JP2738891B2 - プリンタの印字幅検出方法 - Google Patents
プリンタの印字幅検出方法Info
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Description
字可能幅を自動的に検出するプリンタの印字幅検出方法
に関するものである。
っては、その機構上の制約等から、印字ヘッドが移動し
て印字できる左右の印字可能幅(領域)が異なるものが
ある。このような場合、印字可能幅が異なるプリンタ毎
に、別の制御用プログラムを組み込んだ制御回路を作成
していたが、製造時や保守時の管理が複雑となる問題点
があった。
な幅広タイプのプリンタを制御するプログラムを組み込
んだ制御回路と、これよりも印字可能幅が小さい幅狭タ
イプのプリンタを制御するプログラムを組み込んだ制御
回路とを搭載しておき、プリンタのタイプに応じて使用
する回路を切り換えできるようにし、基板の共用化を図
っているものもある。
大きい幅広タイプのプリンタか、または印字可能幅の小
さい幅狭タイプのプリンタかを認識し、そのタイプに応
じた制御回路を選択する必要がある。そこで、この印字
幅の違いを認識させる方法として、従来では(1)基板
上に予め設けられているディップスイッチやショート・
プラグで設定して認識させる方法や、(2)印字ヘッド
と一体に移動されて、印字可能幅の左右両端位置を検出
可能な検出手段を有し、電源が投入されると印字ヘッド
を右側へ右端を検出するまで移動させ、その後左側へ左
端を検出するまで移動させるようにし、この右端から左
端まで移動した距離の大きさによって認識する方法等が
採られている。
(1)の方法では、基板上にディップスイッチや、ショ
ート・プラグを設けるので、コストが上がってしまうと
言う問題点があった。一方、上記(2)の方法では、電
源投入時、印字ヘッドを右端まで移動させ、その後左側
へ左端を検出するまで移動させるので、検出が完了して
印字可能な状態となるまでに時間がかかると言う問題点
があった。
のであり、その目的はコストを上げることなく簡単な構
造で、検出処理速度を向上させることができるようにし
たプリンタの印字幅検出方法を提供することにある。
本発明は、印字ヘッドが移動して印字できる左右の領域
幅が異なる2つ以上のタイプのプリンタに兼用される制
御回路を備えたプリンタに適用するものであって、前記
印字ヘッドと一体的に移動されて、印字幅の端部を検出
可能な検出手段と、前記検出手段が前記印字幅の基準と
なる一方の端部を検出するまでの距離を計測する計測手
段とを備え、電源投入時に前記印字ヘッドを、その初期
位置から前記基準となる一方の端部まで移動させてその
移動距離を計測するとともに、これを幅狭タイプの印字
幅の距離と比較し、前記移動距離が幅狭タイプの印字幅
の距離よりも大きい場合は幅広タイプと判断して終了
し、前記移動距離が幅狭タイプの印字幅の距離よりも小
さい場合は印字幅の他端側に移動させ、この移動途中で
幅狭タイプの印字幅の他端が検出されたときは幅狭タイ
プと判断して検出を終了し、幅狭タイプの印字幅よりも
大きく移動されたときは幅広タイプと判断して終了する
ようにしたものである。
置から基準となる一方の端部まで移動され、この移動距
離が幅狭タイプの印字幅の距離よりも大きい場合は幅広
タイプと認識して検出を終了し、(2)移動距離が幅狭
タイプの印字幅の距離よりも小さい場合は印字幅の他端
側に移動させ、この移動途中で幅狭タイプの印字幅の他
端が検出されたときは幅狭タイプと判断して検出を終了
し、(3)幅狭タイプの印字幅よりも大きく移動された
ときは幅広タイプと判断して終了することになる。した
がって、最も短い場合は印字ヘッドが初期位置から基準
となる一方の端部まで移動されただけで検出が終了し、
最も長い場合でも印字ヘッドが初期位置から基準となる
一方の端部まで移動され、次いで他端側に幅狭タイプの
印字幅よりも大きく移動されると検出が終了することに
なる。よって、検出処理速度が従来方法に比べて速くな
り、電源投入から印字動作開始までの時間を速めること
ができる。
詳細に説明する。図2は、本発明に係る印字幅検出方法
を適用したプリンタの構成ブロック図を示すものであ
る。図2において、このプリンタは、マイクロプロセッ
サ1、I/O(入出力)制御回路2、プリントヘッド制
御回路3、印字ヘッド4、スペースモータ制御回路5、
回転数検出センサ6が取り付けられたスペースモータ
7、移動距離検出回路8、LF(改行)モータ制御回路
9、改行モータ10、および受信回路11等で構成され
ている。
回路11を通して上位装置(ホストコンピュータ)より
制御信号が入力される。また、この制御信号に応じて、
マイクロプロセッサ1はI/O制御回路2およびプリン
トヘッド制御回路3,スペースモータ制御回路5,LF
モータ制御回路9をそれぞれ通して、印字ヘッド4,ス
ペースモータ7,改行モータ10等を制御する。する
と、スペースモータ7の回転によって印字ヘッド4が、
この回転方向に応じて左右方向に動く。なお、この時に
おけるスペースモータ7の回転数は回転数検出センサ6
で検出され、この回転数がさらに移動距離検出回路8に
入力されて移動距離に変換され、このデータがマイクロ
プロセッサ1へ送られる。
大きく設定してなる幅広タイプのプリンタと、これより
も印字可能幅が小さく設定してなる幅狭タイプのプリン
タとに適用可能になっているもので、そのタイプに応じ
て印字可能幅は図3に示すように設定される。すなわ
ち、図3において、領域W1は幅狭タイプの印字可能幅
を、領域W2は幅広タイプの印字可能幅をそれぞれ表し
ており、印字ヘッド4は少なくとも領域W2の範囲を移
動できる状態に設定されている。さらに、領域W1の基
準となる一端と領域W2の基準となる一端は、共に図3
中の左端LSに合わされ、また領域W1、すなわち幅狭
タイプの印字可能幅の左端LSから右端R1までの距離
のデータは、マイクロプロセッサ1内にメモリされてい
る。
プと上記幅広タイプの何れのタイプであるかを検出する
ための処理手順が組み込まれた制御プログラムの一例を
示す概略フローチャートで、図4は図1に示すフローチ
ャートに対応して印字ヘッドの動きを模式的に示した動
作状態図である。そこで、次に図2に示したプリンタに
おける印字幅検出処理動作を図1に示すフローチャート
に従って図4と共に説明する。
1で必要な初期設定処理を行い、ステップST2でスペ
ースモータ7を回転させ、左端LSを検出するまで印字
ヘッド4を電源投入時における初期位置から左側へ移動
させる。また、この時の移動距離は回転数検出センサ6
および移動距離検出回路8によって計測される。そし
て、スペースモータ7を回転させているにもかかわら
ず、移動距離が増えなくなると、ステップST3では左
端LSを検出したものとし、ステップST4に移行す
る。ステップST4では、領域W1の距離と移動距離と
を比較し、移動距離よりも領域W1の距離の方が小さい
場合は、幅広タイプのものと認識し、検出を終了する
[図4中の動作(A)参照]。これにより、プリンタは
幅広タイプのモードを選択し、以後の印字処理を行う。
離よりも領域W1の距離の方が大きい場合は、ステップ
ST5へ移行する。そして、ステップST5では移動距
離検出回路8で計測された値をカウントしている図示せ
ぬ移動距離カウンタ内の値をクリアし、ステップST6
へ移行する。ステップST6では、スペース7を逆方向
に回転させ、印字ヘッド4を左端LSから右端R1(お
よびR2)に向かって移動させる。また、この時の移動
距離は回転数検出センサ6および移動距離検出回路8に
よって計測される。そして、略領域W1の距離と略等し
い距離だけ移動された位置において、スペースモータ7
を回転させているにもかかわらず移動距離が増えなくな
ると、ステップST7では幅狭タイプの右端R1を検出
したものと判断する。すると、ステップST7では、こ
のプリンタが幅狭タイプのものであると認識し、検出を
終了する[図4中の動作(B)参照]。これにより、プ
リンタは幅狭タイプのモードを選択し、以後の印字処理
を行う。
れなかった場合、すなわち移動距離が増え続けてステッ
プST8で、印字ヘッド4の移動距離が領域W1の距離
を越えたと判定されると、このステップST8ではプリ
ンタが幅広タイプのものであると認識し、検出を終了す
る[図4中の動作(C)参照]。これにより、プリンタ
は幅広タイプのモードを選択し、以後の印字処理を行
う。
印字幅検出方法によれば、(1)図4の動作(A)に示
すように、印字ヘッド4が電源投入時における初期位置
から基準となる左端LSまで移動され、この移動距離が
幅狭タイプの印字幅の領域(距離)W1よりも大きい場
合は幅広タイプと認識して検出を終了し、(2)図4の
動作(B)に示すように、移動距離が幅狭タイプの印字
幅の領域W1よりも小さい場合は印字幅の他端側に移動
させ、この移動途中で幅狭タイプの印字幅の右端R1が
検出されたときは幅狭タイプと判断して検出を終了し、
(3)図4の動作(C)に示すように、幅狭タイプの印
字幅の領域W1よりも大きく移動されたときは幅広タイ
プと判断して終了することになる。よって、最も短い場
合は印字ヘッド4が電源投入時における初期位置から基
準となる左端LSまで移動されただけで検出が終了し、
最も長い場合でも印字ヘッド4が初期位置から基準とな
る左端LSまで移動され、次いで他端側に幅狭タイプの
印字幅の右端R1よりも大きく移動されると検出が終了
することになる。これにより、検出処理速度が従来方法
に比べて速くなり、電源投入から印字動作開始までの時
間が速められる。
とした場合を開示したが、これは右側であっても差し支
えないものである。
ンタの印字幅検出方法によれば、最も短い場合は印字ヘ
ッドが初期位置から基準となる一方の端部まで移動され
ただけで検出が終了し、最も長い場合でも印字ヘッドが
初期位置から基準となる一方の端部まで移動され、次い
で他端側に幅狭タイプの印字幅よりも大きく移動される
と検出が終了することになるので、検出処理速度が従来
方法に比べて速くなり、電源投入から印字動作開始まで
の時間を速めることができる。また、基板上にディップ
スイッチやシート・プラグ等を設けないので、構造が簡
単で、コストの低い検出方法が期待できる。
方法における検出処理手順を示すフローチャートであ
る。
したプリンタの構成ブロック図である。
の移動可能領域を説明するための図である。
る。
タ 8 移動距離検出回路
Claims (1)
- 【請求項1】 印字ヘッドが移動して印字できる左右の
領域幅が異なる2つ以上のタイプのプリンタに兼用され
る制御回路を備えたプリンタにおいて、 前記印字ヘッドと一体的に移動されて、印字幅の端部を
検出可能な検出手段と、 前記検出手段が前記印字幅の基準となる一方の端部を検
出するまでの距離を計測する計測手段とを備え、 電源投入時に前記印字ヘッドを、その初期位置から前記
基準となる一方の端部まで移動させてその移動距離を計
測するとともに、これを幅狭タイプの印字幅の距離と比
較し、 前記移動距離が幅狭タイプの印字幅の距離よりも大きい
場合は幅広タイプと判断して終了し、 前記移動距離が幅狭タイプの印字幅の距離よりも小さい
場合は印字幅の他端側に移動させ、この移動途中で幅狭
タイプの印字幅の他端が検出されたときは幅狭タイプと
判断して検出を終了し、 幅狭タイプの印字幅よりも大きく移動されたときは幅広
タイプと判断して終了することを特徴とするプリンタの
印字幅検出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8964092A JP2738891B2 (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | プリンタの印字幅検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8964092A JP2738891B2 (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | プリンタの印字幅検出方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05254225A JPH05254225A (ja) | 1993-10-05 |
JP2738891B2 true JP2738891B2 (ja) | 1998-04-08 |
Family
ID=13976378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8964092A Expired - Fee Related JP2738891B2 (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | プリンタの印字幅検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2738891B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009262451A (ja) * | 2008-04-25 | 2009-11-12 | Oki Data Corp | プリンタの印字幅検出方法およびこれを用いたプリンタ |
-
1992
- 1992-03-13 JP JP8964092A patent/JP2738891B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009262451A (ja) * | 2008-04-25 | 2009-11-12 | Oki Data Corp | プリンタの印字幅検出方法およびこれを用いたプリンタ |
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---|---|
JPH05254225A (ja) | 1993-10-05 |
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