JP2728557B2 - 畦塗機の法面追従機構 - Google Patents

畦塗機の法面追従機構

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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明はトラクタ等の後部に付設して、水田の畦を整
形する畦塗機の整形板追従機構に関する。
(ロ) 従来技術 従来から畦塗機の整形板を並行リンク機構により支持
した技術は公知とされているのである。
実開昭60-57906号公報に記載の技術の如くである。
(ハ) 発明が解決すべき課題 しかし該従来技術に如く、がっちりとリンク機構を組
んだ並行リンク機構の場合には、上下の方向に平行移動
するので、畦の上面には追従するのであるが、法面に対
しては正確に追従しないという不具合いがあったのであ
る。
その為に掻き上げ爪からの泥土の量が、法面より上面
の方が多い場合にも、上面の畦は締め固めるが、法面の
泥土は締め固め力が弱いという不具合があったのであ
る。
本発明は該平行リンク機構の枢支部に逃げ回動可能部
を設けることにより、追従性を向上したものである。
(ニ) 課題を解決する手段 本発明の解決すべき課題は以上の如くであり、次に該
課題を解決する手段を説明する。
畦塗機の整形板4を上下に回動可能な並行リンク機構
により支持して、上下に回動可能とした構成において、
該整形板4の上下回動の軌跡が法面に対しても追従すべ
く、並行リンク機構の枢支部において、リンクの逃げ回
動を可能とする逃げ機構を設けたものである。
(ホ) 実施例 本発明の解決すべき課題及び解決する手段は以上の如
くであり、次に添付の図面に示した実施例の構成を説明
する。
第1図は本発明の畦塗機の法面追従機構を示す後面
図、第2図・第3図は畦塗機の法面追従機構の他の実施
例を示す後面図、第4図・第5図はバイブロ機構Vを支
持するバイブロ支持バネの部分の側面図と後面図、第6
図は畦塗機の法面追従機構の他の機構を示す後面図、第
7図は第6図の実施例を具備し畦塗機の後面図、第8図
は第7図の畦塗機をトラクタに付設した状態の斜視図で
ある。
第1図において本発明の畦塗機の法面追従機構につい
て説明する。
畦塗機本体ケース1の部分をトラクタTの後面に3点
リンク式作業装着装置を介して装着している。該畦塗機
本体ケース1の下部には掻き上げ爪34に動力を伝達する
チェーンケース13が一体的に付設されており、該チェー
ンケース13の右端上部に枢支軸14が配置されている。該
枢支軸14に下端を枢支し、上部にベベルギヤボックス10
を設けた、上下回動螺子装置40が介装されている。該上
下回動螺子装置40内の螺子が畦高さ調節ハンドル3によ
り回転されることにより回転し、ベベルギヤボックス10
の位置を上下するのである。
該ベベルギヤボックス10の部分に弾性枢支体11を介し
て、平行リンク機構の上部リンク5の一端が枢支されて
いる。
該上部リンク5の他端は、畦塗機本体ケース1の上に
立設された枢支杆12の上端の枢支部15に枢支されてい
る。
故に該上部リンク5は、ベベルギヤボックス10の部分
が畦高さ調節ハンドル3により上下されることにより回
動されるものであり、通常の畦高さ調節ハンドル3の操
作をしない場合には、該上部リンク5は固定状態となっ
ているのである。
そして該枢支部15の部分に左部リンク7が枢支され、
該左部リンク7の下端に枢支部16により、下部リンク6
が枢支されている。
また上部リンク5の枢支部18において、右部リンク8
が枢支されており、該右部リンク8の下端は下部リンク
6と枢支部17において枢支されている。
該下部リンク6の右端の部分にバイブロ支持板9が固
設されている。
該上部リンク5と下部リンク6と左部リンク7と右部
リンク8により構成された平行リンク機構が変形される
ことにより、バイブロ支持板9が上下し、法面に追従す
べく、枢支部18の部分に長孔aが逃げ機構として設けら
れているのである。
該バイブロ支持板9とバイブロ機構Vの間に、バイブ
ロ支持バネ19・20・21・22が介装されている。そしてバ
イブロ機構Vは、畦塗機本体ケース1より突出したフレ
キシブル軸2により駆動されている。
本実施例においては、上部リンク5と右部リンク8の
間の枢支部18の部分に長孔aが設けられており、該長孔
aが逃げ機構を構成しているので、該部分が逃げ回動す
ることにより、整形板4の法面への追従を可能としてい
る。
次に第2図・第3図の実施例において説明する。
上部リンク5と下部リンク6と左部リンク7と右部リ
ンク8により、平行リンク機構を構成し、整形板4が法
面に追従できるように構成した技術については第1図の
実施例と同じである。
しかし、第2図において逃げ機構を右部リンク8に、
バネとバネホルダーによる逃げ機構Aを構成した点が相
違している。
また第3図においては、上部リンク5の部分にバネ式
の逃げ機構Aを構成している。また上部リンク5の側に
長孔aを構成した実施例が開示されている。
第3図の如く、長孔aとバネ式の逃げ機構Aの両方を
併置した機構であっても良いのである。
次に第4図・第5図においてバイブロ支持バネ19・20
・21・22の支持部について説明する。
バイブロ支持板9の下にバイブロ支持バネ19・20・21
・22を介してバイブロ機構Vを支持し、該バイブロ機構
Vに整形板4を固定している。
そして従来はバイブロ支持バネ19・20・21・22は、下
方はバイブロ機構Vに対して、枢支軸43・44・47・48に
より枢支されており、回動可能であったのであるが、上
部はバイブロ支持板とバイブロ支持バネ19・20・21・22
が固定されていた為に、異常振動が発生すると、バイブ
ロ支持板9との固定部においてバイブロ支持バネが破損
するという不具合いがあったのである。
本発明においては、この不具合いを解消する為に、バ
イブロ支持バネ19・20・21・22の上部も枢支部41・42・
45・46により枢支して、自由支持状態としたものであ
る。
またバイブロ支持板9からのブラケット24と、バイブ
ロ機構Vからのブラケット23により、前後バイブロ支持
バネ21を介装し、前後方向の異常振動を阻止している。
第6図の実施例において説明する。
該実施例においては、上部リンク25と下部リンク26の
両方をバネ式の逃げ機構により構成している。そして上
部リンク25と下部リンク26により右部リンク27を枢支
し、該右部リンク27の上端部分にバイブロ支持板9を枢
支している。該構成でも整形板4の畦Bの法面に追随さ
せることが可能となったものである。
第7図においては、第6図の畦塗機の法面追従機構を
具備した畦塗機の全体図を後面から図示している。
畦塗機本体ケース1の下方に橇体31と食い込みディス
ク30と、仮説スタンド32・33が設けられている。また畦
高さ調節ハンドル3の回転により、ベベルギヤボックス
10を介して上下回動螺子装置40が伸縮するので、ベベル
ギヤボックス10の位置が高くなり、支持杆36によりバイ
ブロ支持板9を引き上げるのである。
該支持機36による引き上げの最において、バイブロ支
持板9に右部リンク27が介装されているので、上部リン
ク25と下部リンク26によりその上下回動軌跡が制限を受
けて、畦Bに沿った平行移動を行うのである。
その際において、上部リンク25と下部リンク26がバネ
式の逃げ機構により構成されているので、完全な平行移
動ではなくなり、法面への追従が可能となったのであ
る。
28は旧畦の上面切削爪、29は旧畦の法面掘削爪であ
る。
第8図は、第6図・第7図の畦塗機の法面追従機構を
トラクタに付設した状態を図示した斜視図である。
(ヘ) 発明の効果 本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を
奏するものである。
第1に、畦の整形において重要な法面に、整形板4が
常時追従するので、掻き上げ爪34により供給した泥土の
締め硬めが良好に行えるのである。
第2に、バイブロ機構Vの自重で整形板4が畦Bの方
面に追従するので、上面も法面もどちらが畦Bに先に接
当しても、その後両方とも追従するという効果を発揮す
るのである。
第3に、平行リンク機構の部分で畦Bからの力が逃げ
る機構を設けたので、整形板4の部分が障害物に接当し
た場合にも、該逃げ機構でこの異常振動を吸収するの
で、バイブロ機構Vに異常振動が発生することがなく、
バイブロ機構Vを吊っているバイブロ支持バネ19・20・
21・22の部分の耐久性を向上することが出来たものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の畦塗機の法面追従機構を示す後面図、
第2図・第3図は畦塗機の法面追従機構の他の実施例を
示す後面図、第4図・第5図はバイブロ機構Vを支持す
るバイブロ支持バネの部分の側面図と後面図、第6図は
畦塗機の法面追従機構の他の機構を示す後面図、第7図
は第6図の実施例を具備した畦塗機の後面図、第8図は
第7図の畦塗機をトラクタに付設した状態の斜視図であ
る。 A……バネ式の逃げ機構 a……長孔 V……バイブロ機構 1……畦塗機本体ケース 4……整形板 5……上部リンク 6……下部リンク 7……左部リンク 8……右部リンク

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】畦塗機の整形板4を上下に回動可能な並行
    リンク機構により支持して、上下に回動可能とした構成
    において、該整形板4の上下回動の軌跡が法面に対して
    も追従すべく、並行リンク機構の枢支部において、リン
    クの逃げ回動を可能とする逃げ機構を設けたことを特徴
    とする畦塗機の法面追従機構。
JP24781090A 1990-09-17 1990-09-17 畦塗機の法面追従機構 Expired - Fee Related JP2728557B2 (ja)

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