JP2727686B2 - 電動機の温度保護装置固定構造 - Google Patents

電動機の温度保護装置固定構造

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JP2727686B2 JP1243724A JP24372489A JP2727686B2 JP 2727686 B2 JP2727686 B2 JP 2727686B2 JP 1243724 A JP1243724 A JP 1243724A JP 24372489 A JP24372489 A JP 24372489A JP 2727686 B2 JP2727686 B2 JP 2727686B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電動機の温度保護装置の固定構造に関する
ものである。
従来の技術 電動機の温度保護装置は、最も過熱することが多い巻
線部に固定される。
この主巻線と補助巻線を並列接続する電動機にあって
は、内径側へ多数の歯部が突出して形成された固定子鉄
心に巻線を施すものがあった。しかしこの種の電動機
は、固定子の歯部相互間に形成されるスロットが多くこ
れらのスロットに主巻線および補助巻線を施すことが容
易でないために、特開昭63−299750号に開示されるよう
な、鉄心に複数の巻線を施し、この巻線相互を接続する
電動機において、鉄心の内径側を連結して一体にすると
共に外径側に放射状の磁路を形成し、この磁路に巻線を
施したボビンを装着し、このボビンの側面に突出する端
子を形成して前記巻線の脚部を接続し、この端子を接続
するプリント基板を備えた固定子構造の電動機が現出し
ている。
このような従来の固定子構造の電動機の温度保護装置
の固定方法について第2図,第3図により説明する。
図において温度保護装置1を縛り糸2又は接着剤3を
用いて巻線4の表面上に固定するもので、コイルボビン
5に巻装される巻線4のボリュウムの増減に対し柔軟に
対応できるようにしている。また、第3図のようにプリ
ント基板6に温度保護装置1を固定し、巻線4の表面と
の間で挟持している。
発明が解決しようとする課題 しかしこれらの方法では、温度保護装置を保持するた
めに縛り糸を使うと製造の工数が増大する。また、プリ
ント基板と巻線の外周との間にはさみ込む方法えは巻線
のコイルボリュウムの増減に対応できない。そのために
接着剤を用いることも考えられるが、硬化時間や巻線の
温度上昇時の高温下での固着力低下、接着剤が巻線,玉
軸受を腐食してしまうと言う問題と、更には温度保護装
置の動作を正しく行わせるために、温度保護装置の接着
箇所が制限されると言う問題があった。
本発明は上記問題点に鑑み、縛り糸や接着剤を用い
ず、コイルボリュウムの増減にも容易に対応できる温度
保護装置の固定構造を提供するものである。
課題を解決するための手段 本発明は、固定子の軸方向端面に対向して配設される
プリント基板と、このプリント基板に固定された弾性を
有する樹脂と、この樹脂により保持された温度保護装置
とを有し、この温度保護装置を固定子巻線の表面に当接
させるとともに固定子のコイルボビンに設けた端子をプ
リント基板に固定して温度保護装置を挟持するものであ
る。
作用 弾性を有する樹脂は温度保護装置を適当な力で巻線に
付勢する。又巻線の量が多くプリント基板との距離が小
さいような場合にもこの弾性を有する樹脂により適当な
力で巻線に当接挟持されるので温度保護装置にダメージ
を与えることなく、巻線表面の温度を正確に感知する。
実施例 以下本発明の一実施例を、図面を参照しながら説明す
る。
第1図は本発明の一実施例における電動機の固定子の
半断面図である。
第1図で、温度保護装置1はプリント基板6に固定さ
れた、弾性を有する樹脂7に固定し保持されるとともに
固定子のコイルボビン5に施した巻線4の表面が当接す
るように、コイルボビン5に設けた端子5aをプリント基
板に固定している。
プリント基板6にはコイルボビン5の端子5aが挿入さ
れる穴が設けられ、プリント基板6と巻線4の表面との
間の距離が任意に設定できるようにして、巻線4のコイ
ルボリュウムの増減によるプリント基板6と巻線4の表
面との距離の増減を、端子5aの挿入長さの大小により調
整するようにしている。これにより、温度保護装置1は
常に適度な押圧力をもって巻線4の表面に付勢され、ま
た、温度保護装置1に機械的なダメージを与えることな
く的確に保持し、かつ、巻線4の正確な温度を検知する
ことができる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、温度保護装置をプリン
ト基板に固定された弾性を有する樹脂で保持し、この温
度保護装置を固定子巻線の表面に当接させ挟持してなる
ようにプリント基板を固定子のボビン端子に固定するこ
とにより、糸しばり作業や接着剤を必要とせず巻線のコ
イルボリュウムの増減に関係なく的確に固定でき、か
つ、温度保護装置とコイルとの密着性を高め温度を正確
に感知できるなどすぐれた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における電動機の固定子の半
断面図、第2図,第3図は従来の電動機におけるボビン
の外観図で、第2図は突起の有る場合の図、第3図は突
起のない場合の図である。 1……温度保護装置、4……巻線、5……ボビン、5a…
…ボビンの端子、6……プリント基板、7……弾性を有
する樹脂。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定子の軸方向端面に対向して配設される
    プリント基板と、このプリント基板に固定された弾性を
    有する樹脂と、この樹脂により保持された温度保護装置
    とを有し、この温度保護装置を固定子巻線の表面に当接
    させるとともに固定子のコイルボビンに設けた端子をプ
    リント基板に固定して前記温度保護装置を挟持した電動
    機の温度保護装置の固定構造。
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