JP2730253B2 - 掘削工具 - Google Patents

掘削工具

Info

Publication number
JP2730253B2
JP2730253B2 JP4823390A JP4823390A JP2730253B2 JP 2730253 B2 JP2730253 B2 JP 2730253B2 JP 4823390 A JP4823390 A JP 4823390A JP 4823390 A JP4823390 A JP 4823390A JP 2730253 B2 JP2730253 B2 JP 2730253B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
block
blocks
excavation
outer peripheral
bit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4823390A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03250189A (ja
Inventor
猛 林
茂 佐藤
勝昭 辻本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP4823390A priority Critical patent/JP2730253B2/ja
Priority to CA002036602A priority patent/CA2036602C/en
Priority to AU71288/91A priority patent/AU629104B2/en
Priority to US07/660,546 priority patent/US5113954A/en
Priority to NO910732A priority patent/NO300742B1/no
Priority to FI910955A priority patent/FI91551C/fi
Priority to DE69103442T priority patent/DE69103442T2/de
Priority to ZA911493A priority patent/ZA911493B/xx
Priority to KR1019910003311A priority patent/KR950012431B1/ko
Priority to ES91103041T priority patent/ES2062581T3/es
Priority to EP91103041A priority patent/EP0444682B1/en
Publication of JPH03250189A publication Critical patent/JPH03250189A/ja
Priority to HK48395A priority patent/HK48395A/xx
Application granted granted Critical
Publication of JP2730253B2 publication Critical patent/JP2730253B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Earth Drilling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、地盤、土砂等を掘削する掘削工具に係わ
り、特に、超硬チップ等からなるビットの破損を防止す
ることができるものに関する。
「従来の技術」 従来、地盤、土砂等を掘削する掘削工具の一例とし
て、特開昭63−11789号公報に記載のものが知られてい
る。
この掘削工具は、第4図ないし第6図に示すように、
ハンマ(図示せず)の衝撃力およびハンマシリンダ1の
回転力を受けるデバイス2の底面に、該デバイス2の中
心に対して点対称にそれぞれブロック軸3a,3bを軸回り
に回動自在にかつ抜け止めして嵌入し、それぞれのブロ
ック軸3a,3bの先端部に、上記デバイス2の径とほぼ同
径の略半円形状をなしかつ先端面に多数のビット4…が
植設されたブロック5a,5bを、それぞれの直状端面6a,6b
を適宜な間隔をもって対向させて設け、上記ブロック軸
3a,3bの位置を、上記デバイス2が掘削方向に回転した
際に、上記両ブロック5a,5bのそれぞれの一方の端部が
共にデバイス2の外周面より所定の掘削量分だけ突出
し、かつその際に両ブロック5a,5bの直状端面6a,6bが互
いに当接するように、デバイス2の中心から偏心させて
なるものである。
そして、上記のような掘削工具では、デバイス2をハ
ンマシリンダ1により掘削方向に回転させると、ブロッ
ク5a,5bがブロック軸3a,3bを軸として回動し、ブロック
5a,5bの直状端面6a,6bの一端部がデバイス2の外周面よ
り所定量だけ突出するとともに、直状端面6a,6bの一部
が互いに当接してブロック5a,5bの回動が停止し、この
状態でブロック5a,5bがデバイス2の回転力を受けて、
ビット4…により地中を掘削し、さらに、ハンマの衝撃
力により地中を前進する。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、上記掘削工具においては、掘削する際に、
ブロック5a,5bの先端面の外周側が中心側より高速で回
転するため、外周側に植設されたビット4…に、被掘削
物からより大きな回転反力が作用する。そして、この回
転反力と、この回転反力に直交する衝撃力の反力との合
力Fが、第7図に示すように、ビット4…に垂直軸に対
して傾斜して作用するが、この合力Fは外周側のビット
4…ほど傾斜して作用する。一方、ビット4…は、植設
されるブロック5a,5bの先端面に対して垂直な力(垂直
軸に対して平行な力)に対しては破損強度が強いが、力
が斜めに作用するほど、強度が弱くなり、破損や脱落が
生じ易い。したがって、上記掘削工具では、外周側のビ
ット4…に破損や脱落が生じ易いという欠点があった。
「発明の目的」 この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、外周
側のビットの破損や脱落を防止することができる掘削工
具を提供することを目的としている。
「課題を解決するための手段」 上記目的を達成するために、この発明の掘削工具は、
デバイスが掘削方向に回転した際に、このデバイスの外
周面より突出する両ブロックの直状端面の端部に、回転
方向前方に向かうに従って漸次デバイスの軸方向基端側
に向けて傾斜する傾斜面を形成するとともに、この傾斜
面にビットを該傾斜面に対して略垂直に植設したもので
ある。
「作用」 この発明の掘削工具にあっては、デバイスの外周面よ
り突出する両ブロックの直状端面の端部に形成された傾
斜面にビットを該傾斜面に体して略垂直に植設したの
で、掘削の際の回転反力と、この回転反力に直交する衝
撃力の反力との合力が傾斜面に植設されたビットに対し
てほぼ直角に作用するので、このビットの破損や脱落を
防止することができる。
「実施例」 第1図ないし第3図は、この発明の掘削工具の一実施
例を示す。なお、これらの図に示す掘削工具が第4図な
いし第7図に示す掘削工具と異なる点はブロックの形状
なので、この部分についてのみ説明し、他の構成につい
ては図示とその説明を省略する。
これらの図において符号10a,10bは一対のブロックを
示す。このブロック10a,10bは底面視略半円形状をなす
ものであり、その先端面(底面)は、ブロック軸3a,3b
側に位置して該ブロック軸3a,3bに直交する平面12a,12b
と、これら平面12a,12bの円弧状の稜線からデバイス2
の外周側に向けてデバイス2の軸方向基端側に傾斜する
面13a,13bと、これら面13a,13bの外側の円弧状の稜線か
らデバイス2の外周側に向けてデバイス2の軸方向基端
側に傾斜する面14a,14bと、デバイス2が掘削方向に回
転した際に、このデバイス2の外周面より突出するブロ
ック5a,5bの直状端面15a,15bの端部に、回転方向前方に
向かうに従って漸次デバイス2の軸方向基端側に向けて
傾斜して形成された傾斜面16a,16bとから構成されてい
る。これら傾斜面16a,16bの垂直軸に対する傾斜角は、
この実施例では45゜に設定されているが、この傾斜角は
これに限定されるものでなく、ブロック10a,10bの形
状、大きさ、デバイス2の回転速度等により適宜設定さ
れるものである。
上記平面12a,12b、面13a,13b、14a,14bには、それぞ
れ超硬チップからなる複数のビット4…がそれぞれ面に
対して垂直に植設されるとともに、傾斜面16a,16bにも
該傾斜面16a,16bに対して垂直に複数のビット4…が植
設されている。
上記のような掘削工具において、デバイス2を掘削方
向に回転させると、ブロック10a,10bがブロック軸3a,3b
を軸として回動し、ブロック10a,10bの直状端面15a,15b
の一端部に形成された傾斜面16a,16bがデバイス2の外
周面より突出するとともに、直状端面15a,15bの一部が
互いに当接してブロック10a,10bの回動が停止し、この
状態でブロック10a,10bがデバイス2の回転力を受け
て、ビット4…により地中を掘削し、さらに、ハンマの
衝撃力により地中を前進する。
この際、第3図に示すように、回転反力と、この回転
反力に直交する衝撃力の反力との合力Fが傾斜面16a,16
bに植設されたビット4…に垂直軸に対して最も傾斜し
て作用するが、これらのビット4…は傾斜面16a,16bに
ほぼ垂直に植設されているので、上記合力Fがビット4
…に対してほぼ直角に作用示す、よって、ビット4…の
破損や脱落を防止することができる。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明の掘削工具によれば、
デバイスが掘削方向に回転した際に、このデバイスの外
周面より突出する両ブロックの直状端面の端部に、回転
方向前方に向かうに従って漸次デバイスの軸方向基端側
に向けて傾斜する傾斜面を形成するとともに、この傾斜
面にビットを該傾斜面に体して略垂直に植設したので、
掘削の際の回転反力と、この回転反力に直交する衝撃力
の反力との合力が外周側のビットに対してほぼ直角に作
用するので、このビットの破損や脱落を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】 第1図ないし第3図はこの発明の掘削工具の一実施例を
示すものであり、第1図および第2図はブロックの底面
図、第3図は掘削状態における掘削工具の要部の断面
図、第4図ないし第7図は従来の掘削工具の一例を示す
ものであり、第4図は掘削工具断面図、第5図および第
6図は同底面図、第7図は掘削状態における掘削工具の
要部の断面図である。 1……ハンマシリンダ、2……デバイス、 3a,3b……ブロック軸、4……ビット、 10a,10b……ブロック、 15a15b……直状端面、 16a,16b……傾斜面。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハンマの衝撃力およびハンマシリンダの回
    転力を受けるデバイスの底面に、該デバイスの中心に対
    して点対称にそれぞれブロック軸を軸回りに回動自在に
    嵌入し、それぞれのブロック軸の先端部に、上記デバイ
    スの径とほぼ同径の略半円形状をなしかつ先端面にビッ
    トが植設されたブロックをそれぞれの直状端面を対向さ
    せて設け、上記ブロック軸の位置を、上記デバイスが掘
    削方向に回転した際に、上記両ブロックのそれぞれ一方
    の端部が共にデバイスの外周面より所定の掘削量分だけ
    突出し、かつその際に両ブロックの直状端面が互いに当
    接するようデバイスの中心から偏心させてなる掘削工具
    において、 上記デバイスが掘削方向に回転した際に、このデバイス
    の外周面より突出する両ブロックの直状端面の端部に、
    回転方向前方に向かうに従って漸次デバイスの軸方向基
    端側に向けて傾斜する傾斜面を形成するとともに、この
    傾斜面にビットを該傾斜面に対して略垂直に植設したこ
    とを特徴とする掘削工具。
JP4823390A 1990-02-28 1990-02-28 掘削工具 Expired - Lifetime JP2730253B2 (ja)

Priority Applications (12)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4823390A JP2730253B2 (ja) 1990-02-28 1990-02-28 掘削工具
CA002036602A CA2036602C (en) 1990-02-28 1991-02-19 Excavation tool
AU71288/91A AU629104B2 (en) 1990-02-28 1991-02-21 Excavation tool
US07/660,546 US5113954A (en) 1990-02-28 1991-02-25 Excavation tool
NO910732A NO300742B1 (no) 1990-02-28 1991-02-25 Boreverktöy
FI910955A FI91551C (fi) 1990-02-28 1991-02-27 Kaivintyökalu
DE69103442T DE69103442T2 (de) 1990-02-28 1991-02-28 Ausgrabungswerkzeug.
ZA911493A ZA911493B (en) 1990-02-28 1991-02-28 Excavation tool
KR1019910003311A KR950012431B1 (ko) 1990-02-28 1991-02-28 굴착 공구
ES91103041T ES2062581T3 (es) 1990-02-28 1991-02-28 Herramienta de excavacion.
EP91103041A EP0444682B1 (en) 1990-02-28 1991-02-28 Excavation tool
HK48395A HK48395A (en) 1990-02-28 1995-03-30 Excavation tool

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4823390A JP2730253B2 (ja) 1990-02-28 1990-02-28 掘削工具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03250189A JPH03250189A (ja) 1991-11-07
JP2730253B2 true JP2730253B2 (ja) 1998-03-25

Family

ID=12797727

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4823390A Expired - Lifetime JP2730253B2 (ja) 1990-02-28 1990-02-28 掘削工具

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2730253B2 (ja)
ZA (1) ZA911493B (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
ZA911493B (en) 1991-12-24
JPH03250189A (ja) 1991-11-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2730253B2 (ja) 掘削工具
JP3014349B2 (ja) 掘削工具
JP3428430B2 (ja) ケーシングカッタおよびケーシングカッタ用ビット
JP2002364282A (ja) 掘削工具及びそれを用いたアンカー工法
JP4043685B2 (ja) 掘削装置
JP3067237B2 (ja) 掘削工具
JP2910636B2 (ja) カッタービットの交換方法及びカッタービットの取付け構造
JP3067482B2 (ja) 掘削工具
JP2882069B2 (ja) 掘削工具
JP2779665B2 (ja) 削孔装置
JPS59228587A (ja) ケ−シングカツタ−
JP4405043B2 (ja) 掘削工具
JP2713266B2 (ja) 掘削工具
JP2836322B2 (ja) 掘削工具
JP2002285778A (ja) 掘削装置
JP3075093B2 (ja) 掘削工具
JP2822683B2 (ja) 掘削工具
JP2004232422A (ja) 掘削工具およびボーリング削孔装置
JPH08210070A (ja) 掘削装置
JP3191574B2 (ja) 掘削工具
JP3597227B2 (ja) 掘削装置
JPH10331560A (ja) 掘削装置
JP2926838B2 (ja) 掘削工具
JPS63219792A (ja) 掘削装置
JP2785421B2 (ja) 掘削工具

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071219

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081219

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081219

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 12

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091219

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 12

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091219

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101219

Year of fee payment: 13

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101219

Year of fee payment: 13