JP2730773B2 - 熱転写記録装置 - Google Patents

熱転写記録装置

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JP2730773B2 JP1241702A JP24170289A JP2730773B2 JP 2730773 B2 JP2730773 B2 JP 2730773B2 JP 1241702 A JP1241702 A JP 1241702A JP 24170289 A JP24170289 A JP 24170289A JP 2730773 B2 JP2730773 B2 JP 2730773B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は転写材の有するインクを記録媒体に転写させ
て画像の記録を行う熱転写記録装置に関するものであ
る。
[従来の技術] 一般に、熱転写プリンタは熱溶融性(あるいは熱昇華
性など)のインクを基材に塗布した感熱転写材を用い、
サーマルヘツドなどの記録ヘツドにより、その転写材を
画像情報に対応して選択的に加熱し、溶融(または昇華
など)したインクを記録媒体に転写させて記録を行つて
いる。このような熱転写プリンタには、記録ヘツドを主
走査方向に走査して逐次記録するシリアル型のプリンタ
と、記録媒体の幅とほぼ同じ長さのライン型のヘツドを
用いて記録を行うラインプリンタがあるが、いずれの形
態でも、従来の転写材は1回の画像記録によりほぼ完全
にインクが記録媒体に転写されるものであつた。従つ
て、1回の画像記録が終了すると、その記録に使用され
たインク部分に対応する長さだけ転写材を搬送し、次に
記録する位置には転写材の未使用のインク部分をもつて
くる必要がある。このため、転写材の使用量が大きくな
り、感熱紙に記録する従来の感熱プリンタに比べてラン
ニングコストが高くなるという問題があつた。このよう
な従来の問題を解決するために、特開昭57−83471号公
報、特開昭58−201686号公報及び特公昭62−58917号公
報にみられるように、記録媒体と転写材とを相対速度を
有して搬送するようにした熱転写プリンタが提案されて
いる。このようなプリンタでは、複数回使用できる転写
材を使用しており、このような転写材としては、例え
ば、特開昭55−58917号公報にみられるようなものが用
いられている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら従来の、例えばシリアル型の熱転写プリ
ンタでは、インクシートはインクリボンカセツトに収納
され、そのインクシートの引出しはキヤリツジの移動に
伴うサーマルヘツドと記録シートとの摩擦により行われ
ている。これにより、画像記録時には記録シートとイン
クシートとが互いに停止した状態にあるが、複数回使用
できる転写材を用いたときは、画像の記録長さに対する
インクシートの搬送長を変化させて(相対速度をもたせ
て)記録する必要がある。
一般に、複数回の記録が可能なインクシートを用いて
記録する場合には、記録シートとインクシートとの相対
速度が大きいほうが、搬送するインクシートの走行が安
定するため記録品位が向上することが知られている。し
かし、従来の構成では、サーマルヘツドを固定させてみ
たとき、記録シートとインクシートの搬送方向が同じで
あるため、その相対速度は小さくなつている。この状態
で相対速度を上げようとすると、インクシートの搬送速
度を極めて小さくしなければならない。しかし、従来は
インクシートはサーマルヘツドと記録シートの摩擦によ
り引出されるため、このインクシートの搬送速度を制御
するには、インクシートの供給側ロールの回転、さらに
は巻取り側の巻取リールの回転量などを制御する必要が
あり、装置の制御が極めて難しくなつていた。
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、所定の
記録長を記録する時、転写材の記録ヘッドに対する相対
移動方向が記録媒体の移動方向と逆方向で、かつ転写材
の記録ヘッドに対する相対搬送長が記録媒体の記録ヘッ
ドに対する相対移動長よりも短くなるように転写材を搬
送することにより、転写材と記録媒体の相対速度を大き
くして高品位な記録を行うことができるとともに、転写
材の巻取り径の変化による巻取り量の変動を抑えて記録
できる記録装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明の記録装置は以下の
ような構成を備える。即ち、 搬送される転写材に作用して転写記録を行う記録ヘッ
ドにより前記転写材の有するインクをプラテンに配され
た記録媒体に転写して記録する熱転写記録装置であっ
て、 前記転写材の搬送方向下流側で前記転写材を挟持し、
前記記録ヘッドに対して相対的に前記転写材を搬送する
ローラ部材と、 前記転写材の搬送方向において前記ローラ部材の下流
側に配され、前記ローラ部材によって搬送される前記転
写材を巻き取って巻回する巻回手段と、 前記記録媒体と前記記録ヘッドとの間の領域で、前記
転写材の前記記録ヘッドに対する相対移動方向が前記記
録媒体の移動方向と逆方向で、かつ前記転写材の前記記
録ヘッドに対する相対搬送長が前記記録媒体の前記記録
ヘッドに対する相対移動長よりも短くなるように前記転
写材を搬送するように前記ローラ部材を回転駆動させる
駆動機構とを有することを特徴とする。
[作用] 以上の構成に構成において、ローラ部材により、転写
材の搬送方向下流側で転写材を挟持し、記録ヘッドに対
して相対的に転写材を搬送し、その転写材の搬送方向に
おいて、ローラ部材の下流側に配された巻回手段によ
り、そのローラ部材によって搬送される転写材を巻き取
って巻回する。そして、記録媒体と記録ヘッドとの間の
領域で、転写材の記録ヘッドに対する相対移動方向が記
録媒体の移動方向と逆方向で、かつ転写材の記録ヘッド
に対する相対搬送長が記録媒体の記録ヘッドに対する相
対移動長よりも短くなるように転写材を搬送するように
ローラ部材を回転駆動させるように動作する。
[実施例] 以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施例を詳
細に説明する。
[記録部の説明(第1図)] 第1図は実施例の熱転写プリンタの記録部の1実施態
様を示す斜視図である。
図において、記録紙11はプラテン12にバツクアツプさ
れた状態で紙送りローラにピンチローラ13によつて押圧
されている。プラテン12の前側にはシヤフト14がプラテ
ン12と平行に設置され、このシヤフト14にキヤリツジ15
が矢印A1とA2方向に移動可能に案内支持されている。即
ち、キヤリツジ15は記録紙11の幅方向に亙り往復移動す
ることができる。16はベルトで、その一部がキヤリツジ
15に固定され、図示しない2個のプーリによつて張設さ
れており、このプーリにはギアを介してキヤリツジモー
タが接続されている。そこで、このキヤリツジモータの
回転によりプリンタが回転し、これによつてベルト16が
移動することによりキヤリツジ15をシヤフト14に沿つて
往復移動することができる。47はフレキシブルケーブル
で、このケーブル47を介してサーマルヘツド18へデータ
が送られる。
次にキヤリツジ15の構成について説明する。このキヤ
リツジ15にはヘツドホルダが17(第2図)がシヤフト14
の回りに回転可能に案内支持されており、このヘツドホ
ルダ17にはサーマルヘツド18を取付けたヒートシンク19
が取付けられている。なお、このキヤリツジ15は一体の
ガイド部20(第2図)によりラツク21に案内支持されて
いる。さらに、キヤリツジ15にはインクリボンカセツト
(第3図、第4図)を搭載するためのキヤリツジテーブ
ル22が設けられている。このテーブル22にはインクリボ
ンの有無、インクリボンのエンド検出を行うためのセン
サ23が設けられている。
また、このキヤリツジテーブル22にインクリボンカセ
ツトを取り外し可能に装填するために、キヤリツジテー
ブル22には上面に固定されたピン24,25及びプラテン14
と反対側に取付けられたフツク26とが設けられている。
そこで、後述するインクリボンカセツト30の下カセツト
ケース30a(第3図)の開口部31,32に前記ピン25、24を
嵌入し、下カセツトケースの係止部33にフツク26を弾性
的に係合することによつて、インクリボンカセツト30を
取外し可能にキヤリツジテーブル22に装填することがで
きる。モータM1はサーマルヘツド18を記録紙を介してプ
ラテン12に圧接或は離反(サーマルヘツドアツプ・ダウ
ン)させるためのものである。
第2図において、サーマルヘツド18がダウンすること
により、ヘツドホルダ17に取付けられたヒートシンク19
がプラテン12方向に移動すると、巻取り切替レバー27は
巻取り圧接バネ28の作用により矢印B1方向に回転し、巻
取りギア29はラツク21の歯部21aと噛合する。こうし
て、サーマルヘツド18がダウンすると巻取りギア29はラ
ツク21と噛合し、キヤリツジ15が矢印A1方向に移動する
と、巻取りギア29は時計回り方向に回転する。この回転
は巻取りシヤフト51に伝達され、巻取りシヤフト51が反
時計回り方向に回転する。
第3図はインクリボンカセツト30の下ケース30aを示
した図で、ここでは、インクリボン34はコア42に捲回さ
れた状態でコア受け部43に回転可能に装填されている。
インクリボン34はコア42から引出され、回転可能なコロ
35〜37を通り、凹部38で一旦カセツト外に引出され、サ
ーマルヘツド18により加熱され転写記録される。こうし
て転写記録に使用されたインクリボンは再びカセツト内
に引込まれ、コロ39を通つて巻取りコア40に巻取られ
る。この巻取りコア40に、前述した巻取りシヤフト51が
係合し、キヤリツジ15の移動に伴つてインクリボン34を
巻取つている。ここで、41はフェルトパツドで、インク
リボン34に圧接して、インクリボン34の引出しにブレー
キをかけ、コロ35〜37の間でインクリボン34にたるみが
生じないようにしている。
サーマルヘツド18は凹部38に位置し、サーマルヘツド
18がダウンした状態でキヤリツジ15がA1方向に移動する
記録時に、インクリボン34を画像信号に応じて加熱し、
記録紙11に転写記録を行つている。このときのインクリ
ボン34の巻取り量は、ラツク21と巻取りギア29からの動
力を巻取りシヤフト51に伝えるギア比を、巻取りギア29
の回転数よりも巻取りシヤフト51の回転数が小さくなる
ように設けることにより、インクリボン34と記録紙11と
が相対速度を有するように設定されている。
これにより、いま記録長lを記録するときのインクリ
ボンの搬送長をl/n(nは2以上の整数)とし、画像記
録方向(A1方向)とインクリボン34の移動方向とを一致
させることにより、サーマルヘツド18からみたとき、記
録時における記録紙11の移動方向(A1と逆方向)とイン
クリボン34の移動方向(A1方向)とを逆にし、それらの
間の相対速度を大きくすることができる。また、このイ
ンクリボンカセツト30の巻取りコア40の駆動には、従来
のように滑りクラツチを設ける必要がない。
前述の例では、巻取りシヤフト51に連結している巻取
りコア40の巻取り径が大きくなり、同じ長さだけキヤリ
ツジ15を移動してもリボンの巻取り量が長くなつてしま
う。これは、前述したインクリボン34の搬送長を記録長
の1/nにするとき、そのnの値が小さくなることを意味
している。そこで第5図に示すように、インクリボン34
の搬送をローラ44と45との摩擦により行い、巻取りコア
40における巻取り径の変動によるインクリボン34の搬送
長の変動を抑えるようにしている。この実施例を示した
のが第4図と第5図である。
第4図において、巻取りギア29よりの回転を巻取りシ
ヤフト51の有する減速ギア63を介してギア60に伝達して
いる。さらに、このギア60は巻取りギア61,62と噛合し
ており、これら巻取りギアのそれぞれは巻取り用搬送ロ
ーラ44,45のそれぞれの回転軸に結合されている。こう
して、ロール44と45はインクリボン34を挟持して搬送す
るために、ゴムロールや互いに噛合する歯部などを有す
るロールで構成されている。
この場合、巻取りシヤフト51は巻取りギア29との噛合
部との間に滑りクラツチを介し、巻取りギア61,62の回
転により、送られてきたインクリボン34のたるみ分を巻
取るように構成されている。
こうすることにより、インクリボン34の使用量1/nの
設定値nに合せて、各ギア60,61,62のギア比を考慮して
設計することにより、インクリボン34の使用開始時(巻
取りコア40の巻取り径が最小)から使用終了(巻取りコ
ア40の巻取り径が最大)まで、キヤリツジの移動量に対
応して常に一定量のインクリボン34を巻取ることができ
る。なお、ギア60は直接ラツク21の歯部21aに噛合する
ように構成されていてもよい。さらに、ギア60、61、62
のいずれかにリボン巻取り用モータが直結された構成で
あつてもよい。
また、本実施例では、マルチプリント(インクリボン
の搬送長を記録長よりも短くする)場合で説明したが、
本発明はこれに限定されるものでなく、通常のワンタイ
ムインクシートによる熱転写プリントの場合にも適用で
きることはもちろんである。
このように本実施例によれば、いま記録長(記録時の
サーマルヘッドに対する記録紙の相対移動長)Lを記録
する時のインクリボンの搬送長をL/n(nは2以上の整
数)とし、画像記録方向とインクリボンの移動方向とを
一致させることにより、サーマルヘッドからみた時、記
録時における記録紙の移動方向とインクリボンの移動方
向とを逆にし、それらの間の相対移動速度を大きくする
ことができる。
以上説明したように本実施例の熱転写プリンタによれ
ば、 インクリボンと記録媒体である記録紙との相対速度を
大きくとれるため、記録品位を向上できるとともに、イ
ンクリボンと記録紙の走行を安定にできる。
インクリボンの引出し側での制御が不要になるため、
インクリボンの巻取り機構が簡単になる。
簡単な構成で、記録長に対するインクリボンの搬送長
を一定に保ちながらマルチプリントができる効果があ
る。
次に、本実施例に好適に使用される感熱転写材の一例
について説明する。なお、本実施例で使用される感熱転
写材は、本件出願人により特願平1−25278号で詳細に
説明されている。
本実施例に用いられる感熱転写材としては、インク層
はバインダーと着色材を混合したものである。バインダ
ーに用いる材料としては、皮膜性を有し、かつ熱印加に
より良好に軟化/溶融するものとしてエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体、あるいはエチレン−エチルアクリレート
共重合体が好ましい。中でもエチレン−酢酸ビニルの共
重合体が好ましい。エチレンと酢酸ビニルの共重合比率
は、90:10〜50:50が良く、軟化点(環球法)は70〜130
℃、より好ましくは85〜100℃の範囲のエチレン−酢酸
ビニル共重合体が好ましい。エチレン−エチルアクリレ
ート共重合体のエチレンとエチルアクリレートの共重合
比率は90:10〜65:35が良く、軟化点(環球法)は70〜13
0℃より好ましくは85〜100℃の範囲のものが好ましい。
バインダーのほとんどをエチレン−酢酸ビニル共重合
体あるいはエチレン−エチルアクリレート共重合体で構
成すると、溶融粘度が大きくなり、またインク層の破断
強度も強くなる。そのため、インク層の溶融粘度やイン
ク層の破断強度を調整するため、カルナバワツクス、モ
ンタンワツクス、リノールワツクス等の天然ワツクス、
パラフインワツクス、マイクロクリスタリンワツクス、
カスターワツクス、ポリエチレンワツクス、サゾールワ
ツクス等の合成ワツクス、その他酸ワツクス、エステル
ワツクス、ポリエレンワツクス、ポリプロピレンワツク
ス等のワツクス類から選ばれた1種または2種以上混合
したワツクスをバインダーに混合するとよい。
バインダー中の、エチレン−酢酸ビニル共重合体ある
いはエチレン−エチルアクリレート共重合体の含有量
は、バインダーに対して40〜80重量%、更には45〜70重
量%が好ましい。また、ワツクスの含有量は、20〜60重
量%、更には25〜50重量%が好ましい。
またインク層が被記録体に強固に接着するように、バ
インダーにタツキフアイヤーを含有してもよい。タツキ
フアイヤーとしてはクマロンインデン樹脂、フエノール
・ホルムアルデヒド樹脂、ポリテルペン樹脂、キシレン
・ホルムアルデヒド樹脂、ポリブテン、ロジンペンタエ
リスリトールエステル、ロジングリセリンエステル、水
素添加ロジン、水素添加ロジンメチルエステル、水素添
加ロジントリエチレングリコールエステル、水素添加ロ
ジンペンタエリスリトールエステル、重合ロジンエステ
ル、脂肪族石油樹脂、脂環族石油樹脂、合成ポリテルペ
ン、ペンタジエン樹脂などから選ばれる1種または2種
以上混合して使用する。
バインダーにタツキフアイヤーを含有する場合、タツ
キフアイヤーの含有量はバインダーに対して5〜15重量
%、更には7〜12重量%が好ましい。
本発明の感熱転写材において、バインダーの好ましい
態様の1つは、例えばエチレン−酢酸ビニル共重合体を
40〜70重量、ワツクスを25〜50重量%、タツキフアイヤ
ーを7〜12重量%含有するもので、このバインダー中に
着色材を分散してインク層の破断強度を、25℃において
30〜80Kg/cm2の範囲に調整する。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、所定の記録長を
記録する時、転写材の記録ヘッドに対する相対移動方向
が記録媒体の移動方向と逆方向で、かつ転写材の記録ヘ
ッドに対する相対搬送長が記録媒体の記録ヘッドに対す
る相対移動長よりも短くなるように転写材を搬送するこ
とにより、転写材と記録媒体の相対速度を大きくして高
品位な記録を行うことができるとともに、転写材の巻取
り径の変化による巻取り量の変動を抑えて記録できると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の熱転写プリンタの記録部の構成を示す
外観斜視図、 第2図は第1図の記録部のキヤリツジの構成を示す上面
図、 第3図はインクリボンカセツト下ケースとインクリボン
とを示す外観図、 第4図は本実施例のキヤリツジの構成を示す上面図、そ
して 第5図は本実施例のインクリボンカセツト下ケースとイ
ンクリボンとを示す外観図である。 図中、11…記録紙、12…プラテン、13…ピンチローラ、
14…シヤフト、15…キヤリツジ、16…ベルト、17…ヘツ
ドホルダ、18…サーマルヘツド、19…ヒートシンク、21
…ラツク、27…巻取り切替レバー、29…巻取りギア、30
…インクリボンカセツト、34…インクリボン、40…巻取
りコア、44,45…巻取りロール、51…巻取りシヤフト、6
1,62…巻取りギアである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 哲男 神奈川県川崎市高津区下野毛770番地 キヤノン株式会社玉川事業所内 (56)参考文献 実開 昭61−25161(JP,U) 特公 昭62−58917(JP,B2)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送される転写材に作用して転写記録を行
    う記録ヘッドにより前記転写材の有するインクをプラテ
    ンに配された記録媒体に転写して記録する熱転写記録装
    置であって、 前記転写材の搬送方向下流側で前記転写材を挟持し、前
    記記録ヘッドに対して相対的に前記転写材を搬送するロ
    ーラ部材と、 前記転写材の搬送方向において前記ローラ部材の下流側
    に配され、前記ローラ部材によって搬送される前記転写
    材を巻き取って巻回する巻回手段と、 前記記録媒体と前記記録ヘッドとの間の領域で、前記転
    写材の前記記録ヘッドに対する相対移動方向が前記記録
    媒体の移動方向と逆方向で、かつ前記転写材の前記記録
    ヘッドに対する相対搬送長が前記記録媒体の前記記録ヘ
    ッドに対する相対移動長よりも短くなるように前記転写
    材を搬送するように前記ローラ部材を回転駆動させる駆
    動機構と、 を有することを特徴とする熱転写記録装置。
  2. 【請求項2】前記熱転写記録装置は、前記記録ヘッドと
    前記ローラ部材と前記捲回手段と前記駆動機構とを前記
    プラテンに配された前記記録媒体に沿って移動するキャ
    リッジに搭載するものであって、前記記録媒体と前記記
    録ヘッドとの間の領域での前記転写材の搬送方向と前記
    キャリッジの移動方向とが同一方向であることを特徴と
    する請求項1に記載の熱転写記録装置。
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