JP2728075B2 - 無人機用指令受信装置 - Google Patents

無人機用指令受信装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、航空機がワイヤー
でえい航する標的の無人機に搭載され、地上装置から送
信された動作指示データの電波を受信する無人機用指令
受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】このような標的の無人機に搭載される無
人機用指令受信装置は、地上局などからの動作指示デー
タの電波を受信部で受信する。この受信部からの出力信
号を信号処理回路で処理した指令内容データを飛行状態
などを設定する搭載装置に出力している。したがって、
例えば、この装置を搭載した無人機の姿勢変化で受信ア
ンテナの受信電界強度が低下して、その地上局などから
の指令電波の受信が中断した場合、及び、無人機をえい
航する航空機からのレーダ波、雷等の異常電波であるノ
イズを受信した際の誤動作に対する対策は考慮されてい
ない。
【0003】このようなノイズなどの異常電波の発生に
対する改善を図った地上局の構成例が知られている。例
えば、特開平1−218149号公報「光信号受信装
置」の例がある。
【0004】図3は、このような従来例の要部構成を示
すブロック図である。この従来例は、図示しない受信部
からの光出力信号を光電変換部31で電気信号に変換
し、さらに、波形成形部32でパルス信号を生成して外
部装置に出力するとともに、波形成形部32でパルス信
号が得られ無い場合に断検出部33から警報信号を出力
する。また、波形成形部32からのパルス信号にノイズ
が重畳している場合にデータエラー警報信号を出力す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の公報例は、地上局の装置例であり、かつ、警報信号
を出力するのみであるため、標的の無人機に適用して
も、地上局などからの指令電波の受信が中断した場合、
及び、異常電波を受信した際の誤動作を阻止できない欠
点がある。
【0006】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、地上局などからの指令電波
の受信中断、及び、異常電波の受信時にも、地上局から
の動作指令データに対応して正常に動作できるようにし
て、その動作の信頼性を向上するようにした無人機用指
令受信装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、請求項1記載の発明の無人機用指令受信装置は、動
作指令データの電波を受信し、この受信信号から自動利
得制御信号及び複数の同一コードの動作指令データを出
力する受信手段と、受信手段が出力する動作指令データ
における同一コードが予め定めた連続回数受信された際
に搭載装置へ動作指令データに基づいた動作指示信号を
出力する信号処理手段と、受信手段からの自動利得制御
信号が停止した電波受信中断又は異常電波の受信を検出
し、かつ、動作指令データにおける同一コードの予め定
めた連続回数の受信不能を判定した際に、このコードに
対応した該当する搭載装置への動作指示信号を生成して
出力する誤動作防止処理手段とを備えるものである。
【0008】請求項2記載の無人機用指令受信装置は、
前記請求項1記載の誤動作防止処理手段として自動利得
制御信号及び動作指令データから電波受信中断又は異常
電波の受信を検出する電波中断/異常電波検出部と、動
作指令データにおける同一コードの予め定めた連続回数
の受信不能を判定し、かつ、このコードに対応した該当
する搭載装置への動作指示信号を出力する信号処理判定
部とを備えるものである。
【0009】請求項3記載の無人機用指令受信装置は、
前記請求項1記載の誤動作防止処理手段に、動作指令デ
ータを記憶する記憶手段を設け、動作指令データにおけ
る複数の同一コードの全部が受信できない際に、記憶手
段に記憶している前回の動作指令データを読み出し、こ
の動作指令データを、該当する搭載装置へ動作指示信号
として出力するものである。
【0010】請求項4記載の無人機用指令受信装置は、
前記請求項1記載の誤動作防止処理手段が、予め定めた
規定時間、動作オフ状態を検出できない場合、信号処理
手段を初期動作に設定するものである。
【0011】請求項5記載の無人機用指令受信装置は、
前記信号処理手段からの動作指示信号と、誤動作防止処
理手段が出力する動作指示信号の一方を搭載装置に送出
する論理回路を備えるものである。
【0012】このような構成の請求項1,2,5記載の
発明の無人機用指令受信装置は、受信手段が出力する動
作指令データにおける同一コードが予め定めた連続回数
を受信した、その正常動作時に搭載装置への動作指示信
号を出力する。また、誤動作防止処理手段によって自動
利得制御信号が停止した電波受信中断又は異常電波の受
信を検出し、かつ、動作指令データにおける同一コード
の予め定めた連続回数の受信不能を判定した際に、この
コードに対応した該当する搭載装置への動作指示信号を
出力している。地上局などからの指令電波の受信中断、
及び、異常電波の受信時にも動作指令データに対応した
正常な動作が可能となり、その動作の信頼性が向上す
る。
【0013】請求項3記載の無人機用指令受信装置は、
動作指令データにおける複数の同一コードの全部が受信
できない際に、記憶している前回の動作指令データを読
み出して該当する搭載装置へ動作指示信号として出力し
ているので、地上局からの指令電波の受信中断、及び、
異常電波の受信時の動作指令データにおける全部のコー
ドが受信できない際にも、前回の動作指令データで該当
する搭載装置が正常に動作する。
【0014】請求項4記載の無人機用指令受信装置は、
予め定めた規定時間、動作オフ状態を検出できない場
合、信号処理手段をリセットして初期動作に設定してい
るので、例えば、動作オフ状態を動作指令データと誤認
しなくなり、その後の誤動作が防止される。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の無人機用指令受信
装置の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図
1は本発明の無人機用指令受信装置の実施形態における
構成を示すブロック図である。図1に示す実施形態は、
地上局からの指令電波を受信する受信用アンテナ1と、
この受信用アンテナ1からの受信信号を増幅かつ検波
し、異なる低周波信号で、それぞれ変調された地上局か
らの動作指令データを出力すると共に、自動利得制御
(AGC)信号S1を出力する受信機2とを有してい
る。
【0016】また、受信機2の出力信号中からフィルタ
で1波のみを抽出し、検波した後にBiφーL信号など
をNRZーL信号にデジタル変換した検波信号S2a…
S2n(受信シリアル動作指令データ)を出力する受信
信号処理部3a…3nと、受信信号処理部3a…3nか
らのシリアルの動作指令データがオン(ON)の際に、
各チヤネル(CH)ごとに予め定められたコードの受信
回数及びリセット信号S6に基づいた起動信号S3a…
S3nを出力する信号処理回路4とを有している。
【0017】さらに、信号処理回路4が出力する起動信
号S3a…S3nと、あとで説明する誤動作防止回路8
からの禁止信号S7a…S7nとのAND処理信号を出
力するAND回路5a…5nを有している。また、AN
D回路5a…5nからのAND処理信号と誤動作防止回
路8からの保持/修正信号S8a…S8nとのOR処理
信号を各チヤネルごとの、地上局からの指令のオン信号
(出力信号)として出力するOR回路6a…6nとを有
している。
【0018】また、受信した地上局からの各動作指令デ
ータに基づいて動作する姿勢制御装置、発熱装置及び発
光装置などの搭載装置7a…7nを有している。さら
に、受信機2からのAGC信号S1に基づいて地上局か
らの指令電波が、例えば、この無人機用指令受信装置を
搭載した無人機の姿勢によって、電波の受信が中断した
り、異常電波の受信(妨害波の有無)を検出して、その
誤動作を防止するための誤動作防止回路8を有してい
る。
【0019】この誤動作防止回路8は、受信機2からの
AGC信号S1、検波信号S2a…S2n及びあとで説
明する指令信号メモリ回路10からのメモリ信号S11
a…S11nに基づいて電波受信中断、異常電波の受信
を検出した異常判定信号S10a…S10nを送出する
電波中断・妨害波検出回路9を有している。また、予め
記憶している各チヤネルごとの正常なシリアル動作指令
データ、又は、受信信号処理部3a…3nからの検波信
号S2a…S2n(受信シリアル動作指令データ)を、
あとで説明する信号処理判定回路11からのアドレス信
号S4a…S4nで書き込み又は読みだして出力する指
令信号メモリ回路10を有している。
【0020】また、電波中断・妨害波検出回路9からの
信号、予め記憶している各チヤネルごとの正常なシリア
ルの動作指令データ、受信信号処理部3a…3nからの
検波信号S2a…S2n(受信シリアル動作指令デー
タ)、及び、信号処理回路4からの起動信号S3a…S
3nに基づいて、信号処理回路4へリセット信号S6を
出力し、また、AND回路5a…5nへ禁止信号S7a
…S7nを出力し、さらに、OR回路6a…6nへ保持
/修正信号S8a…S8nを出力する信号処理判定回路
11を有している。
【0021】次に、この実施形態の動作について説明す
る。図1において、受信用アンテナ1で地上局からの指
令電波を受信し、この受信信号が受信機2に入力され
る。受信機2では受信用アンテナ1からの受信信号を増
幅かつ検波し、異なる低周波信号で、それぞれ変調され
た地上局からの動作指令データ(各変調波信号)を受信
信号処理部3a…3nに出力する。
【0022】受信信号処理部3a…3nでは、各変調波
信号中から、それぞれの図示しないフィルタで選択され
た1波を抽出し、図示しない検波回路で検波して復調す
る。さらに、受信信号処理部3a…3nでは、シリアル
の動作指令データがBiφーL信号であるため、NRZ
ーL信号にデジタル変換した検波信号S2a…S2n
(受信シリアル動作指令データ、チヤネル(CH)1…
n)を出力する。また、受信機2からのAGC信号S1
が誤動作防止回路8の電波中断・妨害波検出回路9に入
力される。さらに、検波信号S2a…S2nが誤動作防
止回路8の電波中断・妨害波検出回路9、指令信号メモ
リ回路10及び信号処理判定回路11に入力される。
【0023】この受信シリアル動作指令データ(検波信
号S2a…S2n)は、地上局が任意に搭載装置7a…
7nに対するオン(ON)動作のための動作指令データ
を送信した、その受信信号である。この検波信号S2a
…S2n(受信シリアル動作指令データ)での誤処理を
防止すため、地上局がオン(ON)動作の動作指令デー
タとして各チヤネルに固有のコードを送信する。例え
ば、チヤネル(CH)1「1011」、チヤネル2「1
101」、チヤネル3「1111」…チヤネルn「11
10」…をそれぞれ5回繰り返して送信する。
【0024】以下、正常動作及び指令電波の受信中断及
び異常電波の受信における誤動作防止の動作について説
明する。図2は動作の処理信号と、そのタイミングを説
明するための図である。なお、図2ではn=3(チヤネ
ル1,2,3、受信信号処理部3a〜3c、検波信号S
2a〜S2c等)として説明する。まず、図2(A)中
の受信中断及び異常電波が受信されず、検波信号S2a
…S2n中の検波信号S2cを、図示しない受信信号処
理部3cが出力する場合、すなわち、正常動作時には、
受信機2からのAGC信号S1が中断することなく、誤
動作防止回路8の電波中断・妨害波検出回路9に入力さ
れる。したがって、誤動作防止回路8ではAGC信号S
1の中断を電波中断・妨害波検出回路9が検出しないた
め、誤動作防止の動作は行わない。
【0025】したがって、信号処理回路4では、図2
(B)に示すように入力された受信シリアル動作指令デ
ータでのコードを3回正常に連続した際に、地上局から
動作指令データが送信されたことを認識した起動信号S
3cを出力する。信号処理回路4からの、起動信号S3
a…S3n中の起動信号S3cを、誤動作防止回路8か
らの、禁止信号S7a…S7n中の禁止信号S7cと共
に、AND回路5a…5n中の図示しないAND回路5
cに入力する。このAND回路5cで起動信号S3c及
び禁止信号S7cがAND処理された信号を、OR回路
6a…6n中の図示しないOR回路6cに出力する。
【0026】OR回路6cでは図2(C)に示すように
AND回路5cからの信号と信号処理判定回路11から
の保持/修正信号S8a…S8n中の保持/修正信号S
8cとをOR処理し、オン動作を示す出力信号cを搭載
装置7a…7n中の図示しない搭載装置7cに送出し、
その地上局から送信された受信シリアル動作指令データ
に基づいた動作を行う。すなわち、誤動作防止動作を行
うことなく、その正常動作が行われる。
【0027】次に、指令電波の受信中断、及び、異常電
波を受信した際の動作について説明する。誤動作防止回
路8の電波中断・妨害波検出回路9は、AGC信号S1
の入力が中断した際に、例えば、この装置を搭載した無
人機の姿勢変化で受信アンテナの受信電界強度が低下し
て、その地上局などからの指令電波の受信中断、及び、
無人機をえい航する航空機からのレーダ波、雷等の異常
電波であるノイズ受信を検出する。
【0028】ここでは図2(A)に示すように指令電波
の受信中断及び異常電波の受信がチヤネル1,2(検波
信号S2a,S2b)に発生している。したがって、こ
のコード部分で受信機2から電波中断・妨害波検出回路
9へのAGC信号S1が中断する。誤動作防止回路8が
異常判定信号S10a…S10n中の異常判定信号S1
0a,S10bを信号処理判定回路11に出力する。な
お、AGC信号S1が正常に電波中断・妨害波検出回路
9に入力されている場合は、指令信号メモリ回路10が
検波信号S2a…S2n(受信シリアル動作指令デー
タ)が入力されるごとに記憶している。
【0029】チヤネル1の検波信号S2a(受信シリア
ル動作指令データ)では2回目のコードで電波受信中断
によるコード抜けが発生し、3回目のコードで誤りコー
ド(異常電波の受信)が発生している。したがって、信
号処理回路4は、入力された受信シリアル動作指令デー
タにおけるコードが3回正常に連続していないため動作
指令データであることを認識することができず、ここで
誤動作防止回路8の信号処理判定回路11は、この電波
の受信中断及び異常電波の受信があっても、図2(A)
における1回目、4回目及び5回目のコードで、3回の
同一のコードが判定できているため、この指令電波の受
信中断及び異常電波の受信が、地上局が送信する搭載装
置7aを動作させる動作指令データのオン送信中に生じ
たものと判断する。
【0030】そして、信号処理判定回路11から保持/
修正信号S8aをOR回路6aに送出する。この場合、
図2(B)に示すように信号処理回路4からは起動信号
S3aは出力されない。AND回路5aからの信号と信
号処理判定回路11からの保持/修正信号S8aとをO
R処理し、図2(C)に示すようにオン動作の出力信号
aを搭載装置7aに送出し、その地上局から送信された
受信シリアル動作指令データに基づいた動作を行う。す
なわち、指令電波の受信中断及び異常電波の受信時に
も、受信シリアル動作指令データでのコードが3回受信
できているため、搭載装置7aのオン動作が行われる。
【0031】チヤネル2の検波信号S2b(受信シリア
ル動作指令データ)では、2回目のコードで電波受信中
断によるコード抜けが発生し、3回目のコードで異常電
波の受信による誤りコードが発生している。信号処理回
路4は、入力された受信シリアル動作指令データから3
回から5回までのコードが3回連続して正常に入力され
ているため、図2(B)に示すタイミングでオンの起動
信号S3a…S3n中の起動信号S3bを出力する。
【0032】したがって、AND回路5a…5n中のA
ND回路5b及びOR回路6a…6n中のOR回路6b
は前記のチヤネル3の検波信号S2cの場合と同様に動
作して搭載装置7a…7n中の搭載装置7bのオン動作
が行われる。この場合、誤動作防止回路8では、1回目
のコードが電波受信中断によるコード抜け発生している
ため、次の2回目のコードを判定できない。したがっ
て、OR回路6bでのOR処理のタイミングは信号処理
回路4からの保持/修正信号S8bと同一のタイミング
で図2(C)に示す出力信号bのオン信号を搭載装置7
bに出力する。
【0033】このような動作と共にコード抜け及び誤り
コードが5回のコード全部で発生した際には、信号処理
判定回路11が、この5回のコード未受信を判定し、ア
ドレス信号S4a…S4nで指令信号メモリ回路10か
ら前回受信しているコードデータ(検波信号S2a…S
2n、受信シリアル動作指令データ)を読み出し、該当
する保持/修正信号S8a…S8nをOR回路6a…6
nに送出して、オン信号を該当する搭載装置7a…7n
に出力する。
【0034】また、規定時間、例えば、2〜5秒間連続
して指令電波の受信中断及び異常電波の受信などによっ
て、その検波信号S2a…S2nが地上局からの動作オ
フを示す「0」が連続しない状態を、誤動作防止回路8
の信号処理判定回路11が判定した際には、信号処理判
定回路11から信号処理回路4中の図示しないカウンタ
やフリップフロップ(F/F)回路にリセット信号S6
を送出してリセットし、初期動作状態に設定して、これ
以降の信号処理回路4での誤動作を防止する。
【0035】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1,2,5記載の発明の無人機用指令受信装置によれ
ば、受信信号における自動利得制御信号が停止した電波
受信中断又は異常電波の受信を検出し、かつ、動作指令
データにおける同一コードの予め定めた連続回数の受信
不能を判定した際に、このコードに対応した該当する搭
載装置への動作指示信号を生成して出力しているため、
地上局などからの指令電波の受信中断、及び、異常電波
の受信時にも動作指令データに対応した正常な動作が可
能になり、その動作の信頼性が向上する。
【0036】請求項3記載の無人機用指令受信装置によ
れば、動作指令データにおける複数の同一コードの全部
が受信できない場合、記憶している前回の動作指令デー
タによって該当する搭載装置へ動作指示信号として出力
しているため、地上局からの指令電波の受信中断、及
び、異常電波の受信時の動作指令データにおける全部の
コードが受信できない際にも、前回の動作指令データに
よって該当する搭載装置を正常に動作できるようにな
る。
【0037】請求項4記載の無人機用指令受信装置によ
れば、予め定めた規定時間、動作オフ状態を検出できな
い場合、初期動作に設定しているため、動作オフ状態を
動作指令データと誤認しなくなり、その後の誤動作を防
止できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無人機用指令受信装置の実施形態にお
ける構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態の処理信号と、そのタイミン
グを説明するための図である。
【図3】従来例の要部構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
2 受信機 3a…3n 受信信号処理部 4 信号処理回路 5a…5n AND回路 6a…6n OR回路 7a…7n 搭載装置 8 誤動作防止回路 9 電波中断・妨害波検出回路 10 指令信号メモリ回路 11 信号処理判定回路

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動作指令データの電波を受信し、この受
    信信号から自動利得制御信号及び複数の同一コードの動
    作指令データを出力する受信手段と、 前記受信手段が出力する動作指令データにおける同一コ
    ードが予め定めた連続回数受信された際に搭載装置へ動
    作指令データに基づいた動作指示信号を出力する信号処
    理手段と、 前記受信手段からの自動利得制御信号が停止した電波受
    信中断又は異常電波の受信を検出し、かつ、動作指令デ
    ータにおける同一コードの予め定めた連続回数の受信不
    能を判定した際に、このコードに対応した該当する搭載
    装置への動作指示信号を生成して出力する誤動作防止処
    理手段と、 を備えることを特徴とする無人機用指令受信装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載の誤動作防止処理手段
    として、 自動利得制御信号及び動作指令データから電波受信中断
    又は異常電波の受信を検出する電波中断/異常電波検出
    部と、 動作指令データにおける同一コードの予め定めた連続回
    数の受信不能を判定し、かつ、このコードに対応した該
    当する搭載装置への動作指示信号を出力する信号処理判
    定部とを備えることを特徴とする無人機用指令受信装
    置。
  3. 【請求項3】 前記請求項1記載の誤動作防止処理手段
    に、動作指令データを記憶する記憶手段を設け、動作指
    令データにおける複数の同一コードの全部が受信できな
    い際に、前記記憶手段に記憶している前回の動作指令デ
    ータを読み出し、この動作指令データを、該当する搭載
    装置へ動作指示信号として出力することを特徴とする無
    人機用指令受信装置。
  4. 【請求項4】 前記請求項1記載の誤動作防止処理手段
    が、予め定めた規定時間、動作オフ状態を検出できない
    場合、信号処理手段を初期動作に設定することを特徴と
    する無人機用指令受信装置。
  5. 【請求項5】 前記信号処理手段からの動作指示信号
    と、誤動作防止処理手段が出力する動作指示信号の一方
    を搭載装置に送出する論理回路を備えることを特徴とす
    る無人機用指令受信装置。
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