JP2727332B2 - 半導体バイアス回路 - Google Patents
半導体バイアス回路Info
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- JP2727332B2 JP2727332B2 JP26825788A JP26825788A JP2727332B2 JP 2727332 B2 JP2727332 B2 JP 2727332B2 JP 26825788 A JP26825788 A JP 26825788A JP 26825788 A JP26825788 A JP 26825788A JP 2727332 B2 JP2727332 B2 JP 2727332B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はCMOS ICによって構成される半導体バイア
ス回路に関するものである。
ス回路に関するものである。
[従来の技術] 第3図は従来の回路を示す接続図で、図においてQ1,Q
2はそれぞれNチャネルのエンハンスメントFET、Q3,Q4,
Q5はそれぞれPチャネルのエンハンスメントFETであ
る。またR1は抵抗、RLは負荷抵抗である。Q1のドレイン
からQ1,Q2のゲートを制御する回路を仮に第1の制御回
路といい、Q4のドレインからQ4,Q3,Q5のゲートを制御す
る回路を仮に第2の制御回路という。Q3,Q4,Q5のソース
は直流電圧VDDに接続され、Q1のソースはVDDよりも低い
直流電圧VSSに接続され、Q2のソースはR1を経てVSSに接
続される。
2はそれぞれNチャネルのエンハンスメントFET、Q3,Q4,
Q5はそれぞれPチャネルのエンハンスメントFETであ
る。またR1は抵抗、RLは負荷抵抗である。Q1のドレイン
からQ1,Q2のゲートを制御する回路を仮に第1の制御回
路といい、Q4のドレインからQ4,Q3,Q5のゲートを制御す
る回路を仮に第2の制御回路という。Q3,Q4,Q5のソース
は直流電圧VDDに接続され、Q1のソースはVDDよりも低い
直流電圧VSSに接続され、Q2のソースはR1を経てVSSに接
続される。
Q1とQ3は同一電流が流れ、Q2とQ4は同一電流が流れ、
Q1,Q2のゲート、Q3,Q4,Q5のゲートは同一電位にあるの
で、Q1とQ2、Q3とQ4のスレショルド電圧がそれぞれ同一
であれば、負荷抵抗RLに流れる出力電流IOUTは、Q1とQ
2、Q3とQ4,Q5のサイズ比及びR1の抵抗値だけによって定
められる一定の電流値となる。
Q1,Q2のゲート、Q3,Q4,Q5のゲートは同一電位にあるの
で、Q1とQ2、Q3とQ4のスレショルド電圧がそれぞれ同一
であれば、負荷抵抗RLに流れる出力電流IOUTは、Q1とQ
2、Q3とQ4,Q5のサイズ比及びR1の抵抗値だけによって定
められる一定の電流値となる。
然し、VDD−VSSの値が変化した場合、Q1とQ4のドレイ
ンソース間電圧VDSはほぼ一定に保たれるため、Q2とQ3
のドレインソース間電圧VDSがVDD−VSSの変化と同量だ
け変化し、その結果Q2のスレショルドはQ1のスレショル
ドと同一でなくなり、Q3のスレショルドはQ4のスレショ
ルドと同一でなくなり、そのため出力電流IOUTが変化す
る。
ンソース間電圧VDSはほぼ一定に保たれるため、Q2とQ3
のドレインソース間電圧VDSがVDD−VSSの変化と同量だ
け変化し、その結果Q2のスレショルドはQ1のスレショル
ドと同一でなくなり、Q3のスレショルドはQ4のスレショ
ルドと同一でなくなり、そのため出力電流IOUTが変化す
る。
[発明が解決しようとする課題] 以上のように、従来の回路ではVDD−VSSの値の変動に
よってIOUTの値が変動するという問題があった。
よってIOUTの値が変動するという問題があった。
この発明は従来の回路の上述の問題点を解決し、IOUT
の変動の小さな半導体バイアス回路を得ることを目的と
する。
の変動の小さな半導体バイアス回路を得ることを目的と
する。
[課題を解決するための手段] この発明ではVDDとVSSとの間に共通電位点VCを設け、
VCとVSSとを定電流回路で接続し、VDDとVCとの間にPチ
ャネルのエンハンスメントFET(Q6)を接続し、そのゲ
ートをQ3のドレインから制御した。
VCとVSSとを定電流回路で接続し、VDDとVCとの間にPチ
ャネルのエンハンスメントFET(Q6)を接続し、そのゲ
ートをQ3のドレインから制御した。
[作用] Q3のVDSが変化すると、この変化がそのままQ6のゲー
トに伝えられてQ6の電流を変化させ、Q6と同一定電流回
路から電流が供給されている回路の電流を変化させ、Q3
のVDSを一定に保つように制御する。
トに伝えられてQ6の電流を変化させ、Q6と同一定電流回
路から電流が供給されている回路の電流を変化させ、Q3
のVDSを一定に保つように制御する。
[実施例] 以下、この発明の実施例を図面を用いて説明する。第
1図はこの発明の一実施例を示す接続図で、第1図にお
いて第3図と同一符号は同一または相当部分を示し、Q6
はPチャネルのエンハンスメントFET、ICは定電流回路
でありVCを仮に共通電位点という。
1図はこの発明の一実施例を示す接続図で、第1図にお
いて第3図と同一符号は同一または相当部分を示し、Q6
はPチャネルのエンハンスメントFET、ICは定電流回路
でありVCを仮に共通電位点という。
第1図に示す回路で、VDD−VSSが増加したためQ3のVD
Sが増加したとすると、Q1のドレインはQ6のゲートに接
続されているのでQ6に流れる電流が増大し、VDD−VC間
の電圧を下げ、Q3のVDSを元の電圧に戻すような自動制
御が行われる。
Sが増加したとすると、Q1のドレインはQ6のゲートに接
続されているのでQ6に流れる電流が増大し、VDD−VC間
の電圧を下げ、Q3のVDSを元の電圧に戻すような自動制
御が行われる。
第2図は第1図の定電流回路ICの構成例を示す接続図
で、第2図において第1図と同一符号は同一または相当
部分を示し、Q7,Q8はそれぞれNチャネルのエンハンス
メントFETである。Q7とQ8とによりカレントミラーを構
成しICをIOUTで制御する。
で、第2図において第1図と同一符号は同一または相当
部分を示し、Q7,Q8はそれぞれNチャネルのエンハンス
メントFETである。Q7とQ8とによりカレントミラーを構
成しICをIOUTで制御する。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、VDD−VSSの電圧値の
変化にかかわらずIOUTを一定に保つことが出来るので、
比較的広い範囲の電圧で使用される。あらゆるCMOS IC
の内部において電源電圧の変更や、使用中の電源の電圧
変動によらず常に一定の定電流源を得ることが出来る。
変化にかかわらずIOUTを一定に保つことが出来るので、
比較的広い範囲の電圧で使用される。あらゆるCMOS IC
の内部において電源電圧の変更や、使用中の電源の電圧
変動によらず常に一定の定電流源を得ることが出来る。
第1図はこの発明の一実施例を示す接続図、第2図は定
電流源の構成を示す接続図、第3図は従来の回路を示す
接続図。 Q1,Q2,Q7,Q8……それぞれPチャネルのエンハンスメンF
ET、Q3,Q4,Q5,Q6……それぞれNチャネルのエンハンス
メントFET、VDD,VSS……電源電圧、VC……共通電位点、
IC……定電流回路。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
電流源の構成を示す接続図、第3図は従来の回路を示す
接続図。 Q1,Q2,Q7,Q8……それぞれPチャネルのエンハンスメンF
ET、Q3,Q4,Q5,Q6……それぞれNチャネルのエンハンス
メントFET、VDD,VSS……電源電圧、VC……共通電位点、
IC……定電流回路。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】そのソースが直流電圧VDDに接続されるP
チャネルのエンハンスメントFET(Q3)、 そのドレインがQ3のドレインに接続され、そのソースが
共通電位点に接続されるNチャネルのエンハンスメント
FET(Q1)、 そのソースがVDDに接続されるPチャネルのエンハンス
メントFET(Q4)、 そのドレインがQ4のドレインに接続され、そのソースが
抵抗R1を経て上記共通電位点に接続されるNチャネルの
エンハンスメントFET(Q2)、 そのソースがVDDに接続され、そのドレインが負荷抵抗R
Lを経てVDDよりも低い直流電圧VSSに接続されるPチャ
ネルのエンハンスメントFET(Q5)、 そのソースがVDDに接続され、そのドレインが上記共通
電位点に接続されるPチャネルのエンハンスメントFET
(Q6)、 Q1のドレインをQ1,Q2,Q6のゲートにそれぞれ接続する第
1の制御回路、 Q4のドレインをQ4,Q3,Q5のゲートにそれぞれ接続する第
2の制御回路、 上記共通電位点とVSSとの間に設けられる定電流回路、 を備えた半導体バイアス回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26825788A JP2727332B2 (ja) | 1988-10-26 | 1988-10-26 | 半導体バイアス回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26825788A JP2727332B2 (ja) | 1988-10-26 | 1988-10-26 | 半導体バイアス回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02115911A JPH02115911A (ja) | 1990-04-27 |
JP2727332B2 true JP2727332B2 (ja) | 1998-03-11 |
Family
ID=17456065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26825788A Expired - Fee Related JP2727332B2 (ja) | 1988-10-26 | 1988-10-26 | 半導体バイアス回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2727332B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3289276B2 (ja) | 1999-05-27 | 2002-06-04 | 日本電気株式会社 | 半導体装置 |
-
1988
- 1988-10-26 JP JP26825788A patent/JP2727332B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02115911A (ja) | 1990-04-27 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |