JPH07203562A - 受信装置 - Google Patents
受信装置Info
- Publication number
- JPH07203562A JPH07203562A JP33635293A JP33635293A JPH07203562A JP H07203562 A JPH07203562 A JP H07203562A JP 33635293 A JP33635293 A JP 33635293A JP 33635293 A JP33635293 A JP 33635293A JP H07203562 A JPH07203562 A JP H07203562A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- microcomputer
- unit
- data
- receiver
- collation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 受信装置内部のマイクロコンピュータの誤動
作を的確に検出する受信装置に関するもので、通信相手
の確認とマイコン誤動作に対するフェイルセーフを同時
に実現する受信装置を提供することを目的とする。 【構成】 機器照合情報を少なくとも1フレームに1回
以上含むデータを受信するデータ受信部12と、受信さ
れたデータを解読するマイコン14と、機器照合基準値
とマイコン14で解読された最新の機器照合情報データ
を比較するデジタルコンパレート部16と、このデジタ
ルコンパレート部16の結果が複数フレーム連続して不
一致である時に受信異常と判定するタイマー部17と、
このタイマー部17の結果に基づき前記マイコンによる
制御を停止させる制御停止部からなる構成を有すること
により、相手の確認とフェイルセーフを同時に実現でき
る。
作を的確に検出する受信装置に関するもので、通信相手
の確認とマイコン誤動作に対するフェイルセーフを同時
に実現する受信装置を提供することを目的とする。 【構成】 機器照合情報を少なくとも1フレームに1回
以上含むデータを受信するデータ受信部12と、受信さ
れたデータを解読するマイコン14と、機器照合基準値
とマイコン14で解読された最新の機器照合情報データ
を比較するデジタルコンパレート部16と、このデジタ
ルコンパレート部16の結果が複数フレーム連続して不
一致である時に受信異常と判定するタイマー部17と、
このタイマー部17の結果に基づき前記マイコンによる
制御を停止させる制御停止部からなる構成を有すること
により、相手の確認とフェイルセーフを同時に実現でき
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信システム、特に電
波リモコンシステムにおける電波障害および受信装置内
部のマイクロコンピュータ(以下、「マイコン」と記
す。)誤動作を的確に検出する受信装置に関するもので
ある。
波リモコンシステムにおける電波障害および受信装置内
部のマイクロコンピュータ(以下、「マイコン」と記
す。)誤動作を的確に検出する受信装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、受信装置は送信装置が複数の場
合、特定の相手を検出するのに機器照合情報を含んだデ
ータを受け取り、その中から自分に送られてきたデータ
かどうかを判断し、処理する方式が一般化されている。
合、特定の相手を検出するのに機器照合情報を含んだデ
ータを受け取り、その中から自分に送られてきたデータ
かどうかを判断し、処理する方式が一般化されている。
【0003】以下に、従来の受信装置について説明す
る。図5は従来の受信装置の構成を示すブロック図であ
る。図5において、31はアンテナ、32は受信部、3
3は機器照合基準設定部、34はマイコン、35は出力
インターフェイス部である。
る。図5は従来の受信装置の構成を示すブロック図であ
る。図5において、31はアンテナ、32は受信部、3
3は機器照合基準設定部、34はマイコン、35は出力
インターフェイス部である。
【0004】以上のように構成された受信装置につい
て、以下その動作について説明する。まず、受信アンテ
ナ31で受けた電波を、受信部32でデジタルデータに
変換する。
て、以下その動作について説明する。まず、受信アンテ
ナ31で受けた電波を、受信部32でデジタルデータに
変換する。
【0005】次に、マイコン34は、このデジタルデー
タを受け、このデジタルデータの中に含まれる機器照合
情報値を読み取る。このとき、マイコン34は機器照合
基準設定部33より機器照合基準値も読み取り、機器照
合情報値と比較する。
タを受け、このデジタルデータの中に含まれる機器照合
情報値を読み取る。このとき、マイコン34は機器照合
基準設定部33より機器照合基準値も読み取り、機器照
合情報値と比較する。
【0006】最後に、機器照合基準値と機器照合情報値
との比較の結果、一致すれば送信相手であるということ
で制御を開始する。
との比較の結果、一致すれば送信相手であるということ
で制御を開始する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、マイコン34が不慮の誤動作をすると、
機器照合基準値と機器照合情報値比較の一致判定が正確
ではなくなるので、本来通信相手ではない送信装置から
の送信データに反応したり、電波障害を検出できずシス
テム全体の誤動作に発展する可能性があるという課題を
有していた。
来の構成では、マイコン34が不慮の誤動作をすると、
機器照合基準値と機器照合情報値比較の一致判定が正確
ではなくなるので、本来通信相手ではない送信装置から
の送信データに反応したり、電波障害を検出できずシス
テム全体の誤動作に発展する可能性があるという課題を
有していた。
【0008】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、マイコンは通信データの解読のみを行い、マイコン
外部で機器照合基準値と機器照合情報値を比較し、一致
判定することで、通信相手の確認とマイコン誤動作に対
するフェイルセーフを同時に実現する受信装置を提供す
ることを目的とする。
で、マイコンは通信データの解読のみを行い、マイコン
外部で機器照合基準値と機器照合情報値を比較し、一致
判定することで、通信相手の確認とマイコン誤動作に対
するフェイルセーフを同時に実現する受信装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決す
るために本発明の受信装置は、複数の通信相手の中から
特定の相手を確定する機器照合情報を少なくとも1フレ
ームに1回以上含むデータを受信するデータ受信部と、
このデータ受信部で受信されたデータを解読するマイコ
ンと、機器照合基準値を設定する機器照合基準設定部
と、この機器照合基準設定部で設定されたデータとマイ
コンで解読された最新の機器照合情報データを比較する
比較部と、この比較部の結果が複数フレーム連続して不
一致である時に受信異常と判定する判定部と、この判定
部の結果に基づき前記マイコンによる制御を停止させる
制御停止部からなる構成を有している。
るために本発明の受信装置は、複数の通信相手の中から
特定の相手を確定する機器照合情報を少なくとも1フレ
ームに1回以上含むデータを受信するデータ受信部と、
このデータ受信部で受信されたデータを解読するマイコ
ンと、機器照合基準値を設定する機器照合基準設定部
と、この機器照合基準設定部で設定されたデータとマイ
コンで解読された最新の機器照合情報データを比較する
比較部と、この比較部の結果が複数フレーム連続して不
一致である時に受信異常と判定する判定部と、この判定
部の結果に基づき前記マイコンによる制御を停止させる
制御停止部からなる構成を有している。
【0010】
【作用】この構成によって、電波障害により送信された
機器照合情報がつぶされてもマイコンが解読した機器照
合情報値と内部で設定された機器照合基準値の比較結果
が不一致となるためマイコンの出力が停止し、フェイル
セーフ機能が働く。
機器照合情報がつぶされてもマイコンが解読した機器照
合情報値と内部で設定された機器照合基準値の比較結果
が不一致となるためマイコンの出力が停止し、フェイル
セーフ機能が働く。
【0011】また、マイコンが誤動作し、データ解読不
能状態に陥っても正確な機器照合情報値を出力できなく
なるので内部で設定された機器照合基準値との比較結果
が不一致となるためマイコンの出力が停止し、フェイル
セーフ機能が働く。
能状態に陥っても正確な機器照合情報値を出力できなく
なるので内部で設定された機器照合基準値との比較結果
が不一致となるためマイコンの出力が停止し、フェイル
セーフ機能が働く。
【0012】さらに機器照合情報値と内部で設定された
機器照合基準値の比較結果が不一致である判定は複数フ
レーム連続不一致としているため、例えば、送信装置に
衝撃があった場合に周波数ずれを起こし、電波が瞬断す
る電波瞬断のような場合は、マイコン出力が停止しない
受信装置とすることができる。
機器照合基準値の比較結果が不一致である判定は複数フ
レーム連続不一致としているため、例えば、送信装置に
衝撃があった場合に周波数ずれを起こし、電波が瞬断す
る電波瞬断のような場合は、マイコン出力が停止しない
受信装置とすることができる。
【0013】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1は本発明の実施例における受信
装置の構成を示すブロック図である。
しながら説明する。図1は本発明の実施例における受信
装置の構成を示すブロック図である。
【0014】図1において、11はアンテナ、12は受
信部、13は機器照合基準設定部、14はマイコン、1
5は出力インターフェイス部、16は比較部であるデジ
タルコンパレート部、17は判定するタイマー部であ
る。
信部、13は機器照合基準設定部、14はマイコン、1
5は出力インターフェイス部、16は比較部であるデジ
タルコンパレート部、17は判定するタイマー部であ
る。
【0015】以上のように構成された受信装置について
図2を用いて通常動作を説明する。まず、送信装置から
送信される図2(a)に示すような送信装置データを、
本受信装置のアンテナ11を介して、受信部12が受
け、受信部12の出力としてマイコン14に送られる。
このデータの1フレームの中に機器照合情報部が含まれ
ているので、マイコン14はこの機器照合情報部を選出
し、外部のデジタルコンパレート部16へ出力する。
図2を用いて通常動作を説明する。まず、送信装置から
送信される図2(a)に示すような送信装置データを、
本受信装置のアンテナ11を介して、受信部12が受
け、受信部12の出力としてマイコン14に送られる。
このデータの1フレームの中に機器照合情報部が含まれ
ているので、マイコン14はこの機器照合情報部を選出
し、外部のデジタルコンパレート部16へ出力する。
【0016】次に、デジタルコンパレート部16では、
マイコン14から受け取った機器照合情報値を受信装置
内部で設定している機器照合基準値と比較し、一致
(「H」レベル)または不一致(「L」レベル)の信号
をタイマー部17に出力する。
マイコン14から受け取った機器照合情報値を受信装置
内部で設定している機器照合基準値と比較し、一致
(「H」レベル)または不一致(「L」レベル)の信号
をタイマー部17に出力する。
【0017】次に、タイマー部17は、ある一定期間内
にこの一致信号(「H」レベル)を受け取っていないこ
とを検出するためのもので、一致信号によりタイマー部
17のタイマーはクリアされ、一致信号を受け取らない
とオーバーフローし、このオーバーフローがマイコン1
4の出力制御を停止することになる。
にこの一致信号(「H」レベル)を受け取っていないこ
とを検出するためのもので、一致信号によりタイマー部
17のタイマーはクリアされ、一致信号を受け取らない
とオーバーフローし、このオーバーフローがマイコン1
4の出力制御を停止することになる。
【0018】しかしながら、通常動作を図2を用いて説
明したが、図3は電波瞬断が発生した動作状態を示し、
図4は電波障害がある程度継続した動作状態を示してい
る。
明したが、図3は電波瞬断が発生した動作状態を示し、
図4は電波障害がある程度継続した動作状態を示してい
る。
【0019】この図3、図4の中で、電波障害にて受信
部12の出力が異常状態となり、マイコン機器照合情報
出力がでない図となっているが、マイコン14の誤動作
による場合でも受信部12の出力が正常状態になるだけ
で、マイコン機器照合情報出力、デジタルコンパレート
部16の出力、タイマー部17の出力、出力制御の動作
状態はそれぞれ図3、図4と同じである。
部12の出力が異常状態となり、マイコン機器照合情報
出力がでない図となっているが、マイコン14の誤動作
による場合でも受信部12の出力が正常状態になるだけ
で、マイコン機器照合情報出力、デジタルコンパレート
部16の出力、タイマー部17の出力、出力制御の動作
状態はそれぞれ図3、図4と同じである。
【0020】この図2、図3、図4から明らかなよう
に、本実施例による受信装置は、少々の電波瞬断では動
作に支障を起こさず、重度な電波障害やマイコン14の
誤動作発生時には制御を停止するという優れた効果が得
られる。
に、本実施例による受信装置は、少々の電波瞬断では動
作に支障を起こさず、重度な電波障害やマイコン14の
誤動作発生時には制御を停止するという優れた効果が得
られる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明は、複数の通信相手
の中から特定の相手を確定する機器照合情報を少なくと
も1フレームに1回以上含むデータを受信するデータ受
信部と、このデータ受信部で受信されたデータを解読す
るマイコンと、機器照合部で設定された機器照合基準値
とマイコンで解読された最新の機器照合情報データとを
比較する比較部と、この比較部の比較結果が複数フレー
ム連続して不一致であるときに受信異常と判定する判定
部と、この判定部の判定結果に基づきマイコンによる制
御を停止させる制御停止部とを設けることにより、電波
障害発生時やマイコン誤動作発生時等の異常状態が起き
た時にマイコン制御出力を停止させるフェイル機能を作
動させ、かつ電波瞬断のような短時間電波障害では、マ
イコン制御出力を停止させないタフネス性をも有する優
れた受信装置を提供することができる。
の中から特定の相手を確定する機器照合情報を少なくと
も1フレームに1回以上含むデータを受信するデータ受
信部と、このデータ受信部で受信されたデータを解読す
るマイコンと、機器照合部で設定された機器照合基準値
とマイコンで解読された最新の機器照合情報データとを
比較する比較部と、この比較部の比較結果が複数フレー
ム連続して不一致であるときに受信異常と判定する判定
部と、この判定部の判定結果に基づきマイコンによる制
御を停止させる制御停止部とを設けることにより、電波
障害発生時やマイコン誤動作発生時等の異常状態が起き
た時にマイコン制御出力を停止させるフェイル機能を作
動させ、かつ電波瞬断のような短時間電波障害では、マ
イコン制御出力を停止させないタフネス性をも有する優
れた受信装置を提供することができる。
【図1】本発明の一実施例における受信装置のブロック
図
図
【図2】同正常動作状態を説明する波形図
【図3】同電波瞬断状態を説明する波形図
【図4】同電波障害状態を説明する波形図
【図5】従来の受信装置のブロック図
12 受信部 13 機器照合基準設定部 14 マイコン 16 デジタルコンパレート部 17 タイマー部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 友之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の通信相手の中から特定の相手を確
定する機器照合情報を少なくとも1フレームに1回以上
含むデータを受信するデータ受信部と、前記データ受信
部で受信されたデータを解読するマイクロコンピュータ
と、機器照合基準設定部で設定された機器照合基準値と
前記マイクロコンピュータで解読された最新の機器照合
情報データとを比較する比較部と、前記比較部の比較結
果が複数フレーム連続して不一致であるときに受信異常
と判定する判定部と、前記判定部の判定結果に基づき前
記マイクロコンピュータによる制御を停止させる制御停
止部とを備えた受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33635293A JPH07203562A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33635293A JPH07203562A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07203562A true JPH07203562A (ja) | 1995-08-04 |
Family
ID=18298244
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33635293A Pending JPH07203562A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07203562A (ja) |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP33635293A patent/JPH07203562A/ja active Pending
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