JP2741066B2 - 建築物模型の自動切断システム - Google Patents

建築物模型の自動切断システム

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JP2741066B2
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郁夫 佐治
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Sekisui House Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は建築物模型の自動切断システムに関する。
〔従来の技術〕
家屋などの建築物を建造するための前作業として段ボ
ール紙を用いた建築物の模型(以下、段ボール模型とい
う。)を作成することがある。従来、段ボール模型を製
作する手順としては、建築物の部品展開図に相応する入
力データをコンピュータで処理することにより用紙に部
品展開図を印刷し、その印刷済用紙を部品展開図の輪郭
線に沿って手作業で切り抜いたり部品展開図の折れ線に
手作業で溝付けを行ったり部品展開図の糊代に手作業で
糊付けを行ったりしていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、手作業による切抜き、溝付け、糊付け
などの作業には熟練を要する割に高精度を維持しにく
く、しかも長時間を費やすため非能率的であり価格も高
くついていた。
この発明は以上の事情に鑑みてなされたもので、部品
展開図に相応するデータをコンピュータに入力する工程
から部品展開図の切抜き・溝付け・糊付けなどの工程に
至る一連の作業を自動化することによって、短時間で能
率的に高精度の建築物の模型を安価に製作することが可
能な建築物模型の自動切断システムを提供することを目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明による建築物模型の自動切断システムは、建
築物の部品展開図の諸情報をコンピュータに入力するデ
ジタイザと、入力した部品展開図を表示するディスプレ
イ表示装置と、コンピュータのプログラム指令によって
段ボール紙(用紙)からの上記部品展開図の切抜きを行
うカッティングプロッタとを有する建築物模型の自動切
断システムにおいて、上記カッティングプロッタにより
上記部品展開図の折れ線に沿う溝付け及び糊代への糊付
けを行うようにしたことを特徴とする。
〔作 用〕
この発明による建築物模型の自動切断システムはたと
えば次の手順で実施される。
デジタイザによって建築物の部品展開図に相応するデ
ータがコンピュータに入力されて処理され、その結果と
して段ボール紙などの用紙に部品展開図が印刷されると
共に、ディスプレイ表示装置にその部品展開図が表示さ
れる。ディスプレイ表示装置に表示された部品展開図を
確認した後、コンピュータのプログラム指令によって作
動するカッティングプロッタにより印刷済用紙から部品
展開図が切り抜かれ、同時に折れ線に沿う溝付けや糊代
への糊付けが行われる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を説明する。
第1図は自動切断システムを実施するために用いられ
るデジタイザ1、ディスプレイ表示装置2、カッティン
グプロッタ3などを示している。
デジタイザ1は建築物の部品展開図に相応するデータ
をコンピュータ4に入力するのに用いられる。ディスプ
レイ表示装置2はデジタイザ1によってコンピュータ4
に入力されたデータを表示するのに用いられ、このディ
スプレイ表示装置2により表示された部品展開図が正し
いことを確認した後、段ボール紙等からなる用紙にその
部品展開図が印刷される。用紙への部品展開図の印刷
は、たとえばカッティングプロッタ3のカッターをペン
と付け替えて行うことが可能であるが、別途ペンプロッ
タを準備し、それによって印刷を行ってもよいことは勿
論である。カッティングプロッタ3はコンピュータ4の
プログラム指令によって用紙5からの部品展開図の切抜
きや折れ線に沿う溝付けや糊代への糊付けなどを行うの
に用いられる。このカッティングプロッタ3はX軸方向
に移動する横行き部材6とY軸方向に移動する縦行き部
材7とを有し、横行き部材6のX軸方向の移動と縦行き
部材7のY軸方向の移動との合成によって全方位にのび
る直線や曲線などを高精度で切断することができるよう
になっている。また、カッタープロッタ3はその縦行き
部材7にカッターのほか、糊付け用の治具や上記ペンを
必要に応じて簡単に取付けあるいは取替えができるにな
っている。
デジタイザ1で建築物の部品展開図に相応するデータ
をコンピュータ4に入力し、ディスプレイ表示装置2で
部品展開図を表示し、それが正しいことを確認した後、
用紙5にその部品展開図を印刷し、その印刷済用紙5か
らカッティングプロッタ3によって部品展開図の切抜き
や折れ線に沿う溝付けや糊代への糊付けなどを行う。用
紙5への部品展開図の印刷を行わず、ディスプレイ表示
装置2に表示された部品展開図が正しいことを確認した
後に直ちにカッティングプロッタ3による部品展開図の
切抜きなどを行ってもよい。また、コンピュータへの入
力データやそれに相応する部品展開図が正しいことが既
に判っているときは、ディスプレイ表示装置での部品展
開図の正誤の確認を省略することが可能である。
このような建築物の部品展開図の自動切断システムを
行う場合、カッティングプロッタ3をコンピュータ4に
複数台接続し、部品別に切断作業を分割してそれらの各
部品を同時に切断するようにする作業性が向上し、能率
的な模型製作が可能になる。また、カッティングプロッ
タ3への用紙5の固定を確実にしておくことが高精度の
部品展開図の切抜きに有効で、そのためには用紙5を固
定台8に吸着したり粘着したりしておくことが望まし
い。
カッティングプロッタ3で部品展開図に山折り線や谷
折り線に沿う溝付けを行わせる場合、カッターの刃先の
レベルが自動的に調整されるものではその自動調整を行
わせながら溝付けを行う。そのような自動調整機能を有
しないカッティングプロッタ3を用いる場合には、用紙
5の二枚重ねなどを行ってカッターによる切り溝の深さ
を調整する。なお、用紙5の下にマットを敷いてカッテ
ィングを容易にすることは望ましい。上述のように複数
の部品を同時に切り抜くような場合、各部品の接合部分
に同一番号を付したり着色を施したりしてそれらの接合
部分を互いに関連付けておくと後工程での組立が容易に
なる利点がある。また、カッティングプロッタ3のカッ
ターを着色インクに付け替えると部品展開図の床部分や
壁部分などの各部を色分けすることが可能になり、そう
することによって組立後の着色作業を省略できるように
なる。なお、カッティングプロッタ3のマニュアル作動
を可能にしておくと、切断ミスに迅速に対処することが
できるようになる。
第2図は一般家屋の外壁部分の二つの部品展開図イ,
ロに分けて切り抜いた例を示している。同図において、
10は窓や出入口などの開口部分、11は山折り線を形成す
る切り溝、12は谷折り線を形成する切り溝を示してい
る。このような二種類の部品展開図イ,ロを組み合わせ
て作成した建築物模型ハを第3図に示してある。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、部品展開図
に相応するデータをコンピュータに入力する工程から部
品展開図の切抜き・溝付け・糊付けなどの工程に至る一
連の作業が自動化され、短時間で能率的に高精度の建築
物の模型を安価に製作することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による建築物模型の自動切断システム
を実施するのに用いられる装置を示す概略斜視図、第2
図は上記自動切断システムにより切り抜かれた部品の平
面図、第3図は第2図の部品を用いて組み立てられた建
築物模型の概略斜視図である。 1……デジタイザ、2……ディスプレイ表示装置、3…
…カッティングプロッタ、4……コンピュータ、5……
用紙、イ,ロ……部品展開図(部品)。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建築物の部品展開図の諸情報をコンピュー
    タに入力するデジタイザと、入力した部品展開図を表示
    するディスプレイ表示装置と、コンピュータのプログラ
    ム指令によって段ボール紙からの上記部品展開図の切抜
    きを行うカッティングプロッタとを有する建築物模型の
    自動切断システムにおいて、 上記カッティングプロッタにより上記部品展開図の折れ
    線に沿う溝付け及び糊代への糊付けを行うようにしたこ
    とを特徴とする建築物模型の自動切断システム。
JP1141634A 1989-06-02 1989-06-02 建築物模型の自動切断システム Expired - Fee Related JP2741066B2 (ja)

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