JPH0646371A - 画像圧縮によるデータ記録方法 - Google Patents
画像圧縮によるデータ記録方法Info
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- JPH0646371A JPH0646371A JP21648292A JP21648292A JPH0646371A JP H0646371 A JPH0646371 A JP H0646371A JP 21648292 A JP21648292 A JP 21648292A JP 21648292 A JP21648292 A JP 21648292A JP H0646371 A JPH0646371 A JP H0646371A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 記録媒体の記録領域を有効に使うこと。
【構成】 水平m画素、垂直nライン(例えばm=n=
8)を単位のブロック12とし、このブロック単位12
で水平M画素、垂直Nライン(例えばN=1035)の
有効画面10の画像データを圧縮して記録媒体に記録す
るデータ記録方法において、N/nが整数とならないと
きに、有効画面10の最終ラインの下の追加領域14
に、aライン(aは、1≦a<nでN+aがnの整数倍
となる整数)分の追加データ(例えばバーコード方式の
データ)を追加し、この追加データを有効画面10の画
像データ以外の有意のデータで形成する。追加領域14
に追加する追加データは有意のデータなので、追加領域
14に余分なデータを追加していた従来例と比べて、記
録媒体の記録領域を有効に使うことことができる。
8)を単位のブロック12とし、このブロック単位12
で水平M画素、垂直Nライン(例えばN=1035)の
有効画面10の画像データを圧縮して記録媒体に記録す
るデータ記録方法において、N/nが整数とならないと
きに、有効画面10の最終ラインの下の追加領域14
に、aライン(aは、1≦a<nでN+aがnの整数倍
となる整数)分の追加データ(例えばバーコード方式の
データ)を追加し、この追加データを有効画面10の画
像データ以外の有意のデータで形成する。追加領域14
に追加する追加データは有意のデータなので、追加領域
14に余分なデータを追加していた従来例と比べて、記
録媒体の記録領域を有効に使うことことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、有効画面の画像データ
をブロック単位(例えば8画素×8画素)で圧縮して記
録媒体(例えばCD−ROMや光ディスクなど)に記録
する画像圧縮によるデータ記録方法に関するものであ
る。
をブロック単位(例えば8画素×8画素)で圧縮して記
録媒体(例えばCD−ROMや光ディスクなど)に記録
する画像圧縮によるデータ記録方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】静止画に関しては既に画像圧縮技術が確
立し、JPEG(Joint Photographi
c Experts Group)方式のような標準化
がなされ、ハイビジョンギャラリー等で実用化されてい
る。このJPEG方式による画像圧縮は、水平8画素、
垂直8ライン(すなわち8画素×8画素)のブロックを
単位のブロックとし、このブロック単位で水平M画素、
垂直Nライン(M、Nは2以上の整数)の有効画面の画
像データを圧縮して記録媒体に記録するようにしてい
た。
立し、JPEG(Joint Photographi
c Experts Group)方式のような標準化
がなされ、ハイビジョンギャラリー等で実用化されてい
る。このJPEG方式による画像圧縮は、水平8画素、
垂直8ライン(すなわち8画素×8画素)のブロックを
単位のブロックとし、このブロック単位で水平M画素、
垂直Nライン(M、Nは2以上の整数)の有効画面の画
像データを圧縮して記録媒体に記録するようにしてい
た。
【0003】上述のMは1画面の有効画面の水平有効画
素数に相当し、Nは1画面の有効画面の垂直有効ライン
数に相当し、ハイビジョン方式のテレビ信号の場合はN
が1035となり、NTSC方式のテレビ信号の場合は
Nが245となり、いずれもブロック単位のライン数8
で割り切れないで余りが出る。すなわち、前者では3ラ
イン(すなわち1035÷8=129+3)が余り、後
者では5ライン(すなわち245÷8=30+5)が余
る。
素数に相当し、Nは1画面の有効画面の垂直有効ライン
数に相当し、ハイビジョン方式のテレビ信号の場合はN
が1035となり、NTSC方式のテレビ信号の場合は
Nが245となり、いずれもブロック単位のライン数8
で割り切れないで余りが出る。すなわち、前者では3ラ
イン(すなわち1035÷8=129+3)が余り、後
者では5ライン(すなわち245÷8=30+5)が余
る。
【0004】従来、この3ライン分や5ライン分の余り
の領域の画像データは、そのままではブロック単位の画
像圧縮ができないので、ブロック単位を形成するライン
数8となるように所定のライン数分(前者では5ライン
分、後者では3ライン分)を追加し、この追加領域に最
終有効ラインの画像データまたは空(0)のデータがあ
るものとしてブロック単位の画像圧縮を行なっていた。
の領域の画像データは、そのままではブロック単位の画
像圧縮ができないので、ブロック単位を形成するライン
数8となるように所定のライン数分(前者では5ライン
分、後者では3ライン分)を追加し、この追加領域に最
終有効ラインの画像データまたは空(0)のデータがあ
るものとしてブロック単位の画像圧縮を行なっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来例では、追加領域(例えば5ライン分や3ライン分
の領域)に、最終有効ラインの画像データまたは空
(0)のデータのような余分なデータを記録することに
よって、合計ライン数をブロック単位のライン数の整数
倍とし、もってブロック単位の画像圧縮をして記録媒体
に記録するようにしていたので、伸張後に必要でない余
分なデータを追加しなければならないという問題点があ
るとともに、この余分なデータを記憶するために記録媒
体の記憶領域を増やさねばならないという問題点があっ
た。本発明は上述の問題点に鑑みなされたもので、記録
媒体の記録領域を有効に使うことのできる画像圧縮によ
るデータ記録方法を提供することを目的とするものであ
る。
従来例では、追加領域(例えば5ライン分や3ライン分
の領域)に、最終有効ラインの画像データまたは空
(0)のデータのような余分なデータを記録することに
よって、合計ライン数をブロック単位のライン数の整数
倍とし、もってブロック単位の画像圧縮をして記録媒体
に記録するようにしていたので、伸張後に必要でない余
分なデータを追加しなければならないという問題点があ
るとともに、この余分なデータを記憶するために記録媒
体の記憶領域を増やさねばならないという問題点があっ
た。本発明は上述の問題点に鑑みなされたもので、記録
媒体の記録領域を有効に使うことのできる画像圧縮によ
るデータ記録方法を提供することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、水平m画素、
垂直nライン(m、nは2以上の整数)を単位のブロッ
クとし、このブロック単位で水平M画素、垂直Nライン
(M、Nは2以上の整数)の有効画面の画像データを圧
縮して記録媒体に記録するようにした画像圧縮によるデ
ータ記録方法において、N/nが整数とならないとき
に、前記有効画面の画像データの最終ラインの下に、a
ライン(aは、1≦a<nでN+aがnの整数倍となる
整数)分の追加データを追加し、この追加データを前記
有効画面の画像データ以外の有意のデータで形成し、こ
の水平M画素、垂直N+aラインのデータを前記ブロッ
ク単位で圧縮して前記記録媒体に記録するようにしたこ
とを特徴とするものである。
垂直nライン(m、nは2以上の整数)を単位のブロッ
クとし、このブロック単位で水平M画素、垂直Nライン
(M、Nは2以上の整数)の有効画面の画像データを圧
縮して記録媒体に記録するようにした画像圧縮によるデ
ータ記録方法において、N/nが整数とならないとき
に、前記有効画面の画像データの最終ラインの下に、a
ライン(aは、1≦a<nでN+aがnの整数倍となる
整数)分の追加データを追加し、この追加データを前記
有効画面の画像データ以外の有意のデータで形成し、こ
の水平M画素、垂直N+aラインのデータを前記ブロッ
ク単位で圧縮して前記記録媒体に記録するようにしたこ
とを特徴とするものである。
【0007】
【作用】水平M画素、垂直Nラインの有効画面の画像デ
ータの最終ラインの下にaライン分の追加データを追加
して合計ライン数N+aがnの整数倍となるようにした
ので、水平M画素、垂直N+aラインのデータを水平m
画素、垂直nラインのブロック単位で圧縮したときに余
りとなるデータがない。しかも、追加する追加データ
は、水平M画素、垂直Nラインの有効画面の画像データ
以外の有意のデータなので、従来の最終ラインの画像デ
ータや空のデータのような余分なデータを追加していた
場合と比べて、記録媒体の記録領域を有効に使うことが
できる。
ータの最終ラインの下にaライン分の追加データを追加
して合計ライン数N+aがnの整数倍となるようにした
ので、水平M画素、垂直N+aラインのデータを水平m
画素、垂直nラインのブロック単位で圧縮したときに余
りとなるデータがない。しかも、追加する追加データ
は、水平M画素、垂直Nラインの有効画面の画像データ
以外の有意のデータなので、従来の最終ラインの画像デ
ータや空のデータのような余分なデータを追加していた
場合と比べて、記録媒体の記録領域を有効に使うことが
できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係わる画像圧縮によるデータ
記録方法の一実施例を図1および図2を用いて説明す
る。図1において10は水平M画素、垂直Nライン(例
えばNは1035または245)の1画面分の画像デー
タに対応した有効画面(斜線部分を除く部分)を示す。
12、…は、それぞれ、JPEG方式による画像圧縮を
するための単位のブロックであるブロック単位を示す。
14は追加データに対応したaライン分の追加領域(斜
線部分の領域)を示し、このaは、1以上の整数であっ
て前記ブロック単位12のライン数8未満の数であり、
かつ、合計ライン数N+aが前記ブロック単位12のラ
イン数8の整数倍となる(例えばNが1035のときは
aは5となる)ようにした整数である。
記録方法の一実施例を図1および図2を用いて説明す
る。図1において10は水平M画素、垂直Nライン(例
えばNは1035または245)の1画面分の画像デー
タに対応した有効画面(斜線部分を除く部分)を示す。
12、…は、それぞれ、JPEG方式による画像圧縮を
するための単位のブロックであるブロック単位を示す。
14は追加データに対応したaライン分の追加領域(斜
線部分の領域)を示し、このaは、1以上の整数であっ
て前記ブロック単位12のライン数8未満の数であり、
かつ、合計ライン数N+aが前記ブロック単位12のラ
イン数8の整数倍となる(例えばNが1035のときは
aは5となる)ようにした整数である。
【0009】つぎに、本発明の作用を図2を併用して説
明する。 (イ)水平M画素、垂直Nラインの有効画面10の画像
データを画像圧縮して記録媒体に記録するものとする
と、その垂直ライン数のN(例えばハイビジョンの場
合、Nは1035)をブロック単位12のライン数8で
割る。そして、その余り(例えば3)をブロック単位1
2のライン数8から引いた数をa(例えば5)とする。
明する。 (イ)水平M画素、垂直Nラインの有効画面10の画像
データを画像圧縮して記録媒体に記録するものとする
と、その垂直ライン数のN(例えばハイビジョンの場
合、Nは1035)をブロック単位12のライン数8で
割る。そして、その余り(例えば3)をブロック単位1
2のライン数8から引いた数をa(例えば5)とする。
【0010】(ロ)ついで、有効画面10の最終有効ラ
インの下の追加領域14(斜線部分の領域)に水平M画
素、垂直aライン分(M×a画素分)の追加データDa
を加える。この追加データDaのフォーマットとしては
現在使用されているバーコード方式を採用する。このバ
ーコードによる追加データDaの入力は、商品や文書等
に印刷されているバーコードを読み込むことによって行
なわれる。このとき、図2に示すように、バーコードの
1ビットが1ラインの8画素(ブロック単位12の画素
数8を考慮して)となるようにして読み込み、データ再
現時における確実性を高める。
インの下の追加領域14(斜線部分の領域)に水平M画
素、垂直aライン分(M×a画素分)の追加データDa
を加える。この追加データDaのフォーマットとしては
現在使用されているバーコード方式を採用する。このバ
ーコードによる追加データDaの入力は、商品や文書等
に印刷されているバーコードを読み込むことによって行
なわれる。このとき、図2に示すように、バーコードの
1ビットが1ラインの8画素(ブロック単位12の画素
数8を考慮して)となるようにして読み込み、データ再
現時における確実性を高める。
【0011】すなわち、バーコードの1ビットを1画素
として読み込むようにした場合には、その画像データを
圧縮して記録媒体に記録後、この記録媒体から読み出し
たデータを伸張操作によって圧縮以前のデータに復元し
た場合、元のデータに復元されるとは限らず、データの
判別が困難な場合が生じるからである。これに対して、
バーコードの1ビットをブロック単位12の1ラインの
画素数8と同じ8画素として読み込むようにした場合に
は、伸張操作後に水平8画素の平均を取ってデータ判別
を行なうことで安定したデータの再現性が期待できるか
らである。また、バーコードの1ビットを、2以上8未
満(例えばa)の数ラインの8画素(例えばa×8)を
1単位として読み込むようにした場合には、データ再現
時における確実性がさらに高まる。
として読み込むようにした場合には、その画像データを
圧縮して記録媒体に記録後、この記録媒体から読み出し
たデータを伸張操作によって圧縮以前のデータに復元し
た場合、元のデータに復元されるとは限らず、データの
判別が困難な場合が生じるからである。これに対して、
バーコードの1ビットをブロック単位12の1ラインの
画素数8と同じ8画素として読み込むようにした場合に
は、伸張操作後に水平8画素の平均を取ってデータ判別
を行なうことで安定したデータの再現性が期待できるか
らである。また、バーコードの1ビットを、2以上8未
満(例えばa)の数ラインの8画素(例えばa×8)を
1単位として読み込むようにした場合には、データ再現
時における確実性がさらに高まる。
【0012】そして、バーコードによる追加データDa
の内容は、有効画面10の画像データ以外の有意のデー
タであれば自由であるが、有効画面10の画像データの
内容に関係のあるデータとすると利点が増す。例えば、
画像データの内容が商品(例えばお酒や本)の外観であ
る場合、追加データDaの内容を、画像圧縮率や、商品
の種類、名称、価格、製造者、販売者、作者名などにす
ると、データの情報処理が容易になる。
の内容は、有効画面10の画像データ以外の有意のデー
タであれば自由であるが、有効画面10の画像データの
内容に関係のあるデータとすると利点が増す。例えば、
画像データの内容が商品(例えばお酒や本)の外観であ
る場合、追加データDaの内容を、画像圧縮率や、商品
の種類、名称、価格、製造者、販売者、作者名などにす
ると、データの情報処理が容易になる。
【0013】(ハ)そして、上述のように有効画面10
に追加データDaを追加して作成した水平M画素、垂直
N+a(例えば1040)ラインのデータは、画像処理
装置によってブロック単位12で圧縮され記録媒体に記
録される。すなわち、追加データDaも有効画面10の
最後の対応するライン部分とともにブロック単位12で
圧縮され記録媒体に記録される。
に追加データDaを追加して作成した水平M画素、垂直
N+a(例えば1040)ラインのデータは、画像処理
装置によってブロック単位12で圧縮され記録媒体に記
録される。すなわち、追加データDaも有効画面10の
最後の対応するライン部分とともにブロック単位12で
圧縮され記録媒体に記録される。
【0014】(ニ)そして、記録媒体に記録された圧縮
画像データを再生して表示する場合は、画像処理装置
は、記録媒体から読み出した圧縮画像データを伸張し、
有効画面10外でバーコードを検出した場合には、その
内容に従って画像処理を行ない、所定の表示を行なうこ
とができる。これは、バーコードが有効画面10外のデ
ータであり、表示のオン、オフが容易に行なえるからで
ある。例えば、必要に応じて、表示画像に対する圧縮
率、作者名などを表示させることができる。
画像データを再生して表示する場合は、画像処理装置
は、記録媒体から読み出した圧縮画像データを伸張し、
有効画面10外でバーコードを検出した場合には、その
内容に従って画像処理を行ない、所定の表示を行なうこ
とができる。これは、バーコードが有効画面10外のデ
ータであり、表示のオン、オフが容易に行なえるからで
ある。例えば、必要に応じて、表示画像に対する圧縮
率、作者名などを表示させることができる。
【0015】また、商品カタログ作成の場合などのよう
に、記録媒体に記録された圧縮画像データを再生して印
刷する場合には、ビデオプリンタによって商品とバーコ
ードを組として出力することができる。このとき、商品
や文書等に印刷されているバーコードを読み、そのまま
の形で記録圧縮を行ない、伸張操作するとき、データ変
換することなく、そのままバーコードとして出力できる
ので、データの入出力が容易である。
に、記録媒体に記録された圧縮画像データを再生して印
刷する場合には、ビデオプリンタによって商品とバーコ
ードを組として出力することができる。このとき、商品
や文書等に印刷されているバーコードを読み、そのまま
の形で記録圧縮を行ない、伸張操作するとき、データ変
換することなく、そのままバーコードとして出力できる
ので、データの入出力が容易である。
【0016】前記実施例では、バーコードの1ビットが
1ラインの8画素(ブロック単位12の画素数8を考慮
して)となるようにして読み込み、データ再現時におけ
る確実性を高めるようにしたが、本発明はこれに限るも
のでなく、バーコードの1ビットを、2以上8未満(例
えばa)の数ラインの8画素(例えばa×8)を1単位
として読み込むようにしてもよい。例えば、図3に示す
ように、バーコードの1ビットをaライン中の2ライン
の8画素を1単位として読み込むようにしてもよい。こ
のようにライン数が増えるほど、データ再現時における
確実性がより高まることになる。
1ラインの8画素(ブロック単位12の画素数8を考慮
して)となるようにして読み込み、データ再現時におけ
る確実性を高めるようにしたが、本発明はこれに限るも
のでなく、バーコードの1ビットを、2以上8未満(例
えばa)の数ラインの8画素(例えばa×8)を1単位
として読み込むようにしてもよい。例えば、図3に示す
ように、バーコードの1ビットをaライン中の2ライン
の8画素を1単位として読み込むようにしてもよい。こ
のようにライン数が増えるほど、データ再現時における
確実性がより高まることになる。
【0017】前記実施例では、圧縮のブロック単位を水
平8画素、垂直8ライン(8画素×8画素)で形成し、
このブロック単位で水平M画素、垂直1035ラインの
有効画面の画像データを圧縮して記録媒体に記録する場
合について説明したが、本発明はこれに限るものでな
く、水平m画素、垂直nライン(m、nは2以上の整
数)を単位のブロックとし、このブロック単位で水平M
画素、垂直Nライン(M、Nは2以上の整数)の有効画
面の画像データを圧縮して記録媒体に記録する場合につ
いても利用できること勿論である。
平8画素、垂直8ライン(8画素×8画素)で形成し、
このブロック単位で水平M画素、垂直1035ラインの
有効画面の画像データを圧縮して記録媒体に記録する場
合について説明したが、本発明はこれに限るものでな
く、水平m画素、垂直nライン(m、nは2以上の整
数)を単位のブロックとし、このブロック単位で水平M
画素、垂直Nライン(M、Nは2以上の整数)の有効画
面の画像データを圧縮して記録媒体に記録する場合につ
いても利用できること勿論である。
【0018】前記実施例では、追加データをバーコード
で形成するとともに、追加データの内容を有効画面の画
像データに関係のあるデータで形成するようにしたが、
本発明はこれに限るものでなく、追加データはバーコー
ド方式以外のフォーマットで形成したデータであっても
よく、また、追加データの内容は有効画面の画像データ
以外の有意のデータであれば、有効画面の画像データに
関係のないデータであってもよい。
で形成するとともに、追加データの内容を有効画面の画
像データに関係のあるデータで形成するようにしたが、
本発明はこれに限るものでなく、追加データはバーコー
ド方式以外のフォーマットで形成したデータであっても
よく、また、追加データの内容は有効画面の画像データ
以外の有意のデータであれば、有効画面の画像データに
関係のないデータであってもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明による画像圧縮によるデータ記録
方法は、上記のように、水平m画素、垂直nラインを単
位のブロックとし、このブロック単位で水平M画素、垂
直Nラインの有効画面の画像データを圧縮して記録媒体
に記録するようにした画像圧縮によるデータ記録方法に
おいて、N/nが整数とならないときに有効画面の画像
データの最終ラインの下にaライン分の追加データを追
加して合計ライン数N+aがnの整数倍となるようにし
た。
方法は、上記のように、水平m画素、垂直nラインを単
位のブロックとし、このブロック単位で水平M画素、垂
直Nラインの有効画面の画像データを圧縮して記録媒体
に記録するようにした画像圧縮によるデータ記録方法に
おいて、N/nが整数とならないときに有効画面の画像
データの最終ラインの下にaライン分の追加データを追
加して合計ライン数N+aがnの整数倍となるようにし
た。
【0020】このため、水平M画素、垂直N+aライン
のデータを、水平m画素、垂直nラインのブロック単位
で圧縮したときに余りとなるデータがない。しかも、画
像圧縮のために追加する追加データは、水平M画素、垂
直Nラインの有効画面の画像データ以外の有意のデータ
なので、最終ラインの画像データや空のデータのような
余分のデータを追加していた従来例と比べて、記録媒体
の記録領域を有効に使うことができる。
のデータを、水平m画素、垂直nラインのブロック単位
で圧縮したときに余りとなるデータがない。しかも、画
像圧縮のために追加する追加データは、水平M画素、垂
直Nラインの有効画面の画像データ以外の有意のデータ
なので、最終ラインの画像データや空のデータのような
余分のデータを追加していた従来例と比べて、記録媒体
の記録領域を有効に使うことができる。
【0021】また、追加データを有効画面の画像データ
の内容に関係のあるデータとした場合には、画像処理操
作を簡単にすることができる。すなわち、画像データと
この画像データに関係のある追加データとを圧縮記憶し
た記憶媒体からデータを読み出し、ついでこのデータを
伸張し、ついで有効画面外で追加データを検出した場合
に、その内容にしたがって画面処理を行ない表示するこ
とができるからである。
の内容に関係のあるデータとした場合には、画像処理操
作を簡単にすることができる。すなわち、画像データと
この画像データに関係のある追加データとを圧縮記憶し
た記憶媒体からデータを読み出し、ついでこのデータを
伸張し、ついで有効画面外で追加データを検出した場合
に、その内容にしたがって画面処理を行ない表示するこ
とができるからである。
【0022】また、追加データとしてバーコードを利用
するようにした場合には、記憶媒体のメモリ容量をより
少なくしてデータ再現時の確実性を高めることができる
とともに、追加データの入出力を容易にすることができ
る。すなわち、バーコードの場合、文字と比べて低い周
波数で済むので、圧縮、伸張してもデータ再現性が高
く、必要とするライン数も少なくて済み、圧縮伸張時に
データ変換することなしに入出力することができるから
である。これに対して、追加データとして高い周波数と
なる文字をそのまま圧縮記録した場合には、必要とする
ライン数が多くなるとともに、伸張操作により元の文字
がそのまま復元するとは限らないからである。例えば、
「犬」という文字を圧縮記録した後、伸張操作で復元す
ると肩の点「`」が消えて「大」となることがあるから
である
するようにした場合には、記憶媒体のメモリ容量をより
少なくしてデータ再現時の確実性を高めることができる
とともに、追加データの入出力を容易にすることができ
る。すなわち、バーコードの場合、文字と比べて低い周
波数で済むので、圧縮、伸張してもデータ再現性が高
く、必要とするライン数も少なくて済み、圧縮伸張時に
データ変換することなしに入出力することができるから
である。これに対して、追加データとして高い周波数と
なる文字をそのまま圧縮記録した場合には、必要とする
ライン数が多くなるとともに、伸張操作により元の文字
がそのまま復元するとは限らないからである。例えば、
「犬」という文字を圧縮記録した後、伸張操作で復元す
ると肩の点「`」が消えて「大」となることがあるから
である
【図1】本発明による画像圧縮によるデータ記録方法の
一実施例を説明する説明図である。
一実施例を説明する説明図である。
【図2】図1の追加領域14に記録する追加データの一
例を説明する説明図である。
例を説明する説明図である。
【図3】図1の追加領域14に記録する追加データの他
の例を説明する説明図である。
の例を説明する説明図である。
10…有効画面(1画面分の有効画面)、 12…ブロ
ック単位、14…追加領域、a…追加領域のライン数
(有効画面の最終ラインの下に追加するライン数)、M
…有効画面の水平画素数、 m…ブロック単位12の水
平画素数、N…有効画面の垂直ライン数、 n…ブロッ
ク単位12の垂直ライン数。
ック単位、14…追加領域、a…追加領域のライン数
(有効画面の最終ラインの下に追加するライン数)、M
…有効画面の水平画素数、 m…ブロック単位12の水
平画素数、N…有効画面の垂直ライン数、 n…ブロッ
ク単位12の垂直ライン数。
Claims (3)
- 【請求項1】水平m画素、垂直nライン(m、nは2以
上の整数)を単位のブロックとし、このブロック単位で
水平M画素、垂直Nライン(M、Nは2以上の整数)の
有効画面の画像データを圧縮して記録媒体に記録するよ
うにした画像圧縮によるデータ記録方法において、N/
nが整数とならないときに、前記有効画面の画像データ
の最終ラインの下に、aライン(aは、1≦a<nでN
+aがnの整数倍となる整数)分の追加データを追加
し、この追加データを前記有効画面の画像データ以外の
有意のデータで形成し、この水平M画素、垂直N+aラ
インのデータを前記ブロック単位で圧縮して前記記録媒
体に記録するようにしたことを特徴とする画像圧縮によ
るデータ記録方法。 - 【請求項2】追加データは有効画面の画像データの内容
に関係のあるデータとしてなる請求項1記載の画像圧縮
によるデータ記録方法。 - 【請求項3】追加データは水平m画素を1ビットとする
バーコードとしてなる請求項1または2記載の画像圧縮
によるデータ記録方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21648292A JP3042191B2 (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | 画像圧縮によるデータ記録方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21648292A JP3042191B2 (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | 画像圧縮によるデータ記録方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP2009517765A (ja) * | 2005-11-30 | 2009-04-30 | エムテクビジョン カンパニー リミテッド | 余裕データが付加された画素データの出力方法及び装置 |
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