JP2738983B2 - 搬入口よりも大径な鋼管の据付工法 - Google Patents
搬入口よりも大径な鋼管の据付工法Info
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- JP2738983B2 JP2738983B2 JP3010944A JP1094491A JP2738983B2 JP 2738983 B2 JP2738983 B2 JP 2738983B2 JP 3010944 A JP3010944 A JP 3010944A JP 1094491 A JP1094491 A JP 1094491A JP 2738983 B2 JP2738983 B2 JP 2738983B2
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- steel pipe
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- steel pipes
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/20—Hydro energy
Landscapes
- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は，水力発電所の導水路内
張鋼管等の搬入口よりも大径な鋼管の据付工法に関する
ものである。
張鋼管等の搬入口よりも大径な鋼管の据付工法に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】従来，水力発電所の導水路は，通水を目
的としており，図６に示すように導水路の径は比較的大
きいが，搬出入作業坑は，図７に示すようにダンプ，コ
ンクリートミキサ等が出入りできる狭い坑道になってい
る。従って作業坑外の現場仮工場で円管に組み立，溶接
を完了して，作業坑から据付現場へ搬入できないため，
導水路トンネル内に組立場を設置して，円筒型に組み立
て，溶接を完了した後，搬入台車で横引きして，据付現
場まで持込み，次々に据付け，溶接するようにしてい
る。
的としており，図６に示すように導水路の径は比較的大
きいが，搬出入作業坑は，図７に示すようにダンプ，コ
ンクリートミキサ等が出入りできる狭い坑道になってい
る。従って作業坑外の現場仮工場で円管に組み立，溶接
を完了して，作業坑から据付現場へ搬入できないため，
導水路トンネル内に組立場を設置して，円筒型に組み立
て，溶接を完了した後，搬入台車で横引きして，据付現
場まで持込み，次々に据付け，溶接するようにしてい
る。
【０００３】上記据付工法を図８乃至図１１によりさら
に具体的に説明する。 （１）先ず図８ａ，ｂに示すように内張管下半円部１ａ
を低床トラツク２に積込んで，吊上装置３の直下に停止
させる。 （２）次いで図９ａ，ｂに示すように内張管下半円部１
ａを吊上装置３により吊り上げ，トラツク２を逃がし，
搬入台車３を内張管下半円部１ａの下に入れて，内張管
下半円部１ａを搬入台車３の上に搭載する。 （３）次いで搬入台車３を移動させ，図１０ａ，ｂに示
すように低床トラツク２により内張管上半円部１ｂを搬
入して，吊上装置３の直下に停止させる。 （４）次いで内張管上半円部１ｂを吊上装置３により吊
り上げ，低床トラツク２を逃がし，内張管下半円部１ａ
を搭載した搬入台車３を内張管上半円部１ｂの下に入
れ，図１１ａ，ｂに示すように内張管上半円部１ｂを内
張管上半円部１ｂの上に下ろし，互いを肌合わせ溶接し
て，円筒管を形成する。 （５）次いで搬入台車３を据付位置まで移動させて，所
定位置に据付け，肌合わせ，外部支保工による固定を行
い，搬入台車３を抜き取って，必要個所を溶接する。
に具体的に説明する。 （１）先ず図８ａ，ｂに示すように内張管下半円部１ａ
を低床トラツク２に積込んで，吊上装置３の直下に停止
させる。 （２）次いで図９ａ，ｂに示すように内張管下半円部１
ａを吊上装置３により吊り上げ，トラツク２を逃がし，
搬入台車３を内張管下半円部１ａの下に入れて，内張管
下半円部１ａを搬入台車３の上に搭載する。 （３）次いで搬入台車３を移動させ，図１０ａ，ｂに示
すように低床トラツク２により内張管上半円部１ｂを搬
入して，吊上装置３の直下に停止させる。 （４）次いで内張管上半円部１ｂを吊上装置３により吊
り上げ，低床トラツク２を逃がし，内張管下半円部１ａ
を搭載した搬入台車３を内張管上半円部１ｂの下に入
れ，図１１ａ，ｂに示すように内張管上半円部１ｂを内
張管上半円部１ｂの上に下ろし，互いを肌合わせ溶接し
て，円筒管を形成する。 （５）次いで搬入台車３を据付位置まで移動させて，所
定位置に据付け，肌合わせ，外部支保工による固定を行
い，搬入台車３を抜き取って，必要個所を溶接する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前記図８乃至図１１に
示す従来の搬入口よりも大径な鋼管の据付工法では，現
場内組立場を導水路と作業坑道との交叉部に設置する必
要があり，内張管組立作業中は，他の作業車（トンネル
巻立コンクリートポンプ車等）が入れず，他の作業車が
作業中は，内張管組立作業ができなくて，工期が長くな
る。
示す従来の搬入口よりも大径な鋼管の据付工法では，現
場内組立場を導水路と作業坑道との交叉部に設置する必
要があり，内張管組立作業中は，他の作業車（トンネル
巻立コンクリートポンプ車等）が入れず，他の作業車が
作業中は，内張管組立作業ができなくて，工期が長くな
る。
【０００５】また他の作業車が通行するため，組立足場
等の諸設備を撤去，仮置きするスペースが必要であり，
導水路坑がかなり拡がって（坑道の拡張が必要になっ
て），掘削工事量が増加するという問題があった。本発
明は前記の問題点に鑑み提案するものであり, その目的
とする処は, 工期を短縮できる。また掘削工事量を減少
できる搬入口よりも大径の鋼管の据付工法を提供しよう
とする点にある。
等の諸設備を撤去，仮置きするスペースが必要であり，
導水路坑がかなり拡がって（坑道の拡張が必要になっ
て），掘削工事量が増加するという問題があった。本発
明は前記の問題点に鑑み提案するものであり, その目的
とする処は, 工期を短縮できる。また掘削工事量を減少
できる搬入口よりも大径の鋼管の据付工法を提供しよう
とする点にある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに，本発明の搬入口よりも大径の鋼管の据付工法は，
搬送車両により搬入された上下半割り鋼管を導水路坑道
内で搬入台車に積み替えて，所定位置まで搬送し，そこ
で調整据付け可能な台車により据付けることを特徴とし
ている。
めに，本発明の搬入口よりも大径の鋼管の据付工法は，
搬送車両により搬入された上下半割り鋼管を導水路坑道
内で搬入台車に積み替えて，所定位置まで搬送し，そこ
で調整据付け可能な台車により据付けることを特徴とし
ている。
【０００７】
【作用】本発明の搬入口よりも大径の鋼管の据付工法は
前記のように搬送車両により搬入された上下半割り鋼管
を導水路坑道内で搬入台車に積み替えて，所定位置まで
搬送し，そこで調整据付け可能な台車により据付ける。
前記のように搬送車両により搬入された上下半割り鋼管
を導水路坑道内で搬入台車に積み替えて，所定位置まで
搬送し，そこで調整据付け可能な台車により据付ける。
【０００８】
【実施例】次に本発明の搬入口よりも大径の鋼管の据付
工法を図１乃至図５に示す一実施例により説明すると，
図１，２，３の１ａが内張管下半円部，１ｂが内張管上
半円部，１３が搬入台車である。また同搬入台車１３の
詳細を示す図４，５において，１４が自走可能な搬入台
車１３の支持脚部，１５が同支持脚部１４により支持さ
れた揚重装置（図面ではテーブルリフタ），１６が坑道
内に敷設した軌条である。
工法を図１乃至図５に示す一実施例により説明すると，
図１，２，３の１ａが内張管下半円部，１ｂが内張管上
半円部，１３が搬入台車である。また同搬入台車１３の
詳細を示す図４，５において，１４が自走可能な搬入台
車１３の支持脚部，１５が同支持脚部１４により支持さ
れた揚重装置（図面ではテーブルリフタ），１６が坑道
内に敷設した軌条である。
【０００９】内張管１ａ，１ｂの据付けに当たっては， （１）先ず図１に示すように内張管下半円部１ａを搬入
台車１３上に直接搭載して，据付位置へ搬送する。 （２）次いで図２に示すように内張管上半円部１ｂを搬
入台車１３の揚重装置１５上に搭載し，次いでこの揚重
装置１５を途中まで上昇させて，内張管上半円部１ｂを
据付位置へ搬送する。 （３）そして据付位置に到着したら，図３ａ，ｂに示す
ように揚重装置１５をさらに上昇させ，内張管上半円部
１ｂを坑道の天井面近くまで持ち上げて，内張管下半円
部１ａの上方に位置させ，次いで揚重装置１５を下降さ
せ，内張管上半円部１ｂを内張管下半円部１ａの上に載
せて，円筒管を形成する。 （４）次いで肌合わせ，外部支保工による固定を行い，
搬入台車１３を抜き取って，必要個所を溶接する。
台車１３上に直接搭載して，据付位置へ搬送する。 （２）次いで図２に示すように内張管上半円部１ｂを搬
入台車１３の揚重装置１５上に搭載し，次いでこの揚重
装置１５を途中まで上昇させて，内張管上半円部１ｂを
据付位置へ搬送する。 （３）そして据付位置に到着したら，図３ａ，ｂに示す
ように揚重装置１５をさらに上昇させ，内張管上半円部
１ｂを坑道の天井面近くまで持ち上げて，内張管下半円
部１ａの上方に位置させ，次いで揚重装置１５を下降さ
せ，内張管上半円部１ｂを内張管下半円部１ａの上に載
せて，円筒管を形成する。 （４）次いで肌合わせ，外部支保工による固定を行い，
搬入台車１３を抜き取って，必要個所を溶接する。
【００１０】
【発明の効果】本発明の搬入口よりも大径の鋼管の据付
工法は前記のように搬送車両により搬入された上下半割
り鋼管を導水路坑道内で搬入台車に積み替えて，所定位
置まで搬送し，そこで調整据付け可能な台車により据付
けるので，坑道交叉部での作業がトラツクと台車との間
の積替え作業だけになり，他の作業車を自由に通行させ
ることができ，溶接作業中でも巻立コンクリート打設作
業を平行的に実施可能で，工期を短縮できる。
工法は前記のように搬送車両により搬入された上下半割
り鋼管を導水路坑道内で搬入台車に積み替えて，所定位
置まで搬送し，そこで調整据付け可能な台車により据付
けるので，坑道交叉部での作業がトラツクと台車との間
の積替え作業だけになり，他の作業車を自由に通行させ
ることができ，溶接作業中でも巻立コンクリート打設作
業を平行的に実施可能で，工期を短縮できる。
【００１１】また上記のように他の作業車を自由に通行
せることができ，組立足場等の諸設備を撤去，仮置きす
るためのスペースが不用で（坑道の拡張が不用で），掘
削工事量を減少できる効果がある。
せることができ，組立足場等の諸設備を撤去，仮置きす
るためのスペースが不用で（坑道の拡張が不用で），掘
削工事量を減少できる効果がある。
【図１】本発明の搬入口よりも大径の鋼管の据付工法に
おける鋼管下半部搬入工程を示す説明図である。
おける鋼管下半部搬入工程を示す説明図である。
【図２】同据付工法における鋼管上半部搬入工程を示す
説明図である。
説明図である。
【図３】同据付工法における鋼管上下半部の円筒管形成
工程を示す説明図である。
工程を示す説明図である。
【図４】搬入台車の側面図である。
【図５】搬入台車の正面図である。
【図６】導水路と作業坑との関係を示す説明図である。
【図７】導水路と作業坑との交叉部を示す説明図であ
る。
る。
【図８】従来の据付工法における鋼管下半部搬入工程を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図９】同据付工法における鋼管下半部搬入工程を示す
説明図である。
説明図である。
【図１０】同据付工法における鋼管上半部搬入工程を示
す説明図である。
す説明図である。
【図１１】同据付工法における鉛管形成工程を示す説明
図である。
図である。
１ａ 鋼管下半部 １ｂ 鋼管上半部 １３ 搬入台車 １４ 支持脚部 １５ 揚重装置 １６ 軌条
Claims (1)
- 【請求項１】 搬送車両により搬入された上下半割り鋼
管を導水路坑道内で搬入台車に積み替えて，所定位置ま
で搬送し，そこで調整据付け可能な台車により据付ける
ことを特徴とした搬入口よりも大径の鋼管の据付工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3010944A JP2738983B2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | 搬入口よりも大径な鋼管の据付工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3010944A JP2738983B2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | 搬入口よりも大径な鋼管の据付工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04247111A JPH04247111A (ja) | 1992-09-03 |
| JP2738983B2 true JP2738983B2 (ja) | 1998-04-08 |
Family
ID=11764319
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3010944A Expired - Lifetime JP2738983B2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | 搬入口よりも大径な鋼管の据付工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2738983B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5876337B2 (ja) * | 2012-03-15 | 2016-03-02 | 大成建設株式会社 | 流水トンネルの打設方法 |
-
1991
- 1991-01-31 JP JP3010944A patent/JP2738983B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04247111A (ja) | 1992-09-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19971216 |