JP2741334B2 - 化粧コンクリート積みブロックの製造方法 - Google Patents

化粧コンクリート積みブロックの製造方法

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JP2741334B2
JP2741334B2 JP29136593A JP29136593A JP2741334B2 JP 2741334 B2 JP2741334 B2 JP 2741334B2 JP 29136593 A JP29136593 A JP 29136593A JP 29136593 A JP29136593 A JP 29136593A JP 2741334 B2 JP2741334 B2 JP 2741334B2
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信幸 上野
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加子母開発株式会社
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、天然石や人工の成形
材料にてなる大小の化粧骨材を表面に突出配した化粧コ
ンクリート積みブロックを、経済的で廃材もほとんど発
生させず、しかも、極めて簡単に製造する化粧コンクリ
ート積みブロックの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、河川の保岸工事や山土止め用に使
用するコンクリート積みブロックは、その表面が単にセ
メントコンクリートを打ちっぱなしのブロック面ではな
く、景観美を考慮して、天然石や人工の成形材料にてな
る大小の化粧骨材を嵌め込んだものや、ブロックの表面
が幾何学模様になるように工夫された成型型等を用いて
表面処理されているものを使用することが多くなってき
た。
【0003】そこで、従来は、天然石や人工の成形材料
にてなる大小の化粧骨材を嵌め込んだコンクリート積み
ブロックを成形する製造方法として、特開平1−317
703号公報にて表面化粧コンクリートブロック成形用
面板及び表面化粧コンクリートブロックの製造方法が提
案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この表面化
粧コンクリートブロックの製造方法は、化粧用骨材、目
止用骨材を成形型に投入した後、又は、目止用骨材、化
粧用骨材の順、或いは目止用骨材と化粧用骨材とを同時
に成形型に投入した後、水又は水溶性接着剤と水を加
え、振動させて全体をならしながら水又は水溶性接着剤
と水を全体にゆきわたらせ、その後、コンクリートを打
設し、振動及び締め固めすることで表面化粧コンクリー
トブロックを成形するようにした方法であるので、化粧
用骨材をコンクリートブロック表面に適宜突出させるに
は、成型後目止用骨材を取り除く必要があるが、その時
に、前述したように振動及び締め固めしてあるからある
程度固まった状態となっているので目止用骨材の取り除
きが非常に困難となり、その工程でかなりの労力を有
し、しかも、その取り除かれた目止用骨材は固まった状
態となっているものがほとんどであるので、再利用する
ためには砕いたりする工程を要し、実際には、その工程
を省くために取り除かれた目止用骨材を廃材として廃棄
しているのが現状であり、無駄が多い等の多くの問題点
を有していた。
【0005】そこで、この発明は、上述した問題点等に
鑑み、天然石や人工の成形材料にてなる大小の化粧骨材
を表面に突出配した美しい化粧コンクリート積みブロッ
クを、経済的で廃材もほとんど発生させず、しかも、極
めて簡単に製造できるようにすることを課題として創出
されたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、コンクリー
ト積みブロックの成形型内におけるそのブロックの化粧
面を形成する位置に、予め、攪拌又は振動により流動性
が向上し、静置した段階で流動性を失う性質(以下、チ
クソトロピー効果と称す)を有する無機系或いは有機系
の配合充填材を配し、次に、天然石や人工の成形材料に
てなる大小の化粧骨材を、前記配合充填材の上にそれぞ
れの化粧骨材の一部が適宜深さで埋め込まれる状態で適
宜分散させて配するか、或いは、配合充填材の上に適宜
配するかして位置決めし、その後、その上にコンクリー
ト或いはモルタルを打設して養生させ、コンクリート或
いはモルタルが硬化後脱型してブロックを形成し、最後
に、このブロックに振動を与えることで前記配合充填材
を除去することにより、上述した課題を解決する。
【0007】特に、その時に、成形型内に配する配合充
填材の充填深さを、分散させて配する最小の化粧骨材の
厚さよりも浅くし、化粧骨材を配合充填材の上に載置し
た後振動させたことで、配合充填材の表面の平面化を促
進させ、且つ、化粧骨材を自動的に分散させた状態で配
合充填材に沈み込ませ、それにより上述した課題を更に
良好な状態で解決する。
【0008】そして、化粧骨材を、天然石材や人工石材
の製造或いは加工時に産出する種類や寸法の不揃いの廃
材を適当な大きさに破砕し、そのままの状態か、或い
は、自然の丸みを持たせるように角を落として形成した
ことで、今まで廃材として処理されていた材料を再利用
させるようにし、それにより上述した課題を更に良好な
状態で解決する。
【0009】又、配合充填材に、無機系或いは有機系の
顔料の如き着色剤を添加したことにより、成形された化
粧コンクリート積みブロックの化粧面に自動的に着色
し、それにより上述した課題を更に良好な状態で解決す
る。
【0010】
【作用】この発明に係る化粧コンクリート積みブロック
の製造方法は、先ず、コンクリート積みブロックの成形
型内におけるそのブロックの化粧面を形成する位置に、
予め、チクソトロピー効果を有する無機系或いは有機系
の配合充填材を配し、次に、天然石や人工の成形材料に
てなる大小の化粧骨材を、前記配合充填材の上にそれぞ
れの化粧骨材の一部が適宜深さで埋め込まれる状態で適
宜分散させて配するか、或いは、配合充填材の上に適宜
配するかして位置決めする。
【0011】そして、その上にコンクリート或いはモル
タルを打設して養生させ、コンクリート或いはモルタル
が硬化後脱型してブロックを形成し、最後に、このブロ
ックに振動を与えることで前記配合充填材を除去する。
【0012】そうすると、前記配合充填材がチクソトロ
ピー効果を有しているので、成形されたブロックに振動
を与えれば流動性が向上し、配合充填材は容易に除去さ
れ、それにより成形されたブロックは、大小の化粧骨材
が化粧面に突出配された美しい化粧コンクリート積みブ
ロックとなるものである。
【0013】その時に、成形型内に配する配合充填材の
充填深さを、分散させて配する最小の化粧骨材の厚さよ
りも浅くし、化粧骨材を配合充填材の上に載置した後振
動させることで、配合充填材の表面の平面化を促進さ
せ、且つ、化粧骨材を自動的に分散させた状態で配合充
填材に沈み込ませ、前記配合充填材の上にそれぞれの化
粧骨材の一部が適宜深さで埋め込まれる状態を現出す
る。
【0014】そして、化粧骨材を、天然石材や人工石材
の製造或いは加工時に産出する種類や寸法の不揃いの廃
材を適当な大きさに破砕し、そのままの状態か、或い
は、自然の丸みを持たせるように角を落として形成した
ことで、今まで廃材として処理されていた材料を再利用
させるようにし、材料費を削減しながら美しい化粧コン
クリート積みブロックを形成する。
【0015】又、配合充填材に、無機系或いは有機系の
顔料の如き着色剤を添加したにより、成形された化粧コ
ンクリート積みブロックの化粧面にその着色剤が付着転
写されて自動的に着色するものである。
【0016】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面と共に説明
すると次の通りである。
【0017】すなわち、先ず最初に、図1(A)に示す
ように、コンクリート積みブロックBの成形型1内にお
けるそのブロックBの化粧面を形成する位置、すなわち
成形型1の下皿2内面、つまり成形型1の底部に、予
め、攪拌又は振動により流動性が向上し、静置した段階
で流動性を失う性質、いわゆるチクソトロピー効果を有
する無機系或いは有機系の配合充填材3を適量入れて配
する。そして、この状態で超音波振動装置或いは電動モ
ーターを利用した振動装置により振動を加える。そうす
ると、配合充填材3は、チクソトロピー効果により流動
し平滑面にならされるものである。
【0018】ここで、配合充填材3は、無機系化合物と
しては、粒子サイズが数ミクロン以下の酸性白土、或い
は、ベンナイト系粘土、カオリン、セリサイト、蛙目粘
土、各種長石等に、水又はナトリウム水溶液(水酸化ナ
トリウム、塩化ナトリウム、硫酸ナトリウム、炭酸ナト
リウム、硝酸ナトリウム、リン酸ナトリウム、珪酸ナト
リウム)又は、これらの水和物(結晶水を持つもの)の
0.5%〜10%稀釈溶液を適度なチクソトロピー効果が得
られるように適量加え、混練したものがあげられる。
又、有機系化合物としては、ふのり、ゼラチン等の糊料
や化学的に合成されたカルボキシルメチルセルロース等
を水又はアルコールに溶かし、濃度としては 0.1%〜20
%溶液に調整したものを混練水として、0.05〜20mmのシ
ャモット粉砕物、各種セラミックビーズ、粉砕磁器片、
木片やおがくず等の骨材に適度なチクソトロピー効果が
得られるよう適量(10%〜 100%)加えて混練して準備
さたものがあげられる。
【0019】具体的には、配合充填材3は、粒子サイズ
5ミクロンのベンナイトを重量比で100に対して、 3%
水酸化ナトリウム水溶液を重量比で25を加えたもの、或
いは、粒子サイズ 1mmのシャモット粉砕物にカルボキシ
ルメチルセルロースの 1%水溶液を30%加えたものを使
用した。
【0020】次に、天然石や人工の成形材料にてなる大
小の化粧骨材4を、前記配合充填材の上に適宜分散させ
て配する。そこで、再び振動装置により振動を加える
と、配合充填材3がチクソトロピー効果により流動性を
有するようになるので、化粧骨材4は配合充填材3の中
に沈み込み始め、又、化粧骨材4間にも配合充填材3が
入り込むため適度な間隔が保たれたまま、図1(B)に
示すように、下皿2に至り、それぞれの化粧骨材4の一
部が適宜深さで埋め込まれる状態で適宜分散させて配さ
れた状態となる。
【0021】ここで、配合充填材3の深さは、化粧骨材
4の厚さ方向から見て、分散させて配する最小の化粧骨
材4の厚さよりも浅くするもので、最終的には化粧骨材
4の厚さの1/2 以下の深さとすることが、後述するコン
クリート5がこれらの化粧骨材4を保持するための強度
的見地から見て望ましい。
【0022】尚、この場合に、配合充填材3の上に化粧
骨材4を適宜配して、そのままにしておいても、化粧骨
材4の自重で若干でも沈み込むのであればそのままでも
良い。
【0023】そこで、振動装置を停止させて振動を止め
ると、配合充填材3は流動性を失うので比較的強固にな
り安定化し、化粧骨材4は、配合充填材3の部分で位置
決めされる。
【0024】その後、その上に、キャスティング用、或
いは、低水分コールドプレス用のコンクリート5或いは
モルタルを打設して、図1(C)に示すように、養生さ
せ成形する。
【0025】そして、コンクリート或いはモルタルが硬
化後、図1(D)に示すように、脱型してブロックBを
形成し、最後に、このブロックBに振動を与えることで
再び流動性を有するようになった前記配合充填材3は除
去され、表面に適度な突出量を保った化粧骨材4を保持
する化粧コンクリート積みブロックBが完成する。
【0026】ここで、配合充填材3を細部にわたるまで
除去するには、水洗することが望ましく、又、このよう
にして除去された配合充填材3は、振動を加えれば流動
性を有する、つまり、可逆的に変化するので、繰り返し
の使用が可能となり、経済的で、廃材がほとんどでない
ようになるものである。
【0027】一方、前記化粧骨材4は、天然石材や人工
石材の製造或いは加工時に産出する種類や寸法の不揃い
の廃材を適当な大きさに破砕し、そのままの状態か、或
いは、自然の丸みを持たせるようにボーロミルやトロン
ミルを用いて角を落として形成したものを使用してもよ
い。
【0028】すなわち、天然石材は、原石をダイヤモン
ドワイヤー切断等の大型切断機で大きくカットし、その
後、その使用目的に応じた寸法に、大きさの異なる種々
のダイヤモンドソー、ダイヤモンドブレイド等を用いて
加工され、それにより、これらの各工程段階で、さまざ
まな寸法、そして種類の廃材が発生する。
【0029】そこで、これらの廃材は、小さいものは 5
〜 6cmの正方形の角板から、大きいものでは 1〜 2m の
寸法のものまであるが、これらはほとんど利用されてい
ないのが現状であるが、これらの廃材を再利用するもの
で、一石二鳥の効果を有するもので、粉砕する場合、小
規模では、人手によりハンマーで砕き、大規模では、ジ
ョークラッシャー等で、コンクリート積みブロックBの
化粧骨材4としてバランスのとれる大きさに砕き、その
まま化粧骨材4として利用するか、より自然の丸みのあ
る化粧骨材4にするために前述したように角を取るもの
で、その場合には、湿式、或いは乾式により行うもので
ある。
【0030】又、特に、鏡面磨きに仕上げられた天然石
のように、外観が本来の天然石とは異なる石材の廃材の
場合には、ボーロミルやトロンミルにこの廃材の石材
と、珪砂、アルミナ系或いは炭化珪素系等の研磨材とし
て使用される高硬脆材料を混合して処理することで、鏡
面磨きの艶を抑えることができ、より自然な外観を作り
出すことができる。
【0031】一方、前記配合充填材3には、無機系或い
は有機系の顔料の如き着色剤を 0.1%〜60%程度添加し
て形成しても良い。それにより、着色剤の顔料色素等が
成形されたブロックBの面の化粧骨材4の間に転写さ
れ、本来のコンクリートの灰色に加味された色として化
粧骨材4と調和のとれた色観を醸し出すような設計が可
能となり、配合充填材3自体は繰り返し再利用でき、実
際に転写される着色剤の使用量は僅かであるため、着色
剤の消費の点においても非常に経済的であり、又、水質
汚染の点でも従来のセメント添加法に比べ、環境への汚
染の心配がない。
【0032】尚、この発明は、前述した実施例に限定さ
れることがないことは言うまでもない。
【0033】
【発明の効果】このように構成されたこの発明は、先
ず、コンクリート積みブロックBの成形型1内における
そのブロックBの化粧面を形成する位置に、予め、チク
ソトロピー効果を有する無機系或いは有機系の配合充填
材3を配し、次に、天然石や人工の成形材料にてなる大
小の化粧骨材4を、前記配合充填材3の上にそれぞれの
化粧骨材4の一部が適宜深さで埋め込まれる状態で適宜
分散させて配するか、或いは、配合充填材3の上に適宜
配するかして位置決めし、その上にコンクリート5或い
はモルタルを打設して養生させ、コンクリート5或いは
モルタルが硬化後脱型してブロックBを形成し、最後
に、このブロックBに振動を与えることで、前記配合充
填材3がチクソトロピー効果を有しているので、成形さ
れたブロックBに振動を与えれば流動性が向上し、配合
充填材3は誰にでも極めて容易に除去することができ、
それにより、大小の化粧骨材4が化粧面に突出配された
美しい化粧コンクリート積みブロックBを簡単に形成す
ることができる。
【0034】その時に、成形型1内に配する配合充填材
3の充填深さを、分散させて配する最小の化粧骨材4の
厚さよりも浅くし、化粧骨材4を配合充填材3の上に載
置した後振動させることで、配合充填材3の表面の平面
化を促進させ、且つ、化粧骨材4を自動的に分散させた
状態で配合充填材3に沈み込ませ、前記配合充填材3の
上にそれぞれの化粧骨材4の一部が適宜深さで埋め込ま
れる状態を現出することで、配合充填材3を除去する
と、それぞれの化粧骨材4の一部が適宜高さでブロック
Bの表面に分散突出配された状態を確保することができ
る。
【0035】そして、化粧骨材4を、天然石材や人工石
材の製造或いは加工時に産出する種類や寸法の不揃いの
廃材を適当な大きさに破砕し、そのままの状態か、或い
は、自然の丸みを持たせるように角を落として形成した
ことで、今まで廃材として処理されていた材料を再利用
させるようにし、材料費を削減しながら美しい化粧コン
クリート積みブロックBを形成することができる。
【0036】又、配合充填材3に、無機系或いは有機系
の顔料の如き着色剤を添加したにより、成形された化粧
コンクリート積みブロックBの化粧面にその着色剤が付
着転写されて自動的に着色することができ、それによ
り、配合充填材3自体は繰り返し再利用でき、しかも、
実際に転写される着色剤の使用量は僅かであるため、着
色剤の消費の点においても非常に経済的であり、又、水
質汚染の点でも従来のセメント添加法に比べ、環境への
汚染の心配がないものである。
【0037】このように、この発明によれば、天然石や
人工の成形材料にてなる大小の化粧骨材を表面に突出配
した化粧コンクリート積みブロックを、経済的で廃材も
ほとんど発生させず、しかも、極めて簡単に製造するこ
とができ、従来例と比べて、コストの面、品質の面にお
いて大幅に向上させることができ、更には、環境汚染の
心配もなくなる等の種々の優れた効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の工程図である。
【符号の説明】
B コンクリート積みブロック 1 成形型 2 下皿 3 配合充填材 4 化粧骨材 5 コンクリート

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート積みブロックの成形型内に
    おけるそのブロックの化粧面を形成する位置に、予め、
    攪拌又は振動により流動性が向上し、静置した段階で流
    動性を失う性質(チクソトロピー効果)を有する無機系
    或いは有機系の配合充填材を配し、次に、天然石や人工
    の成形材料にてなる大小の化粧骨材を、前記配合充填材
    の上にそれぞれの化粧骨材の一部が適宜深さで埋め込ま
    れる状態で適宜分散させて配するか、或いは、配合充填
    材の上に適宜配するかして位置決めし、その後、その上
    にコンクリート或いはモルタルを打設して養生させ、コ
    ンクリート或いはモルタルが硬化後脱型してブロックを
    形成し、最後に、このブロックに振動を与えることで前
    記配合充填材を除去することを特徴とする化粧コンクリ
    ート積みブロックの製造方法。
  2. 【請求項2】 成形型内に配する配合充填材の充填深さ
    を、分散させて配する最小の化粧骨材の厚さよりも浅く
    し、化粧骨材を配合充填材の上に載置した後振動させた
    請求項1記載の化粧コンクリート積みブロックの製造方
    法。
  3. 【請求項3】 化粧骨材は、天然石材や人工石材の製造
    或いは加工時に産出する種類や寸法の不揃いの廃材を適
    当な大きさに破砕し、そのままの状態か、或いは、自然
    の丸みを持たせるように角を落として形成した請求項1
    又は2記載の化粧コンクリート積みブロックの製造方
    法。
  4. 【請求項4】 配合充填材には、無機系或いは有機系の
    顔料の如き着色剤を添加した請求項1又は2又は3記載
    の化粧コンクリート積みブロックの製造方法。
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