JP2732919B2 - Palカラーテレビ信号の色信号補間回路 - Google Patents

Palカラーテレビ信号の色信号補間回路

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JP2732919B2
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    • H04N9/646Circuits for processing colour signals for image enhancement, e.g. vertical detail restoration, cross-colour elimination, contour correction, chrominance trapping filters

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はPALカラーテレビ信号の色信号補間回路、更
に詳しく言えば、PLAカラーテレビ信号を色副搬送波周
波数の4倍で、かつカラーバーストの位相に一致した標
本化周波数で標本化した信号から輝度信号と搬送色信号
を分離する際などに必要となる色信号補間回路に関する
ものである。
〔従来の技術〕
PALカラーテレビ信号は一般に良く知られているよう
に、搬送色(C)信号が輝度(Y)信号に重畳された複
合信号で構成されている。このため受像機で映像再生を
行なうためにはY信号とC信号を分離(以下「YC分離」
と呼ぶ)する必要がある。
PALカラーテレビ信号のC信号は2種類の色差信号
(u信号及びv信号)を色副搬送波で直交変調したもの
であり、次式の関係を有している。
C=u・sin2πfsc・t±v・cos2πfsc・t…(1) fsc={284−(1/4)+(1/625)}fH …(2) ここで上記(1)、(2)式において、fscは色副搬
送波周波数、tは時間、fHは水平走査周波数を表わす。
上記(1)式の符号には±はv信号の極性がライン毎に
反転することを示している。また、上記(2)式ではf
scの位相がライン周期に対し、π/2〔rad〕のオフセッ
トになっていることを表わしており、さらにフレーム周
期に対してもπ/2〔rad〕のオフセットになっているこ
とを表わしている。すなわち、C信号の極性は2ライン
周期で反転し、4ライン周期で同じものになる。フレー
ム周期では2フレームで逆極性、4フレームで同極性の
関係になる。したがって、上記C信号の位相関係を利用
しYC分離を行なうためには、PALカラーテレビ信号の2
ライン差又は2フレーム差(C信号だけが抽出され
る)、もしくは和(Y信号だけが抽出される)をとれば
実現できる。
YC分離回路をはじめ、テレビ信号処理回路を実現する
場合、装置構成上、小型化及び高精度の処理を行なうた
めディジタル信号にして処理される。ディジタル信号に
するためには、テレビジョン信号の標本化が行なわれ
る。標本化の周波数は、信号の帯域、装置構成上の容易
さの観点より通常、色副搬送波の周波数の4又は3倍に
設定される。
PALカラーテレビ信号を色副搬送波の周波数fscの4倍
(4fsc)で、かつその位相がカラーバーストの位相と一
致する位置で標本化し、PALカラーテレビ信号の1フレ
ーム差又は1ライン差の信号を作ることにより、1画素
毎のC信号抽出が可能になる。
しかしながら、このフレーム差またはライン差から抽
出されたC信号は、後述するようにC信号が部分的に欠
落することが本発明者の検討により明らかにされた。
したがって、本願発明者らは得られたC信号の欠落し
ているデータを補間し、欠落のない全容のC信号を形成
した後、上記カラーテレビ信号から差し引くことによっ
てY信号を得るYC分離回路を提案した(1989年テレビジ
ョン学会全国大会で発明者自身により発表され、予稿集
pp.217〜218に記載されている)。
第4図は上記発明者らによって提案されたYC分離回路
を示したものである。
まず、PALカラーテレビ信号を入力端子1に詳え、A/D
(アナログ/ディジタル)変換機能を含む標本化回路2
により、PALカラーテレビ信号の標本化を行なう。この
時上述のように標本化周波数を4fscとし、位相をカラー
バーストの位相と一致するように設定する。次に、標本
化されたカラーテレビ信号の一部はラインメモリ3及び
フレームメモリ4を介して、それぞれラインメモリでは
1H(水平走査期間)の遅延、フレームメモリでは1F(フ
レーム期間)の遅延を受ける。減算回路5及び6はそれ
ぞれライン差信号DL及びフレーム差信号DFを作る演算回
路である。減算回路5及び6で得られる出力信号DL及び
DFは、第5図に示した信号成分である。すなわち、ライ
ン差信号DLは搬送色信号CLと輝度信号のライン差によっ
て生じるエッジ信号eで構成され、この二つの信号は1
画素毎すなわち標本化周期おきに交互に現われる。また
フレーム差信号DFは搬送色信号CFと画像の動き信号Mで
構成され、1画素毎に交互に現われる。そこで分配回路
7により、ライン差信号DLは第1のライン差信号eと第
2のラン差信号CLに分離され、フレーム差信号DFは第1
のフレーム差信号Mと第2のフレーム差信号CFに分離さ
れる。第1のフレーム差信号である動き信号Mは動き処
理回路8によって、動き制御信号kが生成される。第2
のライン差信号と第2のフレーム差信号である搬送色信
号CLとCFは混合回路9により動き制御信号kに応じて合
成され、新たな信号DMを得る。信号DMは第5図)に示し
たように、動き適応処理された搬送色信号CMとランダム
(意味のない:斜線部)信号で構成されている信号であ
る。ここで、搬送色信号CMの値は(3)式で求められ
る。
CM=k・CL+(1−k)・CF …(3) 但し、0≦k≦1 ところで、搬送色信号CMは1画素おきにしか存在しな
いため、斜線部に相当する(欠落している)搬送色信号
を補間して求め、欠落のない全容の搬送色信号を形成す
る必要がある。搬送色信号形成回路10はそのための回路
である。
補間信号生成回路20は欠落している搬送色信号CMの補
間信号を作るためのものであり、復調回路21、平均回路
22、変調回路23から構成されている。すなわちCMは搬送
波信号であるが故、補間信号には極性と振幅を満足した
搬送波信号が要求される。そこで、補間信号を求めるた
めに、復調回路21に加え、一旦ベースバンドの色信号に
復調し、1画素おきのベースバンド信号に変換する。ベ
ースバンドの色信号帯域は1.3MHzで、比較的低周波成分
である。そこで、上記ベースバンド信号を平均回路22に
加え、欠落している色信号の左右のデータを平均するこ
とにより、ベースバンド信号の補間信号を生成してい
る。得られたベースバンドの補間信号は変調回路23に加
え、再び変調することにより、搬送補間色信号となる。
搬送補間色信号は合成回路12の第2の入力端子bに、そ
して1画素おきの搬送色信号を合成回路12の第1の入力
端子aに加え、aとbを交互に選択することにより、全
容の搬送色信号Cを合成する。
上述のようにして形成されたC信号の一つは出力端子
13に導かれ、もう一つは演算回路15に入力される。演算
回路15では遅延回路14によって遅延調整されたPALカラ
ーテレビ信号からC信号を差し引き、輝度信号Yを得
る。そして、輝度信号Yは出力端子16に導かれる。
〔発明が解決しようとする課題〕
第4図に示したYC分離回路においては、1フレーム差
または1ライン差によって作られる搬送色信号データは
1画素おきにしか存在しないために、欠落している搬送
色信号データを補いつつ、搬送色信号を形成する必要が
ある。しかし補間信号が搬送波であるが故、単純に左右
のデータから補うことはできず、そのため、1画素おき
の搬送色信号を一旦ベースバンドの色信号に復調(21)
し、ベースバンドで補間(22)を行ない、これを再び変
調(23)し、搬送色信号を形成するといった手段をとっ
ている。そのため、回路が複雑化し、回路規模も増大す
るという問題があった。
本発明は、上記搬送色信号の補間信号を生成するため
の回路構成を簡単にし、回路規模を増大させることな
く、しかも補間精度の良好な色信号補間回路及びそれを
用いたYC分離回路を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、PALカラーテレビ信号を
色副搬送波周波数の4倍で、かつカラーバーストの位相
に一致した標本化周波数で標本化した信号の1ライン差
又は1フレーム差の少なくとも一方の差信号を得る回路
と、上記差信号を1ライン又は1フレーム遅延する遅延
手段と、上記差信号と上記遅延手段の出力とを上記差信
号に生じる1画素おきに生じる欠落を上記遅延手段の出
力で補間するように標本化周期で交互に選択合成する合
成回路とでPALカラーテレビ信号の色信号補間回路を構
成した。
また、上記PALカラーテレビ信号を色副搬送波周波数
の4倍で、かつカラーバーストの位相に一致した標本化
周波数で標本化した信号から上記色信号補間回路の出力
である搬送色信号を差し引く演算回路を付加することに
よって、 PALカラーテレビ信号の輝度信号、色信号分離回路を構
成した。
〔作用〕
1画素おきにしか存在しない搬送色信号を補うために
設けた1ラインまたは1フレームの遅延手段は、前記従
来技術で説明した補間回路20と全く同じ役割をする。す
なわち、1水平走査期間の遅延を受けた1画素おきの搬
送色信号は、現在ある1画素おきの搬送色信号に対し
て、欠落している画素を補うべく位置関係にあり、しか
も求める搬送色信号の極性と一致している。従って、上
記遅延を受けた遅延信号をそのまま補間信号として採用
すれば、第4図に示したような復調、平均及び変調の信
号処理が必要なくなり、回路の簡単化及び規模の縮小が
実現できる。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例を参照して詳細に説明する。
第1図は本発明による色信号補間回路を用いたPALカ
ラーテレビ信号のYC分離回路の一実施例の回路構成図を
示したものである。
入力端子1に加えられたPALカラーテレビ信号は、A/D
変換機能を含む標本化回路2により、標本化される。標
本化周波数は色副搬送波の周波数fscの4倍(4fsc
で、かつ標本化位相はカラーバーストの位相と一致した
位相で行なう。標本化されたカラーテレビ信号の一部は
ラインメモリ3及びフレームメモリ4を介して、それぞ
れ1H及び1F(但し、Hは水平走査期間、Fはフレーム期
間を表わし、F=625Hである)の遅延を受ける。減算回
路5及び6はそれぞれライン差信号DL及びフレーム差信
号DFを作るための演算回路である。ライン差信号DL及び
フレーム差信号DFは前記第5図に示した信号と同じもの
である。分配回路7により、ライン差信号DLは第1のラ
イン差信号eと第2のライン差信号CLに分離され、フレ
ーム差信号DFは第1のフレーム差信号Mと第2のフレー
ム差信号CFに分離される。第1のフレーム差信号Mは動
き処理回路8に入力され、動き制御信号kを生成する。
第2のライン差信号CLと第2のフレーム差信号はCFは混
合回路9に入力され、動き制御信号kによってCLとCF
混合比が制御され、CLとCFの合成された混合信号DMが作
られる。すなわち、混合データDMは動き適応処理された
1画素おきの高品質な搬送色信号CMが含まれている。こ
こで得られるCM信号は前記第4図に示したCMと同じ信号
である。したがって、搬送色信号形成回路10によって、
1画素おきの搬送色信号CMから欠落が補間された全容の
搬送色信号を形成する必要がある。
まず、混合回路9の出力信号DMは合成回路12の第1の
入力端子aに加えられる。これと同時にDMはラインメモ
リ11にも加えられ、1H(水平走査期間)の遅延を受けた
遅延信号が作られ、上記遅延信号は合成回路12の第2の
入力端子bに入力される。ラインメモリ11は前記第4図
の構成における補間信号生成回路20に相当するものであ
る。すなわち、1画素おきの搬送色信号を1Hの遅延をさ
せることにより、次のライン補間信号として使用される
ものである。したがって、合成回路12の第1の入力端子
aと第2の入力端子bに加えられた信号を1/2fscの周期
により交互に選択すれば、後に説明する理由により、標
本化周波数4fscを有する全容の搬送色信号Cが合成され
る。
上述のようにして生成された搬送色信号Cは出力端子
13に導かれる。また、搬送色信号Cは減算回路15にも入
力され、遅延回路14で遅延調整されたPALカラーテレビ
信号との演算によって輝度信号Yが得られる。そして輝
度信号Yは出力端子16に導かれる。
次に、上記実施例において搬送色信号形成回路10を構
成する1ラインメモリ回路11が、1画素おきにしか存在
しない搬送色信号CMの補間信号を形成する論理につい
て、第2図を参照し、さらに詳細に説明する。
同図において、(n−2)、(n−1)、nは同一フ
ィールドにおける連続する3ラインを示しており、その
ときの変調された色差成分u、vの波形はそれぞれ実線
と点線で表わしたものになる。また、DM A及びDM Bは所
定の標本化クロックで標本化されたPALカラーテレビ信
号のライン差信号で、連続する5画素のデータを示した
ものである。上記関係は、(n−2)、(n−1)、n
は連続する3フレームにおける同一水平走査線において
も同じである。
まず、走査線(n−2)における搬送色信号の連続す
る5画素の標本値はそれぞれ となる。また、走査線(n−1)における標本値は となる。同様にして、走査線nにおける標本値は となる。そこで、上記搬送色信号の標本値をもとに、連
続するラインの差信号(DM A、DM B)を求めると、DM A
〔走査線(n−1)の画素から走査線(n−2)の画素
を差し引いたもの〕の値は というように、逆極性関係の画素からは搬送色信号が得
られるが、同極性関係の画素では信号が相殺されるため
情報は得られない。すなわち、1画素おきに搬送色信号
が得られる。同様に、DM B〔走査線nの画素から走査線
(n−1)の画素を差し引いたもの〕の場合も というように、1画素おきの搬送色信号が出力される。
したがって、全容の搬送色信号を形成するためには、上
記1画素おきの搬送色信号の欠落しているデータを補え
ばよい。ところが、補間すべき信号が搬送波信号である
が故、補間すべき搬送色信号を構成する色差信号u、v
の極性を考慮しなければならない。
いま、ライン差信号DM Bの斜線で示した画素に相当す
る搬送色信号データCM2を求めることにする。このデー
タCM2に関しては色差信号u、vはともに正の値である
ので、求めたい色差信号をu2x、v2xとすれば、上記搬送
色信号データCM2における色差信号u、vの関係は次式
のようになる。
上記(4)式は、少なくともu、vの極性が共に正で
あることを示している。よって、上記(4)式を満たす
補間信号を作ればよいことになる。
ところが、上記搬送色信号データCM2に対し、1ライ
ン前の搬送色信号データCM2′(CM2の直上の搬送色信号
データ)に着目すると、これを構成する色差信号u、v
の関係は次式のようになっている。
ここで、上記(4)式と(5)式を比較すると、搬送
色信号を構成する色差信号u、vの極性が等しくなって
いることがわかる。したがって、搬送色信号の極性だけ
で判断すると、求める搬送色信号データCM2は1ライン
前、すなわちCM2の直上の搬送色信号データCM2′で補間
することが可能である。また他の欠落している搬送色信
号の画素に対しても、1ライン前の搬送色信号の画素は
同極性となるので、補間信号として用いることができ
る。更に、搬送色信号の欠落している画素と、これを補
うべく1ライン前の搬送色信号の画素との位置関係に着
目すると、欠落画素に対し、その補間画素はテレビ画面
でいうと直上に位置しており、相関の非常に強い位置関
係にある。すなわち、類似した信号である。
したがって、1画素おきの搬送色信号に対し、1ライ
ン前の搬送色信号は、搬送色信号の極性と振幅特性を満
足しているバランスのとれた補間信号であるといえる。
第3図は本発明によるPALカラーテレビ信号のYC分離
回路の他の実施例の構成図で、本実施例は画像の動きの
少ない場合に有効な回路である。基本的構成動作原理は
第1図に示した実施例と同様である。相違する部分は補
間信号生成回路20を構成する遅延手段が1フレームメモ
リ11′で構成されたこと、及び、標本化回路2と搬送色
信号形成回路10との間の回路が、フレーム差信号DFを得
る1フレームメモリ4と演算回路6及び分配回路7のみ
で構成されていることである。すなわち、動きの少ない
画像ではフレーム間で画像の相関が強いため、動き検出
手段等を除き、フレーム間の情報を使用して構成したも
のである。
以上、本発明を実施例によって説明したが、本発明は
上記実施例に限定されるものではない。例えば、第1図
の実施例の1ラインメモリを1フレームメモリに変えて
も良い。
〔発明の効果〕
1画素おきの搬送色信号に対して、その欠落している
データを補うための搬送波信号を、相関が強く同極性関
係にある1ライン前又は1フレーム前の搬送色信号その
ものでまかなうため、本来の搬送色信号に比べ、酷似性
に富んだ搬送色信号を形成できるという効果がある。
また、該搬送色信号の補間値はメモリ回路に通すだけ
で生成できるため、搬送色信号を簡単な回路で形成でき
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第3図はいずれも本発明によるPALカラーテ
レビ信号のYC分離回路の実施例を示す図、第2図はPAL
カラーテレビ信号の色差信号とそのライン差信号を示し
た図、第4図は従来知られているPALカラーテレビ信号
におけるYC分離回路の一例を示した図、第5図は第4図
の回路で発生する各部の出力信号を示した図である。 <符号の説明> 1……入力端子、2……標本化回路 3……ラインメモリ、4……フレームメモリ 5、6……減算回路、7……分配回路 8……動き処理回路、9……混合回路 10……搬送色信号形成回路 11……ラインメモリ、12……合成回路 13、16……出力端子、14……遅延回路 15……減算回路、20……補間信号生成回路 21……復調回路、22……平均回路 23……変調回路、fsc……色副搬送波周波数 DL……ライン差信号、DF……フレーム差信号 DM……混合信号、k……動き制御信号 u、v……変調された色差信号

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】PALカラーテレビ信号を色副搬送波周波数
    の4倍で、かつカラーバーストの位相に一致した標本化
    周波数で標本化した信号の1ライン差又は1フレーム差
    の少なくとも一方の差信号によって搬送色信号を作る回
    路において、 上記差信号を一水平走査期間遅延する遅延手段と上記遅
    延手段の入出力信号を標本化周期で交互に選択し合成す
    る合成回路とからなり、上記差信号に生じる1画素おき
    の搬送色信号の欠落を補うことを特徴とするPALカラー
    テレビ信号の色信号補間回路。
  2. 【請求項2】PALカラーテレビ信号を色副搬送波周波数
    の4倍で、かつカラーバーストの位相に一致した標本化
    周波数で標本化した信号の1ライン差又は1フレーム差
    の少なくとも一方の差信号によって搬送色信号を作る回
    路において、 上記差信号を1フレーム期間遅延する遅延手段と上記遅
    延手段の入出力信号を標本化周期で交互に選択し合成す
    る合成回路とからなり、上記差信号に生じる1画素おき
    の搬送色信号の欠落を補うことを特徴とするPALカラー
    テレビ信号の色信号補間回路。
  3. 【請求項3】請求項第1、又は第2記載において、上記
    差信号を得る回路が上記PALカラーテレビ信号を色副搬
    送波周波数の4倍で、かつカラーバーストの位相に一致
    した標本化周波数で標本化した信号の1ライン差信号を
    得る回路と、上記PALカラーテレビ信号を色副搬送波周
    波数の4倍で、かつカラーバーストの位相に一致した標
    本化周波数で標本化した信号の1フレーム差信号を得る
    回路と、上記1ライン差信号と上記1フレーム差信号と
    を混合する回路と、上記1フレーム差信号の一部から上
    記混合する回路における混合比を制御する信号を作る動
    き検出回路とを有して構成されたことを特徴とするPAL
    カラーテレビ信号の色信号補間回路。
  4. 【請求項4】PALカラーテレビ信号を色副搬送波周波数
    の4倍で、かつカラーバーストの位相に一致した標本化
    周波数で標本化した信号から輝度信号と搬送色信号を分
    離する回路であって、上記搬送色信号を得る回路が請求
    項第1、第2又は第3記載の色信号補間回路で構成さ
    れ、上記輝度信号が上記PLAカラーテレビ信号を色副搬
    送波周波数の4倍で、かつカラーバーストの位相に一致
    した標本化周波数で標本化した信号から上記色信号補間
    回路の出力を差し引き輝度信号を出力する演算回路で構
    成されたことを特徴とするPALカラーテレビ信号の輝度
    信号、色信号分離回路。
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