JP2736194B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
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- JP2736194B2 JP2736194B2 JP3312668A JP31266891A JP2736194B2 JP 2736194 B2 JP2736194 B2 JP 2736194B2 JP 3312668 A JP3312668 A JP 3312668A JP 31266891 A JP31266891 A JP 31266891A JP 2736194 B2 JP2736194 B2 JP 2736194B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は表示機能を有するファ
クシミリ装置に関し、特に所望箇所を表示できるファク
シミリ装置に関する。
クシミリ装置に関し、特に所望箇所を表示できるファク
シミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置で受信したデー
タをCRT等で表示する場合、ファクシミリ受信データ
は、紙への出力のためのデータであるため、CRTに表
示するためには一部分を切り出して表示しなければなら
ない。そのため、受信した符号を画像データに展開して
メモリなどに蓄積するか、符号データで蓄積するかして
表示したい部分を切り出して表示する2通りの方法が考
えられる。
タをCRT等で表示する場合、ファクシミリ受信データ
は、紙への出力のためのデータであるため、CRTに表
示するためには一部分を切り出して表示しなければなら
ない。そのため、受信した符号を画像データに展開して
メモリなどに蓄積するか、符号データで蓄積するかして
表示したい部分を切り出して表示する2通りの方法が考
えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した2通りの方法
のうち、前者は扱うデータが画像データであるからデー
タ量も膨大で蓄積効率が著しく悪く、小規模の装置には
不向きである。また、符号データで蓄積する後者は、前
者に比べてデータ量は減り、蓄積効率は改善され、前者
に比べて容量も少なくて済むが、表示するたびに符号展
開しなければならない問題が生じる。また後者は、圧縮
効率が高い二次元符号化つまりMMR等を用いるとはじ
めから順次展開しないと画像データが得られないため、
部分表示する場合は処理時間がかかり、リアルタイム処
理には不向きである。
のうち、前者は扱うデータが画像データであるからデー
タ量も膨大で蓄積効率が著しく悪く、小規模の装置には
不向きである。また、符号データで蓄積する後者は、前
者に比べてデータ量は減り、蓄積効率は改善され、前者
に比べて容量も少なくて済むが、表示するたびに符号展
開しなければならない問題が生じる。また後者は、圧縮
効率が高い二次元符号化つまりMMR等を用いるとはじ
めから順次展開しないと画像データが得られないため、
部分表示する場合は処理時間がかかり、リアルタイム処
理には不向きである。
【0004】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、受信信号を所望の位置からメモ
リ効率よく表示できるファクシミリ装置を提供すること
である。
ためになされたもので、受信信号を所望の位置からメモ
リ効率よく表示できるファクシミリ装置を提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るファクシ
ミリ装置は、MMR符号からなる受信信号を所定のライ
ンごとのブロックとしてMR符号に変換して貯蔵する記
憶手段と、所定のラインごとの貯蔵されたMR符号化信
号のアドレスを管理するアドレス管理手段と、所定ライ
ンのうち所望のラインを指定する手段と、指定された所
望ラインに対応するMR符号化信号のアドレスをアドレ
ス管理手段から読出す読出手段と、読出手段の読出した
アドルスに記憶されたMR符号化信号を復号化する復号
化手段と、復号化された信号の内容を表示する表示手段
とを含む。
ミリ装置は、MMR符号からなる受信信号を所定のライ
ンごとのブロックとしてMR符号に変換して貯蔵する記
憶手段と、所定のラインごとの貯蔵されたMR符号化信
号のアドレスを管理するアドレス管理手段と、所定ライ
ンのうち所望のラインを指定する手段と、指定された所
望ラインに対応するMR符号化信号のアドレスをアドレ
ス管理手段から読出す読出手段と、読出手段の読出した
アドルスに記憶されたMR符号化信号を復号化する復号
化手段と、復号化された信号の内容を表示する表示手段
とを含む。
【0006】請求項2にかかるファクシミリ装置は、M
MR方式で受信された信号をMMR符号として格納する
第1記憶手段と、前記受信信号をMH符号化に変換して
該MH符号化信号を所定ラインごとに格納する第2記憶
手段と、前記所定のラインごとの前記貯蔵されたMH符
号化信号およびMMR符号化信号のアドレスを管理する
アドレス管理手段と、前記所定のラインのうちの所望の
ラインを指定する指定手段と、前記指定された所望のラ
インに対応するMH符号化信号およびMMR符号化信号
のアドレスを前記アドレス管理手段から読出す読出手段
と、前記読出手段の読出したアドレスに対応する前記第
2記憶手段に記憶されたMH符号化信号を読出して復号
化する手段と、前記MH復号信号を参照して、前記読出
手段の読出したアドレスに対応する前記第1記憶手段に
記憶されたMMR符号を読出して復号化する復号化手段
と、前記復号されたMH信号およびMMR信号に基づい
てその内容を表示する表示手段とを含む。
MR方式で受信された信号をMMR符号として格納する
第1記憶手段と、前記受信信号をMH符号化に変換して
該MH符号化信号を所定ラインごとに格納する第2記憶
手段と、前記所定のラインごとの前記貯蔵されたMH符
号化信号およびMMR符号化信号のアドレスを管理する
アドレス管理手段と、前記所定のラインのうちの所望の
ラインを指定する指定手段と、前記指定された所望のラ
インに対応するMH符号化信号およびMMR符号化信号
のアドレスを前記アドレス管理手段から読出す読出手段
と、前記読出手段の読出したアドレスに対応する前記第
2記憶手段に記憶されたMH符号化信号を読出して復号
化する手段と、前記MH復号信号を参照して、前記読出
手段の読出したアドレスに対応する前記第1記憶手段に
記憶されたMMR符号を読出して復号化する復号化手段
と、前記復号されたMH信号およびMMR信号に基づい
てその内容を表示する表示手段とを含む。
【0007】
【作用】請求項1に係るファクシミリ装置においては、
所望のラインを指定すれば、指定された所望ラインに対
応するMR符号化信号のアドレスをアドレス管理手段か
ら読出し、読出したアドレスに記憶されたMR符号化信
号が復号化され、表示手段に表示される。
所望のラインを指定すれば、指定された所望ラインに対
応するMR符号化信号のアドレスをアドレス管理手段か
ら読出し、読出したアドレスに記憶されたMR符号化信
号が復号化され、表示手段に表示される。
【0008】請求項2に係るファクシミリ装置において
は、所定ラインのうちの所望のラインを指定すると所望
ラインに対応するMH符号化信号が第2記憶手段から読
出されて符号化され、復号化されたMH符号化信号を参
照して第1記憶手段に記憶されたMMR符号化信号が復
号されて表示手段に表示される。すなわち、所定のライ
ンを第1行として受信信号が復号化されるとき、第1行
はMH信号で、それ以下は第1行に基づいたMMR方式
で符号化される。大部分の信号はMMR方式で記憶さ
れ、一部のみがMH方式で記憶されるため、所定ライン
のブロックごとに少ないメモリを用いて受信内容が表示
される。
は、所定ラインのうちの所望のラインを指定すると所望
ラインに対応するMH符号化信号が第2記憶手段から読
出されて符号化され、復号化されたMH符号化信号を参
照して第1記憶手段に記憶されたMMR符号化信号が復
号されて表示手段に表示される。すなわち、所定のライ
ンを第1行として受信信号が復号化されるとき、第1行
はMH信号で、それ以下は第1行に基づいたMMR方式
で符号化される。大部分の信号はMMR方式で記憶さ
れ、一部のみがMH方式で記憶されるため、所定ライン
のブロックごとに少ないメモリを用いて受信内容が表示
される。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明にかかるファ
クシミリ装置の実施例を説明する。
クシミリ装置の実施例を説明する。
【0010】図1はこの発明にかかるファクシミリ装置
の要部を示すブロック図である。図1を参照して、ファ
クシミリ装置は相手側ファクシミリ装置からの信号を受
信する受信部5と、受信したMMR符号を処理するデー
タ処理部10と、受信信号のうちの所望の部分を表示す
るようファクシミリ装置に所望の位置を指示する例えば
キーボードのような入力装置7と、入力装置7への入力
に応じて受信内容を表示する表示装置15とを含む。
の要部を示すブロック図である。図1を参照して、ファ
クシミリ装置は相手側ファクシミリ装置からの信号を受
信する受信部5と、受信したMMR符号を処理するデー
タ処理部10と、受信信号のうちの所望の部分を表示す
るようファクシミリ装置に所望の位置を指示する例えば
キーボードのような入力装置7と、入力装置7への入力
に応じて受信内容を表示する表示装置15とを含む。
【0011】データ処理部10は、受信したMMR符号
を入力装置7を介して表示制御部18から与えられる所
定の数値Kに応じてMR符号に変換してMR符号格納メ
モリ12に格納し、Kライン毎のMR符号のメモリのア
ドレスを出力するMR符号変換部11を含む。ここでK
は例えばCRTディスプレイのような表示装置15上に
表示するライン数を表す数値である。
を入力装置7を介して表示制御部18から与えられる所
定の数値Kに応じてMR符号に変換してMR符号格納メ
モリ12に格納し、Kライン毎のMR符号のメモリのア
ドレスを出力するMR符号変換部11を含む。ここでK
は例えばCRTディスプレイのような表示装置15上に
表示するライン数を表す数値である。
【0012】MR符号変換部11からの符号化された信
号はMR符号格納メモリ12に格納され、MR符号復号
化部13によってMR符号が画像データに展開される。
展開された画像データはフレームメモリ14に記憶され
る。この実施例ではフレームメモリは640×400の
表示要素を含むものとする。
号はMR符号格納メモリ12に格納され、MR符号復号
化部13によってMR符号が画像データに展開される。
展開された画像データはフレームメモリ14に記憶され
る。この実施例ではフレームメモリは640×400の
表示要素を含むものとする。
【0013】MR符号変換部11から出力されたKライ
ン毎のMR符号のブロックの先頭アドレスはMR符号管
理テーブル16に記憶される。入力装置7を介して入力
された表示装置15上に表示される所望の表示領域は表
示制御部18を介してフレームメモリ制御部17に送ら
れ、それに応じてフレームメモリ制御部17はフレーム
メモリ14に画像データを描画したり、表示のための画
像データを表示装置15に出力するためのフレームメモ
リ制御を行なう。
ン毎のMR符号のブロックの先頭アドレスはMR符号管
理テーブル16に記憶される。入力装置7を介して入力
された表示装置15上に表示される所望の表示領域は表
示制御部18を介してフレームメモリ制御部17に送ら
れ、それに応じてフレームメモリ制御部17はフレーム
メモリ14に画像データを描画したり、表示のための画
像データを表示装置15に出力するためのフレームメモ
リ制御を行なう。
【0014】表示制御部18は表示のための同期信号出
力、受信データ中の表示位置の制御、スクロールサイズ
の制御を行なう。
力、受信データ中の表示位置の制御、スクロールサイズ
の制御を行なう。
【0015】図2は受信画像データと表示装置15への
表示領域の関係を示す図である。図2を参照して、以下
に1728ドット×2339ラインのMMR符号を受信
し、受信データ中の一部(表示スタート位置:100ド
ット、1600ライン)を640×400のCRTディ
スプレイに16ライン単位で水平スクロール表示する場
合の実施例を説明する。
表示領域の関係を示す図である。図2を参照して、以下
に1728ドット×2339ラインのMMR符号を受信
し、受信データ中の一部(表示スタート位置:100ド
ット、1600ライン)を640×400のCRTディ
スプレイに16ライン単位で水平スクロール表示する場
合の実施例を説明する。
【0016】図3はMR符号格納メモリ12とMR符号
管理テーブル16との関係を示す図であり、図4は非表
示領域と表示領域の関係を示す図である。図5はフレー
ムメモリ14上の画像データの動きを示す図である。
管理テーブル16との関係を示す図であり、図4は非表
示領域と表示領域の関係を示す図である。図5はフレー
ムメモリ14上の画像データの動きを示す図である。
【0017】図3に示すように、ファクシミリ装置に受
信されたMMR符号データは、表示制御部18からのパ
ラメータK(本実施例では16)により、MR符号変換
部11でMR符号に順次変換され、MR符号格納メモリ
12に格納される。同時に16ライン毎のMR符号メモ
リの先頭アドレスがMR符号管理テーブル16に順次格
納される。
信されたMMR符号データは、表示制御部18からのパ
ラメータK(本実施例では16)により、MR符号変換
部11でMR符号に順次変換され、MR符号格納メモリ
12に格納される。同時に16ライン毎のMR符号メモ
リの先頭アドレスがMR符号管理テーブル16に順次格
納される。
【0018】表示制御部18は、図2に示すスクロール
表示領域をフレームメモリ制御部17に指示する。フレ
ームメモリ制御部17は、図5の画面(A)を得るため
にMR符号管理テーブル16よりスクロールスタートラ
イン(1600ライン目)のMR符号が格納されている
アドレスを取出し、MR符号復号化部13に出力し、4
00ライン分の符号展開をMR符号復号化部13に指示
する。
表示領域をフレームメモリ制御部17に指示する。フレ
ームメモリ制御部17は、図5の画面(A)を得るため
にMR符号管理テーブル16よりスクロールスタートラ
イン(1600ライン目)のMR符号が格納されている
アドレスを取出し、MR符号復号化部13に出力し、4
00ライン分の符号展開をMR符号復号化部13に指示
する。
【0019】次に図2に示すように画像がスクロールさ
れていく状態について説明する。MR符号復号化部13
は、図4に示す画像データをフレームメモリに出力する
が、フレームメモリ制御部17は非表示領域をフレーム
メモリ14に描画せず、表示領域のみを描画し、図5
(A)の画像を得る。次にフレームメモリ制御部17
は、図5(B)の領域を図5(C)の領域にコピーす
る。次にフレームメモリ制御部17は、図5(D)の領
域にMR符号管理テーブル16より2000ライン目の
MR符号が格納されているアドレスを取出し、MR符号
復号化部13に出力し、16ライン分の符号展開をMR
符号復号化部13に指示する。
れていく状態について説明する。MR符号復号化部13
は、図4に示す画像データをフレームメモリに出力する
が、フレームメモリ制御部17は非表示領域をフレーム
メモリ14に描画せず、表示領域のみを描画し、図5
(A)の画像を得る。次にフレームメモリ制御部17
は、図5(B)の領域を図5(C)の領域にコピーす
る。次にフレームメモリ制御部17は、図5(D)の領
域にMR符号管理テーブル16より2000ライン目の
MR符号が格納されているアドレスを取出し、MR符号
復号化部13に出力し、16ライン分の符号展開をMR
符号復号化部13に指示する。
【0020】次にフレームメモリ制御部17が展開画像
データをフレームメモリ14に描画することにより、図
5(D)の画像を得る。同様にこの一連の図5の(B)
から(D)の処理を繰り返すことにより、16ライン毎
の垂直スクロールが実現される。
データをフレームメモリ14に描画することにより、図
5(D)の画像を得る。同様にこの一連の図5の(B)
から(D)の処理を繰り返すことにより、16ライン毎
の垂直スクロールが実現される。
【0021】(2)第二の実施例 次にこの発明の第二の実施例について図6および図7を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0022】図6は第二の実施例におけるファクシミリ
の要部を示すブロック図であり、第一の実施例の図1に
相当し、図7はMMR符号格納メモリ、MH符号格納メ
モリと符号管理テーブルとの関係を示す図であり、第一
の実施例の図3に対応する。
の要部を示すブロック図であり、第一の実施例の図1に
相当し、図7はMMR符号格納メモリ、MH符号格納メ
モリと符号管理テーブルとの関係を示す図であり、第一
の実施例の図3に対応する。
【0023】まず図6を参照して、第二の実施例におい
て第一の実施例と異なる点はデータ処理部20のみであ
り、その他の受信部5および表示装置15は第一の実施
例の場合と同じである。
て第一の実施例と異なる点はデータ処理部20のみであ
り、その他の受信部5および表示装置15は第一の実施
例の場合と同じである。
【0024】図6を参照して、この発明の第二の実施例
におけるファクシミリ装置のデータ処理部20は、受信
したMMR符号をMH符号に変換するMMR/MH符号
変換部21と、受信したMMR符号をそのまま格納する
MMR符号格納メモリ22と、MMR/MH符号変換部
21によって第一の実施例と同様に所定の値K=16ラ
イン目毎にMH符号変換された符号を格納するMH符号
格納メモリ23を含む。MMR符号格納メモリ22とM
H符号格納メモリ23はMMR/MH符号管理テーブル
24によって管理され、K=16ライン毎のMMR符号
のアドレスと、MH符号の格納アドレスが管理される。
MMR符号格納メモリ22とMH符号格納メモリ23に
格納されたMMR符号とMH符号を用いてMMR符号復
号化部25によって画像データが展開される。
におけるファクシミリ装置のデータ処理部20は、受信
したMMR符号をMH符号に変換するMMR/MH符号
変換部21と、受信したMMR符号をそのまま格納する
MMR符号格納メモリ22と、MMR/MH符号変換部
21によって第一の実施例と同様に所定の値K=16ラ
イン目毎にMH符号変換された符号を格納するMH符号
格納メモリ23を含む。MMR符号格納メモリ22とM
H符号格納メモリ23はMMR/MH符号管理テーブル
24によって管理され、K=16ライン毎のMMR符号
のアドレスと、MH符号の格納アドレスが管理される。
MMR符号格納メモリ22とMH符号格納メモリ23に
格納されたMMR符号とMH符号を用いてMMR符号復
号化部25によって画像データが展開される。
【0025】フレームメモリ26,フレームメモリ制御
部27,表示制御部28のそれぞれは第一の実施例の場
合のフレームメモリ16,フレームメモリ制御部17,
表示制御部18と同じであるため、その説明は省略す
る。
部27,表示制御部28のそれぞれは第一の実施例の場
合のフレームメモリ16,フレームメモリ制御部17,
表示制御部18と同じであるため、その説明は省略す
る。
【0026】図6および図7を参照して、ファクシミリ
受信されたMMR符号データは、MMR/MH符号変換
部21でMH符号にライン数を計数しながら順次変換
し、K=16ライン目のMH符号データをMH符号格納
メモリ23に格納するとともに、格納アドレスをMMR
/MH符号管理テーブル24に格納する。また、上記処
理と同時にMMR符号データもMMR符号格納メモリ2
2に順次格納し、K=16ライン目のMMR符号格納ア
ドレスをMMR・MH符号管理テーブル24に順次格納
する。
受信されたMMR符号データは、MMR/MH符号変換
部21でMH符号にライン数を計数しながら順次変換
し、K=16ライン目のMH符号データをMH符号格納
メモリ23に格納するとともに、格納アドレスをMMR
/MH符号管理テーブル24に格納する。また、上記処
理と同時にMMR符号データもMMR符号格納メモリ2
2に順次格納し、K=16ライン目のMMR符号格納ア
ドレスをMMR・MH符号管理テーブル24に順次格納
する。
【0027】表示制御部28は、図2に示すスクロール
表示領域をフレームメモリ制御部27に指示する。フレ
ームメモリ制御部27は、図5の(A)に示した画面を
得るために、MMR/MH符号管理テーブル24よりス
クロールスタートライン(1600ライン目)のMMR
符号とMH符号とが格納されているアドレスを取り出
す。次にMH符号展開して参照画素としてMMR符号復
号化部25に出力し、400ライン分の符号展開をMM
R符号復号化部25に指示する。MMR符号復号化部2
5は第一の実施例のMR符号復号化部13と同様に図4
に示す画像データをフレームメモリ26に出力するが、
フレームメモリ制御部27は非表示領域をフレームメモ
リ26に描画せず、表示領域のみを描画し、図5(A)
の画像を得るのは第一実施例の場合と同じである。
表示領域をフレームメモリ制御部27に指示する。フレ
ームメモリ制御部27は、図5の(A)に示した画面を
得るために、MMR/MH符号管理テーブル24よりス
クロールスタートライン(1600ライン目)のMMR
符号とMH符号とが格納されているアドレスを取り出
す。次にMH符号展開して参照画素としてMMR符号復
号化部25に出力し、400ライン分の符号展開をMM
R符号復号化部25に指示する。MMR符号復号化部2
5は第一の実施例のMR符号復号化部13と同様に図4
に示す画像データをフレームメモリ26に出力するが、
フレームメモリ制御部27は非表示領域をフレームメモ
リ26に描画せず、表示領域のみを描画し、図5(A)
の画像を得るのは第一実施例の場合と同じである。
【0028】なお、スクロールの方法については、第一
の実施例の場合と同じであるので、ここではその説明は
省略する。
の実施例の場合と同じであるので、ここではその説明は
省略する。
【0029】
【発明の効果】以上のように、この請求項1にかかるフ
ァクシミリ装置においては、所望のラインを指定すれ
ば、そのラインに対応するブロックのMR符号が復号化
されて表示装置に表示される。その結果、受信信号を所
望の位置からメモリ効率よく表示できるファクシミリ装
置を提供できる。
ァクシミリ装置においては、所望のラインを指定すれ
ば、そのラインに対応するブロックのMR符号が復号化
されて表示装置に表示される。その結果、受信信号を所
望の位置からメモリ効率よく表示できるファクシミリ装
置を提供できる。
【0030】請求項2にかかるファクシミリ装置におい
ては、所定のラインを第一行として受信信号が符号化さ
れるとき、第一行はMH信号で、それ以降は第一行に基
づいたMMR方式で符号化される。大部分の信号はMM
R方式で記憶され、一部のみがMH方式で記録されるた
め、所定ラインのブロック毎に少ないメモリを用いて受
信内容が表示される。その結果、受信信号を所望の位置
からメモリ効率よく表示されるファクシミリ装置が提供
できる。
ては、所定のラインを第一行として受信信号が符号化さ
れるとき、第一行はMH信号で、それ以降は第一行に基
づいたMMR方式で符号化される。大部分の信号はMM
R方式で記憶され、一部のみがMH方式で記録されるた
め、所定ラインのブロック毎に少ないメモリを用いて受
信内容が表示される。その結果、受信信号を所望の位置
からメモリ効率よく表示されるファクシミリ装置が提供
できる。
【図1】この発明の第一の実施例の要部を示すブロック
図である。
図である。
【図2】受信画像データと表示領域との関係を示す図で
ある。
ある。
【図3】MR符号メモリとMR符号管理テーブルの関係
を示す図である。
を示す図である。
【図4】非表示領域を示す模式図である。
【図5】フレームメモリ上の画像データの移動を示す図
である。
である。
【図6】この発明の第二の実施例にかかる要部を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図7】第二の実施例におけるMMR符号格納メモリ、
MH符号格納メモリおよびMR符号管理テーブルの関係
を示す図である。
MH符号格納メモリおよびMR符号管理テーブルの関係
を示す図である。
5 受信部 10 データ処理部 11 MR符号変換部 12 MR符号格納メモリ 13 MR符号復号化部 14 フレームメモリ 15 表示装置 16 MR符号管理テーブル 17 フレームメモリ制御部 18 表示制御部
Claims (2)
- 【請求項1】 MMR符号からなる受信信号を所定のラ
インごとのブロックとしてMR符号に変換して貯蔵する
記憶手段と、 前記所定のラインごとの前記貯蔵されたMR符号化信号
のアドレスを管理するアドレス管理手段と、 前記所定のラインのうちの所望のラインを指定する手段
と、 前記指定された所望のラインに対応するMR符号化信号
のアドレスを前記アドレス管理手段から読出す読出手段
と、 前記読出手段の読出したアドレスに記憶されたMR符号
化信号を復号化する復号化手段と、 前記復号化された信号の内容を表示する表示手段とを含
む、ファクシミリ装置。 - 【請求項2】 MMR方式で受信された信号をMMR符
号として格納する第1記憶手段と、前記受信信号をMH符号化に変換して該MH符号化信号
を所定ラインごとに 格納する第2記憶手段と、前記所定のラインごとの前記貯蔵されたMH符号化信号
およびMMR符号化信号のアドレスを管理するアドレス
管理手段と、 前記所定のラインのうちの所望のラインを指定する指定
手段と、前記指定された所望のラインに対応するMH符号化信号
およびMMR符号化信号のアドレスを前記アドレス管理
手段から読出す読出手段と、 前記読出手段の読出したアドレスに 対応する前記第2記
憶手段に記憶されたMH符号化信号を読出して復号化す
る手段と、 前記MH復号信号を参照して、前記読出手段の読出した
アドレスに対応する前記第1記憶手段に記憶されたMM
R符号を読出して復号化する復号化手段と、 前記復号されたMH信号およびMMR信号に基づいてそ
の内容を表示する表示手段とを含む、ファクシミリ装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3312668A JP2736194B2 (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3312668A JP2736194B2 (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | ファクシミリ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05153412A JPH05153412A (ja) | 1993-06-18 |
JP2736194B2 true JP2736194B2 (ja) | 1998-04-02 |
Family
ID=18031994
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3312668A Expired - Fee Related JP2736194B2 (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | ファクシミリ装置 |
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JP (1) | JP2736194B2 (ja) |
-
1991
- 1991-11-27 JP JP3312668A patent/JP2736194B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05153412A (ja) | 1993-06-18 |
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