JP2004171268A - 数値制御装置の指令作成装置 - Google Patents

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JP2004171268A JP2002336349A JP2002336349A JP2004171268A JP 2004171268 A JP2004171268 A JP 2004171268A JP 2002336349 A JP2002336349 A JP 2002336349A JP 2002336349 A JP2002336349 A JP 2002336349A JP 2004171268 A JP2004171268 A JP 2004171268A
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淳 千々和
Shinichiro Yanagi
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Abstract

【課題】数値制御装置側での加減速制御および補間のための曲線形状評価を不要にして処理速度を向上させ、より高速な曲線補間を実現する。
【解決手段】位置演算部101は、外部から入力される自由曲線データP(t)より指令位置204を生成する。速度演算部102は、自由曲線データP(t)の各サンプリング点における曲率に基づいて、自由曲線データP(t)により示される曲線を複数の部分曲線に分割し、分割点の曲線パラメータTを求めるとともに1各部分曲線毎の指令速度Fを算出する。指令作成部105は、位置演算部101により算出された指令位置204および速度演算部102により算出された各部分曲線毎の指令速度Fおよび部分曲線の分割点の曲線パラメータTに基づいて、自由曲線補間指令を数値制御装置301にて実行可能なフォーマットの指令データ211として作成する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、工作機械や産業用ロボットなどに使われる数値制御装置(NC装置)に対して出力するための指令を作成する指令作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
数値制御装置に対して出力するための指令を作成する従来の技術を図6に示す。従来では、図6に示すようにCAD/CAMより作成された工具軌跡を示す自由曲線データP(t)および切削速度を示す指令速度データ212をPOST処理部106に入力し、POST処理部106において座標変換の処理を行い、指令データ211を作成して数値制御装置301に出力していた。ここで、指令速度データ212は、切削負荷や加工工程による加工条件により決定され、指令データ211にそのまま記述されていた。
【0003】
図7は従来の方法によって作成された自由曲線補間(例として、NURBS(Non−Uniform Rational B−Spline)補間が挙げられる。)の指令であり、G205と記述されたNURBS補間開始ブロックのみに指令速度データ212であるF10000が記述されている。
【0004】
ここで、自由曲線の指令データの例として数値制御装置に入力されるNURBS補間指令について説明する。
【0005】
NURBS曲線は、曲線の次元を表す階数、曲線のパラメータを表すノット、曲線の通過点を定義する制御点、曲線の制御点への近さを表すウェイトから構成され、階数分の個数の制御点とウェイト、階数の倍の個数のノットを指定すると1つの単位曲線ができる。図7のような場合、G205がNURBS補間開始を表すGコードであり、階数Pが4なので、制御点及びウェイトRが4つ、ノットKが8つで単位曲線が1つできる(点線で囲んだ部分)。そして、1つの制御点、ウェイト及びノットを追加する毎に単位曲線が1つ追加されるので、図7の指令は3つの単位曲線から構成されることになる。
【0006】
そして、数値制御装置301において図7の自由曲線補間指令を実行する際には、曲線全体で指令速度データ212を限界速度として加減速制御・補間をしていた。
【0007】
このように、従来技術では、曲線形状を考えずに曲線全体で1つの速度を指令していたために、数値制御装置側で加減速制御のために曲線形状を評価する必要があり、処理速度が遅くなって補間速度を上げることができず、加工時間が長くなってしまうという問題があった。
【0008】
また、数値制御装置での加工時間を短縮するための指令作成装置の従来技術としては、例えば、特許文献1に記載されたような技術がある。この従来技術は、3次元曲面加工において、オフセット面生成の処理の過程で用いる要求面メッシュを一律の大きさにするのではなく、要求面の形状の変化にきめ細かく対応した粗密のあるメッシュとすることにより、高精度の曲面を加工するために必要となるデータ量を低減し、結果として数値制御装置により3次元曲面加工を行う際の切削加工時間を短縮するものである。
【0009】
しかし、この従来の指令作成装置では、3次元曲面加工を行う際のデータ量低減を行うことを目的としているのみであるため、自由曲線データを用いて切削加工を行う場合とは条件が異なり適用することができず、そもそも加工速度については何も言及されていない。
【0010】
【特許文献1】
特開平7−195253号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の指令作成装置では、自由曲線データに基づいて数値制御装置に対する自由曲線補間指令を作成する場合、曲線全体で1つの速度を指定していたため、数値制御装置側で加減速制御および補間のために曲線形状を評価する必要があるため、加工時間が長くなってしまうという問題点があった。
【0012】
本発明の目的は、数値制御装置側での加減速制御および補間のための曲線形状評価を不要にして処理速度を向上させ、より高速な曲線補間を実現することができる数値制御装置の指令作成装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、パラメータ表現で記述された自由曲線データに基づいて、数値制御装置に対して出力するための自由曲線補間指令を作成する、数値制御装置の指令作成装置において、
前記自由曲線データより指令位置を演算する位置演算部と、
前記自由曲線データの各サンプリング点における曲率に基づいて、該自由曲線データにより示される曲線を複数の部分曲線に分割し、分割点の曲線パラメータを求めるとともに各部分曲線毎の指令速度を算出する速度演算部と、
前記位置演算部により算出された指令位置、前記速度演算部により算出された各部分曲線毎の指令速度および前記曲線パラメータに基づいて、数値制御装置に対して出力するための自由曲線補間指令を作成する指令作成部を備えたことを特徴とする。
【0014】
本発明によれば、自由曲線データとして与えられた自由曲線を、各サンプリング点における曲率に基づいて複数の部分曲線に分割し、各部分曲線毎に速度指令を算出することにより、数値制御装置側での補間・加減速のための曲線形状評価を不要として処理速度を向上させ、より高速な曲線補間を実現することができる。
【0015】
また、本発明の他の指令作成装置では、前記速度演算部を、
前記自由曲線データの各サンプリング点における曲率をそれぞれ算出する曲率演算部と、
前記曲率演算部により算出された曲率と予め設定された限界加速度および予め設定された限界速度に基づいて前記各サンプリング点における形状速度をそれぞれ計算し、該形状速度が予め設定された速度範囲内におさまるように前記自由曲線データにより示される曲線を複数の部分曲線に分割し、前記各部分曲線内における前記形状速度の最小値を当該部分曲線に対する指令速度とする速度評価部とから構成するようにしてもよい。
【0016】
本発明によれば、形状に応じた速度を各サンプリング点における形状速度と速度範囲データにより分割された曲線の区間毎に指令することによって、数値制御装置側での補間・加減速のための曲線形状評価をなくして処理速度を向上させ、より高速な曲線補間を実現することができる。
【0017】
さらに、本発明の他の指令作成装置では、前記速度演算部を、
前記自由曲線データの各サンプリング点における曲率をそれぞれ算出する曲率演算部と、
前記曲率演算部により算出された曲率が予め設定された曲率範囲内におさまるように前記自由曲線データにより示される曲線を複数の部分曲線に分割し、分割された各部分曲線内における前記曲率の最大値と予め設定された限界加速度および予め設定された限界速度に基づいて前記各部分曲線における指令速度をそれぞれ算出する速度評価部とから構成するようにしてもよい。
【0018】
本発明によれば、形状に応じた速度を各サンプリング点における曲率と曲率範囲データにより分割された曲線の区間毎に指令することによって、数値制御装置側での補間・加減速のための曲線形状評価をなくして処理速度を向上させ、より高速な曲線補間を実現することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0020】
図1は本発明の一実施形態の数値制御装置の指令作成装置100の構成を示すブロック図である。図1において、図6中の構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、説明を省略するものとする。
【0021】
本実施形態の指令作成装置100は、パラメータ表現で記述された自由曲線データ
【0022】
【外1】
Figure 2004171268
【0023】
に基づいて、数値制御装置301に対して出力するための指令データ211を作成する。尚、指令作成装置100には、速度範囲データf、曲率範囲データρ、限界加速度a、限界速度vが外部から設定されている。
【0024】
ここで、自由曲線データは、
【0025】
【外2】
Figure 2004171268
【0026】
=(X(t),Y(t),Z(t))のように表現されるベクトル量であるが、以下では説明を簡単にするために単にP(t)と表すものとする。
【0027】
速度範囲データfは、自由曲線データP(t)により示される曲線を複数の部分曲線により分割する際に、1つの部分曲線内の各サンプリング点における形状速度をどの範囲内に納めるかを設定するためのものである。また、曲率範囲データρは、自由曲線データP(t)により示される曲線を複数の部分曲線により分割する際に、1つの部分曲線内の各サンプリング点における曲率をどの範囲内に納めるかを設定するためのものである。さらに、限界加速度a、限界速度vは、それぞれ生成される速度指令の上限速度、上限加速度を設定するためのものである。これらの、速度範囲データf、曲率範囲データρ、限界加速度a、限界速度vは、一般的にはユーザ側により設定される。
【0028】
また、本実施形態の指令作成装置100は、図1に示されるように、位置演算部101と、速度演算部102と、指令作成部105とから構成されている。
【0029】
位置演算部101は、外部から入力される自由曲線データP(t)より指令位置204を生成する。速度演算部102は、自由曲線データP(t)の各サンプリング点における曲率に基づいて、自由曲線データP(t)により示される曲線を複数の部分曲線に分割し、分割点の曲線パラメータTを求めるとともに1各部分曲線毎の指令速度Fを算出する。
【0030】
また、速度演算部102は、さらに、曲率演算部103および速度評価部104から構成される。曲率演算部103では外部から入力される自由曲線データP(t)の各サンプリング点における曲率ρ(t)をそれぞれ計算する。速度評価部104では曲率演算部103で生成された曲率ρ(t)および速度範囲データf、曲率範囲データρ、限界加速度a、限界速度vより指令速度Fおよび部分曲線の分割点の曲線パラメータTを生成する。
【0031】
指令作成部105は、位置演算部101により算出された指令位置204および速度演算部102により算出された各部分曲線毎の指令速度Fおよび部分曲線の分割点の曲線パラメータTに基づいて、自由曲線補間指令を数値制御装置301にて実行可能なフォーマットの指令データ211として作成する。
【0032】
次に、本実施形態の指令作成装置100の動作を、特に速度演算部102における動作を図面を参照して詳細に説明する。ここでは、上述したNURBS補間を実行する場合を例に取り説明する。
【0033】
先ず、速度演算部102が、入力された自由曲線データP(t)と速度範囲データf(≧0)を元に部分曲線毎の指令速度Fおよび分割点の曲線パラメータTを作成する場合の動作について図2のフローチャートに基づいて説明する。この場合には、速度演算部104では、曲率範囲データρは用いられない。
【0034】
この場合、速度評価部104は、曲率演算部103により算出された曲率ρ(t)と予め設定された限界加速度aおよび予め設定された限界速度vに基づいて各サンプリング点における形状速度をそれぞれ計算し、この形状速度が予め設定された速度範囲データfの範囲内におさまるように自由曲線データP(t)により示される曲線を複数の部分曲線に分割し、各部分曲線内における形状速度の最小値を当該部分曲線に対する指令速度Fとする。
【0035】
以下図2に示すフローチャートを参照して速度演算部102の動作を順に説明する。
【0036】
先ず、曲率演算部103で各サンプリング点における曲線パラメータt(j=1,2,・・・,m))での曲率ρ(t)を次式より計算する(ステップ1)。
【0037】
【数1】
Figure 2004171268
【0038】
ここで、×はベクトルの外積を表す。
【0039】
また、
【0040】
【外3】
Figure 2004171268
【0041】
はそれぞれP(t)の1回微分、2回微分を表し、
【0042】
【数2】
Figure 2004171268
【0043】
である。
【0044】
速度評価部104で曲率演算部103で生成された曲率ρ(t)より各サンプリング点における形状速度f(t)を次式より算出する(ステップ2)。
【0045】
【数3】
Figure 2004171268
【0046】
ただし、形状速度f(t)は、次式のように限界速度vにより制限をかける。
【0047】
【数4】
Figure 2004171268
【0048】
そして、曲線分割の評価式、
【0049】
【数5】
Figure 2004171268
【0050】
によりtが分割点か判断して分割点ならT=tとし、また、曲線終点の場合(j=m)はT=tとして、図4に示すような部分曲線
【0051】
【外4】
Figure 2004171268
【0052】
:={P(t)│Ti−1≦t≦T,ただしT=t}(i=1,2,・・・,n)を作成する(ステップ3)。
【0053】
ここで、部分曲線は、
【0054】
【外5】
Figure 2004171268
【0055】
=(X(t),Y(t),Z(t))のように表現されるベクトル量であるが、以下では説明を簡単にするために単にP(t)と表すものとする。
【0056】
最後に、部分曲線P(t)内での指令速度Fを次式により決定する(ステップ4)。
【0057】
【数6】
Figure 2004171268
【0058】
次に、速度演算部102が、入力された自由曲線データP(t)と曲率範囲データρ(≧0)を元に部分曲線毎の指令速度Fおよび分割点の曲線パラメータTを作成する場合の動作について図3のフローチャートに基づいて説明する。この場合には、速度演算部104では、速度範囲データfは用いられない。
【0059】
この場合、速度評価部104は、曲率演算部103により算出された曲率ρ(t)が予め設定された曲率範囲データρの範囲内におさまるように自由曲線データP(t)により示される曲線を複数の部分曲線に分割し、分割された各部分曲線内における曲率ρ(t)の最大値と予め設定された限界加速度aおよび予め設定された限界速度vに基づいて各部分曲線における指令速度Fをそれぞれ算出する。
【0060】
以下図2に示すフローチャートを参照して速度演算部102の動作を順に説明する。
【0061】
先ず、曲率演算部103で各サンプリング点における曲線パラメータt(j=1,2,・・・,m)での曲率ρ(t)を次式より計算する(ステップ11)。
【0062】
【数7】
Figure 2004171268
【0063】
ここで、×はベクトルの外積を表す。
【0064】
また、
【0065】
【外6】
Figure 2004171268
【0066】
はそれぞれP(t)の1回微分、2回微分を表し、
【0067】
【数8】
Figure 2004171268
【0068】
である。
【0069】
次に、速度評価部104で曲率演算部103で生成された曲率ρ(t)を元に曲線分割の評価式、
【0070】
【数9】
Figure 2004171268
【0071】
によりtが分割点か判断して分割点ならT=tとし、また、曲線終点の場合(j=m)はT=tとして、図4に示すような部分曲線P(t):={P(t)│Ti−1≦t≦T,ただしT=t}(i=1,2,・・・,n)を作成する。(ステップ12)
部分曲線P(t)内での曲率ρを次式により決定する(ステップ13)。
【0072】
【数10】
Figure 2004171268
【0073】
部分曲線P(t)内での指令速度Fを次式より算出する(ステップ14)。
【0074】
【数11】
Figure 2004171268
【0075】
ただし、指令速度Fは、次式のよに限界速度vにより制限をかける。
【0076】
【数12】
Figure 2004171268
【0077】
指令作成部105では速度演算部102で生成された部分曲線P(t)の指令速度Fを指令するが、部分曲線と単位曲線で曲線の切れ目が異なるために図5のように単位曲線毎に指令する。このとき1つの単位曲線内で複数の指令速度F(F5000,F8000)が与えられるときは、図5のように複数の指令速度F(F5000,F8000)を指令し、指令速度Fの後に速度評価部104で記憶された部分曲線の分割点の曲線パラメータTをノットKで指令し、このノットKの地点において指令速度が変わるということを明示しておく。ただし、1つの単位曲線内で指令される速度のうち最初に指令されるものはノットKを省略する。
【0078】
本実施形態の指令作成装置100によれば、自由曲線データP(t)として与えられた自由曲線を、各サンプリング点における曲率ρ(t)またはその曲率ρ(t)を基に算出された形状速度f(t)に基づいて複数の部分曲線P(t)に分割し、各部分曲線P(t)毎に指令速度Fを算出することによって速度を細かく数値制御装置に与えることができ、数値制御装置301側での補間・加減速のための曲線形状評価を不要として処理速度を向上させ、より高速な曲線補間を実現することができる。
【0079】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、自由曲線データとして与えられた自由曲線を、各サンプリング点における曲率に基づいて複数の部分曲線に分割し、各部分曲線毎に速度指令を算出することにより、数値制御装置側での補間・加減速のための曲線形状評価を不要として処理速度を向上させ、より高速な曲線補間を実現することができるという効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の指令作成装置の構成を示すブロック図である。
【図2】速度演算部102が、入力された自由曲線データP(t)と速度範囲データf(≧0)を元に部分曲線毎の指令速度Fおよび分割点の曲線パラメータTを作成する場合の動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】速度演算部102が、入力された自由曲線データP(t)と曲率範囲データρ(≧0)を元に部分曲線毎の指令速度Fおよび分割点の曲線パラメータTを作成する場合の動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】本発明の一実施形態の指令作成装置100により作成される部分曲線の一例を示す図である。
【図5】本発明の一実施形態の指令作成装置100により作成された自由曲線補間指令の一例を示す図である。
【図6】従来の方法を実施するための概略構成を示すブロック図である。
【図7】従来の方法により作成された自由曲線補間指令の一例を示す図である。
【符号の説明】
1〜4 ステップ
11〜14 ステップ
100 指令作成装置
101 位置演算部
102 速度演算部
103 曲率演算部
104 速度評価部
105 指令作成部
106 POST処理部
204 指令位置
211 指令データ
212 指令速度データ
301 数値制御装置
P(t) 自由曲線データ
サンプリング点における曲線パラメータ
ρ(t) サンプリング点における曲率
指令速度
分割点の曲線パラメータ
速度範囲データ
ρ 曲率範囲データ
a 限界加速度
v 限界速度

Claims (3)

  1. パラメータ表現で記述された自由曲線データに基づいて、数値制御装置に対して出力するための自由曲線補間指令を作成する、数値制御装置の指令作成装置において、
    前記自由曲線データより指令位置を演算する位置演算部と、
    前記自由曲線データの各サンプリング点における曲率に基づいて、該自由曲線データにより示される曲線を複数の部分曲線に分割し、分割点の曲線パラメータを求めるとともに各部分曲線毎の指令速度を算出する速度演算部と、
    前記位置演算部により算出された指令位置、前記速度演算部により算出された各部分曲線毎の指令速度および前記曲線パラメータに基づいて、数値制御装置に対して出力するための自由曲線補間指令を作成する指令作成部を備えたことを特徴とする、数値制御装置の指令作成装置。
  2. 前記速度演算部が、
    前記自由曲線データの各サンプリング点における曲率をそれぞれ算出する曲率演算部と、
    前記曲率演算部により算出された曲率と予め設定された限界加速度および予め設定された限界速度に基づいて前記各サンプリング点における形状速度をそれぞれ計算し、該形状速度が予め設定された速度範囲内におさまるように前記自由曲線データにより示される曲線を複数の部分曲線に分割し、前記各部分曲線内における前記形状速度の最小値を当該部分曲線に対する指令速度とする速度評価部と、から構成されている請求項1記載の数値制御装置の指令作成装置。
  3. 前記速度演算部が、
    前記自由曲線データの各サンプリング点における曲率をそれぞれ算出する曲率演算部と、
    前記曲率演算部により算出された曲率が予め設定された曲率範囲内におさまるように前記自由曲線データにより示される曲線を複数の部分曲線に分割し、分割された各部分曲線内における前記曲率の最大値と予め設定された限界加速度および予め設定された限界速度に基づいて前記各部分曲線における指令速度をそれぞれ算出する速度評価部と、から構成されている請求項1記載の数値制御装置の指令作成装置。
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