JP2729167B2 - 代掻装置 - Google Patents

代掻装置

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JP2729167B2
JP2729167B2 JP7316157A JP31615795A JP2729167B2 JP 2729167 B2 JP2729167 B2 JP 2729167B2 JP 7316157 A JP7316157 A JP 7316157A JP 31615795 A JP31615795 A JP 31615795A JP 2729167 B2 JP2729167 B2 JP 2729167B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水田圃場の土を細砕
土するとともに、この細砕土の表面部を平らに整地する
代掻装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の代掻装置としては、たと
えば、機枠にロータリー作業体を回転自在に設け、この
ロータリー作業体の後方部に位置して第1の整地体を上
下動自在に配設支持し、この第1の整地体の後端部に第
2の整地体を上下動自在に軸支し、前記第1の整地体の
後端部に前記第2の整地体の前端部を回動可能に近接さ
せて連設した構成が知られている。そして、ロータリー
作業体にて水田圃場の土を細砕土するとともに、この細
砕土の表面部を第1の整地体及び第2の整地体にて順次
平らに整地するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の構成では、
第1の整地体と第2の整地体とは一連的に近接されてい
るので、整地する際には第1の整地体及び第2の整地体
にて細砕土の表面部が整地されるとともに、ロータリー
作業体側の前方に向けて押し寄せられる泥水によりロー
タリー作業体にて土中に埋め込れた夾雑物が浮上され、
この夾雑物が土中に埋め込まれないまま整地され、この
夾雑物が稲苗等の苗の植え付けの障害になることがあ
る、という問題がある。
【0004】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、第1の整地体と第2の整地体にて細砕土の表面
部の夾雑物を土中に確実に埋め込むことができる代掻装
置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の代掻装置
は、機枠と、この機枠に回転自在に設けられたロータリ
ー作業体と、このロータリー作業体の後方部に位置して
上下動自在に支持され前記ロータリー作業体から放出さ
れて盛り上がった細砕土を均して整地する第1の整地体
と、この第1の整地体の後方部に位置してこの第1の整
地体に上下方向に回動自在に軸支され整地作業時は略水
平状に設定されて前記第1の整地体にて整地された表面
部を苗の植え付け用に平らに整地する第2の整地体と、
を具備し、前記第1の整地体にこの第1の整地体の前側
下部から下方に突出されかつこの第1の整地体から後下
方に向かって傾斜して突され夾雑物を前記第2の整地
体に向けて案内する前後方向の多数のガイド棒を夾雑物
を押さえ込む間隔をおいて並設し、前記第2の整地体
の第2の整地体の前側下部から下方に突出されるとと
もに後端側を後下方に向かって傾斜して突され前記多
数のガイド棒にて案内された夾雑物を土中に誘導して
の第2の整地体にて平らに整地される表面部より深く
め込む前後方向の多数の誘導棒を夾雑物を押さえ込む間
隔をおいて並設したものである。
【0006】そして、機枠が進行されるとともにロータ
リー作業体が回転駆動されることにより、このロータリ
ー作業体にて水田圃場の土が順次細砕土されるととも
に、このロータリー作業体から放出されて盛り上がった
細砕土が第1の整地体にて順次均され、この第1の整地
体にて均されて整地された細砕土の表面部が第2の整地
体にて順次苗の植え付け用に平らに整地される。
【0007】この際、土中から浮上した夾雑物や、細砕
土の表面部に散在する夾雑物は、第1の整地体の前側下
部から下方に突出されるとともに後端側を後下方に向か
って傾斜して突出された多数のガイド棒にて押さえ込ま
れて第1の整地体の後下方の第2の整地体に向けて案内
されるとともに、第2の整地体の前側下部から下方に突
出されるとともに後端側を後下方に向かって傾斜して突
設された多数の誘導棒にてこの第2の整地体にて平らに
整地される表面部より深く土中に埋め込まれる。
【0008】したがって、第1の整地体及び第2の整地
体にて細砕土の表面部が順次均されて平らに整地される
とともに、多数のガイド棒及び誘導棒にて夾雑物が土中
に確実に埋め込まれ、稲苗等の苗の植え付けに備えるこ
とができる。
【0009】請求項2記載の代掻装置は、請求項1記載
の代掻装置において、多数のガイド棒は、第1の整地体
の前側上部に固着される左右方向の支持杆に間隔をおい
て固着され、かつ、第1の整地体に間隔をおいて形成さ
れた多数の挿通孔に上方から挿通して下方に突出される
とともに後端側を後下方に向かって傾斜して突されて
いるものである。
【0010】そして、多数のガイド棒は第1の整地体の
多数の挿通孔に上方から挿通して下方に突出されるとと
もに後端側を後下方に向かって傾斜して突出することに
より、この多数のガイド棒は第1の整地体に夾雑物を押
さえ込む間隔をおいて前側下部から後下方に向かって簡
単に傾斜して突されるものである。
【0011】請求項3記載の代掻装置は、請求項1記載
の代掻装置において、多数の誘導棒は、第2の整地体の
前側上部に固着される左右方向の支持杆に間隔をおいて
固着され、かつ、第2の整地体に間隔をおいて形成され
た多数の挿通孔に上方から挿通して下方に突出されると
ともに後端側を後下方に向かって傾斜して突されてい
るものである。
【0012】そして、多数の誘導棒は第2の整地体の多
数の挿通孔に上方から挿通して下方に突出されるととも
に後端側を後下方に向かって傾斜して突出することによ
り、この多数の誘導棒は第2の整地体に夾雑物を押さえ
込む間隔をおいて前側下部から後下方に向かって簡単に
傾斜して突されるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を添
付図面を参照して説明する。
【0014】図1において、1は機枠で、この機枠1
は、左右方向に長い円筒状の主フレーム2を有し、この
主フレーム2の両端部には相対して配設された左右の伝
動ケース3とブラケット(図示しない)の上端部がそれ
ぞれ一体に固着されている。また、前記主フレーム2の
両側部には相対して配設された左右の連結アーム4が前
下方に向かってそれぞれ一体に突出され、この左右の連
結アーム4の先端部にはロアピン5がそれぞれ突設され
ている。さらに、前記主フレーム2の中間部には入力軸
6を前方に向けて回転自在に突出したミッション7が設
けられている。
【0015】また、前記ミッション7の上部及び前記主
フレーム2には前後方向に長い連結フレーム8の中間部
が一体に固着され、この連結フレーム8の先端部には連
結ピン9が取付けられ、この連結フレーム8の後端部に
は支軸10にて円筒状のガイド体11が前後方向に回動自在
に軸支されている。
【0016】また、前記左右の伝動ケース3とブラケッ
トとの下端部間にはロータリー作業体12が回転自在に設
けられている。このロータリー作業体12は、前記左右の
伝動ケース3とブラケットとの下端部間に回転自在に軸
架された耕耘軸13を有し、この耕耘軸13の軸方向には間
隔をおいて多数の代掻き用の耕耘爪14が放射状に突設さ
れている。そして、前記ロータリー作業体12は、前記ミ
ッション7からの出力によって前記伝動ケース3内の連
動媒体を介して回転駆動されるようになっている。
【0017】つぎに、前記左右の伝動ケース3とブラケ
ットとの上部間には前記ロータリー作業体12の上方部を
被覆したカバー体15が一体に固着され、このカバー体15
の後端部には板状のゴムカバー体16の前端部が固着具17
にて一体に固着され、このゴムカバー体16の後端部には
第1の整地体18の前端部が固着具19にて一体に固着され
ている。
【0018】前記第1の整地体18は、図2及び図3に示
すように、左右方向に長い整地板20を有し、この整地板
20の前端部には前上方に向かって傾斜した左右方向の傾
斜板部21を介して前記ゴムカバー体16の後端部に固着さ
れた固着板部22が形成され、この整地板20の後端部には
後上方に向かって傾斜した左右方向の案内板部23が形成
されている。
【0019】また、前記整地板20の上部には左右方向に
長い断面略コ字形状の支持フレーム24が一体に固着さ
れ、この支持フレーム24の後端近傍部に位置して前記整
地板20には左右方向に間隔をおいて多数の挿通孔25が形
成されている。また、前記支持フレーム24の前側支持片
26にはスクリーン27が固着されている。
【0020】前記スクリーン27は、前記前側支持片26に
固着された左右方向に長い支持杆28を有し、この支持杆
28の長さ方向には前記多数の挿通孔25と同じ間隔をおい
て前後方向の多数のガイド棒29がそれぞれ一体に固着さ
れ、この多数のガイド棒29は前記多数の挿通孔25に上方
から下方に向かって挿通されて前記整地板20の下方に突
出されるとともに後端側が前記案内板部23より後下方に
向かって傾斜して突出されている。すなわち、前記多数
のガイド棒29は前記支持杆28に前記多数の挿通孔25を介
して夾雑物を押さえ込む間隔をおいて並設されている。
【0021】また、前記整地板20の左右方向の両端部に
は前後方向に長い連結側片30がそれそれ一体に固着さ
れ、この左右の連結側片30の後端部の連結部31は前記案
内板部23より後方に向かって突出されている。また、前
記支持フレーム24の左右方向の両側上部には一対の取付
片32がそれぞれ一体に固着され、この両側部の一対の取
付片32間には吊持杆33の下端部が支軸34にて回動自在に
軸支されている。
【0022】また、図1に示すように、前記主フレーム
2の両側部から後方に向かって支持アーム35が一体に突
出され、この左右の支持アーム35の後端部には案内孔36
を有する案内板37が一体に突出されている。また、前記
左右の案内板37の案内孔36には前記左右の吊持杆33が上
下動自在にかつ傾斜方向に回動自在に挿通され、この左
右の吊持杆33の上端部に位置調節自在に取着されたスト
ッパー38と前記案内板37との間の吊持杆33にはコイルス
プリング39がそれぞれ捲回され、このコイルスプリング
39にて左右の吊持杆33がそれぞれ上下回動自在に支持さ
れている。
【0023】つぎに、前記第1の整地体18の左右の連結
側片30の連結部31には第2の整地体40が左右方向の支軸
41にて上下方向に回動自在に軸支されている。この第2
の整地体40は、左右方向に長い整地板42を有し、この整
地板42の前端部には前上方に向かって傾斜した傾斜板部
43を介して前下方に向かって傾斜して前記多数のガイド
棒29の後端部に向かって突出された支持片部44が形成さ
れている。
【0024】また、前記整地板42の前端上部には左右方
向に長い断面略コ字形状の支持フレーム45が一体に固着
され、この支持フレーム45の後端近傍部に位置して前記
整地板42には左右方向に間隔をおいて多数の挿通孔46が
それぞれ形成されている。
【0025】また、前記支持フレーム45の前側支持片47
は前記傾斜板部43に固着され、この前側支持片47にはス
クリーン48が固着されている。このスクリーン48は、前
記前側支持片47に固着された左右方向に長い支持杆49を
有し、この支持杆49の長さ方向には前記多数の挿通孔46
と同じ間隔をおいて前後方向の多数の誘導棒50がそれぞ
れ一体に固着され、この多数の誘導棒50は前記多数の挿
通孔46に上方から下方に向かって挿通されて前記整地板
42の下方に突出されるとともに後端側がこの整地板42よ
り後下方に向かって傾斜して突出されている。すなわ
ち、前記多数の誘導棒50は前記支持杆49に前記多数の挿
通孔46を介して夾雑物を押さえ込む間隔をおいて並設さ
れている。
【0026】また、前記整地板42の前後方向の略中間部
には左右方向に長い断面偏平矩形状の補強フレーム51が
一体に固着され、この補強フレーム51の左右方向の両端
部及び前記整地板42の左右方向の両端部には前後方向の
連結側板52が相対して一体に固着され、この左右の連結
側板52の前端部が前記支軸41にて上下方向に回動自在に
軸支されている。
【0027】また、前記補強フレーム51の前端部と前記
支持片部44との間には案内板53が後上方に向かって傾斜
した状態で一体に固着され、この第2の整地体40の前端
部の前記案内板53と前記第1の整地体18の後端部の案内
板部23との間には排水口54が開口形成され、この排水口
54の下方の流入部55には前記後下方に向かって突出され
た多数のガイド棒29が臨まされて配設されている。
【0028】また、前記補強フレーム51の左右方向の略
中間上部には一対の取付片56が一体に突設され、この一
対の取付片56間には吊持杆57の下端部が支軸58にて前後
方向に回動自在に軸支されている。また、前記吊持杆57
の下部にはストッパー59が一体に突設され、この吊持杆
57の上部は前記ガイド体11内に上下動自在に挿通され、
この吊持杆57はガイド体11との関係で図示しない支持手
段にて上下動自在に支持されている。
【0029】また、前記ガイド体11を有する前記連結フ
レーム8の後端部と前記吊持杆57のストッパー59との間
の吊持杆57にはコイルスプリング60が捲回され、このコ
イルスプリング60にて吊持杆57は前記支持手段にて支持
された設定位置において上下動自在に支持されている。
しかして、前記第2の整地体40は、前記吊持杆57を上下
動調節することにより、前記支軸41を中心として上下方
向に回動され、整地作業時には略水平状に設定したり、
土寄せ作業時には下降回動して所定の傾斜角度に傾斜し
た状態に設定するようになっている。
【0030】つぎに、前記実施の形態の作用を説明す
る。
【0031】トラクタの左右のロアリンクAの後端部に
左右の連結アーム4のロアピン5を回動自在に連結する
とともに、トラクタのトップリンクBの後端部に連結フ
レーム8の連結ピン9を回動自在に連結し、さらに、ト
ラクタのPTO軸に動力伝達軸を介してミッション7の
入力軸6を連結する。
【0032】そして、トラクタにて機枠1が牽引進行さ
れるとともに、トラクタのPTO軸からの出力によって
動力伝達軸を介してミッション7の入力軸6が回転され
ると、このミッション7からの出力によって伝動ケース
3内の連動媒体を介してロータリー作業体12が回転駆動
され、このロータリー作業体12にて水田圃場の土が順次
細砕土されるとともに、この細砕土は、カバー体15にて
上方に向かって飛散することが防止されるとともに、ゴ
ムカバー体16に向かって放出される。
【0033】また、ゴムカバー体16にて受け止められた
細砕土及びゴムカバー体16の下方に盛り上った細砕土
は、第1の整地体18の傾斜板部21及び整地板20にて順次
均されて整地されるとともに、この細砕土の表面部は第
2の整地体40の傾斜板部43及び整地板42にて順次平らに
整地され、その表面部は図1及び図3の2点鎖線に示す
状態に平らに仕上げられる。
【0034】この際、第1の整地体18及び第2の整地体
40にて細砕土の整地とともに泥水をロータリー作業体12
側の前方に向けて押し寄せようとするが、この泥水は第
1の整地体18の後端部の案内板部23と第2の整地体40の
前端部の案内板53との間の排水口54から排出されるとと
もに、第2の整地体40の案内板53に案内されて第2の整
地体40の上面部から後方部に排出される。
【0035】したがって、第1の整地体18及び第2の整
地体40にてロータリー作業体12側の前方に向けて泥水を
押し寄せることがなく、ロータリー作業体12にて土中に
埋め込れた夾雑物を乱流によって浮上させることが防止
される。
【0036】また、排水口54の流入部55に流入しようと
する夾雑物は、第1の整地体18に設けられたスクリーン
27の多数のガイド棒29にて受け止められて排水口54に流
入することを防止されるとともに、この多数のガイド棒
29に受け止められた夾雑物や、細砕土の表面部に散在す
る夾雑物は、この多数のガイド棒29にて後下方の第2の
整地体40に向けて案内される。
【0037】すなわち、第1の整地体18の傾斜板部21及
び整地板20にて細砕土が整地される際には、この整地板
20から多数のガイド棒29が後下方に向かって傾斜して突
設されているので、この多数のガイド棒29の後部が土中
に進入した状態で整地される一方、この多数のガイド棒
29にて排水口54に流入する前に夾雑物が受け止められる
とともに、この夾雑物が多数のガイド棒29に沿って押さ
え込まれながら後下方の第2の整地体40に向けて案内さ
れる。
【0038】また、第2の整地体40に案内された各夾雑
物は、この第2の整地体40のスクリーン48の多数の誘導
棒50にて土中に深く埋め込まれる。すなわち、第2の整
地体40の傾斜板部43及び整地板42にて整地される際に
は、この整地板42から多数の誘導棒50が後下方に向かっ
て傾斜して突設されているので、この多数の誘導棒50が
土中に進入した状態で整地されるとともに、この多数の
誘導棒50にて各夾雑物がこの整地板42にて平らに整地さ
れる表面部より土中に深く埋め込まれる。
【0039】この際、各夾雑物は第1の整地体18の多数
のガイド棒29にて押さえ込みながら土中に押し付ける状
態で第2の整地体40に案内されることにより、この第2
の整地体40の傾斜板部43の前部に夾雑物が集中して夾雑
物が前方に向かって押し戻されたり、夾雑物が左右方向
に押し流されることがなく、夾雑物が多数のガイド棒29
に沿って十分に土中に埋め込まれる。
【0040】したがって、第1の整地体18及び第2の整
地体40にて細砕土が順次均されて平らに整地されるとと
もに、排水口54からの排水及び多数のガイド棒29及び多
数の誘導棒50にて夾雑物が土中に確実に埋設され、稲苗
等の苗の植え付けに備えることができる。
【0041】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、第1の整地体
にこの第1の整地体の前側下部から下方に突出されかつ
この第1の整地体から後下方に向かって傾斜して突
れ夾雑物を第2の整地体に向けて案内する前後方向の多
数のガイド棒を夾雑物を押さえ込む間隔をおいて並設
し、第2の整地体にこの第2の整地体の前側下部から
方に突出されるとともに後端側を後下方に向かって傾斜
して突され前記多数のガイド棒にて案内された夾雑物
を土中に誘導してこの第2の整地体にて平らに整地され
る表面部より深く埋め込む前後方向の多数の誘導棒を
雑物を押さえ込む間隔をおいて並設したので、第1の整
地体にてロータリー作業体から放出されて盛り上がった
細砕土を均して整地しながらこの第1の整地体の多数の
ガイド棒にて夾雑物を押さえ込んで第2の整地体に向け
てスムーズに案内できるとともに、第2の整地体にて第
1の整地体により整地された表面部を苗の植え付け用に
鎮圧して平らに整地しながらこの第2の整地体の多数の
誘導棒にて夾雑物を押さえ込んで土中に誘導しこの第2
の整地体により平らに整地された表面部より深く土中に
確実に埋め込むことができる。
【0042】この際、第2の整地体に並設した多数の誘
導棒はこの第2の整地体の前側下部から下方に突出され
るとともに後端側を後下方に向かって傾斜して突出した
ことにより、この多数の誘導棒は夾雑物を土中に埋め込
んだ状態でこの夾雑物からスムーズに引き抜くことがで
き、この第2の整地体による整地時に土中に埋め込まれ
た夾雑物が再び表面部に浮上して苗の植え付け障害にな
ることがなく、第2の整地体の前部に夾雑物が集中して
第2の整地体の前部にて夾雑物が押し戻されたり夾雑物
が左右方向に押し流されたり第2の整地体の前部に夾雑
物が詰まることを確実に防止することができる。したが
って、第2の整地体にて表面部を苗の植え付け用に平ら
に整地しながら多数のガイドにて案内された夾雑物
2の整地体の多数の誘導棒にて苗の植え付け障害になら
ないように土中深くスムーズに確実に埋め込むことがで
きる。
【0043】したがって、簡単な構成で夾雑物を土中に
埋設しつつ整然と整地することができる代掻装置を提供
することができる。
【0044】請求項2の発明によれば、多数のガイド棒
は、第1の整地体の前側上部に固着される左右方向の支
持杆に間隔をおいて固着され、かつ、第1の整地体に間
隔をおいて形成された多数の挿通孔に上方から挿通して
下方に突出されるとともに、後端側を後下方に向かって
傾斜して突されているので、第1の整地体に形成され
た多数の挿通孔に多数のガイド棒を挿通することによ
り、第1の整地体に支持杆に固着された多数のガイド棒
を後下方に向かって傾斜した状態に簡単に取り付けるこ
とができ、この多数のガイド棒はこのガイド棒を挿通し
たそれぞれの挿通孔にて確実に間隔を保持することがで
る。
【0045】請求項3の発明によれば、多数の誘導棒
は、第2の整地体の前側上部に固着される左右方向の支
持杆に間隔をおいて固着され、かつ、第2の整地体に間
隔をおいて形成された多数の挿通孔に上方から挿通して
下方に突出されるとともに、後端側を後下方に向かって
傾斜して突されているので、第2の整地体に形成され
た多数の挿通孔に多数の誘導棒を挿通することにより、
第2の整地体に支持杆に固着された多数の誘導棒を後下
方に向かって傾斜した状態に簡単に取り付けることがで
、この多数の誘導棒はこの誘導棒を挿通したそれぞれ
の挿通孔にて確実に間隔を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す代掻装置の側面図
である。
【図2】同上矢印方向からみた一部の平面図である。
【図3】同上a〜a線部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 機枠 12 ロータリー作業体 18 第1の整地体 25 挿通孔 28 支持杆 29 ガイド棒 40 第2の整地体 46 挿通孔 49 支持杆 50 誘導棒

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機枠と、この機枠に回転自在に設けられ
    たロータリー作業体と、このロータリー作業体の後方部
    に位置して上下動自在に支持され前記ロータリー作業体
    から放出されて盛り上がった細砕土を均して整地する
    1の整地体と、この第1の整地体の後方部に位置して
    の第1の整地体に上下方向に回動自在に軸支され整地作
    業時は略水平状に設定されて前記第1の整地体にて整地
    された表面部を苗の植え付け用に平らに整地する第2の
    整地体と、を具備し、 前記第1の整地体にこの第1の整地体の前側下部から
    方に突出されかつこの第1の整地体から後下方に向かっ
    て傾斜して突され夾雑物を前記第2の整地体に向けて
    案内する前後方向の多数のガイド棒を夾雑物を押さえ込
    む間隔をおいて並設し、 前記第2の整地体にこの第2の整地体の前側下部から
    方に突出されるとともに後端側を後下方に向かって傾斜
    して突され前記多数のガイド棒にて案内された夾雑物
    を土中に誘導してこの第2の整地体にて平らに整地され
    る表面部より深く埋め込む前後方向の多数の誘導棒を
    雑物を押さえ込む間隔をおいて並設したことを特徴とす
    る代掻装置。
  2. 【請求項2】 多数のガイド棒は、第1の整地体の前側
    上部に固着される左右方向の支持杆に間隔をおいて固着
    され、かつ、第1の整地体に間隔をおいて形成された多
    数の挿通孔に上方から挿通して下方に突出されるととも
    に後端側を後下方に向かって傾斜して突されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の代掻装置。
  3. 【請求項3】 多数の誘導棒は、第2の整地体の前側上
    部に固着される左右方向の支持杆に間隔をおいて固着さ
    れ、かつ、第2の整地体に間隔をおいて形成された多数
    の挿通孔に上方から挿通して下方に突出されるとともに
    後端側を後下方に向かって傾斜して突されていること
    を特徴とする請求項1記載の代掻装置。
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