入側から離して設
けた場合は、タンクの寸法、とくにタンクの厚み方向の
寸法が増大するおそれがある。しかし、縮流部を長穴形
状にすればタンクの厚み方向の寸法の増大を防止あるい
は最小限に抑制しつつ、容易に所定の縮流断面積を確保
することができるので、装置の大型化を防止あるいは最
小限に抑制できる。
の所定の縮流断面積を有していればよく、形状、個数は
とくに限定されるものではないが、一方のタンクの幅方
向を長手方向とする長穴形状であることが好ましい。つ
まり、突入部と縮流部を上記のような関係に設定しよう
として、縮流部をタンクのチューブ突入側から離して設
けた場合は、タンクの寸法、とくにタンクの厚み方向の
寸法が増大するおそれがある。しかし、縮流部を長穴形
状にすればタンクの厚み方向の寸法の増大を防止あるい
は最小限に抑制しつつ、容易に所定の縮流断面積を確保
することができるので、装置の大型化を防止あるいは最
小限に抑制できる。
【００１６】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の熱交換器の望ま
しい実施の形態について図面を参照して説明する。熱交
換器の外観構成は図１に示した従来構成と略同じである
が、本発明においては熱交換チューブ４の突入部１１と
縮流部９とがタンク３の長手方向に沿って観た投影上、
互いにオーバーラップしないようになっている。
しい実施の形態について図面を参照して説明する。熱交
換器の外観構成は図１に示した従来構成と略同じである
が、本発明においては熱交換チューブ４の突入部１１と
縮流部９とがタンク３の長手方向に沿って観た投影上、
互いにオーバーラップしないようになっている。
【００１７】図３は、本発明の第１実施態様に係る熱交
換器１のタンク３の横断面を示している。本実施態様に
おいては、タンク３の内部には縮流板１０が設けられて
おり、縮流板１０には円形の縮流部９が設けられてい
る。つまり、本実施態様における縮流部９は、タンク３
の内部に設けられた区画板の連通穴として形成されてい
る。
換器１のタンク３の横断面を示している。本実施態様に
おいては、タンク３の内部には縮流板１０が設けられて
おり、縮流板１０には円形の縮流部９が設けられてい
る。つまり、本実施態様における縮流部９は、タンク３
の内部に設けられた区画板の連通穴として形成されてい
る。
【００１８】また、本実施態様においては図３からも分
かるように、タンク３内における熱交換チューブ４のタ
ンク３内への突入部１１と熱交換部９とが、タンク３の
長手方向に沿って観た投影上、互いにオーバーラップし
ないようになっている。
かるように、タンク３内における熱交換チューブ４のタ
ンク３内への突入部１１と熱交換部９とが、タンク３の
長手方向に沿って観た投影上、互いにオーバーラップし
ないようになっている。
【００１９】したがって、本実施態様においては、縮流
部９により縮流され流速が増した熱交換媒体が熱交換チ
ューブ４の突入部１１に直接衝突することはなくなるの
で、突入部１１のびびりに起因する異音の発生を防止す
ることができる。
部９により縮流され流速が増した熱交換媒体が熱交換チ
ューブ４の突入部１１に直接衝突することはなくなるの
で、突入部１１のびびりに起因する異音の発生を防止す
ることができる。
【００２０】図４は、本発明の第２実施態様に係る熱交
換器１のタンク３の横断面を示している。本実施態様に
おいては、縮流板１０の縮流部９は、タンク３の幅方向
を長手方向とする長穴形状に形成されている。
換器１のタンク３の横断面を示している。本実施態様に
おいては、縮流板１０の縮流部９は、タンク３の幅方向
を長手方向とする長穴形状に形成されている。
【００２１】本実施態様においても、タンク３内におけ
る熱交換チューブ４のタンク３内への突入部１１と縮流
部９とが、タンク３の長手方向に沿って観た投影上、互
いにオーバーラップしないようになっているので、異音
の発生を効果的に防止することができる。
る熱交換チューブ４のタンク３内への突入部１１と縮流
部９とが、タンク３の長手方向に沿って観た投影上、互
いにオーバーラップしないようになっているので、異音
の発生を効果的に防止することができる。
【００２２】また、本実施態様において縮流部９を、タ
ンク３の幅方向を長手方向とする長穴形状にすることに
より、タンク３の厚み方向の寸法（図３の上下方向の寸
法）を増大させることなくあるいは最小限に抑えつつ所
定の縮流断面積を確保することができるので、熱交換器
１の大型化を防止あるいは最小限に抑制することができ
る。
ンク３の幅方向を長手方向とする長穴形状にすることに
より、タンク３の厚み方向の寸法（図３の上下方向の寸
法）を増大させることなくあるいは最小限に抑えつつ所
定の縮流断面積を確保することができるので、熱交換器
１の大型化を防止あるいは最小限に抑制することができ
る。
【００２３】なお、本実施例においては、縮流部９はト
ラック形状に形成されているが、これに限定されるもの
ではなくたとえば楕円形状、矩形状等に形成することも
できる。
ラック形状に形成されているが、これに限定されるもの
ではなくたとえば楕円形状、矩形状等に形成することも
できる。
【００２４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の熱交換器
によるときは、熱交換チューブのタンク内への突入部と
縮流部とが、該タンクの長手方向に沿って観た投影上、
互いにオーバーラップしていないので、異音の発生を防
止することができる。
によるときは、熱交換チューブのタンク内への突入部と
縮流部とが、該タンクの長手方向に沿って観た投影上、
互いにオーバーラップしていないので、異音の発生を防
止することができる。
【００２５】また、縮流部を、タンクの幅方向を長手方
向とする長穴形状に形成すれば、該タンクの厚み方向の
寸法の増大を防止あるいは最小限に抑制しつつ、縮流部
に十分な縮流断面積を確保することができるので、装置
の大型化を防止あるいは最小限に抑制できる。
向とする長穴形状に形成すれば、該タンクの厚み方向の
寸法の増大を防止あるいは最小限に抑制しつつ、縮流部
に十分な縮流断面積を確保することができるので、装置
の大型化を防止あるいは最小限に抑制できる。
【図１】本発明に係る熱交換器（但し、従来技術の説明
にも使用）の斜視図である。
にも使用）の斜視図である。
【図２】図１の熱交換器の分解斜視図である。
【図３】本発明の第１実施態様に係る熱交換器の一方の
タンクの横断面図である。
タンクの横断面図である。
【図４】本発明の第２実施態様に係る熱交換器の一方の
タンクの横断面図である。
タンクの横断面図である。
【図５】従来の熱交換器の一方のタンクの横断面図であ
る。
る。
１ 熱交換器 ２ 第１のタンク ３ 第２のタンク ４ チューブ ５ フィン ６ 入口パイプ ７ 出口パイプ ８ 仕切板 ９ 縮流部 １０ 縮流板 １１ 突入部 １２、１９ タンク部材 １３ 座板 １４、１５ キャップ １６、１７ 穴 １８ 突入穴
Claims (5)
- 【請求項１】 熱交換媒体の分配、集合を司る一対のタ
ンクと、両端部が前記一対のタンク内に突入されて該一
対のタンク間に接続された熱交換チューブとを有し、少
なくとも一方のタンク内に、該タンク内を流れる熱交換
媒体の流れを縮流する縮流部を有する熱交換器であっ
て、前記一方のタンク内において、前記熱交換チューブ
の該タンク内への突入部と前記縮流部とが、該タンクの
長手方向に沿って観た投影上、互いにオーバーラップし
ていないことを特徴とする熱交換器。 - 【請求項２】 前記突入部が縮流部とオーバーラップし
ていない熱交換チューブが、少なくとも、前記一方のタ
ンクに該タンク内における熱交換媒体の流れ方向に前記
縮流部よりも下流側に接続された熱交換チューブであ
る、請求項１の熱交換器。 - 【請求項３】 前記縮流部が円形に形成されている、請
求項１または２の熱交換器。 - 【請求項４】 前記縮流部が、前記一方のタンクの幅方
向を長手方向とする長穴形状に形成されている、請求項
１または２の熱交換器。 - 【請求項５】 前記縮流部が、前記一方のタンク内に設
けられた区画板に連通穴として形成されている、請求項
１ないし４のいずれかに記載の熱交換器。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18745297A JPH1123186A (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 熱交換器 |
| EP98304365A EP0887611A3 (en) | 1997-06-27 | 1998-06-02 | Heat exchanger |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18745297A JPH1123186A (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 熱交換器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1123186A true JPH1123186A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=16206332
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18745297A Pending JPH1123186A (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 熱交換器 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0887611A3 (ja) |
| JP (1) | JPH1123186A (ja) |
Cited By (3)
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