JP2729857B2 - 火災警報装置及び火災警報システム - Google Patents

火災警報装置及び火災警報システム

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JP2729857B2
JP2729857B2 JP2339014A JP33901490A JP2729857B2 JP 2729857 B2 JP2729857 B2 JP 2729857B2 JP 2339014 A JP2339014 A JP 2339014A JP 33901490 A JP33901490 A JP 33901490A JP 2729857 B2 JP2729857 B2 JP 2729857B2
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義典 加納
郁夫 藤田
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HIBYA SOGO SETSUBI KK
KYASUTO KK
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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AICHI DENSHI KK
HIBYA SOGO SETSUBI KK
KYASUTO KK
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明はビル内における火災警報装置及び火災警報シ
ステムに関する。
【従来技術】
従来、高層ビルや高層集合住宅における火災警報装置
では、多数の箇所に配置された火災センサからの信号を
管理室に集め、火災警報盤上において、その位置をラン
プ表示することが行われているに過ぎない。
【発明が解決しようとする課題】
このため、管理室では、発火位置の特定を行うことが
できるものの、更に、細部の発火位置を直視的に認識す
ることは困難であった。 特に、ビルがより高層化しフロアが広大化した場合に
は、発火位置をイメージとしてとらえることが困難とな
る。たとえば、10階の食堂のどの部分から発火したかイ
メージ的に把握することは、その後の防火活動を迅速且
つ正確に行うには必要なことである。 又、従来の火災警報装置では、発火時にビル内に警報
ブザーが鳴ったり、発火場所を知らせるアナウンスが行
われたりする。しかし、ビル内に存在する人は、発火位
置が可視情報として与えられないため、発火位置と自分
の存在位置との関係をイメージとして正確にとらえるこ
とができない。この結果、発火後にどのような避難行動
をとればよいかとか、安全な避難をどの経路で行えばよ
いか的確に把握することが困難であった。 本発明は上記課題を解決するために成されたものであ
り、その目的は、ビル内の管理室、オフィス、廊下等の
多数の任意の場所において、又、集合住宅の場合には、
各世帯において、発火位置をテレビジョン画面上での可
視情報として把握することができるようにすることで、
ビル内に存在する人が発火位置を的確に把握することが
できるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための発明は、発火信号入力手
段、画像記憶手段、位置データ記憶手段、検索手段、抽
出手段、タイムベースコレクタ、マーク出力手段、ビデ
オインタフェース、表示手段、画像送出手段、ブロード
バンド伝送路と、端末装置、テレビジョン受信器とで構
成されている。 発火信号入力手段はビル内の多数の箇所に設置された
各火災センサから出力されるそれぞれの発火信号を入力
する手段である。 画像記憶手段はビル内の各フロアの見取図をアナログ
の映像信号としての静止ビデオ画像として記憶した手段
である。 位置データ記憶手段は各火災センサの設置位置を特定
するデータと、その設置位置を含む見取図を特定するデ
ータとを記憶した手段である。 検索手段は発火信号入力手段から入力された発火信号
を出力している火災センサを特定し、その特定された火
災センサの設置位置及び見取図を特定するデータを、位
置データ記憶手段に記憶されているデータを検索して求
める手段である。 抽出手段は、検索手段により求められた見取図を特定
するデータに基づいて画像記憶手段を検索して対応する
静止ビデオ画像を抽出する手段である。 タイムベースコレクタは、抽出手段により抽出された
1画面分の映像信号を入力して、AD変換してデジタル化
された濃淡レベルデータとして記憶し、記憶された濃淡
レベルデータを垂直、水平信号に同期して読み出し、DA
変換して映像信号を生成する装置である。 マーク出力手段は、検索手段により求められた発火信
号を出力している火災センサの設置位置を特定するデー
タに基づいて、抽出された静止ビデオ画像上の対応する
位置に発火位置を示すマークを合成するためのマークの
RGB信号を出力する手段である。 ビデオインタフェースは、タイムベースコレクタから
映像信号を入力し、マーク出力手段からRGB信号を入力
して、映像信号の垂直、水平同期信号に同期して、RGB
信号をDA変換し、映像信号にそのDA変換した信号を重畳
して合成静止ビデオ画像の映像信号を生成する装置であ
る。 表示手段はその合成静止ビデオ画像の映像信号により
その合成静止ビデオ画像を可視状態に表示する手段であ
る。 画像送出手段は合成静止ビデオ画像の映像信号をブロ
ードバンド伝送路によりビル内の多数の位置に設置され
たテレビジョン受信器に送出する手段である。 ブロードバンド伝送路は、合成静止ビデオ画像の映像
信号を伝送する周波数多重化伝送路である。 他の発明は、ブロードバンド伝送路に接続され、合成
静止ビデオ画像を受信し、テレビジョン受信器を作動状
態とし、その静止ビデオ画像をテレビジョン受信器の所
定チャンネルに表示する端末装置と、端末装置に接続さ
れ、静止ビデオ画像を表示するテレビジョン受信器とを
設けたシステムである。
【作用】
発火信号がある火災センサから出力されると、その信
号は信号入力手段によって取り込まれる。その発火信号
からその発火信号を出力している火災センサが特定さ
れ、特定された火災センサの設置位置及び見取図を特定
するデータが位置データ記憶手段に記憶されているデー
タを検索して求められる。 次に、検索された見取図を特定するデータに基づいて
画像記憶手段に記憶されているその見取図の静止画像が
抽出される。 そして、タイムベースコレクタにより、抽出された1
画面分の映像信号は、垂直、水平信号に同期して、AD変
換してデジタル化された濃淡レベルデータとして記憶さ
れ、記憶された濃淡レベルデータは垂直、水平信号に同
期して読み出され、DA変換して映像信号として出力され
る。 又、発火信号を出力している火災センサの設置位置を
特定するデータに基づいて、抽出された静止ビデオ画像
上の対応する位置に発火位置を示すマークを合成するた
めのマークのRGB信号がマーク出力手段から出力され
る。 そして、ビデオインタフェースにより、タイムベース
コレクタからの映像信号と、マーク出力手段からのRGB
信号を入力して、映像信号の垂直、水平同期信号に同期
して、RGB信号をDA変換し、映像信号にそのDA変換した
信号を重畳して合成静止ビデオ画像の映像信号が生成さ
れる。 このようにして、マークが合成された合成静止ビデオ
画像の映像信号が生成され、その映像信号に基づいて合
成静止ビデオ画像は表示手段により可視表示される。 さらに、その合成静止ビデオ画像の映像信号はブロー
ドバンド伝送路によりビル内の多数の位置に設置された
テレビジョン受信器に送出される。 このようにして、ビル内の管理センタ及びビルや集合
住宅の各場所に設置されたテレビジョン受像器におい
て、発火フロアの見取図と共に発火位置がその見取図上
に表示される。 この結果、ビル内に存在する人は、発火位置をイメー
ジとして把握することができるので、発火後の避難行動
を的確に行うことができる。 又、画像を表示する端末の選択が制御信号のアドレス
信号で行われ、端末装置におけるテレビジョン受信器を
作動状態とすること、そのテレビジョン受信器の受信チ
ャンネルを所定チャンネルに切換えることが、センタ装
置から送出される制御信号で実行される。
【実施例】
以下、本発明を具体的な一実施例に基づいて説明す
る。 第1図は本実施例に係る火災警報装置の構成を示した
ブロック図である。 1.センタ装置の構成 ビル内の多数の箇所には火災センサA1-A500が設置さ
れている。たとえば、各フロア毎に55個程度の火災セン
サが配設されている。 その多数の火災センサA1-A500の信号線は火災警報受
信盤16に集められている。その多数の火災センサA1-A50
0は、3〜4本毎に群別化されており、その各群が火災
警報区画に対応している。従って、本実施例の場合に
は、火災警報区画は126区画設けられている。そして、
その火災警報受信盤16は、火災センサA1-A500から出力
される信号B1-B500を入力して、発火した火災警報区画
に対応して126の発火信号D1-D126を火災警報端子盤14に
出力している。その火災警報区画毎に出力される発火信
号D1-D126は、火災信号端子盤14を介してインタフェー
ス12に入力し、CPU10により読み取られるように構成さ
れている。 そのCPU10には制御プログラム及び第6図に示すよう
に火災警報区画毎に出力される発火信号D1-D126毎に、
火災警報区画の属するフロア番号、そのフロアの見取図
の記憶されているレコード番号、見取図上の火災警報区
画の座標で構成される発火位置テーブルの記憶されたRO
M11及びデータを一時的に記憶するためのRAM13が接続さ
れている。 又、CPU10にはインタフェース38を介してTV受像器22
が接続されている。このTV受像器22において、CPU10に
よるメッセージ等が表示されると共に後述するように発
火位置マークの合成された見取図が写し出される。 又、CPU10にはアダプタ24を介して、ビデオフロッピ
ープレーヤー26が接続されており、ビデオフロッピー25
における記憶内容がビデオフロッピープレーヤー26によ
り選択的に読み取られる。 そのビデオフロッピー25には、第2図(a)、(b)
に例示的に示したように、各開フロアの見取図の静止画
像がアナログ信号として記憶されている。この各階の見
取図の静止画像は、CPU10から出力される読出信号S1に
よって、ビデオフロッピープレーヤー26によって指定ア
ドレスに記憶された静止画像が選択的に読み出される。 又、ビデオフロッピープレーヤー26にはタイムベース
コレクタ28が接続されている。ビデオフロッピープレー
ヤー26は、ビデオフロッピーに記憶されている1画面分
の静止画像を繰り返し読み出すことで、1画面分の映像
信号(NTSC)S2を繰り返し出力している。 タイムベースコレクタ28はビデオフロッピープレーヤ
ー26から出力された1画面分の映像信号S2を垂直同期信
号に同期し、水平同期信号を分周したタイミングでサン
プリングしてAD変換する。そして、映像信号S2のデジタ
ル化された濃淡レベルデータが画面上各画素に対応した
アドレスのメモリに記憶される。そして、そのメモリに
記憶された濃淡レベルデータが映像信号S2の垂直、水平
信号に同期して読出され、DA変換されて得られた映像信
号S3がビデオインタフェース30に出力される。 即ち、ビデオフロッピープレーヤー26からから読み出
される映像信号S2はモータ回転によりジッターを含んで
いる。従って、その映像信号S2の1画面分の画像を完全
な静止画像としてメモリに記憶して、再度、静的に読み
出すことで、映像信号S3にジッターが含まれるのを防止
している。 更に、CPU10にはインタフェース36を介してビデオイ
ンタフェース30が接続されている。CPU10は見取図上の
発火位置に対応した位置に発火位置マークの表示された
1画面(グラッフィク画像)をRGB信号S12として、ビデ
オインタフェース30に出力している。ビデオインタフェ
ース30はこのRGB信号S12を輝度信号に変換した後その輝
度信号を垂直同期信号に同期し、水平同期信号を分周し
たタイミングに同期して、サンプリングしてAD変換して
いる。そして、そのデジタル化されたデータはタイムベ
ースコレクタ28と同様にメモリに記憶される。 そして、ビデオインタフェース30は、タイムベースコ
レクタ28から出力される映像信号S3を入力し、その映像
信号S3の垂直、水平同期信号に同期して、メモリに記憶
されているCPU10からのマークを含む画像データを読み
出してDA変換する。そして、アナログの両映像信号を合
成して合成映像信号S4を映像分配器32に出力している。 この合成映像信号S4は、発火位置マークが見取図に合
成された第4図に示すようにな合成画像に対する映像信
号である。この時、発火位置マークを表示する位置の見
取図の部分は黒く色を抜き、発火位置マークが鮮明に表
示されるようにしている。 映像分配器32では、合成映像信号S4が2分配される。
一方の合成映像信号S5はTV受像器22に入力し、他方の合
成映像信号S6は映像信号送出リレー34を介してヘッドエ
ンド44に入力している。この映像信号送出リレー34はイ
ンタフェース40を介して、CPU10によりオンオフされ
る。 この結果、TV受像器22において、第4図に示す発火位
置マークを含む見取図の静止画像が表示される。 又、ヘッドエンド44にはモデム42の出力信号が入力し
ている。モデム42は、CPU10の出力する制御データS7をR
Fの制御信号S8に変換する装置である。 ヘッドエンド10にはブロードバンド伝送路46が接続さ
れており、制御信号S8及び合成映像信号S6はヘッドエン
ド44にて所定のデータチャンネル及び所定の映像チャン
ネルの周波数に変換された後、周波数多重化信号S9とし
て伝送路46に出力される。 又、伝送路46には分岐器50が接続されており、分岐器
50を介して端末装置T1が接続されている。 端末装置T1は分配器52を有しており、伝送路46から分
岐した周波数多重化信号S9は分配器52に入力する。そし
て、分配器52により分配された一方の周波数多重化信号
S10はRFモデル54に入力し、他方の周波数多重化信号S11
はRFコンバータ56に入力している。 RFモデム54はデータチャンネルの信号を分離して復調
し、シリアルのデジタル制御データS2に変換している。
この制御データS12は、インタフェース58を介して、CPU
60によって読み取られる。 CPU60には制御プログラムを記憶したROM62、RAM64が
接続されている。CPU60は制御データS12から送信先アド
レスを解析したり、RFコンバータ56の受信チャンネルを
指定したり、TV受信器66の電源をオンとする制御を行
う。 又、RFコンバータ56は指定されたチャンネルにおける
信号を選別すると共にその選別された信号をTV受像器66
の所定チャンネルの周波数に変換する。 そして、TV受像器66において、ヘッドエンドから送出
された発火位置を含む見取図の画像が表示される。 2.発火検出 次に、CPU10の処理手順を第5図のフローチャートに
従って説明する。 ステップ100において、火災警報区画に対応した発火
信号D1-D126のレベルが読み込まれる。 次に、ステップ102において、その信号が高レベルか
否かが判定される。信号が高レベルの時、発火信号を意
味する。高レベルでなければ、その火災警報区画は発火
していないので、ステップ100に戻り、次の発火信号が
入力される。そして、同様に、ステップ102で信号のレ
ベル判定が行われる。 このように、正常時には、ステップ100、102の繰り返
しにより、常時、発火信号D1-D126の出力信号のレベル
が監視されている。 次に、ステップ102で信号が高レベルであると判定さ
れると、その火災警報区画は火災発生と判定される。 3.合成画像の生成 ステップ104において、その発火信号の入力点番号
(インタフェース12の入力アドレス)から、ROM11に記
憶された第6図に示す発火位置テーブルが検索され、そ
の発火信号を出力している火災警報区画の位置に関する
データが読み取られる。 次にステップ106において、検索データの内、発火し
ている火災警報区画の存在するフロアの見取図を記憶し
たレコードNo.がアダプタ24に出力される。アダプタ24
はこのレコードNo.に応じて、ビデオフロッピープレー
ヤー26にアクセス信号を出力する。これにより、対応す
る見取図の画像がビデオフロッピー25から読み出され
る。たとえば、発火した火災警報区画が9階であれば、
第2図(b)に示す見取図が読み出される。 次に、ステップ108において、見取図の表示領域に対
応した1画面上において、第3図に示すように、発火位
置テーブルから検索された火災警報区画の座標に対応す
る位置に発火位置マークの画像が生成される。 次に、ステップ110に移行して、この発火位置マーク
の配置された1画面分のRGB信号S4がビデオインタフェ
ース30に出力される。 4.合成画像の送出 そして、ビデオインタフェース30では、上述したよう
に、見取図上に発火位置マークが合成された画像が生成
される。たとえば、第4図に示す合成画像が得られる。
このとき、発火位置マークの合成される背景部は黒抜き
となる。そして、ビデオインタフェース30からはその合
成画像に対応して合成映像信号S4が出力される。 この合成映像信号S4は映像分配器32を介してTV受像器
22に入力され、そのTV受像器22において、第4図に示す
合成画像がTV受像器22に写し出される。これによって、
管理室の警備員は発火位置をイメージとして把握するこ
とが可能となる。 次に、ステップ112において、映像信号送出リレー34
をオンとする制御信号が出力される。これにより、映像
信号送出リレー34はオンとなり、映像分配器32から出力
された合成映像信号S6はヘッドエンド44に出力される。 次に、ステップ114において、端末装置T1等を制御す
るための制御データが出力される。この制御データは、
第7図に示すようにスタートビット、送信先端末を指定
するアドレスデータ、コマンドデータから成る。たとえ
ば、全端末を対象して送信する場合には、アドレスデー
タは全端末を対象とする全端末指定アドレス(全アドレ
スビットが「1」)となる。又、コマンドデータは端末
のTV受像器66等の電源をオンとするための電源オンコマ
ンド及びTV受像器66等のチャンネルを指定するチャンネ
ル指定コマンドから構成されている。 このようにして、制御データS7及び合成映像信号S6
は、周波数多重化信号S9として、ブロードバンド伝送路
46に送出されることになる。 5.端末装置での処理 次に、端末装置のCPU60の処理手順を第8図のフロー
チャートに従って説明する。 ステップ200と202の繰り返しにより、データ入力の有
無が監視される。ステップ202でデータ入力有りと判定
されると、ステップ204でアドレスデータが解析され
る。そして、ステップ206で、アドレスデータから自己
端末指定又は全端末指定が行われたいるか否かが判定さ
れる。自己端末指定でも全端末指定でもない場合には、
ステップ200に戻り、データの入力の監視が継続され
る。 自己端末指定又は全端末指定と判定された場合には、
ステップ208でコマンドデータが解析される。 そして、ステップ210で電源オンコマンド有りと判定
されると、ステップ212において、TV受像器66に電源を
オンとする電源オン信号が出力され、TV受像器66に電源
が投入される。 又、ステップ214において、チャンネル指定コマンド
有りと判定されると、ステップ216において、RFコンバ
ータ56にその変換チャンネルを指定するチャンネル指定
信号が出力される。これにより、RFコンバータ56は多重
化信号S11の変換チャンネルを指定チャンネルに設定す
る。この結果、TV受像器66には、第4図に示す発火位置
マークの合成された見取図が表示される。この時、発火
を報知する音声も出力される。 このようにして、ビル内の多数の箇所に設置されたTV
受像器66等に発火位置マークの表示された見取図が表示
され、ビル内に居住する人に発火位置をイメージとして
知らせることが可能となる。 尚、上記実施例では静止画像を記憶する媒体としてビ
デオフロッピーが用いられているが、光ディスク等の媒
体を用いても良い。
【発明の効果】
本発明は、ビル内の各フロアの見取図を静止ビデオ画
像として記憶し、発火を検出した火災センサに対応し
て、見取図を選択し、その見取図上に発火位置マークを
表示した静止ビデオ画像を生成し、その合成静止ビデオ
画像を可視状態に表示すると共にブロードバンド伝送路
によりビル内の多数の位置に設置されたテレビジョン受
信器に送出するようにしている。 従って、ビル内の管理室の管理者やビル内に存在する
人は、発火位置をイメージとして把握することができ
る。よって、その後の防災、避難活動が円滑に行われる
という効果がある。 又、見取図を静止ビデオ画像として記憶しているの
で、見取図をビデオカメラで撮像するだけで、容易にそ
の静止ビデオ画像を作成できるという利点がある。 又、発火位置マークの合成された画像をTV映像信号と
して送出しているので、伝送速度が速い。 この発火位置マークの合成された画像は、TV受像器で
表示されるので、安価に火災警報システムが構成され
る。 又、画像記憶手段から読み出されるアナログの映像信
号は、読み出し時のモータ回転によりジッターを含んで
いるが、タイムベースコレクタにより、垂直、水平信号
に同期して、AD変換してデジタル化された濃淡レベルデ
ータとして記憶され、記憶された濃淡レベルデータは垂
直、水平信号に同期して読み出され、DA変換されて映像
信号として出力しているので、ジッターが含まれない完
全な静止画像の映像信号が得られ、画像品質を向上させ
ることができる。 又、マークは、RGB信号としてビデオインタフェース
に出力され、ビデオインタフェースにおいて、合成され
た静止ビデオ画像の映像信号が得られる。よって、画面
の所定位置におけるマークの出力及び合成が極めて容易
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の具体的な実施例に係る火災警報装置の
構成を示したブロック図。第2図は見取図の一例を示し
た説明図。第3図は発火位置マークを生成した画面を示
した説明図。第4図は発火位置マークの合成された合成
画像を示した説明図。第5図はセンタのCPUの処理手順
を示したフローチャート。第6図は発火位置に関するデ
ータを記憶したテーブルを示した説明図。第7図は制御
データの構成を示した説明図。第8図は端末のCPUの処
理手順を示したフローチャートである。
フロントページの続き (72)発明者 水野 信三 東京都港区芝5丁目37番8号 日比谷総 合設備株式会社内 (72)発明者 阿部 富五郎 愛知県名古屋市中区千代田2丁目24番18 号 愛知電子株式会社内 (72)発明者 加納 義典 愛知県名古屋市中区丸の内3丁目20番6 号 株式会社キャスト内 (72)発明者 藤田 郁夫 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−60098(JP,A) 特開 昭48−54897(JP,A) 特開 昭63−217887(JP,A) 特公 昭55−40915(JP,B2)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビル内の多数の箇所に設置された火災セン
    サから出力される発火信号を入力する発火信号入力手段
    と、 前記ビル内の各フロアの各見取図をアナログの映像信号
    としての静止ビデオ画像として記憶した画像記憶手段
    と、 前記各火災センサの設置位置を特定するデータと、その
    設置位置を含む前記見取図を特定するデータとを記憶し
    た位置データ記憶手段と、 前記発火信号入力手段から入力された発火信号を出力し
    ている火災センサを特定し、その特定された火災センサ
    の設置位置及び見取図を特定するデータを、前記位置デ
    ータ記憶手段に記憶されているデータを検索して求める
    検索手段と、 前記検索手段により求められた見取図を特定するデータ
    に基づいて前記画像記憶手段を検索して対応する静止ビ
    デオ画像を抽出する抽出手段と、 前記抽出手段により抽出された1画面分の前記映像信号
    を入力して、垂直、水平信号に同期して、AD変換してデ
    ジタル化された濃淡レベルデータとして記憶し、記憶さ
    れた濃淡レベルデータを垂直、水平信号に同期して読み
    出し、DA変換して映像信号を生成するタイムベースコレ
    クタと、 前記検索手段により求められた発火信号を出力している
    火災センサの設置位置を特定するデータに基づいて、抽
    出された前記静止ビデオ画像上の対応する位置に発火位
    置を示すマークを合成するための前記マークのRGB信号
    を出力するマーク出力手段と、 前記タイムベースコレクタから前記映像信号を入力し、
    前記マーク出力手段から前記RGB信号を入力して、前記
    映像信号の垂直、水平同期信号に同期して、前記RGB信
    号をDA変換し、前記映像信号にそのDA変換した信号に重
    畳して合成静止ビデオ画像の映像信号を生成するビデオ
    インタフェースと、 前記合成静止ビデオ画像の映像信号により、合成静止ビ
    デオ画像を可視状態に表示する表示手段と、 前記合成静止ビデオ画像の映像信号のブロードバンド伝
    送路によりビル内の多数の位置に設置されたテレビジョ
    ン受信器に送出する画像送出手段と、 前記合成静止ビデオ画像の映像信号を伝送する周波数多
    重化伝送路であるブロードバンド伝送路と、 前記ブロードバンド伝送路に接続され、前記合成静止ビ
    デオ画像の映像信号を受信し、テレビジョン受信器を作
    動状態とし、その静止ビデオ画像をテレビジョン受信器
    の所定チャンネルに表示する端末装置と、 前記端末装置に接続され、前記静止ビデオ画像を表示す
    るテレビジョン受信器と から成る火災警報システム。
  2. 【請求項2】前記画像送出手段は、前記静止ビデオ画像
    を受信する前記端末を特定するアドレス信号、前記端末
    に接続される前記テレビジョン受信器を作動状態とする
    作動信号及び前記テレビジョン受信器の受信チャンネル
    を変更させるチャンネル信号とから成る制御信号を変調
    して前記ブロードバンド伝送路に送出する制御信号送出
    手段を有し、 前記端末装置は、前記制御信号送出手段によっ送出され
    た制御信号を受信して、自己の端末が指定されている場
    合には、自己の端末に接続されているテレビジョン受信
    器を作動状態とし、受信チャンネルを指定のチャンネル
    に変更して、前記静止ビデオ画像を前記テレビジョン受
    信器に表示する制御装置を有することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の火災警報システム。
JP2339014A 1990-11-30 1990-11-30 火災警報装置及び火災警報システム Expired - Fee Related JP2729857B2 (ja)

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