JP2742159B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
画像形成装置に関する。
は、両面対応自動原稿送り装置(ADF(Auto Documen
t Feeder)及びRDF(Recycle Document Feeder )
等)を原稿載置台に取り付ける際に、所定の原稿画像読
み取り位置へ送られる原稿が搬送方向に対してズレを生
じないように機械的な調整手段によって補正、即ち基準
ズレ補正が行われるように構成されている。
を知るために、基準となるフォーマット原稿を複写した
複写画像と元のフォーマット原稿の画像とを比較し、ス
ケール等による測定が行われている。
形成装置では、機械的な調整手段によって上述の基準ズ
レ補正が行われる場合に、微妙な調整が要求されると調
整手段の構造が複雑となり、又調整に多くの時間を要す
るという問題点がある。特に、ADF及びRDFは重く
大きいので、調整のためこれらを動かすことは困難で煩
わしいという問題点がある。
を知るためのスケール等を用いた測定は、人の手による
ものであるので、誤差が生ずる恐れがあるだけでなく、
測定治具を要する等煩わしいという問題点がある。。
における原稿のズレを調整することに加えて、原稿画像
が形成される際の画像データの位置のズレを迅速、容易
且つ正確に調整することにより原稿画像の位置とズレの
ない画像を形成することのできる画像形成装置を提供す
ることにある。
稿読み取り手段と、原稿読み取り手段により読み取られ
る調整用原稿の画像の原稿読み取り位置を表すデータを
所定の位置データに合わせるように補正する第1の補正
手段と、第1の補正手段により補正された調整用原稿の
画像データが画像形成される際の位置を表すデータと所
定の位置データとの差に応じて原稿読み取り手段により
読み取られ第1の補正手段により補正された原稿の画像
の位置を表すデータを補正する第2の補正手段と、原稿
読み取り手段により読み取られた原稿の画像を用紙上に
形成する画像形成手段とを備えている。
原稿の画像の原稿読み取り位置を表すデータは、第1の
補正手段によって所定の位置データに合わせられるよう
に補正される。第2の補正手段は第1の補正手段によっ
て補正された調整用原稿の画像データが画像形成される
際の位置を表すデータと所定の位置データとの差に応じ
て、原稿読み取り手段によって読み取られ第1の補正手
段によって補正された原稿の画像の位置を表すデータを
補正する。第1及び第2の補正手段によって位置を表す
データの補正された原稿の画像は、画像形成手段によっ
て用紙上に形成される。従って、原稿の画像が読み取ら
れる位置における原稿のズレを調整することに加えて、
原稿画像が形成される際の画像データの位置のズレを迅
速、容易且つ正確に調整することにより原稿画像の位置
とズレのない画像を形成することができる。
する。ここでは、本発明に係る画像形成装置をデジタル
複写機に適用した例を説明する。
例であるデジタル複写機の全体構成を示す断面図であ
る。
複写機10には、スキャナ部11、レーザプリンタ部12、多
段給紙ユニット13及びソータ14が備えられている。
れており、スキャナ部11は透明ガラスから成る原稿載置
台16、可動であるスキャナユニット17、及びスキャナユ
ニット17の位置を制御する位置制御デバイスから構成さ
れている。
17を駆動するスキャナモータ18、プーリ19、並びにスキ
ャナモータ18及びプーリ19の間に張架されたワイヤ20を
含んでおり、位置制御デバイスはスキャナユニット17を
原稿載置台16の長手方向に沿って移動させると共に、所
定の位置に停止させることが可能なように構成されてい
る。
プリフレクタアセンブリ21、CCD(光電変換素子)リ
ニアイメージセンサ22、原稿からの反射光像をCCDリ
ニアイメージセンサ22に導くための複数の反射ミラー2
3、及び原稿からの反射光像をCCDリニアイメージセ
ンサ22に結像させるためのレンズ24を含んでいる。
れた原稿を走査する場合には、原稿載置台16の下面に沿
ってスキャナユニット17が移動しながら原稿画像を読み
取り、RDF15を使用する場合には、RDF15の下方の
所定の位置にスキャナユニット17を停止させた状態で原
稿を搬送しながら原稿画像を読み取るように構成されて
いる。
ことにより得られた画像データは、デジタル複写機10に
含まれている後述する画像処理制御部によって各種処理
が施された後、この画像処理制御部が有しているメモリ
に一旦記憶され、出力指示に応じてメモリ内の画像デー
タをレーザプリンタ部12に与えて用紙上に画像を形成す
る。
第2のカセット29、第3のカセット30、及び選択により
追加可能な第4のカセット31を有している。多段給紙ユ
ニット13では、これらのカセットに収容された用紙の上
から用紙が1枚ずつ送り出され、レーザプリンタ部12へ
向けて搬送される。
5、レーザ書き込みユニット26及び画像を形成するため
の電子写真プロセス部27を備えている。
リからの画像データに応じたレーザ光を出射する半導体
レーザ、レーザ光を等角速度偏向するポリゴンミラー、
等角速度偏向されたレーザ光が静電写真プロセス部27の
感光体ドラム27a 上で等速度偏向されるように補正する
f−θレンズ等を有している。
い、感光体ドラム27a の周囲に帯電器、現像器、転写
器、剥離器、クリーニング器、除電器及び定着器32を配
置して成っている。
搬送方向下流側には搬送路33が設けられており、搬送路
33はソータ14へ通じている搬送路34と多段給紙ユニット
13へ通じている搬送路35とに分岐している。
岐しており、分岐後の搬送路として反転搬送路36及び両
面/合成搬送路37が設けられている。
複写モードにおいて、用紙の裏表を感光ドラム27a の画
像形成位置に対して反転するための搬送路である。両面
/合成搬送路37は、両面複写モードにおいて反転搬送路
36から感光ドラム27a の画像形成位置まで用紙を搬送し
たり、用紙の片面に異なる原稿の画像や異なる色のトナ
ーで画像を形成する合成複写を行う片面合成複写モード
において用紙を反転することなく感光ドラム27aの画像
形成位置まで搬送するための搬送路である。
でおり、共通搬送路38は第1のカセット28、第2のカセ
ット29及び第3のカセット30からの用紙を電子写真プロ
セス部27に向かって搬出するように構成されている。
かう途中で第4のカセット31からの搬送路39と合流して
搬送路40に通じている。
原稿トレイ25からの搬送路41と合流点42で合流して静電
写真プロセス部27の感光体ドラム27a と転写器との間の
画像形成位置へ通じるように構成されており、これら3
つの搬送路の合流点42は画像形成位置に近い位置に設け
られている。
子写真プロセス部27において、上述のメモリから読み出
された画像データは、レーザ書き込みユニット26によっ
てレーザ光線を走査させることにより感光体ドラム27a
の表面上に静電潜像として形成され、トナーにより可視
像化されたトナー像は多段給紙ユニット13から搬送され
た用紙の面上に静電転写され定着される。このようにし
て画像が形成された用紙は定着器32から搬送路33及び34
を介してソータ14へ送られたり、搬送路33及び35を介し
て反転搬送路36へ搬送される。
系統を説明する。
の構成を示すブロック図である。同図において、各ブロ
ック間の肉厚のある矢印は画像データの流れを、実線の
矢印は制御信号の流れをそれぞれ示す。
制御するための制御系統を含んでおり、同図に示すよう
に、この制御系統は中央制御部51、画像入力部52、画像
処理部53、画像出力部54、操作パネル部55、スキャナ制
御部56、デスク部57及びソータ部58を備えている。
U)を有しており、デジタル複写機の各部を統括的に制
御するように、即ち画像処理部53、操作パネル部55、ス
キャナ制御部56、デスク部57及びソータ部58を通信によ
り制御するように構成されている。
部54は、デジタル複写機における画像データの入力から
出力までの処理を行う画像処理制御部を構成しており、
これらの構成及び機能については後述する。
この表示部の上に重ねられたタッチセンサと、スイッチ
とから構成されており、これらの表示部、タッチセンサ
及びスイッチは、中央制御部51からの指令により操作パ
ネル部55に含まれている専用のCPUによって制御され
ている。
2に示すスキャナ部11、及び原稿を所定の原稿読み取り
位置へ搬送するRDF15等を制御するための制御部であ
り、具体的には、スキャナユニット17の往復移動、CC
Dリニアイメージセンサ22による原稿画像の読み取りの
タイミング及びRDF15による原稿搬送のタイミング等
を制御するように構成されている。これらの制御は中央
制御部41からの指令により、スキャナ制御部56に含まれ
ている専用のCPUによって行われる。
13のカセット及び手差し原稿トレイ25からレーザプリン
タ部12への用紙の搬送、並びに両面複写モードにおける
反転搬送路36及び両面/合成搬送路37での用紙の搬送を
中央制御部41からの指令により制御するように構成され
ている。
サを介してオペレータにより指定されたモードに従って
画像形成された用紙のソート及びグルーピング等が行わ
れるように、図2に示すソータ14を制御するように構成
されている。
理について説明する。
いる画像データの入力から出力までの処理を行う画像処
理制御部のブロック構成図である。
画像データ入力部61、画像データ処理部62、画像データ
出力部63、RAM(ランダムアクセスメモリ)等から成
るメモリ64及びCPU65を備えている。
及び画像データ出力部63は、図3の画像入力部52、画像
処理部53及び画像出力部54にそれぞれ対応して構成され
ている。従って、画像データ処理部62はCPU65を介し
て図3に示す中央制御部51に接続されており、画像処理
制御部の動作は中央制御部51及びCPU65によって制御
される。
トグラム処理部61b 及び誤差拡散処理部61c を含んでい
る。
イメージセンサ22から読み込まれた原稿の画像データを
2値化変換して、2値のデジタル量としてヒストグラム
をとりながら、誤差拡散法により画像データを処理し
て、一旦メモリ64に記憶するように構成されている。
画素濃度に応じたアナログ電気信号がA/D(アナログ
/デジタル)変換された後、MTF補正、白黒補正又は
ガンマ補正が行われ、256 階調(8ビット)のデジタル
信号としてヒストグラム処理部61b へ出力される。
a から出力されたデジタル信号が256 階調の画素濃度別
に加算され、濃度情報(ヒストグラムデータ)が得られ
ると共に、必要に応じて、得られたヒストグラムデータ
はCPU65へ送られ、又は画素データとして誤差拡散処
理部61c へ送られる。
の一種である誤差拡散処理が行われる。即ち、誤差拡散
処理部61c では、2値化の誤差を隣接画素の2値化判定
に反映させる方法により、CCD部61a から出力された
8ビット/画素のデジタル信号が1ビット(2値)に変
換され、原稿における局所領域濃度を忠実に再現するた
めの再配分演算が行われる。
び62b 、合成処理部62c 、濃度変換処理部62d 、変倍処
理部62e 、画像プロセス部62f 、誤差拡散処理部62g 並
びに圧縮処理部62h を含んでいる。
ータをオペレータが希望する画像データに最終的に変換
する処理部であり、画像データが最終的に変換された出
力画像データとしてメモリ64に記憶されるまで、この処
理部にて処理が行われるように構成されている。
る各処理部は必要に応じて機能するものであり、機能が
実行されない場合もある。
処理部61c で2値化されたデータが再度256 階調に変換
される。
即ち論理和、論理積又は排他的論理和の演算が選択的に
行われる。この演算の対象となるデータは、メモリ64に
記憶されている画素データ、及びパターンジェネレータ
(PG)からのビットデータである。
タル信号に対して、所定の階調変換テーブルに基づいて
入力濃度に対する出力濃度の関係が任意に設定される。
応じて、入力される既知データにより補間処理を行うこ
とによって、変倍後の対象画素に対する画素データ(濃
度値)が求められ、副走査が変倍された後に主走査が変
倍処理される。
データに対して様々な画像処理が行われ、特徴抽出等デ
ータ列に対する情報収集が行われ得る。
部61の誤差拡散処理部61c と同様な処理が行われる。
符号化により2値データが圧縮される。又、画像データ
の圧縮に関しては、最終的な出力画像データが完成した
時点で最後の処理ループにおいて圧縮が機能する。
処理部63b 、誤差拡散処理部63c 及びレーザ出力部63d
を含んでいる。
64に記憶されている画像データを復元し、もとの256 階
調に再度変換し、2値データより滑らかな中間調表現と
なる4値データの誤差拡散を行い、レーザ出力部63d へ
とデータを転送するように構成されている。
よって圧縮された画像データが復元される。
62の多値化処理部62a 及び62b と同様な処理が行われ
る。
部61の誤差拡散処理部61c と同様な処理が行われる。
の制御信号に基づいて、デジタル画素データがレーザを
駆動するためのオン(ON)/オフ(OFF)信号に変
換され、レーザがON/OFF状態となる。
力部63において扱われるデータは、メモリ64の容量の削
減のため、基本的には2値データの形でメモリ64に記憶
されているが、画像データの劣化を考慮して4値のデー
タの形で処理することも可能である。
り手段の一実施例である。図2のレーザプリンタ部12は
本発明の画像形成手段の一実施例である。図3の中央制
御部51及び図4のCPU65は本発明の第1及び第2の補
正手段の一実施例である。
て原稿読み取り位置における原稿のズレを調整する動作
を説明する。
稿読み取り位置における原稿のズレを調整するために用
いる補正データを求めるための動作を示すフローチャー
ト、図6はRDFによって搬送される原稿の画像をスキ
ャナユニットにより読み取る際の調整に用いるフォーマ
ット原稿を示す説明図、図7は原稿載置台に載置された
原稿の画像をスキャナユニットにより読み取る際の調整
に用いるフォーマット原稿を示す説明図、及び図8は図
4のメモリ64の記憶領域における中心基準線の位置デー
タと読み取られたフォーマット原稿の基準線の位置デー
タとの比較を示す説明図である。
は、図3に示す中央制御部51によって実行される。
ている図示していない操作パネル上のプリントスイッチ
が押されると(ステップST1 )、図2のRDF15の図示
していない原稿トレイに図6に示すフォーマット原稿71
がセットされているか否かが、原稿トレイに設けられて
いる図示していない原稿サイズ検出装置によって判別さ
れる(ステップST2 )。
レイにフォーマット原稿71がセットされていると判別さ
れた場合にはステップST4 へ進み、セットされていない
と判別された場合にはステップST3 へ進む。
図7に示すフォーマット原稿72がセットされているか否
かが、原稿載置台16に設けられている図示していない原
稿サイズ検出装置によって判別される。
ォーマット原稿72がセットされていると判別された場合
にはステップST4 へ進み、セットされていないと判別さ
れた場合には動作を終える。
マット原稿71及び72には、原稿の中央に基準線71a 及び
72a がそれぞれ引かれている。
イにセットする際には、所定の原稿読み取り位置におい
てフォーマット原稿71の基準線71a がRDF15による原
稿の搬送方向と平行になるようにセットする。又、フォ
ーマット原稿72を原稿載置台16にセットする際には、フ
ォーマット原稿72の基準線72a が図2のスキャナユニッ
ト17の走査方向と平行になるようにセットする。
2のスキャナユニット17によってフォーマット原稿71又
は72の画像、即ち基準線71a 又は72a が読み取られる。
タは、CCDリニアイメージセンサ22から図4の画像デ
ータ入力部61へ送られ、画像データ入力部61によって2
値化、ヒストグラム処理及び誤差拡散処理された後、メ
モリ64に記憶され(ステップST5 )、ステップST6 へ進
む。
に、メモリ64に予め記憶されているその記憶領域81にお
ける中心基準線81a の位置データと、読み取られてメモ
リ64に記憶されているフォーマット原稿の基準線82の位
置データとの比較が行われる。即ち、フォーマット原稿
のサイズに応じたメモリ64の記憶領域における中心基準
線81a の位置のアドレスデータが図3の中央制御部51か
らCPU65へ送られ、画像データ処理部62では、このア
ドレスデータに対応するメモリ64の記憶領域における中
心基準線81a の位置データと、メモリ64に記憶されたフ
ォーマット原稿の基準線82の位置データとの差分が求め
られる。
は、図8に示す破線の位置にあるべき原稿の中心線のズ
レを表す量であり、原稿のズレの補正データとしてメモ
リ64に記憶される。
2のRDF15の原稿トレイ及び原稿載置台16にそれぞれ
設けられている図示していない原稿サイズ検出装置によ
って検出することができる。
15によって搬送される原稿の画像をスキャナユニット17
により読み取る際の調整に用いられる原稿のズレの補正
データx1 と、原稿載置台16に載置された原稿の画像を
スキャナユニット17により読み取る際の調整に用いられ
る原稿のズレの補正データx2 とが、メモリ64に記憶さ
れたことになる。
ーマット原稿71及び72を分けて説明したが、RDFによ
って搬送される原稿の画像を読み取る際の調整に用いる
フォーマット原稿と、原稿載置台に載置された原稿の画
像を読み取る際の調整に用いるフォーマット原稿とは、
同一の原稿であってもよい。
て、読み取られた原稿の画像データをメモリ64に記憶さ
れた原稿のズレの補正データx1 及びx2 に基づいて補
正する動作を説明する。
稿読み取り位置における原稿のズレを調整する動作を示
すフローチャートである。
整する動作は、図3の中央制御部51及び図4のCPU65
によって制御される。
複写機10に備えられている図示していない操作パネル上
のプリントスイッチが押されると(ステップST11)、図
2のRDF15の図示していない原稿トレイに原稿がセッ
トされているか否かが、原稿トレイに設けられている図
示していない原稿サイズ検出装置によって判別される
(ステップST12)。
レイに原稿がセットされていると判別された場合にはス
テップST14へ進み、セットされていないと判別された場
合にはステップST13へ進む。
原稿がセットされているか否かが、原稿載置台16に設け
られている図示していない原稿サイズ検出装置によって
判別される。
稿がセットされていると判別された場合にはステップST
15へ進み、セットされていないと判別された場合には動
作を終える。
ト17によって原稿画像が読み取られ、ステップST16へ進
む。
原稿の画像データがCCDリニアイメージセンサ22から
図4の画像データ入力部61へ送られ、画像データ入力部
61によって2値化、ヒストグラム処理及び誤差拡散処理
される。その後、処理された画像データをメモリ64に記
憶する際に、メモリ64に記憶されているRDF15によっ
て搬送される原稿の画像を読み取る際の調整に用いられ
る補正データx1 が読み出され、補正データx1 に基づ
いて原稿のズレが補正され、ステップST17へ進む。
像データがメモリ64に記憶される。
ユニット17によって原稿画像が読み取られ、ステップST
18へ進む。
原稿の画像データがCCDリニアイメージセンサ22から
図4の画像データ入力部61へ送られ、画像データ入力部
61によって2値化、ヒストグラム処理及び誤差拡散処理
される。その後、処理された画像データをメモリ64に記
憶する際に、メモリ64に記憶されている原稿載置台16に
載置された原稿の画像を読み取る際の調整に用いられる
補正データx2 が読み出され、補正データx2 に基づい
て原稿のズレが補正され、ステップST19へ進む。
像データがメモリ64に記憶される。
れた画像データが画像データ出力部63へ送られることに
よって用紙上に形成される画像には、原稿画像が読み取
られる位置において原稿のズレにより生ずる画像の乱れ
が除去され、正確な複写画像を得ることができる。
憶されているその記憶領域81における中心基準線81a の
位置データと、読み取られメモリ64に記憶されているフ
ォーマット原稿の基準線82の位置データとの差分が求め
られ、この差分データがメモリ64に記憶される。そし
て、原稿画像が読み取られる際には、記憶された差分デ
ータに基づいて原稿の画像データの位置が補正されるの
で、複写機の部品、特にスキャナユニットに関する部品
の交換や経時変化により生ずる原稿の中心線のズレを測
定治具を用いることなく、オペレータのキー入力による
画像データの処理によって容易に補正することができ
る。
おける原稿のズレを迅速、容易且つ正確に調整すること
ができる。
は、原稿読み取り位置における原稿のズレを調整するた
めのものであるが、更に、図4に示すメモリ64から画像
データ出力部63を介して、図2に示すレーザプリンタ部
12によって画像形成が行われ、複写画像が得られるまで
の画像形成の際に生じる原稿画像のズレを調整するため
の動作を説明する。
例であるデジタル複写機において画像形成の際に生じる
原稿画像のズレを調整する動作を示すフローチャートで
ある。
整する動作は、図3の中央制御部51及び図4のCPU65
によって制御される。
ステップST5 において、読み取られたフォーマット原稿
の画像データが図4のメモリ64に記憶され、ステップST
6 において、図2のRDF15によって搬送される原稿の
画像をスキャナユニット17により読み取る際の調整に用
いられる原稿のズレの補正データx1 と、原稿載置台16
に載置された原稿の画像をスキャナユニット17により読
み取る際の調整に用いられる原稿のズレの補正データx
2 とが、メモリ64に記憶された状態にあるとする。
ず、図2のデジタル複写機10に備えられている図示して
いない操作パネル上の画像調整用スイッチが押されると
(ステップST21)、次いで、ステップST22においてメモ
リ64に記憶された原稿のズレの補正データ及びフォーマ
ット原稿の画像データに基づき、レーザプリンタ部12が
複写画像を用紙上に形成する。即ち、この用紙上に形成
されたフォーマット原稿の複写画像は、図9に示すフロ
ーチャートに従って、原稿読み取り位置における原稿の
ズレが調整された画像となっている。
位置における原稿のズレが調整されたフォーマット原稿
の複写画像を新たな原稿として、この新たな原稿がRD
F15の原稿トレイ又は原稿載置台16にセットされている
か否かが、RDF15の原稿トレイ又は原稿載置台16に設
けられている図示していない原稿サイズ検出装置によっ
て判別される。
ット原稿の複写画像が形成される際に、原稿読み取り位
置における原稿のズレの調整が、RDF15によって搬送
される原稿の画像調整のための補正データx1 を用いて
行われた場合には新たな原稿はRDF15の原稿トレイに
置き、又、原稿載置台16に載置された原稿の画像調整の
ための補正データx2 を用いて行われた場合には新たな
原稿は原稿載置台16に置くことが望ましい。
レイ又は原稿載置台16に複写されたフォーマット原稿が
セットされていると判別された場合にはステップST24へ
進み、セットされていないと判別された場合には動作を
終える。
ト17がフォーマット原稿の画像を読み取り、ステップST
25へ進む。
ット原稿の画像データを図4の画像データ入力部61及び
画像データ処理部62において処理した後、メモリ64に記
憶し、ステップST26へ進む。
すように、メモリ64に予め記憶されているその記憶領域
81における中心基準線81a の位置データと、読み込まれ
たフォーマット原稿の画像データ、即ち基準線82の位置
データとの比較が行われ、両者の差分が求められる。
は、図8に示す破線の位置にあるべき原稿の中心線のズ
レを表す量であり、このズレ量が画像形成プロセスにお
いて生じる画像データの位置のズレ量として認識され、
原稿画像データのズレの補正データとしてメモリ64に記
憶される。
整された画像を原稿として読み取り、その複写画像を形
成する際に、上述のようにして求められメモリ64に記憶
されたズレの補正データを用いることにより、例えばメ
モリ64から画像データ出力部63に画像データを読み出す
ときに、読み出すタイミングを変えて画像データを出力
させることにより、ズレのない複写画像を得ることがで
きる。
取られる位置における原稿のズレを迅速、容易且つ正確
に調整することができることができることに加えて、ス
ケール等の測定治具を用いずに、客観的に原稿画像と複
写される画像との位置のズレが補正され、原稿画像の位
置とズレのない複写画像を形成することができる。
画像を読み取る原稿読み取り手段と、原稿読み取り手段
により読み取られる調整用原稿の画像の原稿読み取り位
置を表すデータを所定の位置データに合わせるように補
正する第1の補正手段と、第1の補正手段により補正さ
れた調整用原稿の画像データが画像形成される際の位置
を表すデータと所定の位置データとの差に応じて原稿読
み取り手段により読み取られ第1の補正手段により補正
された原稿の画像の位置を表すデータを補正する第2の
補正手段と、原稿読み取り手段により読み取られた原稿
の画像を用紙上に形成する画像形成手段とを備えてい
る。従って、原稿の画像が読み取られる位置における原
稿のズレを調整することできるのに加えて、原稿画像が
形成される際の画像データの位置のズレを迅速、容易且
つ正確に調整することにより原稿画像の位置とズレのな
い画像を形成することができる。
ジタル複写機において画像形成の際に生じる原稿画像の
ズレを調整する動作を示すフローチャートである。
ジタル複写機の全体構成を示す断面図である。
ブロック図である。
タの入力から出力までの処理を行う画像処理制御部のブ
ロック構成図である。
置における原稿のズレを調整するために用いる補正デー
タを求めるための動作を示すフローチャートである。
ナユニットにより読み取る際の調整に用いるフォーマッ
ト原稿を示す説明図である。
ユニットにより読み取る際の調整に用いるフォーマット
原稿を示す説明図である。
位置データと読み取られたフォーマット原稿の基準線の
位置データとの比較を示す説明図である。
置における原稿のズレを調整する動作を示すフローチャ
ートである。
Claims (1)
- 【請求項1】 原稿の画像を読み取る原稿読み取り手段
と、該原稿読み取り手段により読み取られる調整用原稿
の画像の原稿読み取り位置を表すデータを所定の位置デ
ータに合わせるように補正する第1の補正手段と、該第
1の補正手段により補正された前記調整用原稿の画像デ
ータが画像形成される際の位置を表すデータと前記所定
の位置データとの差に応じて前記原稿読み取り手段によ
り読み取られ前記第1の補正手段により補正された原稿
の画像の位置を表すデータを補正する第2の補正手段
と、前記原稿読み取り手段により読み取られた原稿の画
像を用紙上に形成する画像形成手段とを備えたことを特
徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3228027A JP2742159B2 (ja) | 1991-09-09 | 1991-09-09 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3228027A JP2742159B2 (ja) | 1991-09-09 | 1991-09-09 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0568146A JPH0568146A (ja) | 1993-03-19 |
JP2742159B2 true JP2742159B2 (ja) | 1998-04-22 |
Family
ID=16870054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3228027A Expired - Lifetime JP2742159B2 (ja) | 1991-09-09 | 1991-09-09 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2742159B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4417313B2 (ja) | 2005-09-26 | 2010-02-17 | Necエレクトロニクス株式会社 | ダイバーシティ受信回路 |
JP5621323B2 (ja) | 2010-05-25 | 2014-11-12 | ブラザー工業株式会社 | 画像記録装置 |
JP5625696B2 (ja) | 2010-09-30 | 2014-11-19 | ブラザー工業株式会社 | 画像記録装置 |
-
1991
- 1991-09-09 JP JP3228027A patent/JP2742159B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0568146A (ja) | 1993-03-19 |
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