JP2741956B2 - 丸編機の度目制御装置 - Google Patents

丸編機の度目制御装置

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JP2741956B2 JP40957390A JP40957390A JP2741956B2 JP 2741956 B2 JP2741956 B2 JP 2741956B2 JP 40957390 A JP40957390 A JP 40957390A JP 40957390 A JP40957390 A JP 40957390A JP 2741956 B2 JP2741956 B2 JP 2741956B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、丸編機における度目制
御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、丸編機において編み地を編み立
てるには、柄のデータ、及び度目量(糸の引き量)が必
要であり、この度目量は、編み立てる柄組織、及び糸の
太さなどにより決定され、これが編み目の大きさとな
る。
【0003】図6は、従来の丸編機の制御装置を示すブ
ロック図である。
【0004】丸編機の制御装置は、多数のシリンダ針1
が整列された円形の釜2を有しており、釜2の所定位置
はシリンダ針1が所定本数分位置しない針抜き3を構成
しており、釜2の上部にはシリンダ針1へ予め用意され
た複数の糸のうちの所定の糸を給糸する複数の給糸装置
4が配置されている。
【0005】そして、それぞれの給糸装置4の給糸口Y
1,Y2,Y3,Y4には選針装置5および度目装置6
が配置されており、選針装置5は選針駆動装置7へ接続
されており、度目装置6は度目駆動装置8へ接続されて
いる。
【0006】更に、釜2に臨んでシリンダ針1を検出す
るシリンダ針検出器9が配置されており、シリンダ針検
出器5は針番地積算装置10に接続されている。
【0007】また、針番地積算装置10は、柄データ記
憶装置11、度目量データ記憶装置12および給糸切換
データ記憶装置13に接続されており、柄データ記憶装
置11、度目量データ記憶装置12および給糸切換デー
タ記憶装置13はリセット入力装置14に接続されてい
る。
【0008】そして、柄データ記憶装置11には、柄デ
ータ入力装置15が接続され、かつ選針駆動装置7が接
続されている。
【0009】更に、度目量データ記憶装置12には、度
目量データ入力装置16が接続されており、かつ度目駆
動装置8が接続されている。
【0010】また、給糸切換データ記憶装置13、給糸
切換データ入力装置17が接続されており、かつ給糸切
換駆動装置18が接続されており、給糸切換駆動装置1
8は給糸切換装置4に接続されている。
【0011】次いで、柄編み立ての制御を図7のフロー
チャートに沿って説明する。
【0012】初期設定として柄のデータを柄データ入力
装置15より入力し、柄データPDを柄データ記憶装置
11に書き込む。
【0013】そして、度目量データ入力装置16より各
給糸口Y1,Y2,Y3,Y4の各コース(編機一周
分)毎の度目量を入力し、度目量データDDを度目量デ
ータ記憶装置12に書き込む。
【0014】図9は、度目量の入力例を示したものであ
る。
【0015】また、図10は、図9のように入力した場
合の度目量の変化を示したものである。
【0016】それから、1つの給糸口に2本以上の糸を
用意し、任意の糸で編み立てできるように給糸する糸を
切り換える給糸切換装置4の給糸切り換えデータID
を、給糸切換データ入力装置17より入力して給糸切換
データ記憶装置13に書き込む。 そして、丸編機の運
転を始めると、シリンダ針1がシリンダ針検出器9の前
を通過する毎に針パルスCPが発生し(S42)、この
針パルスCPは針番地積算装置10に入力される。
【0017】更に、針番地積算装置10は、針パルスC
Pが入力される毎に、記憶している針番地データHAを
カウントUPして柄データ記憶装置11、度目量データ
記憶装置12、及び給糸切り換えデータ記憶装置13へ
出力する(S43)。
【0018】それから、柄データ記憶装置11は、針番
地データHAが入力されると記憶している柄データPD
から針番地データHAが示す針番地のデータを取り出
し、給糸口Y1の選針データSD1として出力する。
【0019】そして、前記針番地データHAが示す針番
地から給糸口Y1の選針装置5と給糸口Y2の選針装置
5の取付け位置ずれ、すなわち針本数分ずらした針番地
データを取り出し、給糸口Y2の選針データSD2とし
て出力する。
【0020】同様に給糸口Y3,Y4に対応したデータ
を取り出し、選針データSD3,SD4として出力す
る。
【0021】更に、選針駆動装置7は、選針データSD
1,SD2,SD3,SD4が入力されると、選針信号
SS1,SS2,SS3,SS4をそれぞれの選針装置
5へ出力し選針装置5を通過するシリンダ針1を駆動す
る(S44)。
【0022】なお、度目装置6、及び給糸切換装置4が
駆動できる位置はシリンダ針1が数本抜いてある針抜き
3の位置である。
【0023】その為、度目量データ記憶装置12及び給
糸切換データ記憶装置13は、針番地データHAが入力
されると針抜き3の位置を算出し各給糸口Y1,Y2,
Y3,Y4の位置に針抜き3が到達したかチェックする
(S45,S46,S47,S48)。
【0024】そして、給糸口Y1の位置に針抜き3が到
達すると度目量データ記憶装置12は次のコース数の給
糸口Y1の度目量データCD1を出力し、度目駆動装置
8を介し度目信号DS1を給糸口Y1の度目装置6に出
力し、度目装置6を駆動する(S49)。
【0025】また、給糸切換データ記憶装置13は次の
コース数の給糸口Y1のコース切り換えデータYC1を
出力し、給糸切換駆動装置18を介し給糸切り換え信号
YS1を給糸口Y1の給糸切換装置4に出力し、給糸切
換装置4を駆動する(S50)。
【0026】同様に、給糸口Y2,Y3,Y4の位置に
針抜き3が到達すると、度目量データ記憶装置12はそ
れぞれの度目量データCD1,CD2,CD3,CD4
を出力し、度目駆動装置8を介し度目信号DS2,DS
3,DS4を各給糸口の度目装置6に出力し、度目装置
6を駆動する(S52,S55,S58)。
【0027】そして、給糸切換データ記憶装置13はそ
れぞれのコース給糸切り換えデータYC2,YC3,Y
C4を出力し、給糸切換駆動装置18を介し給糸切り換
え信号YC2,YC3,YC4を各給糸口の給糸切換装
置4に出力し、給糸切換装置4を駆動する(S53,S
56,S59)。
【0028】以上の動作を繰り返し柄が編み立てられ
る。(S42〜S60)また、現在編み立てている柄を
途中で変更、もしくは最初から編み直す場合には編機の
運転を止めリセット入力装置14よりリセット信号RS
を入力する。
【0029】そして、リセット信号RSが柄データ記憶
装置11、度目量データ記憶装置12、及び給糸切換デ
ータ記憶装置13に入力されると、柄データ記憶装置1
1、度目量データ記憶装置12、及び給糸切換データ記
憶装置13が初期状態となる。 それから、柄を変更す
る場合はさらに柄データ入力装置15、度目量データ入
力装置16、及び給糸切換データ入力装置17によりそ
れぞれのデータを入力する。
【0030】更に、再度運転を再開すると、柄データ記
憶装置11から柄データPDは読み出されず、固定デー
タとして記憶している基本編みデータが読み出され編機
の任意回転数基本編みを行う。
【0031】なお、基本編みとは安定した編み方で、例
えばすべての針で編み立てる無地編みなどである。
【0032】そして、度目量データ記憶装置12からは
コース度目データCD1,CD2,CD3,CD4は出
力されず度目装置6はリセット前の度目量を保持してい
る。任意回転数分基本編みが終了すると、順次柄データ
記憶装置11からデータPDを読みだし選針データSD
1,SD2,SD3,SD4を出力し、度目量データ記
憶装置12からコース度目データCD1,CD2,CD
3,CD4が出力され、かつ給糸切換データ記憶装置1
3からコース給糸切り換えデータYC1,YC2,YC
3,YC4が出力され柄編みに移行する(図8の選針と
度目の動作を示すタイムチャート参照)。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】従来の丸編機の度目制
御装置は、柄を途中で変更する際や最初から編み直すと
きなど、柄データ、度目データ、度目量データ、給糸切
り換えデータをリセットし再運転すると、編機の任意回
転数分基本編みを行うが、そのとき度目量及び給糸切り
換えはリセット前の柄を編み立てていた状態で保持され
ているが、リセット前の度目量が非常に小さい又は大き
いなど柄によって異なっているため、その状態で基本編
みを行うと網み目が小さくなりすぎたり大きくなりすぎ
たりして糸が切れてしまうことがある。
【0034】発明の目的 本発明は、再運転した際に、度目量の不適当により発生
する糸切れを防止する丸編機の度目制御装置を提供する
ことを目的とする。
【0035】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述課題に鑑
みなされたもので、本発明に係わる丸編機の度目制御装
置は、丸編機回転中に、編み地の柄に応じて予め指令さ
れた値に度目量(糸の引き量)を設定・動作する度目制
御装置と、基本編み動作に適した糸張力となるように各
コース及び各給糸口ごとの基本編み用度目量を入力する
入力手段と、前記基本編み用度目量を記憶する記憶手段
と、基本編み動作時に、編み立て中断以前に編み立てて
いたコースの各給糸口に対応する基本編み用度目量デー
タを前記記憶手段から取り出して度目量を設定する度目
量設定部と、を備えることを特徴とするものである。
【0036】
【作用】上述構成において、本発明における丸編機の度
目制御装置は、丸編機回転中に、度目制御装置により編
み地の柄に応じて予め指令された度目量(糸の引き量)
に設定・動作し、基本編み動作に適した糸張力となるよ
うに各コース及び各給糸口ごとの基本編み用度目量を入
力手段により入力し、記憶手段により基本編み用度目量
を記憶し、基本編み動作時に、度目量設定部により編み
立て中断以前に編み立てていたコースの各給糸口に対応
する基本編み用度目量データを前記記憶手段から取り出
して度目量を設定する。
【0037】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。
【0038】図1は本発明の一例を示すブロック図であ
る。
【0039】丸編機の制御装置は、多数のシリンダ針1
が整列された円形の釜2を有しており、釜2の所定位置
はシリンダ針1が位置しない針抜き3を構成しており、
釜2の上部にはシリンダ針1へ複数の糸のうちの所定の
糸を給糸する複数の給糸装置4が配置されている。
【0040】そして、それぞれの給糸装置4の給糸口Y
1,Y2,Y3,Y4には選針装置5および度目制御装
置としての度目装置6が配置されており、選針装置5は
選針駆動装置7へ接続されており、度目装置6は度目量
設定部としての度目駆動装置8へ接続されている。
【0041】更に、釜2に臨んでシリンダ針1を検出す
るシリンダ針検出器9が配置されており、シリンダ針検
出器9は針番地積算装置10に接続されている。
【0042】また、針番地積算装置10は、柄データ記
憶装置11、度目量データ記憶装置12、給糸切換デー
タ記憶装置13およびリセット後の基本編み時の度目量
を基本編み用度目量に設定するための記憶手段としての
基本編み用度目量データ記憶装置19に接続されてお
り、柄データ記憶装置11、度目量データ記憶装置1
2、給糸切換データ記憶装置13および基本編み用度目
量データ記憶装置19はリセット入力装置14に接続さ
れている。
【0043】そして、柄データ記憶装置11には、柄デ
ータ入力装置15が接続され、かつ選針駆動装置7が接
続されている。
【0044】更に、度目量データ記憶装置12には、度
目量データ入力装置16が接続されており、かつ度目駆
動装置8が接続されている。
【0045】また、給糸切換データ記憶装置13には、
給糸切換データ入力装置17が接続されており、かつ給
糸切換駆動装置18が接続されており、給糸切換駆動装
置18は給糸装置4に接続されている。
【0046】そして、基本編み用度目量データ記憶装置
19には、基本編み用度目量データMDを入力するため
の入力手段としての基本編み用度目量データ入力装置2
0が接続されており、かつ度目量データ記憶装置12お
よび度目駆動装置8が接続されている。
【0047】ついで、本実施例の作用を図2のフローチ
ャートに沿って説明する。
【0048】柄を変更するためにリセットする場合、オ
ペレータはリセット入力装置14よりリセット信号RS
を入力する(図5参照)。
【0049】すると、リセット信号RSは、柄データ記
憶装置11,度目量データ記憶装置12、給糸切換デー
タ記憶装置13、及び基本編み用度目量データ記憶装置
19に入力され初期状態となる(S1)。
【0050】それから、オペレータは柄データ入力装置
15より新しい柄データPDを入力し、柄データ記憶装
置6に書き込み、柄の色や糸の太さを決定してどの糸で
編み立てるか給糸切り換えデータIDを給糸切換データ
入力装置17より入力し、給糸切換データ記憶装置13
に書き込む。
【0051】更に、オペレータは入力した柄と糸の種類
により、その編み立てに適した度目量データDDを度目
量データ入力装置16より入力し、度目量データ記憶装
置12に書き込む。
【0052】そして、オペレータは各コースで編み立て
る糸の種類に合わせ、各コース、各給糸口の基本編みに
適した基本編み用度目量データMDを基本編み用度目量
データ入力装置20より入力し、基本編み用度目量デー
タ記憶装置19に書き込む(S2)。
【0053】その後、編機を運転すると(S3)、釜2
が回転し、シリンダ針1がシリンダ針検出器4の前を通
過する毎に針パルスCPが発生し(S4)、針番地積算
装置5に入力される。
【0054】更に、針番地積算装置10は、針パルスC
Pが入力される毎に、記憶している針番地データHAを
カウントUPして柄データ記憶装置11、度目量データ
記憶装置12、給糸切換データ記憶装置13、及び基本
編み用度目量データ記憶装置19へ出力する(S5)。
【0055】それから、柄データ記憶装置11は、針番
地データHAが入力される毎に基本編みデータを読み出
して選針駆動装置7を介し選針信号SS1,SS2,S
S3,SS4を各給糸口Y1,Y2,Y3,Y4の選針
装置8へ出力し、選針装置8を通過するシリンダ針1を
駆動し基本編みを行う(S7,S9,S11,S1
3)。 また、基本編み用度目量データ記憶装置19
は、針番地データHAが入力されると針抜き3の位置を
算出し各給糸口Y1,Y2,Y3,Y4の位置に針抜き
3が到達したかチェックする(S14,S15,S1
6,S17)。
【0056】そして、給糸口Y1の位置に針抜き3が到
達すると基本編み用度目量データ記憶装置19はリセッ
ト前に編み立てていたコースの給糸口Y1の基本編み用
度目量データMD1を出力し、度目駆動装置8を介して
度目信号DS1を給糸口Y1の度目装置6に出力し、度
目装置6を駆動し、基本編みに適した度目量となる(S
19)。
【0057】同様にの動作により、Y2,Y3,Y4の
位置に針抜き3が到達すると基本編み用度目量データ記
憶装置19はそれぞれの基本編み用度目量データMD
2,MD3,MD4を出力し、度目駆動装置8を介し度
目信号DS2,DS3,DS4を給糸口の度目装置6を
駆動し、基本編みに適した度目量となる(S21,S2
3,S25)。
【0058】この際、度目量データ記憶装置12及び給
糸切り換えデータ記憶装置13からはデータの出力はさ
れない。
【0059】以上の動作を繰り返し、編機の任意回転数
分基本編みを行う(S4〜S25)。 そして、給糸口
Y1の基本編みが終了すると(S6)、柄データ記憶装
置6内の柄データPDから給糸口Y1のデータを読みだ
し、選針信号SD1を出力し、給糸口Y1を柄で編み立
て(S26)、給糸口Y2,Y3,Y4は基本編みを継
続する(S9,S11,S13)。
【0060】更に、給糸口Y1の位置に針抜き3が到達
すると(S14)、度目量データ記憶装置12からコー
ス度目量データCD1が出力され、度目駆動装置8を介
し、度目信号DS1を給糸口Y1の度目装置6に出力
し、柄編み用の度目量とする(S30)。
【0061】それから、給糸口Y2が基本編みを終了す
るまで以上を繰り返し、順次給糸口Y2,Y3,Y4が
基本編みを終了していき、度目量も柄編み用となる。
【0062】そして、給糸口Y4まで基本編みを終了す
ると、従来の編み立てと同じ制御となる(図5参照)。
【0063】更に、基本編みが終了し、次の針パルスC
Pが発生すると(S42)、針番地積算装置5は、針パ
ルスCPが入力される毎に、記憶している針番地データ
HAをカウントUPして柄データ記憶装置11、度目量
データ記憶装置12、及び給糸切換データ記憶装置13
へ出力する(S43)。
【0064】それから、柄データ記憶装置11は、針番
地データHAが入力されると記憶している柄データPD
から、針番地データHAが示す針番地のデータを取り出
し、給糸口Y1の選針データSD1として出力する。
【0065】そして、前記針番地データHAが示す針番
地から給糸口Y1の選針装置5と給糸口Y2の選針装置
5の取付位置ずれすなわち針本数分ずらした針番地のデ
ータを取り出し、給糸口Y2の選針データSD2として
出力する。
【0066】同様の動作により、Y3,Y4に対応した
データを取り出し、選針データSD3,SD4として出
力する。
【0067】更に、選針駆動装置7は、選針データSD
1,SD2,SD3,SD4が入力されると、選針信号
SS1,SS2,SS3,SS4をそれぞれの選針装置
5へ出力し、選針装置5を通過するシリンダ針1を駆動
する(S44)。
【0068】なお、度目装置6、及び給糸切換装置4が
駆動できる位置はシリンダ針1が数本抜いてある針抜き
3のところである。
【0069】その為、度目量データ記憶装置12及び給
糸切り換えデータ記憶装置13は、針番地データHAが
入力されると針抜き3の位置を算出し、各給糸口Y1,
Y2,Y3,Y4の位置に針抜き3が到達したかチェッ
クする(S45,S46,S47,S48)。
【0070】そして、給糸口Y1の位置に針抜き3が到
達すると、度目量データ記憶装置12は次のコース数の
給糸口Y1の度目量データCD1を出力し、度目駆動装
置8を介し度目信号DS1を給糸口Y1の度目信号を出
力し、度目装置6を駆動する(S49)。
【0071】また、給糸切換データ記憶装置13は、次
のコース数の給糸口Y1のコース給糸切り換えデータY
C1を出力し、給糸切換駆動装置18を介し給糸切り換
え信号YS1を給糸口Y1の給糸切換装置4に出力し、
給糸切換装置4を駆動する(S50)。
【0072】同様に、給糸口Y2,Y3,Y4の位置に
針抜き3が到達すると度目量データ記憶装置12はそれ
ぞれの度目量データCD2,CD3,CD4を出力し、
度目駆動装置8を介し度目信号DS2,DS3,DS4
を各給糸口の度目装置6に出力し、度目装置6を駆動す
る(S52,S55,S58)。
【0073】更に、給糸切換データ記憶装置13はそれ
ぞれのコース給糸切り換えデータYC2,YC3,YC
4を出力し、給糸切換駆動装置18を介し給糸切り換え
信号YS2,YS3,YS4を各給糸口の給糸切換装置
4に出力し、給糸切換装置4を駆動する(S53,S5
6,S59)。
【0074】以上の動作を繰り返して柄が編み立てられ
る(S42〜S60)。
【0075】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、リセット
後の基本編み時に度目量を各給糸口毎で現在編み立てて
いる糸の種類に適合した値に設定するように構成したの
で、基本編み時の度目量を適正化して、リセット前の度
目量又は柄に影響されることを防止でき、これにより糸
切れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における丸編機の制御装置の
構成を示すブロック図。
【図2】本発明の作用を示すフローチャート図。
【図3】本発明の作用を示すフローチャート図。
【図4】本発明の作用を示すフローチャート図。
【図5】本発明の一実施例の選針状態及び度目状態を示
すタイミングチャート図。
【図6】従来の丸編機の制御装置の構成を示すブロック
図。
【図7】従来の作用を示すフローチャート図。
【図8】従来の選針状態及び度目状態を示すタイミング
チャート図。
【図9】度目量データの入力例を示す図。
【図10】図9のデータを設定した場合の、各コース、
各給糸口の度目状態を示した図である。
【符号の説明】
6 度目装置 8 度目駆動装置 19 基本編み用度目量データ記憶装置 20 基本編み用度目量データ入力装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 丸編機回転中に、編み地の柄に応じて予
    め指令された値に度目量(糸の引き量)を設定・動作す
    る度目制御装置を備え、編み立てている柄を中断する
    と、任意回転数分だけ所定の基本編み動作をする丸編機
    において、基本編み動作に適した糸張力となるように各
    コース及び各給糸口ごとの基本編み用度目量を入力する
    入力手段と、前記基本編み用度目量を記憶する記憶手段
    と、基本編み動作時に、編み立て中断以前に編み立てて
    いたコースの各給糸口に対応する基本編み用度目量デー
    タを前記記憶手段から取り出して度目量を設定する度目
    量設定部と、を備えることを特徴とする丸編機の度目制
    御装置。
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