JP2690596B2 - 丸編機の制御装置 - Google Patents

丸編機の制御装置

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JP2690596B2 JP11374190A JP11374190A JP2690596B2 JP 2690596 B2 JP2690596 B2 JP 2690596B2 JP 11374190 A JP11374190 A JP 11374190A JP 11374190 A JP11374190 A JP 11374190A JP 2690596 B2 JP2690596 B2 JP 2690596B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、柄編機能を有する丸編機の制御装置に関す
る。
(従来の技術) 第14図は丸編機の一例を示す斜視図、第15図はその主
要部の詳細を示す分解斜視図であり、シリンダカム体2
とダイヤルカム体3は固定されており、釜1のみが回転
可能となっている。釜1の外周面には(1)〜(NZ;整
数)の針番地が付された針5が針溝に沿って埋設され、
各針溝が釜1の外周面近傍に配置されている針溝検出器
11により検出されるようになっている。シリンダカム体
2の外周面にはm(整数)個の選針電磁石6が装着さ
れ、シリンダカム体2の上面には各選針電磁石61〜6mに
対応したm個の給糸口が配設されており、編地を編むと
きは給糸口71〜7mの位置で選針電磁石61〜6mの作用によ
り針5が上昇して糸4を引込むようになっている。
第16図は上述した丸編機を制御する従来の制御装置の
一例を示すブロック図であり、針溝検出器11からの針パ
ルス信号npが針番地積算部12に送出されて積算されつ
つ、順次針番地daとして柄編制御部13に送出される。そ
して、柄編制御部13に予め記憶されている柄に基づい
て、送出されて来た各針番地daの針5のうちいずれの針
5が編むのに必要かが判断され、柄出力caが励磁部14を
介して選針電磁石6に送出されて編むのに必要な針5が
駆動されるようになっている。
このような構成において、その動作例を第17図のフロ
ーチャートで説明すると、針番地積算部12は、針溝検出
器11が針溝を検出して針パルス信号npを発生したか否か
の確認を続け(ステップS1)、針溝検出器11が針パルス
信号npを発生したらそれを積算しつつ、順次針番地daと
して柄編制御部13に送出する(ステップS2)。柄編制御
部13は、予め記憶している柄に基づいて、各針番地daの
針5のうちいずれの針5が編むのに必要かを判断し(ス
テップS3)、編むのに必要な針5を駆動させるための柄
出力caを励磁部14を介して選針電磁石6に送出する(ス
テップS4)。そして、上記ステップS2〜S4の処理を全て
の給糸口71〜7mについて行ない(ステップS5)、全ての
給糸口71〜7mについての処理が終了したら、ステップS1
に戻って上述した処理を繰返す。
上述した丸編機における針番地(1)〜(NZ)と柄編
制御する領域との関係は例えば第3図に示すように表わ
すことができる。そして、丸編機の周長よりも短い幅を
持つ柄編を得るために柄編の幅を短縮したいときは、短
縮する分の針5を駆動させなければ良く、例えば第4図
に示すように針番地(1)〜(NA−1)までの針5を釜
1の針溝から手作業により抜取っている。従って、この
針5の抜取られた領域では柄編は行なわれず、糸4が真
直に走るだけの編地となるので、糸4の使用量を半分以
下にすることができる。
(発明が解決しようとする課題) 柄編の大きさは生産の度に変化することから、上述し
た針の抜取りによる柄編の幅の短縮方法では、その幅に
応じて針の抜取り本数を変化させなければならず、手作
業により針を抜取ったり戻し入れたりする手間が掛かる
という欠点があった。また、針の抜取り本数が多い場合
は抜取られた部分の編目が不ぞろいとなるので、全ての
針を抜取らずにところどころ残して編目が不ぞろいとな
ることを防止しているが、編む柄によっては残した針が
編まない場合があり、その周辺の編地に悪影響を与える
という問題があった。
本発明は上述した事情から成されたものであり、本発
明の目的は、手作業により針を抜取ることなく柄編の幅
を自動的に調整することができる丸編機の制御装置を提
供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、丸編機の一周上にある複数本の針の動きを
検出し、検出された針の針番地と予め設定されている柄
とに基づいて柄編に必要な針を駆動させるための柄出力
を送出し、前記柄出力に応じて前記複数本の針を同時に
駆動して柄編を行う丸編機の制御装置に関するものであ
り、本発明の上記目的は、外部から入力される柄編領域
を表わす針番地に基づいて柄編指定領域データを設定す
る設定部と、この設定部からの前記柄編指定領域データ
に前記検出された針の針番地が含まれるか否かを判定し
て柄編の実行を指定するための領域出力を求める判定部
と、前記検出された針の針番地に基づいて予め設定され
ている端部柄パターンから端部柄出力を求める制御部
と、前記検出された針の針番地と予め設定されている柄
とに基づく柄出力及び前記制御部からの端部柄出力のう
ちいずれか一方を前記判定部からの前記領域出力に基づ
いて選択し前記柄編に必要な針を駆動させるための柄出
力として送出する選択部とを具備することによって達成
される。
また、前記検出された針の針番地を前記設定部からの
前記柄編指定領域データに基づいて補正する補正部を具
備し、前記選択部が前記補正部からの前記補正された針
番地と予め設定されている柄とに基づく柄出力及び前記
制御部からの端部柄出力のうちいずれか一方を前記判定
部からの前記領域出力に基づいて選択し前記柄編に必要
な針を駆動させるための柄出力として送出するようにし
ても良い。
(作用) 本発明にあっては、柄編指定領域外において柄編指定
領域の編柄とは別途指定した編柄にて針が編まないよう
に指令,動作させているので、従来のように針を抜く必
要が無く、柄編の幅の調整を容易に行なうことができ
る。
(実施例) 第1図は本発明の丸編機の制御装置の一例を第16図に
対応させて示すブロック図示であり、同一構成箇所は同
符号を付して説明を省略する。外部から柄編指定領域設
定部15に入力される柄編制御する領域を表わす針番地に
基づいて柄編指定領域データKareaが作成され、領域判
定部16及び針番地補正部17に送出される。針番地積算部
12から領域判定部16に送出されて来る各針番地daと柄編
指定領域データKareaとが比較されて領域出力selが信号
選択部18に送出される。針番地積算部12から針番地補正
部17に送出されて来る各針番地daが柄編指定領域データ
Kareaに基づいて補正され、補正された各針番地dbが柄
編制御部13に送出され、各針番地dbの針5のうちいずれ
の針5が編むのに必要かが判断され、柄出力cbが信号選
択部18に送出される。端部専用柄編制御部19に予め記憶
されている端部柄に基づいて、針番地積算部12から送出
されて来る各針番地daの針5のうちいずれの針5が編む
のに必要かが判断され、端部柄出力ccが信号選択部18に
送出される。そして、領域判定部16から信号選択部18に
送出されて来る領域出力selに基づいて、柄編制御部13
及び端部専用柄編制御部19から送出されて来る柄出力cb
及び端部柄出力ccのいずれか一方が選択されて柄出力ca
として励磁部14に送出されるようになっている。
このような構成において、その動作例を第2図のフロ
ーチャートで説明すると、針番地積算部12は、針溝検出
器11が針溝を検出して針パルス信号npを発生したか否か
の確認を続け(ステップS11)、針溝検出器11が針パル
ス信号npを発生したらそれを積算しつつ、順次針番地da
として領域判定部16、針番地補正部17及び端部専用柄編
制御部19に送出する(ステップS12)。
針番地補正部17は、柄編指定領域設定部15から送出さ
れて来る例えば第5図に示すような針番地(NA)〜(N
Z)までの柄編指定領域のデータKarea(第7図参照)に
基づいて、針番地積算部12から送出されて来る各針番地
daを次式(1)で補正し、補正した各針番地dbを柄編制
御部13に送出する(ステップS13)。なお、この針番地
補正部17の入出力特性は第8図に示すようになる。
(db)(da)−(NA−1) ……(1) 柄編み制御部13は、予め記憶している柄に基づいて、
針番地補正部17から送出されて来る各針番地dbの針5の
うちいずれの針5が編むのに必要かを判断し、編むのに
必要な針5を駆動させるための柄出力cbを信号選択部18
に送出する(ステップS14)。
また、端部専用柄編制御部19は、予め記憶している端
部柄に基づいて、針番地積算部12から送出されて来る各
針番地daの針5のうちいずれの針5が編むのに必要かを
判断し、編むのに必要な針5を駆動させるための端部柄
出力ccを信号選択部18に送出する(ステップS15)。こ
こで、通常の柄の編目が第10図に示すように密であるの
に対し、端部柄の編目は第11図に示すように粗であり、
従来の針5を手作業により抜取る効果と同様の効果を有
する。通常の柄を表現する内部データ例は第12図に示す
ように(編む)=論理値「1」という基本パターンの繰
返しとなり、端部柄を表現する内部データ例は第13図に
示すように(編まない)=論理値「0」→(編む)=論
理値「1」→(編まない)=論理値「0」という基本パ
ターンの繰返しとなる。端部専用柄編制御部19には基本
パターンの繰返し単位の値のみ設定すれば良く、端部専
用柄編制御部19はその内部機能で針番地(1)から順に
繰返しパターンを割当て、針番地(NZ)までの全ての針
5について論理値「0」,「1」を作成して記憶する。
一方、領域判定部16は、柄編指定領域設定部15から送
出されて来る例えば第5図に示すような針番地(NA)〜
(NZ)までの柄編指定領域のデータKarea(第7図参
照)に、針番地積算部12から送出されて来る各針番地da
が含まれるか否かを判定し、針番地daが柄編指定領域デ
ータKareaに含まれるならば領域出力selを論理値「1」
とし、針番地daが柄編指定領域データKareaに含まれな
いならば領域出力selを論理値「0」として信号選択部1
8に送出する。なお、この領域判定部16の入出力特性は
第9図に示すようになる。
そして、信号選択部18は、領域判定部16から送出され
て来る論理値「0」又は「1」の領域出力selに基づい
て、柄編制御部13及び端部専用柄編制御部19から送出さ
れて来る柄出力cb及び端部柄出力ccのいずれか一方を選
択し、柄出力caとして励磁部14を介して選針電磁石6に
送出する(ステップS16)。そして、上記ステップS12〜
S16の処理を全て給糸口71〜7mについて行ない(ステッ
プS17)、全ての給糸口71〜7mについての処理が終了し
たら、ステップS11に戻って上述した処理を繰返す。
なお、上述した実施例においては、針番地補正部17を
設けて針番地daを補正し、補正した針番地dbを柄編制御
部13に送出していたが、針番地補正部17を設けずに、検
出された針の針番地daが直接柄編制御部13に送出される
ようにしても同様に構成できる。また、柄編指定領域と
柄編指定領域外を第5図に示すように定めた場合を説明
したが、柄編指定領域と柄編指定領域外を第6図に示す
ように2又はそれ以上に分割した場合でも同様に実施す
ることができる。
この実施例のように針番地補正部17を設け、更に、柄
編指定領域と柄編指定領域外を2又はそれ以上に分割し
た場合には、第6図に示すようにそれぞれの柄編指定領
域間に柄編指定領域外が挟まれるようになり、同時に編
んだ柄編を分離して個別に用いる際の裁断がやりやすく
なる。
(発明の効果) 以上のように本発明の丸編機の制御装置によれば、針
を針溝から手作業により抜取ることなく柄編の幅を自動
的に調整することができるので、手間が掛からず、良好
な編地を常に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の丸編機の制御装置の一例を示すブロッ
ク図、第2図はその動作例を説明するフローチャート、
第3図は一般的な針番地と柄編制御する領域との関係を
示す図、第4図は従来装置における針番地と柄編制御す
る領域との関係を示す図、第5図及び第6図は本発明装
置における針番地と柄編制御する領域,端部専用柄編制
御する領域との関係を示す図、第7図は本発明装置にお
ける柄編指定領域データの一例を示す図、第8図及び第
9図は本発明装置における主要部の入出力特性を示す
図、第10図及び第11図は編目の一例を示す図、第12図及
び第13図はその編目の柄を表現する内部データ例を示す
図、第14図は丸編機の一例を示す斜視図、第15図はその
主要部の詳細を示す分解斜視図、第16図は従来の丸編機
の制御装置の一例を示すブロック図、第17図はその動作
例を説明するフローチャートである。 1…釜、2…シリンダカム体、3…ダイヤルカム体、4
…糸、5…針、6…選針電磁石、7…給糸口、11…針溝
検出器、12…針番地積算部、13…柄編制御部、14…励磁
部、15…柄編指定領域設定部、16…領域判定部、17…針
番地補正部、18…信号選択部、19…端部専用柄編制御
部。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】丸編機の一周上にある複数本の針の動きを
    検出し、検出された針の針番地と予め設定されている柄
    とに基づいて柄編に必要な針を駆動させるための柄出力
    を送出し、前記柄出力に応じて前記複数本の針を同時に
    駆動して柄編を行う丸編機の制御装置において、外部か
    ら入力される柄編領域を表わす針番地に基づいて柄編指
    定領域データを設定する設定部と、この設定部からの前
    記柄編指定領域データに前記検出された針の針番地が含
    まれるか否かを判定して柄編の実行を指定するための領
    域出力を求める判定部と、前記検出された針の針番地に
    基づいて予め設定されている端部柄パターンから端部柄
    出力を求める制御部と、前記検出された針の針番地と予
    め設定されている柄とに基づく柄出力及び前記制御部か
    らの端部柄出力のうちいずれか一方を前記判定部からの
    前記領域出力に基づいて選択し前記柄編に必要な針を駆
    動させるための柄出力として送出する選択部とを備えた
    ことを特徴とする丸編機の制御装置。
  2. 【請求項2】前記検出された針の針番地を前記設定部か
    らの前記柄編指定領域データに基づいて補正する補正部
    を備え、前記選択部が前記補正部からの前記補正された
    針番地と予め設定されている柄とに基づく柄出力及び前
    記制御部からの端部柄出力のうちいずれか一方を前記判
    定部からの前記領域出力に基づいて選択し前記柄編に必
    要な針を駆動させるための柄出力として送出する特許請
    求の範囲1に記載の丸編機の制御装置。
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EP1609378A4 (en) 2003-03-28 2009-11-18 Gunze Kk HIGH-TEN ROUND KNITTING MACHINE PER UNDERWEAR AND KNITTING METHOD USING A HIGH-TURN SQUARE MACHINE, PER CUSTOM

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