JP2742397B2 - シリンダユニットのスライダカバー - Google Patents

シリンダユニットのスライダカバー

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JP2742397B2 JP7014075A JP1407595A JP2742397B2 JP 2742397 B2 JP2742397 B2 JP 2742397B2 JP 7014075 A JP7014075 A JP 7014075A JP 1407595 A JP1407595 A JP 1407595A JP 2742397 B2 JP2742397 B2 JP 2742397B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、搬送装置等に使用され
るシリンダユニットのスライダカバーに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図8,図9に、搬送装置等に使用される
従来のシリンダユニット40の一例を示す。
【0003】このシリンダユニット40を構成するシリ
ンダチューブ41は、そのシリンダチューブ41に平行
に設けられた2本のガイドレール42に沿って移動する
スライダ43を備えている。このスライダ43の上面に
は、チャック等を取り付けるための取り付け部44が設
けられている。前記シリンダチューブ41は、断面略コ
字状をしたフレーム45の中に収容されている。シリン
ダチューブ41の両端には、一対の調整ブロック46が
設けられている。これらの調整ブロック46には、スラ
イダ43の移動を規制するためのストッパボルト47と
ショックアブソーバ48とがそれぞれ設けられている。
また、両調整ブロック46のさらに外側には、一対のサ
イドプレート49が固定されている。これらのサイドプ
レート49のうちの一方には、シリンダチューブ41内
に加圧エアを供給するための継手50が2つ設けられて
いる。また、前記シリンダユニット40の両サイドプレ
ート49間には、スライダ43の露出量を少なくするこ
と等を目的として、一般的に長尺板状のスライダカバー
51が架設されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のシリ
ンダユニット40の場合、位置検出センサ54等の小部
品を取り付けるためには、シリンダチューブ41やフレ
ーム45の外側面に取り付け用スペースを確保する必要
がある。このため、シリンダユニット40全体が大型化
してしまう。また、前記センサ54の取り付けには、セ
ンサドグやホルダ等の取り付け用部材(図示略)が別に
必要になる。このため、どうしても部品点数が増加し、
シリンダユニット40全体のコストアップの原因とな
る。
【0005】さらに、この種のシリンダユニット40に
は、センサ54の取り付け位置を容易に変更できること
や、作業者にとってセンサ54が見やすいこと等が要求
されている。
【0006】本発明は上記の課題を解決するためなされ
たものであり、その目的は、シリンダユニットの大型化
や部品点数の増加を伴うことなく、センサ等の小部品を
確実に取り付けることができるシリンダユニットのスラ
イダカバーを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、請求項1に記載の発明は、スライダを備えるシ
リンダチューブ、前記シリンダチューブを収容するフレ
ーム及び前記シリンダチューブの両端に設けられる一対
のサイドプレートからなるシリンダユニットにおける前
記両サイドプレート間に架設される長尺板状のスライダ
カバーであって、その長手方向に沿って延びる部品取り
付け用の溝部と、少なくとも一方の端面に形成され、長
手方向に沿って延びる2つのねじ孔とを備えたシリンダ
ユニットのスライダカバーをその要旨とする。
【0008】請求項2に記載の発明では、請求項1にお
いて、前記溝部は等断面形状を有している。請求項3に
記載の発明では、請求項1または2において、前記溝部
は前記スライダカバーの外面側に設けられている。請求
項4に記載の発明では、請求項1乃至3のいずれか1項
において、前記溝部の開口は狭窄している。請求項5に
記載の発明では、請求項1乃至4のいずれか1項におい
て、前記溝部は少なくとも2本かつカバー全長にわたっ
て設けられている。
【0009】
【作用】請求項1に記載の発明によると、長手方向に沿
って延びる部品取り付け用の溝部内に、センサ等の小部
品が取り付けられる。又、長手方向に沿って延びるねじ
孔を用いてねじ止めをすれば、スライダカバーに長手方
向に沿った張力を付加した状態で同スライダカバーを両
サイドプレート間に架設することができる。
【0010】請求項2に記載の発明によると、等断面形
状を有する溝部であるため、取り付けられた小部品がそ
の溝部内を摺動することができる。従って、小部品の取
り付け位置の変更が容易になる。
【0011】請求項3に記載の発明によると、溝部がス
ライダカバーの外面側に設けられていることから、作業
者にとって小部品が見やすくなる。請求項4に記載の発
明によると、溝部の開口が狭窄していることから、挿入
された小部品が溝部内から離脱しにくくなる。
【0012】請求項5に記載の発明によると、各々の溝
部内に小部品を挿入することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を搬送装置に使用されるシリン
ダユニットU1 に具体化した一実施例を図1〜図4に基
づき詳細に説明する。
【0014】図1に示されるように、このシリンダユニ
ットU1 を構成している断面コ字状かつアルミニウム合
金製のフレーム1内には、シリンダチューブ2が収容さ
れている。なお、本実施例のフレーム1は、2000mm
程度の長さを有している。シリンダチューブ2の両脇に
は、同シリンダチューブ2の長手方向に沿って一対のス
テンレス製のガイドレール3が平行に延設されている。
【0015】シリンダチューブ2の上面側には、移動体
であるスライダ4が設けられている。スライダ4を構成
する矩形状の板材5は、シリンダチューブ2内に移動可
能に設けられた図示しないピストンに対して連結されて
いる。また、この板材5の下面に形成された係合部(図
示略)は、前記両ガイドレール3に対して摺動可能に係
合されている。一方、この板材5の上面には、チャック
等の把持手段を取り付けるための取り付け部6が2箇所
に突設されている。
【0016】シリンダチューブ2の両端には、矩形状か
つ鉄合金製のサイドプレート7,8が設けられている。
これらのサイドプレート7,8には、複数の部品取り付
け孔9が透設されている。これらの部品取り付け孔9内
には、ともにストッパボルト10及びショックアブソー
バ11が螺入されている。各々のストッパボルト10及
びショックアブソーバ11には、ストロークの終端にお
いてスライダ4の端面が当接するようになっている。前
記ストッパボルト10は、スライダ4の移動を規制する
ための部材である。ストロークの終端の位置は、ストッ
パボルト10の螺入度合いを調整することによって決定
されるようになっている。ショックアブソーバ11は、
スライダ4の端面が当接する際の衝撃をエアの作用によ
って緩和するための部材である。
【0017】これらのサイドプレート7,8のうちの一
方には、さらに2つ余分に部品取り付け孔9が設けられ
ている。これらの部品取り付け孔9内には、シリンダチ
ューブ2の内部の各シリンダ室に加圧エアを供給するた
めの継手12が2つ設けられている。説明の便宜上、継
手12を持つサイドプレートを第1のサイドプレート7
と呼び、継手12を持たないサイドプレートを第2のサ
イドプレート8と呼ぶ。本実施例の場合、各サイドプレ
ート7,8にある程度の剛性が必要とされることから、
その厚さは9mmになっている。
【0018】前記一対のサイドプレート7,8間には、
スライダカバー15が架設されている。本実施例のスラ
イダカバー15は、図2,図3に示されるように、長尺
板状をした金属製(本実施例ではフレーム1等と同じく
アルミニウム合金製)の部材である。このスライダカバ
ー15の長さ及び幅は、約2000mm×約76mmであ
る。また、その最大厚さは約9.5mmである。また、こ
のスライダカバー15は、全体として等断面形状を有し
ている。
【0019】このスライダカバー15における平坦部1
6は、他の部分に比較して若干肉薄になっている。スラ
イダカバー15の外面S1 において平坦部16の両側に
は、その長手方向に沿って延びる2本の溝部17が形成
されている。2本の溝部17は互いに平行な関係にあ
り、かつスライダカバー15の全長にわたって形成され
ている。スライダカバー15を長手方向に対して直角に
切断すると、各溝部17の断面はどの箇所においても等
しく(より具体的にいうと6mm×4mmの矩形状に)な
る。なお、本実施例の場合、前記溝部17の内部断面形
状は、小部品としての位置検出センサ(例えばシリンダ
スイッチなど)21の外部形状に相当している。スライ
ダカバー15の外面S1 側に設けられた溝部17の開口
は、図2に示されるように若干狭窄している。
【0020】図3に示されるように、スライダカバー1
5の第1の端面15aには、同スライダカバー15の長
手方向に沿って延びるねじ孔18が2つ透設されてい
る。これらのねじ孔18は、ちょうど平坦部16と各溝
部17との境界に形成されている。また、各溝部17の
底面かつ第1の端面15aに近い箇所には、スライダカ
バー15の内外面を貫通する貫通孔19が1つずつ透設
されている。スライダカバー15の第2の端面15b側
においても、同様に前記ねじ孔18及び貫通孔19が2
つずつ透設されている。本実施例のスライダカバー15
は、例えば所定形状に押出成形されたアルミニウム合金
を穴あけ加工することによって製造される。また、2つ
の溝部17内には、それぞれ1つづつ前記位置検出セン
サ21が摺動可能に取り付けられている。各センサ21
は、第1の端面15aまたは第2の端面15bのいずれ
か側から溝部17内へ挿入される。ただし、両センサ2
1はいずれも単に挿入されるのみであって、接着材や固
定具等は使用されない。なお、スライダ4の両端面の所
定部分には、図示しないマグネットが固定されている。
【0021】次に、このスライダカバー15をサイドプ
レート7,8に取り付ける手順を図4に基づいて説明す
る。図4(a)に示されるように、両サイドプレート
7,8のうち第1のサイドプレート7の上端部内側は、
全体にわたって切り欠かれている。その結果、第1のサ
イドプレート7の上端部には、第1の端部15aを載置
しうる段部25が形成されている。この段部25には貫
通孔22が2つ形成されている。なお、これらの貫通孔
22の位置は、スライダカバー15に設けられたねじ孔
18の位置に対応している。また、段部25において貫
通孔22が形成される部分の厚さは、剛性の確保のため
に少なくとも4mm以上に設定されている。
【0022】取り付け時においては、まずシリンダユニ
ットU1 を水平に配置し、両サイドプレート7,8間に
スライダカバー15を掛け渡す。次いで、第2のサイド
プレート8の各ねじ孔23に、スライダカバー15の貫
通孔19を介してボルト24を挿通する。そして、同ボ
ルト24を締め付けることによって、スライダカバー1
5の第2の端面15bを第2のサイドプレート8の上端
部に固定する。この時点においては、まだスライダカバ
ー15の長手方向に張力は付加していない。次いで、ス
ライダカバー15の第1の端面15aの各ねじ孔18
に、第1のサイドプレート7の貫通孔22を介してボル
ト24を挿通し、同ボルト24を締め付ける。すると、
徐々にスライダカバー15の長手方向に沿って張力が付
加され始める。なお、このとき第1の端面15aは段部
25に載置される。そして、ボルト24をさらに強く締
め付けると、さらに大きな張力がスライダカバー15に
付加され、第1の端面15aが第1のサイドプレート7
の上端部に固定される(図4(b) 参照)。以上の結果、
スライダカバー15が両方のサイドプレート7,8に架
設される。なお、この場合においても各サイドカバー
7,8に変形等は生じない。さらに、図4(c)に示さ
れるように、溝部17内に収容されている各センサ21
は、同溝部17内を長手方向に沿って摺動させることに
よりその取り付け位置を適宜変更することができる。
【0023】さて、本実施例のスライダカバー15に
は、同スライダカバー15の長手方向に沿って延びる2
本の溝部17が設けられている。そして、これらの溝部
17内には、センサ21等の小部品を取り付けることが
できる。ゆえに、センサ21取り付け用のスペースを確
保する必要があった従来のものとは異なり、シリンダユ
ニットU1 全体の大型化を伴うことがない。また、セン
サ21取り付け用の部材も特に必要ではないため、部品
点数の増加及びそれに伴うシリンダユニットU1全体の
コストアップも避けられる。
【0024】また、このスライダカバー15の形状であ
ると、離間して配置された2本の溝部17内にそれぞれ
センサ21を摺動可能に取り付けることができる。従っ
て、両方のセンサ21を互いに任意の位置に自由に移動
することができる。つまり、センサ21の取り付け位置
の調整の幅が広くなる。しかも、前記各溝部17はスラ
イダカバー15の外面S1 側に設けられているため、作
業者にとってセンサ21が見やすく、位置調整も容易に
なるというメリットがある。なお、各溝部17の開口は
狭窄しているため、センサ21の取り付けにあたって特
に別部材等が不要であり、それにもかかわらずセンサ2
1が離脱しにくいというメリットもある。
【0025】さらに、本実施例のスライダカバー15の
取り付け方法によると、上記のようにスライダカバー1
5の長手方向に張力を付加した状態で、両サイドプレー
ト7,8間にスライダカバー15が架設される。このた
め、前記張力の作用によって、スライダカバー15に下
方向への撓みが殆ど生じなくなる。従って、スライダカ
バー15の内面S2 とスライダ4の上面との間に一定の
クリアランスが確保され、スライダカバー15がスライ
ダ4に摺動しなくなる。ゆえに、スライダカバーが撓み
やすかった従来とは異なり、スライダ4の上面にカムフ
ォロワやローラ等を配設する必要性がなくなる。以上の
結果、部品点数の増加及びそれに起因するコストアップ
を伴うことなく、スライダ4とスライダカバー15との
接触を確実に防止することができる。また、ローラ等の
設置が不必要になることによって、それに伴う摺動音の
発生や磨耗による粉塵の発生等の問題も同時に解消され
る。なお、溝部17を設けたスライダカバー15である
と、従来の平坦なスライダカバーに比較して剛性が向上
するため、そもそもスライダカバー15に撓みが生じに
くくなるというメリットがある。このことは、例えば今
までよりも長いスライダカバー15を使用できる等の利
益につながる。そして、スライダカバー15に撓みが殆
ど生じなくなり、スライダ4とスライダカバー15との
間のクリアランスが一定になる結果、センサ21の検出
感度も確実に向上する。
【0026】また、本実施例のシリンダユニットU1 で
は、スライダカバー15を固定するための締結具として
ボルト24を使用している。このため、同ボルト24を
締め付けたり緩めたりすることによって、スライダカバ
ー15に付加する張力を適宜かつ容易に変更することが
できる。そして、このような締結具によれば、スライダ
カバー15の取り付け・取り外しも比較的容易になると
いうメリットがある。さらに、このスライダカバー15
の場合、ボルト24を挿通させるための貫通孔19が溝
部17の底部に透設されている。従って、挿通されたボ
ルト24の頭部は溝部17内に隠れてしまい、スライダ
カバー15に特に突出部分ができることがない。ゆえ
に、シリンダユニットU1 全体として見映えが損なわれ
ることもない。これに加えて、前記溝部17内にはセン
サ21から延びる配線(図示略)等も収容することがで
きる。このため、配線が邪魔になるようなこともない。
【0027】また、このスライダカバー15は全体とし
て等断面形状であるため、押出成形によって容易に製造
することができる。また、両端部15a,15bにねじ
孔18及び貫通孔19が透設されているため、第1の端
部15aを第2のサイドプレート8側に配置したとして
も、取り付けに支障を来すことはない。
【0028】なお、本発明は例えば次のように変更する
ことが可能である。 (1)図5に示される別例1のシリンダユニットU2 の
ように、スライダカバー30に溝部17を1つだけ設け
ることとしてもよい。このような構成であっても、同じ
溝部17内に複数個のセンサ21を設けることが可能で
ある。勿論、溝部17の数を3つ以上にしてもよい。ま
た、このような溝部17を設ける位置は平坦部16の両
側に限定されることはなく、平坦部16の中央部などで
も構わない。
【0029】(2)図6に示される別例2のシリンダユ
ニットU3 のように、第1のサイドプレート7を2枚使
用し、それらにスライダカバー15の両端面15a,1
5bをボルト24で固定することも可能である。
【0030】(3)図7(a)に示される別例3のスラ
イダカバー35のように溝部17をその内面S2 に設け
たり、図7(b)に示される別例4のスライダカバー3
6のように溝部17をその側面に設けることも可能であ
る。
【0031】(4)スライダカバー15をボルト24で
固定する場合、ボルト24は完全にスライダカバー15
の長手方向に沿っていなくてもよく、例えば多少斜めに
なっていてもよい。
【0032】(5)実施例においてねじ止めに使用した
ボルト24以外にも、その他の同様の締結具(例えば、
テーパーピンやリベット等)を使用することが可能であ
る。 (6)溝部17は必ずしもカバー全長にわたっていなく
てもよく、例えばその半分程度であってもよい。
【0033】(7)溝部17内に位置検出センサ21以
外の種類のセンサや、その他の小部品などを取り付けて
もよい。この場合、溝部17の内部断面形状は、収容さ
れるべき小部品に併せて任意に変更することが可能であ
る。
【0034】(8)実施例のスライダカバー15におい
て、第1の端面15a側のねじ孔18を省略したり、第
2の端面15b側の貫通孔19を省略してもよい。ま
た、片方の端面15a,15bにおけるねじ孔18や貫
通孔19の数を1つにしたり、逆に3つ以上にしてもよ
い。
【0035】ここで、特許請求の範囲に記載された技術
的思想のほかに、前述した実施例及び別例によって把握
される技術的思想をその効果とともに以下に列挙する。 (1) 請求項1,2において溝部をスライダカバーの
内面または側面に設けること。この構成でも、シリンダ
ユニットの大型化や部品点数の増加を伴うことなく小部
品を確実に取り付けることができる。
【0036】なお、本明細書中において使用した技術用
語を次のように定義する。 「小部品: 磁力や光等を使用した各種の位置検出セン
サをいうほか、例えば近接スイッチやシリンダスイッチ
等のセンサ、さらにはナット、リード線、配管チューブ
等のような部品をいう。」
【0037】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜5に記
載の発明によれば、シリンダユニットの大型化や部品点
数の増加を伴うことなく、センサ等の小部品を確実に取
り付けることができるとともに、スライダカバーに撓み
が起こりにくくなるため、部品点数の増加やコストアッ
プを伴うことなく、スライダとスライダカバーとの接触
を確実に防止することができる。
【0038】また、請求項2に記載の発明によれば、小
部品の取り付け位置を容易に変更することができる。請
求項3に記載の発明によれば、作業者にとって小部品が
見やすくなるため、取り付け位置の変更がより容易にな
る。請求項4に記載の発明によれば、取り付け用部材が
不使用であるにもかかわらず小部品を確実に固定するこ
とができる。請求項5に記載の発明によれば、小部品の
取り付け位置の変更の幅が広がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のシリンダユニットを示す分解斜視図。
【図2】同じくスライダカバーのA−A断面図。
【図3】同じくスライダカバーを示す部分平面図。
【図4】(a)〜(c)は、実施例のシリンダユニット
にスライダカバーを取り付ける手順を示す部分破断概略
正面図。
【図5】別例1のシリンダユニットを示す分解斜視図。
【図6】別例2のシリンダユニットを示す分解斜視図。
【図7】(a),(b)はそれぞれ別例3,別例4のス
ライダカバーを示す断面図。
【図8】従来のシリンダユニットを示す部分破断概略正
面図。
【図9】同じくその分解斜視図。
【符号の説明】
1…フレーム、2…シリンダチューブ、4…スライダ、
7,8,37…サイドプレート、15,30,35,3
6…スライダカバー、17…(部品取り付け用の)溝
部、U1 ,U2 ,U3 …シリンダユニット。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スライダ(4)を備えるシリンダチューブ
    (2)、前記シリンダチューブ(2)を収容するフレー
    ム(1)及び前記シリンダチューブ(2)の両端に設け
    られる一対のサイドプレート(7,8,37)からなる
    シリンダユニット(U1,U2,U3)における前記両
    サイドプレート(7,8,37)間に架設される長尺板
    状のスライダカバー(15,30,35,36)であっ
    て、 その長手方向に沿って延びる部品取り付け用の溝部(1
    7)と、少なくとも一方の端面に形成され、長手方向に
    沿って延びる2つのねじ孔(18)とを備えたシリンダ
    ユニットのスライダカバー。
  2. 【請求項2】前記溝部(17)は等断面形状を有してい
    る請求項1に記載のシリンダユニットのスライダカバ
    ー。
  3. 【請求項3】前記溝部(17)は前記スライダカバー
    (15,30)の外面(S1 )側に設けられている請求
    項1または2に記載のシリンダユニットのスライダカバ
    ー。
  4. 【請求項4】前記溝部(17)の開口は狭窄している請
    求項1乃至3のいずれか1項に記載のシリンダユニット
    のスライダカバー。
  5. 【請求項5】前記溝部(17)は少なくとも2本かつカ
    バー全長にわたって設けられている請求項1乃至4のい
    ずれか1項に記載のシリンダユニットのスライダカバ
    ー。
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