JP2739413B2 - 基板搬送用スカラ型ロボット - Google Patents

基板搬送用スカラ型ロボット

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JP2739413B2
JP2739413B2 JP5163755A JP16375593A JP2739413B2 JP 2739413 B2 JP2739413 B2 JP 2739413B2 JP 5163755 A JP5163755 A JP 5163755A JP 16375593 A JP16375593 A JP 16375593A JP 2739413 B2 JP2739413 B2 JP 2739413B2
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JP
Japan
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arm
pulley
rotated
motor
rotation
Prior art date
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JP5163755A
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English (en)
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JPH08274140A (ja
Inventor
文雄 崎谷
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Rorze Corp
Original Assignee
Rorze Corp
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Publication date
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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は基板搬送用スカラ型ロボ
ットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来に於ける基板搬送用スカラ型ロボッ
トは図2に示す如きもので、同図Aは平面図、同図Bは
図Aの縦断面図である。
【0003】本図に於て1は基板を先端の透孔mを介し
真空吸着により保持するチャックであって、次の構成に
より支持されてなる。5は基台8上方へ支軸9を介し回
動可能に配置されてなる胴体であって、基台8上に設置
したモータ13の駆動でプーリ12、ベルト11及びプ
ーリ10を介し支軸9が回動されることによって行われ
る。
【0004】一方、2、3及び4は上記胴体5上方に配
置されるアームであって、アーム4は胴体5内部に配置
されるモータ7、減速機6及びその出力軸4aを介し回
動される。又、4cは上記出力軸4aをその中心内部に
貫通状態として胴体5の首部に固定されたプーリであ
る。モータ7の駆動により減速機6、出力軸4aを介し
てアーム4が回転すると、アーム4内部にはプーリ4
c、タイミングベルト4d、プーリ3b及びプーリ軸3
aが配設されていることからアーム4と共にこれらが位
置変動することにより、アーム3が上記プーリ4c、タ
イミングベルト4d、プーリ3b及びプーリ軸3aを介
して回動されるものとなる。
【0005】他方、3cはプーリ軸3aを中心部で貫挿
状態にしてアーム4の上方首部に固定したプーリであっ
て、該プーリ3cはベルト3d及びプーリ2bを介しア
ーム2の支軸2aと連繋されてなる。
【0006】この際、プーリ4cと3b、及びプーリ
3cは直径比が夫々れ2:1となされており、モー
タ7の回転が減速機6を介して支軸4aが回動されると
アーム4が回転し、これに伴ってプーリ3c及び2bを
介してアーム2が回転され、且つチャック1が同時に回
転するものとなる。
【0007】上記は平面視で胴体5の中心部を原点とす
るチャック1の伸縮動作を説明したものであるが、同じ
く該チャック1の回転動作はモータ13が駆動されるこ
とによりプーリ12、ベルト11、プーリ10及びその
支軸9を介して胴体5を回動させ、胴体5に接続されて
いる全ての機構を平面視で胴体5の中心部の支軸を原
点とした回転動作するものとなるのである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記の如き従来のスカ
ラ型ロボットではチャック1が1個で基板を1枚しか持
てないため、基板を搬送する時間が長くなる。即ち、図
3で実際に半導体製造工程で行われているウエハー搬送
を例にして説明すると、ウエハー15を多数収納したカ
セット14を上昇下降させるエレベーター17とステー
ジ16により構成し、チャック1でウエハー15を搬出
入出来る高さ位置へ随時移動させるのである。
【0009】18はウエハー15を処理するためのテー
ブルであって、該テーブル18はテーブル上のウエハー
15をチャック1に受け渡すためのプッシャーピン19
とそのプッシャーピン19を上下駆動させるシリンダー
20を備えた構成となされている。
【0010】この状態でモータ13及び7が駆動される
と、アーム4、3及び2の回動と共にチャック1を伸縮
させてテーブル18上の処理済みウエハー15を掴み、
カセット14の特定段へ搬入させるのであり、搬入後他
の段の未処理ウエハー15’を取り出してテーブル18
上へ載置して処理が行われるようになすのであり、この
際上記搬入と搬出までの交換時間は凡そ13秒程度が必
要とされるものとなっている。
【0011】ところで、テーブル18上のウエハー15
の処理時間は5秒とか10秒等の如く比較的短時間で完
了する処理であり、従来のスカラ型ロボットでは生産効
率が上記ウエハー交換時間により大きく低下するものと
なっていた。
【0012】本発明は上記問題点を解決せんとするもの
であって、即ち処理済みウエハー15と処理前ウエハー
15’を短時間に交換して生産性向上に寄与せしめんと
するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、減速機付きで
モータ13を中心部へ内蔵した基台上に該モータ13の
駆動により回動されるよう胴体5を取付け、該胴体5内
には1対の減速機付きモータ7,7’を対称となる関係
に取付け、各出力軸にはモータ7,7’の駆動で回動さ
れるものとなる第1アーム4,4’の片側端部を取付
け、且つ該第1アーム4,4’の他端部には各アーム
4,4’の回動と共に、各アーム体内でプーリ及びタイ
ミングベルトを介し一定比で回動されるものとなる支軸
3a,3a’を該アーム4,4’の回動とは無関係の状
態に突出させ、該支軸3a,3a’には第2アーム3,
3’の片側端部を取付け、且つ該第2アーム3,3’の
他端には各アーム3,3’の回動と共に各アーム体内で
プーリ及びタイミングベルトを介して一定比で回動され
るものとなる支軸2a,2a’を該アーム体3,3’の
回動とは無関係の状態に突出させ、且つ該支軸2a,2
a’には夫々れ基板15,15’を吸引止着するための
1つがコ字形をなし、他の1つは上記コ字形内を干渉し
ないように作動する第3アーム2,2’を取付けしめ、
該アーム2,2’により処理前基板を取り出し、処理箇
所への搬送及び処理済み基板の返送を同一水平線上で互
い違いの対称関係で同時進行するように構成したことを
特徴とする。
【0014】
【作用】回転する胴体上方へ左右対称のアームにチャッ
クを2個取り付けた構成のため、従来胴体の2回転で処
理済み基板と処理前基板の交換を行っていたものも、そ
の1回転で同時に行うことが出来るものとなり、時間的
には従来の凡そ1/3以下に短縮されるものとなった。
【0015】
【実施例】図1は本発明装置を示すものであって、同図
Aは平面図、同図Bは図Aの縦断面図である。図に於て
8は基台、5は胴体であって該胴体5は基台8内に設け
たモータ13、減速機21を介して基台8上方で回動さ
れるものとなされる。
【0016】本発明では上記胴体5上部へ左右対称のア
ームにチャック1、1’を、又胴体5内部にその駆動用
モータを取り付けて作用させる構成となすのであり、具
体的には次の如くなされる。
【0017】15,15’はチャック1,1’に吸着さ
れて搬送される基板としてのウエハーである。該ウエハ
ー15,15’の移動方向は図1Bでは紙面の裏面側と
手前側、図1Aでは上下方向の直線上を各々が独立して
移動する構成となされるのであり、このためチャック1
の第3アーム2は図1Bで見られる通りコ字形の構造と
なされている。
【0018】これにより、他の第3アーム2’は干渉し
ないものとなって同一水平線上を互いに対称関係で作動
することができるものとなる。上記、チャック1がコ字
形となされるほかは、前述の従来構成のものと変りがな
く、1対の各アーム2,3,4と2’,3’,4’とで
は同じ動作原理のため、これを片側(右側端)でのみ説
明する。
【0019】第3アームは支軸2aを介してプーリ2b
に固定されてなり、該プーリ2bと第2アーム3内のプ
ーリ3cはタイミングベルト3dにより接続されてな
り、且つプーリ3cの回転に対してプーリ2bの回転比
を1/2となしてある。そして、このプーリ3cには第
1アーム4に固定されてなる。
【0020】一方、第2アーム3は支軸3aとプーリ3
bにより回転されるように固定され、プーリ3bはタイ
ミングベルト4dによりプーリ4cに接続されてなり、
且つプーリ4cの回転に対してプーリ3bの回転比を2
倍となしてある。
【0021】他方、プーリ4cには胴体5に固定されて
なり、第1アーム支軸4aを介して胴体5内に配置され
る減速機6、モータ7と接続される。
【0022】以上はチャック1に対する構成であるが、
チャック1’については第3アーム2’がコ字形となさ
れていない従来例で説明した構造と同様で上記と左右対
称に配置されるのである。
【0023】しかして、胴体5内のモータ7、7’が駆
動されるとウエハー15、15’を支持してなるチャッ
ク1、1’は図1Bで紙面の裏面側と手前側(図1Aで
は上下方向)へ伸縮回動されるものとなる。
【0024】
【発明の効果】本発明は以上の通り、胴体上方へ基板を
支持するチャック2個取り付けて同一水平線上で互い違
いの対称作動させる構成のため、1つが処理済み基板の
返送中、他の1つは処理前基板の取出し移送の如く無駄
なく短時間に作業ができ、従来問題となっていた基板交
換のロス時間を大幅に短縮できるほか、洗浄処理等で問
題となる洗浄前の汚れた基板と洗浄後の清浄な基板を保
持するチャックが別々の専用となり、従来装置の1チャ
ックにより生じていた汚染が伝搬される等の問題が無く
なり、半導体や液晶等の製造工程に於けるクリーン度向
上に大きく貢献できるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】Aは本発明装置の平面図であり、Bは同Aの縦
断面図である。
【図2】従来装置を示すものでAは平面図であり、Bは
同Aの縦断面図である。
【図3】従来装置による基板交換状態を説明する模式平
面図である。
【符号の説明】
1 チャック 2 第3アーム 2a 支軸 2b プーリ 3 第2アーム 3a 支軸 3b プーリ 4 第1アーム 4a 支軸 4c プーリ 5 胴体 6 減速機 7 モータ 8 基台 9 支軸 13 モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B65H 5/18 B65H 5/18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 減速機付きでモータ13を中心部へ内蔵
    した基台上に該モータ13の駆動により回動されるよう
    胴体5を取付け、該胴体5内には1対の減速機付きモー
    タ7,7’を対称となる関係に取付け、各出力軸にはモ
    ータ7,7’の駆動で回動されるものとなる第1アーム
    4,4’の片側端部を取付け、且つ該第1アーム4,
    4’の他端部には各アーム4,4’の回動と共に、各ア
    ーム体内でプーリ及びタイミングベルトを介し一定比で
    回動されるものとなる支軸3a,3a’を該アーム4,
    4’の回動とは無関係の状態に突出させ、該支軸3a,
    3a’には第2アーム3,3’の片側端部を取付け、且
    つ該第2アーム3,3’の他端には各アーム3,3’の
    回動と共に各アーム体内でプーリ及びタイミングベルト
    を介して一定比で回動されるものとなる支軸2a,2
    a’を該アーム体3,3’の回動とは無関係の状態に突
    出させ、且つ該支軸2a,2a’には夫々れ基板15,
    15’を吸引止着するための1つがコ字形をなし、他の
    1つは上記コ字形内を干渉しないように作動する第3ア
    ーム2,2’を取付けしめ、該アーム2,2’により処
    理前基板を取り出し、処理箇所への搬送及び処理済み基
    板の返送を同一水平線上で互い違いの対称関係で同時進
    行するように構成したことを特徴とする基板搬送用スカ
    ラロボット。
JP5163755A 1993-05-26 1993-05-26 基板搬送用スカラ型ロボット Expired - Lifetime JP2739413B2 (ja)

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KR1019940008552A KR100288085B1 (ko) 1993-05-26 1994-04-22 기판 반송용 스칼라형 로보트

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JPH08274140A JPH08274140A (ja) 1996-10-18
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