JP2740758B2 - 光ディスク記録/再生装置の光ヘッド - Google Patents

光ディスク記録/再生装置の光ヘッド

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JP2740758B2 JP8028155A JP2815596A JP2740758B2 JP 2740758 B2 JP2740758 B2 JP 2740758B2 JP 8028155 A JP8028155 A JP 8028155A JP 2815596 A JP2815596 A JP 2815596A JP 2740758 B2 JP2740758 B2 JP 2740758B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ディスク記録/再
生装置の光ヘッドに係り、さらに詳しくは単一の受光素
子を用いてフォーカシングサーボ及びトラッキングサー
ボ、並びに情報の記録/再生の可能なので構造が単純化
し、省エネルギーに寄与する光ディスク記録/再生装置
の光ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、光ディスク記録/再生装置は光
ディスク上に形成された情報記録面上に光ビームを収束
してその光ディスクにデータを記録し、またその光ディ
スクからデータを再生する。特に、かかる光ディスク記
録/再生装置による情報記録/再生媒体のうち、光磁気
ディスクは大容量でありデータ消去可能な高密度メモリ
手段である。
【0003】以上のような光ディスク記録/再生装置に
より光ディスクに情報を記録する場合、半導体レーザー
から放射された光ビームはビームスポット形態に情報記
録面上に集光照射され、そのビームスポットにより照射
された情報記録面の領域の温度はキュリー点まで上が
る。情報記録面のキュリー点以上の温度に昇温した領域
は保磁力を失ってその情報記録面に加えられた外部から
の磁界によりその磁界の方向と平行方向に磁化される。
その後、光ビームの照射は停止される反面外部の磁界は
保たれ、よってビームスポットが照射された領域の温度
はキュリー点の温度以下に下がり前述した方向に磁化さ
れた状態に保たれることにより情報が記録される。
【0004】そして、光ディスクから情報を再生する場
合は、半導体レーザーは光ビームをキュリー点以下の低
レベルの温度に放射され、その光ビームは記録媒体上に
集光される。この際、記録媒体上に集光された光ビーム
にカー効果(Kerr;光電効果)が起こり、よって照
射された領域が磁化された方向に応じて光の偏光面が回
転する。従って、偏光面の回転方向から照射された領域
の磁化された方向を検出することによりデータを再生し
うる。
【0005】情報の記録/再生可能な光ディスクには情
報トラックと案内トラックがおよそ1.6μm間隔で同
心円状または螺旋形状に形成され、その案内トラックを
用いてその光磁気ディスクの所定位置にデータを記録し
たりその所定位置からデータを再生しうる。データを正
確に記録し再生するためにはフォーカシング制御及びト
ラッキング制御を行うべきである。すなわち、光ビーム
を情報トラック上に集光して案内トラックを追従するよ
うに制御すべきである。それで光ヘッドはフォーカシン
グエラー信号とトラッキングエラー信号を含むサーボエ
ラー信号を検出し、対物レンズアクチュエータはその検
出されたサーボエラー信号に基づき対物レンズをフォー
カシング及びトラッキング方向に駆動される。
【0006】図1には以上述べたような光ディスク記録
/再生装置に採用される従来の一般の光ヘッド10の概
略的な構成が示されている。光ヘッド10では、半導体
レーザー11から放射された直線偏光した光ビームがコ
リメートレンズ12により平行ビームに変換された後偏
光ビームスプリッタ13を通過する。その後、光ビーム
は対物レンズ14を通して光ディスク15の情報記録面
上にビームスポット形態に集光照射される。その光ビー
ムは光ディスク15の情報記録面から反射される。この
際、光ビームが照射された領域が磁化方向に依存する角
度に応じてその光ビームの偏光面が回転することにより
その反射光ビームは情報に応じて変調される。その変調
された情報光は再び対物レンズ14を通過し、偏光ビー
ムスプリッタ13に入射する。その入射光は第1反射面
13aにより反射した後a1と表示される方向に進む。
【0007】このa1方向に進む情報光は第2反射面1
3bにより二つの成分に分割され、そのうちb1により
指示される方向に向かう情報光は集光器16と円筒レン
ズ17及び受光素子18を含むサーボエラー信号検出光
学系に達する。そのサーボエラー信号検出光学系は入射
した情報光から非点収差法とプッシュプル法(push-pull
method)によりフォーカシングエラー信号とトラッキン
グエラー信号をそれぞれ検出する。
【0008】一方、第2反射面13bからb2により指
示される方向に進む情報光は1/2波長板19、集光器
20、偏光ビームスプリッタ21及び受光素子22、2
3を含む読出信号検出光学システムにより復調される。
この読出信号検出光学システムは一対の受光素子22、
23を含むので、同一な像を有するノイズが含まれてい
てもその受光素子22、23の差動増幅出力を用いて取
り除かれ、よって良質の読出情報を再生できる。
【0009】しかし、前述した形態の光ヘッドはサーボ
エラー信号検出光学系と読出信号検出光学系とを有する
二つの検出光学系、そして多数の受光素子18、22、
23を含む多数の光学的構成要素を必要とし、構造が複
雑であり装置が大型化し、ひいては光ビームが多数の構
成要素を通過して進むことにより光エネルギーの損失が
大きく、よって装置の光学的効率が低下してしまう。
【0010】前述した問題点を解消するため、光学系の
構造を単純化し小型化するための種々の研究及び努力を
図りつつある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】Ernst による米国特許
第5、331、622号(1994年7月19日)には
部品数を減らし、よって装置の嵩を減少させると共に光
学的エネルギーの損失を最小化するための光ヘッドが開
示されている。Ernst などの光ヘッドは対物レンズ、レ
ーザーダイオード/フォトディテクタパッケ−ジ及び直
角三角形のビームスプリッタを含み、半導体レーザーか
ら投射された光ビームの光路を短くすることにより光量
の損失を減らすことにより光ヘッドの効率を相当高め
た。しかし、Ernst などの光ヘッドではレーザーダイオ
ードとフォトディテクタが一つのパッケ−ジより構成さ
れていて、共役な対物レンズを必ず必要とする制限があ
る。また、共役な対物レンズはフォーカシングサーボが
容易でないという短所がある。
【0012】従って、本発明は前述したような従来の技
術の問題点を解決するために案出されたものであって、
本発明の技術的な課題は部品数を減らして構造を単純化
し装置の小型化を図り、ひいては光ビームの光路を短縮
して光エネルギーの損失が低減された光ディスク記録/
再生装置の光ヘッドを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため、光ディスクに情報を記録し及び/又は記録されて
いる情報を再生するための光ディスク記録/再生装置の
光ヘッドにおいて、レーザービームを放射するレーザー
光源と、レーザ光源からの光をスポットとして光ディス
クに投射する対物レンズと、第1及び第2の2個の受光
部を有する第1の受光素子と、前記レーザー光源から放
射されたレーザービームを前記対物レンズを介して前記
光ディスクに集束させ、前記光ディスクから反射される
反射光を前記第1受光素子に入射させる配向手段とを含
み、前記第1の受光素子を配向手段に直接取り付け、前
記配向手段を、互いに直角をなす第1及び第2の面並び
に斜面を有する直角プリスムと、この直角プリズムの斜
面に結合した平行四辺形プリズムとを有する多角形プリ
ズムで構成し、前記平行四辺形プリズムの直角プリズム
の斜面に結合された第1の面及びこの第1の面と対抗す
る第2の面を、入射した光の一部の光を反射し残りの光
を透過する第1及び第2のビームスプリッタ面とし、平
行平面板の第2のビームスプリタ面により前記レーザ光
源から記録媒体に向かう光と記録媒体で反射した光とを
分離し、前記平行四辺形プリズムの第1のビームスプリ
ッタ面により前記記録媒体からの反射光を2本のビーム
に分離し、これらビームを前記配向手段に直接結合した
第1の受光素子の第1及び第2の受光部にそれぞれ入射
させ、これら第1及び第2の受光部からの出力信号に基
づいてフォーカシングエラー信号、トラッキングエラー
信号及び情報信号を発生させることを特徴とする光ディ
スク記録/再生装置の光ヘッドを提供する。
【0014】望ましくは、本発明の光ヘッドは、前記レ
ーザー光源から放射された前記レーザービームを一つの
主ビームと二つの副ビームに分割するための分割手段を
さらに含み、前記配向手段は前記分割手段により分割さ
れた前記一つの主ビームと前記二つの副ビームを前記対
物レンズを通して前記光ディスクに向かわせる。前記分
割手段は前記レーザー光源と前記配向手段との間に配置
された回折板を含む。
【0015】前記第1のビームスプリッタ面は、S偏光
成分及びP偏光成分を所定の比率で透過させるMPBS
(modified polarizing beam splitter) コーティング面
とし、前記第2のビームスプリッタ面は例えばS偏光成
分を透過しP偏光成分を反射するPBS(polarizing be
am splitter)コーティング面であるのが望ましい。
【0016】前記第1の受光素子の第1受光部は前記直
角プリズムの第1の面に位置し、前記第2の受光部は前
記平行四辺形プリズムの第3の面に位置する。
【0017】前記第1受光部は隣接した第1ないし第4
の分割受光領域を含み、前記第2受光部は一列に配置さ
れた第5ないし第7の分割受光領域を含む。
【0018】前記第2のビームスプリッタ面をMPBS
コーティング面とし、この第1のビームスプリッタ面に
入射した前記レーザー光源からのレーザービームの第1
成分は前記第2のビームスプリッタ面により反射して対
物レンズに入射し、前記レーザービームの第2成分は第
1ビームスプリッタ面を透過する。
【0019】前記平行四辺形プリズムの第2のビームス
プリッタ面を偏光ビームスプリッタコーティング面と
し、前記光ディスクから反射され前記対物レンズを通過
した反射光は前記第1のヒームスプリッタ面を透過して
第2のビームスプリッタ面に達し、第2のビームスプリ
ッタ面に入射した反射光の第1成分は前記第2のビーム
スプリッタ面を透過して前記第1受光素子部により検出
され、前記反射光の第2成分は前記第2のビームスプリ
ッタ面により反射し、前記第1のビームスプリッタ面に
進んだ後前記第1反射面により再び反射して前記第2の
受光部により検出される。
【0020】前記光ヘッドは前記第1ないし第7の分割
受光領域における受光強度を用いてフォーカシングサー
ボ及びトラッキングサーボを行い、前記光ディスクに情
報を記録し記録されている情報を再生する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づき本発
明の望ましい一実施例による光ディスク記録/再生装置
の光ヘッドについて詳細に説明する。図2は本発明の望
ましい一実施例による光ディスク記録/再生装置の概略
的な構成を示す。参照符号50は情報記録媒体である光
ディスクを示す。示したように、光ヘッド30はレーザ
ー光源であるレーザーダイオード35、回折板31、多
角形プリズム32、第2受光素子36及び第1受光素子
38及び対物レンズ34を含む。
【0022】レーザーダイオード35は光ディスク50
に情報を記録したり、光ディスクから情報を読み取れる
ように発散性のレーザービームを放射する。放射される
レーザビームはS偏光成分及びP偏光成分を含んでい
る。回折板31はレーザーダイオード35から放射され
るレーザービームを一つの主ビーム及び二つの副ビーム
を含む三つのビームに分割する。
【0023】多角形プリズム32は回折板31により3
分割されたレーザービームを対物レンズ34を通して前
記光ディスク50に向かわせる第1経路と光ディスク5
0から前記対物レンズ34を通して反射されるレーザー
ビームの反射光の第2経路を形成する。
【0024】前記多角形プリズム32は一つの直角三角
形プリズム32aと一つの平行四辺形のプリズム32b
を含む。
【0025】一方、図3に基づけば、平行四辺形プリズ
ム32bは一対の長側辺41、42及び一対の短側辺4
3、44を含む。直角三角形プリズム32aは傾斜面4
5、背面46及び下面47を含む。
【0026】再び図2を参照すれば、平行四辺形プリズ
ム32bの第1長側辺41はレーザーダイオード35と
対物レンズ34に対向するように配置される。レーザー
ダイオード35を通過する法線と対物レンズ34を通過
する法線は第1長側辺41に対する同一の入射角を有す
るように配置され、よってレーザーダイオード35から
放射され第1長側辺41により反射した光ビームは対物
レンズ34を通して光ディスク50に入射する。
【0027】平行四辺形プリズム32bの第2長側辺4
2は直角三角形プリズム32aの傾斜面45に接着剤ま
たはコーティング材により接着されている。従って、直
角三角形プリズム32aの下面47と平行四辺形プリズ
ム32bの下側の短側辺43は互いに連続する一つの面
を構成する。
【0028】一方、第1長側辺41は多角形プリズム3
2の第2のビームスプリッタ面となる第1反射面33を
形成し、互いに接着された第2長側辺42及び傾斜面4
5は第1のビームスプリッタ面を構成する第2反射面3
7を形成する。第1反射面33はMPBSコーティング
面であり、第2反射面37はPBSコーティング面であ
ることが望ましい。この第1の反射面33は、P波及び
S波に対する透過率を例えばそれぞれ25%及び75%
とすることができる。
【0029】レーザーダイオード35と多角形プリズム
32の第1反射面33との間には回折板31が配置され
ている。
【0030】また、直角三角形プリズム32aの背面4
6には第2受光素子36が取り付けられており、互いに
連結された直角三角形プリズム32aの下面47と平行
四辺形プリズム32bの下側の短側辺43には第1受光
素子38が取り付けられている。
【0031】第2受光素子36により受光されたレーザ
ー光信号に基づき光ヘッド30はレーザーダイオード3
5のレーザー放射強度を制御する。第1受光素子38に
より受光された光信号に基づき光ヘッド30はフォーカ
シングエラーとトラッキングエラーを検出すると共に、
光ディスク50に情報を記録したり光ディスク50から
情報を読出再生する。
【0032】図4に示すように、第1受光素子38は第
1受光部39と第2受光部40を備え、第1受光部39
は直角三角形プリズム32aの下面47に、そして第2
受光部40は平行四辺形プリズム32bの下側の短側辺
43に取り付けられる。
【0033】図4Aないし図4Cに示すように、第1受
光部39は隣接する第1ないし第4の4個の分割受光領
域39a、39b、39c、39dを含み、第2受光部
40は一列に配置された第5ないし第7の3個の分割受
光領域40a、40b、40cを含む。
【0034】以下、前述したように構成された本発明の
一実施例による光ディスク記録/再生装置の光ヘッド3
0におけるレーザー光の進行経路について説明する。
【0035】まず、レーザーダイオード35はレーザー
ビームを生成して多角形プリズム32の第1反射面33
に向かって放射する。レーザーダイオード35から放射
されたレーザービームはレーザーダイオード35と多角
形プリズム32との間に配置された回折板31により一
つの主ビームと二つに副ビームに分割され第1反射面3
3に向かって進む。
【0036】第1反射面33に達した前記レーザービー
ムの一部は第1反射面33により反射され対物レンズ3
4に入射し、残りは第1反射面33を直進透過して第2
受光素子36により検出される。
【0037】第2受光素子36は検出したレーザービー
ムの強さを測定し、その結果をレーザーダイオードを駆
動する駆動手段(図示せず)に供給し、前記駆動手段は
レーザーダイオード35のレーザー放射強度を制御す
る。
【0038】一方、多角形プリズム32の第1反射面3
3から反射されたレーザービームは対物レンズ34を通
して光ディスク50上に形成された情報記録面に照射さ
れる。照射されたレーザービームは光ディスク50の情
報記録面に記録された情報のピット形態により反射され
情報光に変調された後、対物レンズ34を通して前記多
角形プリズム32に再入射する。
【0039】情報光に変調された反射光は前記第1反射
面33を透過して第2反射面37に達する。第2反射面
37に達した反射光の一部(例えばP波)は第2反射面
37の偏光特性、すなわちPBS特性により第2反射面
37を透過して直進する。多角形プリズム32の底面に
接着された第1受光素子38の第1受光部39は前記一
部反射光を検出する。
【0040】一方、第2反射面37に達する反射光の他
の一部(例えば、S波)は第2反射面37から反射され
第1反射面33に入射する。第1偏光面33で前記他の
一部の反射光は再び反射され第1受光素子38の第2受
光部40により検出される。
【0041】光ヘッド30は以上のように第1受光素子
38の第1受光部39と第2受光部40により検出され
た二つの成分の相異なる反射光を用いてフォーカシング
エラーとトラッキングエラーを算出した後、その結果に
基づきフォーカシングサーボとトラッキングサーボを施
す。
【0042】以下、以上のような本発明の一実施例によ
る光ディスク記録/再生装置の光ヘッド30によるフォ
ーカシングサーボ及びトラッキングサーボ過程及び情報
記録/再生過程について図4Aないし図4Cに基づきさ
らに詳しく説明する。
【0043】光ディスク50からの集束性反射ビームが
平行四辺形プリズム32を通過すると、このビームに非
点収差が導入される。従って、第1受光素子38の第1
受光部39の第1ないし第4の4個の分割受光領域39
a、39b、39c、39d及び第2受光部40の第5
ないし第7の3個の分割受光領域40a、40b、40
cのそれぞれから出力されるレーザー光の強度をそれぞ
れINa、INb、INc、INd、INe、INf、
INgとすれば、フォーカシングエラーFEは次の式に
より求められる。
【数1】 FE=(INa+INc)−(INb+INd)
【0044】ここで、FE=0なら図4Bに示したよう
にフォーカシングサーボが正常になされる状態を示し、
FE<0なら図4Aに示したように対物レンズ34が光
ディスク50に近接した状態を示し、FE>0なら図4
Cに示したように対物レンズ34が光ディスク50から
遠ざかる状態を示す。
【0045】したがって、FEが0より小さいか大きい
場合はその光信号を電流信号に変換してフォーカシング
サーボアクチュエータ(図示せず)に伝達してフォーカ
シングサーボアクチュエータにしてディスク50とレン
ズ34との間隔を調整せしめる。
【0046】トラッキングエラーは第1受光素子38の
第2受光部40の第5及び第7分割受光領域40a、4
0cのそれぞれにより検出される受光強度INe、IN
gの差に基づき3ビーム法を用いて算出される。算出さ
れたトラッキングエラーはトラッキングサーボアクチュ
エータ(図示せず)に伝達され、前記トラッキングサー
ボアクチュエータは対物レンズ34の焦点がディスク5
0上のガイドトラックを正確に追従するように対物レン
ズ34を駆動する。
【0047】一方、第1受光部39の第1ないし第4の
分割受光領域39a、39b、39c、39d及び第2
受光部40の第5ないし第7の分割受光領域40a、4
0b、40cのそれぞれから検出されるレーザー光の強
度INa、INb、INc、INd、INe、INf、
INgは光ディスク50上に情報を記録/再生する場合
も用いられる。
【0048】すなわち、光ディスク50上に情報を記録
する場合、第1ないし第4分割受光領域39a、39
b、39c、39d及び第6分割受光領域40bのそれ
ぞれから検出されるレーザー光の強度の差(Sdif) Sdif=(INa+INb+INc+INd)−INfを用い、 光ディスク50から情報を再生する場合は第1ないし第
4の分割受光領域39a、39b、39c、39d及び
第6分割受光領域40bのそれぞれから検出されるレー
ザー光の強度の和(Ssum) Ssum=(INa+INb+INc+INd)+INfを用いる。
【0049】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による光ディ
スク記録/再生装置の光ヘッド30においては情報の記
録/再生とトラッキングサーボ及びフォーカシングサー
ボが単一の受光素子、すなわち第1受光素子38のみを
用いてなされるので、別途のサーボエラー信号検出光学
系と読出信号検出光学系とを必要としない。従って、光
ヘッド30の部品数を低減でき構造が簡単化される。ま
た、レーザービームの光路が短縮され光エネルギーの損
失も低減される。
【0050】以上本発明の良好な一実施例により本発明
が説明されたが、請求範囲により規定されるように本発
明の思想を逸脱しない範囲内で多様な変形が可能なのは
本発明の属する技術分野の当業者にとって明らかであ
る。上述した実施例では、光学的な情報記録再生につい
て説明したが、本発明は光磁気記録再生にも適用するこ
とができる。この場合、第2の受光部40を第1の受光
部39と同様に構成し、第1の受光部の出力と第2の受
光部の出力との差をとることにより情報の再生を行なう
ことができる。従って、本明細書で用いた光ディスクと
いう用語は、光磁気ディスクを含むものと理解されるべ
きである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の光ディスク記録/再生装置の光ヘッドの
概略的な構成図である。
【図2】本発明の望ましい一実施例による光ディスク記
録/再生装置の光ヘッドの概略的な構成図である。
【図3】図2に示した光ヘッドの多角形プリズムの分離
側面図である。
【図4】Aは図2に示した光ヘツドの第1受光素子に受
光される反射光の形態を示す第1受光素子の平面図であ
る。 Bは図2に示した光ヘツドの第1受光素子に受光される
反射光の形態を示す第1受光素子の平面図である。 Cは図2に示した光ヘツドの第1受光素子に受光される
反射光の形態を示す第1受光素子の平面図である。
【符号の説明】
30 光ヘッド 31 回折板 32 多角形プリズム 34 対物レンズ 50 光ディスク

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクに情報を記録し及び/又は記
    録されている情報を再生するための光ディスク記録/再
    生装置の光ヘッドにおいて、 レーザービームを放射するレーザー光源と、 レーザ光源からの光をスポットとして光ディスクに投射
    する対物レンズと、 第1及び第2の2個の受光部を有する第1の受光素子
    と、 前記レーザー光源から放射されたレーザービームを前記
    対物レンズを介して前記光ディスクに集束させ、前記光
    ディスクから反射される反射光を前記第1受光素子に入
    射させる配向手段とを含み、 前記第1の受光素子を配向手段に直接取り付け、 前記配向手段を、互いに直角をなす第1及び第2の面並
    びに斜面を有する直角プリスムと、この直角プリズムの
    斜面に結合した平行四辺形プリズムとを有する多角形プ
    リズムで構成し、前記平行四辺形プリズムの直角プリズ
    ムの斜面に結合された第1の面及びこの第1の面と対抗
    する第2の面を、入射した光の一部の光を反射し残りの
    光を透過する第1及び第2のビームスプリッタ面とし、
    平行平面板の第2のビームスプリタ面により前記レーザ
    光源から記録媒体に向かう光と記録媒体で反射した光と
    を分離し、前記平行四辺形プリズムの第1のビームスプ
    リッタ面により前記記録媒体からの反射ビームを2本の
    ビームに分離し、これらビームを前記配向手段に直接結
    合した第1の受光素子の第1及び第2の受光部にそれぞ
    れ入射させ、これら第1及び第2の受光部からの出力信
    号に基づいてフォーカシングエラー信号、トラッキング
    エラー信号及び情報信号を発生させることを特徴とする
    光ディスク記録再生装置の光ヘッド。
  2. 【請求項2】 前記レーザー光源から放射されたレーザ
    ービームを一つの主ビームと二つの副ビームに分割する
    ための分割手段をさらに含み、 前記配向手段は前記分割手段により分割された前記一つ
    の主ビームと前記二つの副ビームを前記対物レンズを通
    して前記光ディスクに向かわせることを特徴とする請求
    項1に記載の光ディスク記録/再生装置の光ヘッド。
  3. 【請求項3】 前記分割手段は前記レーザー光源と前記
    配向手段との間に配置された回折板を含むことを特徴と
    する請求項2に記載の光ディスク記録/再生装置の光ヘ
    ッド。
  4. 【請求項4】 前記対物レンズは前記光ディスクと前記
    配向手段との間に配置されているたことを特徴とする請
    求項1に記載の光ディスク記録/再生装置の光ヘッド。
  5. 【請求項5】 前記レーザー光源から放出されたビーム
    の光軸と前記対物レンズの光軸とが前記配向手段の平行
    四辺形プリズムの第2のビームスプリッタ面の法線に対
    して同一の入射角を有し、前記レーザーダイオードから
    放射され前記第1のビームスプリッタ面により反射した
    ビームを前記対物レンズを通して前記光ディスクに入射
    させることを特徴とする請求項1に記載の光ディスク記
    録/再生装置の光ヘッド。
  6. 【請求項6】 前記第2のビームスプリッタ面をMPB
    Sコーティング面とし、この第1のビームスプリッタ面
    に入射した前記レーザー光源からのレーザービームの第
    1成分は前記第2のビームスプリッタ面により反射して
    対物レンズに入射し、前記レーザービームの第2成分は
    第1ビームスプリッタ面を透過することを特徴とする請
    求項5に記載の光ディスク記録/再生装置の光ヘッド。
  7. 【請求項7】 前記レーザービームの強度を検出して前
    記レーザー光源のレーザー放射強度を制御するための制
    御手段をさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の
    光ディスク記録/再生装置の光ヘッド。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は前記直角プリズムの第1
    の面に取り付けられた第2の受光素子を含み、この第2
    の受光素子は前記レーザービームの第2成分を検出して
    前記レーザー光源のレーザー放射強度を制御することを
    特徴とする請求項7に記載の光ディスク記録/再生装置
    の光ヘッド。
  9. 【請求項9】 前記直角プリズムの第2の面と前記平行
    四辺形プリズムの第1の面と第2の面との間に位置する
    第3の面とが連続した一つの面をなし、この連続した面
    に前記第1の受光素子を結合したことを特徴とする請求
    項8に記載の光ディスク記録/再生装置の光ヘッド。
  10. 【請求項10】 前記第1の受光素子の第1受光部は前
    記直角プリズムの第1の面に位置し、前記第2の受光部
    は前記平行四辺形プリズムの第3の面に位置することを
    特徴とする請求項9に記載の光ディスク記録/再生装置
    の光ヘッド。
  11. 【請求項11】 前記平行四辺形プリズムの第2のビー
    ムスプリッタ面を偏光ビームスプリッタコーティング面
    とし、前記光ディスクから反射され前記対物レンズを通
    過した反射光は前記第1のヒームスプリッタ面を透過し
    て第2のビームスプリッタ面に達し、この第2のビーム
    スプリッタ面に入射した反射光の第1成分は前記第2の
    ビームスプリッタ面を透過して前記第1受光素子部によ
    り検出され、前記反射光の第2成分は前記第2のビーム
    スプリッタ面により反射し、前記第1のビームスプリッ
    タ面に進んだ後前記第1反射面により再び反射して前記
    第2の受光部により検出されることを特徴とする請求項
    10に記載の光ディスク記録/再生装置の光ヘッド。
  12. 【請求項12】 前記第1の受光部は隣接した第1ない
    し第4の四分割された受光領域を含み、前記第2受光部
    は一列に配置された第5ないし第7の分割受光領域を含
    み、 前記光ヘッドは前記第1ないし第7分割受光領域におけ
    る受光強度を用いてフォーカシングサーボ及びトラッキ
    ングサーボを行い前記光ディスクに情報を記録し及び/
    又は記録されている情報を再生することを特徴とする請
    求項11に記載の光ディスク記録/再生装置の光ヘッ
    ド。
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