JP2735078B2 - 通信制御方式 - Google Patents

通信制御方式

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JP2735078B2 JP63329098A JP32909888A JP2735078B2 JP 2735078 B2 JP2735078 B2 JP 2735078B2 JP 63329098 A JP63329098 A JP 63329098A JP 32909888 A JP32909888 A JP 32909888A JP 2735078 B2 JP2735078 B2 JP 2735078B2
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【発明の詳細な説明】 〔概要〕 一次局と複数の二次局との間をマルチポイント形態で
Uフレームを用いてデータ通信を行うときの通信制御方
式に関し、 二次局でさらに送信したい情報を持っている場合、連
続して情報を送信できる安価で制御が簡単な通信制御方
式を提供することを目的とし、 一次局と複数の二次局との間をマルチポイント形態で
Uフレームを用いてデータ通信を行うときの通信制御方
式であって、前記Uフレームのインフォメーションフィ
ールドに二次局から一次局に対してポーリングを要求す
るポーリング要求ビットを設け、二次局には、一次局か
らのコマンド受信時に前記コマンドに対するレスポンス
送信後もさらに一次局に送信したいデータがあるとき
は、レスポンスに一次局からのコマンドを要求するポー
リング要求ビットを設定して送信するポーリング要求ビ
ット付加手段を設け、一次局には、コマンド送信後、二
次局からのレスポンスにポーリング要求ビットが設定さ
れているか否かを検出し、前記ポーリング要求ビットが
設定されているときは引き続いて二次局にコマンドを送
信するポーリング要求ビット検出手段を設ける。
〔産業上の利用分野〕
一次局と複数の二次局との間をマルチポイント形態で
Uフレームを用いてデータ通信を行うときの通信制御方
式に関する。
ハイレベルデータリンク制御手順(HDLC)はデータ回
線を経由して端末装置相互間で高能率のデータ伝送を任
意のビット列で伝送可能なビットトランスペアレント
(ビット透過性)な伝送制御手順である。HDLC手順では
両方向に同時にメッセージ伝送でき、相手からの応答が
なくても一定の範囲でメッセージを連続転送できるので
回線を効率よく使用できる。また、通信のためのコマン
ド、レスポンスのすべての情報に対しエラーチェックで
きるので信頼性の高い通信ができる。さらに、HDLC手順
では伝送制御上の制限を受けることなく自由な組合せの
ビット情報を転送できる。このような種々の利点から最
近では急速に普及しつつある。そして、HDLC手順はISO
により一定の規格が制定され、JISにても規格化されて
いる。
HDLC手順では、通常、通信制御の主導権を明確にする
ために、一次局、二次局及び複合局が定義されている。
本発明は一次局と複数の二次局間のマルチポイント形態
における通信制御方式の改良に関する。
〔従来の技術〕
第4図は、一次局(P)と複数(n個)の二次局
(S)(S1〜Sn)の間でUフレームを用いてデータ通
信を行うマルチポイント形態の構成図である。
一次局はデータリンクの制御を行う局であり、リンク
レベルでの誤り制御及び回復などに対して責任を持ち、
二次局に対しコマンド(CM)を送信し、二次局からレス
ポンス(RS)を受信する。
二次局は一次局の指示によりデータリンクの制御機能
を実行する局であり、一次局からコマンドを受信しレス
ポンスを送信する。
第5図は従来のHDLC手順の一般的なフレーム構成図で
ある。図示のように、先頭のフラグFの後に順次アドレ
スフィールドA、コントロールフィールドC、インフォ
メーションフィールドI、フレームチェックシーケンス
FCS、フラグFが設けられる。
フラグFはフレームの開始又は終結を示す特有のパタ
ーン(01111110)により構成され、フレームの同期をと
るために使用される。開始フラグと終結フラグ間の情報
中にフラグと同一のパターンが出現するのを防止するた
めゼロビット挿入方式により転送するデータの透過性を
確保している。
アドレスフィールドAはコマンドを受信すべき二次
局、又はレスポンスを送信した二次局のアドレスを示
す。通常規模では8ビットの2進符号で示す。
コントロールフィールドCは一次局がアドレス部で指
定する二次局に対し動作をコマンドで指令し、又、二次
局がレスポンスとしてその指令に対する応答に使用する
部分である。コントロールフィールドCは3種類の形式
がある。即ち、情報転送(I)形式(Iフレーム)、監
視(S)形式(Sフレーム)、非番号制(U)形式(U
フレーム)に分類される。いずれの形式にもP/Fビット
があり、このP/Fビットは一次局から送信するコマンド
の場合はPビット(ポールビット)、二次局から送信す
るレスポンスの場合はFビット(ファイナルビット)で
ある。即ち、Pビットはコマンドに使用され二次局から
のレスポンスを要求し、FビットはPビット“1"のコマ
ンド受信に対する応答としてレスポンスに使用され、送
信する権利の制御、フレームの送信許可/要求エラーリ
カバリのためのチェックポイント等に使用される。
フレームチェックシーケンスFCSはアドレス部、コン
トロール部、インフォメーション部の内容が誤りなく相
手に伝送されたかを確認するための誤り検出用の多項式
である。通常、誤り検出には巡回冗長符号(CRC符号)
が用いられる。
HDLC手順では情報の転送を行う場合、一般には前述の
Iフレームが用いられる。Iフレームではコントロール
フィールドCに各々3ビットの送信シーケンス番号(N
(S))及び受信シーケンス番号(N(R))があり、
シーケンス番号の監視及び管理を行うことによりフレー
ム抜けの検出やフレームの再送要求を行う。
シーケンス番号は3ビットであるため連続して最大8
個のIフレームを送信することができるが、上記シーケ
ンス番号管理や受信確認の制御は複雑であり、機能的に
も膨大である。
一方、前述のUフレームはIフレームと異なり送信/
受信シーケンス番号なしで情報の転送を行うものであ
る。このUフレームはシーケンス番号がないためHDLC手
順として情報の受信確認は行わない。従って、受信確認
が必要な場合はインフォメーションフィールドIにデー
タとしてシーケンスを監視するための情報を設ける必要
がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
HDLC手順は前述のようにデータをトランスペアレント
で送受信できるためよく利用されるが、前述のようにI
フレームによる情報の転送はシーケンス番号管理や受信
確認の制御が複雑で、回路や機能が膨大になる問題があ
る。
一方、Uフレームでは一次局からPビット“1"のコマ
ンドに対して二次局でFビット“0"のレスポンスを連続
して返し、最終データの場合にFビット“1"にすること
により連続転送することができる。
しかし、この場合の受信確認はIフレームと同じシー
ケンス番号をインフォメーションフィールドIにデータ
として持つことになり、Iフレームを用いた場合と同じ
制御が必要となるのでUフレームを用いる利点がなくな
る。
また、UフレームでP/Fビットを“1"に固定すると、
一次局は二次局からのコマンドに対して1個のレスポン
スを返し、レスポンスの連続転送をすることはできな
い。従って、第4図で二次局がレスポンス送信後さらに
連続してレスポンスを一次局に送信したくても一次局は
別の二次局(S2〜Sn)に順次コマンドを送信、即ち、
ポーリングをかけているので二次局は一次局が自己ポー
リングをかけるまで待っていなければならない。
本発明の目的は、二次局でさらに送信したい情報を持
っている場合、連続して情報を送信できる安価で制御が
簡単な通信制御方式を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、一次局と複数の二次局との間をマルチポイ
ント形態でUフレームを用いてデータ通信を行う場合の
通信制御方式であって、前記Uフレームのインフォメー
ションフィールドに二次局から一次局に対してポーリン
グを要求するポーリング要求ビットを設け、二次局に
は、一次局からのコマンド受信時に前記コマンドに対す
るレスポンス送信後もさらに一次局に送信したいデータ
があるときは、レスポンスに一次局からのコマンドを要
求するポーリング要求ビットを設定し送信するポーリン
グ要求ビット付加手段を設け、一次局には、コマンド送
信後、二次局からのレスポンスに前記ポーリング要求ビ
ットが設定されているか否かを検出し、前記ポーリング
要求ビットが設定されているときは引き続いて二次局に
コマンドを送信するポーリング要求ビット検出手段を設
けたことを特徴とする。
〔作用〕
第1図は、本発明のUフレーム構成図である。情報の
転送はUフレームだけを用いて行い、P/Fビットは“1"
は固定である。本発明では前述のように、インフォメー
ションフィールドIに二次局から一次局に対してポーリ
ングを要求するための1ビットのポーリング要求ビット
(PRB)を設け、二次局では一次局に送信したいデーが
ある場合ポーリング要求ビットを設定し、一次局では二
次局からのレスポンスにポーリング要求ビットが設定さ
れている場合に、引き続いて同じ二次局にコマンドを送
信し、一次局からの再ポーリングにより次のレスポンス
を返すことができる。
〔実施例〕
第2,3図は本発明の一実施例構成図である。第2図は
一次局の構成図、第3図は二次局の構成図である。
第2,3図において、10,20は回線送信制御部、11,21は
回線受信制御部、12,22はUフレーム作成部、13,23は通
信制御部、14,24は処理部、15はポーリング要求ビット
検出部、25はポーリング要求ビット付加部、Lは回線で
ある。
このような構成において、一次局では、通信制御部13
は処理部14から二次局へのポーリングの依頼があると、
Uフレーム作成部12においてポーリングデータにアドレ
スフィールドA、コントロールフィールドCを付加し、
回線送信制御部10においてフレームチェックシーケンス
FCS、フラグFを付加してコマンドを送信する。
一方、二次局では、一次局からのコマンドを受信する
と回線受信制御部21がフラグFを除きフレームチェック
シーケンスFCSをチェックする。通信制御部23はアドレ
スフィールドA、コントロールフィールドCをチェック
し、コマンド内容を処理部24に通知する。処理部24はコ
マンド内容によりデータを用意し、データの送信を通信
制御部23に依頼する。ここでさらに送信したい情報を持
っている場合には、処理部24はポーリング要求ビット付
加部25によりインフォメーションフィールドIにポーリ
ング要求ビットを付加してからデータの送信を通信制御
部23に依頼する。そしてUフレーム作成部22においてデ
ータにアドレスフィールドA、コントロールフィールド
Cを付加し、さらに回線送信制御部20においてフレーム
チェックシーケンスFCS、フラグFを付加してレスポン
スを送信する。
そして、一次局では二次局からのレスポンスを受信す
ると、回線受信制御部11においてフラグFを除きフレー
ムチェックシーケンスFCSをチェックする。通信制御部1
3はアドレスフィールドA、コントロールフィールドC
をチェックし、レスポンス内容を処理部14に通知する。
ポーリング要求ビット検出部15はレスポンス内容のポー
リング要求ビットを監視する。ポーリング要求ビットを
検出し場合、処理部14は別の二次局へのポーリングを延
期し、ポーリング要求ビットのあるレスポンスを送信し
た二次局に対するポーリングを通信制御部13に依頼す
る。Uフレーム作成部12を経て回線送信制御部10により
一次局はコマンドを送信する。
これに対し、二次局ではまださらに送信したい情報が
ある場合は同様にレスポンスにポーリング要求ビットを
設定して送信する。最終データの場合はポーリング要求
ビットを設定せずに送信する。従って、二次局ではポー
リング要求ビットを検出した場合は同様にその二次局に
対して再度コマンドを送信する。最終データ、即ち、ポ
ーリング要求ビットが設定されていない場合は、前述の
延期していた別の二次局へのポーリングを開始する。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明では二次局がさらに送信
したい情報を持っている場合、レスポンスを送信後、一
次局からの再ポーリングに対してレスポンスを送信する
ことができる。その結果、P/Fビットが“1"に固定のU
フレームにより二次局は連続して一次局に対してデータ
を送信することができ、Uフレームだけで情報の転送を
行うことにより安価で制御が簡単な通信制御方式を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のフレームフォーマット、 第2図は本発明の一次局の構成図、 第3図は本発明の二次局の構成図、 第4図は一次局と複数の二次局間のマルチポイント形態
の構成図、及び 第5図は従来のHDLC手順のフレームフォーマットであ
る。 (符号の説明) 10,20……回線送信制御部、11,21……回線受信制御部、
12,22……Uフレーム作成部、13,23……通信制御部、1
4,24……処理部、15……ポーリング要求ビット検出部、
25……ポーリング要求ビット付加部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小笠原 祐治 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一次局(P)と複数の二次局(S)との間
    をマルチポイント形態でUフレームを用いてデータ通信
    を行うときの通信制御方式であって、 前記Uフレームのインフォメーションフィールドに二次
    局から一次局に対してポーリングを要求するポーリング
    要求ビット(PRB)を設け、 二次局には、一次局からのコマンド受信時に前記コマン
    ドに対するレスポンス送信後もさらに一次局に送信した
    いデータがあるときは、レスポンスに一次局からのコマ
    ンドを要求するポーリング要求ビットを設定して送信す
    るポーリング要求ビット付加手段(25)を設け、 一次局には、コマンド送信後、二次局からのレスポンス
    にポーリング要求ビットが設定されているか否かを検出
    し、前記ポーリング要求ビットが設定されているときは
    引き続いて二次局にコマンドを送信するポーリング要求
    ビット検出手段(15)を設けたことを特徴とするUフレ
    ームを用いてデータ通信を行う通信制御方式。
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