JP2731909B2 - 旋盤の加工方法並びにそのためのタレツト刃物台 - Google Patents
旋盤の加工方法並びにそのためのタレツト刃物台Info
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- JP2731909B2 JP2731909B2 JP63149048A JP14904888A JP2731909B2 JP 2731909 B2 JP2731909 B2 JP 2731909B2 JP 63149048 A JP63149048 A JP 63149048A JP 14904888 A JP14904888 A JP 14904888A JP 2731909 B2 JP2731909 B2 JP 2731909B2
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- axis
- tool
- turning
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q1/00—Members which are comprised in the general build-up of a form of machine, particularly relatively large fixed members
- B23Q1/25—Movable or adjustable work or tool supports
- B23Q1/44—Movable or adjustable work or tool supports using particular mechanisms
- B23Q1/50—Movable or adjustable work or tool supports using particular mechanisms with rotating pairs only, the rotating pairs being the first two elements of the mechanism
- B23Q1/54—Movable or adjustable work or tool supports using particular mechanisms with rotating pairs only, the rotating pairs being the first two elements of the mechanism two rotating pairs only
- B23Q1/5468—Movable or adjustable work or tool supports using particular mechanisms with rotating pairs only, the rotating pairs being the first two elements of the mechanism two rotating pairs only a single rotating pair followed parallelly by a single rotating pair
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- B23Q2220/00—Machine tool components
- B23Q2220/002—Tool turrets
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Geometry (AREA)
- Turning (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は旋盤におけるＹ軸加工方法並びにその方法を
実施するためのタレットの刃物台に関するものである。
実施するためのタレットの刃物台に関するものである。
従来の技術 従来のＹ軸加工方法としては第４図に示すようにＹ軸
アタッチメント101をタレット面102に取付け案内101aに
沿って回転工具ＴをＹ軸移動させ主軸に担持する工作物
Ｗを固定して工作物のＹ軸加工を行うようにしたものが
ある。
アタッチメント101をタレット面102に取付け案内101aに
沿って回転工具ＴをＹ軸移動させ主軸に担持する工作物
Ｗを固定して工作物のＹ軸加工を行うようにしたものが
ある。
また特開昭60−56802号で公知の方法として第５図に
示すように回転工具Ｔをタレット軸103を中心に旋回
し、工作物Ｗを主軸を中心として旋回し、工作物Ｗと回
転工具Ｔとを同一方向に同一角速度で同時に動かすこと
によってＹ軸加工を行うようにしたものがある。
示すように回転工具Ｔをタレット軸103を中心に旋回
し、工作物Ｗを主軸を中心として旋回し、工作物Ｗと回
転工具Ｔとを同一方向に同一角速度で同時に動かすこと
によってＹ軸加工を行うようにしたものがある。
また特開昭51−22181号で公知のものでは主軸線に対
して垂直なＹ軸方向に刃物台を移動させる方法を採って
いるものもある。
して垂直なＹ軸方向に刃物台を移動させる方法を採って
いるものもある。
発明が解決しようとする課題 従来の技術で述べたアタッチメント形式のものはＹ軸
移動量が大きく取れず、また伝達動力が小さいという問
題点を有し、特開昭60−56802号のものは加工時に工作
物Ｗを反転させると加工面に段差が生じやすく、また加
工寸法が直観的に促えにくいという問題点を有し、更に
特開昭51−22181号のものはＹ軸移動量は大きく取れる
が構造が大掛かりであるという問題点を有していた。
移動量が大きく取れず、また伝達動力が小さいという問
題点を有し、特開昭60−56802号のものは加工時に工作
物Ｗを反転させると加工面に段差が生じやすく、また加
工寸法が直観的に促えにくいという問題点を有し、更に
特開昭51−22181号のものはＹ軸移動量は大きく取れる
が構造が大掛かりであるという問題点を有していた。
本発明は従来の技術の有するこれらの問題点に鑑みな
されたものであり、その目的とするところはわかり易い
動作でＹ軸加工を実現する方法並びにこの方法を実施す
るための簡素な構造のタレット刃物台を提供しようとす
るものである。
されたものであり、その目的とするところはわかり易い
動作でＹ軸加工を実現する方法並びにこの方法を実施す
るための簡素な構造のタレット刃物台を提供しようとす
るものである。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明の旋盤におけるＹ
軸加工方法並びにそのためのタレット刃物台において
は、旋盤タレット刃物台のタレットの旋回中心から偏っ
た位置にタレット軸と平行な旋回軸にて枢支された工具
ユニットが前記タレットの旋回位置決めによりＹ軸方向
に移動制御されるに際し逆方向に前記旋回軸を同角度旋
回させて回転工具を常にＸ軸方向に平行に保たせながら
加工を行うものである。
軸加工方法並びにそのためのタレット刃物台において
は、旋盤タレット刃物台のタレットの旋回中心から偏っ
た位置にタレット軸と平行な旋回軸にて枢支された工具
ユニットが前記タレットの旋回位置決めによりＹ軸方向
に移動制御されるに際し逆方向に前記旋回軸を同角度旋
回させて回転工具を常にＸ軸方向に平行に保たせながら
加工を行うものである。
また任意な角度に位置決め及び固定可能な主軸を有し
タレット軸の回りで旋回割出可能なタレットを有する旋
盤において、前記タレットに前記タレット軸と平行に組
込まれた旋回軸の回りで旋回可能に設けられたユニット
本体と、該ユニット本体に回転可能に設けられ前記旋回
軸に直角な回転工具軸と、前記タレットを割出及び任意
な角度に位置決めする旋回位置決め駆動部材と、前記回
転工具軸を回転する回転駆動部材と、前記タレットの旋
回方向と逆方向に前記ユニット本体を旋回させる旋回駆
動部材とを含んでなるものである。
タレット軸の回りで旋回割出可能なタレットを有する旋
盤において、前記タレットに前記タレット軸と平行に組
込まれた旋回軸の回りで旋回可能に設けられたユニット
本体と、該ユニット本体に回転可能に設けられ前記旋回
軸に直角な回転工具軸と、前記タレットを割出及び任意
な角度に位置決めする旋回位置決め駆動部材と、前記回
転工具軸を回転する回転駆動部材と、前記タレットの旋
回方向と逆方向に前記ユニット本体を旋回させる旋回駆
動部材とを含んでなるものである。
作用 主軸の中心に担持された工作物を固定し、主軸と直角
な回転工具軸を中心に工具を回転させ、回転工具軸を主
軸と平行な旋回軸を中心にＸ軸に対して平行を保ちなが
ら旋回させ、同時にタレット軸を中心とするタレットの
旋回を逆方向に同一角速度で行い、更にＸ軸上の旋回軸
の投影が主軸中心に対して常に一定距離を保つようタレ
ット刃物台をＸ軸方向に同期的に移動させて、工作物外
周にＹ軸の平面加工を行う。
な回転工具軸を中心に工具を回転させ、回転工具軸を主
軸と平行な旋回軸を中心にＸ軸に対して平行を保ちなが
ら旋回させ、同時にタレット軸を中心とするタレットの
旋回を逆方向に同一角速度で行い、更にＸ軸上の旋回軸
の投影が主軸中心に対して常に一定距離を保つようタレ
ット刃物台をＸ軸方向に同期的に移動させて、工作物外
周にＹ軸の平面加工を行う。
また回転工具のＹ軸方向の移動速度を一定速度として
発生させるために工具回転軸の旋回軸回りの旋回と旋回
軸のタレット軸回りの旋回との旋回速度が Ｗ＝（1/cosθ）×（Vy/R） 但し θ＝旋回軸とタレット軸との中心を結ぶ直線とＸ軸と
の交角かつ回転工具と前記直線との交角 （θ＜π/2） Ｗ＝タレット軸回りの旋回軸の角速度かつ旋回軸回り
の回転工具の角速度（これらは互いに逆方向に旋回す
る） Ｒ＝旋回軸とタレット軸との中心間距離 Ｙ＝主軸中心線と直交するＸ軸と旋回軸中心との直角
方向の距離 の関係に制御される。
発生させるために工具回転軸の旋回軸回りの旋回と旋回
軸のタレット軸回りの旋回との旋回速度が Ｗ＝（1/cosθ）×（Vy/R） 但し θ＝旋回軸とタレット軸との中心を結ぶ直線とＸ軸と
の交角かつ回転工具と前記直線との交角 （θ＜π/2） Ｗ＝タレット軸回りの旋回軸の角速度かつ旋回軸回り
の回転工具の角速度（これらは互いに逆方向に旋回す
る） Ｒ＝旋回軸とタレット軸との中心間距離 Ｙ＝主軸中心線と直交するＸ軸と旋回軸中心との直角
方向の距離 の関係に制御される。
またタレットを旋回させることなく回転工具をＹ軸方
向一定位置に停止させた状態で、刃物台本体をＸ軸方向
に移動させることにより加工物に対して中心から偏った
位置に穴加工を行うことができる。
向一定位置に停止させた状態で、刃物台本体をＸ軸方向
に移動させることにより加工物に対して中心から偏った
位置に穴加工を行うことができる。
またＹ軸加工以外にタレットに装着した固定工具で通
常の旋削加工をも行うことができる。
常の旋削加工をも行うことができる。
実施例 実施例について図面を参照して説明する。第１図〜第
２図において、周知のNC旋盤において、ベッド上面のＺ
軸方向のすべり案内面上に、移動位置決め可能にＸ軸方
向のすべり案内面を有する往復台が載置され、往復台上
に中台を介してＸ軸方向に移動位置決め可能にタレット
刃物台１の刃物台本体２が固着されており、刃物台本体
２にはＺ軸方向のタレット軸３の回りで旋回可能にタレ
ット４が設けられている。そしてタレット４の主軸側端
面の同心円上等間隔に設けられた工具取付ステーション
に旋削工具用ホルダ５及び回転工具用ホルダ６がそれぞ
れ着脱可能に装着されている。更に取付ステーションの
１つには工具用ホルダに代わって後述のＹ軸用工具ユニ
ット７が組付けられており、工具ユニット７のユニット
本体８はタレット軸と平行な旋回軸９を一体に有しこの
旋回軸が取付ステーションの中心穴に回転可能に嵌装さ
れている。そして旋回軸９に嵌着されている歯車10は、
流体圧シリンダ11のピストンにより軸方向移動可能に設
けられ右端にクラッチ16Aを有する駆動軸12に嵌着され
る歯車13と、中間歯車14,15を介して噛合されている。
更に刃物台本体２に固着された内歯歯車17に、先端にク
ラッチ16Bを有する駆動元軸19に嵌着される歯車18が噛
合されており、前記クラッチ16Aは必要に応じてクラッ
チ16Bと係合され、タレット３の旋回運動によりユニッ
ト本体８が旋回軸９の回りで旋回するようになってい
る。
２図において、周知のNC旋盤において、ベッド上面のＺ
軸方向のすべり案内面上に、移動位置決め可能にＸ軸方
向のすべり案内面を有する往復台が載置され、往復台上
に中台を介してＸ軸方向に移動位置決め可能にタレット
刃物台１の刃物台本体２が固着されており、刃物台本体
２にはＺ軸方向のタレット軸３の回りで旋回可能にタレ
ット４が設けられている。そしてタレット４の主軸側端
面の同心円上等間隔に設けられた工具取付ステーション
に旋削工具用ホルダ５及び回転工具用ホルダ６がそれぞ
れ着脱可能に装着されている。更に取付ステーションの
１つには工具用ホルダに代わって後述のＹ軸用工具ユニ
ット７が組付けられており、工具ユニット７のユニット
本体８はタレット軸と平行な旋回軸９を一体に有しこの
旋回軸が取付ステーションの中心穴に回転可能に嵌装さ
れている。そして旋回軸９に嵌着されている歯車10は、
流体圧シリンダ11のピストンにより軸方向移動可能に設
けられ右端にクラッチ16Aを有する駆動軸12に嵌着され
る歯車13と、中間歯車14,15を介して噛合されている。
更に刃物台本体２に固着された内歯歯車17に、先端にク
ラッチ16Bを有する駆動元軸19に嵌着される歯車18が噛
合されており、前記クラッチ16Aは必要に応じてクラッ
チ16Bと係合され、タレット３の旋回運動によりユニッ
ト本体８が旋回軸９の回りで旋回するようになってい
る。
更にユニット本体８には旋回軸９と直角に回転工具軸
23が回転可能に設けられており、回転工具軸には工具Ｔ
が着脱可能に装着されている。そして回転工具軸23に嵌
着されている傘歯車24は、旋回軸９の中心穴内に回転可
能に設けられた駆動軸28左端に嵌着される傘歯車29と噛
合され、また駆動軸右端に嵌着されている歯車30は、タ
レット軸３の中心穴に回転可能に設けられた駆動元軸31
に嵌着される歯車32と、中間歯車33を介して噛合されて
いる。そして駆動元軸31は刃物台本体２の右端面に固定
の工具回転用モータ35によりベルト36を介して回転され
るようになっている。
23が回転可能に設けられており、回転工具軸には工具Ｔ
が着脱可能に装着されている。そして回転工具軸23に嵌
着されている傘歯車24は、旋回軸９の中心穴内に回転可
能に設けられた駆動軸28左端に嵌着される傘歯車29と噛
合され、また駆動軸右端に嵌着されている歯車30は、タ
レット軸３の中心穴に回転可能に設けられた駆動元軸31
に嵌着される歯車32と、中間歯車33を介して噛合されて
いる。そして駆動元軸31は刃物台本体２の右端面に固定
の工具回転用モータ35によりベルト36を介して回転され
るようになっている。
刃物台本体２にはタレット軸３と同心にカップリング
用のクラウンギャ36Aが固着されており、タレット４の
右端に固着されたクラウンギャ36Bが前記クラウンギャ3
6Aの外周に隙間を有して並んで取付けられており、一方
刃物台本体２にはタレット軸と同心に設けられた流体圧
シリンダ37に嵌挿されるピストンと一体のピストンロッ
ド38にカービックギャ36Cが同心に嵌着されている。そ
してカービックギャ36Cは軸方向の移動で前記クラウン
ギャ36A,36Bとかけ外し自在に係合され、カービックギ
ャ36Aにカービックギャ36Bの歯並を揃えることでタレッ
トの工具取付ポジションの加工割出位置決めを行う。
用のクラウンギャ36Aが固着されており、タレット４の
右端に固着されたクラウンギャ36Bが前記クラウンギャ3
6Aの外周に隙間を有して並んで取付けられており、一方
刃物台本体２にはタレット軸と同心に設けられた流体圧
シリンダ37に嵌挿されるピストンと一体のピストンロッ
ド38にカービックギャ36Cが同心に嵌着されている。そ
してカービックギャ36Cは軸方向の移動で前記クラウン
ギャ36A,36Bとかけ外し自在に係合され、カービックギ
ャ36Aにカービックギャ36Bの歯並を揃えることでタレッ
トの工具取付ポジションの加工割出位置決めを行う。
更にタレット４の右端にはタレット軸と同心に歯車40
が嵌着されており、歯車40は中間歯車41,42を介して刃
物台本体に固定のNC制御のタレット旋回用サーボモータ
43の出力軸に嵌着される歯車44と噛合され、クラウンギ
ャ36A,36B,36Cの係合が外されたときタレット４の旋回
及び任意な角度位置決めを行うようになっている。そし
てこのタレットを旋回させて行うＹ軸加工時には、シリ
ンダ11の左室に圧油が供給されてクラッチ16A,16Bが係
合され、タレット４の旋回によってユニット本体がタレ
ット４に対して逆方向に旋回され、回転工具軸23が，常
にＸ軸と平行を保って旋回軸９の回りで旋回される。
が嵌着されており、歯車40は中間歯車41,42を介して刃
物台本体に固定のNC制御のタレット旋回用サーボモータ
43の出力軸に嵌着される歯車44と噛合され、クラウンギ
ャ36A,36B,36Cの係合が外されたときタレット４の旋回
及び任意な角度位置決めを行うようになっている。そし
てこのタレットを旋回させて行うＹ軸加工時には、シリ
ンダ11の左室に圧油が供給されてクラッチ16A,16Bが係
合され、タレット４の旋回によってユニット本体がタレ
ット４に対して逆方向に旋回され、回転工具軸23が，常
にＸ軸と平行を保って旋回軸９の回りで旋回される。
続いて上述のように構成されたタレット刃物台組込み
のＹ軸用工具ユニット７によるＹ軸加工の動作を説明す
る。第３図において主軸20に担持された工作物Ｗを固定
し、タレット４を旋回して工具ユニット７を加工割出位
置に割出し、タレット刃物台１のＺ軸及びＸ軸方向移動
で工作物Ｗの加工個所に工具Ｔの刃先を接近させ、カー
ビックギャの係合を外してNC制御でタレット４を旋回し
て工具Ｔを加工面の上側（又は下側）の加工開始位置に
位置決めし、タレット刃物台をＸ軸方向工作物側に移動
して切込をかけ、タレット４を送り速度で旋回させると
回転工具軸23がＸ軸と平行を保つようにユニット本体８
が旋回し、更に工具Ｔ先端のＸ軸方向の位置が常に主軸
中心ａから同一距離になるようタレット刃物台１を同期
的にＸ軸移動させて、工作物Ｗの軸心と平行な平面ｂの
Ｙ軸加工を行う。
のＹ軸用工具ユニット７によるＹ軸加工の動作を説明す
る。第３図において主軸20に担持された工作物Ｗを固定
し、タレット４を旋回して工具ユニット７を加工割出位
置に割出し、タレット刃物台１のＺ軸及びＸ軸方向移動
で工作物Ｗの加工個所に工具Ｔの刃先を接近させ、カー
ビックギャの係合を外してNC制御でタレット４を旋回し
て工具Ｔを加工面の上側（又は下側）の加工開始位置に
位置決めし、タレット刃物台をＸ軸方向工作物側に移動
して切込をかけ、タレット４を送り速度で旋回させると
回転工具軸23がＸ軸と平行を保つようにユニット本体８
が旋回し、更に工具Ｔ先端のＸ軸方向の位置が常に主軸
中心ａから同一距離になるようタレット刃物台１を同期
的にＸ軸移動させて、工作物Ｗの軸心と平行な平面ｂの
Ｙ軸加工を行う。
またタレット４を旋回させることなく回転工具ＴをＹ
軸方向一定位置に停止させた状態で刃物台本体をＸ軸方
向に移動させることにより加工物に対して中心から偏っ
た位置に穴加工を行う。
軸方向一定位置に停止させた状態で刃物台本体をＸ軸方
向に移動させることにより加工物に対して中心から偏っ
た位置に穴加工を行う。
効果 ホルダは上述のとおり構成されているので、次に記載
する効果を奏する。
する効果を奏する。
請求項１のＹ軸加工方法においては、工作物を担持す
る主軸に固定した状態で加工を行うので、感覚的にわか
り易い動作でＹ軸加工を行うことができ、制御プログラ
ムの作成が容易となる。
る主軸に固定した状態で加工を行うので、感覚的にわか
り易い動作でＹ軸加工を行うことができ、制御プログラ
ムの作成が容易となる。
請求項２のＹ軸用工具ユニット付タレット刃物台にお
いては、タレットに通常工具と共存可能にＹ軸用工具ユ
ニットが組込まれており、通常のNC旋盤としての機能に
支障がなく、簡素な構造で大きなＹ軸移動量を得ること
ができる。
いては、タレットに通常工具と共存可能にＹ軸用工具ユ
ニットが組込まれており、通常のNC旋盤としての機能に
支障がなく、簡素な構造で大きなＹ軸移動量を得ること
ができる。
第１図は本発明のタレット刃物台の斜視姿図、第２図は
Ｙ軸機構の構造を表す説明図、第３図は動作説明図、第
４図，第５図は従来の技術の説明図である。 １……タレット刃物台 ３……タレット軸、４……タレット ７……Ｙ軸用工具ユニット ８……ユニット本体、９……旋回軸 20……主軸、23……回転工具軸 Ｔ……工具
Ｙ軸機構の構造を表す説明図、第３図は動作説明図、第
４図，第５図は従来の技術の説明図である。 １……タレット刃物台 ３……タレット軸、４……タレット ７……Ｙ軸用工具ユニット ８……ユニット本体、９……旋回軸 20……主軸、23……回転工具軸 Ｔ……工具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−56802（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−131803（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−306102（ＪＰ，Ａ)
Claims (2)
- 【請求項１】旋盤タレット刃物台（１）のタレット
（４）の旋回中心から偏った位置にタレット軸（３）と
平行な旋回軸（９）にて枢支された工具ユニット（７）
が前記タレットの旋回位置決めによりＹ軸方向に移動制
御されるに際し逆方向に前記旋回軸を同角度旋回させて
回転工具（Ｔ）を常にＸ軸方向に平行に保たせながら加
工を行うことを特徴とする加工方法。 - 【請求項２】任意な角度に位置決め及び固定可能な主軸
（20）を有しタレット軸（３）の回りで旋回割出可能な
タレット（４）を有する旋盤において、前記タレットに
前記タレット軸と平行に組込まれた旋回軸（９）の回り
で旋回可能に設けられたユニット本体（８）と、該ユニ
ット本体に回転可能に設けられ前記旋回軸に直角な回転
工具軸（23）と、前記タレットを割出及び任意な角度に
位置決めする旋回位置決め駆動部材と、前記回転工具軸
を回転する回転駆動部材と、前記タレットの旋回方向と
逆方向に前記ユニット本体を旋回させる旋回駆動部材と
を含んでなるタレット刃物台。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63149048A JP2731909B2 (ja) | 1988-06-16 | 1988-06-16 | 旋盤の加工方法並びにそのためのタレツト刃物台 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63149048A JP2731909B2 (ja) | 1988-06-16 | 1988-06-16 | 旋盤の加工方法並びにそのためのタレツト刃物台 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01316101A JPH01316101A (ja) | 1989-12-21 |
| JP2731909B2 true JP2731909B2 (ja) | 1998-03-25 |
Family
ID=15466509
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63149048A Expired - Fee Related JP2731909B2 (ja) | 1988-06-16 | 1988-06-16 | 旋盤の加工方法並びにそのためのタレツト刃物台 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2731909B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101900655B1 (ko) | 2014-03-31 | 2018-09-19 | 시티즌 도케이 가부시키가이샤 | 터릿 공구대 및 그 터릿 공구대를 구비한 공작 기계 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5664470A (en) * | 1996-05-06 | 1997-09-09 | The Olofsson Corporation | Tool turret indexer |
| EP1452269A1 (en) * | 2003-02-25 | 2004-09-01 | Bacci Paolino Di Bacci Agostino | Toolhead for machine tools or work centers and machine comprising said head |
| WO2015104840A1 (ja) * | 2014-01-10 | 2015-07-16 | 三菱電機株式会社 | 数値制御装置および工作機械 |
-
1988
- 1988-06-16 JP JP63149048A patent/JP2731909B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101900655B1 (ko) | 2014-03-31 | 2018-09-19 | 시티즌 도케이 가부시키가이샤 | 터릿 공구대 및 그 터릿 공구대를 구비한 공작 기계 |
| US10213887B2 (en) | 2014-03-31 | 2019-02-26 | Citizen Watch Co., Ltd. | Turret tool post and machine tool equipped with turret tool post |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01316101A (ja) | 1989-12-21 |
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