JP2743698B2 - 補間点生成方法および裁断機 - Google Patents

補間点生成方法および裁断機

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JP2743698B2
JP2743698B2 JP4102711A JP10271192A JP2743698B2 JP 2743698 B2 JP2743698 B2 JP 2743698B2 JP 4102711 A JP4102711 A JP 4102711A JP 10271192 A JP10271192 A JP 10271192A JP 2743698 B2 JP2743698 B2 JP 2743698B2
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秀之 大久保
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  • Numerical Control (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、補間点生成方法およ
び裁断機に関し、さらに詳しくは、滑らかな曲線を規定
するための補間点を簡単な演算で得ることが出来る補間
点生成方法および裁断速度の高速化が可能な裁断機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の補間点生成方法としては、例えば
特開平1−286002号公報に記載の技術が知られて
いる。この特開平1−286002号公報に記載の補間
点生成方法では、始点P1 ,近接点K,終点P3が与え
られたときに、始点P1から出て,近接点Kに接近する
経路を通り,終点P3 に至る滑らかな曲線を規定するよ
うな補間点を簡単な演算で得ることが出来る。
【0003】一方、従来の裁断機では、図7に示すよう
に、NCデータによって与えられた複数の指令点A,
B,C,…間を直線補間して補間点b1,…,bn-1を得
て、指令点A,B,…および補間点b1,b2,…から裁
断軌跡を生成している。このときの裁断速度は、図8の
ようになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平1−286
002号公報に記載の補間点生成方法では、連続する3
点P1,P2,P3が与えられたとき、P2点に近接する経
路をとってP1点とP3点を結ぶ曲線を規定する補間を行
なうため、P2 点を通る曲線を規定したい場合には、利
用できなかった。
【0005】一方、上記従来の裁断機では、直線補間を
行なうため、指令点間隔が大きい場合には滑らかな裁断
軌跡を得ることができず、裁断速度を十分に上げられな
かった。指令点間隔を小さくすれば滑らかな裁断軌跡が
得られ、裁断速度を上げられるが、NCデータの作成が
煩雑になる新たな問題を生じた。
【0006】そこで、この発明は、第1に、連続する3
点P1,P2,P3 が与えられたとき、P2 点を通ってP
1点とP3点を滑らかに結ぶ曲線を規定する補間を簡単に
行なうことが出来る補間点生成方法を提供することを目
的とする。また、この発明は、第2に、指令点間隔が大
きくても、滑らかな裁断軌跡を得ることができ、裁断速
度を十分に上げられる裁断機を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、第1に、始
点P1,継点P2,終点P3 をこの順に通る曲線を規定す
るための補間点を生成する補間点生成方法であって、継
点P2について始点P1と対称となる対称点Qをとる対称
点取得ステップと、対称点Qと終点P3 を結ぶ直線上の
中点t0と終点P3間を(n(=自然数)+1)分割する
分割点t1,t2,…,tn-1をとる分割点取得ステップ
と、継点P2と分割点ti とを結ぶ直線上の継点P2
ら(P2とtiの距離)・(t0とtiの距離)/(t0
3の距離)の位置に補間点si をとることをi=1,
…,n−1まで繰り返す補間点取得ステップとを含むこ
とを特徴とする補間点生成方法を提供する。
【0008】この発明は、第2に、NCデータによって
与えられた複数の指令点から連続する3点Rj,Rj-1,
Rj-2を次々に抽出して始点P1,継点P2,終点P3とし
てそれぞれ設定する指令点抽出手段と、継点P2につい
て始点P1と対称となる対称点Qをとる対称点取得手段
と、対称点Qと終点P3 を結ぶ直線上の中点t0 と終点
3間を(n(=自然数)+1)分割する分割点t1,t
2,…,tn-1をとる分割点取得手段と、継点P2と分割
点tiとを結ぶ直線上の継点P2から(P2とti の距
離)・(t0とtiの距離)/(t0とP3の距離)の位置
に補間点si をとることをi=1,…,n−1まで繰り
返す補間点取得手段と、指令点および補間点si から裁
断軌跡を生成する裁断軌跡生成手段とを具備してなるこ
とを特徴とする裁断機を提供する。
【0009】
【作用】この発明の補間点生成方法では、幾何学的な性
質を利用し,比例計算だけで補間点を生成するから、連
続する3点P1,P2,P3 が与えられたとき、P2 点を
通ってP1点とP3点を滑らかに結ぶ曲線を規定するため
の補間を簡単に行なうことが出来る。
【0010】この発明の裁断機では、指令点間隔が大き
くても、上記補間点生成方法を利用して滑らかな裁断軌
跡を得るから、裁断速度を十分に上げられるようにな
る。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の一実施例を
説明する。図1は、この発明の一実施例の裁断機1の斜
視図である。この裁断機1において、2は、レーザ光3
を出射するレーザ発振器である。4,5は、レーザ光3
を反射させるミラーである。6は、モーター7で駆動さ
れて、ミラー5を揺動させるミラー揺動装置である。8
は、ミラー5の揺動によりレーザ光3で走査される加工
エリアである。9は、ワーク(図示省略)を搬送するコ
ンベアである。10は、裁断機1の全体制御を行なう制
御装置である。
【0012】図2は、制御装置10中に含まれる裁断軌
跡生成装置11のブロック図である。この裁断軌跡生成
装置11において、12は、NCデータから指令点Ri
を入力する指令点入力部である。13は、入力された指
令点Riから連続する3点P1,P2,P3を取り出し、そ
れら3点P1,P2,P3を通る滑らかな曲線を規定する
補間点siを算出する補間演算部である。14は、指令
点Riと補間点siとから得られた裁断軌跡を出力する裁
断軌跡出力部である。
【0013】図3は、裁断軌跡生成装置11に含まれる
補間演算部13の動作のフローチャートである。ステッ
プE1では、指令点Riから連続する3点P1,P2,P3
を取り出す。そして、P1を始点とし,P2を継点とし,
3を終点とする。ステップE2では、図4に示すよう
に、継点P2について始点P1と対称となる対称点Qをと
る。ステップE3では、図4に示すように、対称点Qと
終点P3 を結ぶ直線上の中点t0をとる。ステップE4
では、図4に示すように、中点t0と終点P3間を(n
(=自然数)+1)分割する分割点t1,t2,…,t
n-1をとる。ステップE5では、図4に示すように、分
割点t1,t2,…,tn-1と継点P2とを直線で結ぶ。ス
テップE6では、図4に示すように、直線上の継点P2
から(P2とtiの距離)・(t0とtiの距離)/(t0
とP3の距離)の位置に補間点si をとる。ステップE
7では、図4に示すように、点P2から補間点s1
2,…,sn-1を通り点P3 に至る裁断軌跡Wを生成す
る。ステップE8,E9では、上記ステップE2〜E6
を、1加工分繰り返し行う。
【0014】図5は、NCデータにより指令点A,B,
…,Hを与えた場合に得られる裁断軌跡Wである。図7
と比較すれば分るように、裁断軌跡Wは、従来より滑ら
かな曲線になっている。図6は、図5の裁断軌跡Wに対
応する裁断速度である。図8と比較すれば分るように、
裁断速度は平均的に従来より上がっており、裁断加工が
高速化されている。
【0015】
【発明の効果】この発明の補間点生成方法によれば、連
続する3点P1,P2,P3 が与えられたとき、P2 点を
通ってP1点とP3点を滑らかに結ぶ曲線を規定する補間
を簡単に行なうことが出来る。また、この発明の裁断機
によれば、指令点間隔が大きくても、滑らかな裁断軌跡
を得ることができ、裁断速度を十分に上げられ、裁断加
工を高速化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の裁断機の斜視図である。
【図2】図1の裁断機に含まれる裁断軌跡生成装置のブ
ロック図である。
【図3】図2の裁断軌跡生成装置に含まれる補間演算部
の動作のフローチャートである。
【図4】この発明の補間点生成方法の説明図である。
【図5】指令点A,B,…,Hを与えた場合にこの発明
により得られる裁断軌跡図である。
【図6】図5の裁断軌跡に対応する裁断速度図である。
【図7】指令点A,B,…,Hを与えた場合に従来技術
により得られる裁断軌跡図である。
【図8】図7の裁断軌跡に対応する裁断速度図である。
【符号の説明】
1 裁断機 10 制御装置 11 裁断軌跡生成装置 12 指令点入力部 13 補間演算部 14 裁断軌跡出力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−126305(JP,A) 特許2613784(JP,B2)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 始点P1,継点P2,終点P3 をこの順に
    通る曲線を規定するための補間点を生成する補間点生成
    方法であって、継点P2について始点P1と対称となる対
    称点Qをとる対称点取得ステップと、対称点Qと終点P
    3 を結ぶ直線上の中点t0と終点P3間を(n(=自然
    数)+1)分割する分割点t1,t2,…,tn-1をとる
    分割点取得ステップと、継点P2と分割点ti とを結ぶ
    直線上の継点P2 から(P2とtiの距離)・(t0とti
    の距離)/(t0とP3の距離)の位置に補間点si をと
    ることをi=1,…,n−1まで繰り返す補間点取得ス
    テップとを含むことを特徴とする補間点生成方法。
  2. 【請求項2】 NCデータによって与えられた複数の指
    令点から連続する3点Rj,Rj-1,Rj-2を次々に抽出
    して始点P1,継点P2,終点P3としてそれぞれ設定す
    る指令点抽出手段と、継点P2について始点P1と対称と
    なる対称点Qをとる対称点取得手段と、対称点Qと終点
    3 を結ぶ直線上の中点t0と終点P3間を(n(=自然
    数)+1)分割する分割点t1,t2,…,tn-1 をとる
    分割点取得手段と、継点P2と分割点tiとを結ぶ直線上
    の継点P2から(P2とti の距離)・(t0とtiの距
    離)/(t0とP3の距離)の位置に補間点si をとるこ
    とをi=1,…,n−1まで繰り返す補間点取得手段
    と、指令点および補間点si から裁断軌跡を生成する裁
    断軌跡生成手段とを具備してなることを特徴とする裁断
    機。
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JP4872978B2 (ja) * 2008-07-25 2012-02-08 パナソニック株式会社 レーザ加工装置

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