JP2730040B2 - Ncデータ作成方法 - Google Patents
Ncデータ作成方法Info
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- JP2730040B2 JP2730040B2 JP63056952A JP5695288A JP2730040B2 JP 2730040 B2 JP2730040 B2 JP 2730040B2 JP 63056952 A JP63056952 A JP 63056952A JP 5695288 A JP5695288 A JP 5695288A JP 2730040 B2 JP2730040 B2 JP 2730040B2
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- Japan
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- program
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- processing
- machining
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Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、NCデータ作成方法に関し、特にホスト計算
機でNC工作機械を運転するためのNCデータを作成すると
同時に、工作機械に転送することにより、作成したデー
タを記憶するメモリを不要にし、かつ作成したデータの
管理を不要にすることができるNCデータ作成方法に関す
る。
機でNC工作機械を運転するためのNCデータを作成すると
同時に、工作機械に転送することにより、作成したデー
タを記憶するメモリを不要にし、かつ作成したデータの
管理を不要にすることができるNCデータ作成方法に関す
る。
従来の技術 従来、数値制御加工機で加工する場合には、自動プロ
グラミング装置等のNCデータ作成装置によりNCプログラ
ムを作成し、それを紙テープまたは伝送装置(例えば、
RS232C)等を利用して、数値制御装置のメモリに一旦記
憶させて、そのメモリから順次プログラムを読み出し、
それを工作機械に入力して運転する方法、あるいは工作
機械から遠隔地にあるリモートバッファ装置等にNCプロ
グラムを一旦記憶して、そのバッファ装置から作成機械
に接続されたラインを介して簡易オンライン運転を行う
方法が、最も一般的であった。
グラミング装置等のNCデータ作成装置によりNCプログラ
ムを作成し、それを紙テープまたは伝送装置(例えば、
RS232C)等を利用して、数値制御装置のメモリに一旦記
憶させて、そのメモリから順次プログラムを読み出し、
それを工作機械に入力して運転する方法、あるいは工作
機械から遠隔地にあるリモートバッファ装置等にNCプロ
グラムを一旦記憶して、そのバッファ装置から作成機械
に接続されたラインを介して簡易オンライン運転を行う
方法が、最も一般的であった。
しかし、従来のようなメモリ運転を行う場合には、メ
モリ容量に制限があるため、大きなNCプログラムで加工
する時には、NCプログラムを容易に合わせて分割する不
便さがあり、また固定的NCプログラムによる運転、つま
りNCプログラムをメモリやバッファ等に一旦記憶させて
固定させ、それにより工作機械を運転しているため、加
工の進行状況を知ることが難かしく、また作業管理上も
問題があった。
モリ容量に制限があるため、大きなNCプログラムで加工
する時には、NCプログラムを容易に合わせて分割する不
便さがあり、また固定的NCプログラムによる運転、つま
りNCプログラムをメモリやバッファ等に一旦記憶させて
固定させ、それにより工作機械を運転しているため、加
工の進行状況を知ることが難かしく、また作業管理上も
問題があった。
従来、この種のNCプログラム作成方法としては、例え
ば、特開昭62−25202号公報に示すように、1つの工具
で加工する工具軌跡を1エレメントとして分割し、作業
割付け情報により加工用NCプログラムを編集する方法が
ある。この方法では、加工手順や使用機械を変更する場
合にも、パートプログラムから作成し直さずにNCデータ
を供給できるようにしており、1つの工具で加工する範
囲を単位として、これらを組合わせたNCデータの作成を
自由に行えるので、時々刻々と変動する作業に対して
も、設備稼動率の向上、生産効率の向上を図ることがで
きる。
ば、特開昭62−25202号公報に示すように、1つの工具
で加工する工具軌跡を1エレメントとして分割し、作業
割付け情報により加工用NCプログラムを編集する方法が
ある。この方法では、加工手順や使用機械を変更する場
合にも、パートプログラムから作成し直さずにNCデータ
を供給できるようにしており、1つの工具で加工する範
囲を単位として、これらを組合わせたNCデータの作成を
自由に行えるので、時々刻々と変動する作業に対して
も、設備稼動率の向上、生産効率の向上を図ることがで
きる。
しかし、上述の方法においても、やはり1つの工具で
加工する範囲を単位として、プログラムをメモリに記憶
する必要があり、また小容量ながらメモリに記憶された
プログラムを管理する必要がある。従って、NCプログラ
ムを記憶するメモリを不要にし、かつNCプログラムを管
理する手間をなくすことが望ましい。
加工する範囲を単位として、プログラムをメモリに記憶
する必要があり、また小容量ながらメモリに記憶された
プログラムを管理する必要がある。従って、NCプログラ
ムを記憶するメモリを不要にし、かつNCプログラムを管
理する手間をなくすことが望ましい。
本発明の目的は、これら従来の課題を解決し、固定的
なNCプログラムを存在させず、プログラム記憶用のメモ
リを不要にし、かつプログラムの管理を不要にして、大
容量のNCプログラムによる加工を可能にしたNCデータ作
成方法を提供することにある。
なNCプログラムを存在させず、プログラム記憶用のメモ
リを不要にし、かつプログラムの管理を不要にして、大
容量のNCプログラムによる加工を可能にしたNCデータ作
成方法を提供することにある。
構成 上記目的を達成するため、本発明のNCデータ作成方法
は、数値制御加工機を管理制御するホスト計算機でNCプ
ログラムを作成し、該NCプログラムを該数値制御加工機
に転送するためのNCデータ作成方法において、上記ホス
ト計算機は、該ホスト計算機に接続された記憶手段に格
納されている加工条件データと、該加工条件に従った切
断路のNCプログラムと、該NCプログラムに付加されるヘ
ッダー部構文および終了部構文のデータとを基に、先ず
上記加工条件データから部品の総加工数を算出し、該加
工条件データから各部品の配置位置を算出し、該配置位
置データより移動構文と原点設定構文を生成した後、直
ちに該加工条件データに従って所望の部品加工に必要な
NCデータを、予め定められた手順で、順次、上記数値制
御加工機に送出することに特徴がある。また、上記ホス
ト計算機に画面表示手段を設け、この画面表示手段に、
部品の総加工数と加工された部品個数と、現在加工中の
部品の切断路NCプログラムの送出状況とを表示すること
に特徴がある。
は、数値制御加工機を管理制御するホスト計算機でNCプ
ログラムを作成し、該NCプログラムを該数値制御加工機
に転送するためのNCデータ作成方法において、上記ホス
ト計算機は、該ホスト計算機に接続された記憶手段に格
納されている加工条件データと、該加工条件に従った切
断路のNCプログラムと、該NCプログラムに付加されるヘ
ッダー部構文および終了部構文のデータとを基に、先ず
上記加工条件データから部品の総加工数を算出し、該加
工条件データから各部品の配置位置を算出し、該配置位
置データより移動構文と原点設定構文を生成した後、直
ちに該加工条件データに従って所望の部品加工に必要な
NCデータを、予め定められた手順で、順次、上記数値制
御加工機に送出することに特徴がある。また、上記ホス
ト計算機に画面表示手段を設け、この画面表示手段に、
部品の総加工数と加工された部品個数と、現在加工中の
部品の切断路NCプログラムの送出状況とを表示すること
に特徴がある。
以下、本発明の実施例を、図面により詳細に説明す
る。
る。
第1図は、本発明の一実施例を示すNCデータ作成シス
テムと数値制御加工システムの全体ブロック図である。
テムと数値制御加工システムの全体ブロック図である。
第1図において、20がNCデータ(NCプログラム)を作
成するホスト制御システムであり、21が作成されたNCプ
ログラムにより制御される数値制御加工システムであ
る。NCデータ作成システム20内において、制御部1は後
述する処理を実行してNCプログラムを作成するものであ
り、この制御部1には、オペレータからの操作指令を入
力するためのキーボード2と、後述するNCデータファイ
ル,構文登録ファイルおよび中間処理ファイルを格納し
ている記録部3が接続されている。画面表示部5はCRT
ディスプレイ等であって、画面には制御部1からオペレ
ータに対する各種のメッセージおよび作業の進行状況を
表示する装置であり、この画面表示部5は表示制御部6
により制御される。また、制御部1に接続されているシ
リアルデータ入出力インタフェース7は、制御部1で作
成されたNCプログラムを数値制御加工システム21内のシ
リアルデータ入出力インタフェース9に送信する装置で
ある。数値制御加工システム21では、受信されたNCプロ
グラムがシリアルデータ入出力インタフェース9から数
値制御装置8に渡されると、数値制御装置8は入力され
たNCプログラムの解釈を行い、接続されている数値制御
工作機械10を駆動し、加工する。
成するホスト制御システムであり、21が作成されたNCプ
ログラムにより制御される数値制御加工システムであ
る。NCデータ作成システム20内において、制御部1は後
述する処理を実行してNCプログラムを作成するものであ
り、この制御部1には、オペレータからの操作指令を入
力するためのキーボード2と、後述するNCデータファイ
ル,構文登録ファイルおよび中間処理ファイルを格納し
ている記録部3が接続されている。画面表示部5はCRT
ディスプレイ等であって、画面には制御部1からオペレ
ータに対する各種のメッセージおよび作業の進行状況を
表示する装置であり、この画面表示部5は表示制御部6
により制御される。また、制御部1に接続されているシ
リアルデータ入出力インタフェース7は、制御部1で作
成されたNCプログラムを数値制御加工システム21内のシ
リアルデータ入出力インタフェース9に送信する装置で
ある。数値制御加工システム21では、受信されたNCプロ
グラムがシリアルデータ入出力インタフェース9から数
値制御装置8に渡されると、数値制御装置8は入力され
たNCプログラムの解釈を行い、接続されている数値制御
工作機械10を駆動し、加工する。
第1図からも明らかなように、NCデータ作成システム
20には、NCデータを作成する前の準備データや中間処理
のためのデータを格納する記録部3が存在するが、作成
されたNCプログラムを格納する記録部は存在しない。制
御部1で作成されたNCプログラムは、記録部を経由せず
に、直ちにシリアルデータ入出力インタフェース7に送
出される。
20には、NCデータを作成する前の準備データや中間処理
のためのデータを格納する記録部3が存在するが、作成
されたNCプログラムを格納する記録部は存在しない。制
御部1で作成されたNCプログラムは、記録部を経由せず
に、直ちにシリアルデータ入出力インタフェース7に送
出される。
第6図は、第1図における制御部の機能ブロック図で
ある。
ある。
制御部1は、第6図に示すように、総加工数算出部10
1と位置算出部102と構文生成部103とNCデータ編集送出
部104とから構成されている。これらの機能部101〜104
はいずれもプログラムで構成されており、1つのプロセ
ッサにより処理される。総加工数算出部101は加工され
る数量を算出するプログラムであり、位置算出部102は
加工すべき位置の座標値を算出するプログラムであり、
構文生成部103は送出するための宛先を付したヘッダや
終了文を付加して、記録部3に登録するプログラムであ
り、NCデータ編集送出部104はこれらのデータを編集し
てインタフェース7に送出するプログラムである。
1と位置算出部102と構文生成部103とNCデータ編集送出
部104とから構成されている。これらの機能部101〜104
はいずれもプログラムで構成されており、1つのプロセ
ッサにより処理される。総加工数算出部101は加工され
る数量を算出するプログラムであり、位置算出部102は
加工すべき位置の座標値を算出するプログラムであり、
構文生成部103は送出するための宛先を付したヘッダや
終了文を付加して、記録部3に登録するプログラムであ
り、NCデータ編集送出部104はこれらのデータを編集し
てインタフェース7に送出するプログラムである。
第2図は、第1図の制御部で作成されるNCプログラム
の構成を示す図である。
の構成を示す図である。
NCプログラムは、%(スタートを意味する)の送信
と、ヘッダー構文の送信と、移動構文の送信、基準切断
路のNCプログラムデータの送信、および加工を最初の位
置に戻すための原点復帰構文送信からなる1部品の加工
プログラムを総加工数分だけ複数のブロック送信した
後、終了構文を送信して、%(終りを意味する)を送信
することにより完了する。
と、ヘッダー構文の送信と、移動構文の送信、基準切断
路のNCプログラムデータの送信、および加工を最初の位
置に戻すための原点復帰構文送信からなる1部品の加工
プログラムを総加工数分だけ複数のブロック送信した
後、終了構文を送信して、%(終りを意味する)を送信
することにより完了する。
第3図は、本発明の一実施例を示すNCプログラムの転
送順序のフローチャートであり、第4図は、NCデータフ
ァイルを示す図であり、第5図は、構文登録ファイル構
造を示す図である。
送順序のフローチャートであり、第4図は、NCデータフ
ァイルを示す図であり、第5図は、構文登録ファイル構
造を示す図である。
第4図に示すように、NCデータファイル構造は、加工
条件データと基準切断路NCプログラムデータとで構成さ
れている。加工条件データは、配置座標X,Y,X方向ピッ
チと個数、Y方向ピッチと個数、移動速度、および切断
速度からなる。また、第5図に示すように、構文登録フ
ァイル構造は、NCプログラムのヘッダー部構文と終了部
構文をを登録している。これらは、いずれも第1図にお
ける記録部3に格納されている。
条件データと基準切断路NCプログラムデータとで構成さ
れている。加工条件データは、配置座標X,Y,X方向ピッ
チと個数、Y方向ピッチと個数、移動速度、および切断
速度からなる。また、第5図に示すように、構文登録フ
ァイル構造は、NCプログラムのヘッダー部構文と終了部
構文をを登録している。これらは、いずれも第1図にお
ける記録部3に格納されている。
NCデータ作成システム20から数値制御加工システム21
にNCデータを転送する場合には、先ず、第4図に示すNC
データファイルの加工条件データを読み込み、次式
(1)に従って総加工数を算出する(ステップ31)。
にNCデータを転送する場合には、先ず、第4図に示すNC
データファイルの加工条件データを読み込み、次式
(1)に従って総加工数を算出する(ステップ31)。
(総加工数)=(X個数)*(Y個数) ……(1) ここで、X個数とはX座標方向に計数した加工ブロッ
クの数であり、Y個数とはY座標方向に計数した加工ブ
ロック数である。また、*印は乗算を意味するので、結
局、総加工数はX,Y座標上の加工すべきブロック数とな
る。
クの数であり、Y個数とはY座標方向に計数した加工ブ
ロック数である。また、*印は乗算を意味するので、結
局、総加工数はX,Y座標上の加工すべきブロック数とな
る。
次に、%コードと記録部3から読み出した構文ファイ
ル中のヘッダー構文を送信した後(ステップ32)、加工
数nに初期値の‘0'を設定し(ステップ33)、加工数と
総加工数を比較する(ステップ34)。加工数が総加工数
に満たない場合には、配置座標への移動構文をイニシャ
ル文として登録した後(ステップ35)、機械原点の設定
構文をファイナル文として登録する(ステップ36)。す
なわち、ステップ35では、加工条件の配置座標、ピッ
チ、個数から加工数n番目の加工配置座標を次式(2)
により算出し、加工配置座標への移動構文(G90G01X_Y_
F_)を作成して登録する。ここで、G90はJISの絶対座標
上の移動を意味し、G01は直線移動を意味し、X_Y_は移
動先の座標値を示し、F_は移動速度(100/分)を示す。
ル中のヘッダー構文を送信した後(ステップ32)、加工
数nに初期値の‘0'を設定し(ステップ33)、加工数と
総加工数を比較する(ステップ34)。加工数が総加工数
に満たない場合には、配置座標への移動構文をイニシャ
ル文として登録した後(ステップ35)、機械原点の設定
構文をファイナル文として登録する(ステップ36)。す
なわち、ステップ35では、加工条件の配置座標、ピッ
チ、個数から加工数n番目の加工配置座標を次式(2)
により算出し、加工配置座標への移動構文(G90G01X_Y_
F_)を作成して登録する。ここで、G90はJISの絶対座標
上の移動を意味し、G01は直線移動を意味し、X_Y_は移
動先の座標値を示し、F_は移動速度(100/分)を示す。
(Yの加工位置)=(加工数)÷(個数)(小数点以
下切り捨て) (Xの加工位置)=(加工数)−{(X個数)*(Y
の加工位置)} (加工配置座標)=(加工条件の配置座標)+{(ピ
ッチ)*(加工位置)} ……(2) また、ステップ36では、配置座標での原点設定を頭初
のワーク座標の原点に戻すための原点復帰構文(G92X_Y
_)を作成し、これを記録部3に登録する。ここで、G92
は、JISによる原点への移動を表すコードである。ステ
ップ37,38,39は、1つの部品を加工するNCプログラムを
構成しながら、これを送信するステップである。すなわ
ち、移動構文(イニシャル文)の送信を行い(ステップ
37)、NCデータファイル中の%から%までの間に存在す
る基準切断路NCプログラムデータの送信を行い(ステッ
プ38)、原点復帰構文(ファイナル文)の送信を行う
(ステップ39)。ステップ37と38と39により、1部品加
工分のNCプログラムが送出され、1部品の加工処理が終
了する。
下切り捨て) (Xの加工位置)=(加工数)−{(X個数)*(Y
の加工位置)} (加工配置座標)=(加工条件の配置座標)+{(ピ
ッチ)*(加工位置)} ……(2) また、ステップ36では、配置座標での原点設定を頭初
のワーク座標の原点に戻すための原点復帰構文(G92X_Y
_)を作成し、これを記録部3に登録する。ここで、G92
は、JISによる原点への移動を表すコードである。ステ
ップ37,38,39は、1つの部品を加工するNCプログラムを
構成しながら、これを送信するステップである。すなわ
ち、移動構文(イニシャル文)の送信を行い(ステップ
37)、NCデータファイル中の%から%までの間に存在す
る基準切断路NCプログラムデータの送信を行い(ステッ
プ38)、原点復帰構文(ファイナル文)の送信を行う
(ステップ39)。ステップ37と38と39により、1部品加
工分のNCプログラムが送出され、1部品の加工処理が終
了する。
次に、加工数をカウントアップして、再びステップ34
に戻り、加工数と総加工数との比較を行う(ステップ4
0,34)。そして、加工数が総加工数に達するまで、前記
ステップ36〜40を繰り返し、実行する。ステップ34で、
加工数が総加工数に等しくなると、構文登録ファイル中
の終了構文と最後に%コードを送信して(ステップ4
1)、NCプログラムの転送を終了する。
に戻り、加工数と総加工数との比較を行う(ステップ4
0,34)。そして、加工数が総加工数に達するまで、前記
ステップ36〜40を繰り返し、実行する。ステップ34で、
加工数が総加工数に等しくなると、構文登録ファイル中
の終了構文と最後に%コードを送信して(ステップ4
1)、NCプログラムの転送を終了する。
第7図は、第1図における画面表示部に表示される表
示例の図である。
示例の図である。
第1図において、制御部1で作成された構文やNCデー
タは、表示制御部6を介して画面表示部5に送出され、
ここで加工状況が表示されるので、扱者は画面を見てい
るだけで加工の進行状況を判断できる。
タは、表示制御部6を介して画面表示部5に送出され、
ここで加工状況が表示されるので、扱者は画面を見てい
るだけで加工の進行状況を判断できる。
第7図(a)は、表示画面の表示位置を示しており、
(b)は第4図のNCデータファイルの具体例を示してい
る。すなわち、NCデータファイルの加工条件データとし
て、配置座標X,Y,X方向ピッチと個数、Y方向ピッチと
個数、および移動速度が示されており、基準切断路NCプ
ログラムデータとして、%と%で囲まれた切断路のデー
タが示されている。
(b)は第4図のNCデータファイルの具体例を示してい
る。すなわち、NCデータファイルの加工条件データとし
て、配置座標X,Y,X方向ピッチと個数、Y方向ピッチと
個数、および移動速度が示されており、基準切断路NCプ
ログラムデータとして、%と%で囲まれた切断路のデー
タが示されている。
(a)の画面の最上段には、加工されている段階であ
ることが示され、左側には、総加工数6のうちの現在の
加工数2が表示され、その下に加工条件データが表示さ
れている。また、画面の右側には、データの転送量が示
され、約30%のNCデータが転送されたことを、グラフで
示している。
ることが示され、左側には、総加工数6のうちの現在の
加工数2が表示され、その下に加工条件データが表示さ
れている。また、画面の右側には、データの転送量が示
され、約30%のNCデータが転送されたことを、グラフで
示している。
このように、本実施例においては、加工に必要なNCプ
ログラムを作成しながら、これを数値制御装置に転送
し、直ちに加工を行わせるので、固定的なNCプログラム
を存在させずに、大容量のプログラムによる加工を行う
ことができる。固定的NCプログラムが存在しないため、
プログラム格納用のメモリは不要となり、かつNCプログ
ラムの管理も不要となる。
ログラムを作成しながら、これを数値制御装置に転送
し、直ちに加工を行わせるので、固定的なNCプログラム
を存在させずに、大容量のプログラムによる加工を行う
ことができる。固定的NCプログラムが存在しないため、
プログラム格納用のメモリは不要となり、かつNCプログ
ラムの管理も不要となる。
効果 以上説明したように、本発明によれば、NC装置のメモ
リ容量と関係なく、大容量のNCプログラムによる加工が
可能であり、加工に特有の固定的NCプログラムを存在さ
せないので、NCプログラムの管理が不要であり、またホ
スト制御計算機のCRT画面に加工進行状況が表示される
ので、扱者は加工状況を知ることができる。
リ容量と関係なく、大容量のNCプログラムによる加工が
可能であり、加工に特有の固定的NCプログラムを存在さ
せないので、NCプログラムの管理が不要であり、またホ
スト制御計算機のCRT画面に加工進行状況が表示される
ので、扱者は加工状況を知ることができる。
第1図は本発明の一実施例を示すNCデータ作成システム
と数値制御加工システムの全体構成図、第2図は第1図
における制御部で作成されるNCプログラムの全体を示す
図、第3図は第1図におけるNCプログラムの転送手順を
示すフローチャート、第4図は第1図の記録部に記録さ
れるNCデータファイルの構造を示す図、第5図は第1図
の記録部に記録される構文登録ファイルの構造を示す
図、第6図は第1図における制御部の機能ブロック図、
第7図は第1図における表示画面の表示例を示す図であ
る。 1:制御部、2:キーボード、3:記録部、5:画面表示部、6:
表示制御部、7,9:シリアルデータ入出力インタフェー
ス、8:NC制御装置、10:工作機械、20:NCデータ作成シス
テム、21:数値制御加工システム、101:総加工数算出
部、102:位置算出部、103:構文生成部、104:NCデータ編
集送出部。
と数値制御加工システムの全体構成図、第2図は第1図
における制御部で作成されるNCプログラムの全体を示す
図、第3図は第1図におけるNCプログラムの転送手順を
示すフローチャート、第4図は第1図の記録部に記録さ
れるNCデータファイルの構造を示す図、第5図は第1図
の記録部に記録される構文登録ファイルの構造を示す
図、第6図は第1図における制御部の機能ブロック図、
第7図は第1図における表示画面の表示例を示す図であ
る。 1:制御部、2:キーボード、3:記録部、5:画面表示部、6:
表示制御部、7,9:シリアルデータ入出力インタフェー
ス、8:NC制御装置、10:工作機械、20:NCデータ作成シス
テム、21:数値制御加工システム、101:総加工数算出
部、102:位置算出部、103:構文生成部、104:NCデータ編
集送出部。
Claims (1)
- 【請求項1】数値制御加工機を管理制御するホスト計算
機でNCプログラムを作成し、該NCプログラムを該数値制
御加工機に転送するためのNCデータ作成方法において、 上記ホスト計算機は、該ホスト計算機に接続された記憶
手段に格納されている加工条件データと、該加工条件に
従った切断路のNCプログラムと、該NCプログラムに付加
されるヘッダー部構文および終了部構文のデータとを基
に、先ず上記加工条件データから部品の総加工数を算出
し、該加工条件データから各部品の配置位置を算出し、
該配置位置データより移動構文と原点設定構文を生成し
た後、直ちに該加工条件データに従って所望の部品加工
に必要なNCデータを、予め定められた手順で、順次、上
記数値制御加工機に送出するとともに、 該ホスト計算機に画面表示手段を設け、該ホスト計算機
が算出した部品の総加工数と現在加工中の加工数を示す
加工進行状況と、該加工中のNCプログラムデータの転送
量とを同時に上記画面表示手段に表示することを特徴と
するNCデータ作成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63056952A JP2730040B2 (ja) | 1988-03-10 | 1988-03-10 | Ncデータ作成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63056952A JP2730040B2 (ja) | 1988-03-10 | 1988-03-10 | Ncデータ作成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01230102A JPH01230102A (ja) | 1989-09-13 |
JP2730040B2 true JP2730040B2 (ja) | 1998-03-25 |
Family
ID=13041881
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63056952A Expired - Lifetime JP2730040B2 (ja) | 1988-03-10 | 1988-03-10 | Ncデータ作成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2730040B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2862036B2 (ja) * | 1991-09-17 | 1999-02-24 | 三菱電機株式会社 | 数値制御装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5829009A (ja) * | 1981-08-13 | 1983-02-21 | Fanuc Ltd | 数値制御方式 |
JPS5942248A (ja) * | 1982-09-03 | 1984-03-08 | Mitsubishi Electric Corp | 数値制御加工方式 |
JPH0619672B2 (ja) * | 1984-09-19 | 1994-03-16 | 豊田工機株式会社 | 位置決め制御装置 |
JPS61221905A (ja) * | 1985-03-28 | 1986-10-02 | Okuma Mach Works Ltd | 数値制御装置における稼動モニタ表示方式 |
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-
1988
- 1988-03-10 JP JP63056952A patent/JP2730040B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH01230102A (ja) | 1989-09-13 |
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