JP2730932B2 - 鉛蓄電池の充電制御回路 - Google Patents

鉛蓄電池の充電制御回路

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JP2730932B2
JP2730932B2 JP63271827A JP27182788A JP2730932B2 JP 2730932 B2 JP2730932 B2 JP 2730932B2 JP 63271827 A JP63271827 A JP 63271827A JP 27182788 A JP27182788 A JP 27182788A JP 2730932 B2 JP2730932 B2 JP 2730932B2
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英俊 天谷
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、鉛蓄電池への充電を制御する充電制御回路
に関する。
〔従来の技術〕
従来より、鉛蓄電池を充電する方法として、まず、所
定の定電流で充電を行い、電池電圧が予め設定された電
圧に達すると、次に、この設定電圧に等しい定電圧で充
電を継続するようにした鉛蓄電池の充電制御回路が知ら
れている。
この充電制御回路の動作について第5図を用いて説明
する。
すなわち、鉛蓄電池は、最初、定電流I1で充電され
る。そして、電池電圧Vが上昇して設定電圧V1に達する
と(時間t1)、定電流充電から定電圧充電に切り換えら
れ、以後、満充電に近づくにつれて漸近的に減少する電
流iで充電される。そして、充電が続けられて時間t2
鉛蓄電池は満充電になり充電を完了する。
〔発明が解決しようとする課題〕 ところが、従来の鉛蓄電池の充電制御回路にあって
は、定電圧充電時の充電電流の減少度合は鉛蓄電池の容
量の大小により異なるため、満充電になるまでの充電時
間が鉛蓄電池ごとに変わり、使用者は各鉛蓄電池の充電
完了時間を覚えておかなければならず、わずらわしいと
いった問題がある。
本発明は、上記問題を解消するもので、容量の異なる
鉛蓄電池を充電しても満充電になるまでの時間が一定に
なる充電制御回路を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、異なる容量の
鉛蓄電池を定電流で充電するようになされた鉛蓄電池の
充電制御回路において、電圧V1および電圧V2を設定する
手段と、電池電圧が上記電圧V1まで上昇したときに上記
鉛蓄電池への充電を停止させる充電停止手段と、上記電
池電圧が上記電圧V2まで低下したときに上記鉛蓄電池へ
の充電を再開させる充電再開手段と、上記電圧V2の電圧
を上記鉛蓄電池の容量に応じて変更する変更手段とを備
え、上記異なる容量の鉛蓄電池に対して一定時間で充電
を行わせるようにしたものである。
〔作用〕
上記構成の鉛蓄電池の充電制御回路によれば、最初、
定電流で充電され、鉛蓄電池の電池電圧が電圧V1に上昇
したときに充電を停止し、電池電圧が鉛蓄電池の容量に
応じて変更される電圧V2に低下したときに充電を再開す
る。
〔実施例〕
第1図は本発明に係る鉛蓄電池の充電制御回路の一実
施例を示すブロック図である。
本充電制御回路は電源回路1、電池電圧検出手段2、
選択手段3および表示手段4から構成されている。
電源回路1は、例えば、商用交流電源等からの交流電
圧VINを予め設定された定電流Iに変換して鉛蓄電池等
の蓄電池5に充電電流として供給するものである。ま
た、電源回路1は後記電圧検出手段2の比較器21からハ
イレベル信号が入力されている間上記充電を停止し、ロ
ーレベル信号が入力されている間上記充電を行うように
なされている。
電池電圧検出手段2は比較器21、および定電圧V1を出
力する基準電圧発生回路22からなる。比較器21の出力端
子と“+”端子の間には抵抗R1が接続され、また、
“+”端子は蓄電池5の正極に接続されている。さら
に、比較器21の“−”端子には基準電圧発生回路22が接
続され、これにより蓄電池5の電池電圧が定電圧V1に達
すると比較器21からハイが出力され、電圧V2まで低下す
ると反転してローが出力される。
なお、基準電圧発生回路22の定電圧V1は必要に応じて
所望の電圧に設定できるようになされている。また、上
記電圧V2は定電圧V1以下に設定されるもので、抵抗R1
より決定される。
選択手段3はスイッチSW1およびスイッチSW2を有する
リレーRY1からなる。上記スイッチSW1は図示しない蓄電
池5の装着部に設けられ、蓄電池5の形状の大小により
スイッチ部が押されるか、押されないかが選択されるよ
うになされている。すなわち、スイッチSW1は、例え
ば、蓄電池5の容量に応じて蓄電池5の形状が大きいと
きにはオンし、小さいときにはオフする。リレーRY1
スイッチSW1がオンのときにスイッチSW2をオンし、スイ
ッチSW1がオフのときにスイッチSW2をオフするようにな
されている。また、スイッチSW2と抵抗R2とからなる直
列回路は抵抗R1に並列接続されている。スイッチSW2
オンのときには抵抗R2が抵抗R1に並列接続されて帰還抵
抗が小さくなることにより、レベルを反転させる入力電
圧は上記電圧V2より多少高い電圧V3に変更される。
表示手段4は充電電流検出部41、充電電流平滑部42、
比較部43および表示部44からなる。
上記充電電流検出部41は蓄電池5への充電電流Iを検
出するものである。充電電流平滑部42は充電電流検出部
41により検出された充電電流1を平滑するものである。
比較部43は上記平滑電流と予め設定された電流I2とを比
較し、平滑電流が電流I2以上のときに点灯信号を出力す
るものである。表示部44はLED等の発光素子を有し、比
較部43からの点灯信号が入力されたときに充電電流検出
部41により検出された充電電流Iの供給と停止に対応さ
せて上記LED等を点滅させるようになされている。
次に、上記構成の鉛蓄電池の充電制御回路の動作につ
いて説明する。
まず、容量が小さい蓄電池5の場合について第2図を
用いて説明する。この場合、容量に応じて蓄電池5の形
状は小さく、スイッチSW1はオフしたままになり、リレ
ーRY1は動作せず、スイッチSW2はオフのままになる。し
たがって、蓄電池5の電池電圧Vが定電圧V1から電圧V2
まで低下したときに比較器21の出力はハイからローに変
化する。
充電開始当初は比較器21の出力はローであり、電源回
路1から充電電流Iが蓄電池5に供給され、蓄電池5の
電池電圧Vが時間とともに上昇して時間t1で定電圧V1
達すると、比較器21からハイが出力され、電源回路1か
らの充電電流Iの供給が停止される。その後、電池電圧
Vが徐々に低下し、電圧V2になると、比較器21の出力は
ハイからローに変化し、再び電源回路1から充電電流I
が蓄電池5に供給される。この供給再開により、電池電
圧Vは再び上昇し、電池電圧Vが定電圧V1に達すると充
電電流Iの供給が停止される。そして、電圧V2まで低下
すると、再び充電電流Iの供給が再開される。以後、係
る停止動作と供給動作とが繰り返されながら、蓄電池5
は満充電に近づき、時間t2で満充電になる。
一方、充電電流Iは充電電流平滑部42で平滑され、こ
の平滑電流値は比較部43で電流値I2と比較される。この
平滑電流値がI2以上であれば、表示部44は充電電流Iの
供給と停止に応じて点滅し、I2以下になると消灯する。
すなわち、蓄電池5の充電が50%〜70%になる時間t1
では表示部44は点灯し、時間t1を過ぎると充電電流Iの
供給と停止に応じて点滅する。そして、満充電に近づく
に従って充電電流Iを供給する間隔が大きくなり、第4
図に示すように、平滑充電電流i2はしだいに減少し、蓄
電池5の充電が100%になる時間t2で表示部44は消灯す
る。したがって、表示部44の点滅状態により蓄電池5が
どの程度充電されているのかを確認することができる。
次に、容量が大きい蓄電池5の場合について第3図を
用いて説明する。この場合、蓄電池5の形状は大きく、
スイッチSW1はオンし、リレーRY1が動作し、スイッチSW
2をオンする。したがって、蓄電池5の電池電圧Vが定
電圧V1から電圧V3に低下したときに比較器21の出力はハ
イからローに変化する。
充電が開始されると、電源回路1から充電電流Iが蓄
電池5に供給され、時間t1で電池電圧Vが定電圧V1まで
上昇すると、比較器21からハイが出力され、充電電流I
の供給が停止される。その後、電池電圧Vは徐々の低下
し、電圧V3になると、比較器21の出力はハイからローに
変化し、再び充電電流Iが蓄電池5に供給されて電池電
圧Vが上昇する。そして、電池電圧Vが定電圧V1に達す
ると充電電流Iが停止され、電圧V3まで低下すると再び
充電電流Iが供給される。以後、係る停止動作と供給動
作とが繰り返され、蓄電池5は満充電に近づき、時間t2
で満充電になる。
また、第2図と同様に、時間t1までは表示部44は点灯
し、時間t1を過ぎると充電電流Iの供給と停止に応じた
点滅を行う。そして、蓄電池5の充電が100%になる時
間t2で上記表示部44は消灯する。したがって、表示部44
の点滅状態により蓄電池5がどの程度充電されているの
かを確認することができる。
このように、比較器21の出力がハイからローに変化す
るときの電圧が蓄電池5の容量の大小に基づいて電圧
V2,V3から選択される。すなわち、蓄電池5の容量が小
さくて電圧V2が選択されたときは、充電電流Iを供給す
る間隔が大きくなり、一方、蓄電池5の容量が大きくて
電圧V3が選択されたときは充電電流Iを供給する間隔が
小さくなる。このため、第4図に示すように、時間t1
後は蓄電池5の容量が小さいときの平滑電流i2が容量が
大きいときの平滑電流i3よりも小さくなり、時間t1から
時間t2までの充電量は容量に応じて変化する。
すなわち、電圧V2および電圧V3を適宜に設定して時間
t1から時間t2までの充電量を調整することにより、蓄電
池5の充電完了時間を同一にすることができる。
なお、本実施例では比較器21の出力がハイからローに
なる電圧はV2あるいはV3から選択されるようにしたが、
蓄電池5の形状の大小により供給と停止されるスイッチ
を増設し、このスイッチおよびリレーを用いて比較器21
の抵抗R1に並列に接続される抵抗を増設し、比較器21の
出力がハイからローになる電圧の種類を増やすこともで
きる。
〔発明の効果〕
本発明は、定電圧V1に達したときに充電を停止し、電
池電圧が電圧V2に達したときに充電を再開するようにし
て充電電流を調整するので、鉛蓄電池の容量に応じて電
圧V2を適宜選択することにより鉛蓄電池の容量が異なっ
ても充電時間を一定にできる。したがって、使用者は鉛
蓄電池の容量に関係なく単一の充電完了時間を覚えてお
くだけでよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る鉛蓄電池の充電制御回路のブロッ
ク図、第2図,第3図は第1図の充電制御回路による充
電動作を説明する図、第4図は第2図,第3図の動作に
おける平滑充電電流を説明する図、第5図は従来の充電
制御回路による充電動作を説明する図である。 1……電源回路、2……電池電圧検出手段、3……選択
手段、4……表示手段、5……蓄電池。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭47−15649(JP,A) 特開 昭52−101440(JP,A) 特開 昭58−14473(JP,A) 特開 昭58−33942(JP,A) 特開 昭58−63040(JP,A) 特開 昭60−77640(JP,A) 特開 昭60−141133(JP,A) 特開 昭61−81137(JP,A) 特開 昭62−150669(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】異なる容量の鉛蓄電池を定電流で充電する
    ようになされた鉛蓄電池の充電制御回路において、電圧
    V1および電圧V2を設定する手段と、電池電圧が上記電圧
    V1まで上昇したときに上記鉛蓄電池への充電を停止させ
    る充電停止手段と、上記電池電圧が上記電圧V2まで低下
    したときに上記鉛蓄電池への充電を再開させる充電再開
    手段と、上記電圧V2の電圧を上記鉛蓄電池の容量に応じ
    て変更する変更手段とを備え、上記異なる容量の鉛蓄電
    池に対して一定時間で充電を行わせるようにしたことを
    特徴とする鉛蓄電池の充電制御回路。
JP63271827A 1988-10-26 1988-10-26 鉛蓄電池の充電制御回路 Expired - Lifetime JP2730932B2 (ja)

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