JP3676508B2 - データ受信装置 - Google Patents

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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、データ伝送受信システムに用いられ、特に既存設備とのプロトコル互換性を保ちながら誤り検出の確実性を向上させることができるデータ受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
データ伝送受信システムにおいて、受信側における復調データの見逃し誤り率を低減しようとするとプロトコルを変更して、誤りチェックビットを増加し冗長性を上げる必要がある。しかしこの方法であると、従来からの既存設備との互換性が失われる。また冗長度の増加に伴い信号の応答が遅れることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように誤りチェック能力を高めるために、誤りチェックビットを増加し冗長性を上げると、従来からの既存設備との互換性が失われる。また冗長度の増加に伴い信号の応答がおくれることになるなどの問題が生じる。
そこでこの発明は、冗長度を増加させることな最終的な出力データの誤り率を低減させることができるデータ受信装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明は、デジタルデータを受信し復調する復調手段と、前記復調手段から得られた復調データの誤り検出を行う誤り検出手段と、前記誤り検出手段から得られた所定ビット数のデータフレームのうち少なくとも前記2つのデータフレームの論理演算を行う回路であって、この論理得算では、異なるフレームの同じ桁のビットの論理積演算を行う論理積回路と、この論理演算の結果を最終出力のフレームデータとして出力する手段とを備える。
又この発明は、デジタルデータを受信し復調する復調手段と、前記復調手段から得られた復調データの誤り検出を行う誤り検出手段と、前記誤り検出手段から得られた所定ビット数のデータフレームのうち少なくとも前記2つのデータフレームの論理演算を行う回路であって、この論理得算では、異なるフレームの同じ桁のビットの論理和演算を行う論理和回路と、この論理演算の結果を最終出力のフレームデータとして出力する手段と、を備える。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1(A)はこの発明に係わるデータ送受信システムにおけるデータ伝送フォーマットと、受信出力の例を示している。伝送データとしてのシリアルデータの1フレームは、データと誤り検出コード(BCC)とで構成される。受信側では、BCCを用いた誤り検出処理が行われ、シリアルデータ(#1、#2、#3…)が取り出される。
【0006】
図1(Bは、伝送データを受信し復調し、誤り検出を行う受信装置を示している。アンテナ11から導入された高周波(RF)信号は、受信及びRF増幅器12で増幅され、復調部13に入力されて復調される。この復調データが図1(A)に示すシリアルデータであり伝送データと誤り検出コード(BCC)を有する。
【0007】
このシリアルデータは、1フレーム単位で誤り検出部14においてエラー検出処理が施される。誤り検出されたフレーム単位のデータは、バッファ部15に入力されるとともに、論理演算部16の一方に供給される。論理演算部16の他方にはバッファ部15の出力が供給されている。
【0008】
これにより、論理演算部16では、1フレーム前のデータフレームと後のデータフレームが入力され、互いに対応するビットの例えば論理和演算が実行されることになる。そしてこの結果が、最終出力のフレームデータとして用いられる。モード切換え部17は、必要に応じて(例えばビット誤り率に応じて)論理演算部16で論理演算するフレーム数を変更できる。例えば、前後の2フレームを用いた論理演算、前後の3フレームを用いた論理演算、前後の4フレームを用いた論理演算等である。
【0009】
具体的に図2を参照して動作例を説明する。
図2(A)は、データ#1、#2、#3、…を誤りチェックして誤り検出を行った結果である。簡単のための4ビットのデータ(D0、D1、D2、D3)を1フレームとして説明する。図2(A)のデータ番号の順に受信されたものとする。従来の装置であると、このデータをそのまま出力している。図2(B)はその様子を示している。
【0010】
しかし、このデータには次のようなデータが含まれる。
(1) 送信側から伝送されたデータが誤りなく受信されたもの。
(2) 外乱によりデータの誤りが発生したが、誤りチェックにより誤りが検出され、誤り訂正されたもの。
(3) 外乱によりデータの誤りが発生した、誤りチェックを見逃し、あたかも正しいデータとして受信処理してしまったもの。
【0011】
このようなデータのうち、好ましくないデータは、(3) のデータであり、受信側では伝送側より伝送されたものであるか否かの判別もできない。
図2(B)のデータのうち、(3) のデータの確率は低いものの、このようなデータが生じるとそのまま誤り出力となる。
【0012】
これに対して、本発明のシステムは、論理演算部16において論理演算処理を施して最終出力データを確保している。このデータは、図2(C)に示される。この受信装置では、生成多項式によるチェックした結果を再度、1前の結果と論理積をとり出力している。各ビットの計算式を示すと以下のようになる。
D0 =D0 k-1 [積符号] D0 k
D1 =D1 k-1 [積符号] D1 k
D2 =D2 k-1 [積符号] D2 k
D3 =D3 k-1 [積符号] D3 k
k はデータ番号である。
【0013】
従来の誤り検査方式(例えばCRCチェック方式)自体、見逃し誤り率Pは1に比べて十分小さい値(例えばP=10-10 程度の数値)であるが、P=KPeとして表すことができる。(K;生成多項式の見逃し誤り率、Pe;ビット誤り率)。
【0014】
今、本発明による装置に見逃し誤り率をP´とすると、P´は、このシステムの条件においては、「連続して誤りチェックを見逃し、しかも見逃したデータが同一位置のデータでなければならない」ので
P´=(KPe)r <Pr
( r は、論理積を取る連続したフレーム数、図2(C)の例ではr =2)
と表される。
【0015】
つまりP=10-10 のときP´<10-20 、(r =2の場合)となり、見逃し誤り率は飛躍的に向上する。
また、この方式は、図2(C)でもわかるように誤りを見逃さない場合、データがハイレベル(=1)のとき時素を持ち、データがローレベル(=0)のときの時素は同一ビットが誤りを見逃さない限り、従来と同じという特徴をもっている。負論理の場合、論理演算部の論理積回路を論理和回路にすると、ハイレベルのときの時素には従来方式と同じで、ローレベルのときに時素を持たせることができる。
【0016】
このようなシステムは、遠隔制御用信号で起動時は条件を厳しく、止めるときはできるだけ速やかに行いたいような場合に、この遠隔制御信号を伝送する場合に適している。
【0017】
ここでrは予め設定された値、または受信側での誤り率増加の程度により制御されるようにしてもよい。たとえば
ビットエラー率が1秒間に1回のときはr=1、ビットエラー率が1秒間に2〜10回のときはr=2、ビットエラー率が1秒間に11回以上のときはr=3というふうに自動的に切り替わる方式であってもよい。
【0018】
この装置は、誤りチェックを行った後の演算処理により誤り検出能力を向上させているのでプロトコルを選ばないという特徴を有する。類似の方法として連送照合方式があるが同じデータが連続して受信されたとき始めて出力する方式なので、冗長性を増す(rを大きくする)にしたがって、誤りを見逃さない場合でもハイレベル時もローレベル時もrに比例して時素をもつので応答性が本発明に比べて悪い。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したようにこの発明によれば、冗長度を増加させることな最終的な出力データの誤り率を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態を説明するために示した伝送データ及び受信データと受信装置を示す図。
【図2】この発明の装置の動作例を説明するための示したタイミングチャート。
【符号の説明】
12…受信及びRF増幅器
13…復調部
14…誤り検出部
15…バッファ部
16…論理演算部
17…モード切換え部。

Claims (3)

  1. デジタルデータを受信し復調する復調手段と、
    前記復調手段から得られた復調データの誤り検出を行う誤り検出手段と、
    前記誤り検出手段から得られた所定ビット数のデータフレームのうち少なくとも前記2つのデータフレームの論理演算を行う回路であって、この論理得算では、異なるフレームの同じ桁のビットの論理積演算を行う論理積回路と、
    この論理演算の結果を最終出力のフレームデータとして出力する手段と、
    を具備したことを特徴とするデータ受信装置。
  2. デジタルデータを受信し復調する復調手段と、
    前記復調手段から得られた復調データの誤り検出を行う誤り検出手段と、
    前記誤り検出手段から得られた所定ビット数のデータフレームのうち少なくとも前記2つのデータフレームの論理演算を行う回路であって、この論理得算では、異なるフレームの同じ桁のビットの論理和演算を行う論理和回路と、
    この論理演算の結果を最終出力のフレームデータとして出力する手段と、
    を具備したことを特徴とするデータ受信装置。
  3. 前記論理演算で用いるデータフレーム数は、前記誤り検出手段で得られるビット誤り率に応じて可変できることを特徴とする請求項1又は2記載のデータ受信装置。
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