JP2727599B2 - スピーカシステム - Google Patents

スピーカシステム

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JP2727599B2
JP2727599B2 JP63272204A JP27220488A JP2727599B2 JP 2727599 B2 JP2727599 B2 JP 2727599B2 JP 63272204 A JP63272204 A JP 63272204A JP 27220488 A JP27220488 A JP 27220488A JP 2727599 B2 JP2727599 B2 JP 2727599B2
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speaker
loudspeakers
microphone
speakers
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泰祐 佐々田
仁 布田
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NEC Corp
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はスピーカシステムに関し、特に電話回線等の
通信回線を用いて行なう音声会議システムで使用される
スピーカシステムに関する。
〔従来の技術〕
電話回線等の通信回線を用いて相隔った場所の二地点
又は複数地点を結んで会議を行う音声会議システムに使
用されるスピーカシステムでは、会議に参加した人の発
言内容をマイクロホンで収音し、対向する地点に置れた
スピーカから発言内容を拡声させて会議を行う。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来のスピーカシステムでは、スピーカから
出力された音声信号がマイクロホンに入力され、相手側
に伝送され、さらに、相手方スピーカに出力されること
になる。即ち、従来のスピーカシステムはこの用な状態
が繰り返されることによって鳴音(ハウリング)状態に
致らせ、音声会議を成り立たなくさせ、鳴音に致らない
状態でも自分の発した音声が戻るいわゆるエコーが感知
される場合があり、自然な音声会議を成り立たせなくさ
せる欠点がある。
従来のスピーカシステムのこれらの問題は、スピーカ
とマイクロホンとの位置関係に大きく、影響を受ける。
つまり、スピーカとマイクロホンとの位置関係により決
まる音響的結合量によって鳴音に致るか否かが決まって
しまう。この音響的結合量は、一般的に、スピーカとマ
イクロホンとの距離の2乗に反比例する。従って、従来
のスピーカシステムは鳴音を防止するには音響的結合量
をできる限り小さくすることが望ましく、そのためには
スピーカとマイクロホンとの距離を離さねければならな
いので、そのような条件のマイクロホンとスピーカとの
接地場所を確保しなければならないという欠点がある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のスピーカシステムは、底面がほぼ正方形の四
角錐形状のスピーカボックスの頂点に収容され第1の通
信回線へ送信するための音声を集音する1つのマイクロ
ホンと、第2の通信回線から受信される信号と同位相で
拡声する一つあるいは複数の第一群のスピーカと、この
第一群のスピーカと同数で前記受信される信号と逆位相
で拡声するように前記第一のスピーカへの入力線と極性
が逆極性で前記受信された信号が入力される第二群のス
ピーカとを有し、前記第一群のスピーカと前記第二群の
スピーカとを前記マイクロホンを中心としたほぼ同心円
上で且つ前記スピーカボックスの互いに相対向する斜面
に配置している。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図,第2図はそれぞれ本発明の一実施例を示す斜
視図,上面図、第3図は本実施例の適用の一例を示すブ
ロック図である。
第1図,第2図において、本実施例は、ピラミッド形
のスピーカボックス4内に話者の音声を収集するマイク
ロホン1と、受信音声を正相で拡声するスピーカ2と、
受信音声を逆相で拡声するスピーカ3とを有して構成
し、実際にはスピーカ3は、スピーカ2と同じものであ
り、接続するスピーカ3のケーブルの極性をスピーカ2
と反対にすることで容易に実現できる。又、スピーカ2,
及び3はマイクロホン1を中心にほぼ同心円上に配置さ
れている。
第3図は本実施例が音声会議装置に適用された一例を
示す。
第3図において、本適用例は、本実施例のスピーカシ
ステムと、送受信回路7と、増幅回路5,6とを有し、こ
の送受信回路7は、例えば、昭和61年度電子通信学会全
国大会における論文番号2570の論文で発表された音声会
議装置がある。
次に、本適用例の動作について説明する。
対向相手が発した音声は電話回線8から受信回路7を
通り、増幅回路6で増幅されてスピーカ2及び3で拡声
される。前述のようにスピーカ2は正相で拡声されスピ
ーカ3はスピーカ2の逆相で拡声する。スピーカ2,3で
拡声された音声は、空間を音波11,10として伝わり、ス
ピーカ2,3から等距離に設置されているマイクロホン1
へ入力されるが、音波10と音波11は相殺する位相特性を
持つため、スピーカ2,3からマイクロホン1へ回り込む
信号(直接音波)はほぼ零となる。
実際には、スピーカ2,3から出力される信号は会議室
の壁などで乱反射して入力されるため、零とはならない
が、乱反射して入力される信号は直接音波に比べて微小
なため、零に近いものとなる。すなわち、本実施例のス
ピーカシステムは送受信回路7から見て、スピーカ2,3
とマイクロホン1との音響的結合量を減少させることに
なる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、底面がほぼ正方形の四
角錐形状のスピーカボックスの頂点に収容され第一の通
信回線へ送信するための音声を集音する1つのマイクロ
ホンと、第2の回線から受信される信号と同位相で拡声
する一つあるいは複数の第一群のスピーカと、この第一
群のスピーカと同数で受信される信号と逆位相で拡声す
るように第一のスピーカへの入力線と極性が逆極性で受
信された信号が入力される第二群のスピーカとを有し、
第一群のスピーカと第2群のスピーカとをマイクロホン
を中心としたほぼ同心円上で且つスピーカボックスの互
いに相対向する斜面に配置することにより、スピーカか
らマイクロホンへの回り込み信号を減少させることがで
きるので、マイクロホンとスピーカとを離すことなく、
コンパクトにマイクロホンとスピーカとを設置できて、
通信回線を用いて相隔った場所の二地点又は複数地点間
を結んだ自然な音声会議を行うことができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図は、それぞれ本発明の一実施例を示す斜
視図,上面図、第3図は本実施例の適用の一例を示すブ
ロック図である。 1……マイクロホン、2……スピーカ、3……スピー
カ、4……スピーカボックス、5,6……増幅回路、7…
…送受信回路、8……電話回線、10……音波、11……音
波。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底面がほぼ正方形の四角錐形状のスピーカ
    ボックスの頂点に収容され第1の通信回線へ送信するた
    めの音声を集音する1つのマイクロホンと、第2の通信
    回線から受信される信号と同位相で拡声する一つあるい
    は複数の第一群のスピーカと、この第一群のスピーカと
    同数で前記受信される信号と逆位相で拡声するように前
    記第一のスピーカへの入力線と極性が逆極性で前記受信
    された信号が入力される第二群のスピーカとを有し、前
    記第一群のスピーカと前記第二群のスピーカとを前記マ
    イクロホンを中心としたほぼ同心円上で且つ前記スピー
    カボックスの互いに相対向する斜面に配置し、前記第一
    群のスピーカから拡声する正相の信号と、前記第二群の
    スピーカから拡声する逆相の信号とで拡声音声が前記マ
    イクロホンへ回り込む信号を相殺させることを特徴とす
    るスピーカシステム。
JP63272204A 1988-10-27 1988-10-27 スピーカシステム Expired - Lifetime JP2727599B2 (ja)

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