JP2733942B2 - 光ディスク - Google Patents
光ディスクInfo
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- JP2733942B2 JP2733942B2 JP63025892A JP2589288A JP2733942B2 JP 2733942 B2 JP2733942 B2 JP 2733942B2 JP 63025892 A JP63025892 A JP 63025892A JP 2589288 A JP2589288 A JP 2589288A JP 2733942 B2 JP2733942 B2 JP 2733942B2
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- Japan
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- disk
- film
- layer
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- aluminum
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- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
- Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は例えばコンパクトディスク（CD）などのピッ
ト、反射膜を有する光学式ディスクを大量に安価に作製
しうるようにした光ディスクに関するものである。
ト、反射膜を有する光学式ディスクを大量に安価に作製
しうるようにした光ディスクに関するものである。
〈従来技術とその問題点〉 一般にCDなどの光ディスクは、レジストを塗布したガ
ラス原盤にレーザー等で情報ピットを露光し、現像後、
導電性薄膜を蒸着或いは、スパッタリングにより形成し
たものをマスター原盤とし電気メッキによりマスタース
タンパを作成し、該マスタースパッタを用いて成形用の
スパッタが得られ、該スパッタを成形用金型内に装着
し、ポリカーボネートなどの透明樹脂を使用し射出成形
を用いて情報ピットを転写した所定の光ディスクの寸法
のレブリカを大量に複製し、そのピット上にアルミニウ
ムなどの反射率の高い材料を用いて蒸着，或いはスパッ
タリングにて薄膜を形成しその反射膜上に耐湿や摩耗な
どの環境や使用条件に耐えるためアクリルUV樹脂などを
スピンコートし光学ディスクを大量に作製する方法が使
用される。
ラス原盤にレーザー等で情報ピットを露光し、現像後、
導電性薄膜を蒸着或いは、スパッタリングにより形成し
たものをマスター原盤とし電気メッキによりマスタース
タンパを作成し、該マスタースパッタを用いて成形用の
スパッタが得られ、該スパッタを成形用金型内に装着
し、ポリカーボネートなどの透明樹脂を使用し射出成形
を用いて情報ピットを転写した所定の光ディスクの寸法
のレブリカを大量に複製し、そのピット上にアルミニウ
ムなどの反射率の高い材料を用いて蒸着，或いはスパッ
タリングにて薄膜を形成しその反射膜上に耐湿や摩耗な
どの環境や使用条件に耐えるためアクリルUV樹脂などを
スピンコートし光学ディスクを大量に作製する方法が使
用される。
このようにして得られるCDの構造は第２図に示す如く
であり，情報読取り面側のポリカーボネートなどよりな
る樹脂層２、情報が記録された凹凸を有する反射膜４、
該反射膜を保護するための保護コート層６、所望の文
字、絵柄などが印刷されたレーベル８よりなる。
であり，情報読取り面側のポリカーボネートなどよりな
る樹脂層２、情報が記録された凹凸を有する反射膜４、
該反射膜を保護するための保護コート層６、所望の文
字、絵柄などが印刷されたレーベル８よりなる。
ところがこのような従来方法では、あらかじめ所定の
大きさの寸法のディスクを個々にアルミ蒸着するため、
大きな蒸着装置やスパッタリング装置を必要とし，また
バッチ式が主体のため生産性を高めるためには大型の装
置が必要となりそのための設置コストが高くなる。また
蒸着形成後,UV硬化型アクリル樹脂により，アルミ蒸着
面上に耐喰、耐摩耗性を付与するため保護コート層を形
成する必要が有り、工程が増え、ハンドリングも複雑に
なる。
大きさの寸法のディスクを個々にアルミ蒸着するため、
大きな蒸着装置やスパッタリング装置を必要とし，また
バッチ式が主体のため生産性を高めるためには大型の装
置が必要となりそのための設置コストが高くなる。また
蒸着形成後,UV硬化型アクリル樹脂により，アルミ蒸着
面上に耐喰、耐摩耗性を付与するため保護コート層を形
成する必要が有り、工程が増え、ハンドリングも複雑に
なる。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明は以上の如くの現況に対して為されたものであ
り，あらかじめポリエステルなどの透明フィルムにアル
ミニウムなどの反射膜を形成し、該アルミ反射膜に基板
に接着するためのバインダーを薄膜コートすることによ
り得られる多層フィルム３をあらかじめオフラインにて
作製し用意しておき， 次に，ピットを形成した透明基板に、ピット部に空気
層を形成して該多層フィルムを連続的にラミネートし， その後ディスクの所定の寸法にトリミングすること
で，ディスクのレプリケーション製造設置は、従来法に
比較して少なくてすみ、連続的に行なえるため設置が簡
略化でき、生産性が高いため大量に低価格で製造出来る
ようにした光ディスクを提供するものである。
り，あらかじめポリエステルなどの透明フィルムにアル
ミニウムなどの反射膜を形成し、該アルミ反射膜に基板
に接着するためのバインダーを薄膜コートすることによ
り得られる多層フィルム３をあらかじめオフラインにて
作製し用意しておき， 次に，ピットを形成した透明基板に、ピット部に空気
層を形成して該多層フィルムを連続的にラミネートし， その後ディスクの所定の寸法にトリミングすること
で，ディスクのレプリケーション製造設置は、従来法に
比較して少なくてすみ、連続的に行なえるため設置が簡
略化でき、生産性が高いため大量に低価格で製造出来る
ようにした光ディスクを提供するものである。
実施例 以下本発明について詳細に、図面を参照しながら実施
例により説明する。
例により説明する。
第１図に示す如く，まず射出成形より情報ピットが形
成されたCD・オーディオのスタンパ（厚み0.3mm）を金
型内に装着し、ポリカーボネートを用いて厚み1.16mm外
径120mmの凹凸の情報ピットが形成された所定の複屈接
や反りの範囲内にある透明ディスク基板を形成する樹脂
層２を用意しておく。
成されたCD・オーディオのスタンパ（厚み0.3mm）を金
型内に装着し、ポリカーボネートを用いて厚み1.16mm外
径120mmの凹凸の情報ピットが形成された所定の複屈接
や反りの範囲内にある透明ディスク基板を形成する樹脂
層２を用意しておく。
次にあらかじめ幅150mm,厚み40μｍのポリエステルフ
ィルム６にアルミニウムを該フィルム上に蒸着し1000Å
厚の蒸着層４を形成し、透明アクリル系の接着剤12をア
ルミニウム面に薄膜コーティングした多層フィルムの巻
き取りを用意する。
ィルム６にアルミニウムを該フィルム上に蒸着し1000Å
厚の蒸着層４を形成し、透明アクリル系の接着剤12をア
ルミニウム面に薄膜コーティングした多層フィルムの巻
き取りを用意する。
そして上記成形ディスクの樹脂層２上に該多層フィル
ムを熱接着し、その後成形ディスクの外径及び内径寸法
と同じ大きさに多層フィルムをトリミングし、上記ディ
スクのフィルム６にシルク印刷やタンポ印刷を用いてレ
ーベル８を印刷することで所望のディスクが得られる。
ムを熱接着し、その後成形ディスクの外径及び内径寸法
と同じ大きさに多層フィルムをトリミングし、上記ディ
スクのフィルム６にシルク印刷やタンポ印刷を用いてレ
ーベル８を印刷することで所望のディスクが得られる。
このようにして得られるディスクはピットの部分に空
気層10を有するものとなり，空気層10と樹脂層２の位相
差を検出することにより，情報はよみとられる。
気層10を有するものとなり，空気層10と樹脂層２の位相
差を検出することにより，情報はよみとられる。
次に第２の実施例について説明する。
光学的透明性が優れ、複屈折の少なくしかも外観的に
キズや汚れ、コンタミネーションの少ないポリカーボネ
ートのシート（幅150mm、厚み1.16mm）を， ロールシリンダー上に装着した情報ピットを有するニ
ッケルスタンパ（厚み0.2mm）の外周120m/mφのディス
ク用スタンパに取り付け、上記ポリカーボネートのシー
トの片面に有機・溶剤を塗布後、表面を柔らかくし、上
記ロールシリンダー上のスタンパでプレスし，ポリカー
ボネートのシートに情報ピットを転写することで，信号
凹凸を有するようにする。
キズや汚れ、コンタミネーションの少ないポリカーボネ
ートのシート（幅150mm、厚み1.16mm）を， ロールシリンダー上に装着した情報ピットを有するニ
ッケルスタンパ（厚み0.2mm）の外周120m/mφのディス
ク用スタンパに取り付け、上記ポリカーボネートのシー
トの片面に有機・溶剤を塗布後、表面を柔らかくし、上
記ロールシリンダー上のスタンパでプレスし，ポリカー
ボネートのシートに情報ピットを転写することで，信号
凹凸を有するようにする。
その後上記ピットが記録されたシート上にあらかじめ
幅150mm、厚み40μｍのポリエステルのフィルムにアル
ミニウムを1000Å蒸着後、透明アクリル系の接着剤をア
ルミニウム面に薄膜コートティングした多層フィルムの
巻き取りを用意し、このシートに上記多層フィルムを熱
接着後、所定の寸法（外径120mmφ、内径15mmφ）のカ
ッティング機にてトリミング所望のディスクが得られ，
その後そのディスクの多層フィルムのポリエステル面上
にシルク印刷機やタンポ印刷機にてレーベルを印刷し、
前記実施例同様のディスクが得られる。
幅150mm、厚み40μｍのポリエステルのフィルムにアル
ミニウムを1000Å蒸着後、透明アクリル系の接着剤をア
ルミニウム面に薄膜コートティングした多層フィルムの
巻き取りを用意し、このシートに上記多層フィルムを熱
接着後、所定の寸法（外径120mmφ、内径15mmφ）のカ
ッティング機にてトリミング所望のディスクが得られ，
その後そのディスクの多層フィルムのポリエステル面上
にシルク印刷機やタンポ印刷機にてレーベルを印刷し、
前記実施例同様のディスクが得られる。
〈効果〉 本発明は以上の如くであり，巻き取り方式でディスク
を生産するため，ディスクのレプリケーション製造設置
は、従来法に比較して少なくてすみ、連続的に行なえる
ため設置が簡略化でき、生産性が高いため大量に低価格
で製造出来るようにした光ディスクとなる。また、情報
ピット部分に空気層を形成したことにより、空気層と樹
脂層の位相差を検出し、情報が読取可能となった。
を生産するため，ディスクのレプリケーション製造設置
は、従来法に比較して少なくてすみ、連続的に行なえる
ため設置が簡略化でき、生産性が高いため大量に低価格
で製造出来るようにした光ディスクとなる。また、情報
ピット部分に空気層を形成したことにより、空気層と樹
脂層の位相差を検出し、情報が読取可能となった。
第１図は、本発明により得られる光ディスクの断面を示
す説明図、第２図は従来の光ディスクの断面を示す説明
図。 １……光ディスク、２……樹脂層、３……多層フィル
ム、４……反射膜、６……保護コート層、８……レーベ
ル、10……空気層、12……接着剤
す説明図、第２図は従来の光ディスクの断面を示す説明
図。 １……光ディスク、２……樹脂層、３……多層フィル
ム、４……反射膜、６……保護コート層、８……レーベ
ル、10……空気層、12……接着剤
Claims (1)
- 【請求項１】透明樹脂層の一方の表面に情報ピットが設
けられ、該情報ピット部分に空気層を形成して、前記情
報ピット側に順に接着剤層，反射膜，保護コート層を積
層したことを特徴とする光ディスク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63025892A JP2733942B2 (ja) | 1988-02-05 | 1988-02-05 | 光ディスク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63025892A JP2733942B2 (ja) | 1988-02-05 | 1988-02-05 | 光ディスク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01201843A JPH01201843A (ja) | 1989-08-14 |
| JP2733942B2 true JP2733942B2 (ja) | 1998-03-30 |
Family
ID=12178445
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63025892A Expired - Fee Related JP2733942B2 (ja) | 1988-02-05 | 1988-02-05 | 光ディスク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2733942B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6171433A (ja) * | 1984-09-13 | 1986-04-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光デイスクの製造法 |
| JPS6174151A (ja) * | 1984-09-20 | 1986-04-16 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 円板状記録媒体の製造方法 |
| JPS62112249A (ja) * | 1985-11-09 | 1987-05-23 | Nissha Printing Co Ltd | 光デイスクの製造方法 |
| JPS62129953A (ja) * | 1985-11-29 | 1987-06-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光デイスクおよびその製造方法 |
-
1988
- 1988-02-05 JP JP63025892A patent/JP2733942B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01201843A (ja) | 1989-08-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |