JP2742098B2 - 泥漿鋳込み成形機 - Google Patents

泥漿鋳込み成形機

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和雄 成井
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東陶機器株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、水平方向の軸線廻りに鋳型の回転を行う泥
漿鋳込み成形機に関し、特に泥漿給排路と流体圧給排路
の構造に関するものである。
[従来の技術] 泥漿を鋳型内に流し込んで衛生陶器等の未乾燥成形体
を得る泥漿鋳込み成形において、成形機により鋳型を水
平方向の軸線廻りに回転させて泥漿の供給・排出を行う
ことは特開昭63−42803号公報で公知であり、これは泥
漿給排路と加圧空気給排路とがフレキシブルホースを用
いたものとなっている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、フレキシブルホースは鋳型の回転に追従し
て引き廻し可能であるが、泥漿鋳込み成形による製品の
大量生産の面からは、頻繁に引き廻されることによりフ
レキシブルホースが耐久限界に達しやすく、高価なフレ
キシブルホースの交換頻度が高まることは、稼動能率の
低下及び製品のコストアップを招くことになってしま
う。
そこで本発明の目的は、フレキシブルホースを用いる
ことなく、泥漿給排路及び加圧空気等の流体圧給排路を
鋳型の回転に追従させるようにした泥漿鋳込み成形機を
提供することにある。
[課題を解決するための手段] 以上の課題を達成すべく本発明は、泥漿を流し込んで
成形体を形成する鋳型を型締めし、鋳型を水平方向の軸
線廻りに回転して泥漿の給排を行うようにした泥漿鋳込
み成形機において、鋳型がセットされる機枠を一対の回
転軸を介して機台に回転可能に支承し、一方の回転軸内
に泥漿給排路を設けるとともに、他方の回転軸内に型締
め用油圧や成形体取り出し用加圧空気等の流体圧給排路
を設け、且つ両給排路の各回転軸外方にスイベルジョイ
ントを設けたことを特徴とする。
[作用] 泥漿給排路と流体圧給排路とが、機台に機枠を支承す
る一対の回転軸内の夫々に設けられ、且つ両給排路の各
回転軸外方にスイベルジョイントが設けられているの
で、鋳型をセットした機枠の回転の際に、各スイベルジ
ョイントから両給排路が回転軸及び機枠と一体に追従回
転する。
[実施例] 以下に添付図面を基に実施例を説明する。
本発明を適用した一例としての泥漿鋳込み成形機11を
示す図面において、12は左右の機台、13は機枠、14は回
転ラムである。機枠13内には、下方のシリンダユニット
15,15と左右夫々のシリンダユニット16,16と上方の上型
押え板17が備えられており,シリンダユニット15,15の
上方に下型受け台18が支持され、シリンダユニット16,1
6の先端に側型押え板19,19が夫々支持されている。
左右の機台12,12上に軸受ブロック21,21が備えられ、
機枠13の左右外方には軸線を水平方向とした回転軸23,2
3が夫々固設されており、この左右一対の回転軸23,23は
前記軸受ブロック21,21に夫々のベアリング22,22を介し
て回転自在に支承されている。また一方の回転軸23に前
記回転ラム14が接続されており、この回転ラム14により
回転軸23を介して機枠13が回動される。
更に機枠13の下方には前記シリンダユニット15,15,1
6,16用の油圧給排接続盤25が設けられ、また前記下型受
け台18に各キャビティ内に加圧空気を供給するための加
圧空気給排ホース29が接続されている。
そして左右の回転軸23,23内には軸中心に一致した軸
方向通路24,24が夫々貫通形成されており、これら各軸
方向通路24,24を通して油圧給排管31と泥漿給排管35が
別に設けられている。
即ち前記油圧給排接続盤25に接続された油圧給排管31
途中の直状管部32を図示右側の回転軸23の軸方向通路24
内に通し、この直状管部32を前記回転ラム14内を通過し
て外方に突出し、その突出端にスイベルジョイント33を
設けている。このスイベルジョイント33は直状管部32を
回転軸23の軸線廻り回転可能としながら内部に油を通す
もので、スイベルジョイント33には図示しない油圧供給
源からの管部34が接続されている。
また同様にした前記下型受け台18に接続された泥漿給
排管35途中の直状管部36を図示左側の回転軸23の軸方向
通路24内に通し、その軸方向通路24からの突出端にスイ
ベルジョイント37を設けている。このスイベルジョイン
ト37も直状管部36を回転軸23の軸線廻り回転可能としな
がら内部に泥漿を通すもので、スイベルジョイント37に
は図示しない泥漿供給源からの管部38が接続されてい
る。
一方、鋳型1は上型2と中型3と左右の側型4,5と下
型6とから構成されている。
実施例では、鋳型1により洋風便器の胴部成形体W1
リム部成形体W2を得るものであり、上型2と中型3間に
リム部成形体W2を得るキャビティ3aが形成され、中型3
と側型4,5及び下型6間に胴部成形体W1を得るキャビテ
ィ4a,5aが形成されている。また側型4には胴部成形体W
1内に排水路を形成する付属部成形体W3を得るキャビテ
ィ4bも形成されている。更に組立状態での鋳型1にはリ
ム部成形体W2用のキャビティ3aに対する泥漿給排路7と
胴部成形体W1用のキャビティ4a,5aに対する泥漿給排路
8がともに上方から開口する如く夫々設けられている。
また付属部成形体W3用のキャビティ4bに対する同様の泥
漿給排路(図示省略)も設けられている。
そして鋳型1は、各キャビティ形成部分の外層をFRP
として内層を多孔質層とした二層構造であり、内外層の
境界に導水通路を設けている。
以上の上型2、中型3、側型4,5及び下型6を組み立
ててなる鋳型1は成形機11の下型受け台18上に搬入セッ
トされ、油圧給排管31からの圧油供給による各シリンダ
ユニット15,15,16,16の作動で上型押え板17と下型受け
台18及び側型押え板19,19とによって鋳型1の型締めが
行われる。
次に泥漿給排管35からの泥漿供給により泥漿給排路7,
8等を介して鋳型1の各キャビティに泥漿が流し込まれ
て充満した後、図示せぬポンプあるいは増圧器を用いて
キャビティの泥漿を5〜10気圧程度加圧し、多孔質層に
より水分を通過して内層の表面に粘土分が着肉成長し、
徐々に成形体の形成が行われる。
そして所定の着肉層が形成された後、回転ラム14の油
圧作動(図示では油圧供給系を省略)により回転軸23,2
3と一体の機枠13の回動が行われ、加圧空気給排ホース2
9から各キャビティ内に加圧空気を供給して、各キャビ
ティからは泥漿給排路7,8等を介して排泥(未着肉泥漿
の排出)が行われる。この場合、付属部成形体W3は固形
鋳込みにより得るようにしても良い。
以上の如き排泥鋳込みが終わると、鋳型1の型締めが
解除され、図示しない脱型ラインへ鋳型1が送られる。
以上の成形機11において、左右の回転軸23,23内を通
して油圧給排路31及び泥漿給排路35が夫々設けられてお
り、その両給排路31,35の各回転軸外方にスイベルジョ
イント33,37を設けているので、機枠13の回転時は、各
スイベルジョイント33,37から先の両給排路31,35が,回
転軸23,23及び機枠13と一体に追従回転するものとなっ
ている。
このようにして給排用のフレキシブルホースを不要と
したため、稼動能率の低下や製品のコストアップを抑え
るのに貢献できるものとなる。
尚、油圧給排管に代えて加圧空気給排管を回転軸内に
通すようにしても良く、要は一方の回転軸内に流体圧給
排管を通すようにすれば良い。また回転軸の軸方向通路
を給排路として直接利用しても良い。更に成形機及び鋳
型の詳細構造については実施例構造に限るものではな
く、成形体の対象も洋風便器に限らず他の衛生陶器等で
も良い。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、泥漿鋳込み成形機にお
いて、泥漿給排路と流体圧給排路を、機台に機枠を支承
する一対の回転軸内の夫々に設け、且つ両給排路の各回
転軸外方にスイベルジョイントを設けることによって、
鋳型をセットした機枠の回転の際に、各スイベルジョイ
ントから両給排路を回転軸及び機枠と一体に追従して回
転させるようにしたため、フレキシブルホースを不要と
して、稼動能率の低下や製品のコストアップを抑えるこ
とができる。
また任意の角度の排泥角度設定ができるので、種々の
形状のキャビティを有する製品の成形が可能となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明を適用した一例としての泥漿鋳込み成形機
の回転軸部分を破断して示す概略正面図である。 尚、図面中、1は鋳型、11は泥漿鋳込み成形機、12は機
台、13は機枠、14は回転ラム、23は回転軸、31は流体圧
給排管、33はスイベルジョイント、35は泥漿給排管、37
はスイベルジョイントである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】泥漿を流し込んで成形体を形成する鋳型を
    型締めし、鋳型を水平方向の軸線廻りに回転して泥漿の
    給排を行うようにした泥漿鋳込み成形機において、鋳型
    がセットされる機枠を一対の回転軸を介して機台に回転
    可能に支承し、一方の回転軸内に泥漿給排路を設けると
    ともに、他方の回転軸内に型締め用油圧や成形体取り出
    し用加圧空気等の流体圧給排路を設け、且つ両給排路の
    各回転軸外方にスイベルジョイントを設けたことを特徴
    とする泥漿鋳込み成形機。
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