JP2729093B2 - シート搬送装置 - Google Patents
シート搬送装置Info
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- JP2729093B2 JP2729093B2 JP1316420A JP31642089A JP2729093B2 JP 2729093 B2 JP2729093 B2 JP 2729093B2 JP 1316420 A JP1316420 A JP 1316420A JP 31642089 A JP31642089 A JP 31642089A JP 2729093 B2 JP2729093 B2 JP 2729093B2
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- Japan
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- sheet
- electrode
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- holding
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複写機、プリンタ等の静電記録装置の転写
紙、印刷機用の紙その他の平板状部材であるシート並び
に平面部を有する部材の平面を保持搬送する搬送装置に
関するものである。
紙、印刷機用の紙その他の平板状部材であるシート並び
に平面部を有する部材の平面を保持搬送する搬送装置に
関するものである。
複写機の転写紙を搬送する誘電体シートに縞模様の電
荷パターンを形成し、転写紙を保持して搬送する搬送装
置が例えば特開昭55−28016号公報により知られてい
る。
荷パターンを形成し、転写紙を保持して搬送する搬送装
置が例えば特開昭55−28016号公報により知られてい
る。
搬送部材に第９図に示すように移動方向にｘmmの帯電
領域とｘmmの非帯電領域を交互に形成して縞状に電荷を
帯電し、電気的に吸着保持して転写紙等のシートを搬送
する従来のシート搬送装置では、シートの吸着保持力が
搬送体とシートの密着面積に比例する。したがって搬送
体とシートの密着面積が少ない場合、例えば装置小型化
のために搬送体のシート搬送長さが短く、シートの前後
端が搬送体から離れシートの全面が搬送体に接触するこ
とができないような場合には吸着保持力が弱くなり、搬
送ずれ等を生じるという問題があった。
領域とｘmmの非帯電領域を交互に形成して縞状に電荷を
帯電し、電気的に吸着保持して転写紙等のシートを搬送
する従来のシート搬送装置では、シートの吸着保持力が
搬送体とシートの密着面積に比例する。したがって搬送
体とシートの密着面積が少ない場合、例えば装置小型化
のために搬送体のシート搬送長さが短く、シートの前後
端が搬送体から離れシートの全面が搬送体に接触するこ
とができないような場合には吸着保持力が弱くなり、搬
送ずれ等を生じるという問題があった。
本発明書ではシートという表現は転写紙や印刷紙等の
紙を含む平板状部材並びに平板状ではなくても搬送部材
の表面に接触して保持される平面を有する各種の被搬送
部材を含む広い意味で使用する。
紙を含む平板状部材並びに平板状ではなくても搬送部材
の表面に接触して保持される平面を有する各種の被搬送
部材を含む広い意味で使用する。
シートを搬送体により搬送ずれを生じないように搬送
する手段としてはエア吸引方式や、グリップ方式や、シ
ートと搬送体を含む層に電気二重層を形成して静電吸引
する電気二重層形式や、櫛形電極を搬送体に埋込む方式
等があるが、いずれも装置が複雑になったり、高い構成
部材を必要とする他各種の満足できない状態を生じると
いう問題があった。
する手段としてはエア吸引方式や、グリップ方式や、シ
ートと搬送体を含む層に電気二重層を形成して静電吸引
する電気二重層形式や、櫛形電極を搬送体に埋込む方式
等があるが、いずれも装置が複雑になったり、高い構成
部材を必要とする他各種の満足できない状態を生じると
いう問題があった。
本発明は、上記の従来の問題点を解消し、簡単な構成
でシートを確実かつ強力に保持し搬送できるシート搬送
装置を提供することを課題とする。
でシートを確実かつ強力に保持し搬送できるシート搬送
装置を提供することを課題とする。
本発明は、上記の課題を、シートの平面を接触保持す
る面を有するベルト状保持搬送部材を有するシート搬送
装置において、前記保持搬送部材に接する少なくとも２
つの電荷付与手段を設け、該電荷付与手段により前記保
持搬送部材表面に市松状の電荷密度パターンを形成する
ことを特徴とするシート搬送装置により解決した。
る面を有するベルト状保持搬送部材を有するシート搬送
装置において、前記保持搬送部材に接する少なくとも２
つの電荷付与手段を設け、該電荷付与手段により前記保
持搬送部材表面に市松状の電荷密度パターンを形成する
ことを特徴とするシート搬送装置により解決した。
本発明により、ベルト状搬送部材は移動中に２つの電
荷付与手段に接し、搬送部材が移動するに従い２つの電
荷付与手段により互いに別の場所が、即ち送り方向と直
交する方向に互いにずれた別の場所が帯電され、その際
各電荷付与手段により送り方向に異なる極性の帯電を行
うことにより搬送部材表面に市松状のパターンの帯電部
分が形成される。このため搬送部材の表面には移動方向
にもそれに交叉する横方向にも所定の間隔で交互に所定
の領域に極性の異なる帯電部分が形成され、従来の縞模
様のように横方向に延びる全く帯電されない部分を生ず
るということがなく、シートの電気的に吸引力をうける
面積が増大された。
荷付与手段に接し、搬送部材が移動するに従い２つの電
荷付与手段により互いに別の場所が、即ち送り方向と直
交する方向に互いにずれた別の場所が帯電され、その際
各電荷付与手段により送り方向に異なる極性の帯電を行
うことにより搬送部材表面に市松状のパターンの帯電部
分が形成される。このため搬送部材の表面には移動方向
にもそれに交叉する横方向にも所定の間隔で交互に所定
の領域に極性の異なる帯電部分が形成され、従来の縞模
様のように横方向に延びる全く帯電されない部分を生ず
るということがなく、シートの電気的に吸引力をうける
面積が増大された。
本発明により、搬送部材に接触するシートの長さが短
くても実質的に吸引される面積は非常に増大し、確実な
吸引保持の下での搬送が可能になった。
くても実質的に吸引される面積は非常に増大し、確実な
吸引保持の下での搬送が可能になった。
本発明は詳細を図に示す実施例に基づいて説明する。
第１図において、ベルト状保持搬送部材１が駆動ロー
ラ２と図示しない従動ローラとに巻掛けられるエンドレ
ス搬送ベルトとして形成される。エンドレス搬送ベルト
１は電子写真複写機の場合には感光体による転写位置に
転写紙を搬送する転写ベルトとして使用されることがで
きる。
ラ２と図示しない従動ローラとに巻掛けられるエンドレ
ス搬送ベルトとして形成される。エンドレス搬送ベルト
１は電子写真複写機の場合には感光体による転写位置に
転写紙を搬送する転写ベルトとして使用されることがで
きる。
搬送ベルト１を間にして駆動ローラ２に対向して電荷
付与手段として２つの電極板3aと3bが配置され、該電極
板3a、3bはいずれも櫛歯状に形成され、その櫛歯の先端
部が搬送ベルト１に接触している。第１電極板3aの櫛歯
の凹凸と第２電極3bの櫛歯の凹凸とは互いに逆になるよ
うにすなわち第１電極板3aの凹部と第２電極板3bの凸部
が、又第１電極板3a凸部が第２電極板3bの凹部と対応す
るように構成される。櫛歯状電極板3a、3bに代えて、第
２図に示すように、２つの電極ローラ13a、13bを使用す
ることができる。電極ローラ13a、13bは夫々電極板3a、
3bを歯が延びる方向と直交する軸線のまわりに回転して
形成される形状をもった凹凸を有するローラとして形成
される。すなわち電極ローラ3a、3bは夫々環状凹部が所
定の間隔で形成されている。電極ローラ13a、13bは搬送
ベルトに当接し、搬送ベルト１の移動に従って回転する
ように支持されている。電極ローラ13a、13bを用いるこ
とにより搬送ベルト１に継ぎ目がある場合でも、搬送ベ
ルト１に傷等の損傷が生ずるのを防止でき、搬送ベルト
１に与える影響を小さくできる。
付与手段として２つの電極板3aと3bが配置され、該電極
板3a、3bはいずれも櫛歯状に形成され、その櫛歯の先端
部が搬送ベルト１に接触している。第１電極板3aの櫛歯
の凹凸と第２電極3bの櫛歯の凹凸とは互いに逆になるよ
うにすなわち第１電極板3aの凹部と第２電極板3bの凸部
が、又第１電極板3a凸部が第２電極板3bの凹部と対応す
るように構成される。櫛歯状電極板3a、3bに代えて、第
２図に示すように、２つの電極ローラ13a、13bを使用す
ることができる。電極ローラ13a、13bは夫々電極板3a、
3bを歯が延びる方向と直交する軸線のまわりに回転して
形成される形状をもった凹凸を有するローラとして形成
される。すなわち電極ローラ3a、3bは夫々環状凹部が所
定の間隔で形成されている。電極ローラ13a、13bは搬送
ベルトに当接し、搬送ベルト１の移動に従って回転する
ように支持されている。電極ローラ13a、13bを用いるこ
とにより搬送ベルト１に継ぎ目がある場合でも、搬送ベ
ルト１に傷等の損傷が生ずるのを防止でき、搬送ベルト
１に与える影響を小さくできる。
第１電極板3a及び第１電極ローラ13aには第１交番電
圧発生器例えば電源4aが、第２電極板3b及び第２電極ロ
ーラ13bには第２交番電圧発生器例えば電源4bが接続さ
れ、例えば±2KV、周波数ｆの矩形状交番電圧が印加さ
れ、その際駆動ローラ２は対向電極として形成され電気
的に接地されている。
圧発生器例えば電源4aが、第２電極板3b及び第２電極ロ
ーラ13bには第２交番電圧発生器例えば電源4bが接続さ
れ、例えば±2KV、周波数ｆの矩形状交番電圧が印加さ
れ、その際駆動ローラ２は対向電極として形成され電気
的に接地されている。
電極板3a、3b又は電極ローラ13、13bは搬送ベルト１
に市松パターンの電荷を帯電し、市松状の電荷密度パタ
ーンを形成する。
に市松パターンの電荷を帯電し、市松状の電荷密度パタ
ーンを形成する。
第３図及び第４図において、第１図の駆動ローラ２の
代わりに接地部材12を配置し、該接地部材12の上を誘電
体よりなる搬送ベルト１を速度ｖ（mm/sec）で移動さ
せ、第１電極ローラ13aと第２電極ローラ13bを接地部材
12に対向する位置で搬送ベルト１に接触するように配置
する。第１電極ローラ13aと第２電極ローラ13bは互いに
間隔Ｌをおいて配置される。
代わりに接地部材12を配置し、該接地部材12の上を誘電
体よりなる搬送ベルト１を速度ｖ（mm/sec）で移動さ
せ、第１電極ローラ13aと第２電極ローラ13bを接地部材
12に対向する位置で搬送ベルト１に接触するように配置
する。第１電極ローラ13aと第２電極ローラ13bは互いに
間隔Ｌをおいて配置される。
第１電極ローラ13aに接続される第１交番電圧発生器4
a及び第２電極ローラ13bに接続される第２交番電圧発生
器4bにより例えば±2KV、周波数ｆ（Hz）の矩形状交番
電圧を印加すると、電極ローラ13a、13bにより搬送ベル
ト１の上には１ピッチの長さがｌ＝v/fである電荷密度
パターンが形成される。
a及び第２電極ローラ13bに接続される第２交番電圧発生
器4bにより例えば±2KV、周波数ｆ（Hz）の矩形状交番
電圧を印加すると、電極ローラ13a、13bにより搬送ベル
ト１の上には１ピッチの長さがｌ＝v/fである電荷密度
パターンが形成される。
第１電極ローラ13aと第２電極ローラ13bの間隔ＬをＬ
＝n1l（n1:奇数）とすれば、交番電圧発生器、すなわち
電源4a、4bの位相を同位相にすることにより、第１電極
ローラ13aと第２電極ローラ13bの間隔ＬをＬ＝n1l（n1:
偶数）とすれば、交番電圧発生器、すなわち電源4a、4b
の位相を180゜ずらすことにより、第５図に示す如く市
松状の正負電荷パターンが形成される。
＝n1l（n1:奇数）とすれば、交番電圧発生器、すなわち
電源4a、4bの位相を同位相にすることにより、第１電極
ローラ13aと第２電極ローラ13bの間隔ＬをＬ＝n1l（n1:
偶数）とすれば、交番電圧発生器、すなわち電源4a、4b
の位相を180゜ずらすことにより、第５図に示す如く市
松状の正負電荷パターンが形成される。
電極ローラ間隔Ｌがｌの整数倍でなくても、適正に交
番電圧発生器の位相をずらすことにより搬送ベルト１の
表面には第５図に示す如く市松状の正負電荷パターンを
形成することができる。
番電圧発生器の位相をずらすことにより搬送ベルト１の
表面には第５図に示す如く市松状の正負電荷パターンを
形成することができる。
交流電圧発生器4a、4bにより矩形状交番電圧を印加す
ると、通常の交流電圧の正弦曲線状の電位変化に比べ
「＋」と「−」の境で電位の大きさが小さくならないた
めに吸着力が良くなるという利点がある。
ると、通常の交流電圧の正弦曲線状の電位変化に比べ
「＋」と「−」の境で電位の大きさが小さくならないた
めに吸着力が良くなるという利点がある。
第６図に示すように誘電体である搬送ベルト１の上の
（＋）帯電領域1a（図中（＋）記号を示す四角領域）と
（−）帯電領域1b（図中（−）記号を示す四角領域）と
の境界部には他の部分よりも強い電場が存在し不平等電
界が形成される。電荷パターンの夫々の縁端部に発生す
る図に矢印曲線で示す強い電場によりシート５（第１
図）、例えば誘電体である転写紙等が搬送ベルト１に静
電的に強く吸着される。
（＋）帯電領域1a（図中（＋）記号を示す四角領域）と
（−）帯電領域1b（図中（−）記号を示す四角領域）と
の境界部には他の部分よりも強い電場が存在し不平等電
界が形成される。電荷パターンの夫々の縁端部に発生す
る図に矢印曲線で示す強い電場によりシート５（第１
図）、例えば誘電体である転写紙等が搬送ベルト１に静
電的に強く吸着される。
第５図において、市松パターンの縦（搬送ベルト移動
方向）の長さを互いに隣り合う領域でX1、X2とし、互い
に隣合う領域でY1、Y2とし、X1＝X2＝Y1＝Y2を選択した
ときは、第９図に示す縞模様の場合に比べ、単位面積中
に存在する縁端部は２倍の長さになり、シート５に対す
る保持吸着力は増大する。これによりシート５はずれを
生じることなく、確実に保持された状態で搬送される。
方向）の長さを互いに隣り合う領域でX1、X2とし、互い
に隣合う領域でY1、Y2とし、X1＝X2＝Y1＝Y2を選択した
ときは、第９図に示す縞模様の場合に比べ、単位面積中
に存在する縁端部は２倍の長さになり、シート５に対す
る保持吸着力は増大する。これによりシート５はずれを
生じることなく、確実に保持された状態で搬送される。
電荷パターンの端縁部で強電界を作成するために例え
ば4KVの電圧を印加すると、リーク等の発生により電極
や搬送ベルトに損傷を与える危険性が大きいが、本発明
によると交番電界により同じ強さの電界を作成するには
片方2KV（±2KV）の電圧印加でよいので耐久性が高くな
り信頼度が高まる。
ば4KVの電圧を印加すると、リーク等の発生により電極
や搬送ベルトに損傷を与える危険性が大きいが、本発明
によると交番電界により同じ強さの電界を作成するには
片方2KV（±2KV）の電圧印加でよいので耐久性が高くな
り信頼度が高まる。
第１図か第３図、第４図に示す例では２つの電極板3
a、3b及び２つの電極ローラ13a、13bは夫々個別の交番
電圧発生器4a、4bに接続されているが、第７図、第８図
に示すように２つの電極板3aと3bを共に１つの交番電圧
発生器４に又２つの電極ローラ13a、13bを共に１つの交
番電圧発生器４に接続することも可能である。交番電圧
発生器４の接続に関連する部分以外は第１図又は第４図
と全く同様であるので詳細な説明は省略する。
a、3b及び２つの電極ローラ13a、13bは夫々個別の交番
電圧発生器4a、4bに接続されているが、第７図、第８図
に示すように２つの電極板3aと3bを共に１つの交番電圧
発生器４に又２つの電極ローラ13a、13bを共に１つの交
番電圧発生器４に接続することも可能である。交番電圧
発生器４の接続に関連する部分以外は第１図又は第４図
と全く同様であるので詳細な説明は省略する。
尚第７図、第８図の例では両電極間の間隔ＬはＬ＝nl
＝ｎ（V/u）（n:奇数）となるように設定する必要があ
る。
＝ｎ（V/u）（n:奇数）となるように設定する必要があ
る。
搬送ベルト１は転写ベルトの他に複写機等の原稿搬送
ベルトやその他のシート状部材を搬送するコンベア状搬
送装置にも応用されることができる。
ベルトやその他のシート状部材を搬送するコンベア状搬
送装置にも応用されることができる。
上記の各実施例では凹凸形状をもった電極を示した
が、電荷付与手段としての電極は搬送ベルトの進行方向
に対し複数の縦縞状パターンを形成し得るものであれば
特に上記の形状の電源に限定されない。
が、電荷付与手段としての電極は搬送ベルトの進行方向
に対し複数の縦縞状パターンを形成し得るものであれば
特に上記の形状の電源に限定されない。
電荷付与部材への印加交番電圧は矩形波に限らず、正
弦波等でも同様の効果が得られる。
弦波等でも同様の効果が得られる。
本発明により、シートと搬送ベルトの平面密着面積が
多少小さい場合でも簡単な構成で確実かつ強力にシート
を保持搬送することが可能になった。
多少小さい場合でも簡単な構成で確実かつ強力にシート
を保持搬送することが可能になった。
本発明により、転写紙の転写ずれが防止され装置の小
型化、コスト低減が可能になった。
型化、コスト低減が可能になった。
電荷付与部材としての電極により電荷パターンを形成
しシートを保持するので、耐久性、信頼性が向上した。
しシートを保持するので、耐久性、信頼性が向上した。
電荷付与部材として搬送部材に連れ回り又は同方向に
移動（回転）するローラ状電極を用いて簡単に市松状電
荷パターンを形成することができ、保持搬送部材に対す
る負荷の低減、損傷の防止が可能になった。
移動（回転）するローラ状電極を用いて簡単に市松状電
荷パターンを形成することができ、保持搬送部材に対す
る負荷の低減、損傷の防止が可能になった。
第１図は本発明に係るシート搬送装置の一部の斜視図、
第２図は電極ローラの一部の斜視図、第３図はシート搬
送装置の別の実施例の平面図、第４図は第３図の例の正
面図、第５図は搬送ベルトの帯電状態を示す部分斜視
図、第６図は第５図の例の電界を示す斜視図、第７図は
第１図に対する変形を示す斜視図、第８図は第４図に対
する変形を示す正面図、第９図は従来の縞模様電荷パタ
ーンを示す部分斜視図である。 １……搬送部材、２……駆動ローラ 3a、3b、13a、13b……電荷付与手段 ４、4a、4b……交番電圧発生器 ５……シート
第２図は電極ローラの一部の斜視図、第３図はシート搬
送装置の別の実施例の平面図、第４図は第３図の例の正
面図、第５図は搬送ベルトの帯電状態を示す部分斜視
図、第６図は第５図の例の電界を示す斜視図、第７図は
第１図に対する変形を示す斜視図、第８図は第４図に対
する変形を示す正面図、第９図は従来の縞模様電荷パタ
ーンを示す部分斜視図である。 １……搬送部材、２……駆動ローラ 3a、3b、13a、13b……電荷付与手段 ４、4a、4b……交番電圧発生器 ５……シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 馬見塚 満 東京都大田区中馬込１丁目３番６号 株 式会社リコー内 (72)発明者 堺 良博 東京都大田区中馬込１丁目３番６号 株 式会社リコー内 (72)発明者 坂内 和典 東京都大田区中馬込１丁目３番６号 株 式会社リコー内 (72)発明者 田口 和重 東京都大田区中馬込１丁目３番６号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 昭59−227657（ＪＰ，Ａ)
Claims (4)
- 【請求項１】シートの平面を接触保持する面を有するベ
ルト状保持搬送部材を有するシート搬送装置において、 前記保持搬送部材に接する少なくとも２つの電荷付与手
段を設け、該電荷付与手段により前記保持搬送部材表面
に市松状の電荷密度パターンを形成することを特徴とす
るシート搬送装置。 - 【請求項２】前記電荷付与手段に交番電圧を印加するこ
とを特徴とする請求項１に記載のシート搬送装置。 - 【請求項３】前記電荷付与手段が櫛歯状電極であること
を特徴とする請求項１又は２に記載のシート搬送装置。 - 【請求項４】前記電荷付与手段がロール状電極であるこ
とを特徴とする請求項１又は２に記載のシート搬送装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1316420A JP2729093B2 (ja) | 1989-12-07 | 1989-12-07 | シート搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1316420A JP2729093B2 (ja) | 1989-12-07 | 1989-12-07 | シート搬送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03177242A JPH03177242A (ja) | 1991-08-01 |
| JP2729093B2 true JP2729093B2 (ja) | 1998-03-18 |
Family
ID=18076879
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1316420A Expired - Lifetime JP2729093B2 (ja) | 1989-12-07 | 1989-12-07 | シート搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2729093B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5593151A (en) * | 1994-12-19 | 1997-01-14 | Xerox Corporation | Self biasing electrostatic paper transport |
| JP2010111488A (ja) * | 2008-11-07 | 2010-05-20 | Ricoh Co Ltd | シート状媒体搬送装置及びそれを有する画像形成装置 |
| JP5672761B2 (ja) * | 2009-05-20 | 2015-02-18 | 株式会社リコー | シート給送装置および画像形成装置 |
| JP5808304B2 (ja) * | 2012-10-30 | 2015-11-10 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | シート搬送装置、画像形成装置、シート搬送方法、帯電制御プログラム、記録媒体 |
| KR101594675B1 (ko) * | 2014-05-30 | 2016-02-16 | 곽백수 | 휴대용 접이식 우산 |
| JP6327315B2 (ja) * | 2016-10-27 | 2018-05-23 | セイコーエプソン株式会社 | 媒体搬送装置、記録装置 |
-
1989
- 1989-12-07 JP JP1316420A patent/JP2729093B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03177242A (ja) | 1991-08-01 |
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