JP2002366208A - 工作機械の自由曲線補間方法及び数値制御装置 - Google Patents

工作機械の自由曲線補間方法及び数値制御装置

Info

Publication number
JP2002366208A
JP2002366208A JP2001177540A JP2001177540A JP2002366208A JP 2002366208 A JP2002366208 A JP 2002366208A JP 2001177540 A JP2001177540 A JP 2001177540A JP 2001177540 A JP2001177540 A JP 2001177540A JP 2002366208 A JP2002366208 A JP 2002366208A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coordinate system
interpolation
work coordinate
speed
maximum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001177540A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyuki Sekiyama
友之 関山
Hiroshi Sano
弘 佐野
Shinichiro Yanagi
紳一郎 柳
Mitsunori Kawabe
満徳 川辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
Priority to JP2001177540A priority Critical patent/JP2002366208A/ja
Publication of JP2002366208A publication Critical patent/JP2002366208A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 工作機械の各機械軸に与えられた最大加速
度と最大速度に応じてワーク座標系上で速度制御し、補
間する。 【解決手段】工具とワークの相対位置・相対姿勢の経路
を表すワーク座標系自由曲線P(u)と補間速度Fを含
む自由曲線補間指令を受けて自由曲線P(u)を補間す
るとき、ワーク座標系上でワーク座標系補間点を求め、
ワーク座標系補間点を工作機械の機械軸位置へ変換して
出力し、工具とワークの相対位置・相対姿勢を制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械や産業用
ロボットなどに使われる数値制御装置(CNC)におけ
る自由曲線補間方法に関する。
【0002】
【従来技術】従来、5軸マシニングセンタのような多軸
工作機械で自由曲線補間を行うときは、一般的には図9
のようにCAD/CAM90と、CAMポストプロセッ
サ91、CNC92からなる加工システムが用いられて
いる。このようなシステムでは、まず、CAD/CAM
90によって、ワークを基準に設定されたワーク座標系
上で工具とワークの相対位置・相対姿勢によって表現さ
れたワーク座標系工具移動経路が生成される。一方、C
NC92によって、工作機械の機械軸を基準に設定され
た機械座標系上で機械軸位置によって表現された機械座
標系工具移動経路を入力する。そして、CAD/CAM
90とCNC92の中間に位置するCAMポストプロセ
ッサ91が、CAD/CAM90が出力したワーク座標
系工具移動経路を機械座標系工具移動経路へ座標変換す
る。この座標変換はワーク座標系座標値から機械座標系
座標値への非線形変換であり、各機械軸位置ごとに定義
される。そして、CAD/CAM90が生成したワーク
座標系自由曲線を補間するときは、与えられた許容誤差
に従ってCAMポストプロセッサ91がワーク座標系自
由曲線上の微小点列を機械座標系微小点列に変換し、C
NC92が機械座標系微小点列を自由曲線補間してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来の方法で
は、ワーク座標系と機械座標系の関係が非線形性になっ
ているためCNC92の補間した点が必ずしも元のワー
ク座標系の自由曲線上にはなく、軌跡誤差が生じるとい
う問題があった。具体的には、ワーク座標系上の2点p
1、p2で定義される線分を p(u)=up1+(1-u)p2 ; 0≦u≦1 とし、ワーク座標系座標値から機械座標系座標値への座
標変換をfpとするとき、fpが非線形であるということ
は、 fp(p(u))=fp(up1+(1-u)p2)≠ufp(p1)+(1-u) fp(p2) となるようなu(0≦u≦1)が存在するということをいって
いる。すなわち、機械座標系上の2点fp(p1),fp(p2)で
定義される線分上の点 ufp(p1)+(1-u)fp(p2) ; 0≦u≦1 は必ずしもワーク座標系上の線分上の点を変換した点fp
(p(u))であるとは限らないということである。
【0004】この軌跡誤差を小さくするためにCAMポ
ストプロセッサ91に与える許容誤差を小さくする方法
も考えられるが、この場合はCNC92が入力する機械
座標系微小点列の間隔がさらに小さくなるとともに、点
列の数が増大するため、CNC92の処理能力を超えて
しまい、指令された補間速度を実現できず加工時間が長
くなってしまうという別の問題も発生していた。また、
CAMポストプロセッサ91の出力を機械座標系微小点
列からNURBS曲線などの機械座標系自由曲線に変換
して出力する方法も考えられるが、やはり上述したよう
にワーク座標系と機械座標系の関係に非線形性があるた
め、ワーク座標系自由曲線と機械座標系自由曲線の間に
はどうしても誤差が残るという問題があった。
【0005】図10は工具とワークの相対位置・相対姿
勢の経路を表すワーク座標系自由曲線と補間速度から構
成される自由曲線補間指令を入力することができるCN
Cを示しており、CNC100にCAMポストプロセッ
サ91を含ませた場合の構成例を示している。
【0006】この図でCNC100が自由曲線補間指令
を入力すると、機械軸位置pmを出力する。CNC10
0は、CAMポストプロセッサ91と同じ機能で座標変
換処理を行う座標変換部101と、CNC92と同じ機
能で機械座標系位置・速度と各機械軸最大加速度と各機
械軸最大速度とから機械座標系で速度制御して補間点を
求める機械座標系加減速補間点計算部102とから構成
されている。しかし、このような形でCNCに座標変換
処理を内蔵させた場合にも従来と同様の問題が発生す
る。すなわち、ワーク座標系で記述された自由曲線補間
指令を機械座標系指令値に座標変換してから機械座標系
指令値を補間する限りにおいては、上記のような問題が
発生するのである。
【0007】本発明はこの問題を解決するためになされ
たものであり、CNCがワーク座標系自由曲線を入力
し、工作機械の各機械軸に与えられた最大加速度と最大
速度、すなわち各機械軸最大加速度と各機械軸最大速度
に応じてワーク座標系上で速度制御し、補間する方法と
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記間題を解決するた
め、請求項1記載の本発明は、工具とワークの相対位置
・相対姿勢の経路を表すワーク座標系自由曲線と補間速
度を含む自由曲線補間指令を受けて前記自由曲線を補間
し、前記工具と前記ワークの相対位置・相対姿勢を制御
する工作機械の数値制御装置において、前記ワーク座標
系上でワーク座標系補間点を求め、前記ワーク座標系補
間点を前記工作機械の機械軸位置へ変換して出力するこ
とを特徴とするものである。また、請求項2及び3に記
載の本発明は、前記ワーク座標系補間点を求めるとき
は、自由曲線補間指令を入力するとワーク座標系自由曲
線と補間速度、各機械軸最大加速度、各機械軸最大速度
からワーク座標系最大速度を求め、ワーク座標系自由曲
線と各機械軸最大加速度からワーク座標系最大加速度を
求め、ワーク座標系最大加速度とワーク座標系最大速度
から補間周期ごとに次補間速度を求め、この次補間速度
からワーク座標系補間点を求める、という手順で求める
ことを特徴とするものである。また、請求項4及び5に
記載の本発明は、前記ワーク座標系補間点を求めるとき
は、自由曲線補間指令を入力するとワーク座標系自由曲
線を部分曲線に分割し、各部分曲線のワーク座標系最大
速度とワーク座標系最大加速度を計算し、各部分曲線ご
とにワーク座標系最大加速度とワーク座標系最大速度か
ら補間周期ごとに次補間速度を求め、この次補間速度か
らワーク座標系補間点を求める、という手順で求めるこ
とを特徴とするものである。また、請求項6及び7に記
載の本発明は、前記ワーク座標系補間点を求めるとき
は、自由曲線補間指令を入力するとワーク座標系自由曲
線を部分曲線に分割し、各部分曲線について前記部分曲
線の経路に対応するパラメータを用いて最大パラメータ
速度と最大パラメータ加速度を計算し、各部分曲線ごと
に最大パラメータ速度と最大パラメータ加速度から補間
周期ごとに次パラメータ速度を求め、この次パラメータ
速度から次補間点パラメータ値とワーク座標系補間点を
求める、という手順で求めることを特徴とするものであ
る。このようになっているため、CNCがワーク座標系
の自由曲線を入力すると、工作機械の各機械軸に与えら
れた最大加速度と最大速度、すなわち各機械軸最大加速
度と各機械軸最大速度に応じてワーク座標系上で速度制
御し、補間することができるのである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図に基づいて説明する。図1は本発明の請求項1およ
び請求項2記載の方法を実施するためのモジュール構成
を示すブロック図であり、請求項3記載の構成を示すブ
ロック図でもある。図において数値制御装置10が自由
曲線補間指令を入力すると、各機械軸最大加速度Aと各
機械軸最大速度Vに基づいて加減速・補間処理を行な
い、補間周期ごとに機械軸位置p mを出力する。自由曲
線補間指令には、パラメータuで表されたワーク座標系
自由曲線P(u)と、補間速度Fが記述されている。
【0010】ワーク座標系自由曲線P(u)はワークに
対する工具の相対位置・相対姿勢の自由曲線経路が表現
されており、図7に非回転工具のワーク座標系における
相対位置・相対姿勢の1表現例を示している。工具相対
位置はワーク72に設定されたワーク座標系71の原点
から見た工具74の工具先端位置73、相対姿勢は工具
軸ベクトルa、工具刃先ベクトルbにより表される。こ
の表現によればP(u)は、工具相対位置(P
x(u),Py(u),Pz(u))、工具軸ベクトル
(Pi(u),Pj(u),Pk(u))、工具刃先ベク
トル(Pl(u),Pm(u),Pn(u))を用いて P(u)=(Px(u),Py(u),Pz(u),Pi(u),Pj(u),Pk(u),Pl(u),Pm
(u),Pn(u)) と表すことができる。ここで補間速度Fとはワーク座標
系における工具相対位置速度のことである。
【0011】ワーク座標系最大速度計算部11は、ワー
ク座標系自由曲線P(u)と補間速度F、各機械軸最大
加速度A、各機械軸最大速度Vから次のようにしてワー
ク座標系最大速度Vmaxを求める。すなわち、補間速
度Fによる最大パラメータ速度をU’F、各機械軸最大
加速度Aから求められる最大パラメータ速度をU’A
各機械軸最大速度Vによる最大パラメータ速度をU’V
とし、さらにワーク座標系自由曲線P(u)が座標変換
により機械座標系自由曲線 θ(u)=(θX(u),θY(u),θZ(u),θA(u),θB(u),θC(u)) へ変換されたとする。ここでX、Y、Z、A、B、Cは
工作機械の機械軸を表し、曲線パラメータuはワーク座
標系自由曲線のものと共通である。U’Fはワーク座標
系自由曲線P(u)の工具位置成分(PX(u),P
Y(u),PZ(u))とその補間速度Fとの関係から
【0012】
【数1】
【0013】と定義される。U’Vは機械座標系自由曲
線θ(u)の変化量と各機械軸最大加速度V=(Vi
[i=X,Y,Z,A,B,C]との関係から
【0014】
【数2】
【0015】と定義される。U’Aに関しては、θ
(u)を時間tで2階微分すると次の(1)式が成り立
つ。 d2θ/dt2=d2u/dt2・dθ/du+(du/dt)2・d2θ/du2 ‥‥(1) ここで、ワーク座標系自由曲線P(u)上をパラメータ
速度一定、つまりdu/dt≡constで補間する場合は、d2u/
dt2≡0となるから、式(1)より d2θ/dt2=(du/dt)2・d2θ/du2 となり、
【0016】
【数3】
【0017】と定義される。そしてP(u)の最大パラ
メータ速度U’maxが U'max=min[U'F,U'A,U'V] によって求められる。最後に、P(u)の最大パラメー
タ速度U’maxを次の式によりワーク座標系最大速度
Vmaxへ変換する。
【0018】
【数4】
【0019】ワーク座標系最大加速度計算部12は、ワ
ーク座標系自由曲線P(u)と各機械軸最大加速度Aと
から以下のようにしてワーク座標系最大加速度Amax
を求める。まずθ(u)の曲線長lとuとの間に線形な
関係、つまりある定数a,bを用いてl=au+bの関係にあ
る場合、dθ/du=const、すなわちdθ/du⊥d2θ/du2
なる。つまり式(1)式からd2u/dt2・dθ/duは加速度
の接線成分、(du/dt)2θ・d2θ/du2は加速度の法線成分
となる。なお、線形な関係にない場合は請求項3、4に
関して後述するように、線形な関係に近似できる程度に
部分曲線に分割して各部分曲線に対して適用される。従
って、曲線長lとuとが線形な関係であるとみなした場
合、最大パラメータ加速度U’’maxは
【0020】
【数5】
【0021】となる。ただし、U’’maxはパラメー
タ速度ゼロ(du/dt=0)からの加減速能力を意味
している。そして、最大パラメータ加速度U’’max
は次の式によりワーク座標系最大加速度Amaxへ変換
される。
【0022】
【数6】
【0023】ワーク座標系加減速・補間処理部13は、
ワーク座標系最大加速度Amaxとワーク座標系最大速
度Vmaxとから補間周期Tごとに次補間速度vを求
め、この次補間速度vを次の式によって曲線パラメータ
増分値Δuへ変換する。
【0024】
【数7】
【0025】この曲線パラメータ増分値Δuと現在パラ
メータ位置unから式un+1=un+Δuによって次補間
点パラメータ値un+1を求め、ワーク座標系次補間点pw
=P(un+1)とする。このようにして求められたワー
ク座標系次補間点pwは座標変換部14によって機械軸
位置pmへと変換され、出力される。
【0026】上記の処理手順をフローチャートにしたの
が図4であり、順を追って説明する。 (S41)まず数値制御装置10がワーク座標系自由曲
線P(u)と補間速度Fを含む自由曲線補間指令を入力
すると、(S42)ワーク座標系最大速度計算部11が
ワーク座標系自由曲線P(u)と補間速度F、各機械軸
最大加速度A、各機械軸最大速度Vからワーク座標系最
大速度Vmaxを求め、(S43)ワーク座標系最大加
速度計算部12がワーク座標系自由曲線P(u)と各機
械軸最大加速度Aからワーク座標系最大加速度Amax
を求め、(S44)ワーク座標系加減速・補間処理部1
3がワーク座標系最大加速度Amaxとワーク座標系最
大速度Vmaxから補間周期Tごとに次補間速度vを求
め、(S45)この次補間速度vから曲線パラメータ増
分値Δuと次補間点パラメータ値un+1、ワーク座標系
補間点pw=P(un+1)を求め、(S46)座標変換部
14がワーク座標系補間点pwを機械軸位置pmに変換
し、て出力する。
【0027】図2は本発明の請求項4の方法を実施する
ためのモジュール構成を示すブロック図であり、請求項
5記載の数値制御装置の構成を示すブロック図でもあ
る。図において数値制御装置20が自由曲線補間指令を
入力すると、各機械軸最大加速度Aと各機械軸最大速度
Vに基づいて加減速・補間処理を行ない、補間周期ごと
に機械軸位置pmを出力する。自由曲線補間指令にはワ
ーク座標系自由曲線P(u)と補間速度Fが記述されて
おり、図1に記述されているものと同じものである。曲
線分割部25はワーク座標系自由曲線P(u)を機械座
標系における曲がり具合に応じて分割する。
【0028】この様子を示したものが図8である。すな
わち、ワーク座標系自由曲線P(u)が同じuでパラメ
ータ付けられた機械座標系自由曲線θ(u) θ(u)=(θX(u),θY(u),θZ(u),θA(u),θB(u),θC(u)) へ変換されたとする。このとき、始点P(uS)、中間
点P(uM)、終点P(u E)はそれぞれθ(u)の始点
θ(uS)、中間点θ(uM)、終点θ(uE)へ変換さ
れる。ここでuM=(uS+uE)/2とする。そして、θ
(uS)における接線ベクトルdθ(uS)/du、θ
(uE)における接線ベクトルdθ(uE)/duのなす
角度αがあらかじめ与えられた閾値より大きい場合は、
P(uM)でP(u)を2分割し、2つの部分曲線をP1
(u)(uS≦u≦uM)、P2(u)(uM≦u≦uE
とする。この場合の閾値は各部分曲線において、図1の
実施例で述べたように、部分曲線P1(u)(uS≦u≦
M)、P2(u)(uM≦u≦uE)に対応するそれぞれ
の機械座標系部分曲線θ1(u)(uS≦u≦uM)、θ 2
(u)(uM≦u≦uE)の曲線長lとuが線形な関係に
近似できる程度に十分小さな値とする。一方、角度αが
閾値以下の場合であっても、図8(b)のように大きく
曲がっている可能性があるので、まずdθ(uS)/d
uとθ(uM)における接線ベクトルdθ(uM)/du
とのなす角度が閾値以下かどうかを判定する。以下同様
にして、P(u)を閾値に従って分割し、部分曲線Pk
(u)(uk-1≦u≦uk)を作成する。このようにし
て、各部分曲線Pk(u)(uk-1≦u≦uk)に対応す
る各機械座標系部分曲線θk(u)において曲線長lと
uとが線形に近似できる。
【0029】ワーク座標系最大速度計算部21は、図1
のワーク座標系自由曲線P(u)を各ワーク座標系部分
曲線Pk(u)(uk-1≦u≦uk)に置き換えた以外は
すべてワーク座標系最大速度計算部11と同様であり、
k(u)と補間速度F、各機械軸最大加速度A、各機
械軸最大速度VからPk(u)ごとにワーク座標系最大
速度Vmax[k]を求める。ワーク座標系最大加速度計
算部22も同様に、図1のワーク座標系自由曲線P
(u)を各ワーク座標系部分曲線Pk(u)に置き換え
た以外はすべてワーク座標系最大加速度計算部12と同
様であり、Pk(u)と各機械軸最大速度VからP
k(u)ごとにワーク座標系最大加速度Amax[k]を
求める。特に各部分曲線Pk(u)(uk-1≦u≦uk
に対応する各機械座標系部分曲線θk(u)において曲
線長lとuとが線形に近似できるので、図1で説明した
ワーク座標系最大加速度計算部12のアルゴリズムがそ
のまま適用可能である。
【0030】ワーク座標系加減速・補間処理部23も同
様に、図1のワーク座標系自由曲線P(u)、ワーク座
標系最大加速度Amax、ワーク座標系最大速度Vma
xをそれぞれPk(u)、Amax[k]、Vmax[k]
に置き換えた以外はすべてワーク座標系加減速・補間処
理部13と同様であり、Pk(u)ごとにAmax[k]
とVmax[k]から補間周期Tごとにワーク座標系補間
点pw=P(un+1)を出力する。座標変換部24は図1
の座標変換部14と全く同じ処理を行ない、pw=P
(un+1)を機械軸位置pmに変換して出力する。
【0031】上記の処理手順をフローチャートにしたの
が図5であり、順を追って説明する。 (S51)まず数値制御装置20がワーク座標系自由曲
線P(u)と補間速度Fを含む自由曲線補間指令を入力
すると、(S52)曲線分割部25がワーク座標系自由
曲線P(u)を部分曲線Pk(u)(uk-1≦u≦uk
に分割し、(S53)各部分曲線Pk(u)について加
減速未設定であれば(S54)へ進み、そうでなければ
(S56)へジャンプする。(S54)ワーク座標系最
大速度計算部21がワーク座標系最大速度Vmax
[k]を計算し、(S55)ワーク座標系最大加速度計
算部22がワーク座標系最大加速度Amax[k]を計
算して、(S53)に戻る。(S56)ワーク座標系加
減速・補間処理部23が各部分曲線Pk(u)について
ワーク座標系最大加速度Amax[k]とワーク座標系
最大速度Vmax[k]から補間周期Tごとに次補間速
度vを求め、(S57)この次補間速度vから曲線パラ
メータ増分値Δuと次補間点パラメータ値uk+1、ワー
ク座標系補間点Pw=P(uk+1)を求め、(S58)座
標変換部24がワーク座標系補間点Pwを機械軸位置pm
に変換して出力する。
【0032】図3は本発明の請求項6の方法を実施する
ためのモジュール構成を示すブロック図であり、請求項
7記載の数値制御装置の構成を示すブロック図でもあ
る。図において数値制御装置30が自由曲線補間指令を
入力すると、各機械軸最大加速度Aと各機械軸最大速度
Vに基づいて加減速・補間処理を行ない、補間周期ごと
の機械軸位置pmを出力する。自由曲線補間指令と曲線
分割部35、座標変換部34、機械軸位置pmはそれぞ
れ図2の自由曲線補間指令、曲線分割部25、座標変換
部24、機械軸位置pmと同じである。最大パラメータ
速度計算部31は、図2のワーク座標系最大速度計算部
21と同様に、各ワーク座標系部分曲線P k(u)(u
k-1≦u≦uk)ごとに、図1で説明した最大パラメータ
速度U’max[k] U'max[k]=min[U'F,U'A,U'V] を直接出力するようにしたものである。ワーク座標系最
大加速度計算部32も同様に、図2のワーク座標系最大
加速度計算部32がPk(u)ごとに、図1で説明した
最大パラメータ加速度U’’max[k]
【0033】
【数8】
【0034】を直接出力するようにしたものである。パ
ラメータ加減速・補間処理部33は最大パラメータ速度
U’max[k]と最大パラメータ加速度U’’max
[k]、補間周期Tから直接曲線パラメータ速度u’=d
u/dtを生成するものである。すなわち、停止時のパ
ラメータ速度はu’=0であり、現在パラメータ速度を
u’nとした時の次パラメータ速度u’n+1を 加速時:u'n+1=u'n+U'max[k]*T 等速時:u'n+1=u'n 減速時:u'n+1=u'n-U'max[k]*T ただし、u'n+1≦Umax[k] とするように速度制御する。そして、現在パラメータ位
置をunとした時、次パラメータ位置un+1を un+1=un+u'n+1T として決定し、ワーク座標系補間点pw=P(un+1)を
出力する。
【0035】上記の処理手順をフローチャートにしたの
が図6であり、順を追って説明する。 (S61)まず数値制御装置30がワーク座標系自由曲
線P(u)と補間速度Fを含む自由曲線補間指令を入力
すると、(S62)曲線分割部35がワーク座標系自由
曲線P(u)を部分曲線Pk(u)(uk-1≦u≦uk
に分割する。(S63)各部分曲線Pk(u)について
加減速未設定であれば(S64)へ進み、そうでなけれ
ば(S66)へジャンプする。(S64)最大パラメー
タ速度計算部31が最大パラメータ速度U’max[k]
を計算し、(S65)最大パラメータ加速度計算部33
が最大パラメータ加速度U’’max[k]を計算して
(S63)へ戻る。(S66)パラメータ加減速・補間
処理部33が各部分曲線Pk(u)について最大パラメ
ータ速度U’max[k]と最大パラメータ加速度U’’
max[k]から補間周期Tごとに次パラメータ速度u’
を求め、(S67)この次パラメータ速度u’から次補
間点パラメータ値un+1、ワーク座標系補間点pw=P
(un+1)を求め、(S68)座標変換部34がワーク
座標系補間点pwを機械軸位置pmに変換して出力する。
【0036】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に記載の発
明によれば、工具とワークの相対位置・相対姿勢の経路
を表すワーク座標系自由曲線と補間速度を含む自由曲線
補間指令を受けて前記自由曲線を補間し、前記工具と前
記ワークの相対位置・相対姿勢を制御する工作機械の数
値制御装置において、前記ワーク座標系上でワーク座標
系補間点を求め、前記ワーク座標系補間点を前記工作機
械の機械軸位置へ変換して出力しているため、数値制御
装置の出力する補間点は必ずワーク座標系自由曲線上の
点に対応しており、高精度なワーク座標系自由曲線補間
が可能になるという効果がある。また、請求項2及び3
に記載の発明によれば、ワーク座標系補間点を求めると
きは、自由曲線補間指令を入力すると、ワーク座標系自
由曲線と補間速度、各機械軸最大加速度、各機械軸最大
速度からワーク座標系最大速度を求め、ワーク座標系自
由曲線と各機械軸最大速度からワーク座標系最大加速度
を求め、ワーク座標系最大加速度とワーク座標系最大速
度から補間周期ごとに次補間速度を求め、この次補間速
度からワーク座標系補間点を求め、ワーク座標系補間点
を工作機械の機械軸位置へ変換して出力するため、各機
械軸の許容最大加速度と許容最大速度に応じた速度制御
が実現されて、高速かつ高精度なワーク座標系自由曲線
補間が可能になるという効果がある。また請求項4及び
5に記載の発明によれば、ワーク座標系補間点を求める
ときは、自由曲線補間指令を入力すると、ワーク座標系
自由曲線を部分曲線に分割し、各部分曲線のワーク座標
系最大速度とワーク座標系最大加速度を計算し、各部分
曲線ごとにワーク座標系最大加速度とワーク座標系最大
速度から補間周期ごとに次補間速度を求め、この次補間
速度からワーク座標系補間点を求め、ワーク座標系補間
点を工作機械の機械軸位置へ変換して出力しているた
め、各部分曲線形状に応じた速度制御が実現されるの
で、機械にショックを与えない高精度なワーク座標系自
由曲線補間が可能になるという効果がある。さらに、請
求項6及び7に記載の発明によれば、ワーク座標系補間
点を求めるときは、自由曲線補間指令を入力すると、ワ
ーク座標系自由曲線を部分曲線に分割し、各部分曲線に
ついて最大パラメータ速度と最大パラメータ加速度を計
算し、各部分曲線ごとに最大パラメータ速度と最大パラ
メータ加速度から補間周期ごとに次パラメータ速度を求
め、この次パラメータ速度から次補間点パラメータ値と
ワーク座標系補間点を求め、ワーク座標系補間点を工作
機械の機械軸位置へ変換して出力しているため、数値制
御装置の内部処理が簡素化されて処理能力が向上し、よ
り高速な補間速度による加工が実現されて加工時間が短
縮されるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1〜3の発明を説明する数値制御装置
のモジュール構成を示すブロック図
【図2】 請求項4、5の発明を説明する数値制御装置
のモジュール構成を示すブロック図
【図3】 請求項6、7の発明を説明する数値制御装置
のモジュール構成を示すブロック図
【図4】 図1で説明する方法の手順を示すフローチャ
ート
【図5】 図2で説明する方法の手順を示すフローチャ
ート
【図6】 図3で説明する方法の手順を示すフローチャ
ート
【図7】 図1の非回転工具のワーク座標系における相
対位置・相対姿勢の1表現例を示す図
【図8】 曲線分割方法を説明する図
【図9】 従来の加工システムを示す図
【図10】 ポストプロセッサを内蔵した数値制御装置
を示す図
【符号の説明】
10 数値制御装置 11 ワーク座標系最大速度計算部 12 ワーク座標系最大加速度計算部 13 ワーク座標系加減速・補間処理部 14 座標変換部 20 数値制御装置 21 ワーク座標系最大速度計算部 22 ワーク座標系最大加速度計算部 23 ワーク座標系加減速・補間処理部 24 座標変換部 25 曲線分割部 30 数値制御装置 31 最大パラメータ速度計算部 32 最大パラメータ加速度計算部 33 パラメータ加減速・補間処理部 34 座標変換部 35 曲線分割部 71 ワーク座標系 72 ワーク 73 工具先端位置 74 工具 90 CAD/CAM 91 CAMポストプロセッサ 92 CNC 100 数値制御装置 101 座標変換部 102 機械座標系加減速・補間点計算部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川辺 満徳 福岡県北九州市八幡西区黒崎城石2番1号 株式会社安川電機内 Fターム(参考) 5H269 AB03 AB05 AB31 AB33 BB03 RB03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】工具とワークの相対位置・相対姿勢の経路
    を表すワーク座標系自由曲線と補間速度を含む自由曲線
    補間指令を受けて前記自由曲線を補間し、前記工具と前
    記ワークの相対位置・相対姿勢を制御する工作機械の数
    値制御装置において、 前記ワーク座標系上でワーク座標系補間点を求め、 前記ワーク座標系補間点を前記工作機械の機械軸位置へ
    変換して出力することを特徴とする工作機械の自由曲線
    補間方法。
  2. 【請求項2】前記ワーク座標系補間点を求めるときは、 自由曲線補間指令を入力するとワーク座標系自由曲線と
    補間速度、各機械軸最大加速度、各機械軸最大速度から
    ワーク座標系最大速度を求め、ワーク座標系自由曲線と
    各機械軸最大加速度からワーク座標系最大加速度を求
    め、ワーク座標系最大加速度とワーク座標系最大速度か
    ら補間周期ごとに次補間速度を求め、この次補間速度か
    らワーク座標系補間点を求める、という手順で求めるこ
    とを特徴とする請求項1記載の工作機械の自由曲線補間
    方法。
  3. 【請求項3】工具とワークの相対位置・相対姿勢の経路
    を表すワーク座標系自由曲線と補間速度を含む自由曲線
    補間指令を受けて前記自由曲線を補間し、前記工具と前
    記ワークの相対位置・相対姿勢を制御する工作機械の数
    値制御装置において、 前記ワーク座標系自由曲線と前記工作機械の各機械軸最
    大加速度から前記ワーク座標系自由曲線におけるワーク
    座標系最大加速度を求めるワーク座標系最大加速度計算
    部と、 前記ワーク座標系自由曲線と前記補間速度、前記工作機
    械の各機械軸最大加速度、各機械軸最大速度から前記ワ
    ーク座標系自由曲線におけるワーク座標系最大速度を求
    めるワーク座標系最大速度計算部と、 前記ワーク座標系最大加速度と前記ワーク座標系最大速
    度からワーク座標系上で速度制御してワーク座標系補間
    点を求めるワーク座標系加減速補間処理部と、 前記ワーク座標系補間点を前記工作機械の機械軸位置へ
    変換して出力する座標変換部と、 からなることを特徴とする数値制御装置。
  4. 【請求項4】前記ワーク座標系補間点を求めるときは、 自由曲線補間指令を入力するとワーク座標系自由曲線を
    部分曲線に分割し、各部分曲線のワーク座標系最大速度
    とワーク座標系最大加速度を計算し、各部分曲線ごとに
    ワーク座標系最大加速度とワーク座標系最大速度から補
    間周期ごとに次補間速度を求め、この次補間速度からワ
    ーク座標系補間点を求める、という手順で求めることを
    特徴とする請求項1記載の工作機械の自由曲線補間方
    法。
  5. 【請求項5】工具とワークの相対位置・相対姿勢の経路
    を表すワーク座標系自由曲線と補間速度を含む自由曲線
    補間指令を受けて前記自由曲線を補間し、前記工具と前
    記ワークの相対位置・相対姿勢を制御する工作機械の数
    値制御装置において、 前記ワーク座標系自由曲線を複数の部分曲線に分割する
    曲線分割部と、 前記ワーク座標系自由曲線と前記工作機械の各機械軸最
    大加速度と各機械軸最大速度から各々の前記部分曲線に
    おけるワーク座標系最大加速度を求めるワーク座標系最
    大加速度計算部と、 前記ワーク座標系自由曲線と前記補間速度、前記工作機
    械の各機械軸最大加速度、各機械軸最大速度から各々の
    前記部分曲線におけるワーク座標系最大速度を求めるワ
    ーク座標系最大速度計算部と、 前記ワーク座標系最大加速度と前記ワーク座標系最大速
    度からワーク座標系上で速度制御してワーク座標系補間
    点を求めるワーク座標系加減速補間処理部と、 前記ワーク座標系補間点を前記工作機械の機械軸位置へ
    変換して出力する座標変換部と、 からなることを特徴とする数値制御装置。
  6. 【請求項6】前記ワーク座標系補間点を求めるときは、 自由曲線補間指令を入力するとワーク座標系自由曲線を
    部分曲線に分割し、各部分曲線について前記部分曲線の
    経路に対応するパラメータを用いて最大パラメータ速度
    と最大パラメータ加速度を計算し、各部分曲線ごとに最
    大パラメータ速度と最大パラメータ加速度から補間周期
    ごとに次パラメータ速度を求め、この次パラメータ速度
    から次補間点パラメータ値とワーク座標系補間点を求め
    る、という手順で求めることを特徴とする請求項1記載
    の工作機械の自由曲線補間方法。
  7. 【請求項7】工具とワークの相対位置・相対姿勢の経路
    を表すワーク座標系自由曲線と補間速度を含む自由曲線
    補間指令を受けて前記自由曲線を補間し、前記工具と前
    記ワークの相対位置・相対姿勢を制御する工作機械の数
    値制御装置において、 前記ワーク座標系自由曲線を複数の部分曲線に分割する
    曲線分割部と、 前記ワーク座標系自由曲線と前記工作機械の各機械軸最
    大加速度から、各々の前記部分曲線において、前期部分
    曲線の経路に対応するパラメータを用いて、最大パラメ
    ータ加速度を求める最大パラメータ加速度計算部と、 前記ワーク座標系自由曲線と前記補間速度、前記工作機
    械の各機械軸最大加速度、各機械軸最大速度から、各々
    の前記部分曲線において、前期部分曲線の経路に対応す
    るパラメータを用いて、最大パラメータ速度を求める最
    大パラメータ速度計算部と、 前記最大パラメータ加速度と前記最大パラメータ速度か
    ら速度制御してワーク座標系補間点を求めるパラメータ
    加減速補間処理部と、 前記ワーク座標系補間点を前記工作機械の機械軸位置へ
    変換して出力する座標変換部と、 からなることを特徴とする数値制御装置。
JP2001177540A 2001-06-12 2001-06-12 工作機械の自由曲線補間方法及び数値制御装置 Pending JP2002366208A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001177540A JP2002366208A (ja) 2001-06-12 2001-06-12 工作機械の自由曲線補間方法及び数値制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001177540A JP2002366208A (ja) 2001-06-12 2001-06-12 工作機械の自由曲線補間方法及び数値制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002366208A true JP2002366208A (ja) 2002-12-20

Family

ID=19018371

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001177540A Pending JP2002366208A (ja) 2001-06-12 2001-06-12 工作機械の自由曲線補間方法及び数値制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002366208A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011064816A1 (ja) * 2009-11-26 2011-06-03 三菱電機株式会社 数値制御装置
JP2018120543A (ja) * 2017-01-27 2018-08-02 ファナック株式会社 数値制御装置
CN114167811A (zh) * 2021-10-29 2022-03-11 北京航星机器制造有限公司 一种ug后置处理线性优化方法
CN114265367A (zh) * 2021-12-31 2022-04-01 杭州电子科技大学 一种高精度参数路径插补方法及系统

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011064816A1 (ja) * 2009-11-26 2011-06-03 三菱電機株式会社 数値制御装置
JP5013024B2 (ja) * 2009-11-26 2012-08-29 三菱電機株式会社 数値制御装置
CN102656529A (zh) * 2009-11-26 2012-09-05 三菱电机株式会社 数控装置
DE112009005397T5 (de) 2009-11-26 2012-09-13 Mitsubishi Electric Corp. Numerische Steuervorrichtung
DE112009005397B4 (de) * 2009-11-26 2014-08-07 Mitsubishi Electric Corp. Numerische Steuervorrichtung
US9280150B2 (en) 2009-11-26 2016-03-08 Mitsubishi Electric Corporation Numerical controller
JP2018120543A (ja) * 2017-01-27 2018-08-02 ファナック株式会社 数値制御装置
US10386811B2 (en) 2017-01-27 2019-08-20 Fanuc Corporation Numerical controller
CN114167811A (zh) * 2021-10-29 2022-03-11 北京航星机器制造有限公司 一种ug后置处理线性优化方法
CN114167811B (zh) * 2021-10-29 2023-09-08 北京航星机器制造有限公司 一种ug后置处理线性优化方法
CN114265367A (zh) * 2021-12-31 2022-04-01 杭州电子科技大学 一种高精度参数路径插补方法及系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11188056B2 (en) Feedrate scheduling method for five-axis dual-spline curve interpolation
Tikhon et al. NURBS interpolator for constant material removal rate in open NC machine tools
Zhang et al. Curve fitting and optimal interpolation on CNC machines based on quadratic B-splines
CN109048091B (zh) 激光切割速度规划方法、装置、存储介质及计算机设备
Ye et al. Interpolation of continuous micro line segment trajectories based on look-ahead algorithm in high-speed machining
WO2020151406A1 (zh) 运动控制方法、装置和系统及存储介质
US20080033699A1 (en) Program and method for generating approximate curve from approximate point group data
Jin et al. A fine-interpolation-based parametric interpolation method with a novel real-time look-ahead algorithm
JP3879056B2 (ja) 数値制御曲面加工装置
WO2020179798A1 (ja) 加工プログラム変換装置、数値制御装置、加工プログラム変換方法および機械学習装置
JPH04111006A (ja) ロボットの経路補間方法
CN111633668A (zh) 一种用于机器人加工三维自由曲面的运动控制方法
CN114265367A (zh) 一种高精度参数路径插补方法及系统
JP2002366208A (ja) 工作機械の自由曲線補間方法及び数値制御装置
Nie et al. Jerk-continuous feedrate optimization method for NURBS interpolation
CN115202293B (zh) 一种工业机器人两段式速度规划方法
JP2790643B2 (ja) 数値制御装置
JPH11345014A (ja) 数値制御装置
Boryga The use of higher-degree polynomials for trajectory planning with jerk, acceleration and velocity constraints
US20030173928A1 (en) Servo control method
US20030014156A1 (en) Device and method for controlling robot
CN114952852A (zh) 机器人nurbs曲线速度规划方法、设备及存储介质
JP3586110B2 (ja) 軌跡制御装置
Yau et al. PC-based controller with real-time look-ahead NURBS interpolator
Haas Set point optimisation for machine tools