JP2731570B2 - リンガ電圧検出回路 - Google Patents
リンガ電圧検出回路Info
- Publication number
- JP2731570B2 JP2731570B2 JP3085089A JP3085089A JP2731570B2 JP 2731570 B2 JP2731570 B2 JP 2731570B2 JP 3085089 A JP3085089 A JP 3085089A JP 3085089 A JP3085089 A JP 3085089A JP 2731570 B2 JP2731570 B2 JP 2731570B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- component
- voltage
- counting
- ringer
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、加入者線搬送装置のリンガ電圧検出回路に
利用する。特に、Pair Gain方式の加入線搬送装置の交
換機側と接続するリンガ電圧検出回路に関するものであ
る。
利用する。特に、Pair Gain方式の加入線搬送装置の交
換機側と接続するリンガ電圧検出回路に関するものであ
る。
本発明は、電話回線に接続される電話機以外の端末装
置の自動応答回路に利用される。
置の自動応答回路に利用される。
本発明はリンガ電圧検出回路において、 入力リンガ電圧の交流成分から得る矩形波を計数回路
のリセット信号としてリンガ電圧波形の周波数を計数す
ることにより、 リンガ電圧波形の周波数を確認することができ、リン
ガ電圧の検出を速く的確に行えるようにしたものであ
る。
のリセット信号としてリンガ電圧波形の周波数を計数す
ることにより、 リンガ電圧波形の周波数を確認することができ、リン
ガ電圧の検出を速く的確に行えるようにしたものであ
る。
従来、リンガ電圧検出回路は、リンガ電圧波形の電圧
値があらかじめ定められた閾値以上になる範囲でこれを
積分して検出する方式を採用していた。
値があらかじめ定められた閾値以上になる範囲でこれを
積分して検出する方式を採用していた。
しかし、このような従来のリンガ電圧検出回路では、
リンガ電圧波形を積分してリンガ電圧を検出する方式と
なっているので、リンガ電圧波形の周波数の確認するこ
とが困難であった。このために検出すべきリンガ電圧が
検出された否かの判定が不明確で、また検出の判定に時
間がかかる欠点があった。
リンガ電圧波形を積分してリンガ電圧を検出する方式と
なっているので、リンガ電圧波形の周波数の確認するこ
とが困難であった。このために検出すべきリンガ電圧が
検出された否かの判定が不明確で、また検出の判定に時
間がかかる欠点があった。
本発明は上記の欠点を解決するもので、リンガ電圧波
形の周波数を確認することができ、リンガ電圧の検出を
速く的確に行えるリンガ電圧検出回路を提供することを
目的とする。
形の周波数を確認することができ、リンガ電圧の検出を
速く的確に行えるリンガ電圧検出回路を提供することを
目的とする。
本発明は、入力するリンガ電圧を直流成分と交流成分
とに分離する直流交流分離回路と、この直流成分の極性
および絶対値を検出する直流電圧検出回路と、上記交流
成分を正極正極成分と負極成分とに分離する正負成分分
離回路と、この正極成分および負極成分からそれぞれ所
定レベルの矩形波を出力する二つの電圧制限回路と、こ
の二つの電圧制限回路の各出力矩形波の周期を計数する
二つの計数回路と、リンガ電圧の交流成分の周期の基準
となる計数値を算出する基準計数回路と、上記二つの計
数回路の各計数値とこの基準計数回路の計数値とを比較
する二つの比較回路と、上記交流成分のピーク値を検出
するピーク電圧検出回路と、上記直流電圧検出回路、上
記ピーク電圧検出回路および上記二つの比較回路の出力
情報に基づいてリンガ電圧検出の判定を行う判定論理回
路とを備えたことを特徴とする。
とに分離する直流交流分離回路と、この直流成分の極性
および絶対値を検出する直流電圧検出回路と、上記交流
成分を正極正極成分と負極成分とに分離する正負成分分
離回路と、この正極成分および負極成分からそれぞれ所
定レベルの矩形波を出力する二つの電圧制限回路と、こ
の二つの電圧制限回路の各出力矩形波の周期を計数する
二つの計数回路と、リンガ電圧の交流成分の周期の基準
となる計数値を算出する基準計数回路と、上記二つの計
数回路の各計数値とこの基準計数回路の計数値とを比較
する二つの比較回路と、上記交流成分のピーク値を検出
するピーク電圧検出回路と、上記直流電圧検出回路、上
記ピーク電圧検出回路および上記二つの比較回路の出力
情報に基づいてリンガ電圧検出の判定を行う判定論理回
路とを備えたことを特徴とする。
直流交流分離回路は入力するリンガ電圧を直流成分と
交流成分とに分離する。直流電圧検出回路は直流成分の
極性および絶対値を検出する。正負成分分離回路は交流
成分を正極成分と負極成分とに分離する。二つの正電圧
制限回路および負電圧制限回路は正極成分および負極成
分からそれぞれ所定レベルとしてTTLレベルの矩形波を
生成して出力する。二つの計数回路は正電圧制限回路お
よび負電圧制限回路の出力矩形波立上がりでそれぞれリ
セット動作を行いリンガ電圧の交流分の周波数を計数す
る。基準計数回路はリンガ電圧の交流分の周期の基準と
なる計数値を算出する。二つの比較回路は上記二つの計
数回路の各計数値と基準回路の計数値とを比較する。ピ
ーク電圧検出回路は交流成分のピーク値を検出する。判
定論理回路は直流電圧検出回路、ピーク電圧検出回路お
よび二つの比較回路の出力情報に基づいてリンガ電圧検
出の判定を行う。以上の動作によりリンガ電圧波形の周
波数を確認することができ、リンガ電圧の検出を速く的
確に行うことができる。
交流成分とに分離する。直流電圧検出回路は直流成分の
極性および絶対値を検出する。正負成分分離回路は交流
成分を正極成分と負極成分とに分離する。二つの正電圧
制限回路および負電圧制限回路は正極成分および負極成
分からそれぞれ所定レベルとしてTTLレベルの矩形波を
生成して出力する。二つの計数回路は正電圧制限回路お
よび負電圧制限回路の出力矩形波立上がりでそれぞれリ
セット動作を行いリンガ電圧の交流分の周波数を計数す
る。基準計数回路はリンガ電圧の交流分の周期の基準と
なる計数値を算出する。二つの比較回路は上記二つの計
数回路の各計数値と基準回路の計数値とを比較する。ピ
ーク電圧検出回路は交流成分のピーク値を検出する。判
定論理回路は直流電圧検出回路、ピーク電圧検出回路お
よび二つの比較回路の出力情報に基づいてリンガ電圧検
出の判定を行う。以上の動作によりリンガ電圧波形の周
波数を確認することができ、リンガ電圧の検出を速く的
確に行うことができる。
本発明の実施例について図面を参照して説明する。第
１図は本発明一実施例リンガ電圧検出回路のブロック構
成図である。第１図において、本発明の特徴とするとこ
ろは、リンガ電圧検出回路に、入力リンガ電圧１を直流
成分と交流成分とに分離する直流交流分離回路３と、こ
の直流成分の極性および絶対値を検出す直流電圧検出回
路６と、上記交流成分を正極成分と負極成分とに分離す
る正負成分分離回路５と、この正極成分および負極成分
からそれぞれ所定レベルとしてTTLレベルの矩形波を出
力する二つの電圧制限回路として正電圧制限回路７およ
び負電圧制限回路８と、正電圧制限回路７および負電圧
制限回路８の各出力矩形波の周期を計数する二つの計数
回路９、10と、リンガ電圧の交流成分の周期の基準とな
る計数値を算出する基準計数回路14と、計数回路９、10
および基準計数回路14にクロック信号を与えるクロック
発生回路13と、計数回路９、10の各計数値と基準計数回
路14の計数値とを比較する二つの比較回路11、12と、上
記交流成分のピーク値を検出するピーク電圧検出回路４
と、直流電圧検出回路６、ピーク電圧検出回路４および
比較回路11、12の出力情報に基づいてリンガ電圧検出の
判定を行う判定論理回路15とを備えたことにある。
１図は本発明一実施例リンガ電圧検出回路のブロック構
成図である。第１図において、本発明の特徴とするとこ
ろは、リンガ電圧検出回路に、入力リンガ電圧１を直流
成分と交流成分とに分離する直流交流分離回路３と、こ
の直流成分の極性および絶対値を検出す直流電圧検出回
路６と、上記交流成分を正極成分と負極成分とに分離す
る正負成分分離回路５と、この正極成分および負極成分
からそれぞれ所定レベルとしてTTLレベルの矩形波を出
力する二つの電圧制限回路として正電圧制限回路７およ
び負電圧制限回路８と、正電圧制限回路７および負電圧
制限回路８の各出力矩形波の周期を計数する二つの計数
回路９、10と、リンガ電圧の交流成分の周期の基準とな
る計数値を算出する基準計数回路14と、計数回路９、10
および基準計数回路14にクロック信号を与えるクロック
発生回路13と、計数回路９、10の各計数値と基準計数回
路14の計数値とを比較する二つの比較回路11、12と、上
記交流成分のピーク値を検出するピーク電圧検出回路４
と、直流電圧検出回路６、ピーク電圧検出回路４および
比較回路11、12の出力情報に基づいてリンガ電圧検出の
判定を行う判定論理回路15とを備えたことにある。
このような構成のリンガ電圧検出回路の動作について
説明する。第２図は本発明のリンガ電圧検出回路の各部
分の信号波形を示す図である。
説明する。第２図は本発明のリンガ電圧検出回路の各部
分の信号波形を示す図である。
第１図において、入力リンガ電圧１より入力したリン
ガ電圧波形は、直流交流分離回路３に入力され、直流電
圧成分と交流電圧成分とに分離され出力される。直流交
流分離回路３より出力されたリンガ電圧の直流成分は、
直流電圧検出回路６に入力され、交流電圧成分は、正負
成分分離回路入力信号16として正負成分分離回路５に、
また交流成分のピーク値を検出するピーク電圧検出回路
４に各々入力される。
ガ電圧波形は、直流交流分離回路３に入力され、直流電
圧成分と交流電圧成分とに分離され出力される。直流交
流分離回路３より出力されたリンガ電圧の直流成分は、
直流電圧検出回路６に入力され、交流電圧成分は、正負
成分分離回路入力信号16として正負成分分離回路５に、
また交流成分のピーク値を検出するピーク電圧検出回路
４に各々入力される。
直流電圧検出回路６は、入力した直流電圧の正、負極
性および絶対値を検出する。正負成分分離回路５に入力
された正負成分分離回路入力信号16は、正負極成分に分
離され、正電圧制限回路入力信号17および負電圧制限回
路入力信号19として、それぞれ正電圧制限回路７および
負電圧制限回路８に入力される。正電圧制限回路７に入
力された正電圧制限回路入力信号17は、正電圧制限回路
出力信号18として出力され、また負電圧制限回路８に入
力された負電圧制限回路入力信号19は、負電圧制限回路
出力信号20として出力される。正電圧制限回路出力信号
18および負電圧制限回路出力信号20は、位相が半周期ず
れたTTLレベルの矩形波であり、これらの矩形波の立上
がりでリセット動作を行い、クロック発生回路13より出
力されるクロックで計数動作をする計数回路９、10に入
力される。すなわち、計数回路９、10で得られる計数値
は、リンガ電圧の交流成分の半周期ごとにリセットされ
る。計数回路９、10で得られる計数値は、リンガ電圧の
交流成分の周波数を基準にしてあらかじめ設定された計
数値を計数する基準計数回路14の出力と比較回路11、12
で比較される。ピーク電圧検出回路４、直流電圧検出回
路６、および比較回路11、12から得られる情報に基づい
て判定論理回路15は、リンガ電圧が検出されたか否かを
判定し、判定結果として出力信号２を送出する。
性および絶対値を検出する。正負成分分離回路５に入力
された正負成分分離回路入力信号16は、正負極成分に分
離され、正電圧制限回路入力信号17および負電圧制限回
路入力信号19として、それぞれ正電圧制限回路７および
負電圧制限回路８に入力される。正電圧制限回路７に入
力された正電圧制限回路入力信号17は、正電圧制限回路
出力信号18として出力され、また負電圧制限回路８に入
力された負電圧制限回路入力信号19は、負電圧制限回路
出力信号20として出力される。正電圧制限回路出力信号
18および負電圧制限回路出力信号20は、位相が半周期ず
れたTTLレベルの矩形波であり、これらの矩形波の立上
がりでリセット動作を行い、クロック発生回路13より出
力されるクロックで計数動作をする計数回路９、10に入
力される。すなわち、計数回路９、10で得られる計数値
は、リンガ電圧の交流成分の半周期ごとにリセットされ
る。計数回路９、10で得られる計数値は、リンガ電圧の
交流成分の周波数を基準にしてあらかじめ設定された計
数値を計数する基準計数回路14の出力と比較回路11、12
で比較される。ピーク電圧検出回路４、直流電圧検出回
路６、および比較回路11、12から得られる情報に基づい
て判定論理回路15は、リンガ電圧が検出されたか否かを
判定し、判定結果として出力信号２を送出する。
以上説明したように、本発明は、リンガ電圧波形の周
波数を確認することができ、リンガ電圧の検出を速く、
的確に行える優れた効果がある。
波数を確認することができ、リンガ電圧の検出を速く、
的確に行える優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】 第１図は本発明一実施例リンガ電圧検出回路のブロック
構成図。 第２図は本発明のリンガ電圧検出回路の各部分の信号波
形を示す図。 １……入力リンガ電圧、２……出力信号、３……直流交
流分離回路、４……ピーク電圧検出回路、５……正負成
分分離回路、６……直流電圧検出回路、７……正電圧制
限回路、８……負電圧制限回路、９、10……計数回路、
11、12……比較回路、13……クロック発生回路、14……
基準計数回路、15……判定論理回路、16……正負成分分
離回路入力信号、17……正電圧制限回路入力信号、18…
…正電圧制限回路出力信号、19……負電圧制限回路入力
信号、20……負電圧制限回路出力信号。
構成図。 第２図は本発明のリンガ電圧検出回路の各部分の信号波
形を示す図。 １……入力リンガ電圧、２……出力信号、３……直流交
流分離回路、４……ピーク電圧検出回路、５……正負成
分分離回路、６……直流電圧検出回路、７……正電圧制
限回路、８……負電圧制限回路、９、10……計数回路、
11、12……比較回路、13……クロック発生回路、14……
基準計数回路、15……判定論理回路、16……正負成分分
離回路入力信号、17……正電圧制限回路入力信号、18…
…正電圧制限回路出力信号、19……負電圧制限回路入力
信号、20……負電圧制限回路出力信号。
Claims (1)
- 【請求項１】入力するリンガ電圧を直流成分と交流成分
とに分離する直流交流分離回路と、この直流成分の極性
および絶対値を検出する直流電圧検出回路と、上記交流
成分を正極成分と負極成分とに分離する正負成分分離回
路と、この正極成分および負極成分からそれぞれ所定レ
ベルの矩形波を出力する二つの電圧制限回路と、この二
つの電圧制限回路の各出力矩形波の周期を計数する二つ
の計数回路と、リンガ電圧の交流成分の周期の基準とな
る計数値を算出する基準計数回路と、上記二つの計数回
路の各計数値とこの基準計数回路の計数値とを比較する
二つの比較回路と、上記交流成分のピーク値を検出する
ピーク電圧検出回路と、上記直流電圧検出回路、上記ピ
ーク電圧検出回路および上記二つの比較回路の出力情報
に基づいてリンガ電圧検出の判定を行う判定論理回路と
を備えた ことを特徴とするリンガ電圧検出回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3085089A JP2731570B2 (ja) | 1989-02-08 | 1989-02-08 | リンガ電圧検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3085089A JP2731570B2 (ja) | 1989-02-08 | 1989-02-08 | リンガ電圧検出回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02209053A JPH02209053A (ja) | 1990-08-20 |
| JP2731570B2 true JP2731570B2 (ja) | 1998-03-25 |
Family
ID=12315185
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3085089A Expired - Lifetime JP2731570B2 (ja) | 1989-02-08 | 1989-02-08 | リンガ電圧検出回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2731570B2 (ja) |
-
1989
- 1989-02-08 JP JP3085089A patent/JP2731570B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02209053A (ja) | 1990-08-20 |
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