JP2729241B2 - 太陽電池モジュールのラミネータ - Google Patents
太陽電池モジュールのラミネータInfo
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- diaphragm
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- solar cell
- laminator
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
Landscapes
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
- Photovoltaic Devices (AREA)
Description
を有する基板上にインターコネクトされた複数配列の太
陽電池セルを挟んで表面材と裏面材を加熱接着する太陽
電池モジュールのラミネータに関する。
インターコネクトされた複数個配列の太陽電池セル、充
填材および裏面材の順に重ねられたラミネート構造にな
っている。この種の太陽電池モジュールの作製には、積
層する素材を加熱接着するラミネータが用いられてい
る。従来のラミネータは、図3に示すように、平坦な加
熱面をもつヒータプレート100を、下側ハウジング1
01の上部開口部にほぼ面一に配備し、この下側ハウジ
ングに気密に結合される蓋部材102を備えている。
向する側にゴム製のダイヤフラム103が設けられてい
る。下側ハウジングと蓋部材の開口縁には、結合時の気
密を保持するためのパッキン104が取り付けられてい
る。また下側ハウジングの内部は、図示を省略した真空
ポンプに接続されており、ラミネート工程で真空引きさ
れる。ラミネート工程は、積層する素材を順にヒータプ
レート上に載置し、蓋部材を下側ハウジングに被せた後
に真空ポンプを作動させて、図3bに示す下側ハウジン
グ内を真空引きし、そしてヒータプレートを加熱して積
層する素材を加熱接着し、図3aに示す太陽電池モジュ
ール1を作製する。
平板状のヒータプレートを用いているため、曲面をもつ
ガラス基板への対応ができない。またヒータプレートを
曲面にして、曲面基板に適応させる場合、ある曲率をも
った異なるサイズの曲面基板だけしか使用することがで
きず、ラミネータの稼働率を低下させることになる。さ
らに異なる曲率の曲面基板による太陽電池モジュールを
多種少量生産する場合は、それぞれの曲面に適合したラ
ミネータを設備しなければならず、コトスアップの要因
となるなどの問題があった。本発明の目的は、平坦面ガ
ラスや異なる曲率の曲面ガラスなどの各種の表面形状を
もつ基板に適合した太陽電池モジュールのラミネータを
提供することである。
め、本発明の太陽電池モジュールのラミネータは、加熱
流体を収容し、該加熱流体の表面を覆うダイヤフラムを
有する液体容器と、該液体容器に気密に結合され、該液
体容器側のダイヤフラムに対峙して設けられたダイヤフ
ラムを有する密閉部材と、前記液体容器と密閉部材の結
合時に、前記液体容器側のダイヤフラムと密閉部材側の
ダイヤフラム間を真空引きする手段とを備え、前記液体
容器側のダイヤフラムと密閉部材側のダイヤフラム間を
真空引きする手段とを備え、前記液体容器側と密閉部材
側のダイヤフラム間に表面材、充填材、インターコネク
トされた太陽電池セル、充填材および裏面材の順に重ね
て加熱接着するようにした構成にある。また他の発明
は、上記発明において、液体容器内の加熱流体を循環さ
せる手段を備えている構成にある。
面材、充填材、インターコネクトされた太陽電池セル、
充填材および裏面材の順に重ね、この空間を真空引きす
る。素材面が平坦や曲面であっても、その表面形状に応
じてダイヤフラムが密着される。この状態において、加
熱液体により素材が加熱されて溶解し、脱泡されること
により、ラミネートされた太陽電池モジュールが作製さ
れる。
する。図1は本発明の太陽電池モジュールのラミネータ
の断面構成を示す。図2はシステムの全体構成を示す。
ラミネータ本体は、太陽電池モジュール1をラミネート
加工するもので、液体容器2に合成油などの加熱液体3
を収容し、この液体容器2の上部開口部を上下方向に可
動自在な密閉部材4によって覆うとともに、液体容器2
および密閉部材4のそれぞれの開口部にはパッキン6を
介してゴム製ダイヤフラム8が設けられている。
ときのダイヤフラム8間および密閉部材4の内部は、真
空ポンプ10に接続されており、それぞれに通じるライ
ン12には真空用バルブ14および16が配備されてい
る。またダイヤフラム間および密閉部材の内部は、真空
を解除するための大気導入ライン18が接続されてい
る。なお、19は大気導入ライン18に配備された大気
解放バルブである。液体容器2に接続された液体循環ラ
イン20には、液体を循環させるポンプ22および液体
の加熱/冷却装置24が配置されている。温度調節され
た加熱液体により、素材を均一に加熱するために、液体
循環ライン20は断熱処置を施し、かつ循環ラインでの
液体の圧力、流速が制御される。
ルブの開閉、密閉部材の開閉、液体の温度調節などのシ
ーケンスを実行するための制御系をもっている。この制
御系の動作を、太陽電池モジュールの製造工程の順に従
って説明する。まず、循環ポンプを作動させ、液体を循
環させた後、加熱/冷却装置を作動させ、所定の温度ま
で液体を加熱し、以後温度調節する。密閉部材の開閉、
大気解放、バルブの開閉、真空ポンプの発停などの各タ
イマーを所定のシーケンスに従ってセットする。密閉部
材2を開け、積層した素材を液体容器のダイヤフラム8
上に載せ、大気解放バルブ19を閉じ、真空用バルブ1
4,16を開ける。密閉部材2を閉じ、真空ポンプ10
を作動させ、密閉部材2と積層した素材を置いたダイヤ
フラム間の空間を真空引きする。このとき、素材の曲面
に応じてダイヤフラム8が密着され、続いてラミネート
工程が始まる。
体によりダイヤフラム8を介して与えられる熱エネルギ
ーで、ラミネート素材を溶解し、脱泡する。この工程の
終了後に、大気解放バルブ19を開け、真空用バルブ1
4,16を閉じて密閉部材8と、ダイヤフラム8間の圧
力が大気圧になったら、密閉部材2を開け、ラミネート
された太陽電池モジュールを取り出す。本実施例によれ
ば、液体容器内の加熱液体を循環ラインを通して温度調
節するように構成したことにより、液体容器内での加熱
液体の温度分布が均一になり、その結果素材を均一加熱
し、ラミネート加工不良が防止できる。
器側と密閉部材側のダイヤフラムが基板面の形状に追従
するので、一台で平坦面から異なる曲面をもつ太陽電池
モジュールのラミネートを行うことができることから、
同一ラインに設置することにより多種少量の太陽電池モ
ジュールを、ラミネータを変更することなく、生産が可
能になる。
断面構成を示し、図1aは使用準備の図、図1bは使用
中の図である。
す図である。
面構成を示し、図3aは使用準備の図、図3bは使用中
の図である。
体、4 密閉部材、6パッキン、8 ダイヤフラム、1
0 真空ポンプ、14,16 真空用バルブ、19 大
気解放バルブ、22 循環ポンプ、24 加熱/冷却装
置
Claims (2)
- 【請求項1】 加熱流体を収容し、該加熱流体の表面を
覆うダイヤフラムを有する液体容器と、該液体容器に気
密に結合され、該液体容器側のダイヤフラムに対峙して
設けられたダイヤフラムを有する密閉部材と、前記液体
容器と密閉部材の結合時に、前記液体容器側のダイヤフ
ラムと密閉部材側のダイヤフラム間を真空引きする手段
とを備え、前記液体容器側と密閉部材側のダイヤフラム
間に表面材、充填材、インターコネクトされた太陽電池
セル、充填材および裏面材の順に重ねて加熱接着するこ
とを特徴とする太陽電池モジュールのラミネータ。 - 【請求項2】 液体容器内の加熱流体を循環させる手段
を備えていることを特徴とする請求項1記載の太陽電池
モジュールのラミネータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4260848A JP2729241B2 (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | 太陽電池モジュールのラミネータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4260848A JP2729241B2 (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | 太陽電池モジュールのラミネータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0685307A JPH0685307A (ja) | 1994-03-25 |
JP2729241B2 true JP2729241B2 (ja) | 1998-03-18 |
Family
ID=17353598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4260848A Expired - Lifetime JP2729241B2 (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | 太陽電池モジュールのラミネータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2729241B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007201316A (ja) * | 2006-01-30 | 2007-08-09 | Kyocera Corp | 太陽電池モジュールの製造方法 |
JP5387119B2 (ja) * | 2009-04-28 | 2014-01-15 | トヨタ自動車株式会社 | ラミネート装置及び太陽電池モジュールの製造方法 |
CN111384189A (zh) * | 2018-12-11 | 2020-07-07 | 汉能新材料科技有限公司 | 一种太阳能电池板、太阳能电池板制造工艺和层压机 |
-
1992
- 1992-09-03 JP JP4260848A patent/JP2729241B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0685307A (ja) | 1994-03-25 |
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